JPH09168251A - ステップモータ用ステータ及び製造方法 - Google Patents
ステップモータ用ステータ及び製造方法Info
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- JPH09168251A JPH09168251A JP32475295A JP32475295A JPH09168251A JP H09168251 A JPH09168251 A JP H09168251A JP 32475295 A JP32475295 A JP 32475295A JP 32475295 A JP32475295 A JP 32475295A JP H09168251 A JPH09168251 A JP H09168251A
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- stator core
- stator
- winding
- pole
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
ークとが一体に形成されていたため、ステータ巻線を内
側から巻回しなければならず、巻線作業に手間がかか
り、占積率が低く(25%)となっていた。 【解決手段】 本発明によるステップモータ用ステータ
及び製造方法は、各歯極(2)を有する輪状のステータコ
ア歯部(1B)の各歯極(2)にステータ巻線(6)を有するボビ
ン(11)を挿入し、このステータコア歯部(1B)を輪状のス
テータコアヨーク部(1A)に嵌入させた構成である。
Description
ステータ及び製造方法に関し、特に、ステータコアヨー
ク部とステータコア歯部とに分割し、ステータ巻線を有
するボビンを各歯極に挿入することにより簡単にステー
タを得るための新規な改良に関する。
モータ用ステータとしては、一般に、図5に示される構
成が採用されていた。すなわち、図5において符号1で
示されるものは輪状をなし複数の歯極2を一体に有する
積層構成のステータコアであり、この各歯極2間に形成
された各スロット3内にはU型状の絶縁物4及びスロッ
トおさえ板5が設けられている。このスロット3内に
は、前記絶縁物4を介してステータ巻線6が各歯極2の
周りに巻回されている。
用ステータは、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、ステータコアの
各歯極に対して内側からステータ巻線の巻線作業を行う
ために、ステータ巻線のスロット内における巻線スペー
スに占める割合(占積率)が25〜30%が限度であっ
た。また、ステータ巻線の内側への移動を防ぐためにス
ロットおさえ板を用いたり、接着処理をしなければなら
ず、製造工程が多く、大量生産及びコストダウンへの大
きい障害となっていた。
めになされたもので、特に、ステータコアヨーク部とス
テータコア歯部とに分割し、ステータ巻線を有するボビ
ンを各歯極に挿入することにより簡単にステータを得る
ようにしたステップモータ用ステータ及び製造方法を提
供することを目的とする。
ータ用ステータの製造方法は、積層して構成され複数の
歯極を有する輪状のステータコア歯部の前記各歯極に、
ステータ巻線が巻回されたボビンを挿入し、前記ステー
タコア歯部)を輪状のステータコアヨーク部に嵌入させ
る方法である。
は、輪状をなすステータコアヨーク部と、前記ステータ
コアヨーク部に嵌入され積層構成で複数の歯極を有する
輪状のステータコア歯部と、前記各歯極に挿入されステ
ータ巻線を有するボビンと、前記ステータコア歯部の前
記各歯極間に形成され前記歯極の基部よりも薄い薄身部
とを備えた構成である。
テップモータ用ステータ及び製造方法の好適な実施の形
態について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同
等部分には同一符号を付して説明する。図1から図4に
おいて符号1Aで示されるものは輪状をなすステータコ
アヨーク部であり、このステータコアヨーク部1Aの内
部には、ステータ巻線6を有する輪状で一体に形成され
たステータ歯部1Bが嵌入して設けられている。このス
テータ歯部1Bは、複数の歯極2を有すると共に、各歯
極2間には歯極2の基部2aの厚さTよりも薄い薄身部
10が形成され、この薄身部10によって各歯極2間の
磁気抵抗を大とすると共に互いに一体状にかつ輪状に接
続されている。このステータコア歯部1B及びステータ
コアヨーク部1Aは、何れも平面図のみしか示されてい
ないが、周知のように、平面的には同じ形状をなし薄い
板状をなすものを積層して構成している。また、前記ス
テータ巻線6は、図3に示されるように、前記歯極2の
基部2aのテーパ部2b及びステータコアヨーク部1A
の内壁1Aaの形状に沿って形成されたボビン11に巻
回されており、このボビン11の中央に形成された孔1
2を前記歯極2の外側方向から内方へ向けて挿入により
結合させている。
1を製造する場合について述べる。まず、図4に示すス
テータコア歯部1Bを積層構成させると共に、このステ
ータコア歯部1Bの各歯極2にその外側方向からステー
タ巻線6を予め巻回したボビン11を挿入固定し、この
ステータ巻線6を有するステータコア歯部1Bをステー
タコアヨーク部1A内に圧入により嵌入することによっ
て、ステータコア歯部1Bの各歯極2の外端2cが前記
内壁1Aaに嵌合して図1に示されるステータコア1が
得られる。なお、前述の実施の形態におけるステータコ
ア歯部1Bの各歯極2及び基部2a並びに薄身部10の
形状は、一例を示したもので、若干変更した形状とした
場合も同様の作用を得ることができる。なお、本実施の
形態におけるステータコアヨーク部1A及びステータコ
ア歯部1Bは、無端状に形成された輪状であればよく、
丸輪に限らず四角輪、六角輪、8角輪等の何れかとする
ことができるもので、これらを総称して輪状としてい
る。
及び製造方法は、以上のように構成されているため、次
のような効果を得ることができる。すなわち、ステータ
コア自体がステータコアヨーク部とステータコア歯部と
に分割されているため、予め巻回したステータ巻線を有
するボビンを歯極に挿入することによりステータ巻線の
占有率を従来よりも大幅に向上(約50%程度)させる
ことができ、ステップモータの性能の大幅向上及び製造
コストの大幅な低減化を達成することができる。また、
薄身部により漏れ磁束は増加するが、ステータ巻線の効
率改善によってトルクを大きくすることができる。
一部断面付平面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 積層して構成され複数の歯極(2)を有す
る輪状のステータコア歯部(1B)の前記各歯極(2)に、ス
テータ巻線(6)が巻回されたボビン(11)を挿入し、前記
ステータコア歯部(1B)を輪状のステータコアヨーク部(1
A)に嵌入させることを特徴とするステップモータ用ステ
ータの製造方法。 - 【請求項2】 輪状をなすステータコアヨーク部(1A)
と、前記ステータコアヨーク部(1A)に嵌入され積層構成
で複数の歯極(2)を有する輪状のステータコア歯部(1B)
と、前記各歯極(2)に挿入されステータ巻線(6)を有する
ボビン(11)と、前記ステータコア歯部(1B)の前記各歯極
(2)間に形成され前記歯極(2)の基部(2a)よりも薄い薄身
部(10)とを備えたことを特徴とするステップモータ用ス
テータ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP32475295A JP3681129B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | ステップモータ用ステータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32475295A JP3681129B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | ステップモータ用ステータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09168251A true JPH09168251A (ja) | 1997-06-24 |
JP3681129B2 JP3681129B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=18169292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32475295A Expired - Fee Related JP3681129B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | ステップモータ用ステータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3681129B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1073181A1 (de) * | 1999-07-24 | 2001-01-31 | Abb Research Ltd. | Rotierende elektrische Maschine und Verfahren zu deren Herstellung |
JP2001339892A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Nidec Shibaura Corp | 電動機の固定子 |
KR20020049285A (ko) * | 2000-12-19 | 2002-06-26 | 이계안 | 하이브리드 전기 자동차용 모터의 고정자 제조방법 |
KR100393626B1 (en) * | 2001-12-06 | 2003-08-02 | Sewoo Ind Systems Co Ltd | Stator for coreless motor |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113078797A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-06 | 东南大学 | 一种轴向互补定子型磁齿轮电机结构 |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP32475295A patent/JP3681129B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1073181A1 (de) * | 1999-07-24 | 2001-01-31 | Abb Research Ltd. | Rotierende elektrische Maschine und Verfahren zu deren Herstellung |
JP2001339892A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Nidec Shibaura Corp | 電動機の固定子 |
KR20020049285A (ko) * | 2000-12-19 | 2002-06-26 | 이계안 | 하이브리드 전기 자동차용 모터의 고정자 제조방법 |
KR100393626B1 (en) * | 2001-12-06 | 2003-08-02 | Sewoo Ind Systems Co Ltd | Stator for coreless motor |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3681129B2 (ja) | 2005-08-10 |
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