JP2943963B2 - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents
コンデンサ誘導電動機Info
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- JP2943963B2 JP2943963B2 JP21992493A JP21992493A JP2943963B2 JP 2943963 B2 JP2943963 B2 JP 2943963B2 JP 21992493 A JP21992493 A JP 21992493A JP 21992493 A JP21992493 A JP 21992493A JP 2943963 B2 JP2943963 B2 JP 2943963B2
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に関し、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関するものである。
に関し、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、16スロット2極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内側に向かって放射状に突出した16個のI字型歯
部を形成し、所定の積厚に積層した状態で所定の積厚に
積層した状態でスロット内を絶縁紙等で絶縁処理を行
い、歯部先端の間を通して外側に寄せて3つのI字型歯
部を挟んで第1の外側巻線を、その上に重なるように5
つのI字型歯部を挟んで第2の外側巻線を、さらに7つ
のI字型歯部を挟んで第3の外側巻線を巻装し、さらに
90度円周方向にずらした位置のI字型歯部を中心に3
つのI字型歯部を挟んで第1の内側巻線を、その上に重
なるように5つのI字型歯部を挟んで第2の内側巻線
を、さらに7つのI字型歯部を挟んで第3の内側巻線を
巻装するようにして固定子を構成している。この場合、
スロットの間に第1、第2および第3の外側巻線を巻装
して巻線の形を整え、さらにその内側に第1、第2およ
び第3のの内側巻線を巻装して巻線の形を整え、バイン
ド糸により巻線の形を整えるので、整形したりバインド
したりする作業が多く、巻線工程の自動化の支障となっ
ている。また、固定子鉄心の外周に近いほど巻線のコイ
ル周長が長く且つ重ね巻きするために巻線の長さが増し
銅線の使用量が多くなるとともに、一次抵抗が増し電動
機の性能が低下すること、巻線の整形のためにコイルエ
ンドが大きくなり電動機の軸方向のサイズが大きくなる
等の問題が生じている。
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内側に向かって放射状に突出した16個のI字型歯
部を形成し、所定の積厚に積層した状態で所定の積厚に
積層した状態でスロット内を絶縁紙等で絶縁処理を行
い、歯部先端の間を通して外側に寄せて3つのI字型歯
部を挟んで第1の外側巻線を、その上に重なるように5
つのI字型歯部を挟んで第2の外側巻線を、さらに7つ
のI字型歯部を挟んで第3の外側巻線を巻装し、さらに
90度円周方向にずらした位置のI字型歯部を中心に3
つのI字型歯部を挟んで第1の内側巻線を、その上に重
なるように5つのI字型歯部を挟んで第2の内側巻線
を、さらに7つのI字型歯部を挟んで第3の内側巻線を
巻装するようにして固定子を構成している。この場合、
スロットの間に第1、第2および第3の外側巻線を巻装
して巻線の形を整え、さらにその内側に第1、第2およ
び第3のの内側巻線を巻装して巻線の形を整え、バイン
ド糸により巻線の形を整えるので、整形したりバインド
したりする作業が多く、巻線工程の自動化の支障となっ
ている。また、固定子鉄心の外周に近いほど巻線のコイ
ル周長が長く且つ重ね巻きするために巻線の長さが増し
銅線の使用量が多くなるとともに、一次抵抗が増し電動
機の性能が低下すること、巻線の整形のためにコイルエ
ンドが大きくなり電動機の軸方向のサイズが大きくなる
等の問題が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長を短く
して、固定子巻線の長さを短くし性能を向上させるとと
もに、バインド等の作業を必要としない軸方向の寸法を
縮小した16スロット2極のコンデンサ誘導電動機を提
供することを目的としている。
問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長を短く
して、固定子巻線の長さを短くし性能を向上させるとと
もに、バインド等の作業を必要としない軸方向の寸法を
縮小した16スロット2極のコンデンサ誘導電動機を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する歯部の形状を継鉄部から内側に
突出する結合歯部と、その先端に突出し内側巻線の極間
を仕切る短いI字型歯部と、該結合歯部から延伸し短い
I字型歯部を中心に左右対称に拡がる溝部を形成した逆
コ字型歯部およびコ字型歯部と、その外側左に継鉄部か
ら突出し継鉄部を一辺として逆S字型を形成する逆S字
型歯部を2列、右に継鉄部から突出し継鉄部を一辺とし
てS字型を形成するS字型歯部を2列、その外側に継鉄
部から突出し外側巻線の極間を仕切る長いI字型歯部と
を内周に沿って配置し、内側のスロット開口部を通して
外側の結合歯部に第1の外側巻線を、その上に6スロッ
ト間に第2の外側巻線を、さらに8スロット間に第3の
外側巻線を巻装し、内側の溝部に長いI字型歯部を中心
に4スロット間に第1の内側巻線を、その上に6スロッ
ト間に第2の内側巻線を、8スロット間に第3の内側巻
線を巻装するようにした。さらに、スロットを形成する
結合歯部の巾を他の歯部の巾の2倍以上の巾にするよう
にし、各歯部全体に一括して絶縁処理を施し、スロット
の開口部を通して、順次固定子巻線を巻装するようにし
た。
に、スロットを形成する歯部の形状を継鉄部から内側に
突出する結合歯部と、その先端に突出し内側巻線の極間
を仕切る短いI字型歯部と、該結合歯部から延伸し短い
I字型歯部を中心に左右対称に拡がる溝部を形成した逆
コ字型歯部およびコ字型歯部と、その外側左に継鉄部か
ら突出し継鉄部を一辺として逆S字型を形成する逆S字
型歯部を2列、右に継鉄部から突出し継鉄部を一辺とし
てS字型を形成するS字型歯部を2列、その外側に継鉄
部から突出し外側巻線の極間を仕切る長いI字型歯部と
を内周に沿って配置し、内側のスロット開口部を通して
外側の結合歯部に第1の外側巻線を、その上に6スロッ
ト間に第2の外側巻線を、さらに8スロット間に第3の
外側巻線を巻装し、内側の溝部に長いI字型歯部を中心
に4スロット間に第1の内側巻線を、その上に6スロッ
ト間に第2の内側巻線を、8スロット間に第3の内側巻
線を巻装するようにした。さらに、スロットを形成する
結合歯部の巾を他の歯部の巾の2倍以上の巾にするよう
にし、各歯部全体に一括して絶縁処理を施し、スロット
の開口部を通して、順次固定子巻線を巻装するようにし
た。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、固定子鉄心の歯部形状を
継鉄部から突出する結合歯部と、その結合歯部の先端に
内側巻線の極間を仕切る短いI字型歯部と、結合歯部か
ら延伸し短いI字型歯部を中心に左右対称に拡がる溝部
を形成した逆コ字型歯部およびコ字型歯部と、その外側
左に継鉄部から突出し継鉄部を一辺として逆S字型を形
成する逆S字型歯部を2列と、右に同様に継鉄部を一辺
としてS字型を形成するS字型歯部2列と、その外側に
外側巻線の極間を仕切る長いI字型歯部とを内周に沿っ
て配置し、スロット内側の開口を通して巻線機により、
外側の結合歯部に第1の外側巻線を、その上に6スロッ
ト間に第2の外側巻線を、8スロット間に第3の外側巻
線を巻装し、長いI字型歯部を中心に内側に4スロット
間に第1の内側巻線を、その上に6スロット間に第2の
内側巻線を、8スロット間に第3の内側巻線を巻装する
ことにより、16スロット2極の固定子巻線を形成する
ようにしている。以上のように、固定子鉄心の外側およ
び内側に形成された溝部間に固定子巻線を巻装すること
により、固定子巻線のコイル長さを短くするとともに、
所定の溝部間に順次巻線を巻装するため、作業中の巻線
のはみだしを防ぐとともに、巻線の形状を整えるために
バインド糸による結束作業を省略することができる。
継鉄部から突出する結合歯部と、その結合歯部の先端に
内側巻線の極間を仕切る短いI字型歯部と、結合歯部か
ら延伸し短いI字型歯部を中心に左右対称に拡がる溝部
を形成した逆コ字型歯部およびコ字型歯部と、その外側
左に継鉄部から突出し継鉄部を一辺として逆S字型を形
成する逆S字型歯部を2列と、右に同様に継鉄部を一辺
としてS字型を形成するS字型歯部2列と、その外側に
外側巻線の極間を仕切る長いI字型歯部とを内周に沿っ
て配置し、スロット内側の開口を通して巻線機により、
外側の結合歯部に第1の外側巻線を、その上に6スロッ
ト間に第2の外側巻線を、8スロット間に第3の外側巻
線を巻装し、長いI字型歯部を中心に内側に4スロット
間に第1の内側巻線を、その上に6スロット間に第2の
内側巻線を、8スロット間に第3の内側巻線を巻装する
ことにより、16スロット2極の固定子巻線を形成する
ようにしている。以上のように、固定子鉄心の外側およ
び内側に形成された溝部間に固定子巻線を巻装すること
により、固定子巻線のコイル長さを短くするとともに、
所定の溝部間に順次巻線を巻装するため、作業中の巻線
のはみだしを防ぐとともに、巻線の形状を整えるために
バインド糸による結束作業を省略することができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部形状を継鉄部2から内側に突出した結合
歯部3と、同結合歯部3の先端から突出した短いI字型
歯部4と、同結合歯部3から延伸し短いI字型歯部4と
の間に左右に拡がる溝部を形成する逆コ字型歯部5およ
びコ字型歯部6と、左側に継鉄部2から延伸し継鉄部2
を一辺として逆S字型を形成する逆S字型歯部7を2列
と、右側にS字型を形成するS字型歯部8を2列と、そ
の外側に継鉄部2から突出した長いI字型歯部9を内周
に沿って配置して16スロットの固定子鉄心1を形成し
ている。さらに、結合歯部3を長いI字型歯部9の巾の
2倍に、各歯部の巾を長いI字型歯部9の巾と同等にな
るようにして、各歯部を流れる磁束の密度を均等にして
均一な磁極を形成するようにしている。
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部形状を継鉄部2から内側に突出した結合
歯部3と、同結合歯部3の先端から突出した短いI字型
歯部4と、同結合歯部3から延伸し短いI字型歯部4と
の間に左右に拡がる溝部を形成する逆コ字型歯部5およ
びコ字型歯部6と、左側に継鉄部2から延伸し継鉄部2
を一辺として逆S字型を形成する逆S字型歯部7を2列
と、右側にS字型を形成するS字型歯部8を2列と、そ
の外側に継鉄部2から突出した長いI字型歯部9を内周
に沿って配置して16スロットの固定子鉄心1を形成し
ている。さらに、結合歯部3を長いI字型歯部9の巾の
2倍に、各歯部の巾を長いI字型歯部9の巾と同等にな
るようにして、各歯部を流れる磁束の密度を均等にして
均一な磁極を形成するようにしている。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、内側のスロットの開口部を通し
て、外側に結合歯部3を中心として、結合歯部3に巻線
機により第1の外側巻線10を、その上に6スロット間に
第2の外側巻線11を、8スロット間に第3の外側巻線12
を巻装し、次いで内側に長いI字型歯部9を中心に4ス
ロット間に第1の内側巻線13を、その上に6スロット間
に第2の内側巻線14を、8スロット間に第3の内側巻線
15を巻装するようにして、16スロット2極の固定子を
形成している。以上のように固定子巻線を巻装すること
により、第1の外側巻線10、第2の外側巻線11、第3の
外側巻線12、第1の内側巻線13、第2の内側巻線14、第
3の内側巻線15を、ともに固定子鉄心1に密接して巻装
することかでき、余分なコイルエンドのはみ出しを抑え
巻線の長さを短くし、巻線後の軸方向の寸法を短くする
ことができ、またコイルエンドの成形のためにバインド
する手作業を省くことができる。
巻装した状態を示し、内側のスロットの開口部を通し
て、外側に結合歯部3を中心として、結合歯部3に巻線
機により第1の外側巻線10を、その上に6スロット間に
第2の外側巻線11を、8スロット間に第3の外側巻線12
を巻装し、次いで内側に長いI字型歯部9を中心に4ス
ロット間に第1の内側巻線13を、その上に6スロット間
に第2の内側巻線14を、8スロット間に第3の内側巻線
15を巻装するようにして、16スロット2極の固定子を
形成している。以上のように固定子巻線を巻装すること
により、第1の外側巻線10、第2の外側巻線11、第3の
外側巻線12、第1の内側巻線13、第2の内側巻線14、第
3の内側巻線15を、ともに固定子鉄心1に密接して巻装
することかでき、余分なコイルエンドのはみ出しを抑え
巻線の長さを短くし、巻線後の軸方向の寸法を短くする
ことができ、またコイルエンドの成形のためにバインド
する手作業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、歯部鉄
心の歯部の形状を継鉄部2から内側に突出した結合歯部
と、同結合歯部の先端に短いI字型歯部と、同結合歯部
から延伸し短いI字型歯部との間に溝部を形成する逆コ
字型歯部およびコ字型歯部と、継鉄部から突出し、継鉄
部を一辺として逆S字型を形成する逆S字型歯部と、継
鉄部を一辺としてS字型を形成するS字型歯部と、長い
I字型歯部とから形成し、逆S字型歯部を2列、結合歯
部、S字型歯部を2列、長いI字型歯部の順に、内周に
沿って配列して16スロットの歯部を構成し、内側のス
ロットの開口部を通して、外側に結合歯部を中心に、結
合歯部に巻線機により第1の外側巻線を、その上に6ス
ロット間に第2の外側巻線を、8スロット間に第3の外
側巻線を巻装し、次いで内側に長いI字型歯部を中心に
4スロット間に第1の内側巻線を、その上に6スロット
間に第2の内側巻線を,さらに8スロット間に第3の内
側巻線を巻装することにより、固定子巻線の収納性を高
め、それぞれの巻線のコイル周長を短くし銅線の使用量
を削減するとともに、巻線の一次抵抗を下げて誘導電動
機の特性を向上させ、コイルエンドのはみ出しを低く抑
えることにより、誘導電動機の軸方向のサイズを短くす
ることができる。また、積層された固定子鉄心の外周を
除く各側面に絶縁処理を行い、固定子巻線を巻装するこ
とにより、固定子巻線を保護する絶縁シート等の挿入作
業を省くことができ、巻線作業の効率を向上することが
できる。
心の歯部の形状を継鉄部2から内側に突出した結合歯部
と、同結合歯部の先端に短いI字型歯部と、同結合歯部
から延伸し短いI字型歯部との間に溝部を形成する逆コ
字型歯部およびコ字型歯部と、継鉄部から突出し、継鉄
部を一辺として逆S字型を形成する逆S字型歯部と、継
鉄部を一辺としてS字型を形成するS字型歯部と、長い
I字型歯部とから形成し、逆S字型歯部を2列、結合歯
部、S字型歯部を2列、長いI字型歯部の順に、内周に
沿って配列して16スロットの歯部を構成し、内側のス
ロットの開口部を通して、外側に結合歯部を中心に、結
合歯部に巻線機により第1の外側巻線を、その上に6ス
ロット間に第2の外側巻線を、8スロット間に第3の外
側巻線を巻装し、次いで内側に長いI字型歯部を中心に
4スロット間に第1の内側巻線を、その上に6スロット
間に第2の内側巻線を,さらに8スロット間に第3の内
側巻線を巻装することにより、固定子巻線の収納性を高
め、それぞれの巻線のコイル周長を短くし銅線の使用量
を削減するとともに、巻線の一次抵抗を下げて誘導電動
機の特性を向上させ、コイルエンドのはみ出しを低く抑
えることにより、誘導電動機の軸方向のサイズを短くす
ることができる。また、積層された固定子鉄心の外周を
除く各側面に絶縁処理を行い、固定子巻線を巻装するこ
とにより、固定子巻線を保護する絶縁シート等の挿入作
業を省くことができ、巻線作業の効率を向上することが
できる。
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図および固定子鉄心に
巻線を巻装した状態を示す平面図である。
巻線を巻装した状態を示す平面図である。
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 結合歯部 4 短いI字型歯部 5 逆コ字型歯部 6 コ字型歯部 7 逆S字型歯部 8 S字型歯部 9 長いI字型歯部 10 第1の外側巻線 11 第2の外側巻線 12 第3の外側巻線 13 第1の内側巻線 14 第2の内側巻線 15 第3の内側巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 審査官 堀川 一郎 (56)参考文献 特開 平5−22912(JP,A) 特開 平6−351201(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 17/08 H02K 1/16
Claims (3)
- 【請求項1】 固定子鉄心の内側に16個のスロットを
形成し、同スロットに2極の固定子巻線を巻装してなる
コンデンサ誘導電動機において、上記スロットを形成す
る歯部の形状を継鉄部から内側に突出する結合歯部と、
その先端に突出し内側巻線の極間を仕切る短いI字型歯
部と、該結合歯部から延伸し短いI字型歯部を中心に左
右対称に拡がる溝部を形成した逆コ字型歯部およびコ字
型歯部と、その外側左に継鉄部から突出し継鉄部を一辺
として逆S字型を形成する逆S字型歯部を2列、右に継
鉄部から突出し継鉄部を一辺としてS字型を形成するS
字型歯部を2列、その外側に継鉄部から突出し外側巻線
の極間を仕切る長いI字型歯部とを内周に沿って配置
し、内側のスロット開口部を通して外側の結合歯部に第
1の外側巻線を、その上に6スロット間に第2の外側巻
線を、さらに8スロット間に第3の外側巻線を巻装し、
内側の溝部に長いI字型歯部を中心に4スロット間に第
1の内側巻線を、その上に6スロット間に第2の内側巻
線を、8スロット間に第3の内側巻線を巻装するように
してなることを特徴とするコンデンサ誘導電動機。 - 【請求項2】 上記スロットを形成する結合歯部の巾を
他の歯部の巾の2倍以上の巾にするようにしてなること
を特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。 - 【請求項3】 上記スロットを形成する各歯部全体に一
括して絶縁処理を施し、スロットの開口部を通して、順
次固定子巻線を巻装するようにしてなることを特徴とす
る請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21992493A JP2943963B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | コンデンサ誘導電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21992493A JP2943963B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | コンデンサ誘導電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775308A JPH0775308A (ja) | 1995-03-17 |
JP2943963B2 true JP2943963B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=16743158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21992493A Expired - Fee Related JP2943963B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | コンデンサ誘導電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943963B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP21992493A patent/JP2943963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0775308A (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |