JPH0775305A - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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Publication number
JPH0775305A
JPH0775305A JP21992193A JP21992193A JPH0775305A JP H0775305 A JPH0775305 A JP H0775305A JP 21992193 A JP21992193 A JP 21992193A JP 21992193 A JP21992193 A JP 21992193A JP H0775305 A JPH0775305 A JP H0775305A
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JP
Japan
Prior art keywords
tooth portion
shaped tooth
winding
shaped
sections
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21992193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Narita
憲治 成田
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Yuji Kawai
裕司 河合
Koji Mori
幸司 森
Yuji Soma
裕治 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Publication of JPH0775305A publication Critical patent/JPH0775305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Induction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 24スロット6極のコンデンサ誘導電動機の
巻線構造に関し、固定子鉄心に巻装する固定子巻線の長
さを出来るだけ短くするように固定子鉄心を構成すると
ともに、巻線のコイルエンドのはみ出しを抑え、電動機
の軸方向寸法を縮小するようにしたコンデンサ誘導電動
機を提供することを目的とする。 【構成】 固定子鉄心の内周に突出する歯部を、継鉄部
から突出し、その先端に短いI字型歯部と短いI字型歯
部を中心に左右に溝部を設けた逆コ字型歯部とコ字型歯
部を形成した結合歯部と、継鉄部から突出した長いI字
型歯部を交互に内周に沿って配列し、積層後に外周を除
く表面に絶縁処理を行い、内側スロット開口部を通して
外側の結合歯部に外側巻線を、長いI字型歯部を挟んで
コ字型歯部と逆コ字型歯部の間にに内側巻線を巻装する
ようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に関し、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、24スロット6極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内周に内側に向かって放射状に突出した24個のI
字型歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態でスロッ
ト内を絶縁紙等で絶縁処理を行い、図4に示すように内
側から歯部先端の間を通して、外周側に3つのI字型歯
部を挟んだスロット間6個所に外側巻線を、内周側に外
側巻線より2スロットずらして同様に6個の内側巻線を
巻装して固定子を構成するようにしている。この場合、
外側巻線のコイルの長さは内側巻線のコイルの長さに比
して長くなり、コイルの形状をバインド糸によりまとめ
て巻線の形を整える必要があり、また銅線の使用量も多
く、巻線の一次抵抗が増し電動機の性能を低下させる等
の問題が生じているばかりでなく、巻線の整形作業なら
びにバインド作業が巻線工程上の支障となるとともに、
コイルエンドが大きくなり電動機の軸方向のサイズが大
きくなる等の問題も生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長を狭め
て固定子巻線の長さを短くし性能を向上させるととも
に、バインド等の手作業を必要とせず、且つ軸方向の寸
法を出来るだけ縮小したコンデンサ誘導電動機を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する継鉄部から内側に突出する歯部
の形状を、継鉄部から突出する結合歯部と、該結合歯部
を介して突出し内側巻線の極間を仕切る短いI字型歯部
と、結合歯部から延伸し短いI字型歯部を中心に左右対
称に拡がる溝部を形成した逆コ字型歯部およびコ字型歯
部と、外側巻線の極間を仕切る長いI字型歯部とを順次
内周に沿って配列し、内側スロット開口部を通して外側
の結合歯部に外側巻線を、内側に長いI字型歯部を中心
に相隣るコ字型歯部と逆コ字型歯部の間に内側巻線をそ
れぞれ巻装するようにした。さらに、スロットを形成す
る結合歯部の巾を他の歯部の巾の2倍以上の巾にすると
ともに、各歯部にそれぞれ絶縁処理を施し、スロット開
口部を通して結合歯部に外側巻線、内側に長いI字型歯
部を中心に相隣るコ字型歯部と逆コ字型歯部の間に内側
巻線を巻装するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、固定子鉄心の歯部の形状
を継鉄部から突出する結合歯部と、該結合歯部を介して
突出し内側巻線の極間を仕切る短いI字型歯部と、結合
歯部から延伸し短いI字型歯部を中心に左右対称に拡が
る溝部を形成した逆コ字型歯部およびコ字型歯部と、外
側巻線の極間を仕切る長いI字型歯部とを順次内周に沿
って配列し、内側スロット開口部を通して外側の結合歯
部に外側巻線を、内側に長いI字型歯部を中心に相隣る
コ字型歯部と逆コ字型歯部の間に内側巻線をそれぞれ巻
装することにより巻線の長さを短くすることができ、巻
線が内側にずれたり巻線がはみ出すことがなくなり、コ
イルエンドの余分なはみ出しを少なくし、電動機の軸方
向寸法を短くすることができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部は、その先端に短いI字型歯部2と短い
I字型歯部2を中心に左右対称に拡がる溝部を形成する
逆コ字型歯部3およびコ字型歯部4を備えた結合歯部5
と、長いI字型歯部6を交互に継鉄部7の内側に放射状
に突出した形状とし、短いI字型歯部2、逆コ字型歯部
3およびコ字型歯部4、長いI字型歯部6の各歯部の巾
を同等に、結合歯部5をほぼ倍の巾となるようにして、
各歯部を流れる磁束の密度を均等にして、均一な磁極を
形成するようにしている。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、積層し外周を除く溝部に絶縁処理
をした固定子鉄心1に、内側のスロット開口部を通して
それぞれの結合歯部5に巻線機により外側巻線8を巻装
し、次いで長いI字型歯部6を挟み相隣るコ字型歯部4
と逆コ字型歯部3の間に内側巻線9を巻装するようにし
ている。以上のように固定子巻線を巻装することによ
り、外側巻線8、内側巻線9ともに固定子鉄心1に密接
して巻装され、余分なコイルエンドのはみ出しを抑え巻
線の長さを出来るだけ短くするとともに、巻線後の軸方
向の寸法を短くすることができ、またコイルエンド成形
のためバインドする手作業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の歯部形状を、継鉄部から突出する結合歯部と、該
結合歯部を介して突出し内側巻線の極間を仕切る短いI
字型歯部と、結合歯部から延伸し短いI字型歯部を中心
に左右対称に拡がる溝部を形成した逆コ字型歯部および
コ字型歯部と、外側巻線の極間を仕切る長いI字型歯部
とを順次内周に沿って配列してなるようにし、外側の結
合歯部に外側巻線を、内側に長いI字型歯部を挟み相隣
るコ字型歯部と逆コ字型歯部の間に内側巻線を巻装する
ことにより固定子巻線の収納性を高め、それぞれの巻線
のコイル周長を短くして銅線の使用量を削減するととも
に、巻線の一次抵抗を下げ誘導電動機の特性を向上さ
せ、コイルエンドのはみ出しを低く抑えることにより、
誘導電動機の軸方向のサイズを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 短いI字型歯部 3 逆コ字型歯部 4 コ字型歯部 5 結合歯部 6 長いI字型歯部 7 継鉄部 8 外側巻線 9 内側巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内側に24個のスロットを
    形成し、同スロットに6極の固定子巻線を巻装してなる
    コンデンサ誘導電動機において、上記スロットを形成す
    る継鉄部から内側に突出する歯部を、継鉄部から突出す
    る結合歯部と、該結合歯部を介して突出し内側巻線の極
    間を仕切る短いI字型歯部と、同結合歯部から延伸し短
    いI字型歯部を中心に左右対称に拡がる溝部を形成した
    逆コ字型歯部およびコ字型歯部と、外側巻線の極間を仕
    切る長いI字型歯部とを順次内周に沿って配列し、内側
    スロット開口部を通して外側の結合歯部に外側巻線を、
    内側に長いI字型歯部を中心に相隣るコ字型歯部と逆コ
    字型歯部の間に内側巻線をそれぞれ巻装するようにして
    なることを特徴とするコンデンサ誘導電動機。
  2. 【請求項2】 上記スロットを形成する結合歯部の巾を
    他の歯部の巾の2倍以上の巾にするようにしてなること
    を特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
  3. 【請求項3】 上記スロットを形成する各歯部にそれぞ
    れ絶縁処理を施し、スロット開口部を通して結合歯部に
    外側巻線、内側に長いI字型歯部を中心に相隣るコ字型
    歯部と逆コ字型歯部の間に内側巻線を巻装してなること
    を特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
JP21992193A 1993-09-03 1993-09-03 コンデンサ誘導電動機 Pending JPH0775305A (ja)

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