JP3344502B2 - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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JP3344502B2 JP21992593A JP21992593A JP3344502B2 JP 3344502 B2 JP3344502 B2 JP 3344502B2 JP 21992593 A JP21992593 A JP 21992593A JP 21992593 A JP21992593 A JP 21992593A JP 3344502 B2 JP3344502 B2 JP 3344502B2
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浩之 奥寺
憲治 成田
孝史 鈴木
幸司 森
裕司 河合
裕治 相馬
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Fujitsu General Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に関し、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、16スロット4極のコンデンサ誘導
電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄心
の内周に内側に向かって放射状に突出した16個のI字型
歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態で所定の積厚
に積層した状態でスロット内を絶縁紙等で絶縁処理を行
い、図4に示すように順次内側から歯部先端の間を通し
て、外周側に2つのI字型歯部を挟んで第1の外側巻線
を、その上に4つのI字型歯部を挟んで第2の外側巻線
を巻装し、4スロットずらして内周側に第1の内側巻線
を、その上に4つのI字型歯部を挟んで第2の内側巻線
を巻装して固定子を構成するようにしている。この場
合、外側巻線のコイルの長さは内側巻線のコイルの長さ
に比して長くなり、コイルの形状をバインド糸によりま
とめて巻線の形を整える必要があり、また銅線の使用量
も多く、巻線の一次抵抗が増し電動機の性能を低下させ
る等の問題が生じているばかりでなく、巻線の整形作業
ならびにバインド作業が巻線工程上の支障となるととも
に、コイルエンドが大きくなり電動機の軸方向のサイズ
が大きくなる等の問題も生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長を狭め
て固定子巻線の長さを短くし性能を向上させるととも
に、バインド等の手作業を必要とせず、且つ軸方向の寸
法を出来るだけ縮小したコンデンサ誘導電動機を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する継鉄部から内側に突出する歯部
を、継鉄部から突出する結合歯部と、その先端から延伸
し対向して左右に溝部を形成する逆コ字型歯部およびコ
字型歯部と、その左右に継鉄部から突出し継鉄部を一辺
として逆S字型を形成する逆S字型歯部およびS字型を
形成するS字型歯部を形成し順次内周に沿って配列し、
内側スロット開口部を通して結合歯部に第1の外側巻線
を、左右の逆S字型歯部とS字型歯部の外側溝部間に第
2の外側巻線を、相隣るS字型歯部と逆S字型歯部の内
側溝部間に第1の内側巻線を、S字型歯部と逆S字型歯
部を挟みコ字型歯部と逆コ字型歯部の溝部間に第2の内
側巻線をそれぞれ巻装するようにした。さらに、スロッ
トを形成する結合歯部の巾を他の歯部の巾の2倍以上の
巾にするようにし、各歯部全体に一括して絶縁処理を施
し、スロットの開口部を通して、順次固定子巻線を巻装
するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、固定子鉄心の歯部形状
を、継鉄部から突出する結合歯部と、その結合歯部の先
端に左および右に拡がる溝部を形成した逆コ字型歯部お
よびコ字型歯部と、その左に継鉄部から突出し継鉄部を
一辺として逆S字型を形成する逆S字型歯部と、右に継
鉄部を一辺としてS字型を形成するS字型歯部とを内周
に沿って順次配置し、スロット内側の開口を通して、外
側の結合歯部に第1の外側巻線を、その上に逆S字型歯
部とS字型歯部の外側溝部間にかけて第2の外側巻線を
巻装し、相隣るS字型歯部と逆S字型歯部の内側の溝部
に第1の内側巻線を、S字型歯部と逆S字型歯部を挟み
コ字型歯部と逆コ字型歯部の溝部間に第2の内側巻線を
それぞれ巻装することにより、16スロット4極の固定子
を形成するようにしている。以上のように、固定子鉄心
の外側および内側に形成された溝部間に固定子巻線を巻
装することにより、固定子巻線のコイル長さを短くする
とともに、所定の溝部間に順次巻線を巻装するため、作
業中の巻線のはみだしを防ぐとともに、巻線の形状を整
えるためにバインド糸による結束作業を省略することが
できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部形状は、その先端に左に拡がる溝部を形
成する逆コ字型歯部2と、右に拡がる溝部を形成するコ
字型歯部3を備えた結合歯部4と、その左側に継鉄部5
から突出し継鉄部5を一辺として逆S字型を形成する逆
S字型歯部6と、右側に継鉄部5を一辺としてS字型を
形成する逆字型歯部7を固定子鉄心1の内周に沿って配
置して16スロットを形成し、結合歯部4を他の各歯部の
巾の約2倍の巾となるようにして、各歯部を流れる磁束
の密度を均等にして、均一な磁極を形成するようにして
いる。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、積層し外周を除く溝部に絶縁処理
をした固定子鉄心1に、内側のスロット開口部を通して
それぞれの結合歯部4に巻線機により第1の外側巻線8
を、その上に逆S字型歯部6とS字型歯部7の外側溝部
間に第2の外側巻線9をそれぞれ巻装し、次いで隣接す
るS字型歯部7と逆S字型歯部6の内側溝部間に第1の
内側巻線10を、その外側のコ字型歯部3と逆コ字型歯部
2に第2の内側巻線11をそれぞれ巻装して、16スロット
4極の固定子を形成するようにしている。以上のように
固定子巻線を巻装することにより、外側巻線 、内側巻
線 ともに固定子鉄心1に密接して巻装され、余分なコ
イルエンドのはみ出しを抑え巻線の長さを出来るだけ短
くするとともに、巻線後の軸方向の寸法を短くすること
ができ、またコイルエンド成形のためバインドする手作
業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の歯部形状を、継鉄部から突出する結合歯部と、該
結合歯部の先端に左右対称に拡がる溝部を形成した逆コ
字型歯部およびコ字型歯部と、その左に継鉄部から突出
し継鉄部を一辺として逆S字型歯部と、右に同様に継鉄
部を一辺としてS字型歯部を固定子鉄心の内周に沿って
配列してなるようにし、外側の結合歯部に第1の外側巻
線を、その上に逆S字型歯部とS字型歯部の外側溝部間
に第2の外側巻線を巻装し、相隣るS字型歯部と逆S字
型歯部の内側溝部間に第1の内側巻線を、その外側のコ
字型歯部と逆コ字型歯部に第2の内側巻線を巻装するこ
とにより、固定子巻線の収納性を高め、それぞれの巻線
のコイル周長を短くして銅線の使用量を削減するととも
に、巻線の一次抵抗を下げ誘導電動機の特性を向上さ
せ、コイルエンドのはみ出しを低く抑えることにより、
誘導電動機の軸方向のサイズを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 逆コ字型歯部 3 コ字型歯部 4 結合歯部 5 継鉄部 6 逆S字型歯部 7 S字型歯部 8 第1の外側巻線 9 第2の外側巻線 10 第1の内側巻線 11 第2の内側巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (56)参考文献 特開 平4−340349(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 17/08 H02K 1/16 H02K 3/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内側に16個のスロットを形
    成し、同スロットに4極の固定子巻線を巻装してなるコ
    ンデンサ誘導電動機において、上記スロットを形成する
    継鉄部から内側に突出する歯部を、継鉄部から突出する
    結合歯部と、その先端から延伸し対向して左右に溝部を
    形成する逆コ字型歯部およびコ字型歯部と、その左右に
    継鉄部から突出し継鉄部を一辺として逆S字型を形成す
    る逆S字型歯部およびS字型を形成するS字型歯部を形
    成し順次内周に沿って配列し、内側スロット開口部を通
    して結合歯部に第1の外側巻線を、左右の逆S字型歯部
    とS字型歯部の外側溝部間に第2の外側巻線を、相隣る
    S字型歯部と逆S字型歯部の内側溝部間に第1の内側巻
    線を、S字型歯部と逆S字型歯部を挟みコ字型歯部と逆
    コ字型歯部の溝部間に第2の内側巻線をそれぞれ巻装す
    るようにしてなることを特徴とするコンデンサ誘導電動
    機。
  2. 【請求項2】 上記スロットを形成する結合歯部の巾を
    他の歯部の巾の2倍以上の巾にするようにしてなること
    を特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
  3. 【請求項3】 上記スロットを形成する各歯部全体に一
    括して絶縁処理を施し、スロットの開口部を通して、順
    次固定子巻線を巻装するようにしてなることを特徴とす
    る請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
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