JPH0795750A - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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Publication number
JPH0795750A
JPH0795750A JP23372093A JP23372093A JPH0795750A JP H0795750 A JPH0795750 A JP H0795750A JP 23372093 A JP23372093 A JP 23372093A JP 23372093 A JP23372093 A JP 23372093A JP H0795750 A JPH0795750 A JP H0795750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape
winding
inverted
combination
sections
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23372093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Soma
裕治 相馬
Kenji Narita
憲治 成田
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Yuji Kawai
裕司 河合
Koji Mori
幸司 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP23372093A priority Critical patent/JPH0795750A/ja
Publication of JPH0795750A publication Critical patent/JPH0795750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 12スロット6極のコンデンサ誘導電動機の
巻線構造に関し、固定子鉄心に巻装する固定子巻線の長
さを出来るだけ短くし固定子鉄心を構成するとともに、
巻線のコイルエンドのはみ出しを抑え、電動機の軸方向
寸法を縮小するようにしたコンデンサ誘導電動機を提供
することを目的とする。 【構成】 固定子鉄心の継鉄部から内側に突出する歯部
の先端形状を逆コ字型とコ字型の2種類とし、逆コ字型
とコ字型を交互に内周に沿って配列し、12スロットの
固定子鉄心を形成し、左側に逆コ字型を右側にコ字型を
配した第1の組み合わせと、左側にコ字型を右側に逆コ
字型を配した第2の組み合わせに分け、第1の組み合わ
せの逆コ字型とコ字型の歯部の基端部の外周に近い溝部
間に外側巻線を巻装し、次いで第2の組み合わせのコ字
型と逆コ字型の内周に近い溝部間に内側巻線を巻装する
ようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に係り、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、12スロット6極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内周に内側に向かって放射状に突出した12個のI
字型歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態でスロッ
ト内を絶縁紙等で絶縁処理を行い、図4に示すように内
側から歯部先端の間を通して、外周側に2つのI字型歯
部を挟んだスロット間6個所に外側巻線を、内周側に外
側巻線より1スロットずらして同様に6個の内側巻線を
巻装して固定子を構成するようにしている。この場合、
外側巻線のコイルの長さは内側巻線のコイルの長さに比
して長くなり、コイルの形状をバインド糸によりまとめ
て巻線の形を整える必要があり、また銅線の使用量も多
く、巻線の一次抵抗が増し電動機の性能を低下させる等
の問題が生じているばかりでなく、巻線の整形作業なら
びにバインド作業が巻線工程上の支障となるとともに、
コイルエンドが大きくなり電動機の軸方向のサイズが大
きくなる等の問題も生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長
を狭めて固定子巻線の長さを短くし性能を向上させると
ともに、バインド等の手作業を必要とせず、且つ軸方向
の寸法を出来るだけ縮小したコンデンサ誘導電動機を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する継鉄部から内側に突出する歯部
の先端形状をそれぞれ逆コ字型およびコ字型の2種類と
し、固定子鉄心の内周に沿って時計方向にコ字型、逆コ
字型の順に円周状に配置し、左側に逆コ字型、右側にコ
字型を配した第1の組み合わせと、左側にコ字型、右側
に逆コ字型を配した第2の組み合わせとに分け、第1の
組み合わせの隣接した逆コ字型およびコ字型の歯部の基
端部の外周に近い溝部間に外側巻線を巻装し、次いで第
2の組み合わせのコ字型と逆コ字型の内周に近い溝部間
に内側巻線を巻装するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、スロットを形成する継鉄
部から内側に突出する歯部の先端形状をそれぞれ逆コ字
型およびコ字型の2種類とし、固定子鉄心の内周に沿っ
て時計方向にコ字型、逆コ字型の順に円周状に配置して
12スロットの歯部を構成し、左側に逆コ字型、右側に
コ字型を配した第1の組み合わせと、左側にコ字型、右
側に逆コ字型を配した第2の組み合わせとに分け、第1
の組み合わせの隣接した逆コ字型およびコ字型の歯部の
基端部の外周に近い溝部間に外側巻線を巻装し、次いで
第2の組み合わせのコ字型と逆コ字型の内周に近い溝部
間に内側巻線を巻装することにより6極の固定子巻線を
形成するようにしている。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部は、溝部5を形成する継鉄部2から内側
に突出する歯部の先端形状がそれぞれ逆コ字型3および
コ字型4の2種類からなり、固定子鉄心の内周に沿って
時計方向にコ字型4、逆コ字型3の順に円周状に配置し
て12スロットの歯部を構成し、逆コ字型3およびコ字
型4、の各歯部の巾を同等の巾となるようにして、各歯
部を流れる磁束の密度を均等にして、均一な磁極を形成
するようにしている。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、積層し外周を除く溝部5に絶縁処
理をした固定子鉄心1のスロットを、左側に逆コ字型
3、右側にコ字型4を配した第1の組み合わせと、左側
にコ字型4、右側に逆コ字型3を配した第2の組み合わ
せとに分け、第1の組み合わせの隣接した逆コ字型3お
よびコ字型4の歯部の基端部9の外周に近い溝部5間に
巻線機により外側巻線7を巻装し、次いで第2の組み合
わせのコ字型4と逆コ字型3の内周に近い溝部5間に内
側巻線8をそれぞれ巻装するようにして、12スロット
6極の固定子を形成するようにしている。以上のように
固定子巻線を巻装することにより、外側巻線7、内側巻
線8ともに固定子鉄心1に密接して巻装され、余分なコ
イルエンドのはみ出しを抑え巻線の長さを出来るだけ短
くするとともに、巻線後の軸方向の寸法を短くすること
ができ、またコイルエンド成形のためバインドする手作
業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、固定子
鉄心の歯部形状を、継鉄部から内側に突出する歯部の先
端形状をそれぞれ逆コ字型およびコ字型の2種類とし、
固定子鉄心の内周に沿って時計方向にコ字型、逆コ字型
の順に円周状に配置し、左側に逆コ字型、右側にコ字型
を配した第1の組み合わせと、左側にコ字型、右側に逆
コ字型を配した第2の組み合わせとに分け、第1の組み
合わせの隣接した逆コ字型およびコ字型の歯部の基端部
の外周に近い溝部間に外側巻線を巻装し、次いで第2の
組み合わせのコ字型と逆コ字型の内周に近い溝部間に内
側巻線を巻装することにより固定子巻線の収納性を高
め、それぞれの巻線のコイル周長を短くして銅線の使用
量を削減するとともに、巻線の一次抵抗を下げ誘導電動
機の特性を向上させ、コイルエンドのはみ出しを低く抑
えることにより、誘導電動機の軸方向のサイズを短くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 逆コ字型 4 コ字型 5 溝部 6 I字型歯部 7 外側巻線 8 内側巻線 9 歯部の基端部
フロントページの続き (72)発明者 奥寺 浩之 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内側に12個のスロットを
    形成し、同スロットに6極の固定子巻線を巻装してなる
    コンデンサ誘導電動機において、上記スロットを形成す
    る継鉄部から内側に突出する歯部の先端形状をそれぞれ
    逆コ字型およびコ字型の2種類とし、固定子鉄心の内周
    に沿って時計方向にコ字型、逆コ字型の順に円周状に配
    置し、左側に逆コ字型、右側にコ字型を配した第1の組
    み合わせと、左側にコ字型、右側に逆コ字型を配した第
    2の組み合わせとに分け、第1の組み合わせの隣接した
    逆コ字型およびコ字型の歯部の基端部の外周に近い溝部
    間に外側巻線を巻装し、次いで第2の組み合わせのコ字
    型と逆コ字型の内周に近い溝部間に内側巻線を巻装する
    ようにしてなることを特徴とするコンデンサ誘導電動
    機。
  2. 【請求項2】 上記スロットを形成する各歯部にそれぞ
    れ絶縁処理を施し、スロット開口部を通して、外側巻
    線、内側巻線の順に巻装するようにしてなることを特徴
    とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
JP23372093A 1993-09-20 1993-09-20 コンデンサ誘導電動機 Pending JPH0795750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23372093A JPH0795750A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 コンデンサ誘導電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23372093A JPH0795750A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 コンデンサ誘導電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0795750A true JPH0795750A (ja) 1995-04-07

Family

ID=16959510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23372093A Pending JPH0795750A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 コンデンサ誘導電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0795750A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8350437B2 (en) 2009-09-02 2013-01-08 Asmo Co., Ltd. Direct-current motor with improved branched tooth arrangement

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