JP2901125B2 - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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孝史 鈴木
浩之 奥寺
裕司 河合
幸司 森
裕治 相馬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に関し、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、24スロット4極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3に示すように、固定子鉄
心の内側に向かって放射状に突出した24個のI字型の
歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態でスロット内
を絶縁紙等で絶縁処理を行い、図4に示すように固定子
鉄心の3つのI字型の歯部を挟んで第1の外側巻線を、
その上に重なるように5つのI字型の歯部を挟んで第2
の外側巻線を、歯部先端の間を通して外周側に寄せて巻
装し、さらに3スロット(角度で45°)円周方向にず
らした位置の内側に同様に3つのI字型の歯部を挟んで
第1の内側巻線を、その上に重なるように5つのI字型
の歯部を挟んで第2の内側巻線を巻装するようにして固
定子を構成している。この場合、スロットの間に第1お
よび第2の外側巻線を巻装して巻線の形を整え、さらに
その内側に第1および第2のの内側巻線を巻装して巻線
の形を整え、バインド糸により巻線の形を整えるので、
整形したりバインドしたりする作業が多く、巻線工程の
自動化の支障となっている。また、固定子鉄心の外周に
近いほど巻線のコイル周長が長く且つ重ね巻きするため
に巻線の長さが増し銅線の使用量が多くなるとともに、
一次抵抗が増し電動機の性能が低下すること、巻線の整
形のためにコイルエンドが大きくなり電動機の軸方向の
サイズが大きくなる等の問題が生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長を短く
して、固定子巻線の長さを短くし性能を向上させるとと
もに、バインド等の作業を必要としない軸方向の寸法を
縮小した24スロット4極のコンデンサ誘導電動機を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する継鉄部から内側に突出する歯部
の形状を結合歯部を介して突出し内側巻線の極間を仕切
る短いI字型歯部と、結合歯部から延伸し短いI字型を
中心に左右対称に拡がる溝部を形成した逆コ字型歯部お
よびコ字型歯部と、その外側左右に継鉄部から延伸し継
鉄部と合わせて逆S字型を形成する逆S字型歯部および
S字型を形成するS字型歯部と、相対位置45度ずれ外
側巻線の極間を仕切る長いI字型とを順次内周に沿って
配置し、外側の溝部に結合歯部を中心に3スロットピッ
チで第1の外側巻線を、その上に5スロットピッチで第
2の外側巻線を巻装し、さらに内側の溝部に長いI字型
歯部を中心に3スロットピッチで第1の内側巻線を、そ
の上に5スロットピッチで第2の内側巻線を巻装するよ
うにした。さらに、スロットを形成する結合歯部の巾を
他の歯部の巾の2倍以上の巾にするとともに、各歯部に
それぞれ絶縁処理を施し、スロット開口部を通して外側
の溝部に結合歯部を中心に3スロットピッチで第1の外
側巻線を、その上に5スロットピッチで第2の外側巻線
を巻装し、さらに内側の溝部に長いI字型歯部を中心に
3スロットピッチで第1の内側巻線を、その上に5スロ
ットピッチで第2の内側巻線を巻装するようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、固定子鉄心の歯部形状を
結合歯部を介して突出し内側巻線の極間を仕切る短いI
字型と、結合歯部から延伸し短いI字型を中心に左右対
称に拡がる溝部を形成した逆コ字型およびコ字型歯部
と、その外側左右に継鉄部から延伸し継鉄部と合わせて
逆S字型を形成する逆S字型歯部およびS字型を形成す
るS字型歯部と、相対位置45度ずれ外側巻線の極間を
仕切る長いI字型とを順次内周に沿って配置し、スロッ
ト内側の開口を通して巻線機により、外側の溝部に結合
歯部を中心に3スロットピッチで第1の外側巻線を、そ
の上に5スロットピッチで第2の外側巻線を巻装し、さ
らに内側の溝部に長いI字型歯部を中心に3スロットピ
ッチで第1の内側巻線を、その上に5スロットピッチで
第2の内側巻線を巻装することにより、24スロット4
極の固定子巻線を形成するようにしている。以上のよう
に、固定子鉄心の溝部間に固定子巻線を巻装することに
より、固定子巻線のコイル長さを短くするとともに、所
定の溝部間に順次巻線を巻装することにより、作業中の
巻線のはみだしを防ぐことができ、また巻線の形状を整
えるためにバインド糸による結束作業を省略することが
できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部形状を継鉄部2から内側に突出した結合
歯部3と、同結合歯部3から突出した短いI字型歯部4
と、同結合歯部3から延伸し短いI字型歯部4との間に
左右に拡がる溝部を形成する逆コ字型歯部5およびコ字
型歯部6と、継鉄部2から延伸し継鉄部2と合わせて逆
S字型を形成する逆S字型歯部7およびS字型を形成す
るS字型歯部8と、継鉄部2から突出した長いI字型歯
部9を順次内周に沿って配置し、24スロットの固定子
鉄心1を形成している。さらに、結合歯部3を長いI字
型歯部9の巾の2倍に、各歯部の巾を長いI字型9の巾
と同等になるようにして、各歯部を流れる磁束の密度を
均等にして均一な磁極を形成するようにしている。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、内側のスロットの開口部を通し
て、外側に結合歯部3を中心に3スロットピッチで巻線
機により第1の外側巻線10を、その上に5スロットピッ
チで第2の外側巻線11を巻装し、次いで内側に長いI字
型歯部9を中心に3スロットピッチで第1の内側巻線12
を、その上に5スロットピッチ第2の内側巻線13を巻装
するようにして、24スロット4極の固定子を形成して
いる。以上のように固定子巻線を巻装することにより、
第1の外側巻線10、第2の外側巻線11、第1の内側巻線
12、第2の内側巻線13ともに固定子鉄心1に密接して巻
装され、余分なコイルエンドのはみ出しを抑え巻線の長
さを短くすることができ、巻線後の軸方向の寸法を短く
することができ、またコイルエンドの成形のためにバイ
ンドする手作業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、歯部鉄
心の歯部の形状を継鉄部2から内側に突出した結合歯部
と、同結合歯部から突出した短いI字型歯部と、同結合
歯部から延伸し短いI字型歯部との間に溝部を形成する
逆コ字型歯部およびコ字型歯部と、継鉄部から延伸した
逆S字型歯部およびS字型歯部と、継鉄部から突出した
長いI字型歯部を順次内周に沿って配置し、24スロッ
トの歯部を構成し、内側のスロットの開口部を通して、
外側に結合歯部を中心に3スロットピッチで巻線機によ
り第1の外側巻線を、その上に5スロットピッチで第2
の外側巻線を巻装し、次いで内側に長いI字型歯部を中
心に3スロットピッチで第1の内側巻線を、その上に5
スロットピッチ第2の内側巻線を巻装することにより、
固定子巻線の収納性を高め、それぞれの巻線のコイル周
長を短くし銅線の使用量を削減するとともに、巻線の一
次抵抗を下げて誘導電動機の特性を向上させ、コイルエ
ンドのはみ出しを低く抑えることにより、誘導電動機の
軸方向のサイズを短くすることができる。また、積層さ
れた固定子鉄心の外周を除く各側面に絶縁処理を行い、
固定子巻線を巻装することにより、固定子巻線を保護す
る絶縁シート等の挿入作業を省くことができ、巻線作業
の効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図である。
【図4】従来の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 結合歯部 4 短いI字型歯部 5 逆コ字型歯部 6 コ字型歯部 7 逆S字型歯部 8 S字型歯部 9 長いI字型歯部 10 第1の外側巻線 11 第2の外側巻線 12 第1の内側巻線 13 第2の内側巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富 士通ゼネラル内 審査官 堀川 一郎 (56)参考文献 特開 平6−351200(JP,A) 特開 平6−351201(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 17/08 H02K 1/16 H02K 3/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内側に24個のスロットを
    形成し、同スロットに4極の固定子巻線を巻装してなる
    コンデンサ誘導電動機において、上記スロットを形成す
    る継鉄部から内側に突出する歯部の形状を結合歯部を介
    して突出し内側巻線の極間を仕切る短いI字型歯部と、
    結合歯部から延伸し短いI字型を中心に左右対称に拡が
    る溝部を形成した逆コ字型歯部およびコ字型歯部と、そ
    の外側左右に継鉄部から延伸し継鉄部と合わせて逆S字
    型を形成する逆S字型歯部およびS字型を形成するS字
    型歯部と、相対位置45度ずれ外側巻線の極間を仕切る
    長いI字型とを順次内周に沿って配置し、外側の溝部に
    結合歯部を中心に3スロットピッチで第1の外側巻線
    を、その上に5スロットピッチで第2の外側巻線を巻装
    し、さらに内側の溝部に長いI字型歯部を中心に3スロ
    ットピッチで第1の内側巻線を、その上に5スロットピ
    ッチで第2の内側巻線を巻装するようにしてなることを
    特徴とするコンデンサ誘導電動機。
  2. 【請求項2】 上記スロットを形成する結合歯部の巾を
    他の歯部の巾の2倍以上の巾にするようにしてなること
    を特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動機。
  3. 【請求項3】 上記スロットを形成する各歯部に絶縁処
    理を施し、スロットの開口部を通して、3スロットピッ
    チで第1の外側巻線を、5スロットピッチで第2の外側
    巻線を、同様に3スロットピッチで第1の内側巻線を、
    5スロットピッチで第2の内側巻線の順に巻装してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動
    機。
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DE102007013680A1 (de) * 2006-08-15 2008-02-21 Robert Bosch Gmbh Stator für einen elektrischen Antriebsmotor
DE102010064323A1 (de) * 2010-12-29 2012-07-05 Robert Bosch Gmbh Anker für eine elektrische Maschine, Herstellungsverfahren dafür und elektrische Maschine

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