JPH06351201A - コンデンサ誘導電動機 - Google Patents

コンデンサ誘導電動機

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JPH06351201A
JPH06351201A JP13826793A JP13826793A JPH06351201A JP H06351201 A JPH06351201 A JP H06351201A JP 13826793 A JP13826793 A JP 13826793A JP 13826793 A JP13826793 A JP 13826793A JP H06351201 A JPH06351201 A JP H06351201A
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JP
Japan
Prior art keywords
shape
winding
shaped
inverted
wound
Prior art date
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Pending
Application number
JP13826793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Narita
憲治 成田
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Yuji Kawai
裕司 河合
Koji Mori
幸司 森
Yuji Soma
裕治 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06351201A publication Critical patent/JPH06351201A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 16スロット2極のコンデンサ誘導電動機の
巻線構造に関し、電動機の軸方向寸法を縮小するように
したコンデンサ誘導電動機を提供する。 【構成】 固定子鉄心の内周に放射状に突出するI字型
の歯部と、継鉄部と合わせてS字型および逆S字型を形
成する歯部の3種類を形成し、I字型を中心に左側に逆
S字型を3個、右側にS字型を3個配した第1の組み合
わせと、I字型を中心に左側にS字型を3個、右側に逆
S字型を3個配した第2の組み合わせを交互に内周に沿
って配置して、16のスロットの固定子鉄心を形成し、
第1の組み合わせのI字型に隣接した逆S字型とS字型
の外周に近い溝部間に、外側巻線を、次いで第2の組み
合わせのI字型に隣接したS字型と逆S字型の外周に近
い溝部間に内側巻線をそれぞれ第1、第2、第3の巻線
を巻装するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ誘導電動機
に関し、詳しくは固定子鉄心の構成と固定子巻線の巻装
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、16スロット2極のコンデンサ誘
導電動機の固定子鉄心は、図3(a)に示すように、固
定子鉄心の内側に向かって放射状に突出した16個のI
字型の歯部を形成し、所定の積厚に積層した状態で全体
を絶縁処理し、図3(b)に示すように基準のI字型の
歯部を中心に左右の3つのI字型の歯部を挟んでスロッ
トの外周側に第1の外側巻線を、その上に重なるように
外側のI字型の歯部を挟んで第2の外側巻線を、さらに
その外側のI字型の歯部を挟んで第3の外側巻線を巻装
し、さらに基準のI字型の歯部から180度の位置にあ
るI字型の歯部を中心に同様に第1の外側巻線、第2の
外側巻線第3の外側巻線を巻装し、次いで基準のI字型
の歯部から90度はなれたI字型の歯部を中心に左右3
つのI字型の歯部をを挟んでスロットの内周側に第1の
内側巻線を、その上に重なるように外側のI字型の歯部
を挟んで第2の内側巻線を、さらにその外側のI字型の
歯部を挟んで第3の内側巻線を巻装し、さらに180度
の位置にあるI字型の歯部を中心に同様に第1の内側巻
線、第2の内側巻線第3の内側巻線を巻装するようにし
て固定子を構成している。この場合、第1の外側巻線、
第2の外側巻線および第3の外側巻線の巻装により、巻
線の形状が崩れ、コイルエンドの変形により引き続き内
側巻線を巻装することが出来なくなる場合があり、第1
の外側巻線、第2の外側巻線および第3の外側巻線の巻
装の都度、または少なくとも外側巻線を巻装してから巻
線の形を整え、次いで内側巻線を巻装する必要があり、
さらに全ての巻線を施してから、バインドし整形する方
法が取られており、整形したりバインドしたりする作業
工程が入り、巻線工程の自動化の支障となっている。ま
た、固定子鉄心の外周に近いほど巻線のコイル周長が長
く且つ重ね巻きするために巻線の長さが増し銅線の使用
量が多くなるとともに、一次抵抗が増し電動機の性能が
低下すること、巻線の整形のためにコイルエンドが大き
くなり電動機の軸方向のサイズが大きくなる等の問題が
生じている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、巻線のコイル周長を短く
して固定子巻線の長さを短くし性能を向上させるととも
に、整形やバインド等の作業を必要としない軸方向の寸
法を縮小したコンデンサ誘導電動機を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、スロットを形成する歯部の形状を、継鉄部とあわせ
てそれぞれ逆S字型、I字型、S字型の3種類とし、固
定子鉄心の内周に沿って時計方向にI字型、S字型を3
個、I字型、逆S字型を3個、I字型の順に円周状に配
置し、I字型を中心に左側に逆S字型を3個、右側にS
字型を3個を配した第1の組み合わせと、I字型を中心
に左側にS字型を3個、右側に逆S字型を3個を配した
第2の組み合わせに分け、所定の積厚に積層した状態で
各歯部に絶縁処理を行い、第1の組み合わせのI字型に
隣接した逆S字型とS字型の外周に近い溝部間に第1の
外側巻線を、その外側の逆S字型とS字型の外周に近い
溝部間に第2の外側巻線を、さらにその外側の逆S字型
とS字型の外周に近い溝部間に第3の外側巻線を巻装
し、次いで第2の組み合わせのI字型に隣接したS字型
と逆S字型の外周に近い溝部間に第1の内側巻線を、そ
の外側のS字型と逆S字型の外周に近い溝部間に第2の
内側巻線を、さらにその外側のS字型と逆S字型の外周
に近い溝部間に第3の内側巻線を巻装するようにした。
また、スロットを形成する歯部の内、3個づつ連続して
配置されるS字型および逆S字型の溝部形状および開口
部形状をI字型からの位置に応じてそれぞれ変え、固定
子巻線の巻装を容易にするようにした。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、歯部鉄心の歯部の形状を
S字型、I字型、逆S字型の3種類とし、左回りにS字
型を3個、I字型、逆S字型を3個、I字型の順に円周
状に配置して16スロットの歯部鉄心を構成し、I字型
を中心に左側に逆S字型を3個、右側にS字型を3個を
配した第1の組み合わせと、I字型を中心に左側にS字
型を3個、右側に逆S字型を3個を配した第2の組み合
わせに分け、第1の組み合わせのI字型に隣接する逆S
字型とS字型の外周側に形成された溝部間に第1の外側
巻線を、その外側の逆S字型とS字型の外周側に形成さ
れた溝部間に第2の外側巻線を、その外側の逆S字型と
S字型の外周側に形成された溝部間に第3の外側巻線を
巻装し、次いで時計方向に4ピッチ(角度で90度)ず
れた第2の組み合わせのI字型に隣接するS字型と逆S
字型の内周側に形成された溝部間に第1の内側巻線を、
その外側のS字型と逆S字型の内周側に形成された溝部
間に第2の内側巻線を、その外側のS字型と逆S字型の
内周側に形成された溝部間に第3の内側巻線を巻装する
ことにより2極の固定子巻線をを形成するようにしてい
る。I字型を中心に逆S字型とS字型のI字型に近接し
た溝部間に巻線を巻装するため、それぞれの巻線のコイ
ル周長を短くくすることができ、全体の巻線長さを短く
するとともに、巻き上がりの形状を整え内側巻線のはみ
出しを抑えることができ、コイルエンド部分のはみ出し
を少なくし、結果として電動機の軸方向寸法を短くする
ことができる。また、内周に沿って3個連続して形成さ
れた逆S字型とS字型の溝部形状および開口部形状をI
字型からの位置に応じてそれぞれ変えて、巻線機による
巻装を容易にすることにより、巻線作業の自動化を図る
ことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の固定子鉄心の平面図で、固定
子鉄心1の歯部は継鉄部2から内側に放射状に突出した
I字型3と、継鉄部2と合わせてS字状に屈曲し外周側
に右に開口した溝部4と内周側に左に開口した溝部4を
有するS字型5と、継鉄部2と合わせて逆S字状に屈曲
し外周側に左に開口した溝部4と内周側に右に開口した
溝部4を有する逆S字型6の3種類からなり、I字型3
を中心に左に逆S字型6を3個、右にS字型5を3個配
した第1の組み合わせと、I字型3を中心に左にS字型
5を3個、右に逆S字型6を3個配した第2の組み合わ
せを内周に沿い円周状に交互に配列して16スロットの
固定子鉄心1を形成している。さらに、S字型5および
逆S字型6の歯部の巾はI字型3の巾と同等になるよう
にして、各歯部を流れる磁束の密度を均等にして、I字
型3を中心に均一な磁極を形成するようにしている。
【0007】図2は本発明の固定子鉄心に固定子巻線を
巻装した状態を示し、内側のスロット7の開口部を通し
て、第1の組み合わせの逆S字型6、I字型3、S字型
5の歯部を挟み逆S字型6とS字型5の外周側に形成さ
れ相反する方向に開口した溝部4間に巻線機により第1
の外側巻線8を、その外側の逆S字型6とS字型5の溝
部4間に第2の外側巻線9を、その外側の逆S字型6と
S字型5の溝部4間に第3の外側巻線10を巻装し、次い
で第2の組み合わせのS字型5、I字型3、逆S字型6
の歯部を挟みS字型5と逆S字型6の内周側に形成され
相反する方向に開口した溝部4間に第1の内側巻線11
を、その外側のS字型5と逆S字型6の溝部4間に第2
の内側巻線12を、その外側のS字型5と逆S字型6の溝
部4間に第3の内側巻線13を巻装するようにして、16
スロット2極の固定子を形成するようにしている。以上
のように固定子巻線を巻装することにより、第1の外側
巻線8、第2の外側巻線9、第3の外側巻線10、第1の
内側巻線11、第2の内側巻線12、第3の内側巻線13をと
もに固定子鉄心1に密接して巻装することにより、余分
なコイルエンドのはみ出しを抑え巻線の長さを出来るだ
け短くすることができ、同時に巻線後の軸方向の寸法を
短くすることができ、またコイルエンドの成形のために
バインドする手作業を省くことができる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、歯部鉄
心の歯部の形状を逆S字型、I字型、S字型の3種類と
し、I字型を中心に左側に逆S字型を3個、右側にS字
型を3個配した第1の組み合わせと、I字型を中心に左
側にS字型を3個、右側に逆S字型を3個配した第2の
組み合わせを内周に交互に配列して16スロットの歯部
を構成し、第1の組み合わせの逆S字型とS字型と、そ
の外側の逆S字型とS字型およびその外側の逆S字型と
S字型の外周に近い溝部間に外側巻線を、第2の組み合
わせのS字型と逆S字型と、その外側のS字型と逆S字
型およびその外側のS字型と逆S字型の内周に近い溝部
間に内側巻線を巻装することにより、固定子巻線の収納
性を高め、それぞれの巻線のコイル周長を短くし銅線の
使用量を削減するとともに、巻線の一次抵抗を下げて誘
導電動機の特性を向上させ、コイルエンドのはみ出しを
低く抑えることにより、誘導電動機の軸方向のサイズを
短くすることができる。また、3個づつ連続して形成さ
れたS字型およひ逆S字型の溝部形状および開口部形状
をI字型からの距離に応じて形状を変えることにより、
巻線機による巻装を容易にすることができ、巻線作業の
自動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子鉄心の平面図である。
【図2】本発明の固定子鉄心に巻線を巻装した状態を示
す平面図である。
【図3】従来の固定子鉄心の平面図と、巻線を巻装した
状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 継鉄部 3 I字型 4 溝部 5 S字型 6 逆S字型 7 スロット 8 第1の外側巻線 9 第2の外側巻線 10 第3の外側巻線 11 第1の内側巻線 12 第2の内側巻線 13 第3の内側巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 裕司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心の内側に16個のスロットを
    形成し、同スロットに2極の固定子巻線を巻装してなる
    コンデンサ誘導電動機において、上記スロットを形成す
    る歯部の形状を、継鉄部とあわせてそれぞれ逆S字型、
    I字型、S字型の3種類とし、固定子鉄心の内周に沿っ
    て時計方向にI字型、S字型を3個、I字型、逆S字型
    を3個、I字型の順に円周状に配置し、I字型を中心に
    左側に逆S字型を3個、右側にS字型を3個を配した第
    1の組み合わせと、I字型を中心に左側にS字型を3
    個、右側に逆S字型を3個を配した第2の組み合わせに
    分け、第1の組み合わせのI字型に隣接した逆S字型と
    S字型の外周に近い溝部間に第1の外側巻線を、その外
    側の逆S字型とS字型の外周に近い溝部間に第2の外側
    巻線を、さらにその外側の逆S字型とS字型の外周に近
    い溝部間に第3の外側巻線を巻装し、次いで第2の組み
    合わせのI字型に隣接したS字型と逆S字型の外周に近
    い溝部間に第1の内側巻線を、その外側のS字型と逆S
    字型の外周に近い溝部間に第2の内側巻線を、さらにそ
    の外側のS字型と逆S字型の外周に近い溝部間に第3の
    内側巻線を巻装するようにしてなることを特徴とするコ
    ンデンサ誘導電動機。
  2. 【請求項2】 上記スロットを形成する各歯部に絶縁処
    理を施し、スロット開口部を通して、第1の外側巻線、
    第2の外側巻線、第3の外側巻線、第1の内側巻線、第
    2の内側巻線、第3の内側巻線の順に巻装するようにし
    てなることを特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導
    電動機。
  3. 【請求項3】 上記スロットを形成する歯部の内、3個
    づつ連続して配置されるS字型および逆S字型の溝部形
    状および開口部形状をI字型からの位置に応じてそれぞ
    れ変え、固定子巻線の巻装を容易にするようにしてなる
    ことを特徴とする請求項1記載のコンデンサ誘導電動
    機。
JP13826793A 1993-06-10 1993-06-10 コンデンサ誘導電動機 Pending JPH06351201A (ja)

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