JP3343106B2 - 表面被覆用組成物 - Google Patents

表面被覆用組成物

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JP3343106B2
JP3343106B2 JP2000207344A JP2000207344A JP3343106B2 JP 3343106 B2 JP3343106 B2 JP 3343106B2 JP 2000207344 A JP2000207344 A JP 2000207344A JP 2000207344 A JP2000207344 A JP 2000207344A JP 3343106 B2 JP3343106 B2 JP 3343106B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバリア性、透
明性かつ可撓性に優れた被膜を形成し得る表面被覆用組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸素、窒素、炭酸ガス、水蒸気等の気体
の透過度が極めて小さいガスバリア材は包装用材料等の
分野において需要が増大している。ガスバリア性をプラ
スチックフィルムまたはシート等の成形体材料に付与す
るためには、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
塩化ビニリデン系共重合体、芳香族系ナイロン等の気体
不透過性素材で成形体を形成する、これらの気体不透
過性素材を他の材料にラミネートまたはコーティングす
る、アルミ箔をフィルム状材料にラミネートする、
金属酸化物を蒸着する等の方法が知られている。
【0003】しかし、の気体不透過性素材の内、エチ
レンビニルアルコール共重合体や芳香族系ナイロンは耐
湿性に劣り、雰囲気の湿度が大きくなるに従ってガスバ
リア性が大幅に低下するという問題があり、塩化ビニリ
デン系共重合体は塩素原子を含んでいるため、公害の原
因となる恐れがある。また、のアルミ箔ラミネートフ
ィルムでは、包装された内容物を外から見ることができ
ず、の金属蒸着フィルムは可撓性に劣るため蒸着層に
クラックが生じ易く、ガスバリア性の低下を引き起こす
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記諸問題
を考慮して、ガスバリア性に優れ、透明であり、被処理
物の物性を損なわないような可撓性を有する表面処理被
膜を形成し得る表面被覆用組成物を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の表面被覆用組成
物は、Si(OR1)基(R1は同一または異なっていて
もよく、水素原子、低級アルキル基またはアシル基を表
す)を含まないポリエチレンイミン(A)と、ポリエチ
レンイミン中のアミノ基と反応し得る官能基を分子内に
有する化合物(B)と、下記一般式(I)で示される有
機シラン化合物(C)および/またはその加水分解縮合
物と、 R2 mSi(OR3n …(I) (式中、R2は同一または異なっていてもよく、水素原
子、低級アルキル基、アリール基、ビニル基または炭素
鎖に直結したメルカプト基、またはメタクリロイル基を
表し、R3は同一または異なっていてもよく、水素原
子、低級アルキル基またはアシル基を表し、mは0また
は正の整数、nは1以上の整数でかつm+nはSiの原
子価と一致する) ポリエチレンイミン(A)、化合物(B)並びに有機シ
ラン化合物(C)および/またはその加水分解縮合物
を、溶解し得る溶媒(D)とを含有するところに要旨を
有する。
【0006】上記化合物(B)が、アミノ基と反応し得
る官能基と共にSi(OR4)基(R4は同一または異な
っていてもよく、水素原子、低級アルキル基またはアシ
ル基を表わす)を有する化合物であることが好ましい。
Si(OR4)基を有し、アミノ基と反応し得る官能基
としてエポキシ基を有する化合物であることが最も好ま
しい。また、化合物(B)と有機シラン化合物(C)の
共加水分解縮合物が組成物に含まれていてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるポリエチレン
イミン(A)としては、Si(OR1)基(R1は同一ま
たは異なっていてもよく、水素原子、低級アルキル基ま
たはアシル基を表す)を含まなければ特に限定されな
い。このポリエチレンイミン(A)は、主として、形成
される被膜に可撓性を付与する役割を担う。特に、形成
された被膜をガスバリア材として用いる場合、ポリエチ
レンイミン(A)の存在によって、表面被覆用組成物の
成膜性が良好になると共に、表面被覆用組成物の安定性
や得られる被膜のガスバリア性が良好になる。ポリエチ
レンイミン(A)は化合物(B)との反応点としての上
記アミノ基を有しているポリマーであるが、加水分解性
のSi(OR1)基がポリエチレンイミン(A)中に含
まれていると、得られる被膜の架橋度が密になりすぎ
て、可撓性が低下してしまうため、本発明で用いられる
ポリエチレンイミン(A)を上記のように限定した。
【0008】ポリエチレンイミン(A)としては、具体
的には、例えば日本触媒社製エポミンシリーズ(エポミ
ンSP−003、エポミンSP−006、エポミンSP
−012、エポミンSP−018、エポミンSP−10
3、エポミンSP−110、エポミンSP−200、エ
ポミンSP−300、エポミンSP−1000、エポミ
ンSP−1020等)等が挙げられる。
【0009】ポリエチレンイミン(A)の好ましい分子
量は250〜20万である。より好ましくは250〜1
0万の範囲である。分子量が250より小さいと形成さ
れた被膜の可撓性に劣り、20万より大きいと、形成さ
れた被膜の透明性に劣ることがある。
【0010】本発明に用いられる化合物(B)として
は、上記ポリエチレンイミン(A)中のアミノ基と反応
し得る官能基を分子内に有する化合物であれば特に限定
されない。該官能基とはエポキシ基、カルボキシル基、
イソシアネート基、オキサゾリニル基等である。化合物
(B)は、ポリエチレンイミン(A)と有機シラン化合
物(C)との相溶化を高める効果があることが見出され
た。また化合物(B)がさらに加水分解性縮合基である
Si(OR4)基(R4基は同一または異なっていてもよ
く、水素原子、低級アルキル基またはアシル基を表わ
す)を有していれば、ポリエチレンイミン(A)と反応
する前もしくは反応後に加水分解縮合が進行し、また後
述の有機シラン化合物(C)の加水分解性縮合基と共加
水分解縮合を起こして縮重合が進行していくため、速や
かに緻密な被膜を形成することができる。
【0011】化合物(B)の具体例としてはフェニルグ
リシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエー
テル、グリセロールジグリシジルエーテル、トリメチロ
ールプロパンジグリシジルエーテル、レゾルシノールジ
グリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシ
ジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジル
エーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、
ジエチレングリコールジグリシジルエーテル、トリエチ
レングリコールジグリシジルエーテル、テトラエチレン
グリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ハイドロキノンジグリシジル
エーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビ
スフェノールSジグリシジルエーテル、ペンタエリスリ
トールテトラグリシジルエーテル等のグリシジルエーテ
ル類;アジピン酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグ
リシジルエステル等のグリシジルエステル類;β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルトリイソプロポキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルメチルジメ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
イソプロポキシシシラン、γ−グリシドキシプロピルメ
チルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチ
ルジエトキシシラン等のエポキシ基とSi(OR4)基
(R4は前記と同じ意味)を有するシランカップリング
剤(以下エポキシ基含有シランカップリング剤と省略す
ることがある);γ−イソシアノプロピルトリメトキシ
シラン、γ−イソシアノプロピルトリエトキシシラン、
γ−イソシアノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
イソシアノプロピルメチルジエトキシシラン等のイソシ
アネート基およびSi(OR4)基(R4は前記と同じ意
味)含有シランカップリング剤(以下イソシアネート基
含有シランカップリング剤と省略することがある);ト
リレンジイソシアネート、1,4−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリジン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート等のイソシアネート類が挙げられ、こ
れらの1種または2種以上を用いることができる。ま
た、化合物(B)がアミノ基と反応し得る官能基を有す
る高分子有機化合物、またはさらにSi(OR4)基を
有する高分子有機化合物であってもよい。
【0012】本発明においては、アミノ基との反応性が
良好で、形成される被膜の耐湿性が優れている点から、
エポキシ基含有シランカップリング剤を化合物(B)と
して使用することが好ましい。
【0013】本発明において化合物(B)としてエポキ
シ基含有シランカップリング剤もしくはイソシアネート
基含有シランカップリング剤を用いる場合は、ポリエチ
レンイミン(A)との反応前か反応後に加水分解縮合を
行うこと、そして後述の有機シラン化合物(C)の加水
分解性縮合基と共加水分解縮合を行うことが可能であ
る。
【0014】本発明に用いられる有機シラン化合物
(C)としては、下記一般式(I)で表されるものであ
れば特に限定されない。 R2 mSi(OR3n …(I) (式中、R2は同一または異なっていてもよく、水素原
子、低級アルキル基、アリール基、ビニル基または炭素
鎖に直結したメルカプト基、またはメタクリロイル基を
表し、R3は同一または異なっていてもよく、水素原
子、低級アルキル基またはアシル基を表し、mは0また
は正の整数、nは1以上の整数でかつm+nはSiの原
子価と一致する)
【0015】具体的には、テトラメトキシシラン、テト
ラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テト
ラブトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチル
トリエトキシシラン、メチルトリイソプロポキシシラ
ン、メチルトリブトキシシラン、エチルトリメトキシシ
ラン、エチルトリエトキシシラン、エチルトリイソプロ
ポキシシラン、エチルトリブトキシシラン、ジメチルジ
メトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジメチル
ジイソプロポキシシラン、ジメチルジブトキシシラン、
ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジエトキシシラ
ン、ジエチルジイソプロポキシシラン、ジエチルジブト
キシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、ビニルトリイソプロポキシシラン、ビニ
ルトリブトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン等
のアルコキシシラン類、またこれらの錯体化合物、メチ
ルトリアセトキシシラン、トリメチルシラノール等、ま
たはこれらの化合物を含む高分子有機化合物類が挙げら
れ、これらの1種または2種以上を用いることができ
る。中でも、形成された被膜が良好な耐湿性を示す点か
ら、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシランが好
ましい。
【0016】被膜形成時の乾燥の際に有機シラン化合物
(C)の蒸発を防ぐため、有機シラン化合物(C)は予
め加水分解縮合を行うことが好ましい。この加水分解縮
合反応は公知の触媒を用いることができ、また後述の溶
媒(D)中で反応させるのが有利である。化合物(B)
としてエポキシ基含有シランカップリング剤もしくはイ
ソシアネート含有シランカップリング剤等のSi(OR
4)基含有化合物を用いた場合は、有機シラン化合物
(C)と予め共加水分解縮合を行うことも可能である。
有機シラン化合物(C)は、形成された被膜の耐湿性を
向上させる効果がある。
【0017】本発明の表面被覆用組成物は、ポリエチレ
ンイミン(A)、化合物(B)、有機シラン化合物
(C)および後述の溶媒(D)とから構成され、溶媒以
外の各化合物の合計量(すなわち組成物の固形分に相当
する)を100重量%としたときの各化合物の好ましい
使用量を説明する。ポリエチレンイミン(A)は、1〜
40重量%が好ましい。ポリエチレンイミン(A)が1
重量%より少ないと、形成された被膜をガスバリア材と
して用いたときのガスバリア性が不充分であり、また被
膜の可撓性が低下する。40重量%より多いと形成され
た被膜の耐水性が劣ることがある。より好ましい(A)
の使用量は5〜30重量%の範囲であり、さらに好まし
くは5〜20重量%である。化合物(B)は0.5〜3
0重量%が好ましい。化合物(B)が0.5重量%より
少ないと、ポリエチレンイミン(A)と有機シラン化合
物(C)を相溶化させることができないため形成された
被膜の物性が劣り、30重量%より多いと、表面被覆用
組成物の安定性が悪化する。より好ましい(B)の使用
量は1〜20重量%の範囲であり、さらに好ましくは1
〜10重量%である。
【0018】有機シラン化合物(C)は5〜90重量%
が好ましい。化合物(C)が5重量%より少ないと形成
された被膜の耐湿性が不足する。しかし90重量%を超
えて使用すると、被膜の可撓性が低下するため好ましく
ない。より好ましい(C)の使用量は10〜90重量%
の範囲であり、さらに好ましくは30〜80重量%であ
る。
【0019】本発明で用いられる溶媒(D)としては、
ポリエチレンイミン(A)、化合物(B)および有機シ
ラン化合物(C)を溶解し得る溶媒が好ましい。例え
ば、メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタ
ノール、エチレングリコール等のアルコール類である。
また、これらのアルコール類に、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、トル
エン、ベンゼン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン等の炭化水素類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル等のエステル類、その他、テトラヒドロ
フラン、プロピルエーテル、水等の1種または2種以上
を混合して用いてもよい。
【0020】本発明の組成物の調製方法は特に限定され
ないが、予めポリエチレンイミン(A)と化合物(B)
を反応させてから有機シラン化合物(C)を加える方法
や、ポリエチレンイミン(A)の存在下で化合物(B)
と有機シラン化合物(C)を反応させながら(C)を
[(B)が加水分解性基を有する場合は(B)も]を加
水分解する方法等が、表面被覆用組成物の安定性を高め
る点で好ましく採用される。
【0021】本発明の表面被覆用組成物には、本発明の
効果を損なわない範囲で、硬化触媒、濡れ性改良剤、可
塑剤、消泡剤、増粘剤等の無機・有機系各種添加剤を必
要に応じて添加することもできる。
【0022】本発明の表面被覆用組成物は、各種基材の
被覆に利用できる。基材としては特に限定されないが樹
脂成形体が好ましい。成形体を形成する樹脂の種類は特
に限定されないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンイソフタレート、ポリエチレン−
2,6−ナフタレート、ポリブチレンテレフタレートや
これらの共重合体等のポリエステル系樹脂、ポリアミド
類、ポリスチレン、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、
ポリアクリロニトリル、ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネ
ート、セロファン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、
ポリスルフォン、ポリエーテルケトン、アイオノマー樹
脂、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂や、メラミン樹脂、ポ
リウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、ユリア樹脂、アルキド樹脂、珪素
樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。また樹脂成形体
以外に、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、鉄鋼等
の金属板やこれらのメッキ材を基材としたり、紙や繊維
製品等を基材として使用することも可能である。成形体
の形状としては、フィルム状、シート状、ボトル状等用
途に応じて選択できる。特に加工のし易さから、熱可塑
性プラスチックフィルムが好ましい。
【0023】表面被覆用組成物を上記基材に被覆する方
法は特に限定されず、例えばロールコーティング法、デ
ィップコーティング法、バーコーティング法、ダイコー
ティング法等やこれらを組み合わせた方法を採用でき
る。中でも、ダイコーティング法は、表面被覆用組成物
の安定性を増す理由で好ましい。なお、被覆を行う前に
樹脂成形体にコロナ処理等の表面活性化処理や、ウレタ
ン樹脂等の公知のアンカー処理も行うことができる。ま
た、表面被覆用組成物を樹脂成形体に被覆した後に、ラ
ミネート処理や他の公知の処理を行ってもよい。
【0024】表面被覆用組成物の被覆後は被膜の硬化お
よび乾燥を行うが、より早く硬化・乾燥させたい場合に
は樹脂成形体の耐熱温度以下で加熱することが好まし
い。また、加熱に加えて加湿を行えば、さらに速やかに
硬化・乾燥が完了する。被膜の厚みは、乾燥後で0.0
1〜20μmの範囲が適している。好ましくは0.1〜
15μm、さらに好ましくは0.5〜10μmである。
被膜が0.01μmより薄いと被膜にピンホールが発生
しやすくなり、20μmより厚いと被膜にクラックが生
じることがある。
【0025】本発明の表面処理樹脂成形体の処理面に、
さらに金属または金属酸化物蒸着層を積層してもよい。
これらの蒸着層の積層によって、さらに高度なガスバリ
ア性を樹脂成形体に付与することができる。本発明の表
面被覆用組成物で処理された処理面は蒸着層との密着性
に優れており、蒸着層を積層しても高い可撓性を有して
いることが見出された。蒸着層構成金属としてはアルミ
ニウムが好ましく、金属酸化物としてはシリカやアルミ
ナが好ましい。蒸着方法としては、真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンプレーティング法等の物理蒸着法
(PVD)や、化学蒸着法(CVD)等公知の方法を採
用できる。
【0026】さらに、表面処理樹脂成形体の処理面また
は上記蒸着層の上に、単一または複数層の熱可塑性樹脂
を積層することもできる。熱可塑性樹脂層は、耐水蒸気
性を向上させると共に、成形体に、ヒートシール性、印
刷性、安全性等の性能を付与する効果を有する。熱可塑
性樹脂の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の汎用ポリオレフ
ィン系の樹脂がヒートシール性、耐水蒸気性に優れてお
り好ましい。その他、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリロニトリ
ル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニル
アルコール、セロファン、ナイロン等が使用でき、これ
らの熱可塑性樹脂にポリ塩化ビニリデンをコートしたフ
ィルムを積層してもよい。
【0027】本発明の表面被覆成形体と熱可塑性樹脂と
の積層は、公知の接着剤を用いるドライラミネートや、
エクストルージョンラミネート、ホットメルトラミネー
ト等の公知の方法を採用できる。積層時に用いる接着剤
としては、特に限定されず、ポリウレタン系、ポリエス
テル系、エポキシ系、アルキルチタネート系、ポリエチ
レンイミン系、ポリブタジエン系、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体系、低分子ポリエチレン、ワックス等が例示
される。接着性を上げるために、コロナ処理等の表面被
覆を行ってもよい。
【0028】
【実施例】以下実施例によって本発明をさらに詳述する
が、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・
後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施することは全て
本発明の技術範囲に包含される。なお酸素透過度は、温
度20℃、湿度90%Rhの条件で、MOCON社製の
酸素透過率測定装置により測定した結果である。
【0029】実施例1 エポミンSP−006{日本触媒の商品名;ポリエチレ
ンイミン(A)}6.98g、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン{化合物(B);以下GTMSと
略す}9.25g、メタノール25.1gを混合して、
65℃で窒素雰囲気下3時間撹拌した。この反応溶液に
テトラメトキシシラン{有機シラン化合物(C);以下
MSと略す}72.0gとメタノール11.1gの混合
液を加え1時間撹拌し、表面被覆用組成物1を得た。こ
の組成物1をバーコーターで12μmのPETに塗布
し、80℃で30秒乾燥した。処理層の膜厚は1.0μ
mで透明であった。また、酸素透過度は2.1cc/m
2・24hrs・atmであった。
【0030】実施例2 エポミンSP−018{日本触媒の商品名;ポリエチレ
ンイミン(A)}7.18g、GTMS{化合物
(B)}3.25g、メタノール21.1gを混合し
て、65℃で窒素雰囲気下3時間撹拌した後、室温でメ
タノール5gと水0.1gの混合物を15分間で滴下
し、1時間撹拌した。さらにこの反応溶液にMS{有機
シラン化合物(C)}52.0g、メタノール15.4
gの混合液を加え室温で3時間撹拌し、表面被覆用組成
物2を得た。この組成物2をダイコーターで12μmの
PETに塗布し、100℃、20%Rhで乾燥した。ダ
イコーターの乾燥炉の長さは3mで塗工速度は10m/
分であった。処理層の膜厚は2.5μmで透明であっ
た。また酸素透過度は2.0cc/m2・24hrs・
atmであった。
【0031】実施例3 エポミンSP−300{日本触媒の商品名;ポリエチレ
ンイミン(A)}7.22g、γ−グリシドキシプロピ
ルトリエトキシシラン{化合物(B)}3.25g、エ
タノール36.1g、テトラエトキシシラン{有機シラ
ン化合物(C)}72.0gを混合して65℃で窒素雰
囲気下4時間撹拌し、表面被覆用組成物3を得た。この
組成物3をバ−コーターで12μmのPETに塗布し、
100℃、20%Rhで30秒乾燥した。処理層の膜厚
は2.4μmで透明であった。また、酸素透過度は1.
1cc/m2・24hrs・atmであった。
【0032】実施例4 エポミンSP−300{ポリエチレンイミン(A)}を
7.18gと、β−(3,4ーエポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシラン{化合物(B)}4.7
2gおよびメタノール21.1gを混合して、55℃で
窒素雰囲気下2時間撹拌した。この反応溶液にMS{有
機シラン化合物(C)}55.0g、メタノール15.
4gの混合液を加え室温で1時間撹拌し、表面被覆用組
成物4を得た。この組成物4をバーコーターで12μm
のPETに塗布し、100℃、20%Rhで10秒乾燥
した。処理層の膜厚は2.7μmで透明であった。ま
た、酸素透過度は3.50cc/m2・24hrs・a
tmであった。
【0033】実施例5 エポミンSP−006{ポリエチレンイミン(A)}を
6.89gと、エチレングリコールジグリシジルエーテ
ル{化合物(B)}1.25gおよびメタノール80.
0gを混合して、65℃で窒素雰囲気下3時間撹拌し
た。この反応溶液にMS{有機シラン化合物(C)}6
0.0gを加え1時間撹拌し、表面被覆用組成物5を得
た。この組成物5をバーコーターで20μmのOPPに
塗布し、80℃で30秒乾燥した。処理層の膜厚は1.
5μmで透明であった。また、酸素透過度は5.3cc
/m2・24hrs・atmであった。
【0034】実施例6 7.18gのエポミンSP−018{ポリエチレンイミ
ン(A)}とテトラヒドロフラン30.1gの混合液を
激しく撹拌しながら、1.25gのヘキサメチレンジイ
ソシアネート{化合物(B)}を10分間で滴下し、そ
の後65℃で窒素雰囲気下3時間撹拌した。この反応溶
液にMS{有機シラン化合物(C)}49.0g、テト
ラヒドロフラン15.4gの混合液を加え室温で1時間
撹拌し、表面被覆用組成物6を得た。この組成物6をバ
ーコーターで12μmのPETに塗布し、100℃、2
0%Rhで10秒乾燥した。処理層の膜厚は4.5μm
で透明であった。また、酸素透過度は1.1cc/m2
・24hrs・atmであった。
【0035】実施例7 7.22gのエポミンSP−018{ポリエチレンイミ
ン(A)}、GTMS{化合物(B)}3.56g、メ
タノール51.1gを混合して、65℃で窒素雰囲気下
3時間撹拌した。この反応溶液にMシリケート51{有
機シラン化合物(C’);MSのオリゴマー;多摩化学
工業の製品名}52.0g、メタノール15.4gの混
合液を加え室温で1時間撹拌し、表面被覆用組成物7を
得た。この組成物7をバーコーターで12μmのPET
に塗布し、100℃、20%Rhで10秒乾燥した。処
理層の膜厚は2.7μmで透明であった。また、酸素透
過度は1.3cc/m2・24hrs・atmであっ
た。
【0036】実施例8 実施例1で得られた表面被覆フィルムの処理面上に、武
田薬品社製の接着用ウレタンコート剤A310とA3を
10:1(重量比)で混合した接着剤を、乾燥後の厚み
が0.5μmとなる様に塗布し、乾燥後、厚さ50μm
のポリプロピレンフィルムを貼り合わせた。この積層体
の酸素透過度は、1.8cc/m2・24hrs・at
mであった。
【0037】実施例9 352gのエポミンSP−018{ポリエチレンイミン
(A)}と、GTMS{化合物(B)}200g、メタ
ノール1000gを混合して65℃で窒素雰囲気下3時
間撹拌した。この、反応溶液にMS{有機シラン化合物
(C)}2500gとメタノ−ル750gの混合液を3
0分かけて60℃で滴下し、1時間撹拌して表面被覆用
組成物10を得た。この組成物10を12μmのPET
に乾燥後の厚みが3μmになる様に塗布し、100℃、
20%Rhで5秒間乾燥した。得られた表面被覆フィル
ムを、フィルム用高周波誘導加熱方式の蒸着機にセット
し、10-4Torrの真空下で、一酸化珪素を80m/
分の速度で処理面側に蒸着した。得られた蒸着フィルム
の蒸着層の厚みは500Åであった。また、酸素透過度
は0.4cc/m2・24hrs・atmであった。
【0038】実施例10 実施例9で得られた蒸着フィルムの蒸着層に、武田薬品
社製の接着用ウレタンコート剤A310とA3を10:
1(重量比)で混合した接着剤を、乾燥後の厚みが0.
5μmとなる様に塗布し、乾燥後、厚さ50μmのポリ
プロピレンフィルムを貼り合わせた。この積層体11の
酸素透過度は、0.3cc/m2・24hrs・atm
であった。
【0039】比較例1 7.18gのエポミンSP−018{ポリエチレンイミ
ン(A)}、GTMS{化合物(B)}3.73g、メ
タノール51.1gを混合して、65℃で窒素雰囲気下
3時間撹拌し、比較表面被覆用組成物1を得た。この比
較組成物1をバーコーターで12μmのPETに塗布
し、100℃、20%Rhで30秒乾燥した。処理層の
膜厚は2.5μmで透明であった。また、酸素透過度は
67.0cc/m2・24hrs・atmであった。有
機シラン化合物(C)が加えられていないため、酸素透
過度が劣っていた。
【0040】比較例2 エポミンSP−012{日本触媒の商品名;ポリエチレ
ンイミン(A)}を7.18g、MS{有機シラン化合
物(C)}52.0g、メタノール55.4gを混合
し、窒素雰囲気下65℃で3時間撹拌し、比較表面被覆
用組成物2を得た。この比較組成物2をバーコーターで
12μmのPETに塗布し、100℃、20%Rhで1
0秒乾燥した。処理層の膜厚は2.8μmで白濁してい
た。また、酸素透過度は69.0cc/m2・24hr
s・atmであった。化合物(B)が加えられていない
ため相溶性が悪く、白濁して酸素透過度の劣った被膜し
か得られない。
【0041】比較例3 GTMS{化合物(B)}5.25g、MS{有機シラ
ン化合物(C)}52.0g、メタノール30.4gを
混合し、65℃で1時間撹拌し、比較表面被覆用組成物
3を得た。この比較組成物3をバーコーターで12μm
のPETに塗布し、100℃、20%Rhで5分間乾燥
した。処理層の膜厚は2.5μmで透明であったが、一
部クラックが入っていた。また、酸素透過度は72.0
cc/m 2・24hrs・atmであった。ポリエチレ
ンイミン(A)が存在していないため、可撓性、酸素透
過度に劣っている。
【0042】
【発明の効果】本発明の表面被覆用組成物は、ポリエチ
レンイミン(A)と、ポリエチレンイミン中のアミノ基
と反応し得る化合物(B)と加水分解性の有機シラン化
合物(C)を組合せることによって、ガスバリア性に優
れ、透明であり、可撓性を有する被膜を形成することが
できる。従ってこの組成物で処理された表面処理樹脂成
形体は優れたガスバリア性を示し、包装分野や各種分野
で有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−128752(JP,A) 特開 平5−331417(JP,A) 特開 平2−286331(JP,A) 特開 昭56−24464(JP,A) 特開 平6−220401(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 5/00 - 201/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si(OR1)基(R1は同一または異な
    っていてもよく、水素原子、低級アルキル基またはアシ
    ル基を表す)を含まないポリエチレンイミン(A)と、 ポリエチレンイミン中のアミノ基と反応し得る官能基を
    分子内に有する化合物 (B)と、下記一般式(I)で示される有機シラン化合
    物(C)および/またはその加水分解縮合物と、 R2 mSi(OR3n …(I) (式中、R2は同一または異なっていてもよく、水素原
    子、低級アルキル基、アリール基、ビニル基または炭素
    鎖に直結したメルカプト基、またはメタクリロイル基を
    表し、R3は同一または異なっていてもよく、水素原
    子、低級アルキル基またはアシル基を表し、mは0また
    は正の整数、nは1以上の整数でかつm+nはSiの原
    子価と一致する) ポリエチレンイミン(A)、化合物(B)並びに有機シ
    ラン化合物(C)および/またはその加水分解縮合物を
    溶解し得るアルコール類を含む溶媒(D)とを含有する
    ことを特徴とするガスバリア用表面被覆用組成物。
  2. 【請求項2】 上記化合物(B)が、アミノ基と反応し
    得る官能基と共にSi(OR4)基(R4は同一または異
    なっていてもよく、水素原子、低級アルキル基またはア
    シル基を表す)を有する化合物である請求項1に記載の
    表面被覆用組成物。
  3. 【請求項3】 上記化合物(B)が、アミノ基と反応し
    得る官能基としてエポキシ基を有する化合物である請求
    項1または2に記載の表面被覆用組成物。
  4. 【請求項4】 上記化合物(B)と有機シラン化合物
    (C)の共加水分解縮合物を有する請求項2または3に
    記載の表面被覆用組成物。
  5. 【請求項5】 有機シラン化合物(C)が、テトラメト
    キシシランまたはテトラエトキシシランである請求項1
    〜4のいずれかに記載の表面被覆用組成物。
  6. 【請求項6】 溶媒(D)以外の各化合物の合計量を1
    00重量%としたときの前記ポリエチレンイミン(A)
    の含有量が1〜40重量%である請求項1〜 5のいずれ
    かに記載の表面被覆用組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の表面被
    覆用組成物の製造方法であって、アルコール類を含む溶
    媒(D)の中で、Si(OR 1 )基(R 1 は同一または異
    なっていてもよく、水素原子、低級アルキル基またはア
    シル基を表す)を含まないポリエチレンイミン(A)
    と、ポリエチレンイミン中のアミノ基と反応し得る官能
    基を分子内に有する化合物(B)とを反応させてから、
    得られた反応生成物へ、下記一般式(I)で示される有
    機シラン化合物(C)および/またはその加水分解縮合
    物を加えることを特徴とする表面被覆用組成物の製造方
    法。 2 m Si(OR 3 n …(I) (式中、R 2 は同一または異なっていてもよく、水素原
    子、低級アルキル基、アリール基、ビニル基または炭素
    鎖に直結したメルカプト基、またはメタクリロイル基を
    表し、R 3 は同一または異なっていてもよく、水素原
    子、低級アルキル基またはアシル基を表し、mは0また
    は正の整数、nは1以上の整数でかつm+nはSiの原
    子価と一致する)
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