JP3342461B2 - 排気消音装置 - Google Patents
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- B60K13/04—Arrangement in connection with combustion air intake or gas exhaust of propulsion units concerning exhaust
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排気消
音装置に関し、特に、消音器本体内または排気ガス排出
管に排気ガスの流通を制御する制御弁を設けた排気消音
装置に関する。
音装置に関し、特に、消音器本体内または排気ガス排出
管に排気ガスの流通を制御する制御弁を設けた排気消音
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる排気消音装置として、特開平8−
200039号公報に記載されたものが公知である。
200039号公報に記載されたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の排気消音装
置の制御弁は、排気圧の変化に応じて弁体の開口面積を
変化させることにより排気ガスの流通抵抗を比較的自由
に設定できる反面、制御弁が弁ハウジング、回動軸、弁
体、回転付勢ばね、軸方向付勢ばね、ばね室を形成する
ケース部材およびカバー等の多数の部品から構成される
ため、制御弁の重量、寸法、コストの増加を招く問題が
ある。
置の制御弁は、排気圧の変化に応じて弁体の開口面積を
変化させることにより排気ガスの流通抵抗を比較的自由
に設定できる反面、制御弁が弁ハウジング、回動軸、弁
体、回転付勢ばね、軸方向付勢ばね、ばね室を形成する
ケース部材およびカバー等の多数の部品から構成される
ため、制御弁の重量、寸法、コストの増加を招く問題が
ある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、排気消音装置の制御弁をできるだけ少ない部品点数
で構成し、その重量、寸法、コストの低減を図ることを
目的とする。
で、排気消音装置の制御弁をできるだけ少ない部品点数
で構成し、その重量、寸法、コストの低減を図ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、消音器本体
と、消音器本体内に排気ガスを導入する排気ガス導入管
と、消音器本体内の排気ガスを外部に排出する排気ガス
排出管と、消音器本体内または排気ガス排出管に設けら
れて排気ガスの流通を制御する制御弁とを備えた排気消
音装置において、前記制御弁を、軸方向一側に排気ガス
が流入する排気ガス流入口を有する第1の筒体と、第1
の筒体に軸方向移動可能に嵌まり合うとともに、軸方向
他側に排気ガス流入口から流入した排気ガスの圧力を受
ける受圧面を有する第2の筒体と、第1の筒体および第
2の筒体が嵌まり合う部分において両筒体間に形成され
る環状の隙間に配置され、第2の筒体を前記軸方向一側
に向けて付勢するばねとを備え、受圧面に排気ガスの圧
力を受けた第2の筒体がばねの付勢力に抗して第1の筒
体に対して前記軸方向他側に向けて移動したとき、第1
の筒体内の排気ガスが第2の筒体の外周面に形成した連
通口から該第2の筒体の外部に流出するようにしたこと
を特徴とする排気消音装置が提案される。
に、請求項1に記載された発明によれば、消音器本体
と、消音器本体内に排気ガスを導入する排気ガス導入管
と、消音器本体内の排気ガスを外部に排出する排気ガス
排出管と、消音器本体内または排気ガス排出管に設けら
れて排気ガスの流通を制御する制御弁とを備えた排気消
音装置において、前記制御弁を、軸方向一側に排気ガス
が流入する排気ガス流入口を有する第1の筒体と、第1
の筒体に軸方向移動可能に嵌まり合うとともに、軸方向
他側に排気ガス流入口から流入した排気ガスの圧力を受
ける受圧面を有する第2の筒体と、第1の筒体および第
2の筒体が嵌まり合う部分において両筒体間に形成され
る環状の隙間に配置され、第2の筒体を前記軸方向一側
に向けて付勢するばねとを備え、受圧面に排気ガスの圧
力を受けた第2の筒体がばねの付勢力に抗して第1の筒
体に対して前記軸方向他側に向けて移動したとき、第1
の筒体内の排気ガスが第2の筒体の外周面に形成した連
通口から該第2の筒体の外部に流出するようにしたこと
を特徴とする排気消音装置が提案される。
【0006】上記構成によれば、第1の筒体、第2の筒
体およびばねの僅かに3つの部材で制御弁を構成するこ
とができるので、制御弁の小型化、軽量化および低コス
ト化を図ることができる。また第1の筒体と第2の筒体
とが径方向に重なり合って配置されるため、制御弁の軸
方向寸法を短縮してスペースを節減することができる。
体およびばねの僅かに3つの部材で制御弁を構成するこ
とができるので、制御弁の小型化、軽量化および低コス
ト化を図ることができる。また第1の筒体と第2の筒体
とが径方向に重なり合って配置されるため、制御弁の軸
方向寸法を短縮してスペースを節減することができる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、消音器本体の内部を区画して
形成した複数の消音室間を連通する連通管、あるいは前
記排気ガス排出管で第1の筒体を構成したことを特徴と
する排気消音装置が提案される。
請求項1の構成に加えて、消音器本体の内部を区画して
形成した複数の消音室間を連通する連通管、あるいは前
記排気ガス排出管で第1の筒体を構成したことを特徴と
する排気消音装置が提案される。
【0008】上記構成によれば、複数の消音室間を連通
する連通管、あるいは排気ガス排出管を第1の筒体とし
て利用するので、部品点数を削減して制御弁の更なる小
型化、軽量化および低コスト化を図ることができる。
する連通管、あるいは排気ガス排出管を第1の筒体とし
て利用するので、部品点数を削減して制御弁の更なる小
型化、軽量化および低コスト化を図ることができる。
【0009】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1または2の構成に加えて、ばねを軸線方向に対
して外径が変化する圧縮コイルばねで構成し、ばねの外
周部あるいは内周部が第1の筒体あるいは第2の筒体に
接触するようにしたことを特徴とする排気消音装置が提
案される。
請求項1または2の構成に加えて、ばねを軸線方向に対
して外径が変化する圧縮コイルばねで構成し、ばねの外
周部あるいは内周部が第1の筒体あるいは第2の筒体に
接触するようにしたことを特徴とする排気消音装置が提
案される。
【0010】上記構成によれば、軸線方向に対して外径
が変化する圧縮コイルばねの外周部あるいは内周部が第
1の筒体あるいは第2の筒体に接触するので、接触部に
作用する摩擦力でばねの共振現象を防止することができ
る。
が変化する圧縮コイルばねの外周部あるいは内周部が第
1の筒体あるいは第2の筒体に接触するので、接触部に
作用する摩擦力でばねの共振現象を防止することができ
る。
【0011】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1〜3の何れか1項の構成に加えて、第2の筒体
の前記軸方向他側への移動量の増加に応じて、第2の筒
体の連通口の開口面積が増加するようにしたことを特徴
とする排気消音装置が提案される。
請求項1〜3の何れか1項の構成に加えて、第2の筒体
の前記軸方向他側への移動量の増加に応じて、第2の筒
体の連通口の開口面積が増加するようにしたことを特徴
とする排気消音装置が提案される。
【0012】上記構成によれば、エンジンの負荷の増加
に応じて制御弁を通過する排気ガスの流量が徐々にある
いは段階的に増加するため、排気音の消音効果の向上を
優先するエンジンの低負荷時から、エンジン出力低下の
抑制効果を優先するエンジンの高負荷時まで、排気音の
消音効果およびエンジン出力低下の抑制効果の目的割合
を徐々にあるいは段階的に変化させながら制御すること
ができる。従って、ドライバーが期待する前記両効果の
比率をエンジン負荷の変化に応じて自動的に変化させ、
排気消音装置としての性能を高めることができる。
に応じて制御弁を通過する排気ガスの流量が徐々にある
いは段階的に増加するため、排気音の消音効果の向上を
優先するエンジンの低負荷時から、エンジン出力低下の
抑制効果を優先するエンジンの高負荷時まで、排気音の
消音効果およびエンジン出力低下の抑制効果の目的割合
を徐々にあるいは段階的に変化させながら制御すること
ができる。従って、ドライバーが期待する前記両効果の
比率をエンジン負荷の変化に応じて自動的に変化させ、
排気消音装置としての性能を高めることができる。
【0013】尚、実施例の第1、第2、第3消音室29
〜31は本発明の消音室に対応し、実施例の第2連通管
35および副排気ガス排出管45は本発明の第1の筒体
に対応し、実施例の弁体37は本発明の第2の筒体に対
応し、また実施例のコイルばね39は本発明のばねに対
応する。
〜31は本発明の消音室に対応し、実施例の第2連通管
35および副排気ガス排出管45は本発明の第1の筒体
に対応し、実施例の弁体37は本発明の第2の筒体に対
応し、また実施例のコイルばね39は本発明のばねに対
応する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は自動車用の排気消音装置の取付状態を示す
図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3
部拡大図、図4は図3の4−4線断面図、図5は制御弁
の組立行程を示す図である。
ので、図1は自動車用の排気消音装置の取付状態を示す
図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3
部拡大図、図4は図3の4−4線断面図、図5は制御弁
の組立行程を示す図である。
【0016】図1に示すように、自動車の車体後部に設
けられるリヤサブフレーム11の後部クロスメンバ12
の下面に、本実施例の排気消音装置Mが一対の弾性部材
13,13を介して吊下支持される。排気消音装置Mか
ら前方に向けて延びる前部排気管14は図示せぬ排気ガ
ス浄化装置を介してエンジンに接続され、排気消音装置
Mから後方に向けて延びる後部排気管は15は大気に連
通する。尚、この排気系は排気消音装置Mを吊下支持す
る前記一対の弾性部材13,13に加えて、他の複数の
弾性部材(図示せず)を介して車体下面に吊下支持され
る。
けられるリヤサブフレーム11の後部クロスメンバ12
の下面に、本実施例の排気消音装置Mが一対の弾性部材
13,13を介して吊下支持される。排気消音装置Mか
ら前方に向けて延びる前部排気管14は図示せぬ排気ガ
ス浄化装置を介してエンジンに接続され、排気消音装置
Mから後方に向けて延びる後部排気管は15は大気に連
通する。尚、この排気系は排気消音装置Mを吊下支持す
る前記一対の弾性部材13,13に加えて、他の複数の
弾性部材(図示せず)を介して車体下面に吊下支持され
る。
【0017】図2に示すように、排気消音装置Mは、断
面が概略楕円状のシェル21と、このシェル21の左右
両端の開口部を閉塞すべく外周のカシメ部22,23に
より固定された一対のエンドプレート24,25とから
構成された消音器本体26を備える。消音器本体26の
内部は、外周部を折り曲げたフランジ27a,28aを
シェル21の内面に圧入により固定した第1隔壁板27
および第2隔壁板28により、第1消音室29、第2消
音室30および第3消音室31に区画される。
面が概略楕円状のシェル21と、このシェル21の左右
両端の開口部を閉塞すべく外周のカシメ部22,23に
より固定された一対のエンドプレート24,25とから
構成された消音器本体26を備える。消音器本体26の
内部は、外周部を折り曲げたフランジ27a,28aを
シェル21の内面に圧入により固定した第1隔壁板27
および第2隔壁板28により、第1消音室29、第2消
音室30および第3消音室31に区画される。
【0018】消音器本体26の内部に挿入された前部排
気管14の下流端部は排気ガス導入管32を構成し、そ
の排気ガス導入管32は第2隔壁板28および第1隔壁
板27を貫通して第1消音室29に開口する。第2消音
室30に臨む排気ガス導入管32には、その内外を連通
する多数のパンチング孔32a…が形成される。また消
音器本体26の内部に挿入された後部排気管15の上流
端部は排気ガス排出管33を構成し、その排気ガス排出
管33は第1隔壁板27および第2隔壁板28を貫通し
て第3消音室31に開口する。第2隔壁板28を貫通す
る第1連通管34は、その両端が第2消音室30および
第3消音室31にそれぞれ開口する。第1隔壁板27お
よび第2隔壁板28を貫通する第2連通管35は、その
両端が第1消音室29および第3消音室31に開口す
る。そして第3消音室31に開口する第2連通管35の
端部に本実施例の制御弁36が設けられる。
気管14の下流端部は排気ガス導入管32を構成し、そ
の排気ガス導入管32は第2隔壁板28および第1隔壁
板27を貫通して第1消音室29に開口する。第2消音
室30に臨む排気ガス導入管32には、その内外を連通
する多数のパンチング孔32a…が形成される。また消
音器本体26の内部に挿入された後部排気管15の上流
端部は排気ガス排出管33を構成し、その排気ガス排出
管33は第1隔壁板27および第2隔壁板28を貫通し
て第3消音室31に開口する。第2隔壁板28を貫通す
る第1連通管34は、その両端が第2消音室30および
第3消音室31にそれぞれ開口する。第1隔壁板27お
よび第2隔壁板28を貫通する第2連通管35は、その
両端が第1消音室29および第3消音室31に開口す
る。そして第3消音室31に開口する第2連通管35の
端部に本実施例の制御弁36が設けられる。
【0019】従って、前部排気管14から消音器本体2
6の内部の排気ガス導入管32に導入された排気ガスの
一部は、排気ガス導入管32に形成したパンチング孔3
2a…から第2消音室30および第1連通管34を経て
第3消音室31に流入し、また前部排気管14から排気
ガス導入管32に導入された排気ガスの残部は、第1消
音室29から第2連通管35および制御弁36を経て第
3消音室31に流入する。そして第3消音室31の排気
ガスは、排気ガス排出管33を通って消音器本体26の
外部の後部排気管15に排出される。
6の内部の排気ガス導入管32に導入された排気ガスの
一部は、排気ガス導入管32に形成したパンチング孔3
2a…から第2消音室30および第1連通管34を経て
第3消音室31に流入し、また前部排気管14から排気
ガス導入管32に導入された排気ガスの残部は、第1消
音室29から第2連通管35および制御弁36を経て第
3消音室31に流入する。そして第3消音室31の排気
ガスは、排気ガス排出管33を通って消音器本体26の
外部の後部排気管15に排出される。
【0020】次に、図3および図4に基づいて制御弁3
6の構造を説明する。
6の構造を説明する。
【0021】制御弁36は、第3消音室31の内部に突
出する第2連通管35と、この第2連通管35の端部外
周に軸方向移動自在に嵌まり合う弁体37とを備えてお
り、第2連通管35は本発明の第1の筒体を構成し、弁
体37は本発明の第2の筒体を構成する。第2連通管3
5は、第1消音室29に臨む一端部に排気ガス流入口3
5a(図2参照)を有するとともに、第3消音室31に
臨む他端部に外側に折り曲げられたフランジ35bを有
する。弁体37は第2連通管35の他端部外周を覆う円
筒部37aと、第2連通管35開口端を閉塞する受圧面
37bを有する底壁37cとを備え、円筒部37aには
その内外を連通させる複数個(実施例では8個)の連通
孔38…が円周方向に等間隔で形成される。第2連通管
35のフランジ35bの外周面と弁体37の円筒部37
aの内周面との間の隙間は、排気ガスが漏れないように
極小さく設定される。
出する第2連通管35と、この第2連通管35の端部外
周に軸方向移動自在に嵌まり合う弁体37とを備えてお
り、第2連通管35は本発明の第1の筒体を構成し、弁
体37は本発明の第2の筒体を構成する。第2連通管3
5は、第1消音室29に臨む一端部に排気ガス流入口3
5a(図2参照)を有するとともに、第3消音室31に
臨む他端部に外側に折り曲げられたフランジ35bを有
する。弁体37は第2連通管35の他端部外周を覆う円
筒部37aと、第2連通管35開口端を閉塞する受圧面
37bを有する底壁37cとを備え、円筒部37aには
その内外を連通させる複数個(実施例では8個)の連通
孔38…が円周方向に等間隔で形成される。第2連通管
35のフランジ35bの外周面と弁体37の円筒部37
aの内周面との間の隙間は、排気ガスが漏れないように
極小さく設定される。
【0022】第2連通管35の外周面と弁体37の内周
面との間には所定の隙間が形成されており、この隙間に
圧縮状態で収納されたコイルばね39の両端が、第2連
通管35に外向きに形成したフランジ35bと弁体37
の開口端に内向きに形成した複数個(実施例は4個)の
フランジ37d…とに支持される。従って、コイルばね
39の付勢力で弁体37は図3における右方向(閉弁方
向)に付勢される。制御弁36が前記閉弁状態にあると
き、両者の接触による打音を防止すべく、第2連通管3
5の先端のフランジ35bと弁体37の底壁37cの受
圧面37bとの間に環状に形成した緩衝部材40(例え
ば、スチールウール)が配置される。
面との間には所定の隙間が形成されており、この隙間に
圧縮状態で収納されたコイルばね39の両端が、第2連
通管35に外向きに形成したフランジ35bと弁体37
の開口端に内向きに形成した複数個(実施例は4個)の
フランジ37d…とに支持される。従って、コイルばね
39の付勢力で弁体37は図3における右方向(閉弁方
向)に付勢される。制御弁36が前記閉弁状態にあると
き、両者の接触による打音を防止すべく、第2連通管3
5の先端のフランジ35bと弁体37の底壁37cの受
圧面37bとの間に環状に形成した緩衝部材40(例え
ば、スチールウール)が配置される。
【0023】上記構造の制御弁36は、図5に示す手順
で組み立てられる。即ち、第2連通管35の端部に予め
フランジ35bを形成しておき(図5(a)参照)、か
つ4個のフランジ37d…をカシメる前の状態で弁体3
7の受圧面37bに予め緩衝部材40を固定しておき、
外周にコイルばね39を支持した第2連通管35を前記
弁体37の開口部から挿入する(図5(b)参照)。続
いて、第2連通管35のフランジ35bを緩衝部材40
に押し付けた状態で、弁体37の4個のフランジ37d
…の隙間から挿入した4本の棒状の治具41…でコイル
ばね39を圧縮し、この状態で前記弁体37の4個のフ
ランジ37d…を内向きにカシメた後に、前記治具41
…をフランジ37d…の隙間から引き抜いて制御弁36
の組み立てを完了する。前記治具41…の挿入状態は、
図4にも実線で示されている。
で組み立てられる。即ち、第2連通管35の端部に予め
フランジ35bを形成しておき(図5(a)参照)、か
つ4個のフランジ37d…をカシメる前の状態で弁体3
7の受圧面37bに予め緩衝部材40を固定しておき、
外周にコイルばね39を支持した第2連通管35を前記
弁体37の開口部から挿入する(図5(b)参照)。続
いて、第2連通管35のフランジ35bを緩衝部材40
に押し付けた状態で、弁体37の4個のフランジ37d
…の隙間から挿入した4本の棒状の治具41…でコイル
ばね39を圧縮し、この状態で前記弁体37の4個のフ
ランジ37d…を内向きにカシメた後に、前記治具41
…をフランジ37d…の隙間から引き抜いて制御弁36
の組み立てを完了する。前記治具41…の挿入状態は、
図4にも実線で示されている。
【0024】従って、図2において、排気ガスの圧力が
低いエンジンの低負荷運転時には、第1消音室29から
第2連通管35を介して制御弁36の弁体37の受圧面
37bに加わる圧力が小さいため、弁体37はコイルば
ね39の付勢力で図3に実線で示す閉弁位置に保持さ
れ、第2連通管35による第1消音室29および第3消
音室31間の連通が阻止される。その結果、前部排気管
14からの排気ガスは排気ガス導入管32のパンチング
孔32a…、第2消音室30、第1連通管34、第3消
音室31および排気ガス排出管33を経て後部排気管1
5に排出される。このようにエンジンの低負荷運転時に
弁体37が閉弁位置に保持されるので、排気消音装置M
内の排気ガスの流通抵抗が増加することにより、排気消
音効果が高められてエンジンの排気騒音が低減する。
低いエンジンの低負荷運転時には、第1消音室29から
第2連通管35を介して制御弁36の弁体37の受圧面
37bに加わる圧力が小さいため、弁体37はコイルば
ね39の付勢力で図3に実線で示す閉弁位置に保持さ
れ、第2連通管35による第1消音室29および第3消
音室31間の連通が阻止される。その結果、前部排気管
14からの排気ガスは排気ガス導入管32のパンチング
孔32a…、第2消音室30、第1連通管34、第3消
音室31および排気ガス排出管33を経て後部排気管1
5に排出される。このようにエンジンの低負荷運転時に
弁体37が閉弁位置に保持されるので、排気消音装置M
内の排気ガスの流通抵抗が増加することにより、排気消
音効果が高められてエンジンの排気騒音が低減する。
【0025】エンジンの運転状態が低負荷運転から高負
荷運転に移行すると、制御弁36の弁体37の受圧面3
7bに加わる排気ガスの圧力が増加するため、弁体37
はコイルばね39の弾発力に抗して図3の左方向に移動
し、その円筒部37aに形成した連通孔38…が第2連
通管35のフランジ35bの位置を越えると、前記連通
孔38…が第3消音室31内に開口して第1消音室29
および第3消音室31が第2連通管35を介して相互に
連通する。そして弁体37の移動量、つまり,制御弁3
6の開口面積は排気ガスの圧力の増加に応じて増加する
ため、エンジンの高負荷運転時には排気消音装置Mの内
の排気ガスの流通抵抗を低減してエンジン出力の低減量
を最小限に抑えることができる。
荷運転に移行すると、制御弁36の弁体37の受圧面3
7bに加わる排気ガスの圧力が増加するため、弁体37
はコイルばね39の弾発力に抗して図3の左方向に移動
し、その円筒部37aに形成した連通孔38…が第2連
通管35のフランジ35bの位置を越えると、前記連通
孔38…が第3消音室31内に開口して第1消音室29
および第3消音室31が第2連通管35を介して相互に
連通する。そして弁体37の移動量、つまり,制御弁3
6の開口面積は排気ガスの圧力の増加に応じて増加する
ため、エンジンの高負荷運転時には排気消音装置Mの内
の排気ガスの流通抵抗を低減してエンジン出力の低減量
を最小限に抑えることができる。
【0026】尚、制御弁36の弁体37が開閉する際
に、弁体37の受圧面37bに緩衝部材40を設けたこ
とにより、第2連通管35のフランジ35bが弁体37
の受圧面37bに直接衝突しなくなって騒音の発生が防
止される。この緩衝部材40は、必ずしも必要ではなく
省略することも可能である。
に、弁体37の受圧面37bに緩衝部材40を設けたこ
とにより、第2連通管35のフランジ35bが弁体37
の受圧面37bに直接衝突しなくなって騒音の発生が防
止される。この緩衝部材40は、必ずしも必要ではなく
省略することも可能である。
【0027】以上のように、第2連通管35、弁体3
7、コイルばね39および緩衝部材40の4つの部材か
ら制御弁36を構成することができ、しかも本来は第1
消音室29および第3消音室31を連通させるための第
2連通管35を制御弁36の一部として利用したので、
制御弁36の小型化、軽量化および低コスト化を図るこ
とができる。特に、第2連通管35の外周に弁体37を
同軸に嵌め合わせたので、制御弁36の軸方向寸法を短
縮してスペースを節減することができる。
7、コイルばね39および緩衝部材40の4つの部材か
ら制御弁36を構成することができ、しかも本来は第1
消音室29および第3消音室31を連通させるための第
2連通管35を制御弁36の一部として利用したので、
制御弁36の小型化、軽量化および低コスト化を図るこ
とができる。特に、第2連通管35の外周に弁体37を
同軸に嵌め合わせたので、制御弁36の軸方向寸法を短
縮してスペースを節減することができる。
【0028】しかも、エンジンの負荷が増加すると制御
弁36を通過する排気ガスの流量も増加するため、エン
ジンの負荷変化に応じて排気音の消音効果の向上および
エンジン出力低下の抑制効果の目的割合を自動的に変更
することができ、排気消音装置Mに、エンジンの負荷変
化に応じた最適の性能を発揮させることができる。
弁36を通過する排気ガスの流量も増加するため、エン
ジンの負荷変化に応じて排気音の消音効果の向上および
エンジン出力低下の抑制効果の目的割合を自動的に変更
することができ、排気消音装置Mに、エンジンの負荷変
化に応じた最適の性能を発揮させることができる。
【0029】次に、図6および図7に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。
第2実施例を説明する。
【0030】第2実施例は制御弁36の弁体37に形成
される開口38…に特徴を有するもので、その開口38
…は弁体37の円筒部37aに円形の孔を螺旋状の経路
に沿って配置したものである。
される開口38…に特徴を有するもので、その開口38
…は弁体37の円筒部37aに円形の孔を螺旋状の経路
に沿って配置したものである。
【0031】この第2実施例によれば、弁体37のスト
ロークの増加に比例するように制御弁36の開口面積を
増加させることができ、しかも前記比例関係を弁体37
が長いストロークを移動する間に亘って継続することが
できる(図7参照)。
ロークの増加に比例するように制御弁36の開口面積を
増加させることができ、しかも前記比例関係を弁体37
が長いストロークを移動する間に亘って継続することが
できる(図7参照)。
【0032】次に、図8および図9に基づいて本発明の
第3実施例を説明する。
第3実施例を説明する。
【0033】第3実施例は制御弁36の弁体37に形成
される開口38…に特徴を有するもので、その開口38
…は、第1実施例の開口38…(図3参照)を2列にし
て形成したものである。
される開口38…に特徴を有するもので、その開口38
…は、第1実施例の開口38…(図3参照)を2列にし
て形成したものである。
【0034】この第3実施例によれば、弁体37が長い
ストロークを移動する間に、該ストロークの増加に応じ
て制御弁36の開口面積を2段階に増加させることがで
きる(図9参照)。
ストロークを移動する間に、該ストロークの増加に応じ
て制御弁36の開口面積を2段階に増加させることがで
きる(図9参照)。
【0035】次に、図10および図11に基づいて本発
明の第4実施例を説明する。
明の第4実施例を説明する。
【0036】この第4実施例は制御弁36の弁体37の
構造に特徴を有するもので、弁体37の円筒部37aは
右端に環状のフランジ37dを有しており、円筒部37
aの左端は等径のまま開放している。そして円筒部37
aの左端開放部に、弁体37の一部を構成する別部材で
構成された円形の底板42のフランジ42aが嵌め込ま
れ、例えばスポット溶接により固定される。底板42の
右側面には排気ガスの圧力を受ける受圧面42bが形成
される。第2連通管35のフランジ35bと弁体37の
フランジ37dとの間に圧縮状態のコイルばね39が配
置され、また弁体37の円筒部37aには円周方向に等
間隔に配置された複数個の連通孔38…が2列に形成さ
れる。尚、底板42のスポット溶接は、弁体37のフラ
ンジ37を左方向に押し込んでコイルばね39を圧縮し
た状態で行うことができる。
構造に特徴を有するもので、弁体37の円筒部37aは
右端に環状のフランジ37dを有しており、円筒部37
aの左端は等径のまま開放している。そして円筒部37
aの左端開放部に、弁体37の一部を構成する別部材で
構成された円形の底板42のフランジ42aが嵌め込ま
れ、例えばスポット溶接により固定される。底板42の
右側面には排気ガスの圧力を受ける受圧面42bが形成
される。第2連通管35のフランジ35bと弁体37の
フランジ37dとの間に圧縮状態のコイルばね39が配
置され、また弁体37の円筒部37aには円周方向に等
間隔に配置された複数個の連通孔38…が2列に形成さ
れる。尚、底板42のスポット溶接は、弁体37のフラ
ンジ37を左方向に押し込んでコイルばね39を圧縮し
た状態で行うことができる。
【0037】一列目の連通孔38…と二列目の連通孔3
8…とはジクザグに配置されて制御弁36の軸方向に若
干オーバラップしているため、図11に示すように弁体
37のストロークの増加に応じて制御弁36の開口面積
を直線的に増加させることができる。図7に示す第2実
施例の特性に比べて制御弁36の開口面積の増加勾配が
強いのは、第2実施例の連通孔38…が軸方向の比較的
に長い範囲に亘って形成されているのに対し(図6参
照)、本実施例の連通孔38…が軸方向の比較的に短い
範囲に亘って形成されているからである。
8…とはジクザグに配置されて制御弁36の軸方向に若
干オーバラップしているため、図11に示すように弁体
37のストロークの増加に応じて制御弁36の開口面積
を直線的に増加させることができる。図7に示す第2実
施例の特性に比べて制御弁36の開口面積の増加勾配が
強いのは、第2実施例の連通孔38…が軸方向の比較的
に長い範囲に亘って形成されているのに対し(図6参
照)、本実施例の連通孔38…が軸方向の比較的に短い
範囲に亘って形成されているからである。
【0038】この第4実施例によれば、前記第1実施例
と同様の作用効果を達成することができ、しかも底板4
2を弁体37の円筒部37aと別部材で構成したので、
弁体37の深絞り加工が不要になって製造コストの削減
に寄与することができる。
と同様の作用効果を達成することができ、しかも底板4
2を弁体37の円筒部37aと別部材で構成したので、
弁体37の深絞り加工が不要になって製造コストの削減
に寄与することができる。
【0039】次に、図12に基づいて本発明の第5実施
例を説明する。
例を説明する。
【0040】この第5実施例は、前記第1実施例のコイ
ルスばね39を改良したものである。即ち、第1実施例
のコイルばね39は長手方向に亘って一定の直径を有し
ているが、第5実施例のコイルばね39は長手方向両端
部が小径に形成されて第2連通管35の外周面に支持さ
れ、長手方向中央部が大径に形成されて弁体37の円筒
部37aの内周面に支持される。従って、このコイルば
ね39は全体として樽型の形状を有することになる。
ルスばね39を改良したものである。即ち、第1実施例
のコイルばね39は長手方向に亘って一定の直径を有し
ているが、第5実施例のコイルばね39は長手方向両端
部が小径に形成されて第2連通管35の外周面に支持さ
れ、長手方向中央部が大径に形成されて弁体37の円筒
部37aの内周面に支持される。従って、このコイルば
ね39は全体として樽型の形状を有することになる。
【0041】この第5実施例によれば、弁体37が第2
連通管35に対して軸方向に往復移動するとき、コイル
ばね39の大径の中間部が弁体37の円筒部37aの内
周面に接触して摩擦力を発生するため、その摩擦力によ
ってコイルばね39の振動を防止することができる。
尚、実施例ではコイルばね39の両端部を小径にして中
間部を大径にしているが、逆に両端部を大径にして中間
部を小径にすることも可能である。
連通管35に対して軸方向に往復移動するとき、コイル
ばね39の大径の中間部が弁体37の円筒部37aの内
周面に接触して摩擦力を発生するため、その摩擦力によ
ってコイルばね39の振動を防止することができる。
尚、実施例ではコイルばね39の両端部を小径にして中
間部を大径にしているが、逆に両端部を大径にして中間
部を小径にすることも可能である。
【0042】次に、図13および図14に基づいて本発
明の第6実施例を説明する。
明の第6実施例を説明する。
【0043】前記第1実施例〜第5実施例の制御弁36
は、第2連通管35の端部外周に弁体37が嵌まって
が、本第6実施例では第2連通管35の端部内周に弁体
37が嵌まっている。従って、第2連通管35の左端の
環状のフランジ35bは半径方向内向きに形成され、弁
体37の右端の環状のフランジ37dは半径方向外向き
に形成される。前記両フランジ35b,37d間に圧縮
状態のコイルばね39の両端が支持されており、このコ
イルばね39で右向き(第2連通管35の内部に入り込
む方向)に付勢された弁体37の右方向の移動端を規制
すべく、第2連通管35の外周部を半径方向内向きにカ
シメた環状のカシメ部35cが形成され。そして弁体3
7の円筒部37aには円周方向に等間隔に配置された複
数個の連通孔38…が形成される。
は、第2連通管35の端部外周に弁体37が嵌まって
が、本第6実施例では第2連通管35の端部内周に弁体
37が嵌まっている。従って、第2連通管35の左端の
環状のフランジ35bは半径方向内向きに形成され、弁
体37の右端の環状のフランジ37dは半径方向外向き
に形成される。前記両フランジ35b,37d間に圧縮
状態のコイルばね39の両端が支持されており、このコ
イルばね39で右向き(第2連通管35の内部に入り込
む方向)に付勢された弁体37の右方向の移動端を規制
すべく、第2連通管35の外周部を半径方向内向きにカ
シメた環状のカシメ部35cが形成され。そして弁体3
7の円筒部37aには円周方向に等間隔に配置された複
数個の連通孔38…が形成される。
【0044】第2連通管35の外周部にカシメ部35c
を形成するには、図14(a)に示すように、コイルば
ね39を予めセットした第2連通管35の内部に弁体3
7を右側から挿入し、続いて、図14(b)に示すよう
に、治具43で弁体37を左側に押し込んでコイルばね
39を圧縮した状態で、第2連通管35の外周部をロー
ラ44でローリングカシメすれば良い。
を形成するには、図14(a)に示すように、コイルば
ね39を予めセットした第2連通管35の内部に弁体3
7を右側から挿入し、続いて、図14(b)に示すよう
に、治具43で弁体37を左側に押し込んでコイルばね
39を圧縮した状態で、第2連通管35の外周部をロー
ラ44でローリングカシメすれば良い。
【0045】この第6実施例によれば、排気ガスの圧力
が低いエンジンの低負荷運転時には、制御弁36の弁体
37の受圧面37bに加わる圧力が小さいため、弁体3
7はコイルばねの付勢力で図13に実線で示す閉弁位置
に保持され、排気消音装置M内の排気ガスの流通抵抗が
増加することにより、排気消音効果が高められてエンジ
ンの排気騒音が低減する。エンジンが高負荷運転に移行
すると、制御弁36の弁体37の受圧面37bに加わる
排気ガスの圧力が増加するため、弁体37はコイルばね
39の弾発力に抗して図13の左方向に移動し、連通孔
38…が第2連通管35のフランジ35bの位置を越え
ると、制御弁36が開弁して第1消音室29および第3
消音室31が第2連通管35を介して相互に連通する。
そして制御弁36の開口面積は排気ガスの圧力の増加に
応じて増加するため、エンジンの高負荷運転時には排気
消音装置Mの内の排気ガスの流通抵抗を低減してエンジ
ン出力の低減量を最小限に抑えることができる。
が低いエンジンの低負荷運転時には、制御弁36の弁体
37の受圧面37bに加わる圧力が小さいため、弁体3
7はコイルばねの付勢力で図13に実線で示す閉弁位置
に保持され、排気消音装置M内の排気ガスの流通抵抗が
増加することにより、排気消音効果が高められてエンジ
ンの排気騒音が低減する。エンジンが高負荷運転に移行
すると、制御弁36の弁体37の受圧面37bに加わる
排気ガスの圧力が増加するため、弁体37はコイルばね
39の弾発力に抗して図13の左方向に移動し、連通孔
38…が第2連通管35のフランジ35bの位置を越え
ると、制御弁36が開弁して第1消音室29および第3
消音室31が第2連通管35を介して相互に連通する。
そして制御弁36の開口面積は排気ガスの圧力の増加に
応じて増加するため、エンジンの高負荷運転時には排気
消音装置Mの内の排気ガスの流通抵抗を低減してエンジ
ン出力の低減量を最小限に抑えることができる。
【0046】而して、この第6実施例によっても、前記
第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。
第1実施例と同様の作用効果を達成することができる。
【0047】次に、図15に基づいて本発明の第7実施
例を説明する。
例を説明する。
【0048】前記第1〜第6実施例の排気消音装置M
は、その内部に設けた第2連通管35の下流端に制御弁
36を設けていたが、第7実施例の第2連通管35は制
御弁36を備えておらず、第2消音室30に臨む部分に
多数のパンチング孔35d…が形成される。そして第1
隔壁板27、第2隔壁板28および後部のエンドプレー
ト25を貫通して消音器本体26の外部に延びる副排気
ガス排出管45の下流端に制御弁36が設けられる。制
御弁36の構造は、前記1〜第6実施例の何れの構造の
ものであっても良い。
は、その内部に設けた第2連通管35の下流端に制御弁
36を設けていたが、第7実施例の第2連通管35は制
御弁36を備えておらず、第2消音室30に臨む部分に
多数のパンチング孔35d…が形成される。そして第1
隔壁板27、第2隔壁板28および後部のエンドプレー
ト25を貫通して消音器本体26の外部に延びる副排気
ガス排出管45の下流端に制御弁36が設けられる。制
御弁36の構造は、前記1〜第6実施例の何れの構造の
ものであっても良い。
【0049】この第7実施例によっても、排気ガスの圧
力が低いエンジンの低負荷運転時には制御弁36を閉弁
状態に保持し、排気消音効果が高めてエンジンの排気騒
音を低減することができる。また排気ガスの圧力が高い
エンジンの高負荷運転時には、その副排気ガス排出管4
5の排気ガス流入口45aからの排気ガスの圧力に応じ
て制御弁36の開口面積を増加させ、排気消音装置Mの
排気ガスの流通抵抗を低減してエンジン出力の低減量を
最小限に抑えることができる。
力が低いエンジンの低負荷運転時には制御弁36を閉弁
状態に保持し、排気消音効果が高めてエンジンの排気騒
音を低減することができる。また排気ガスの圧力が高い
エンジンの高負荷運転時には、その副排気ガス排出管4
5の排気ガス流入口45aからの排気ガスの圧力に応じ
て制御弁36の開口面積を増加させ、排気消音装置Mの
排気ガスの流通抵抗を低減してエンジン出力の低減量を
最小限に抑えることができる。
【0050】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0051】例えば、実施例では第1の筒体として第2
連通管35および副排気ガス排出管45を例示したが、
請求項1に記載された発明では、消音室を区画する隔壁
板の連通管が存在しない部分に制御弁36を取り付ける
場合も含まれる。
連通管35および副排気ガス排出管45を例示したが、
請求項1に記載された発明では、消音室を区画する隔壁
板の連通管が存在しない部分に制御弁36を取り付ける
場合も含まれる。
【0052】また弁体37の開口38…の形状、数、配
置等は適宜変更可能である。
置等は適宜変更可能である。
【0053】また実施例では弁体37を付勢するのにコ
イルばね39を採用したが、他の任意の形態のばねを採
用することができる。
イルばね39を採用したが、他の任意の形態のばねを採
用することができる。
【0054】また実施例では前部排気管14と排気ガス
導入管32とを一体に形成しているが、それらを別部材
で構成して結合しても良い。同様に実施例では後部排気
管15と排気ガス排出管33とを一体に形成している
が、それらを別部材で構成して結合しても良い。
導入管32とを一体に形成しているが、それらを別部材
で構成して結合しても良い。同様に実施例では後部排気
管15と排気ガス排出管33とを一体に形成している
が、それらを別部材で構成して結合しても良い。
【0055】また消音器本体26内の消音室の数や連通
管の数は適宜変更可能である。
管の数は適宜変更可能である。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、第1の筒体、第2の筒体およびばねの僅かに
3つの部材で制御弁を構成することができるので、制御
弁の小型化、軽量化および低コスト化を図ることができ
る。また第1の筒体と第2の筒体とが径方向に重なり合
って配置されるため、制御弁の軸方向寸法を短縮してス
ペースを節減することができる。
によれば、第1の筒体、第2の筒体およびばねの僅かに
3つの部材で制御弁を構成することができるので、制御
弁の小型化、軽量化および低コスト化を図ることができ
る。また第1の筒体と第2の筒体とが径方向に重なり合
って配置されるため、制御弁の軸方向寸法を短縮してス
ペースを節減することができる。
【0057】また請求項2に記載された発明によれば、
複数の消音室間を連通する連通管、あるいは排気ガス排
出管を第1の筒体として利用するので、部品点数を削減
して制御弁の更なる小型化、軽量化および低コスト化を
図ることができる。
複数の消音室間を連通する連通管、あるいは排気ガス排
出管を第1の筒体として利用するので、部品点数を削減
して制御弁の更なる小型化、軽量化および低コスト化を
図ることができる。
【0058】また請求項3に記載された発明によれば、
軸線方向に対して外径が変化する圧縮コイルばねの外周
部あるいは内周部が第1の筒体あるいは第2の筒体に接
触するので、接触部に作用する摩擦力でばねの共振現象
を防止することができる。
軸線方向に対して外径が変化する圧縮コイルばねの外周
部あるいは内周部が第1の筒体あるいは第2の筒体に接
触するので、接触部に作用する摩擦力でばねの共振現象
を防止することができる。
【0059】また請求項4に記載された発明によれば、
エンジンの負荷の増加に応じて制御弁を通過する排気ガ
スの流量が徐々にあるいは段階的に増加するため、排気
音の消音効果の向上を優先するエンジンの低負荷時か
ら、エンジン出力低下の抑制効果を優先するエンジンの
高負荷時まで、排気音の消音効果およびエンジン出力低
下の抑制効果の目的割合を徐々にあるいは段階的に変化
させながら制御することができる。従って、ドライバー
が期待する前記両効果の比率をエンジン負荷の変化に応
じて自動的に変化させ、排気消音装置としての性能を高
めることができる。
エンジンの負荷の増加に応じて制御弁を通過する排気ガ
スの流量が徐々にあるいは段階的に増加するため、排気
音の消音効果の向上を優先するエンジンの低負荷時か
ら、エンジン出力低下の抑制効果を優先するエンジンの
高負荷時まで、排気音の消音効果およびエンジン出力低
下の抑制効果の目的割合を徐々にあるいは段階的に変化
させながら制御することができる。従って、ドライバー
が期待する前記両効果の比率をエンジン負荷の変化に応
じて自動的に変化させ、排気消音装置としての性能を高
めることができる。
【図1】自動車用の排気消音装置の取付状態を示す図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図2の3部拡大図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】制御弁の組立行程を示す図
【図6】本発明の第2実施例に係る制御弁の縦断面図
【図7】第2実施例の制御弁の特性を示す図
【図8】本発明の第3実施例に係る制御弁の縦断面図
【図9】第3実施例の制御弁の特性を示す図
【図10】本発明の第4実施例に係る制御弁の縦断面図
【図11】第4実施例の制御弁の特性を示す図
【図12】本発明の第5実施例に係る制御弁の縦断面図
【図13】本発明の第6実施例に係る制御弁の縦断面図
【図14】第6実施例の制御弁の組立行程を示す図
【図15】本発明の第7実施例に係る、前記図2に対応
する排気消音装置の縦断面図
する排気消音装置の縦断面図
26 消音器本体 29 第1消音室(消音室) 30 第2消音室(消音室) 31 第3消音室(消音室) 32 排気ガス導入管 35 第2連通管(第1の筒体) 35a 排気ガス流入口 36 制御弁 37 弁体(第2の筒体) 37b 受圧面 38 連通孔 39 コイルばね(ばね) 42b 受圧面 45 副排気ガス排出管(第1の筒体) 45a 排気ガス流入口
Claims (4)
- 【請求項1】 消音器本体(26)と、 消音器本体(26)内に排気ガスを導入する排気ガス導
入管(32)と、 消音器本体(26)内の排気ガスを外部に排出する排気
ガス排出管(45)と、 消音器本体(26)内または排気ガス排出管(45)に
設けられて排気ガスの流通を制御する制御弁(36)
と、を備えた排気消音装置において、 前記制御弁(36)を、 軸方向一側に排気ガスが流入する排気ガス流入口(35
a,45a)を有する第1の筒体と、 第1の筒体に軸方向移動可能に嵌まり合うとともに、軸
方向他側に排気ガス流入口(35a,45a)から流入
した排気ガスの圧力を受ける受圧面(37b,42b)
を有する第2の筒体と、 第1の筒体および第2の筒体が嵌まり合う部分において
両筒体間に形成される環状の隙間に配置され、第2の筒
体を前記軸方向一側に向けて付勢するばね(39)と、
を備え、 受圧面(37b,42b)に排気ガスの圧力を受けた第
2の筒体がばね(39)の付勢力に抗して第1の筒体に
対して前記軸方向他側に向けて移動したとき、第1の筒
体内の排気ガスが第2の筒体の外周面に形成した連通口
(38)から該第2の筒体の外部に流出するようにした
ことを特徴とする排気消音装置。 - 【請求項2】 消音器本体(26)の内部を区画して形
成した複数の消音室(29,30,31)間を連通する
連通管(35)、あるいは前記排気ガス排出管(45)
で第1の筒体を構成したことを特徴とする、請求項1に
記載の排気消音装置。 - 【請求項3】 ばね(39)を軸線方向に対して外径が
変化する圧縮コイルばねで構成し、ばね(39)の外周
部あるいは内周部が第1の筒体あるいは第2の筒体に接
触するようにしたことを特徴とする、請求項1または2
に記載の排気消音装置。 - 【請求項4】 第2の筒体の前記軸方向他側への移動量
の増加に応じて、第2の筒体の連通口(38)の開口面
積が増加するようにしたことを特徴とする、請求項1〜
3の何れか1項に記載の排気消音装置。
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