JP3339985B2 - ビル群遠隔管理装置 - Google Patents
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Description
れた設備機器を、それぞれ特定のビル毎に遠隔で管理す
るビル群遠隔管理装置に関する。
開昭61−121551号公報に記載されているよう
に、空調設備やエレベータなどの設備機器が配置されて
いるビルに端末装置を設け、これら複数の端末装置と、
ビルの設備機器の異常等を処理するサービス会社等に設
けられる遠隔管理装置のセンタ装置との間を、電話回線
で接続して構成されている。
電気的に監視し、異常が発生した場合には、電話回線を
介してセンタ装置に、当該端末装置で監視しているビル
を特定するビルコードと異常情報とをデータ信号として
送信する。このデータ信号を受信したセンタ装置は、受
信したデータ信号に基づいて記憶されているビル名や設
備名を読み出すと共に、受信データ表示装置と受信デー
タ印字装置に、異常状態が発生した機器名、異常状態
名、ビル名、故障連絡先等を記憶装置より読み出し出力
する。
この受信データ表示装置に表示された異常情報を見なが
ら、必要部署(例えば当該ビルを管轄する営業所)と連
絡して適切な対応処置を行い、必要な場合にはサービス
員が故障修理のために、異常事態が発生したビルに出向
いて設備機器の改修作業を行っており、質の高い設備管
理を行っていた。
ル群遠隔管理装置の最大の利点は、ある程度広い地域を
カバーする監視拠点に監視センタ装置を設置して適所に
対応要員を分散させておくことにより、各ビルにそれぞ
れ設備機器の異常に対応しうる管理人や警備員等を常駐
させる必要がなくなるということにあり、特にビル数が
100以上と大規模な場合には、かかるビル群遠隔管理
装置を採用すれば人件費が極端に少なくなるため、設備
管理に要する費用を大幅に低減することができる。
置の中枢部である監視センタ装置には、各ビルの設備機
器が正常に稼動しているか否かを連続して監視できる高
信頼性が要求される関係上、2重系構成や電源バックア
ップ等の障害回避策、データバックアップなどを組み込
まねばならず、必然的に監視センタ自体は大型で高価な
装置にならざるを得ない。
が点在する場合には、この出動拠点を統括して管理する
統括末端監視装置の設置が必要となり多大の費用が必要
となっていた。また、前記統括末端監視装置を設置した
場合、その出動拠点の管理する設備数や設備の重要性に
より特定の出動拠点を重点的に前記統括末端監視装置に
て管理することが考えられるがこの点についての考慮も
なされていなかった。
な場合、各ビルの常駐要員が不要になって人件費が低減
されたとしても、高価な監視センタ装置を設置すればほ
とんど採算がとれないことが多く、これが、常駐要員の
確保が困難になっているにも拘らず遠隔監視体制に移行
できない大きな要因となっていた。
ので、その目的は、小規模なビル群の設備機器に対する
異常対応を高価な設備を整えることなく確実に行うこと
ができるとともに、特に点在する出動拠点を統括して管
理を行うことができるビル群遠隔管理システムを提供す
ることにある。
成するため、複数のビルにそれぞれ設けられ、当該ビル
の設備機器の異常を検出する端末装置と、これらの端末
装置と通信回線を介して接続され、前記端末装置からの
異常検出情報を受信する通信装置と、前記複数のビルに
関するデータを記憶するデータベースと、このデータベ
ースと前記異常検出情報とに基づいて所要の処理を行な
う処理装置とを有する監視センタ装置とを備えて構成さ
れるビル遠隔管理装置を、前記監視センタ装置と通信回
線を介して接続され、それぞれ前記複数のビルのうち他
社が管理する特定のビル群の設備機器の異常検出情報を
前記監視センタ装置を介して受信する他社末端監視装置
と、この他社末端監視装置を統括して管理する他社統括
末端監視装置と、前記監視センタ装置に設けられ、前記
処理装置により処理された異常検出処理情報に基づいて
この異常検出処理情報の配信先を前記他社末端監視装置
および前記他社統括末端監視装置にするか否か判別する
複数配信装置と、この複数配信装置が判別した配信先に
配信する配信装置と、前記異常検出処理情報を受信した
ことに対する前記他社末端監視装置の対応結果を収集す
るとともに、この対応結果を前記他社統括末端監視装置
へ転送する即時収集転送装置とを備えて構成されたこと
を特徴とする。
設けられた端末装置からの異常検出情報を自社の監視セ
ンタにて受信し、この受信した異常検出情報を処理装置
にて、所要の処理を施し、この処理された異常検出処理
情報の配信先を複数配信装置にて、前記他社末端監視装
置および前記他社統括末端監視装置にするか否か判別
し、この判別に応じて配信装置にて前記配信先へ配信す
ることができる。
検出処理情報を受信したことに対する前記他社末端監視
装置の対応結果を収集するとともに、この対応結果を前
記他社統括末端監視装置へ転送することができる。
例を図1に基づいて説明する。
しているビル管理会社1Aの監視センタ装置で、この監
視センタ装置10は、大規模ビル群Aの各ビル内に設置
されている各端末装置2aと通信回線3aを介して接続
されている。
Bおよび小規模ビル群Cを管理しているビル管理会社1
Bの末端監視装置で、これらの末端監視装置30、40
は、小規模ビル群Bおよび小規模ビル群Cの各ビル内に
設置されている各端末装置2bおよび2cと、通信回線
3bおよび前記監視センタ装置10を介して接続され、
小規模ビル群B小規模ビル群Cの設備機器の異常を監視
している。
置30、40とはすべて異なる地点(監視拠点)に設置
されている。
10の構成について説明すると、この監視センタ装置1
0は、通信回線3aを介して各端末装置2aとの通信を
行う複数の通信装置11aと、同様に通信回線3bを介
して各端末装置2b,2cとの通信を行う複数の通信装
置11bと、前記通信装置11aに送信されてきた異常
検出情報を編集処理する処理装置12と、同様に前記通
信装置11bに送信されてきた異常検出情報を編集処理
する処理装置16と、ビル群A,ビル群Bおよびビル群
Cの各ビルに関するデータベースが記憶されている記憶
装置13と、前記処理装置12、16にて編集処理され
た異常検出処理情報を表示するとともに種々の入力操作
が可能な監視操作装置14と、この異常検出処理情報等
を印字する印字装置15と、小規模ビル群Bおよび小規
模ビル群Cの設備機器の異常に関する異常検出処理情報
をそれぞれ通信回線4a、4b、4cを介して統括末端
監視装置50および末端監視装置30、40の通信装置
に配信する配信装置19a、19b、19cと、前記異
常検出処理情報により、その配信先を、前記他社末端監
視装置および前記他社統括末端監視装置にするか否か判
別する複数配信装置17と、前記異常検出処理情報に対
する末端監視装置30、40からの対応入力結果の有無
の監視、ならびにデータ収集、統括末端監視装置への即
時転送、データのバックアップを行い、記憶装置13へ
の送信を行う即時収集転送装置18と、小規模ビル群B
および小規模ビル群Cの設備機器の異常に関する異常検
出処理情報を末端監視装置30、40、統括末端監視装
置50に送るファクシミリ20とを備えて構成されてい
る。
0は、通信回線4bを介して監視センタ装置10の配信
装置19bから情報を受信する通信装置31と、この受
信情報を表示するとともに入力操作が可能な表示操作卓
32と、この受信情報等を印字する印字装置33と、前
記監視センタ装置10のファクシミリ20からの情報を
受信するファクシミリ34とを備えて構成されている。
拠点に設置されている末端監視装置40は、通信回線4
cを介して監視センタ装置10の配信装置19cから情
報を受信する通信装置41と、この受信情報を表示する
とともに入力操作が可能な表示操作卓42と、該受信情
報等を印字する印字装置43と、監視センタ装置10の
ファクシミリ20からの情報を受信するファクシミリ4
4とを備えて構成されている。
る監視拠点に設置されている統括末端監視装置50は、
通信回線4aを介して監視センタ装置10の配信装置1
9aから情報を受信する通信装置51と、この受信情報
を表示することが可能な表示操作卓52と、この受信情
報等を印字する印字装置53と、監視センタ装置10の
ファクシミリ20からの情報を受信するファクシミリ5
4とを備えて構成されている。
10が設置されている監視拠点には大規模ビル群Aへの
出動が可能な対応要員が待機しており、また、ビル管理
会社1Bの末端監視装置30、40が設置されている監
視拠点にはそれぞれ、小規模ビル群Bおよび小規模ビル
群Cへの出動が可能な対応要員が待機している。なお、
統括末端監視装置50が設置されている監視拠点には、
小規模ビル群Bおよび小規模ビル群Cへのフォロー対応
要員がいる。
施例の動作について説明する。
に異常が発生し、当該ビル内の端末装置2aがこの異常
を検知すると、該端末装置2aは、当該ビルのビルコー
ドや異常が発生した設備機器コード、異常内容を示す状
態コード等をデータ信号化して異常検出情報を作成し、
この検出情報を通信回線3aを介して監視センタ装置1
0の通信装置11aに送信する。
視センタ装置10の記憶装置13に予め、ビル群A、B
の各ビルに関するビル名や所在地、設備機器名等のデー
タベースが記憶されているため、端末装置2aから通信
装置11aへ異常検出情報が通報されると、処理装置1
2が、該検出情報のデータ信号を記憶装置13のデータ
ベースを検索しつつ読み取って、通報してきたビル名や
その所在地、異常が検出された設備機器名、通報日時、
異常内容、対応方法等の必要データを編集処理して異常
検出処理情報を作成し、その結果を監視操作装置14お
よび印字装置15に出力する。
いる対応要員は、ビル群Aのうちのあるビルの設備機器
に発生した異常に関する異常検出処理情報を監視操作装
置14の表示情報や印字装置15の印字情報を見て瞬時
に確認することができるため、現場地図や機器配置図、
交換部品、工具等を携帯して、現地へ直ちに出向くこと
ができる。
通報された設備機器の状況を確認した上で、必要があれ
ば部品交換などの対策を講じる。また、現場に到着して
みると異常が通報された設備機器が正常に稼動している
こともあるが、その場合にも一過性の誤動作なのか潜在
的な不具合がないかなどを調査する。
要員は、現場への到着時刻や復旧時刻、故障原因や対応
内容等の結果報告を監視操作装置14を用いて入力す
る。こうして入力された情報は、異常履歴情報として記
憶装置13に書き込まれて保持される。
器に異常が発生したことが当該ビルの端末装置2bにて
検知されると、該端末装置2bは、当該ビルのビルコー
ドの異常が発生した設備機器コード、異常内容を示す状
態コード等をデータ信号化して異常検出情報を作成し、
この検出情報を通信回線3bを介して監視センタ装置1
0の通信装置11bに送信する。
置11bを経由して異常検出情報が処理装置16に通報
され、この処理装置16が、この検出情報のデータ信号
を記憶装置13のデータベースを検索しつつ読み取っ
て、通報してきたビル名やその所在地、異常が検出され
た設備機器名、通報日時、異常内容、対策方法等の必要
データを編集処理して異常検出処理情報を作成し、その
結果が複数配信装置17に送られる。
により処理された異常検出処理情報に基づいて、この異
常検出処理情報の配信先を、この端末装置を管理する他
社末端監視装置30と他社統括末端監視装置50である
ことを判別する。
ら、その配信先に応じた配信装置19a、19bは前記
異常検出処理情報を出力するので、そのデータは通信回
線4a、4bを介して、統括末端監視装置50の通信装
置51、末端監視装置30の通信装置31に送信され
る。
集処理されたビル群Bの設備機器の異常に関する必要デ
ータが、ファクシミリ20を経由して、統括末端監視装
置50、末端監視装置30のファクシミリ54、34に
も送信されるようになっている。
送信された異常検出処理情報が表示操作卓32に送られ
ると、この表示操作卓32はこのデータを表示し、ま
た、このデータは印字装置33にも送られて印字され
る。
されている監視拠点に待機している対応要員は、ビル群
Bのうちのどのビルのどの設備機器にどんな異常が発生
し、どんな対応が必要なのかといったデータを、表示操
作卓32の表示情報や印字装置33の印字情報を見て瞬
時に確認でき、そのため現場地図や機器配置図、交換部
品、工具等を携帯して現場へ急行し、異常が通報された
設備機器の状況確認や故障箇所の修理といった対策を迅
速に講じることができる。
要員は、現場への到着時刻や復旧時刻、故障原因や対応
内容等の結果報告を表示操作卓32を用いて入力する。
履歴情報は、常時、末端監視装置30の表示操作卓32
を監視している監視センタ装置10の即時収集転送装置
18により即時に通信装置31および通信回線4b、配
信装置19bを介して集められる。
常履歴情報を、配信装置19a、通信回線4aを介して
末端監視装置を統括して管理している統括末端監視装置
50の通信装置51へ送信し、表示操作卓52に表示さ
せる。
られた異常履歴情報は、処理装置16にて編集処理され
た後に記憶装置13に書き込まれて保持される。
末端監視装置30の管理するビル群Bのうちのどのビル
のどの設備機器にどんな異常が発生し、どんな対応が必
要なのかといったデータを、表示操作卓52の表示情報
や印字装置53の印字情報を見て瞬時に確認することが
可能となり、さらに即時収集転送装置18により即時に
収集された末端監視装置30の異常履歴情報を受信する
ことにより異常検出情報の最終結果を即時に確認するこ
とが可能となる。
機器に異常が発生し、この設備機器からの異常検出情報
を端末装置2Cを介して受信したならば、複数配信装置
17は、異常検出情報の処理情報の配信先を、この端末
装置2Cを管理する他社末端監視装置40と他社統括末
端監視装置50であることを判別し、異常検出処理情報
は他社末端監視装置40および他社統括末端監視装置5
0に配信される。
の設備機器の異常情報が表示操作卓42に表示され、印
字装置43にて印字されるため該データを見ることによ
り、対応要員は必要な情報が瞬時に確認できるので、現
場へ急行して迅速な対応が図れる。
監視装置40の管理するビル群Cのうちのどのビルのど
の設備機器にどんな異常が発生し、どんな対応が必要な
のかといったデータを、表示操作卓52の表示情報や印
字装置53の印字情報を見て瞬時に確認することが可能
となり、さらに即時収集転送装置18により即時に収集
された末端監視装置40の異常履歴情報を受信すること
により異常検出情報の最終結果を即時に確認することが
可能となる。
に入力しておくことにより、異常履歴情報を即時収集装
置18により監視センタ装置10の記憶装置13に書き
込んで保持させることができる。
Aの監視拠点に設定されている既設の監視センタ装置1
0の監視対象に小規模ビル群Bおよび小規模ビル群Cを
追加して、これらビル群Bおよびビル群Cの各端末装置
2b,2Cから通報される異常検出情報の受信および処
理が監視センタ装置10にて代行できるように構成され
ている。
された、異常検出処理情報が、監視センタ装置10から
ビル群Bおよびビル群Cの監視拠点に設置した末端監視
装置30、40、および統括末端監視装置50へ配信さ
れるようになっているので、これら末端監視装置30、
40、および統括末端監視装置50は、高度なデータ処
理能力や大容量の記憶保持能力が要求されない。
11a、11bと配信装置19a、19b、19cの若
干の装置を付設しさえすれば、小規模ビル群Bおよび小
規模ビル群Cの監視拠点には小型で安価な末端監視装置
30、40、および、各地域に分散して配置している末
端監視装置30を統括して管理する統括末端監視装置5
0を設置するだけでビル群B,ビル群Cの質の高い遠隔
管理が行える。
0に、端末装置2b,2Cからの異常検出情報を受信し
たならば複数箇所に配信する複数配信装置17や末端監
視装置30,40の対応結果情報を常に監視収集し転送
する即時収集転送装置18が付設してあることから、常
に統括して管理する統括末端監視装置50から末端監視
装置30,40への応援や未対策であることの連絡が適
切且つ迅速な対応で図れ、質の高い設備管理が行える。
置10に設けたビル群A用の通信装置11aとビル群
B,C用の通信装置11bとが独立に機能し、通信装置
11aはビル群Aの各端末装置2aから送られてくる情
報のみを受信し、通信装置11bは、ビル群B,Cの各
端末装置2b,2cから送られてくる情報のみを受信す
るようになっているので、いずれか一方でビル群の端末
装置から頻繁に異状検出情報が通報されてきても他方の
ビル群からの通報に支障をきたさない。
の配信装置19b,19cから末端監視装置30,40
へ配信された情報がなんらかのトラブルで受信されなか
ったとしても、同様の情報が複数配信装置17、配信装
置19aを介して統括して管理している統括末端監視装
置50へ配信されるようになっているので、バックアッ
プ機能が確保されている。
装置10の配信装置19a、19b、19cから末端監
視装置30、40、統括末端監視装置50へ配信された
情報がなんらかのトラブルで受信されなかったとして
も、同様の情報がファクシミリ20からファクシミリ3
4、44、54へ送られるようになっているので、高信
頼性が確保されている。
監視装置を接続すれば、統括して管理する監視拠点を増
やしたり、ビル群B,Cとは異なるほかの小規模ビル群
の遠隔管理も行なうことができる。
実施例を図2に基づいて説明する。
なる点は他社統括末端監視装置50が、他社末端監視装
置40の統括管理を行なわない点にある。
と同様に末端監視装置30および統括末端監視装置50
に配信され、その異常情報への対応が末端監視装置30
および統括末端監視装置50にておこなわれる。
機器に異常が発生したことが当該ビルの端末装置2cに
て検知されると、該端末装置2cは、当該ビルのビルコ
ードや異常が発生した設備機器コード、異常内容を示す
状態コード等をデータ信号化して異常検出情報を作成
し、この検出情報を通信回線3bを介して監視センタ装
置10の通信装置11bに送信する。
置11bを経由して異常検出情報が処理装置16に通報
され、この処理装置16が、この検出情報のデータ信号
を記憶装置13のデータベースを検索しつつ読み取っ
て、通報してきたビル名やその所在地、異常が検出され
た設備機器名、通報日時、異常内容、対策方法等の必要
データを編集処理して異常検出処理情報を作成し、その
結果が複数配信装置17に送られる。
処理情報の配信先を決定する複数配信制御情報が入力さ
れており、ビル群Bからの異常情報は、末端監視装置3
0および統括末端監視装置50に配信し、ビル群Cから
の異常情報は、末端監視装置40にのみ配信するように
設定されている。
異常検出情報であるため、複数配信装置17は、このビ
ル群Cの設備機器2cの監視を行なう末端監視装置40
にのみ配信するよう配信先を決定する。
常検出情報は、末端監視装置40の表示操作卓42およ
び印字装置43にのみ送信され、ビル群Cの設備機器2
cの異常への対応は、末端監視装置40に常駐する対応
要員によってのみなされることになる。
としては、その管理設備において、設備数が非常に多数
ある場合、または、その管理設備異常を復旧するには高
い技術力を要し、応援が必要となると考えられる場合
に、末端監視装置および統括末端監視装置に配信するよ
うに設定されている。
を管理する末端監視装置30に異常情報が配信されたな
らば、統括末端監視装置50にも配信されるため、統括
末端監視装置50では、その復旧に応援が必要かどうか
直ちに知ることができ、迅速に対応することが可能とな
る。
2cを重点的に管理できることから、総合的に質の高い
管理を可能とするビル群遠隔監視装置を提供することが
できる。
群遠隔管理装置は、ビル群の複数の監視拠点に設置した
末端監視装置および統括末端監視装置へそれぞれ該監視
センタ装置から対応処理済みの情報を配信することによ
って、高価な装置を新たに設置することなく複数のビル
群の設備機器の遠隔管理が行えるというものである。し
かも、上記監視センタ装置が、末端監視装置の対応結果
を即時に収集し統括末端監視装置に転送するため、常に
未対応の異常検出情報を認識でき、その結果、監視拠点
への未対策連絡が適切且つ迅速な対応で図れる質の高い
設備管理が低コストにて行えるという優れた効果を奏す
る。
ロック図である。
ブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】複数のビルにそれぞれ設けられ、当該ビル
の設備機器の異常を検出する端末装置と、これらの端末
装置と通信回線を介して接続され、前記端末装置からの
異常検出情報を受信する通信装置と、前記複数のビルに
関するデータを記憶するデータベースと、このデータベ
ースと前記異常検出情報とに基づいて所要の処理を行な
う処理装置とを有する監視センタ装置とを備えて構成さ
れるビル遠隔管理装置において、 前記監視センタ装置と通信回線を介して接続され、それ
ぞれ前記複数のビルのうち他社が管理する特定のビル群
の設備機器の異常検出情報を前記監視センタ装置を介し
て受信する他社末端監視装置と、この他社末端監視装置
を統括して管理する他社統括末端監視装置と、 前記監視センタ装置に設けられ、前記処理装置により処
理された異常検出処理情報に基づいてこの異常検出処理
情報の配信先を前記他社末端監視装置および前記他社統
括末端監視装置にするか否か判別する複数配信装置と、
この複数配信装置が判別した配信先に配信する配信装置
と、 前記異常検出処理情報を受信したことに対する前記他社
末端監視装置の対応結果を収集するとともに、この対応
結果を前記他社統括末端監視装置へ転送する即時収集転
送装置とを備えて構成されたことを特徴とするビル群遠
隔管理装置。 - 【請求項2】複数のビルにそれぞれ設けられ、当該ビル
の設備機器の異常を検出する端末装置と、これらの端末
装置と通信回線を介して接続され、前記端末装置からの
異常検出情報を受信する通信装置と、前記複数のビルに
関するデータを記憶するデータベースと、このデータベ
ースと前記異常検出情報とに基づいて所要の処理を行な
う処理装置とを有する監視センタ装置とを備えて構成さ
れるビル遠隔管理装置において、 前記監視センタ装置と通信回線を介して接続され、それ
ぞれ前記複数のビルのうち他社が管理する特定のビル群
の設備機器の異常検出情報を前記監視センタ装置を介し
て受信する他社末端監視装置と、この他社末端監視装置
を統括して管理する他社統括末端監視装置と、 前記監視センタ装置に設けられ、前記処理装置により処
理された異常検出処理情報に基づいてこの異常検出処理
情報の配信先を前記他社末端監視装置のみにするか、ま
たは前記他社末端監視装置および前記他社統括末端監視
装置の両者にするか、もしくは配信しないか判別する複
数配信装置と、 この複数配信装置が判別した配信先に配信する配信装置
と、 前記異常検出処理情報を受信したことに対する前記他社
末端監視装置の対応結果を収集するとともに、この対応
結果を前記他社統括末端監視装置へ転送する即時収集転
送装置とを備えて構成されたことを特徴とするビル群遠
隔管理装置。
Priority Applications (1)
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