JP3264774B2 - ビル遠隔管理装置 - Google Patents

ビル遠隔管理装置

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JP3264774B2 JP13446694A JP13446694A JP3264774B2 JP 3264774 B2 JP3264774 B2 JP 3264774B2 JP 13446694 A JP13446694 A JP 13446694A JP 13446694 A JP13446694 A JP 13446694A JP 3264774 B2 JP3264774 B2 JP 3264774B2
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勝美 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル内に設置された設
備機器を遠隔で管理するビル遠隔管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビル遠隔管理装置は、特開昭59
−242260号公報に記載のように、空調設備やエレ
ベータなどの設備機器が配置されているビル内に複数の
ビル端末装置を設け、これら端末装置と、サービス会社
等に設けられたセンタ装置との間を電話回線で接続し、
端末装置が設備機器の異常を検出した場合、電話回線を
介してセンタ装置に特定のビルを表わすビルコードと異
常情報をデータ信号として送信するようにし、このデー
タ信号を受信したセンタ装置は、受信したデータ信号に
基づいて記憶されているビル名や設備名を読み出すと共
に、受信データ表示装置と受信データ印字装置によっ
て、異常状態が発生した機器名、異常状態名、ビル名お
よび故障連絡先等を記憶装置より読み出して出力するよ
うに構成されている。センタ装置を取り扱うオペレータ
は、この受信データ表示装置に表示された異常情報を見
ながら、必要部署と連絡して適切な対応処理を行ない、
必要な場合にはサービス員が故障修理のために異常事態
が発生したビルに出向いて設備機器の改修作業を行なう
ようにして、質の高い設備管理を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビル遠隔管理装置のセンタ装置は、ビル名、異常状態が
発生した機器名および状態名等の記憶装置や、データバ
ックアップ、日報および月報等の作成などを行なう装置
等を含んで構成されているため、システム全体が大きく
なってしまい、センタにはこれら装置を設置する場所が
必要となると共に多大の費用が必要となる。このため、
これらの設備を導入する会社では多大の費用を負担しな
ければならず、一方、小規模管理会社においては、費用
がかさむため導入を断念せざるを得なかった。
【0004】本発明の目的とするところは、費用負担を
軽減してセンタ装置による設備管理を行なうことができ
るようにしたビル遠隔管理装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、他社で管理するの管理地域のビル内の設備
機器に接続された端末装置を通信回線を介して上記第一
のセンタ装置に接続すると共に、通信回線を介して上記
第一のセンタ装置と接続した第二のセンタ装置を設け、
上記第一のセンタ装置に、自社で管理する管理地域の
に設けられた端末装置からの通報と他社で管理する
管理地域のビルに設けられた端末装置からの通報とを
一括受信する受信装置と、この受信装置にて受信した情
報を上記第二のセンタ装置へ配信する配信装置と、上記
受信装置にて受信した情報を上記第二のセンタ装置へ配
信するファックス配信装置とを設け、一方、上記第二の
センタ装置に、上記配信装置からの配信情報を受信する
受信部と、上記ファックス配信装置からの配信情報を受
信するファックスとを設けことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によるビル遠隔管理装置は、端末装置か
らの通報を第一のセンタ装置に設けられた受信装置によ
り受信し、この受信した情報が、自社で管理する管理地
のビル内の端末装置からのものか、それとも他社の管
理地域のビル内の端末装置からのものかを判別して、後
者であれば配信装置により第二のセンタ装置へ配信する
ようにしたため、多大の費用のかかる第一のセンタ装置
を複数の管理地域を管理する複数社で共有することがで
き、第一のセンタ装置の使用料を頂くことにより、互い
のコストを低減して質の高い遠隔管理を行なうことがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例によるビル遠隔管理装置の
ブロック図を示しており、自社で管理する管理地域1と
他社で管理する管理地域3を一つの第一のセンタ装置1
1で管理するようにしている。自社で管理する管理地域
1には、ビル毎にビル内の設備機器に接続された端末装
置2a〜2nが設けられ、また他社で管理する管理地域
3にも、ビル毎にビル内の設備機器に接続された端末装
置4a〜4nが設けられている。自社管理センタ10に
は自社管理の第一のセンタ装置11が設けられており、
この第一のセンタ装置11には受信装置12、配信装置
13、記憶装置14およびファックス配信装置15が設
けられている。受信装置12は、自社で管理する管理地
域1内の端末装置2a〜2nおよび他社で管理する管理
地域3内の端末装置4a〜4nからの異常通報を通信回
線5aを介して受信する受信制御部12aと、端末装置
2a〜2nおよび端末装置4a〜4nからの異常通報情
報等を印字する印字部12bと、端末装置2a〜2nお
よび端末装置4a〜4nからの異常通報等を自社管理セ
ンタ員が操作する表示・操作部12cとから構成されて
いる。また通信装置13は、受信装置12で受信した情
報が他社で管理する管理地域3内からの異常通報情報か
否かを判別する配信制御部13aと、後述する他社管理
センタ20に通信回線5bを介して異常通報情報を配信
する送信部13bと、異常通報情報等を印字する印字部
13cと、異常情報等を自社管理センタ員が操作する表
示・操作部13dとから構成されている。さらにファッ
クス配信装置15は、受信装置12で受信した情報が他
社で管理する管理地域3内からの異常通報情報か否かを
判別するファックス配信制御部15aと、後述する他社
管理センタ20に通信回線5bを介して異常通報情報を
配信する送信部15bと、ファックス通報情報等を印字
する印字部15cと、ファックス通報情報等を自社管理
センタ員が操作する表示・操作部15sとから構成され
ている。上述の記憶装置14は、受信装置12で受信し
た情報、配信装置13で送信した情報およびファックス
配信装置15で操作した情報を記憶し一元管理するもの
である。
【0008】他社管理センタ20内にある他社管理の第
二のセンタ装置21は、第一のセンタ装置11の配信装
置13の送信部13dから通信回線5bを介して送信さ
れた異常通報情報を受信する受信部21aと、この異常
通報情報を受け取って所定の処理を行なう処理部21b
と、受信した異常通報情報等を印字する印字部21c
と、異常通報等を他社管理センタ員が操作する表示・操
作部21dと、これらの情報を記憶管理する記憶部21
eとから構成され、ファックス22は自社管理の第一の
センタ装置11の配信装置13から第二のセンタ装置2
1に送信した異常通報情報と同様の内容を第一のセンタ
装置11のファックス配信装置15から受信する装置で
ある。
【0009】次に、このように構成されたビル遠隔管理
装置の動作を説明する。今、端末装置2aが監視してい
る設備機器に異常が発生したとすると、端末装置2aは
これを検知して異常通報を通信回線5aを介して自社管
理センタ10内の第一のセンタ装置11へ送信する。異
常通報とは、異常が発生したビルの名称や異常が発生し
た設備機器の名称や異常内容等の情報で、この異常通報
を受信した第一のセンタ装置11の受信装置12は、受
信処理が終了すると異常通報の情報を分析するため必要
な情報を記憶装置14に要求する。そこで記憶装置14
は当該異常通報の情報に必要なビル名称、設備機器の名
称、異常履歴等の情報を受信装置12に送る。これらを
受信した受信装置12は、記憶装置14からの情報と端
末装置2aからの異常通報とから、ビル名称、設備機器
の名称、異常内容、発生時刻、出動指示方法等の内容を
画面表示、印字表示が可能なように編集した表示情報を
作成する。この表示情報を配信装置13、ファックス配
信装置15および表示・操作部12c、印字部12bに
送信する。配信装置13およびファックス配信装置15
では、この異常通報情報は自社で管理する端末装置から
通報されたものなので、他社管理センタ20には通信し
ない。しかしながら、自社管理センタ10では表示・操
作部12cおよび印字部12bの画面上に表示および印
字する。自社管理センタ員は、ここで表示された情報に
基づいて異常が発生したビル内の設備機器に対して適切
な処理を施すことができる。
【0010】一方、他社管理地域3の端末装置4aが監
視している設備機器に異常が発生した場合、端末装置4
aはこれを検知して、異常通報の情報を通信回線5aを
介して第一のセンタ装置11に送信する。先の受信装置
12の受信からの処理と同様の処理により、受信装置1
2は表示情報を作成する。ここで作成された情報は、他
社の管理地域3のものであるので、配信装置13は、情
報を通信回線5bを介して他社管理の第二のセンタ装置
21に送信する。この第二のセンタ装置21への送信と
同時期に、ファックス配信装置15は、他社管理センタ
20内のファックス22にも同様の情報を送信する。こ
の情報を受信した他社管理の第二のセンタ装置21は、
表示・操作部21cおよび印字部21dに当該情報を画
面上に表示および印字すると共に、記憶部21eに記憶
蓄積する。ここで他社管理センタ員は、表示により報知
された情報により、異常が発生したビル内の設備機器に
対して適切な処理を施すことが可能になる。さらに、他
社管理の第二のセンタ装置21が何等かの原因により情
報受信不可能な場合、あるいは配信装置13が何等かの
原因により情報配信不可能な場合でも、ファックス22
の受信した情報により、異常が発生したビル内の設備機
器に対して適切な処置を施すことが可能になる。
【0011】また、何らかの原因により他社管理の第二
のセンタ装置21で蓄積してきた情報が破壊された場合
でも、自社管理の第一のセンタ装置11内の記憶装置1
4より情報を選出し、配信装置13から通信回線5bを
介して他社管理の第二のセンタ装置21に送信すること
ができ、容易に蓄積情報の復旧が可能となる。
【0012】なお、上述した実施例では、1つの他社管
理センタ20について説明したが、さらに多くの他社管
理センタが設置された場合でも同様に構成することがで
きる。また第一のセンタ装置11を自社管理とし、第二
のセンタ装置21を他社管理として説明したが、逆の関
係や、その他の関係であっても良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるビル遠
隔管理装置は、他の管理区域のビルに設けられた端末装
置からの通報を第一のセンタ装置に設けられた受信装置
より受信し、この受信した情報を配信装置により第二の
センタ装置へ配信するようにしたため、多大の費用のか
かる第一のセンタ装置を複数社で共有することができ、
第一のセンタ装置の所有社は第二のセンタ装置の利用者
から使用料を徴収してコスト低減を図ることができると
共に、第二のセンタ装置の所有社もわずかの費用で質の
高い遠隔管理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるビル遠隔管理装置を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1,3 管理地域 2a〜2n,4a〜4n 端末装置 5a,5b 通信回線 10 自社管理センタ 11 第一のセンタ装置 12 受信装置 13 配信装置 14 記憶装置 15 ファックス配信装置 20 他社管理センタ 21 第二のセンタ装置 22 ファックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 5/28 G08B 25/00 - 27/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自社で管理する管理地域のビル内の設備
    機器に接続された端末装置と、通信回線を介して上記端
    末装置を遠隔から管理する第一のセンタ装置とを有する
    ビル遠隔管理装置において、 他社で管理するの管理地域のビル内の設備機器に接続さ
    れた端末装置を通信回線を介して上記第一のセンタ装置
    に接続すると共に、通信回線を介して上記第一のセンタ
    装置と接続した第二のセンタ装置を設け、上記第一のセ
    ンタ装置に、自社で管理する管理地域のビルに設けら
    れた端末装置からの通報と他社で管理する管理地域のビ
    に設けられた端末装置からの通報とを一括受信する
    受信装置と、この受信装置にて受信した情報を上記第二
    のセンタ装置へ配信する配信装置と、上記受信装置にて
    受信した情報を上記第二のセンタ装置へ配信するファッ
    クス配信装置とを設け、一方、上記第二のセンタ装置
    に、上記配信装置からの配信情報を受信する受信部と、
    上記ファックス配信装置からの配信情報を受信するファ
    ックスとを設けことを特徴とするビル遠隔管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記ファ
    ックス配信装置は、上記配信装置が上記第二のセンタ装
    置へ情報を配信するのと同時期に上記ファックスに配信
    するようにしたことを特徴とするビル遠隔管理装置。
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SG119203A1 (en) * 2002-12-13 2006-02-28 Inventio Ag Method and device for controlling a zonally operated elevator installation
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