JP3339539B2 - デジタル変調装置、その方法及び記録媒体 - Google Patents

デジタル変調装置、その方法及び記録媒体

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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M5/00Conversion of the form of the representation of individual digits
    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
    • H03M5/04Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
    • H03M5/14Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等に用
いられるデジタル変調装置等に関し、特に、NRZI信
号における低周波成分の抑圧に適した変調技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクでの記録再生に用いられるデ
ジタル変復調装置は、一般に、図6のブロック図に示さ
れた構成を備える。即ち、データ語は、変調時において
は、先ず符号変換器によって光ディスクへの記録に適し
た符号語に変換され、続いてNRZI(Non Return to
Zero Inverted)変換器によってNRZI信号に変換さ
れた後に光ディスクヘッドによって光ディスクに書き込
まれる。一方、復調時においては、それらの逆の変換が
行われ、元のデータ語が読み出される。それらデータ
語、符号語及びNRZI信号間の対応は、例えば、図7
に示される通りである。 (EFM変換)ここで、符号変換器における符号変換、
即ち、データ語から符号語への変換の方式としてEFM
(Eight to Fourteen Modulation)変換と呼ばれるもの
がある。この変換は、いわゆる(d,k;m,n)変換
でいう(2,10;8,17)変換に相当する。dは符
号語に許される最小ラン、kは符号語に許される最大ラ
ン、mはデータ語の語長、nは符号語の語長である。ラ
ン(又はラン長)とは、同一のビット状態の連なり数を
いい、ここでは、0が連続するビット数をいう。また、
dとkによる制約、即ち、(d,k)制約を、ラン長制
限という。
【0003】具体的には、EFM変換では、先ず、8ビ
ットのデータ語が14ビットの符号語に変換される。こ
こで、符号語は、(2,10)制約を満足するものであ
り、いずれの符号語中の1と1間には必ず0が2個から
10個入っている。そして、14ビットの符号語と続く
14ビットの符号語との間には、さらに3ビットの接続
符号が挿入される。この接続符号を含めた計17ビット
の符号語が連続する符号系列においても、(2,10)
制約が満足されよう考慮される。
【0004】また、この接続符号の決定に際しては、上
記制約を満足することの他に、最終的な信号、即ち、N
RZI信号における低周波成分を少なくするようにDS
V(Digital Sum Variation)の絶対値を小さくする接
続符号が選択される。なお、DSVとは、2つの状態を
とるビット列の一方の状態のビットを「+1」、他方の
ビットを「−1」としてビット列の先頭から累積した値
である。このDSVの絶対値を小さくするように制御す
ることによって、ビット列の低周波成分が抑圧されるこ
とが知られている。NRZI信号における低周波成分を
抑圧する理由は、再生時に2値化する場合に、そのしき
い値のふらつきによる読み出しエラーを起こさないた
め、あるいは、記録・再生時におけるサーボ・エラー信
号に変動を起こさないためである。
【0005】以上のように、EFM変換は、NRZI信
号における低周波成分の抑圧という点において効果的な
変換ではあるが、近年の光ディスクの高記録密度化への
対応という点においては、十分に満足できる変換方式で
あるとは言えないという問題点があった。 (EFMplus変換)そこで、EFM変換を記録密度の点
で改善した方式として、EFMplusと呼ばれる変換方式
が提案されている(例えば、Kees A.Schouhamer Immin
k,'EFMPlus:The coding Format of the High-Density C
ompact Disc',IEEE,1995)。このEFMPlus変換は、
(2,10;8,16)変換に相当するものであり、
(2,10;8,17)変換に相当するEFMと比較
し、記録密度の点において17/16倍の向上が図られ
る。以下、EFMplusの変換方式について説明する。
【0006】EFMplus変換では、EFM変換のように
固定的に1種類の変換表を用いるのではなく、データ語
が与えられる度に、予め用意された複数の変換表の中か
ら所定の手順に従って1個の変換表を特定し、その変換
表を用いてデータ語を符号語に変換する。なお、特定さ
れた1個の変換表を用いることを、その変換表に対応す
る「状態」と呼ぶ。
【0007】図8は、EFMplus変換の技術で用いられ
る変換表の一例の全てである。変換表は、合計8個から
なり、それらは4個(第1〜第4)の状態に属するもの
に分類され、各状態には2個(主と副)が属する。主変
換表は、8ビットで表現される全てのデータ語、即ち、
256個のデータ語と、それら各データ語に対応する1
6ビットの符号語から構成されている。一方、副変換表
は、一部(00000000〜01010111)のデータ語、即ち、8
8個のデータ語と、それら各データ語に対応する符号語
から構成されている。
【0008】これら各変換表は、図9に示されるよう
に、1個の変換表に含まれる符号語が共通の特徴を有す
るように作成されている。例えば、第2の変換表に含ま
れる符号語は、先頭からのラン長が1以上5以下であ
り、かつ、先頭第1ビットと第13ビットのいずれもが
0である。なお、xは、ドントケア(1でも0でもよ
い)を示す。
【0009】1個のデータ語が与えられた場合に、8個
の変換表から1個の変換表が特定される手順は、以下の
通りである。 (1)先ず、図10に示される規則に従って、次の変換
における状態が決定される。即ち、直前の変換で得られ
た符号語中の後端におけるラン長によって、その次の変
換での状態、即ち、次の変換で用いるべき主又は副変換
表が特定される。これによって、図8と図9とから明ら
かなように、符号語と符号語との接続部分においても
(2,10)制約を満足することが保証される。なお、
変換すべき最初のデータ語、即ち、同期符号に続くデー
タ語は、第1の変換表が用いられるものとしている。 (2)次に、変換すべきデータ語が00000000〜0101011
1、即ち、87以下である場合には、NRZI信号にお
ける低周波成分をより抑圧できる符号語に変換できるよ
うに主又は副変換表のいずれかを特定する。なお、変換
すべきデータ語が上記範囲に属さない場合には、必ず主
変換表が用いられるのは言うまでもない。
【0010】以上の手順により、EFMplus変換によ
り、1個のデータ語は対応する1個の符号語に一義的に
変換される。ところで、図8に示された各変換表には、
一部に重複した符号語が存在する。即ち、異なるデータ
語に対して、同一の符号語が割り当てられている。図8
において長方形のワクで囲まれた4個の符号語がそれに
該当する。そのために、復調するとき、即ち、重複した
符号語を逆変換するときであっても、ユニークに元のデ
ータ語に復元できることを保証する必要がある。
【0011】そこで、EFMplus変換においては、ある
データ語を重複した符号語に変換した場合には、次に第
2又は第3の状態に遷移することとしている。そして、
第2の状態に遷移するか又は第3の状態に遷移するか
は、変換するデータ語がそれら異なるデータ語のいずれ
であるかによって決定している。これによって、光ディ
スクから読みだした符号語を復調する場合には、その符
号語がたとえ重複する符号語であっても、その符号語の
次の状態を知ることにより、元のデータ語を判別するこ
とができる。
【0012】なお、復調時において、読み出した符号語
の状態を知るには、図9及び図10に示された規則を用
いればよいことは言うまでもない。即ち、図10に示さ
れるように、その符号語の直前に読み出した符号語の後
端のラン長からその符号語が第1、第2又は第3、第4
のいずれの状態で変換されたものかが判明し、さらに、
図9に示されるように、その符号語の第1及び第13ビ
ットの値からその符号語が第2又は第3のいずれの状態
で変換されたものかが判明する。
【0013】以上のようにして、EFMplus変換によ
り、8ビットのデータ語はユニークに16ビットの符号
語に変換され、その逆変換もユニークに行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、EFM
plus変換は記録密度の点においてEFM変換を改善する
方式ではあるが、NRZI信号における低周波成分の抑
圧という点においては、EFM変換より劣るという問題
点があった。具体的には、EFMplus変換は、EFM変
換と比較し、記録密度の点において17/16倍の改善
をもたらしたが、低周波成分の抑圧の点において約3d
Bだけ劣化している。
【0015】そこで、本発明はかかる問題点に鑑みてな
されたものであり、EFMplus変換に代表されるよう
な、複数の変換表を用いてデータ語から一定のラン長制
限を満たす符号語に変換する方式において、その符号語
のNRZI信号における低周波成分をさらに抑圧するデ
ジタル変調装置、その方法及び記録媒体を提供すること
を目的する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るデジタル変調装置は、全ての種類のデー
タ語と対応する符号語からなる複数種類の変換表を記憶
する記憶手段を備え、変換すべきデータ語が与えられる
と、直前の変換で得られた符号語と次の変換で得られる
符号語との連なりにおいても一定のラン長制限を満足す
ると共に、それらの符号語がNRZI変換された後の信
号におけるDSVがより好ましい状態となるような符号
語に対応付けする変換表を特定し、その変換表を用いて
データ語を符号語に変換するよう構成したものである。
【0017】これにより、データ語は、NRZI信号に
おける低周波成分が大きく抑圧される符号語に変調され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のデジタル変調装置(方
法)は、データ語をラン長が制限された符号語に変換す
るデジタル変調装置(方法)であって、全ての種類のデ
ータ語と対応する符号語からなる複数種類の変換表を記
憶する記憶手段と、直前の変換で得られた符号語に基づ
いて前記複数の変換表の中から次の変換で用いる変換表
を特定する特定手段(ステップ)と、前記特定手段によ
り特定された変換表から変換すべきデータ語に対応する
符号語を読み出して出力する読み出し手段(ステップ)
とを備え、前記特定手段(ステップ)は直前の変換で得
られた符号語と次の変換で得られる符号語との連なりに
おいても前記制限を満足すると共に、それらの符号語を
共に元のデータ語に復号可能なように次の符号語に対応
付けする変換表が複数存在するときには、それらの符号
語がNRZI変換された後の信号におけるDSVがより
好ましい状態となるような符号語に対応付けする変換表
を特定することを特徴とする。
【0019】この装置(方法)によれば、変換すべきデ
ータ語が与えられると、予め用意された複数の変換表か
ら1個の変換表が特定されるが、その特定される変換表
は、直前の変換で得た符号語と次の変換で得られる符号
語との接続部においても一定のラン長制限を満足してい
る限りは、NRZI信号における低周波成分が最も抑圧
される符号語に変換されるようなものが選択される。即
ち、直前に変換して得られた符号語の特徴から次の変換
で用いる変換表が固定的に定められているのではなく、
NRZI信号における低周波成分を抑圧する点において
最適な変換表が動的に決定される。
【0020】また、上記記載のデジタル変調装置(方
法)において、前記複数種類のそれぞれの変換表は、先
頭のラン長が変換表の種類毎に定められた範囲内となる
符号語のみを全てのデータ語に対応させると共に特定の
データ語に対しては複数の符号語を対応させ、前記特定
手段(ステップ)は、データ語が前記特定のデータ語の
場合には、直前に変換された符号語のみに基づいて変換
表を特定すると共に変換した符号語がNRZI変換され
た後の信号におけるDSVがより好ましい状態となるよ
うな符号語を選択することを特徴とすることもできる
【0021】この装置(方法)によれば、特定のデータ
語に対しては複数の符号語が対応するように変換表が構
成され、その特定のデータ語が与えられた場合には、前
記NRZI信号におけるDSVがより好ましい状態とな
るような符号語が選択される。これにより、NRZI信
号における低周波成分を抑圧する効果がさらに増加され
る。
【0022】また、上記記載のデジタル変調装置(方
法)において、前記特定手段(ステップ)は、連続する
複数の符号語を記憶する領域を有する第1記憶手段及び
第2記憶手段と、直前の変換で得られた符号語と次の変
換で得られる符号語との連なりにおいても前記制限を満
足する符号語を含む変換表が2種類(第1及び第2)あ
るかどうかを判断する判断手段(ステップ)と、前記判
断手段により変換表が2種類あると判断された場合に
は、第1の変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語
を前記第1記憶手段に蓄積して格納すると共に、第2の
変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語を前記第2
記憶手段に蓄積して格納する格納手段(ステップ)と、
前記判断手段により前記第1記憶手段に格納される符号
語系列あるいは前記第2記憶手段に格納される符号語系
列のすくなくとも一方の符号語系列に続く符号語を生成
する変換表が2種類あると判断された場合には、それま
でに得られていた符号語と前記第1記憶手段に格納され
ている全ての符号語を通して得られる第1の先読みDS
Vの絶対値と、それまでに得られていた符号語と前記第
2記憶手段に格納されている全ての符号語を通して得ら
れる第2の先読みDSVの絶対値との大小を比較する比
較手段(ステップ)と、前記比較手段により第1の先読
みDSVの絶対値が小さいと判断された場合には、前記
第1の変換表をより好ましい変換表として特定し、前記
比較手段により第1の先読みDSVの絶対値が小さいと
判断されなかった場合には、前記第2の変換表をより好
ましい変換表として特定する先読み特定手段(ステッ
プ)とからなることを特徴とすることもできる
【0023】この装置(方法)によれば、変換すべき1
個のデータ語に対して2種類の変換表を選択することが
できる場合には、それまでの符号語についてのDSVか
ら変換表を特定するのではなく、再び2種類の変換表を
選択できる状態が発生するまでに得られる符号語につい
てのDSVを考慮して変換表が特定される。このルック
アヘッド方式により、後発的に発生する符号語も加味さ
れた低周波成分の抑圧制御が行われるので、過去に発生
した符号語のみを考慮する方式に比べ、NRZI信号に
おける低周波成分が大きく抑圧される。
【0024】本発明の記録媒体は、上記記載のデジタル
変調方法により変換された符号語を記録していることを
特徴とする。この記録媒体によれば、そこに記録されて
いる符号語は、一定のラン長制限を満足し、かつ、一定
の低周波成分を抑圧する効果を発揮できるよう配列され
る。このような符号語が記録された記録媒体は、以下の
作用を発揮する。即ち、この記録媒体を再生する装置
は、低周波成分が一定値以下に抑えられたNRZI信号
を読み取るので、その信号を2値化する場合に、そのし
きい値のふらつきによる読み出しエラーを起こす確率が
一定値以下に抑えられると共に、再生時におけるサーボ
・エラー信号に変動を起こす確率も一定値以下に抑えら
れる。 (実施の形態) 以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に
説明する。
【0025】(デジタル変調装置の構成)図1は、本発
明に係るデジタル変調装置の構成を示すブロック図であ
る。本装置は、前置変換器101、並列直列変換器10
2a,102b,102c、DSVカウンタ103a,
103b、直列並列変換器104a,104b、バッフ
ァメモリ105a,105b、I/O切替器106a,
106b、セレクタ107a,107b、DSV制御器
108、書き込みアドレスカウンタ109及び読み出し
アドレスカウンタ110から構成される。本装置は、図
6に示されたデジタル変復調装置における符号変換器に
相当する。なお、データ語は8ビット長、符号語は16
ビット長としている。
【0026】前置変換器101は、1個のデータ語が与
えられると、そのデータ語に対して候補となる2個の符
号語を出力すると同時に、それら各データ語がDSV制
御可能なものであるかどうかを示す情報(DCCフラグ
1、DCCフラグ2)をDSV制御器108に通知す
る。ここで、「DSV制御可能」とは、1個のデータ語
を変換するにあたり、2個の符号語を選択することがで
き、その選択によって、符号語をNRZI変換した後の
DSVの絶対値を小さくできることをいう。また、DS
V制御をDCC(DC Control)ともいう。なお、前置変
換器101の詳細な構成は後述する。
【0027】並列直列変換器102a,102b,10
2cは、16ビット並列の符号語(以下、「並列符号」
という。)を直列の符号語(以下、「直列符号」とい
う。)に変換して出力する。その際に、符号語ごとに送
られてくるワードクロック及び符号語のビット単位で送
られてくる符号語ビットクロックに同期して変換及び出
力を行う。
【0028】DSVカウンタ103a,103bは、並
列直列変換器102a,102bから次々に送られてく
る直列符号のDSVを積算してカウントする。具体的に
は、直列符号の中の1を検出すると、次に1を検出する
までのランの数だけカウント値を増加させ、再び1を検
出すると、今度は、次に1を検出するまでのランの数だ
けカウント値を減少させるという動作を繰り返す。
【0029】直列並列変換器104a,104bは、直
列符号を並列符号に変換する。バッファメモリ105
a,105bは、一例として最大15個の並列符号を蓄
積して記憶する。なお、バッファメモリ105a,10
5bへの書き込みアドレス及び読み込みアドレスは、D
SV制御器108による制御の下に、書き込みアドレス
カウンタ109及び読み出しアドレスカウンタ110か
らセレクタ107bを経て与えられる。
【0030】I/O切替器106a,106bは、DS
V制御器108からの指示に従って、直列並列変換器1
04a,104bからの並列符号をバッファメモリ10
5a,105bに蓄積させたり、バッファメモリ105
a,105bに蓄積されていた並列符号を読み出してセ
レクタ107aに送る。DSV制御器108は、CP
U,ROM,RAM等からなり、主にルックアヘッドと
呼ばれる手法によりDSV制御を行うコントローラであ
り、前置変換器101からのDCCフラグ1、DCCフ
ラグ2やDSVカウンタ103a,103bからの情報
に基づいて、各構成要素を制御する。ここで、ルックア
ヘッドとは、1個のデータ語に対して選択可能な2個の
符号語がある場合、即ち、DSV制御可能な場合に、そ
れら2個のいずれを選択するかは一旦保留しておき、次
に再びDSV制御可能な状態が発生した場合等に、その
時点までのDSVの絶対値をより小さくできる符号語を
選択する方法をいう。
【0031】DSV制御器108は、最終的には、前置
変換器101が出力した2個の選択可能な符号語から、
より低周波成分が抑圧されたNRZI信号を出力できる
符号語を選択するものであり、その詳細な動作はフロー
チャートを用いて後述する。図2は、前置変換器101
の詳細な構成を示すブロック図である。前置変換器10
1はさらに、ROMテーブル201a,201b,20
1c,201d、セレクタ202a,202b,202
c,202d、末尾RLメモリ203a,203b、判
別器204a,204b、次状態メモリ205a,20
5b、同期符号生成器206a,206b、コントロー
ラ207及び1/93分周器208から構成される。
【0032】ROMテーブル201a,201b,20
1c,201dは、図8に示されたEFMplusにおける
全ての変換表を各状態ごとに記憶している。具体的に
は、状態1のROMテーブル201aは、図8に示され
た第1の主変換表及び第1の副変換表を記憶している。
他のROMテーブル201b,201c,201dも同
様に、それぞれ対応する主変換表及び副変換表を記憶し
ている。また、各ROMテーブルは、符号語の他に、各
符号語の属性(その符号語の先頭及び末尾のラン長、次
の状態)を示す情報をも各符号語と共に記憶している。
【0033】ROMテーブル201a,201dは、8
ビットのデータ語が入力されると、そのデータ語に対応
する情報を、22ビット(16ビットの符号語、その符
号語の末尾のラン長を示す4ビット、次の状態を示す2
ビット)と4ビット(その符号語の先頭のラン長を示
す)に分割して、それぞれセレクタ202a,202b
及び判別器204a,204bに出力する。一方、RO
Mテーブル201b,201cは、8ビットのデータ語
が入力されると、上記22ビットの情報のみをセレクタ
202a,202bに出力する。
【0034】なお、ROMテーブルからの情報が2カ所
(セレクタ202a及びセレクタ202b)に並列に出
力されているのは、例えばデータ語が87以下の場合等
のように、1個のデータ語に対応する符号語が2個存在
する場合に、それらの符号語を蓄積しておくというルッ
クアヘッド手法に対応するものである。セレクタ202
a,202bは、コントローラ207からの指示に従っ
て、それら4個のROMテーブルの中から1個を選択
し、選択したROMテーブルからの22ビット情報を出
力する。なお、コントローラ207は、判別器204
a,204bでの判別結果及び次状態メモリ205a,
205bに格納された値に基づいて、それら4個のRO
Mテーブルの中から1個を選択する。
【0035】末尾RLメモリ203a,203bは、セ
レクタ202a,202bから出力された、符号語の末
尾ラン長を示す4ビットを記憶する。判別器204a,
204bは、末尾RLメモリ203a,203bが記憶
していた符号語の末尾ラン長と、ROMテーブル201
a,201dから出力されたその次の符号語の先頭ラン
長と加算し、その結果得られた合計ラン長が(2,1
0)制約を満たすかどうかの判断をする。
【0036】ここで、判別器204a,204bによる
上記判断をする意義を説明する。上述したように、4個
のROMテーブル201a,201b,201c,20
1dは、図8に示された変換表を記憶するものであり、
図10に示される規則に従って状態を遷移する限りにお
いては、必ず符号語と符号語との接続部における(2,
10)制約は満足されるので、判別器204a、204
bは不要とも考えられる。
【0037】ところが、本装置においては、次の状態が
第1又は第4の状態に遷移する場合には、図10に示さ
れるような固定的な遷移を行うのではなく、DSV制御
のために有利な状態に遷移する。即ち、前置変換器10
1は、それらの状態に属する各符号語が(2,10)制
約を満たすことを条件に、選択可能な符号語として出力
する必要があるためである。
【0038】このようにして判別器204aが符号語を
選択可能であると判別するか又はデータ語が87以下の
ときにはコントローラ207はDCCフラグ(1)をセ
ットし、一方、判別器204bが符号語を選択可能であ
ると判別するか又はデータ語が87以下のときにはコン
トローラ207はDCC(2)をセットする。次状態メ
モリ205a,205bは、セレクタ202a,202
bから出力された、次の状態を示す2ビットを記憶す
る。
【0039】1/93分周器208は、ワードクロック
を1/93に分周する。分周されたクロックは、同期符
号生成器206a,206bから同期符号を出力させる
タイミングに用いられる。なお、同期符号は、再生時に
おける同期のための符号であるが、91個の符号語につ
き1個の2符号語長の同期符号が挿入される。即ち、9
3ワードクロックを周期として同期符号が挿入される。
なお、本装置のDSV制御においては、この同期符号も
DSV制御可能な符号語と同様に扱っている。
【0040】セレクタ202c,202dは、セレクタ
202a,202bからの符号語又は同期符号生成器2
06a,206bからの同期符号のいずれかを選択して
出力する。コントローラ207は、CPU,ROM,R
AM等からなり、選択可能な次の状態の決定や各構成部
の動作タイミング等を制御する。ここでの詳細な動作
は、以下に説明する。
【0041】(デジタル変調装置の動作)次に、以上の
ように構成されたデジタル変調装置の動作について説明
する。図3は、本装置の動作手順を示すフローチャート
である。なお、このフローチャートでは、時間的に同時
に処理されるステップであっても、説明の便宜上、時系
列に表現されている。
【0042】まず、制御変数n,state1,state2を初期
設定する(ステップS301)。ここで、nは本装置に
入力されたデータ語の個数を示し、state1はルックアヘ
ッドの第1の系統(バッファメモリ105aに格納され
る符号語が処理されるデータパス)における符号語を得
るための次の状態を示し、state2はルックアヘッドにお
ける第2の系統(バッファメモリ105bに格納される
符号語が処理されるデータパス)における符号語を得る
ための次の状態を示す変数である。
【0043】次に、前置変換器101に1個のデータ語
D(n)が入力されると(ステップS302)、DCCフラ
グ(1)及び(2)がセットされ、DSV制御器108
は、そのデータ語D(n)が87以下であるか否かを判断す
る(ステップS303)。判断の結果、データ語D(n)が
87以下である場合には、処理Aが行われる(ステップ
S304)。ここで、処理Aは、DSV制御可能な符号
語が得られたときに行うルックアヘッド方式に固有の定
型的な処理であり、図4のフローチャートに示される通
りである。
【0044】即ち、DSV制御器108は、DCCフラ
グ(1)又は(2)がセットされていることを検知する
と、DSVカウンタ103a,103bに格納された各
DSV(DSV1、DSV2)を読み出して、それらの絶
対値を比較し(ステップS401)、より小さいほうに
該当するバッファメモリ(105a又は105b)を選
択し、そこに蓄積されていた符号列をセレクタ107
a、並列直列変換器102cを経由して本装置から出力
させると共に(ステップS402、S404)、DSV
カウンタ103a,103b及び制御変数(state1又は
state2、n)を更新する(ステップS403、S40
5、S406)。
【0045】処理Aが終了すると、いま入力されたデー
タ語D(n)は、state1が示す状態の主変換表により、対応
する符号語C1(n)に変換され、並列直列変換器102a
等を経てバッファメモリ105aに格納される(ステッ
プS305)と同時に、state2が示す状態の副変換表に
より、対応する符号語C2(n)に変換され、並列直列変換
器102b等を経てバッファメモリ105bに格納され
る(ステップS306)。
【0046】符号語C1(n)、C2(n)に伴って得られた、
次に状態に関する情報は、それぞれstate1、state2にセ
ットされる(ステップS307、S308)。必要な全
てのデータ語の入力が終了した場合には(ステップS3
09)、それまでに蓄積されていた符号語を吐き出し
(ステップS311)、本装置の動作を終了する。一
方、まだ終了していない場合には(ステップS30
9)、変数nをインクリメントし(ステップS31
0)、次のデータ語の入力に備える。
【0047】ステップS303において、データ語D(n)
が87より大きいと判断された場合には、ルックアヘッ
ドの第1の系統における今の状態state1が第1又は第4
の状態で、かつ、第1と第4の間で状態を入れ替えても
ラン長の制限に違反しないかどうかが判断される(ステ
ップS312)。その結果、第1及び第4いずれの状態
も許容される場合には、そのことを示すようにstate1を
第5の状態にし(ステップS313)、処理Aを行う
(ステップS314)。なお、state1を第5の状態にす
ることは、図2のDCCフラグ(1)をセットすること
に相当する。
【0048】一方、ステップS312においてルックア
ヘッドの第1の系統における今の状態state1が第1及び
第4のいずれも許容されると判断されなかった場合に
は、ルックアヘッドの第2の系統についても同様の判断
が行われる(ステップS319)。その結果、第2の系
統において、これから変換するデータ語D(n)が第1及び
第4のいずれも許容され、DSV制御可能な符号語が得
られる場合には、state2を第5の状態にし(ステップS
320)、処理Aを行う(ステップS321)。なお、
state2を第5の状態にすることは、図2のDCCフラグ
(2)をセットすることに相当する。
【0049】処理Aを行った後(ステップS314又は
S321)、state1の値を判断し(ステップS31
5)、state1が第5の状態の場合にはstate1を第1の状
態、state2を第4の状態に更新し(ステップS31
6)、それ以外の場合はそのままとする。一方、ステッ
プS315においてstate1が第5の状態ではないと判断
された場合、又はステップS316の処理を終えた場合
は、次に、データ語D(n)をstate1が示す状態に属する主
変換表により符号語C1(n)に変換してバッファメモリ1
05aに格納すると共に(ステップS317)、データ
語D(n)をstate2が示す状態に属する主変換表により符号
語C2(n)に変換してバッファメモリ105bに格納する
(ステップS318)。
【0050】以上のステップS312〜S321におけ
る処理により、従来のEFMplus変換において固定的に
第1又は第4の状態に遷移していた制御方式を改善して
いる。即ち、本装置においては、第1又は第4の状態に
遷移する場合であれば、固定的に遷移するのではなく、
DSV制御可能な符号語であるかどうかを判断し、可能
であればDSV制御に用いるという方式を採用してい
る。
【0051】なお、入力されたデータ語D(n)がDSV制
御可能な符号語でない場合には、一義的に定まる符号語
に変換した後にバッファメモリ105a,105bに蓄
積していくが(ステップS322〜S325)、最大の
蓄積個数、即ち、ルックアヘッドの先読み数を一例とし
て15個としているので、そのための処理をも行ってい
る(ステップS322、S323)。なお、91個の符
号につきDSV制御可能な1個の同期符号が挿入される
ので、先読み数を91個としておけば、ステップS32
2及びステップS323は省略することができる。
【0052】(デジタル復調装置)次に、上記のデジタ
ル変調装置によってデータ語が書き込まれた記録媒体か
ら読み出された符号語をデータ語に復調する場合を説明
する。図5は、そのためのデジタル復調装置の構成を示
すブロック図である。本装置は、13ビットシフトレジ
スタ501、1ビットラッチ502a,502b、16
ビットシフトレジスタ503、16ビットラッチ50
4、2入力OR回路505a,2入力NOR回路505
b、4入力OR回路506、AND回路507、主デコ
ーダ508、副デコーダ509及びセレクタ510から
構成される。本装置は、図6に示されたデジタル変復調
装置における逆符号変換器に相当する。
【0053】主デコーダ508は、重複していない全て
のデータ語と符号語の対応関係と、重複した対応関係の
うち次の状態が第2の状態である対応関係とを記憶して
おり、それらの対応関係に属する符号語であれば、それ
をデコードすることにより、対応する元のデータ語にユ
ニークに復元する。一方、副デコーダ509は、重複し
た対応関係のうち次の状態が第3の状態である対応関係
のみを記憶しており、その対応関係に属する符号語であ
ればユニークに元のデータ語に復元する。
【0054】以上のように構成されたデジタル復調装置
の動作について説明する。記録媒体から読み出された符
号語は、ビット直列で13ビットシフトレジスタ501
に入力され、さらに次の符号語が入力されると16ビッ
トシフトレジスタ503に送り込まれる。いま、16ビ
ットシフトレジスタ503に送り込まれた符号語に着目
する。すると、AND回路507は、次の条件が満たさ
れる場合を検出している。
【0055】即ち、(1)この符号語の次の符号語の先
頭から第1ビットQ0と第13ビットQ12の少なくとも
1つが1であり、かつ、(2)この符号語の先頭から第
16ビットQ15と第15ビットQ14がいずれも0であ
り、かつ、(3)この符号語の先頭から第11ビットQ
10〜第14ビットQ13のすくなくとも1つが1である場
合が該当する。
【0056】上記条件(2)と(3)の結合により、こ
の符号語の末尾ラン長が2以上5以下であること、即
ち、図10から明らかなように、「この符号の次の符号
は第2又は第3の状態である」ことが検出されている。
また、条件(1)により、図9から明らかなように、
「次の符号は第2の状態ではない」ことが検出されてい
る。従って、条件(1)、(2)及び(3)の結合によ
り、「この符号の次の符号は第3の状態である」ことが
判明する。
【0057】AND回路507は、上記の条件を検出し
た場合には、セレクタ510を制御することにより副デ
コーダ509からのデータ語を選択して出力させ、一
方、検出しなかった場合には、主デコーダ508からの
データ語を選択して出力させる。このようにして、記録
媒体から読み出された符号語は、変調時における状態が
いずれの状態であっても、また、重複した符号語であっ
ても、主デコーダ508又は副デコーダ509によって
元のデータ語にユニークに復元される。
【0058】なお、本実施形態におけるデジタル変調装
置は(2,10;8,16)変換を行うものであった
が、本発明はこれらの数値の場合に限定されるものでは
ない。本発明は、一定長のデータ語を一定のラン長制限
を満足する一定長の符号語に変換する場合に適用できる
ことは言うまでもない。また、本デジタル変調装置は、
DSV制御のためにルックアヘッド方式を採用している
が、他の方式であってもよい。本発明は、DSV制御の
方式自体に特徴があるのではなく、従来(EFMplus)
においてDSV制御の対象とされていなかった変換をD
SV制御可能な変換とした点に特徴があるからである。
【0059】さらに、本デジタル変調装置は、変換表と
してROMテーブルを用いたが、ランダムロジックによ
る組合せ回路を記憶手段として用いることもできる。ま
た、本デジタル変調装置は、低周波成分を抑圧するため
にDSV制御を行う時点での最終的なDSVの絶対値が
小さくなるように選択したが、先読み期間中のDSVの
絶対値のピークの小さい方を選択したり、先読み期間中
の各時点のDSVの2乗の累積値、即ち、DSVの分散
値が小さくなる方を選択しても同様の効果が得られる。
【0060】また、状態1〜4のROMテーブル201
a〜201dは、各符号語に26ビットを割り当てた
が、状態2及び3のROMテーブル201b、201c
の先頭ラン長を示す4ビットと状態4のROMテーブル
201dの先頭ラン長を示す上位3ビットは動作に影響
しないので省略することができる。さらに、次の状態が
2及び3のときの末尾ラン長を示すビットと次の状態が
1のときの末尾ラン長を示す上位3ビットも同様に省略
することができる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、データ
語をラン長が制限された符号語に変換するデジタル変調
装置(方法)であって、全ての種類のデータ語と対応す
る符号語からなる複数種類の変換表を記憶する記憶手段
と、直前の変換で得られた符号語に基づいて前記複数の
変換表の中から次の変換で用いる変換表を特定する特定
手段(ステップ)と、前記特定手段により特定された変
換表から変換すべきデータ語に対応する符号語を読み出
して出力する読み出し手段(ステップ)とを備え、前記
特定手段(ステップ)は直前の変換で得られた符号語と
次の変換で得られる符号語との連なりにおいても前記制
限を満足すると共に、それらの符号語を共に元のデータ
語に復号可能なように次の符号語に対応付けする変換表
が複数存在するときには、それらの符号語がNRZI変
換された後の信号におけるDSVがより好ましい状態と
なるような符号語に対応付けする変換表を特定すること
を特徴とするデジタル変調装置(及び方法)によれば、
変換すべきデータ語が与えられると、予め用意された複
数の変換表の中から、一定のラン長制限を満足し、か
つ、NRZI信号における低周波成分が最も抑圧される
符号語が得られる1個の変換表が特定され、その変換表
を用いてデータ語は符号語に変換される。
【0062】従って、EFMplus変換方式の如く、複数
の変換表から固定的に次の変換表を用いる従来の変換方
式に比べ、記録密度を犠牲にすることなく、かつ、NR
ZI信号における低周波成分がより抑圧された符号語が
得られるという効果がある。また、上記記載のデジタル
変調装置(方法)において、前記複数種類のそれぞれの
変換表は、先頭のラン長が変換表の種類毎に定められた
範囲内となる符号語のみを全てのデータ語に対応させる
と共に特定のデータ語に対しては複数の符号語を対応さ
せ、前記特定手段(ステップ)は、データ語が前記特定
のデータ語の場合には、直前に変換された符号語のみに
基づいて変換表を特定すると共に変換した符号語がNR
ZI変換された後の信号におけるDSVがより好ましい
状態となるような符号語を選択することを特徴とする
ジタル変調装置(及び方法)によれば、定められた範囲
のデータ語に対しては複数の符号語を対応させて、低周
波成分が抑圧されるようにいずれかの符号語が一意的に
定められる変換表に基づいてデータ語が符号語に変換さ
れる。従って、1個のデータ語に1個の符号語が対応付
けられている場合に比べ、処理の複雑化が軽微であるに
も拘らず、その低周波成分がより抑圧されるという効果
がある。
【0063】また、上記記載のデジタル変調装置(方
法)において、前記特定手段(ステップ)は、連続する
複数の符号語を記憶する領域を有する第1記憶手段及び
第2記憶手段と、直前の変換で得られた符号語と次の変
換で得られる符号語との連なりにおいても前記制限を満
足する符号語を含む変換表が2種類(第1及び第2)あ
るかどうかを判断する判断手段(ステップ)と、前記判
断手段により変換表が2種類あると判断された場合に
は、第1の変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語
を前記第1記憶手段に蓄積して格納すると共に、第2の
変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語を前記第2
記憶手段に蓄積して格納する格納手段(ステップ)と、
前記判断手段により前記第1記憶手段に格納される符号
語系列あるいは前記第2記憶手段に格納される符号語系
列のすくなくとも一方の符号語系列に続く符号語を生成
する変換表が2種類あると判断された場合には、それま
でに得られていた符号語と前記第1記憶手段に格納され
ている全ての符号語を通して得られる第1の先読みDS
Vの絶対値と、それまでに得られていた符号語と前記第
2記憶手段に格納されている全ての符号語を通して得ら
れる第2の先読みDSVの絶対値との大小を比較する比
較手段(ステップ)と、前記比較手段により第1の先読
みDSVの絶対値が小さいと判断された場合には、前記
第1の変換表をより好ましい変換表として特定し、前記
比較手段により第1の先読みDSVの絶対値が小さいと
判断されなかった場合には、前記第2の変換表をより好
ましい変換表として特定する先読み特定手段(ステッ
プ)とからなることを特徴とするデジタル変調装置(及
び方法)によれば、低周波成分の抑圧制御はルックアヘ
ッド方式により行われる。従って、過去に得られた符号
語のみを考慮する抑圧方式に比べ、低周波成分が大きく
抑圧される。上記記載のデジタル変調方法により変換さ
れた符号語を記録していることを特徴とする記録媒体
は、上記記載のデジタル変調方法により得られたNRZ
I信号、即ち、従来の変調方法による場合よりも低周波
成分が抑圧された信号が記録されている。従って、この
記録媒体を再生した装置は、その信号を2値化する場合
におけるしきい値のふらつきが抑制されると共に、サー
ボ・エラー信号に起こる変動も抑制されるという効果が
ある。
【0064】よって、本発明により、高記録密度で、か
つ、書き込み・読み出し時におけるエラー発生率の小さ
い高品質な記録媒体、及びそれを生成するデジタル変調
装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル変調装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1における前置変換器101の詳細な構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明に係るデジタル変調装置の動作手順を示
すフローチャートである。
【図4】図3における処理Aの詳細な手順を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明に係るデジタル変調装置によってデータ
語が書き込まれた記録媒体から読み出された符号語をデ
ータ語に復調するデジタル復調装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】光ディスクでの記録再生に用いられるデジタル
変復調装置を示すブロック図である。
【図7】データ語、符号語及びNRZI信号の対応を示
す図である。
【図8】データ語から符号語への変換に用いられる変換
表の一例の全てを示す図である。
【図9】図8に示された各変換表に含まれる符号語の共
通の特徴を示す図である。
【図10】符号語と次の変換における状態との関係を示
す図である。
【符号の説明】
101 前置変換器 102a〜102c 並列直列変換器 103a,103b DSVカウンタ 104a,104b 直列並列変換器 105a,105b バッファメモリ 106a,106b I/O切替器 107a,107b セレクタ 108 DSV制御器 109 書き込みアドレスカウンタ 110 読み出しアドレスカウンタ 201a〜201d ROMテーブル 202a〜202d セレクタ 203a,203b 末尾RLメモリ 204a,204b 判別器 205a,205b 次状態メモリ 206a,206b 同期符号生成器 207 コントローラ 208 分周器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 伸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 島田 敏幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小島 正 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社 東芝 柳町工場内 (72)発明者 平山 康一 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社 東芝 柳町工場内 (72)発明者 守山 義明 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パイオニア株式会社 総合研究所内 (72)発明者 横川 文彦 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パイオニア株式会社 総合研究所内 (72)発明者 荒井 孝雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マルチメディア システム開発本部内 (72)発明者 竹内 敏文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マルチメディア システム開発本部内 (56)参考文献 特開 平6−311042(JP,A) 特開 平5−284035(JP,A) 特開 昭62−150568(JP,A) 特開 平4−252617(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/14 G11B 20/14 341 H04L 25/49

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ語をラン長が制限された符号語に
    変換するデジタル変調装置であって、 全ての種類のデータ語と対応する符号語からなる複数種
    類の変換表を記憶する記憶手段と、 直前の変換で得られた符号語に基づいて、前記複数の変
    換表の中から次の変換で用いる変換表を特定する特定手
    段と、 前記特定手段により特定された変換表から、変換すべき
    データ語に対応する符号語を読み出して出力する読み出
    し手段とを備え、前記複数種類のそれぞれの変換表は、先頭のラン長が変
    換表の種類毎に定められた範囲内となる符号語のみを全
    てのデータ語に対応させると共に特定のデータ語に対し
    ては複数の符号語を対応させ、 前記特定手段は、データ語が前記特定のデータ語の場合
    には、直前に変換された符号語のみに基づいて変換表を
    特定すると共に変換した符号語がNRZI変換された後
    の信号におけるDSVがより好ましい状態となるような
    符号語を選択し、データ語が前記特定のデータ語以外の
    場合には、直前の変換で得られた符号語と次の変換で得
    られる符号語との連なりにおいても前記制限を満足する
    と共に、それらの符号語を共に元のデータ語に復号可能
    なように次の符号語に対応付けする変換表が複数存在す
    るときには、それらの符号語がNRZI変換された後の
    信号におけるDSVがより好ましい状態となるような符
    号語に対応付けする変換表を特定することを特徴とする
    デジタル変調装置。
  2. 【請求項2】 前記特定手段は、 連続する複数の符号語を記憶する領域を有する第1記憶
    手段及び第2記憶手段と、 直前の変換で得られた符号語と次の変換で得られる符号
    語との連なりにおいても前記制限を満足する符号語を含
    む変換表が2種類(第1及び第2)あるかどうかを判断
    する判断手段と、 前記判断手段により変換表が2種類あると判断された場
    合には、第1の変換表に含まれる符号語とそれに続く符
    号語を前記第1記憶手段に蓄積して格納すると共に、第
    2の変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語を前記
    第2記憶手段に蓄積して格納する格納手段と、 前記判断手段により前記第1記憶手段に格納される符号
    語系列あるいは前記第2記憶手段に格納される符号語系
    列のすくなくとも一方の符号語系列に続く符号語を生成
    する変換表が2種類あると判断された場合には、それま
    でに得られていた符号語と前記第1記憶手段に格納され
    ている全ての符号語を通して得られる第1の先読みDS
    Vの絶対値と、それまでに得られていた符号語と前記第
    2記憶手段に格納されている全ての符号語を通して得ら
    れる第2の先読みDSVの絶対値との大小を比較する比
    較手段と、 前記比較手段により第1の先読みDSVの絶対値が小さ
    いと判断された場合には、前記第1の変換表をより好ま
    しい変換表として特定し、前記比較手段により第1の先
    読みDSVの絶対値が小さいと判断されなかった場合に
    は、前記第2の変換表をより好ましい変換表として特定
    する先読み特定手段とからなることを特徴とする請求項
    記載のデジタル変調装置。
  3. 【請求項3】 データ語をラン長が制限された符号語に
    変換するデジタル変調装置であって、 全ての種類のデータ語と対応する符号語からなる複数種
    類の変換表を記憶する記憶手段と、 直前の変換で得られた符号語に基づいて、前記複数の変
    換表の中から次の変換で用いる変換表を特定する特定手
    段と、 前記特定手段により特定された変換表から、変換すべき
    データ語に対応する符号語を読み出して出力する読み出
    し手段とを備え、 前記特定手段は、直前の変換で得られた符号語と次の変
    換で得られる符号語との連なりにおいても前記制限を満
    足すると共に、それらの符号語を共に元のデータ語に復
    号可能なように次の符号語に対応付けする変換表が複数
    存在するときには、それらの符号語がNRZI変換され
    た後の信号におけるDSVがより好ましい状態となるよ
    うな符号語に対応付けする変換表を特定し、 前記特定手段は、 連続する複数の符号語を記憶する領域を有する第1記憶
    手段及び第2記憶手段 と、 直前の変換で得られた符号語と次の変換で得られる符号
    語との連なりにおいても前記制限を満足する符号語を含
    む変換表が2種類(第1及び第2)あるかどうかを判断
    する判断手段と、 前記判断手段により変換表が2種類あると判断された場
    合には、第1の変換表に含まれる符号語とそれに続く符
    号語を前記第1記憶手段に蓄積して格納すると共に、第
    2の変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語を前記
    第2記憶手段に蓄積して格納する格納手段と、 前記判断手段により前記第1記憶手段に格納される符号
    語系列あるいは前記第2記憶手段に格納される符号語系
    列のすくなくとも一方の符号語系列に続く符号語を生成
    する変換表が2種類あると判断された場合には、それま
    でに得られていた符号語と前記第1記憶手段に格納され
    ている全ての符号語を通して得られる第1の先読みDS
    Vの絶対値と、それまでに得られていた符号語と前記第
    2記憶手段に格納されている全ての符号語を通して得ら
    れる第2の先読みDSVの絶対値との大小を比較する比
    較手段と、 前記比較手段により第1の先読みDSVの絶対値が小さ
    いと判断された場合には、前記第1の変換表をより好ま
    しい変換表として特定し、前記比較手段により第1の先
    読みDSVの絶対値が小さいと判断されなかった場合に
    は、前記第2の変換表をより好ましい変換表として特定
    する先読み特定手段とからなることを特徴とするデジタ
    ル変調装置。
  4. 【請求項4】 全ての種類のデータ語とラン長が制限さ
    れた対応する符号語からなる複数種類の変換表を用いて
    データ語を符号語に変換する方法であって、 直前の変換で得られた符号語に基づいて、前記複数の変
    換表の中から次の変換で用いる変換表を特定する第1の
    ステップと、 特定された変換表から、変換すべきデータ語に対応する
    符号語を読み出して出力する第2のステップとからな
    り、前記複数種類のそれぞれの変換表は、先頭のラン長が変
    換表の種類毎に定められた範囲内となる符号語のみを全
    てのデータ語に対応させると共に特定のデータ語に対し
    ては複数の符号語を対応させ、 前記第1のステップは、データ語が前記特定のデータ語
    の場合には、直前に変換された符号語のみに基づいて変
    換表を特定すると共に変換した符号語がNRZI変換さ
    れた後の信号におけるDSVがより好ましい状態となる
    ような符号語を選択し、データ語が前記特定のデータ語
    以外の場合には、直前の変換で得られた符号語と次の変
    換で得られる符号語との連なりにおいても前記制限を満
    足すると共に、それらの符号語を共に元のデータ語に復
    号可能なように次の符号語に対応付けする変換表が複数
    存在するときには、それらの符号語がNRZI変換され
    た後の信号におけるDSVがより好ましい状態となるよ
    うな符号語に対応付けする変換表を特定することを特徴
    とするデジタル変調方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のステップは、 直前の変換で得られた符号語と次の変換で得られる符号
    語との連なりにおいても前記制限を満足する符号語を含
    む変換表が2種類(第1及び第2)あるかどうかを判断
    し、 その結果変換表が2種類あると判断した場合には、第1
    の変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語を一の記
    憶場所に蓄積して格納すると共に、第2の変換表に含ま
    れる符号語とそれに続く符号語を他の一の記憶場所に蓄
    積して格納し、 一方、前記判断において前記一の記憶場所に格納される
    符号語系列あるいは前記他の一の記憶場所に格納される
    符号語系列のすくなくとも一方の符号語系列に続く符号
    語を生成する変換表が2種類あると判断した場合には、
    それまでに得られていた符号語と前記一の記憶場所に格
    納されている全ての符号語を通して得られる第1の先読
    みDSVの絶対値と、それまでに得られていた符号語と
    前記他の一の記憶場所に格納されている全ての符号語を
    通して得られる第2の先読みDSVの絶対値との大小を
    比較し、 その結果第1の先読みDSVの絶対値が小さいと判断し
    た場合には前記第1の変換表をより好ましい変換表とし
    て特定し、第1の先読みDSVの絶対値が小さいと判断
    しなかった場合には前記第2の変換表をより好ましい変
    換表として特定することを特徴とする請求項4記載の
    デジタル変調方法。
  6. 【請求項6】 全ての種類のデータ語とラン長が制限さ
    れた対応する符号語からなる複数種類の変換表を用いて
    データ語を符号語に変換する方法であって、 直前の変換で得られた符号語に基づいて、前記複数の変
    換表の中から次の変換で用いる変換表を特定する第1の
    ステップと、 特定された変換表から、変換すべきデータ語に対応する
    符号語を読み出して出力する第2のステップとからな
    り、 前記第1のステップは、直前の変換で得られた符号語と
    次の変換で得られる符号語との連なりにおいても前記制
    限を満足すると共に、それらの符号語を共に元のデータ
    語に復号可能なように次の符号語に対応付けする変換表
    が複数存在するときには、それらの符号語がNRZI変
    換された後の信号におけるDSVがより好ましい状態と
    なるような符号語に対応付けする変換表を特定し、 前記第1のステップは、 直前の変換で得られた符号語と次の変換で得られる符号
    語との連なりにおいても前記制限を満足する符号語を含
    む変換表が2種類(第1及び第2)あるかどうかを判断
    し、 その結果変換表が2種類あると判断した場合には、第1
    の変換表に含まれる符号語とそれに続く符号語を一の記
    憶場所に蓄積して格納すると共に、第2の変換表に含ま
    れる符号語とそれに続く符号語を他の一の記憶場所に蓄
    積して格納し、 一方、前記判断において前記一の記憶場所に格納される
    符号語系列あるいは前記他の一の記憶場所に格納される
    符号語系列のすくなくとも一方の符号語系列に続く符号
    語を生成する変換表が2種類あると判断した場合には、
    それまでに得られていた符号語と前記一の記憶場所に格
    納されている全ての符号語を通して得られる第1の先読
    みDSVの絶対値と、それまでに得られていた符号語と
    前記他の一の記憶場所に格納されている全ての符号語を
    通して得られる第2の先読みDSVの絶対値との大小を
    比較し、 その結果第1の先読みDSVの絶対値が小さいと判断し
    た場合には前記第1の変換表をより好ましい変換表とし
    て特定し、第1の先読みDSVの絶対値が小さいと判断
    しなかった場合には前記第2の変換表をより好ましい変
    換表として特定することを特徴とするデジタル変調方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4、5又は6記載のデジタル変調
    方法により変換された符号語を記録していることを特徴
    とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項4、5又は6記載のデジタル変調
    方法により変換された符号語が記録されている記録媒体
    から、当該符号語を読出す読出し手段と、 前記読出し手段により読出された符号語を、前記変換と
    は逆の変換を行うことにより、元のデータ語に復調する
    復調手段と を備えることを特徴とするデジタル復調装
    置。
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