JPH10208405A - 光ディスク(cd及びdvd)読み取り装置においてefm形式及びefmプラス形式で復号するためのシステム及び復号方法 - Google Patents

光ディスク(cd及びdvd)読み取り装置においてefm形式及びefmプラス形式で復号するためのシステム及び復号方法

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JPH10208405A
JPH10208405A JP9313096A JP31309697A JPH10208405A JP H10208405 A JPH10208405 A JP H10208405A JP 9313096 A JP9313096 A JP 9313096A JP 31309697 A JP31309697 A JP 31309697A JP H10208405 A JPH10208405 A JP H10208405A
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JP9313096A
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Roberto Sannino
サンニノ ロベルト
Filippo Brenna
ブレンナ フィリッポオ
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SGS Thomson Microelectronics SRL
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    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
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    • H03M5/14Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
    • H03M5/145Conversion to or from block codes or representations thereof
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
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    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
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    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
    • G11B2020/14658 to 16 modulation, e.g. the EFM+ code used on DVDs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な論理回路の簡略化と復号化に必要なメ
モリセルの個数の低減とを可能にする復号化システム及
び方法を提供する。 【解決手段】 EFMプラス及び/又はEFM形式のコ
ード語を復号化するシステムであって、列挙ブロック2
0は、各コード語と、数値の連続した集合からの数値を
1対1に対応させること可能にする。この数値は、アド
レス発生器21によりオフセット値と合計することがで
き、情報コードが格納された読み出し専用メモリ22を
アドレス指定する。格納された情報コードのそれぞれ
は、復号化情報として、コード語の1つに対応づけられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク(CD)又はディジタルビデオディスク(DVD)な
どの光ディスク読み取り装置で生成されたコード語を復
号するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスクにおいては、情報の記
録は、NRZI(非ゼロ復帰法。論理レベル1のビット
を信号の状態変化に対応づけて表示し、0のビットを変
化のない状態に対応づける方法。)として周知の信号変
調法と無直流コードの部類に属し非ゼロのラン長が限定
された特定のコード形式とを用いて実行される。
【0003】「ラン長RL(Runlength) 」は、信号の状
態変化に対応するビット同士間の距離を2進記号又はビ
ットの個数で表したものと解釈される。NRZI方法の
場合は、従って、同一の論理値0を有し、シーケンス中
に連続して配置され、一続きの個々の1のビットを分離
する、2進記号の個数という意味に解釈される。1のビ
ットは必ず互いに分離されている。そうでなければRL
=0となる。
【0004】ラン長制限は、RLL(d,k)という式
で表される。ここで、dとkとは論理値0を示す記号単
位の最小個数と最大個数とを表す。光ディスクで使用さ
れる符号化形式の場合、d=2でありk=10である。
ラン長は同じ範囲(RLL(2,10))に限定される
けれど、頭文字語EFMで知られるコンパクトディスク
(CD)で用いられる形式は、ディジタルビデオディス
ク(DVD)で用いられるEFMプラス形式とは実質的
に異なる。
【0005】EFM形式では、8ビットの2進情報アイ
テム(バイト)は14ビットのコード語へ変換される。
また、「マージ」ビット三つをそのコード語に付加し
て、次のコード語が何であろうとコード語を連結する際
にラン長制限を確実に満たし、コード語と付随のマージ
ビットとを読み取ることで生成される信号の直流成分を
制限している。
【0006】EFMプラス形式では、バイトは16ビッ
トのコード語へと変換される。コード語を連結するとき
にラン長制限を確実に満足させるために、符号化では、
次のコード語は何かを考慮に入れなければならない。特
定のバイト構成に対応するコード語は、従って、両方の
形式で通常は異なる。
【0007】さらに、EFM形式の場合では、様々なバ
イト構成が特定のコード語に一対一に対応づけられるの
に対し、EFMプラス形式の場合、その対応関係は、一
対一ではなく、通常、複数のコード語(同義語)が一つ
のバイト構成に対応づけられる。連結の仕方によって
は、同一のコード語が異なるバイト構成に対応づけられ
る。したがって、元の情報によっては、曖昧さを生じさ
せる。
【0008】どちらの場合も、それぞれ14乃至16ビ
ット(214と216)で表されるコード語構成全部が使用
されるわけではなく、ラン長制限を満足させるものだけ
が使用される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これは復号化段階に大
きく影響する。これは、非常に複雑な論理配列を通し
て、又は、多数のセルを用いて変換符号化するための連
想メモリを通して、又はかなり大きい容量の214のアド
レス又は少なくとも217のアドレスの読出し専用メモリ
(ROM)のランダムアクセスを通す場合にのみ生じ
る。
【0010】実際、EFMプラス形式の場合、復号化対
象のコード語も直後のコード語を分析することによって
得られる追加情報(少なくとも1個のビット)を用い
て、起こり得る曖昧さ(アライアシング,aliasing)を
解消することが必要となる。したがって、実行される復
号化機能にはかなり多数の論理素子が必要である。ま
た、論理素子はかなり大きな空間を占領してしまうの
で、それを単一の集積回路へ組込むのは困難である。
【0011】最後に、上記の二種類の形式を復号化する
ための機能は、全く異なる論理回路により実行されなけ
ればならないため、複雑さを助長し集積回路内を密集さ
せコストを増加させる。本発明は、この問題を解決し、
必要な論理回路の簡略化と復号化に必要なメモリセルの
個数の低減とを可能にする復号化システム及び方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの結果は、所定の
アルゴリズムに従って、14ビット又は16ビットの各
コード語を連続する2進数の集合の中の所定の2進数に
一対一に対応づけることができる列挙(enumeration) 論
理を使用することにより解決される。復号対象の形式
(EFMかEFMプラス)に従って、2進数と変位値す
なわちオフセットとが合算される(3つの値の1つ)。
EFMプラス形式の場合、復号対象の語の直後のコード
語についても、連続的にアドレス指定可能なメモリ位置
すなわち「入口」位置を限定数もつ簡単なROMとして
構成される変換符号化テーブルであって、様々なコード
語の復号化に必要な領域に匹敵する寸法の異なる領域へ
分割される変換符号化テーブルのアドレス指定を行うこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の特徴と利点とは、添付の
図面を参照して説明される好適な実施例の説明から明ら
かになるであろう。本発明とその技術分野における位置
の理解を深めるために、都合上いくつかの章に分けた序
文を提示する必要がある。
【0014】2進コード変換 記録とその後の読み取りのための、例えば8ビット長の
2進コードを多数のビットで構成される異なるコード語
へと変換する主目的は、読み取り信号の最大周波数を減
少させるために、NRZI変調法で処理が実行された記
録を読み取る段階では、クロック信号の直流非結合と高
速な再生とが可能なような方法で、シリアルデータの周
波数スペクトルを変換することにより構成される。
【0015】28 =256個の構成のどれかをもつ8ビ
ットの2進コードが形式変換をせずに記録され、そのビ
ットがNRZI法に従って周波数fCLK で連続的に読み
取られるとした場合、読み取り信号は、バイト構成が全
部1ならば周波数はfCLK に等しく、バイト構成が全部
0ならば、以前の読み取りバイトの構成に依存して1か
0である直流成分となって周波数はゼロとなる。
【0016】このように、1は信号の状態変化に対応
し、0は変化のない状態に対応する。信号の状態変化
は、ビット認識を可能にし信号を発生させるために用い
られるクロック信号を生成するための位相同期ループ回
路によって利用される。したがって、状態変化を起こす
周波数(状態変化周波数)が所定の最低値を下回らない
ことが事実上必要である。こうすることによって、記録
を読み取るための信号をクロック信号に確実に同期させ
ることができる。
【0017】状態変化周波数は所定の最大値より高くな
い方がよい。状態変化周波数が低い程読み取り速度を高
くできるからである。最後に、信号の低周波数直流成分
はできるだけ小さいようがよい。信号の状態変化を識別
し易いからである。したがって、光ディスクでは、8ビ
ットの2進コードは14ビットあるいは16ビットのコ
ード語へ変換され記録される。同時に上記のラン長制限
基準を満足させる。
【0018】EFM符号化 EFM変調では、8ビットの2進シーケンスがラン長パ
ラメータのd=2とk=10とを満たす14ビット長の
コード語へ変換される。このような変調によって、三つ
の追加ビットが一対のコード語に挿入される。その値は
次の条件を満たすように算出される。
【0019】1.連続するコード語を連結した場合にも
ラン長条件を確実に満たすこと。 2.信号の低周波数成分を効果的に抑制すること。 条件(1)を満たすためには、理論的には、ビットが二
つだけ必要である。三番目のビットを付加すると、ディ
スク上から得られる情報密度の低下(およそ6%)につ
ながるが、レーザによって読み取られたアナログ信号の
低周波数成分を測定するためのDSV(ディジタル合計
値,digital sum value)指標を符号器によって制御する
ことが可能になる。
【0020】実際には、符号器は、条件(1)を満たす
ことにより許される自由度を利用してDSV信号の電流
の向きに逆らうようにマージビットの極性を変化させ
る。こうして、後者の平均をとり信号の低周波数成分の
平均をとる。バイトは従って17ビットのチャネル形式
(CHANNEL FORMAT)へ変換される。EFMコード全体の効
率は8/17即ち約47%である。
【0021】EFM復号化 信号の復号化は、単に、チャネル語からマージビットを
除去する段階と8ビット2進コード又は記号を、得られ
たコード語に対応づける段階で構成される。14ビット
コードで表現できる214個のコード語の内の256個の
コード語だけが用いられる。必要な資源を最小限にする
ために、好適には、連想メモリ即ち様々な様式に構成で
きる「参照テーブル」によって記号連想処理が実行され
る。
【0022】EFMプラス符号化 コンパクトディスクの部類の延長に、波長が短く開口数
が大きいというレーザの「スポットの大きさ」を削減で
きる(削減計数:約1.5)要因を備えたレーザに関す
る先端光学を駆使した非常にデータ記録容量の大きい新
規の光学式記録手段であるディジタルビデオディスク
(DVD)が位置づけられる。
【0023】EFMプラス形式を採用することによって
記憶容量をある程度(6%)増加できる。これは、バイ
トを17ビットのチャネル形式へ変換するのではなく、
それをただの16ビットのコード語へ変換する。この場
合、直前のコード語に様々な語を連結する際にはラン長
制限を満足させるよう配慮する。EFMプラス符号器の
機能は、図1の状態図に示すように、8ビット長の入力
(INPUT)を受信し16ビット長の出力(OUTP
UT)(コード語)を送出する連続有限状態マシンで表
され、四つの状態1、2、3及び4で表される。
【0024】状態マシンから出力される16ビットのコ
ード語は、状態マシンの状態及び8ビットの入力コード
とに依存し、状態マシンを起動、即ち別の状態へ入らせ
る。したがって、各状態は、ある状態に入らせる語(以
前の状態で生成された語)及びある状態から抜け出させ
る語(抜け出そうとしている現在の状態により生成され
た語)など語の種類によって特徴づけられる。すなわ
ち、 1)状態1に入らせる語は最大でも0一つで終わる(す
なわち、1又は1に続く0)。
【0025】この状態を変化線5、6、7(CWE=1
0又は11)で表す。 2)状態2と3とに入らせる語は、最小で2つ最大で5
つのゼロで終わる。この状態を変化線8、9、10、1
1、12、13(CWE=1XXX00)で表す。二つの状態
の状態2と3の一方あるいは他方へのエントリは、コー
ド語のビットの論理レベルによって決定され、ここでは
最後の6個のビットは無意味である。
【0026】3)状態4へ入らせる語は、最小で6つ最
大で9つのゼロで終わる。この状態を変化線14、1
5、16で表す(CWE=1XXX000000)。これらの語
は、ある状態へ入らせそこから抜け出させる語を連結し
たものがラン長条件(d=2,k=10)を満足させる
ように選択される。したがって、次の条件が引き出され
る。
【0027】1)生成された語あるいは状態1から抜け
出る語は、最小で2つ最大で9つのゼロで始まる。 2)状態2と3から抜け出る語は最大5つのゼロで始ま
る。 3)状態4から抜け出る語は最大1つのゼロで始まる。
状態2と3を抜け出る語は、上記の特徴により形式的に
同じようであるが、状態2を抜け出る語の1番目と13
番目のビットが共にゼロであり、状態3を抜け出る語の
1番目と13番目のビットは両方ともがゼロということ
から識別できる。
【0028】上記の様々な状態に入らせ抜け出させる語
の特徴に基づき、状態マシンを1つの状態から他の状態
へ移行させたり同じ状態を維持させたりする語の個数を
計数することができる。図2の表は、マシンを状態I
(1,2,3,4)から次の状態J(1,2,3,4)
へ移行させたり同一の状態を維持させたりする語の個数
を示す。
【0029】最小FAN−OUT(ある状態から抜け出
る語の個数)は351(状態3を抜け出させる語の個
数)、最大は415(状態4から抜け出る語の個数)で
ある点に留意する。様々な状態から抜け出させる語の総
数は1470である点に留意する。したがって、一つの
状態につき351個以上の出力語が得られる。
【0030】そのようなコード語の集合から256個を
抽出していわゆる主テーブル(MAINTABLE)に集め、残
りのいくつか、正確には88個から代替テーブル(SUBS
TITUTION TABLE)を構成する。このようにして、システ
ムがどの状態にあろうと、256個の内の88個の情報
語を、2つの方法のいずれかで常に符号化できる。ある
いは、同義語である2つのコード語の一方あるいは他方
を用いることができる。
【0031】適切な選択によって、符号器に信号の低周
波数成分を監視する手段を与えることができる。特に、
主テーブルによる符号化を選択すればディジタル合計値
にプラスの寄与が得られ、代替テーブルによる方を選択
すればマイナスの寄与が得られる。低周波数の監視は語
の小集合についてのみ行われるということは、システム
は「最悪の場合」の状態に敏感であるということであ
る。これは、得られる利点からすれば許容できる制限で
はある。
【0032】符号化論理は、入力語(バイト)と現在の
マシンの状態という二つのパラメータを認識し、出力機
能すなわちコード語の生成と次状態機能という二つの関
数h,gを実現することによって規定される。すなわ
ち、 生成されたコード語=h(入力語、現在の状態) 次の状態=g(入力語、現在の状態)或いはまた 次の状態=g(入力語、現在の状態で生成されたコード
語)EFMプラス復号化 次の符号化機能の定義から、 コード語=h(入力語、現在の状態) 復号化段階では、逆関数すなわち入力語=1/h(コー
ド語、現在の状態)を実現させる必要があることが分か
る。
【0033】したがって、符号化段階の状態マシンの現
在の状態を知ることが必要である。これは既知の初期状
態から始まるのならば可能である。しかし、初期状態の
決定におけるエラーは次の状態決定段階へ伝搬するか
ら、明らかにこれは否定的である。このため、符号化機
能すなわちコード語の選択は、それによって復号器が符
号器の状態を知る必要がなくなるように行われる。
【0034】ある状態を抜け出るコード語を、別の状態
から抜け出させる語とは異なるように選択すれば、この
条件は満たされ、コード語は生成された状態を暗に規定
する。実際には、状態1と4に移行するコード語につい
てのみ可能で状態2か3に移行するコード語については
不可能である。同じコード語についてそれを生成した状
態によってその意味は異なり曖昧になる。
【0035】この曖昧さは、実際には、両義性を低下さ
せ、見かけ上同じでも、コード語は次の状態として状態
2又は状態3へ移行するのだから、相互に異なるもので
あるということを考慮に入れれば、曖昧さは解消され
る。状態2から抜け出る語の1番目と13番目の両方ビ
ットがゼロであり、状態3を抜け出る語は1番目と13
番目のビットの少なくとも一つがゼロでないので、状態
2と3から抜け出させる語は相互に異なるということか
ら、現在復号されているコード語に続くコード語のこれ
らのビットの値が分かれば、全部のコード語を正確に復
号できる。
【0036】復号化機能は次のように書き表される: (ソースバイト)=1/h(コード語、次の語) 結論として、EFMプラス方式では、8ビットの2進記
号を16ビットのチャネル形式へと変換するから、効率
は8/16である。EFMとEFMプラスとの比較 二つの符号化方式の主な相違点は上記の考察から明白で
ある。
【0037】1)EFMプラスでは、情報密度がEFM
でのよりおよそ6%高くできる。 2)これは、その代わりに復号化段階ではいわゆる先取
り(LOOK AHEAD)が必要となる。このように、次のコード
語に着目することが必要である。特に、次の語に対応す
る状態すなわち「次の状態」は状態2か3かを認識する
ことを可能にする特定のビット(1番目と13番目)に
着目することが必要である。
【0038】どちらの状態を示していても、復号対象の
語のビットを調べれば、次の状態1と4とを一対一に識
別できる。この場合、次のコード語のどれかのビットに
着目する必要はない。 3)EFMプラスの場合、広範囲のコード語を使用し同
義語も多く、復号化段階ではずっと大きな参照テーブル
が必要で、更に、16+8個のビット(16個の比較ビ
ットと8個の出力コードビット)の列1376個からな
る連想メモリが必要である。
【0039】本発明による復号化システム 序文が長くなったが、次に、本発明の復号化システムに
ついて考察する。これは、EFM変調でもEFMプラス
変調でも有効な適宜の列挙アルゴリズムを用いること
で、実際に連続する一続きの数値を様々なコード語に一
対一に対応づけることができるようにしたものである。
【0040】変位量すなわち「オフセット」が合算され
た数値によって、(コード語の曖昧さを解消するため
の)次の状態と(同一のシステムによってEFM形式か
EFMプラス形式かでコード語を復号するための)変調
の種類とに従って、寸法が先端技術で要求される参照テ
ーブルに必要な寸法、特に872列×8ビットという寸
法よりも遥かに小さい変換符号化ROMのアドレス指定
を行うことができる。
【0041】図3は、本発明に従ったシステムのブロッ
ク図である。このシステムは基本的には次のもので構成
される。 1)それぞれが現在のコード語と次のコード語とを格納
する一対のレジスタ17(現在の語)及び18(次の
語)。 2)レジスタ17と18に接続され、現在のコード語と
次のコード語の一番目と13番目のビットとを各レジス
タから受信して、出力制御信号CONTR.S及びフラ
グ信号NS3 FLAGとを生成する論理ブロック19
(次の状態)。
【0042】3)レジスタ17の出力端子に接続され、
現在の語を受信して入力として受信した語の列挙処理を
行う論理ブロック20(列挙)。 4)ROMをアクセスするためのアドレスADDRを生
成するブロック21。ブロック21は、ブロック20か
ら列挙処理の結果を受信しブロック19から信号NS3
FLAGを受信する。
【0043】更に、コード語がEFMプラスではなくE
FMで変調されたことを示すように設定されたときに
は、外部から信号EFM FLAGを受信する。この信
号は、後に述べる理由により、列挙ブロックへも入力さ
れる。 5)ブロック21から出力されたアドレスADDRでア
ドレス指定され8ビットの出力コードOUTPUT C
ODEを出力するROM22。
【0044】6)レジスタ17と18へのロードと列挙
ブロック20の動作とを制御するクロック信号CLKを
生成するクロック信号発生部23。この発生部は、シス
テムの一部ではなく光ディスク読み取り装置を監視する
ためのより広範囲の論理回路の一部を成し、取分け、信
号EFM FLAGとブロック20を起動するための信
号STARTとを配信する。
【0045】次の状態の決定(ブロック19) 次の状態の決定には、現在、復号段階にある語の値と次
のコード語のビット1とビット13とが入力として必要
である。また、この決定がEFMプラス変調の場合にお
いてのみ曖昧さを解消するために必要である。これらが
必要となるのは(符号器の)状態2と3へのエントリを
引き起こすコード語の場合だけであるから、ブロック1
9は、現在の語が最小で2つ最大で5つのゼロで終るか
どうかを認識する簡単な論理装置でよい。
【0046】この状態が持続する場合、次のコード語の
ビット1とビット13を調べることで、少なくともビッ
ト1とビット13の一方が1ならば、次の状態は状態3
であると認識できる。この場合、信号NS3 FLAG
が設定される。ブロック19は、必然的ではないが追っ
て明白となる理由から、便宜上、いくつかのゼロが復号
対象の現在の語を終端させているか(無から最大9つ)
を確認してこの情報を制御コードCONTR.S(4ビ
ット)として列挙ブロックへ送信する。
【0047】このため、ゼロビットがあれば、ゼロビッ
トの末尾のビットとは異なるコード語のビットに対して
だけに列挙動作を限定して迅速に行うことができる。一
方、信号EFM FLAGは、列挙ブロック20に入力
として印加されて復号対象のコード語の長さを規定す
る。列挙ブロックと列挙アルゴリズム 列挙ブロックの構造とそこで実行されるアルゴリズムに
ついて考察する前に、特に、最小ラン長=2の条件が満
たされるEFM及びEFMプラス形式コード語につい
て、ある特定の条件を満たす所定の語集合を一対一に連
続的に列挙する方法について説明する。
【0048】16ビット語又は14ビット語を列挙する
ことが必要であることを考慮すると、各々が0〜6及び
0〜16に番号付けられた横列Jと縦列Kから成るテー
ブルTAB(J,K)を構成することができ、テーブル
内の座標JKの各々に対して、Jが1であるKのビット
から成る条件RLL(2)に準じる語の数N(J,K)
がマップされる。
【0049】テーブルを図4に示す。テーブルは全数法
(exhaustion method) によって形成されるけれど、対話
法によって簡単に形成することも可能である。すなわ
ち、1のビットが無くビットの数がKの語の数N(0,
K)は、明らかに、Kに関係なく1である。
【0050】1のビットを1つ持つ語の数N(1,K)
は、明らかに、Kに等しい。J>1でK≦3の場合、語
の数N(J,K)は、条件RLL(2)を満足させるた
めに明らかに0である。指標J=0とJ=1の横列と指
標K=0,1,2及び3の縦列がこうして規定される。
【0051】Jが1であるKのビットの語の数N(J,
K)は、 N(J, K) = N(J, K-1) + N(J-1, K-3) ((1)) で表される。これは、明らかに、K≧3とJ≧1の場合
に意味を持つ。式((1)) は、K個のビットから成る語の
数値が、0で終る語と1で終る語とで構成されるから、
すなわち、N(J, K) = N(J, K)0 + N(J, K)1 が成り立つ
から、正当化される。
【0052】条件RLL(2)が満足されるので、必然
的に、N(J, K)0 = N(J, K-1)となり、N(J, K)1 = N(J-
1, K-3)となる。ここで、式(1)を再帰的に適用する
ことによって、テーブルTAB(J,K)が編成され無
制限に拡張される。語長Kごとに、Jが順次増加し、初
期値が0からスタートし、長さKの語の累積数を表すベ
クトルを引き出すことができる。ここで、この語の1の
ビットの個数はJ以下である。
【0053】例えば、K=14の場合 ベクトルS(14) = (0, 1, 12, 81, 201, 271, 277)が成
り立ち、 K=16の場合 ベクトルS(16) = (0, 1, 17, 108, 328, 538, 594) が
成り立つ。 テーブルTAB(J,K)とベクトルS(14)とS
(16)とを用いることによって、条件RLL(2)を
満たす14ビット長と16ビット長のコード語全部を一
対一に連続的に列挙することができる。
【0054】異なるアルゴリズムを使用する可能性につ
いては排除しないが、列挙動作は、特に、次の式で示さ
れるアルゴリズムで実行される。すなわち、 ここで、Nは語に割り当てられた数値である。
【0055】Lは語の長さ(14あるいは16ビット)
である。T(j,k−1)は、テーブルTAB(J,
K)においてkが1からL及びjまで増加する指標の座
標j,k−1に対応する数値であり、加法の各非ゼロ項
の場合コード語の値が1のビットの個数Jまで1ずつ増
加する。ビットkは、語の連続ビットの1か0の値であ
り初期ビットから始まるとされる。
【0056】S(16,14)Jは、コード語の長さに
よって異なるが、ベクトルS(14)とS(16)の一
方あるいは他方の指標Jに対応する数値である。実際に
は、語内の1のビットの個数は、16ビット語の場合は
最大で6個で14ビット語の場合は5個なので、加法
は、テーブルTAB(J,K)内の項5又は6とベクト
ルSから引き出される付加の変位項との合算を減少させ
る。
【0057】例えば、以下の数値は、 N=T(1,2) +T(2,5) +T(3,9) +T(4,13)+S(16)
(4) 即ち、 N=2+3+10+35+108=158 一般的なコード語「0010010001000100」に対応づけられ
る。上記のアルゴリズムが有効であること、すなわち、
上記のアルゴリズムによって、長さがLのコード語と連
続する数値の集合の中の数値Nとが1対1で対応づけら
れることは容易に立証できる。
【0058】コード語のビットが着目される順序は、開
始ビットから始まる順序又は末尾ビットから始まる順序
のいずれかから選択される。しかし、好適には、開始ビ
ットからの種々なビットに着目するほうがよい。なぜな
ら、語を終端させる0のビットの個数は次の状態ブロッ
ク19によって知らされるので、語の最後の1のビット
が着目されると、加法処理は切り捨てられるからであ
る。
【0059】式2で表されるのとは異なり、ビットのコ
ード語中の順序位置とコード語中の1のビットの個数と
に従って、コード語の中の1のビット各々に付加された
重みに基づく列挙アルゴリズムを用いることも可能であ
る。例えば、ベクトルS(14,16)の各要素がテー
ブルTAB(J,K)の縦列の要素の累積総数を表すと
した場合、式(2)の加数S(16,14)Jを除い
て、テーブルTAB(J,K)の縦列K=14か16に
属する要素から成る後続の加数の加法を代わりに用いて
もよい。
【0060】これらの後続の加数を重みとして横列毎に
修正されたテーブルTAB(J,K)の数値に重ね合わ
せてもよい。この場合、列挙処理は、コード語中の1の
ビットと同じくらい多数の重みの合算に低減する。この
場合、重みのテーブルのいくつかが、復号対象のコード
語の長さに従って定義される。
【0061】式(2)で表されるアルゴリズムは、した
がって、同一のテーブルを使用することで長さの異なる
コード語を復号できるので好ましい。しかし、この条件
が要求されない場合、上記から推測される別の解決策が
適当な場合もある。というのは、処理を実行するのに必
要な論理回路を一層単純化できるからである。
【0062】上記の式で表される処理は、言うまでもな
く、異なる種類の論理マシンでの実行が可能である。図
5は、列挙ブロック20の好適な実施例のブロック図で
ある。列挙ブロックは、16ビットシフトレジスタ24
と第1の4ビットカウンタ25と第2の3ビットカウン
タ126と合算器26と出力レジスタ27とテーブルT
AB(J,K)が格納されたROM28とベクトルS
(14)とS(16)が格納された第2のROM29と
マルチプレクサ30と制御タイミング論理回路32とで
構成される。
【0063】ROM29は、カウンタ126から出力さ
れたコードと、ベクトルS(14)とS(16)とが格
納された二つのROM領域の一方あるいは他方を選択す
る信号EFM FLAGとでアドレス指定される。RO
M28は、カウンタ126とカウンタ25とから出力さ
れたコードによってアドレス指定される。
【0064】ROM28と29の出力端子は、タイミン
グ制御装置によって生成された信号(例えばSTOP)
で制御されるマルチプレクサ30を介して合算器26の
入力端子に接続される。合算器26の出力は、レジスタ
27の入力に接続される。レジスタ27の出力は、第2
レジスタ(図示せず)を介して合算器の第2入力に接続
される。
【0065】制御タイミング装置32は、カウンタ25
から出力されたコードと信号EFMFLAGコードCO
NTR.Sとクロック信号CLKと外部からのSTAR
T指令とを受信し、同時化された信号STOPとRST
とLD1とLD2とを出力する。これらの信号STOP
とRSTとLD1とLD2には、カウンタ25の状態と
シフトレジスタ24の状態とを固定し、様々なレジスタ
とカウンタを初期状態にリセットし、レジスタ24と2
7にロードする機能がある。
【0066】レジスタ24は、イネーブルにされると、
受信したCLKパルス毎に内容をシリアル出力SOへ転
送する。カウンタ25は、イネーブルにされると、クロ
ックパルスCLK毎に計数値を増分させる。ブロック2
0は次のように動作する。
【0067】このブロックが起動されると、様々なレジ
スタ及びカウンタがリセットされる。このとき、レジス
タ24には復号対象のコード語(現在の語)が並列にロ
ードされる。レジスタとカウンタ25とがイネーブルと
されると、レジスタは、クロックパルスCLK毎に内容
を1ビットずつ出力SOへ転送する。同時に、カウンタ
25は計数値を増分させる。
【0068】出力SOの語のビットが1ならば、カウン
タ126は計数値を増分させる。また、適宜の遅延Δの
後、カウンタ25と126によって規定されるアドレス
に従ってメモリ28から読み取った値T(j,k−1)
とレジスタ27の元来の内容とが合算されてレジスタ2
7にロードされる。カウンタ25の計数値が、信号EF
M FLAGによって規定される14か16になると、
レジスタ24の状態とカウンタ25の状態とが固定され
る。
【0069】合算処理を迅速に行うために、語の最後の
ビットが1であることをコードCONTR.S.によっ
て認識したときに、EFMプラス変調の場合には計数を
禁止するようになっている。この時点で、マルチプレク
サ30は、信号STOPで、ROM29の出力を合算器
26の入力へ接続するように命令される。また、ROM
29から抽出したオフセット値とレジスタ27の元来の
内容とが、合算されて命令LD2でレジスタ27にロー
ドされる。
【0070】レジスタ27に格納されている数値であっ
て、列挙部によって復号対象の語に対応づけられた数値
は、アドレス発生部21(図3)へ入力されて適宜のオ
フセット値と合算されROMアドレス22を構成する。
このROMアドレスには、復号語に対応する8ビットの
記号かバイトかが配置される。アドレス発生部 アドレス発生部は、非常に単純なので詳細な説明を必要
としないが、論理的にオフセット発生部21Aと合算部
21B(図3)との二つの部分に区分される。
【0071】オフセット発生部は、(次の状態ブロック
から)信号NS3 FLAGと(外部の制御装置から)
信号EFM FLAGとを入力として受信する。これら
の信号は、ROM22内の復号記号が格納される領域の
決定に使用される。このような構成によって、同一だが
異なる記号に対応するコード語の復号に係わる問題が克
服される。また、(信号EFM FLAGを用いること
によって)EFM形式とEFMプラス形式の両方の復号
化に対する互換性が保証される。
【0072】信号EFM FLAGとNS3 FLAG
とに従って、オフセット発生部は、変位値と合算され列
挙ブロックによって配信され、アクセスされるROMア
ドレスを示す領域オフセットを生成する。このように、
合算部21Bは、レジスタ27に格納された数値と発生
部21Aから配信されたオフセットとを入力として受信
する非常に一般的な合算部である。
【0073】テーブルTAB(J,K)から分かるよう
に、条件KL(2)を満たす16ビット長の語の総数と
14ビット長の語の総数とが595と277であり、同
様に、次の状態として状態3を示す(したがって、少な
くともゼロ二つで終る)語の総数が277であることか
ら、ROM28は寸法が8ビット長の横列1149個
(277+277+595=1149)に制限される。
【0074】例えば、発生部21Aによって生成された
オフセットは次のような値を取る。277個の横列から
成るメモリ領域をアドレス指定するための0。この領域
には、EFM符号化形式に対応する記号が格納されてい
る。595個の横列から成るメモリ領域をアドレス指定
するための277。この領域には、EFMプラス符号化
形式に対応し次の状態として状態1と2と4を示す記号
が格納される。277個の横列から成るメモリ領域をア
ドレス指定するための872。この領域には、EFMプ
ラス符号化形式に対応し次の状態として状態3を示す記
号が格納される。
【0075】様々な領域が配置される順序と対応するア
ドレス指定オフセットとは、上記以外のものにすること
も勿論可能である。これまでの説明は、EFMプラス形
式とEFM形式の両方でコード語を復号することができ
る復号化システムに関するものである。しかし、言うま
でもなく、このシステムは、EFMプラス形式だけある
いはEFM形式だけでコード語を復号するようにも動作
可能である。この場合単純化が可能である。
【0076】これは、すなわち、ROM22の記憶容量
が横列872個か277個までへと削減されることを意
味する。また、ROM29(及びEFM変調の場合には
ROM28)の記憶容量の削減と制御タイミング装置2
7の単純化とを意味する。列挙ブロック(20)及びア
ドレス発生ブロック21のコストと比較的低度の回路の
複雑さとは、たいていの場合、ROM22に必要な記憶
容量の小ささによって補償される。これが、連想メモリ
とテンプレートと比較するための復号論理配列あるいは
充分に活用されない従来のROMとを用いる復号化シス
テムとは異なる点である。
【0077】上述のシステムは、連続する数値の集合の
数値と最小ラン長条件RLL=2を満たす様々なコード
語とを一対一に対応づける点に留意する。EFM符号化
形式とEFMプラス符号化形式では、最大ラン長条件R
LLMAX=10をも満足させる。システムが復号でき
る277語と277+595語の内の4コード語と6+
6コード語とは、実際には利用されない、言い替えれ
ば、1.5%程度は完全に無視される。
【0078】最大ラン長条件を考慮に入れる列挙システ
ムを開発することも可能であるが、回路が非常に複雑に
なることは、メモリセル数の減少が達成されても正当化
されない。図5は、列挙ブロックの様々な実施例の中の
一例にすぎない。最後に、EFM及び/又はEFMプラ
ス形式でコード語、より広義には、最小ラン長条件を満
たすコード語を復調する方法について述べる。この方法
は、コード語を走査する段階と、語中の1のビットを識
別する段階と、列挙処理中に連続する数値の集合の中の
数値をコード語に対応づける段階とで構成される。ここ
で、数値は、可能性のあるオフセット(EFMプラス復
号化あるいは別の異なる形式による復号化のときのみ必
要で、上記の特定の二つの形式では必要ない)が加算さ
れて、様々なコード語に対応する記号が格納されたRO
Mのアドレス指定に用いられる。
【0079】列挙処理は、更に詳細には、コード語の中
の1のビットであって順番に認識されたビットとテーブ
ルから検索されコード語における1のビットの位置とコ
ード語中の既に認識された1のビットの個数とに依存す
る重み数値とを対応づける段階と、対応づけられた様々
な重みの合算を実行してコード語に対応する数値を得る
段階とで構成される。
【0080】好適には、重みテーブルは、復号対象の語
の長さには依存しない重み要素で構成される。また、列
挙処理は、更に、様々な重みの合計と長さに依存し復号
対象の語の中の1のビットの個数に依存するオフセット
値とを合算する段階で構成される。先述の方法を実行す
るシステムについても述べた。
【図面の簡単な説明】
【図1】EFMプラス形式で情報バイトを符号化するた
めの周知の有限状態論理マシンのブロック状態図であ
る。
【図2】図1の状態マシンを可能な状態Iの中の一つか
ら可能な状態Jの中の一つ(あるいは同じ状態)へ移行
させるためのコード語の個数を計算するためのテーブル
である。
【図3】本発明によるEFM形式とEFMプラス形式と
でコード語を復号するシステムの好適な実施例のブロッ
ク図である。
【図4】図3のシステムで使用されるテーブルであっ
て、所定の最小ラン長条件RLL=2を満たし1のビッ
トをJ個含む異なるコード語の個数をビット数Kとして
示されるコード語長毎に示すテーブルである。
【図5】図3のシステムの列挙部ブロックの好適な実施
例のブロック図である。
【符号の説明】
1,2,3,4…状態 5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,
15,16…変化線 17…現在の語レジスタ 18…次の語レジスタ 19…論理ブロック 20…列挙ブロック 21…アドレスを生成するブロック 21A…オフセット発生部 21B…合算部 22…ROM 23…クロック信号発生部 24…シフトレジスタ 25,26…カウンタ 27…出力レジスタ 28,29…ROM 30…マルチプレクサ 32…制御タイミング部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最小ラン長条件を満たし、対応する2進
    情報を表すコード語を復号するシステムにおいて、 復号対象の各コード語を実質的に連続する数値の集合の
    中の数値に一対一に対応づけるための列挙手段(20)
    と、 前記集合の中の数値でアドレス指定できる位置に、その
    位置をアドレス指定するための数値に対応するコード語
    に対応する2進情報コードが格納された読出し専用メモ
    リ(22)と、 を具備することを特徴とする復号化システム。
  2. 【請求項2】 前記コード語はEFMプラス形式による
    ものであり、したがって、前記コード語のいくつかは、
    曖昧で、復号対象のコード語の直後のコード語によって
    2つの異なる2進情報コードの一方あるいは他方に対応
    するものである請求項1に記載の復号化システムであっ
    て、更に、 復号対象のコード語と直後のコード語とを認識してオフ
    セット信号NS3 FLAGを生成し、2つの異なる2
    進情報コードの一方あるいは他方に対応づけられた第1
    レベルと第2レベルとを有する手段(17,18,1
    9)と、 前記オフセット信号NS3 FLAGによって制御さ
    れ、前記列挙手段によって前記復号対象のコード語に対
    応づけられた前記数値を入力として受信して、前記列挙
    手段によって対応づけられた前記数値と、前記オフセッ
    ト信号の前記第1レベルと第2レベルにおけるオフセッ
    トレベルに対する第1の数値と第2の数値を有するオフ
    セットとの合計値である、前記読出し専用メモリ(2
    2)のアドレスを出力として生成するアドレス発生部
    (21)とを具備することを特徴とする復号化システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記コード語はEFMプラス形式かEF
    M形式によるものであり、前記読出し専用メモリ(2
    2)は、EFMプラス形式のコード語に対応する2進情
    報コード用の第一記憶領域と、EFM形式のコード語に
    対応する2進情報コード用の第二記憶領域とで構成さ
    れ、前記列挙手段(20)と前記アドレス発生部(2
    1)とは制御信号(EFM−FLAG)を入力として受
    信して復号対象のコード語をEFM形式でフォーマット
    されたものとして認識し、前記列挙手段(20)は前記
    制御信号に応じて14ビットのみを処理し、前記アドレ
    ス発生部は、EFM形式では復号対象のコード語に対応
    する数値と第3のオフセット数値との合計値であるアド
    レスを出力として生成し、前記アドレスで前記第2領域
    内のメモリ位置がアドレス指定されることを特徴とする
    請求項2に記載の復号化システム。
  4. 【請求項4】 前記列挙手段は、その形式に係わりなく
    1のビットの順番に並べられた位置と復号対象のコード
    語中の1のビットの個数とに従って前記コード語の中の
    1のビットに対応づけられる重みを格納するための第一
    テーブル(28)と、それらの形式と前記コード語中の
    1のビットの個数とに従って前記コード語に対応づけら
    れるオフセット重みを格納するための第二テーブル(2
    9)と、前記復号対象のコード語の中の1のビットに対
    応する前記重みと復号対象のコード語に対応する前記オ
    フセット重みとを合算し、前記重みの合計値を前記復号
    対象のコード語に対応する数値として出力するための手
    段とで構成されることを特徴とする請求項3に記載の復
    号化システム。
  5. 【請求項5】 最小ラン長条件を満たし対応する2進情
    報コードを表すコード語を復号する方法であって、 連続する数値の集合中の数値を復号対象のコード語に一
    対一に対応づける段階と、 前記数値に対応するコード語に対応する2進情報コード
    がアドレス指定可能な位置に格納された読出し専用メモ
    リを前記数値に基づいてアドレス指定する段階とを具備
    することを特徴とする方法。
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