JP3337221B2 - 希土類−zsm−5/zsm−11 共晶ゼオライト - Google Patents
希土類−zsm−5/zsm−11 共晶ゼオライトInfo
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- C01B39/02—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
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- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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- B01J29/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
- B01J29/06—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
- B01J29/80—Mixtures of different zeolites
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
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- B01J29/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、結晶性アルミノケイ酸塩ゼオライト、その
調製プロセスおよびその使用に関する。より特定する
と、本発明は、ZSM−5およびZSM−11の共晶(cocrysta
lline)構造を有する希土類含有アルミノケイ酸塩ゼオ
ライト、その調製プロセス、および炭化水素の触媒変換
における上記ゼオライトの使用に関する。
調製プロセスおよびその使用に関する。より特定する
と、本発明は、ZSM−5およびZSM−11の共晶(cocrysta
lline)構造を有する希土類含有アルミノケイ酸塩ゼオ
ライト、その調製プロセス、および炭化水素の触媒変換
における上記ゼオライトの使用に関する。
発明の背景 ゼオライトZSM−5は、Mobil Oil Corporation(米国
特許第3,702,886号)により開発されたペンタシル(Pen
tasil)構造を有する高ケイ素ゼオライト(high silico
n zeolite)の一種であり、そしてその独自の細孔構造
により異性化、不均化、接触分解および接触脱ろうにお
ける触媒金属として広く用いられている。米国特許第4,
107,224号は、ゼオライトZSM−5触媒を利用するベンゼ
ンのエチレンとのアルキル化によるエチルベンゼンの調
製プロセスを開示しており、ここで、原料のエチレン
は、不活性炭化水素で希釈される(diluted)必要があ
る。工業的施用のために、希釈エチレンは、石油精油所
におけるある装置のテールガス(tail gas)(例えば、
接触分解の乾燥ガス、コークス炉ガスなど)から得られ
る。しかし、このようなテールガスが希釈エチレンの原
料として用いられる場合、ガスは、不純物(低えば、硫
化水素、水、二酸化炭素など)をそれらの含量が10ppm
未満になるまで除去するために前処理される必要があ
る。
特許第3,702,886号)により開発されたペンタシル(Pen
tasil)構造を有する高ケイ素ゼオライト(high silico
n zeolite)の一種であり、そしてその独自の細孔構造
により異性化、不均化、接触分解および接触脱ろうにお
ける触媒金属として広く用いられている。米国特許第4,
107,224号は、ゼオライトZSM−5触媒を利用するベンゼ
ンのエチレンとのアルキル化によるエチルベンゼンの調
製プロセスを開示しており、ここで、原料のエチレン
は、不活性炭化水素で希釈される(diluted)必要があ
る。工業的施用のために、希釈エチレンは、石油精油所
におけるある装置のテールガス(tail gas)(例えば、
接触分解の乾燥ガス、コークス炉ガスなど)から得られ
る。しかし、このようなテールガスが希釈エチレンの原
料として用いられる場合、ガスは、不純物(低えば、硫
化水素、水、二酸化炭素など)をそれらの含量が10ppm
未満になるまで除去するために前処理される必要があ
る。
ZSM−5とZSM−11との中間構造(以下、ZSM−5/ZSM−
11中間体と称する)を有するゼオライト、Mobil Oil Co
rporation(米国特許第4,229,424号)により開発された
他のゼオライト生成物は、4級アンモニウム塩をテンプ
レートとして用いることにより調製される。ZSM−5/ZSM
−11中間体は、特性X線回折パターン、およびSISI、SS
II、IISIIISI、SSSISI、IISISIなどのようなZSM−5
(Iで示される)とZSM−11(Sで示される)との中間
構造を有し、そしてそれは、無水状態において以下のよ
うな酸化物のモル比の化学式を有する:0.9±0.3M2/nO:A
l2O3:ZSiO2、ここで、Mはカチオン、好ましくは水素ま
たは水素前駆体(例えば、アンモニウムカチオン)であ
り、;nはカチオンの原子価であり;そしてZは少なくと
も5であり、そして5000までであり得る。特許におい
て、ゼオライト中のカチオンは、少なくとも一部分、当
該分野で周知の技術に従う他のカチオンとのイオン交換
により交換され得ることが教示されている。米国特許第
4,289,607号はさらに、触媒反応(例えば、メタノール
のガソリンへの変換、オレフィンのオリゴマー化、芳香
族のアルキル化、キシレンの異性化、炭化水素の接触分
解など)における上記ゼオライトの使用を開示してい
る。
11中間体と称する)を有するゼオライト、Mobil Oil Co
rporation(米国特許第4,229,424号)により開発された
他のゼオライト生成物は、4級アンモニウム塩をテンプ
レートとして用いることにより調製される。ZSM−5/ZSM
−11中間体は、特性X線回折パターン、およびSISI、SS
II、IISIIISI、SSSISI、IISISIなどのようなZSM−5
(Iで示される)とZSM−11(Sで示される)との中間
構造を有し、そしてそれは、無水状態において以下のよ
うな酸化物のモル比の化学式を有する:0.9±0.3M2/nO:A
l2O3:ZSiO2、ここで、Mはカチオン、好ましくは水素ま
たは水素前駆体(例えば、アンモニウムカチオン)であ
り、;nはカチオンの原子価であり;そしてZは少なくと
も5であり、そして5000までであり得る。特許におい
て、ゼオライト中のカチオンは、少なくとも一部分、当
該分野で周知の技術に従う他のカチオンとのイオン交換
により交換され得ることが教示されている。米国特許第
4,289,607号はさらに、触媒反応(例えば、メタノール
のガソリンへの変換、オレフィンのオリゴマー化、芳香
族のアルキル化、キシレンの異性化、炭化水素の接触分
解など)における上記ゼオライトの使用を開示してい
る。
一般に、希土類元素をゼオライト中に組み込むと、ゼ
オライトの活性および安定性が増大する。例えば、NaY
ゼオライトとRE3+カチオンとのイオン交換処理により得
られるREYゼオライトは、NaYゼオライトの分解活性およ
び水熱安定性(米国特許第3,402,996号)よりも高い分
解活性および水熱安定性を有する。しかし、ZSM−5、Z
SM−11およびZSM−5/ZSM−11のような高ケイ素ゼオライ
トに関して、それらの高いシリカとアルミナとの比およ
びこれに起因する少ない電荷中心および高い疎水性なら
びにゼオライトのチャンネルにおける比較的小さな細孔
穴のために、希土類カチオンのような大きなイオン半径
の3価カチオンを、従来のイオン交換技術による水性溶
媒中における上記ゼオライトのチャンネル中に組み込む
ことは非常に困難である。従って、RE3+は低密度骨格上
のアルミニウムの電気陰性中心と配位しそうにない(P.
ChoおよびF.G.Dwyer、ACS Symp.Ser.、218、59−78、19
83)。GB第2,033,358A号は、ゼオライト合成の原料に3
価の金属塩を含む鉱酸の塩を加えることによる、3価の
金属を含む金属を含有するゼオライトZSM−5の調製を
開示している。そして、CN第89108836.9号、CN第901047
32.5号および米国特許第5,232,675号は希土類含有ホー
ジャサイトを結晶種として使用することにより希土類元
素を含有する高ケイ素ZSM−5ゼオライトを合成するこ
とを開示している。まれまで、従来のイオン交換技術の
代わりに、合成によるZSM−ゼオライト中に希土類を組
み込むという公知の報告がある。しかし、ZSM−5とZSM
−11との共晶構造を有する希土類含有ゼオライトがどの
ように直接的に合成され得るかについての報告は全くさ
れていない。
オライトの活性および安定性が増大する。例えば、NaY
ゼオライトとRE3+カチオンとのイオン交換処理により得
られるREYゼオライトは、NaYゼオライトの分解活性およ
び水熱安定性(米国特許第3,402,996号)よりも高い分
解活性および水熱安定性を有する。しかし、ZSM−5、Z
SM−11およびZSM−5/ZSM−11のような高ケイ素ゼオライ
トに関して、それらの高いシリカとアルミナとの比およ
びこれに起因する少ない電荷中心および高い疎水性なら
びにゼオライトのチャンネルにおける比較的小さな細孔
穴のために、希土類カチオンのような大きなイオン半径
の3価カチオンを、従来のイオン交換技術による水性溶
媒中における上記ゼオライトのチャンネル中に組み込む
ことは非常に困難である。従って、RE3+は低密度骨格上
のアルミニウムの電気陰性中心と配位しそうにない(P.
ChoおよびF.G.Dwyer、ACS Symp.Ser.、218、59−78、19
83)。GB第2,033,358A号は、ゼオライト合成の原料に3
価の金属塩を含む鉱酸の塩を加えることによる、3価の
金属を含む金属を含有するゼオライトZSM−5の調製を
開示している。そして、CN第89108836.9号、CN第901047
32.5号および米国特許第5,232,675号は希土類含有ホー
ジャサイトを結晶種として使用することにより希土類元
素を含有する高ケイ素ZSM−5ゼオライトを合成するこ
とを開示している。まれまで、従来のイオン交換技術の
代わりに、合成によるZSM−ゼオライト中に希土類を組
み込むという公知の報告がある。しかし、ZSM−5とZSM
−11との共晶構造を有する希土類含有ゼオライトがどの
ように直接的に合成され得るかについての報告は全くさ
れていない。
本発明の目的は、直接的に合成され、ZSM−5とZSM−
11との共晶構造を有する希土類含有ゼオライトを提供す
ることである。本発明の別の目的は、ゼオライトを調製
するためのプロセスを提供することである。本発明のさ
らなる目的は、触媒的変換におけるゼオライトの使用を
提供することである。
11との共晶構造を有する希土類含有ゼオライトを提供す
ることである。本発明の別の目的は、ゼオライトを調製
するためのプロセスを提供することである。本発明のさ
らなる目的は、触媒的変換におけるゼオライトの使用を
提供することである。
発明の要旨 本発明により提供されるゼオライトは、希土類を含有
し、そしてZSM−5とZSM−11との共晶構造を有するゼオ
ライトである。ここで、ZSM−5の結晶構造を有する部
分とZSM−11の結晶構造を有する部分との重量比が0.1〜
10であり、そして上記ゼオライトはナトリウム形態で
は、表1に示すX線回折パターン、および独自に合成さ
れた無水状態では、以下のような酸化物のモル比の化学
式を有する: XNa2O・YRE2O3・Al2O3・ZSiO2 ここで、Xは0.1〜1.0であり、 Yは0.01〜1.0であり、そして Zは20〜300である。
し、そしてZSM−5とZSM−11との共晶構造を有するゼオ
ライトである。ここで、ZSM−5の結晶構造を有する部
分とZSM−11の結晶構造を有する部分との重量比が0.1〜
10であり、そして上記ゼオライトはナトリウム形態で
は、表1に示すX線回折パターン、および独自に合成さ
れた無水状態では、以下のような酸化物のモル比の化学
式を有する: XNa2O・YRE2O3・Al2O3・ZSiO2 ここで、Xは0.1〜1.0であり、 Yは0.01〜1.0であり、そして Zは20〜300である。
本発明のゼオライトは、水ガラス、アルミニウム源
(source)、鉱酸および希土類元素の塩の存在下、C2〜
C8ジアミンをテンプレートとして用いることにより調製
される。ゼオライトは、芳香族のアルキル化、アルカン
の芳香族化、メタノールの軽オレフィン(light olefi
n)への変換などにおける触媒として有用である。
(source)、鉱酸および希土類元素の塩の存在下、C2〜
C8ジアミンをテンプレートとして用いることにより調製
される。ゼオライトは、芳香族のアルキル化、アルカン
の芳香族化、メタノールの軽オレフィン(light olefi
n)への変換などにおける触媒として有用である。
発明の詳細な説明 本発明のゼオライトは、単一の希土類元素またはその
混合物を含有し、そしてZSM−5とZSM−11との共晶構造
を有する。ここで、ZSM−5の結晶構造を有する部分とZ
SM−11の結晶構造を有する部分との重量比が0.1〜10で
あり、独自に合成された無水状態における化学式は、以
下のような酸化物のモル比を有する: XNa2O・YRE2O3・Al2O3・ZSiO2 ここで、Xは0.1〜1.0であり、 Yは0.01〜1.0であり、そして Zは20〜300である。
混合物を含有し、そしてZSM−5とZSM−11との共晶構造
を有する。ここで、ZSM−5の結晶構造を有する部分とZ
SM−11の結晶構造を有する部分との重量比が0.1〜10で
あり、独自に合成された無水状態における化学式は、以
下のような酸化物のモル比を有する: XNa2O・YRE2O3・Al2O3・ZSiO2 ここで、Xは0.1〜1.0であり、 Yは0.01〜1.0であり、そして Zは20〜300である。
全ての他のゼオライトと同様に、本発明のゼオライト
は、従来のイオン交換技術により他のカチオンによって
交換されたナトリウムカチオンを有し得る。すなわち、
そのようにして合成されたNaゼオライトは、イオン交換
技術により他の形態(例えば、アンモニウムまたは水
素、亜鉛、ガリウム、マグネシウム形態など)に変換さ
れ得る。
は、従来のイオン交換技術により他のカチオンによって
交換されたナトリウムカチオンを有し得る。すなわち、
そのようにして合成されたNaゼオライトは、イオン交換
技術により他の形態(例えば、アンモニウムまたは水
素、亜鉛、ガリウム、マグネシウム形態など)に変換さ
れ得る。
本発明のゼオライトは、そのナトリウム形態におい
て、表1に示すX線回折パターンを有する。X線回折分
析を、銅のK−αダブレット放射、ニッケルの波濾過
(wave filtration)およびシンチレーション計数管を
用いることによる標準的な測定技術に従って行った。各
回折線に対応する表中の格子面間隔(d)を、チャート
に記録された各回折ピークの位置(2θ、ここでθはBr
agg角を表す)からBragg式に従って計算した。表におい
て、相対強度(100I/I0)は、各回折ピークの高さ(す
なわち、回折強度)Iと最も高い回折ピークの高さ(す
なわち、最大回折強度)I0との比に100を掛けたもので
あり、ここでVS(非常に強い)は100〜60の相対強度値
を表し、S(強い)は60〜40を表し、M(中位の)は40
〜20を表し、そしてW(弱い)は20未満を表す。
て、表1に示すX線回折パターンを有する。X線回折分
析を、銅のK−αダブレット放射、ニッケルの波濾過
(wave filtration)およびシンチレーション計数管を
用いることによる標準的な測定技術に従って行った。各
回折線に対応する表中の格子面間隔(d)を、チャート
に記録された各回折ピークの位置(2θ、ここでθはBr
agg角を表す)からBragg式に従って計算した。表におい
て、相対強度(100I/I0)は、各回折ピークの高さ(す
なわち、回折強度)Iと最も高い回折ピークの高さ(す
なわち、最大回折強度)I0との比に100を掛けたもので
あり、ここでVS(非常に強い)は100〜60の相対強度値
を表し、S(強い)は60〜40を表し、M(中位の)は40
〜20を表し、そしてW(弱い)は20未満を表す。
表2は、特許されているZSM−5/ZSM−11中間体結晶ゼ
オライトのX線回折パターンと共に、本発明により提供
されるゼオライトのX線回折パターンを示す。表2か
ら、位置間にいくらかの違いがあるが、回折線の2つの
群の相対強度間に顕著な相異があることがわかり得る。
オライトのX線回折パターンと共に、本発明により提供
されるゼオライトのX線回折パターンを示す。表2か
ら、位置間にいくらかの違いがあるが、回折線の2つの
群の相対強度間に顕著な相異があることがわかり得る。
本発明のゼオライトは、BET低温窒素吸着法により測
定された300m2/g〜400m2/gの表面積を有する。25℃での
n−ヘキサンおよびシクロヘキサンに対するゼオライト
の吸着能および20mmHgの被吸着材(adsorbate)の分圧
は、それぞれ9重量%〜11重量%および3重量%〜5重
量%であり、そして25℃での水に対するゼオライトの吸
着能および12mmHgの被吸着材の分圧は、4重量%〜8重
量%である。
定された300m2/g〜400m2/gの表面積を有する。25℃での
n−ヘキサンおよびシクロヘキサンに対するゼオライト
の吸着能および20mmHgの被吸着材(adsorbate)の分圧
は、それぞれ9重量%〜11重量%および3重量%〜5重
量%であり、そして25℃での水に対するゼオライトの吸
着能および12mmHgの被吸着材の分圧は、4重量%〜8重
量%である。
本発明のゼオライトは、水ガラス、アルミニウム源、
鉱酸および希土類元素の塩の存在下、C2〜C8ジアミンを
テンプレートとして用いることにより調製される。より
特定すると、ゼオライト生成物は、水ガラス、C2〜C8ジ
アミンおよび水からなる均一混合物Iとアルミニウム
源、鉱酸、希土類元素の塩および水からなる均一混合物
IIとを激しく撹拌しながら混合してゲルを形成し、次い
で100℃〜200℃の温度で0.5日〜4日撹拌しながらこの
ゲルを結晶化させ、続いて室温まで急冷し、そして8〜
9のpHまで脱イオン化水で洗浄し、そして最後に乾燥す
ることにより得られる。
鉱酸および希土類元素の塩の存在下、C2〜C8ジアミンを
テンプレートとして用いることにより調製される。より
特定すると、ゼオライト生成物は、水ガラス、C2〜C8ジ
アミンおよび水からなる均一混合物Iとアルミニウム
源、鉱酸、希土類元素の塩および水からなる均一混合物
IIとを激しく撹拌しながら混合してゲルを形成し、次い
で100℃〜200℃の温度で0.5日〜4日撹拌しながらこの
ゲルを結晶化させ、続いて室温まで急冷し、そして8〜
9のpHまで脱イオン化水で洗浄し、そして最後に乾燥す
ることにより得られる。
本発明の調製プロセスにおいて、上記ジアミンは、C2
〜C81級ジアミンの任意の1種または上記1級ジアミン
の2種の混合物から選択される。上記アルミニウム源
は、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、硝酸アルミ
ニウム、硫酸アルミニウムおよびリン酸アルミニウムを
包含する鉱酸のアルミニウム塩から選択される。上記鉱
酸は、硫酸、塩酸、硝酸およびリン酸を包含する群から
選択され、硫酸が好ましい。上記希土類元素の塩は、好
ましくは単一の希土類元素の塩化物、硝酸塩および硫酸
塩またはそれらの混合物から選択される。
〜C81級ジアミンの任意の1種または上記1級ジアミン
の2種の混合物から選択される。上記アルミニウム源
は、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、硝酸アルミ
ニウム、硫酸アルミニウムおよびリン酸アルミニウムを
包含する鉱酸のアルミニウム塩から選択される。上記鉱
酸は、硫酸、塩酸、硝酸およびリン酸を包含する群から
選択され、硫酸が好ましい。上記希土類元素の塩は、好
ましくは単一の希土類元素の塩化物、硝酸塩および硫酸
塩またはそれらの混合物から選択される。
プロセスにおいて、上記原料のモル比は以下の通りで
ある:Na2O/Al2O3:7〜12;RE2O3/Al2O3:0.01〜1.0;SiO2/A
l2O3:30〜600;H2O/SiO2:20〜100;アミン/SiO2:0.1〜0.
5。
ある:Na2O/Al2O3:7〜12;RE2O3/Al2O3:0.01〜1.0;SiO2/A
l2O3:30〜600;H2O/SiO2:20〜100;アミン/SiO2:0.1〜0.
5。
本発明のプロセスにおいて、比較的低分子量のジアミ
ンまたはその混合物をテンプレートとして添加すること
により、共晶ゼオライトにおけるZSM−5の含量が増加
する。さらに、共晶ゼオライトのZSM−5とZSM−11との
比は、結晶化温度を変化させることおよび結晶化時間を
制御することにより調整され得る。
ンまたはその混合物をテンプレートとして添加すること
により、共晶ゼオライトにおけるZSM−5の含量が増加
する。さらに、共晶ゼオライトのZSM−5とZSM−11との
比は、結晶化温度を変化させることおよび結晶化時間を
制御することにより調整され得る。
本発明により提供されるゼオライトは、良好な水熱安
定性および不純物(例えば、硫化水素、水、一酸化炭素
および二酸化炭素)による汚染に対する耐性を有する。
本発明のゼオライトは、他のゼオライトと同様に、従来
のイオン交換技術によりさらに改変され得て、種々の触
媒特性を付与される。そしてこの改変されたゼオライト
は、適切なマトリクスの補助で、種々のプロセスにより
必要とされる触媒に製造され得る。例えば、ゼオライト
は、アンモニウムカチオンとのイオン交換および加熱に
より水素形態へ変換され得、そして芳香族のアルキル化
のための触媒として用いられ得る;そしてゼオライト
は、亜鉛またはガリウムカチオンとのイオン交換により
亜鉛またはガリウム形態へ変換され得、そしてアルカン
の芳香族化のため、触媒として用いられ得る;ゼオライ
トはまた、マグネシウムカチオンとのイオン交換により
マグネシウム形態へ変換され得、そしてメタノールの軽
オレフィンへの変換のため、触媒として用いられ得る。
ゼオライトはまた他の形態へ変換され得、そして炭化水
素変換のような他の反応(例えば、異性化、分解、不均
化など)に用いられ得る。
定性および不純物(例えば、硫化水素、水、一酸化炭素
および二酸化炭素)による汚染に対する耐性を有する。
本発明のゼオライトは、他のゼオライトと同様に、従来
のイオン交換技術によりさらに改変され得て、種々の触
媒特性を付与される。そしてこの改変されたゼオライト
は、適切なマトリクスの補助で、種々のプロセスにより
必要とされる触媒に製造され得る。例えば、ゼオライト
は、アンモニウムカチオンとのイオン交換および加熱に
より水素形態へ変換され得、そして芳香族のアルキル化
のための触媒として用いられ得る;そしてゼオライト
は、亜鉛またはガリウムカチオンとのイオン交換により
亜鉛またはガリウム形態へ変換され得、そしてアルカン
の芳香族化のため、触媒として用いられ得る;ゼオライ
トはまた、マグネシウムカチオンとのイオン交換により
マグネシウム形態へ変換され得、そしてメタノールの軽
オレフィンへの変換のため、触媒として用いられ得る。
ゼオライトはまた他の形態へ変換され得、そして炭化水
素変換のような他の反応(例えば、異性化、分解、不均
化など)に用いられ得る。
実施例 以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、本発明
の範囲を限定することを意図しない。
の範囲を限定することを意図しない。
実施例において、単位格子パラメーターおよびZSM−
5の結晶構造を有する部分とゼオライト生成物のZSM−1
1の結晶構造を有する部分との重量比を、X線回折法に
より測定した。ナトリウムおよび希土類の含量ならびに
シリカとアルミナとの比を、原子吸光分析により測定し
た。n−ヘキサンおよびシクロヘキサンに対する吸着能
を25℃および20mmHgの被吸着材の分圧で測定した。水に
対する吸着能を、25℃および12mmHgの被吸着材の分圧で
測定した。
5の結晶構造を有する部分とゼオライト生成物のZSM−1
1の結晶構造を有する部分との重量比を、X線回折法に
より測定した。ナトリウムおよび希土類の含量ならびに
シリカとアルミナとの比を、原子吸光分析により測定し
た。n−ヘキサンおよびシクロヘキサンに対する吸着能
を25℃および20mmHgの被吸着材の分圧で測定した。水に
対する吸着能を、25℃および12mmHgの被吸着材の分圧で
測定した。
実施例1 ヘキサメチレンジアミンをテンプレートとして用いるこ
とによる、本発明のLa−ZSM−5/ZSM−11共晶ゼオライト
の調製 3000mlの水ガラス(180g/lのSiO2;60g/lのNa2Oを含
む)、1900mlの脱イオン化水および250gの98%ヘキサメ
チレンジアミンを均一に混合して、操作溶液Iを得た。
とによる、本発明のLa−ZSM−5/ZSM−11共晶ゼオライト
の調製 3000mlの水ガラス(180g/lのSiO2;60g/lのNa2Oを含
む)、1900mlの脱イオン化水および250gの98%ヘキサメ
チレンジアミンを均一に混合して、操作溶液Iを得た。
51gの97%AlCl3・6H2O、400mlの4M H2SO4、35gの99%
LaCl3・6H2Oおよび2100mlの脱イオン化水を、均一に混
合して、操作溶液IIを得た。
LaCl3・6H2Oおよび2100mlの脱イオン化水を、均一に混
合して、操作溶液IIを得た。
上記2つの操作溶液を激しく撹拌しながら混合して、
ゲルを形成した。撹拌をさらに30分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を175℃で撹拌し
ながら72時間行った。
ゲルを形成した。撹拌をさらに30分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を175℃で撹拌し
ながら72時間行った。
結晶化した物質を室温まで急冷した。得られた結晶
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、La−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、La−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
ゼオライトは、表1に示すX線回折パターンを有し、
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、53のシリカとアルミナとの比、2.50重量%のLa含
量および30:70のZSM−5の結晶構造を有する部分とZSM
−11との結晶構造を有する部分との重量比を有する。こ
のゼオライトにおいて、ZSM−5の結晶構造の単位格子
パラメーターは、以下の通りである:a=2.0118nm、b=
1.9970nm、c=1.3462nm、および単位格子体積V=5.39
3nm3;ZSM−11の結晶構造の単位格子パラメーターは、以
下の通りである:a=b=1.9989nm、c=1.3420nm、およ
び単位格子体積V=5.362nm3。n−ヘキサン、シクロヘ
キサンおよび水に対するゼオライトの吸着能は、それぞ
れ10.2重量%、4.1重量%および6.0重量%である。
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、53のシリカとアルミナとの比、2.50重量%のLa含
量および30:70のZSM−5の結晶構造を有する部分とZSM
−11との結晶構造を有する部分との重量比を有する。こ
のゼオライトにおいて、ZSM−5の結晶構造の単位格子
パラメーターは、以下の通りである:a=2.0118nm、b=
1.9970nm、c=1.3462nm、および単位格子体積V=5.39
3nm3;ZSM−11の結晶構造の単位格子パラメーターは、以
下の通りである:a=b=1.9989nm、c=1.3420nm、およ
び単位格子体積V=5.362nm3。n−ヘキサン、シクロヘ
キサンおよび水に対するゼオライトの吸着能は、それぞ
れ10.2重量%、4.1重量%および6.0重量%である。
実施例2 トリメチレンジアミンをテンプレートとして用いること
による、本発明のLa−ZSM−5/ZSM−11共晶ゼオライトの
調製 600mlの水ガラス(実施例1と同様)、420mlの脱イオ
ン化水および34gの98%トリメチレンジアミンを均一に
混合して、操作溶液Iを得た。
による、本発明のLa−ZSM−5/ZSM−11共晶ゼオライトの
調製 600mlの水ガラス(実施例1と同様)、420mlの脱イオ
ン化水および34gの98%トリメチレンジアミンを均一に
混合して、操作溶液Iを得た。
3.5gの98%Al2(SO4)3・18H2O、77mlの4M H2SO4、
3.3gの99%LaCl3・6H2Oおよび380mlの脱イオン化水を、
均一に混合して、操作溶液IIを得た。
3.3gの99%LaCl3・6H2Oおよび380mlの脱イオン化水を、
均一に混合して、操作溶液IIを得た。
上記2つの操作溶液を激しく撹拌しながら混合して、
ゲルを形成した。撹拌をさらに5分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を180℃で撹拌し
ながら56時間行った。
ゲルを形成した。撹拌をさらに5分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を180℃で撹拌し
ながら56時間行った。
結晶化した物質を室温まで急冷した。得られた結晶
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、La−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、La−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
ゼオライトは、表1に示すX線回折パターンを有し、
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、180のシリカとアルミナとの比、1.15重量%のLa
含量および50:50のZSM−5の結晶構造を有する部分とZS
M−11の結晶構造を有する部分との重量比を有する。n
−ヘキサン、シクロヘキサンおよび水に対するゼオライ
トの吸着能は、それぞれ10.6重量%、4.0重量%および
4.8重量%である。
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、180のシリカとアルミナとの比、1.15重量%のLa
含量および50:50のZSM−5の結晶構造を有する部分とZS
M−11の結晶構造を有する部分との重量比を有する。n
−ヘキサン、シクロヘキサンおよび水に対するゼオライ
トの吸着能は、それぞれ10.6重量%、4.0重量%および
4.8重量%である。
実施例3 ヘキサメチレンジアミンをテンプレートとして用いるこ
とによる、本発明のRE−ZSM−5/ZSM−11共晶ゼオライト
の調製 580mlの水ガラス(実施例1と同様)、420mlの脱イオ
ン化水および58gの98%ヘキサメチレンジアミンを均一
に混合して、操作溶液Iを得た。
とによる、本発明のRE−ZSM−5/ZSM−11共晶ゼオライト
の調製 580mlの水ガラス(実施例1と同様)、420mlの脱イオ
ン化水および58gの98%ヘキサメチレンジアミンを均一
に混合して、操作溶液Iを得た。
49.5gの水分含有AlPO4ゲル(5.4重量%のAl2O3を含
む)、74mlの4M H2SO4、13.4gの98%RECl3・6H2O(ここ
で、La2O3とCe2O3との重量比は0.6であった)および351
mlの脱イオン化水を、均一に混合して、操作溶液IIを得
た。
む)、74mlの4M H2SO4、13.4gの98%RECl3・6H2O(ここ
で、La2O3とCe2O3との重量比は0.6であった)および351
mlの脱イオン化水を、均一に混合して、操作溶液IIを得
た。
上記2つの操作溶液を激しく撹拌しながら混合して、
ゲルを形成した。撹拌をさらに5分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を110℃で撹拌し
ながら16時間行った。系を再び180℃まで加熱し、そし
て結晶化を撹拌しながらさらに38時間続けた。
ゲルを形成した。撹拌をさらに5分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を110℃で撹拌し
ながら16時間行った。系を再び180℃まで加熱し、そし
て結晶化を撹拌しながらさらに38時間続けた。
結晶化した物質を室温まで急冷した。得られた結晶
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、RE−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、RE−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
ゼオライトは、表1に示すX線回折パターンを有し、
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、35のシリカとアルミナとの比、4.50重量%のRE含
量、および40:60のZSM−5の結晶構造を有する部分とZS
M−11の結晶構造を有する部分との重量比を有する。n
−ヘキサン、シクロヘキサンおよび水に対するゼオライ
トの吸着能は、それぞれ9.8重量%、3.2重量%および6.
5重量%である。
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、35のシリカとアルミナとの比、4.50重量%のRE含
量、および40:60のZSM−5の結晶構造を有する部分とZS
M−11の結晶構造を有する部分との重量比を有する。n
−ヘキサン、シクロヘキサンおよび水に対するゼオライ
トの吸着能は、それぞれ9.8重量%、3.2重量%および6.
5重量%である。
実施例4 エチレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミンをテン
プレートとして用いることによる、本発明のLa−ZSM−5
/ZSM−11共晶ゼオライトの調製 400mlの水ガラス(223g/lのSiO2;70.4g/lのNa2Oを含
む)、326mlの脱イオン化水、13gの98%エチレンジアミ
ンおよび21gの98%ヘキサメチレンジアミンを均一に混
合して、操作溶液Iを得た。
プレートとして用いることによる、本発明のLa−ZSM−5
/ZSM−11共晶ゼオライトの調製 400mlの水ガラス(223g/lのSiO2;70.4g/lのNa2Oを含
む)、326mlの脱イオン化水、13gの98%エチレンジアミ
ンおよび21gの98%ヘキサメチレンジアミンを均一に混
合して、操作溶液Iを得た。
11.5gの99%Al2(SO4)3・18H2O、67mlの4M H2SO4、
11gの99%LaCl3・6H2Oおよび370mlの脱イオン化水を、
均一に混合して、操作溶液IIを得た。
11gの99%LaCl3・6H2Oおよび370mlの脱イオン化水を、
均一に混合して、操作溶液IIを得た。
上記2つの操作溶液を激しく撹拌しながら混合して、
ゲルを形成した。撹拌をさらに5分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を170℃で撹拌し
ながら70時間行った。
ゲルを形成した。撹拌をさらに5分間続け、次いで回転
速度を約100rpmに低下させた。結晶化を170℃で撹拌し
ながら70時間行った。
結晶化した物質を室温まで急冷した。得られた結晶
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、La−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
を、pHが8〜9に洗浄されるまで脱イオン化水で洗浄
し、濾過し、そして110±10℃で10時間乾燥して、La−Z
SM−5/ZSM−11共晶ゼオライトを得た。
ゼオライトは、表1に示すX線回折パターンを有し、
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、60のシリカとアルミナとの比、5.20重量%のLa含
量、および60:40のZSM−5の結晶構造を有する部分とZS
M−11の結晶構造を有する部分との重量比を有する。n
−ヘキサン、シクロヘキサンおよび水に対するゼオライ
トの吸着能は、それぞれ11.7重量%、3.0重量%および
5.3重量%である。
そしてその詳細な回折パターンを表3に示す。ゼオライ
トは、60のシリカとアルミナとの比、5.20重量%のLa含
量、および60:40のZSM−5の結晶構造を有する部分とZS
M−11の結晶構造を有する部分との重量比を有する。n
−ヘキサン、シクロヘキサンおよび水に対するゼオライ
トの吸着能は、それぞれ11.7重量%、3.0重量%および
5.3重量%である。
実施例5 この実施例は、本発明の希土類含有共晶ゼオライトが
良好な酸水熱安定性を有することを例示する。
良好な酸水熱安定性を有することを例示する。
実施例1〜4で調製したゼオライトの4つのサンプル
を、540℃で5時間カ焼して有機アミンテンプレートを
除去し、次いでそれぞれ0.8N NH4NO3と0.1N NH4OHとの
混合溶液とアンモニウムイオン交換を行った。イオン交
換されたゼオライトを、NO3 -が全く検出され得なくなる
まで脱イオン化水で洗浄し、濾過し、次いで110±10℃
で24時間乾燥してナトリウム含量が0.05重量%未満のア
ンモニウム形態のサンプルを得た。アンモニウム形態の
サンプルを、540℃で4時間カ焼することにより水素形
態へ変換した。
を、540℃で5時間カ焼して有機アミンテンプレートを
除去し、次いでそれぞれ0.8N NH4NO3と0.1N NH4OHとの
混合溶液とアンモニウムイオン交換を行った。イオン交
換されたゼオライトを、NO3 -が全く検出され得なくなる
まで脱イオン化水で洗浄し、濾過し、次いで110±10℃
で24時間乾燥してナトリウム含量が0.05重量%未満のア
ンモニウム形態のサンプルを得た。アンモニウム形態の
サンプルを、540℃で4時間カ焼することにより水素形
態へ変換した。
水素形態のサンプルを、550±20℃、100%蒸気の存在
下で4時間カ焼した。カ焼炉への水供給は、1時間当た
り5ml/g〜10ml/gサンプルであった。
下で4時間カ焼した。カ焼炉への水供給は、1時間当た
り5ml/g〜10ml/gサンプルであった。
水熱処理前後のサンプルの酸量の変化を、それぞれア
ンモニア吸着温度制御脱着(TPD)により測定した。こ
こで、ヘリウムを20ml/分の流量でキャリアガスとして
用いた。サンプルを、吸着チューブ中、600℃で45分間
あらかじめ活性化し、次いで150℃まで冷却し、そこへ
吸着のために一定温度でアンモニアを注入した。吸着の
飽和後、サンプルを30分間浄化し、そしてアンモニアの
脱着を20℃/分の温度上昇速度で行った。特定の温度範
囲で脱着したアンモニウムのシグナルを、クロマトグラ
フにより記録し、そしてサンプルの酸部(acid site)
の量を、面積標準化法によ計算し、その結果を表4に示
した。
ンモニア吸着温度制御脱着(TPD)により測定した。こ
こで、ヘリウムを20ml/分の流量でキャリアガスとして
用いた。サンプルを、吸着チューブ中、600℃で45分間
あらかじめ活性化し、次いで150℃まで冷却し、そこへ
吸着のために一定温度でアンモニアを注入した。吸着の
飽和後、サンプルを30分間浄化し、そしてアンモニアの
脱着を20℃/分の温度上昇速度で行った。特定の温度範
囲で脱着したアンモニウムのシグナルを、クロマトグラ
フにより記録し、そしてサンプルの酸部(acid site)
の量を、面積標準化法によ計算し、その結果を表4に示
した。
表4において、酸部の総量を、200℃〜600℃の脱着温
度で脱着したアンモニアのシグナルから計算した。「中
強度%の酸部」とは、酸部の総量に基づいて水熱処理後
の中強度の酸部の量のパーセント含量を指し、そして中
強度の酸部の量を、320℃〜450℃の脱着温度で脱着した
アンモニアのシグナルから計算した。
度で脱着したアンモニアのシグナルから計算した。「中
強度%の酸部」とは、酸部の総量に基づいて水熱処理後
の中強度の酸部の量のパーセント含量を指し、そして中
強度の酸部の量を、320℃〜450℃の脱着温度で脱着した
アンモニアのシグナルから計算した。
表4のデータから分かり得るように、本発明の希土類
含有共晶ゼオライトは、良好な酸水熱安定性を有し、こ
れは触媒の再生のような水熱処理を含む触媒プロセスに
関して、大きな工業的施用上の意義を有する。
含有共晶ゼオライトは、良好な酸水熱安定性を有し、こ
れは触媒の再生のような水熱処理を含む触媒プロセスに
関して、大きな工業的施用上の意義を有する。
実施例6 この実施例は、ベンゼンの希釈エチレンとのアルキル
化における本発明のゼオライトの使用を例示する。
化における本発明のゼオライトの使用を例示する。
実施例1のゼオライトを、ゼオライト(無水ベー
ス):Al2O3の重量比が65:35でアルミナ3水和物と混合
した。適切な量の20%硝酸およびセスバニア(sesbani
a)粉末をこの混合物に加え、混合し、そして練り、次
いで押出してΦ2×2〜3mmの細粒を形成した。細粒を1
10℃〜120℃で24時間乾燥し、そして450℃で1時間、50
0℃で1時間、そして540℃で5時間カ焼した。冷却後、
触媒のゼオライトをアンモニウムイオンとイオン交換す
ることにより水素形態へ変換し、そして実施例5に記述
の通りにカ焼し;そして得られた水素形態の触媒サンプ
ルを、実施例5に記述の通りに550±20℃、100%蒸気存
在下で4時間水熱処理した。
ス):Al2O3の重量比が65:35でアルミナ3水和物と混合
した。適切な量の20%硝酸およびセスバニア(sesbani
a)粉末をこの混合物に加え、混合し、そして練り、次
いで押出してΦ2×2〜3mmの細粒を形成した。細粒を1
10℃〜120℃で24時間乾燥し、そして450℃で1時間、50
0℃で1時間、そして540℃で5時間カ焼した。冷却後、
触媒のゼオライトをアンモニウムイオンとイオン交換す
ることにより水素形態へ変換し、そして実施例5に記述
の通りにカ焼し;そして得られた水素形態の触媒サンプ
ルを、実施例5に記述の通りに550±20℃、100%蒸気存
在下で4時間水熱処理した。
5mlの水熱処理後の上記触媒サンプルを、10mlの連続
フロー固定床反応器(continuous flow fixed bed reac
tor)に充填して、ベンゼンの希釈エチレンとのアルキ
ル化を行った。原料の希釈エチレンガスは、20容量%の
エチレン、20容量%の水素および60容量%の窒素からな
った。アルキル化を、370℃の温度、0.7MPaの圧力、1.0
hr-1のエチレンの重量時間毎空間速度(weight hourly
space velocity)およびベンゼンとエチレンとのモル比
5で行った。アルキル化の結果は以下の通りであった:
エチルベンゼンおよびジエチルベンゼンの総収量に基づ
いて、エチレンの変換率は98.8%であり;生成物である
エチルベンゼンの選択率は91.5%であり;そしてアルキ
ル化の選択率は99.0%であった。
フロー固定床反応器(continuous flow fixed bed reac
tor)に充填して、ベンゼンの希釈エチレンとのアルキ
ル化を行った。原料の希釈エチレンガスは、20容量%の
エチレン、20容量%の水素および60容量%の窒素からな
った。アルキル化を、370℃の温度、0.7MPaの圧力、1.0
hr-1のエチレンの重量時間毎空間速度(weight hourly
space velocity)およびベンゼンとエチレンとのモル比
5で行った。アルキル化の結果は以下の通りであった:
エチルベンゼンおよびジエチルベンゼンの総収量に基づ
いて、エチレンの変換率は98.8%であり;生成物である
エチルベンゼンの選択率は91.5%であり;そしてアルキ
ル化の選択率は99.0%であった。
実施例7 この実施例は、接触分解の乾燥ガス中でのベンゼンの
エチレンとのアルキル化における本発明のゼオライトの
使用を例示する。
エチレンとのアルキル化における本発明のゼオライトの
使用を例示する。
水熱処理後の水素形態のゼオライト触媒サンプルを、
実施例6に記載の通りに調製した。
実施例6に記載の通りに調製した。
100mlの上記触媒サンプルを、200mlの断熱連続フロー
固定床反応器中に充填し、そしてベンゼンのアルキル化
を、接触分解の乾燥ガスを原料として用いることにより
行った。接触分解の乾燥ガスは、33.0容量%のメタン、
19.5容量%のエチレン、16.0容量%のエタン、14.0容量
%の水素、10.2容量%の窒素、4.0容量%の二酸化炭
素、1.5容量%の一酸化炭素、0.8容量%の酸素、0.8容
量%のプロピレン、0.2容量%のプロパンおよび3500mg/
m3の硫化水素ならびに1500ppmの水からなった。アルキ
ル化を、350℃の反応器の入口温度、425℃の反応器の出
口温度、0.7MPaの圧力(ゲージ)、1.0hr-1のエチレン
の重量時間毎空間速度およびベンゼンとエチレンとのモ
ル比5で行った。反応器を45日間連続稼動させた。エチ
レンの変換率を99%〜95%に維持し、プロピレンの変換
率を90%を越えて維持し、そしてエチルベンゼンとジエ
チルベンゼンとの総収量に基づいたアルキル化の選択率
を約99%に維持した。エチレンの変換率が92%を越えて
制御された場合、99%のアルキル化選択率が、65日間の
触媒の連続稼動後、維持され得た。
固定床反応器中に充填し、そしてベンゼンのアルキル化
を、接触分解の乾燥ガスを原料として用いることにより
行った。接触分解の乾燥ガスは、33.0容量%のメタン、
19.5容量%のエチレン、16.0容量%のエタン、14.0容量
%の水素、10.2容量%の窒素、4.0容量%の二酸化炭
素、1.5容量%の一酸化炭素、0.8容量%の酸素、0.8容
量%のプロピレン、0.2容量%のプロパンおよび3500mg/
m3の硫化水素ならびに1500ppmの水からなった。アルキ
ル化を、350℃の反応器の入口温度、425℃の反応器の出
口温度、0.7MPaの圧力(ゲージ)、1.0hr-1のエチレン
の重量時間毎空間速度およびベンゼンとエチレンとのモ
ル比5で行った。反応器を45日間連続稼動させた。エチ
レンの変換率を99%〜95%に維持し、プロピレンの変換
率を90%を越えて維持し、そしてエチルベンゼンとジエ
チルベンゼンとの総収量に基づいたアルキル化の選択率
を約99%に維持した。エチレンの変換率が92%を越えて
制御された場合、99%のアルキル化選択率が、65日間の
触媒の連続稼動後、維持され得た。
実施例8 この実施例は、アルカンの芳香族化における本発明の
ゼオライトの使用を例示する。
ゼオライトの使用を例示する。
ゼオライト/アルミナ細粒を、実施例6に記述の通り
に調製し、そして450℃、500℃および540℃でカ焼し、
次いで実施例5に記述の通りにアンモニウムイオンとイ
オン交換した。得られたアンモニウム形態のゼオライト
触媒を、室温で12時間硝酸亜鉛水溶液中に含浸し、濾過
し、110±10℃で6時間乾燥し、そして500℃で3時間カ
焼した。次いで、得られた亜鉛形態のゼオライト触媒
を、実施例5に記述の通りに550±20℃、100%蒸気存在
下で4時間処理した。触媒サンプルは、2.0重量%の亜
鉛を含んでいる。
に調製し、そして450℃、500℃および540℃でカ焼し、
次いで実施例5に記述の通りにアンモニウムイオンとイ
オン交換した。得られたアンモニウム形態のゼオライト
触媒を、室温で12時間硝酸亜鉛水溶液中に含浸し、濾過
し、110±10℃で6時間乾燥し、そして500℃で3時間カ
焼した。次いで、得られた亜鉛形態のゼオライト触媒
を、実施例5に記述の通りに550±20℃、100%蒸気存在
下で4時間処理した。触媒サンプルは、2.0重量%の亜
鉛を含んでいる。
5mlの上記触媒サンプルを10mlの連続フロー固定床反
応器中に充填して、プロパンの芳香族化を行った。芳香
族化を、500℃の温度、1気圧の圧力および1.5hr-1のプ
ロパンの重量時間毎空間速度で行った。芳香族化の結果
は以下の通りであった:プロパンの貫流変換率は75%で
あり、芳香族への選択率は58重量%であり、そしてベン
ゼン:トルエン:キシレンの重量比は1:0.9:0.4であっ
た。
応器中に充填して、プロパンの芳香族化を行った。芳香
族化を、500℃の温度、1気圧の圧力および1.5hr-1のプ
ロパンの重量時間毎空間速度で行った。芳香族化の結果
は以下の通りであった:プロパンの貫流変換率は75%で
あり、芳香族への選択率は58重量%であり、そしてベン
ゼン:トルエン:キシレンの重量比は1:0.9:0.4であっ
た。
ゼオライト触媒が、硝酸亜鉛のかわりに硝酸ガリウム
により改変され、そして2.0重量%のガリウムを含有す
る触媒サンプルを上記プロパンの芳香族化に使用した場
合、同様の結果が得られた。
により改変され、そして2.0重量%のガリウムを含有す
る触媒サンプルを上記プロパンの芳香族化に使用した場
合、同様の結果が得られた。
実施例9 この実施例は、メタノールの軽オレフィンへの変換に
おける本発明のゼオライトの使用を例示している。
おける本発明のゼオライトの使用を例示している。
水素形態のゼオライト触媒を実施例6に記述の通りに
調製し、そして2.4重量%のマグネシウムを含有する触
媒サンプルを、実施例8に記載の改変方法に従って、硝
酸亜鉛のかわりに硝酸マグネシウムを使用することによ
り調製した。
調製し、そして2.4重量%のマグネシウムを含有する触
媒サンプルを、実施例8に記載の改変方法に従って、硝
酸亜鉛のかわりに硝酸マグネシウムを使用することによ
り調製した。
5mlの上記触媒サンプルを10mlの連続フロー固定床反
応器中に充填して、メタノールの変換を行った。変換
を、500℃の温度、1atmの圧力および1.5hr-1のメタノー
ルの重量時間毎空間速度で行った。変換の結果は以下の
通りであった:メタノールの変換率は100%であり、そ
して生成物における炭化水素の収率は99.5%であり、こ
こで、メタンは0.50%含まれ、エチレンは16.75%含ま
れ、プロピレンは54.70%含まれ、そしてブチレンは20.
30%含まれており、残りはC2〜C4アルカンであった。
応器中に充填して、メタノールの変換を行った。変換
を、500℃の温度、1atmの圧力および1.5hr-1のメタノー
ルの重量時間毎空間速度で行った。変換の結果は以下の
通りであった:メタノールの変換率は100%であり、そ
して生成物における炭化水素の収率は99.5%であり、こ
こで、メタンは0.50%含まれ、エチレンは16.75%含ま
れ、プロピレンは54.70%含まれ、そしてブチレンは20.
30%含まれており、残りはC2〜C4アルカンであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 王 清遐 中華人民共和国 遼寧省 大連市 中山 路 457 号 (116023) (72)発明者 張 淑蓉 中華人民共和国 遼寧省 撫順市 新撫 区 東二路 3 号 (113004) (72)発明者 蔡 光宇 中華人民共和国 遼寧省 大連市 中山 路 457 号 (116023) (72)発明者 李 峰 中華人民共和国 遼寧省 撫順市 新撫 区 東二路 3 号 (113004) (72)発明者 徐 龍ヤー 中華人民共和国 遼寧省 大連市 中山 路 457 号 (116023) (72)発明者 黄 祖賢 中華人民共和国 遼寧省 撫順市 新撫 区 東二路 3 号 (113004) (72)発明者 李 玉英 中華人民共和国 遼寧省 撫順市 新撫 区 東二路 3 号 (113004) (56)参考文献 特開 昭53−23280(JP,A) 特開 昭54−52699(JP,A) 特開 昭55−144413(JP,A) 特開 昭57−179016(JP,A) 特開 昭55−121912(JP,A) 特開 昭50−34309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01B 33/20 - 33/46 C01B 37/00 - 39/54 B01J 29/00 - 29/90 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)
Claims (10)
- 【請求項1】希土類含有結晶アルミノケイ酸塩ゼオライ
トであって、以下によって特徴付けられる、アルミノケ
イ酸塩ゼオライトであって: (1)ZSM−5とZSM−11との共晶構造を有し、ここで該
ZSM−5の結晶構造を有する部分と該ZSM−11の結晶構造
を有する部分との重量比が0.1〜10であり; (2)独自に合成された無水状態において、以下のよう
な酸化物のモル比の化学式を有し:XNa2O・YRE2O3・Al2O
3・ZSiO2 ここで、Xは0.1〜1.0であり、Yは0.01〜1.0であり、
そしてZは20〜300であり; (3)以下の表: に示すX線回折パターンを有し;そして (4)それぞれ9重量%〜11重量%、3重量%〜5重量
%および4重量%〜8重量%のn−ヘキサン、シクロヘ
キサンおよび水に対する吸着能を有する、アルミノケイ
酸塩ゼオライト。 - 【請求項2】請求項1に記載のゼオライトであって、前
記希土類が単一の希土類元素またはその混合物であり得
る、ゼオライト。 - 【請求項3】請求項1に記載のゼオライトを調製するた
めのプロセスであって、水ガラス、C2〜C8ジアミンおよ
び水からなる均一混合物Iとアルミニウム源、鉱酸、希
土類元素の塩および水からなる均一混合物IIとを激しく
撹拌しながら混合してゲルを形成する工程、次いで該ゲ
ルを100℃〜200℃の温度で0.5日〜4日間撹拌しながら
結晶化させる工程、続いて室温まで急冷し、そして8〜
9のpHまで水で洗浄する工程、そして最後に乾燥する工
程により特徴付けられる、プロセス: ここで、該原料のモル比は以下の通りである:Na2O/Al2O
3:7〜12;RE2O3/Al2O3:0.01〜1.0;SiO2/Al2O3:30〜600;H
2O/SiO2:20〜100;およびアミン/SiO2:0.1〜0.5。 - 【請求項4】請求項3に記載のプロセスであって、前記
ジアミンが、C2〜C81級ジアミンの任意の1種または2
種の混合物から選択される、プロセス。 - 【請求項5】請求項3に記載のプロセスであって、前記
アルミニウム源が、塩化アルミニウム、臭化アルミニウ
ム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウムおよびリン酸
アルミニウムを包含する群から選択される、プロセス。 - 【請求項6】請求項3に記載のプロセスであって、前記
鉱酸が、硫酸、塩酸、硝酸およびリン酸を包含する群か
ら選択される、プロセス。 - 【請求項7】請求項3に記載のプロセスであって、前記
希土類元素の塩が、単一の希土類元素の塩化物、硝酸塩
および硫酸塩またはそれらの混合物から選択される、プ
ロセス。 - 【請求項8】芳香族のアルキル化における触媒として
の、請求項1に記載のゼオライトの使用。 - 【請求項9】アルカンの芳香族化における触媒として
の、請求項1に記載のゼオライトの使用。 - 【請求項10】メタノールの軽オレフィンへの変換にお
ける触媒としての、請求項1に記載のゼオライトの使
用。
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