JP3333677B2 - インサートフィルムとこれを用いたインサート成形品の製造方法 - Google Patents

インサートフィルムとこれを用いたインサート成形品の製造方法

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JP3333677B2 JP35439595A JP35439595A JP3333677B2 JP 3333677 B2 JP3333677 B2 JP 3333677B2 JP 35439595 A JP35439595 A JP 35439595A JP 35439595 A JP35439595 A JP 35439595A JP 3333677 B2 JP3333677 B2 JP 3333677B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のボディ
や外装部品(たとえばサイドバンパー、ホイールキャッ
プなど)や、家電製品、オーディオ製品などの表面に金
属光沢模様を施すためのインサートフィルムとこれを用
いたインサート成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のボディや外装部品などに
金属光沢模様を施すには、金属製やプラスチック製の基
材にアルミニウムフレークを含有する塗料を塗装し、さ
らにその上に、アルミニウムフレークを含んだ塗装面を
保護するために透明艷塗料を塗装していた(図10参
照)。ところで、アルミニウムフレークを含有する塗料
の塗装面には、図10に示すように、アルミニウムフレ
ークが露出あるいは突出している。アルミニウムフレー
クは酸やアルカリにより腐食するので、これを防ぐため
に、透明艷塗料を塗装するものであった。また、自動車
のボディや外装部品などは、表面に傷がつきやすい。傷
が透明艷塗料の層を削り、アルミニウムフレークを含有
する塗料の層に達するのを防ぐために、艷塗料は何度も
塗り重ねる必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】塗装は、塗装と乾燥を
繰り返すため、生産性が悪く、コスト高となった。ま
た、塗装は全面を均一に塗るのが困難なため、厚みのバ
ラツキが大きくなってしまう。このため、塗装により金
属光沢模様が施された製品は、一定した外観が得られな
かったり、品質に安定性がないという問題を生じた。さ
らに、厚みのバラツキが大きく塗装表面が細かな凹凸状
であるために、経時的に、透明艷塗料が凸状部分から剥
がれやすい。透明艷塗料が剥がれた部分は、その下のア
ルミニウムフレークを含有する塗料の塗装面が露出し、
アルミニウムフレークが腐食する。したがって、アルミ
ニウムフレークを含んだ塗装面が表面に露出しないよう
に、定期的にワックスを塗らなければならなかった。
【0004】この発明は上記の欠点を解決し、高輝度お
よび隠蔽性を有するインサート成形品の製造に用いるイ
ンサートフィルムと、インサート成形品の製造方法とを
提供することを目的としている。また、アルミニウムフ
レークが表面に露出しにくいインサート成形品の製造に
用いるインサートフィルムと、インサート成形品の製造
方法とを提供することを目的としている。さらに、生産
性が高いインサート成形品の製造方法を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、この発明のインサートフィルムは、厚みが
20μm以上で光線透過率が85%以上の透明な基体シート
上に、金属粉末を含有する高輝度メタリック層と、金属
粉末を含有する高隠蔽性メタリック層とが、順次積層さ
れた構成とした。また、厚みが20μm以上で光線透過率
が85%以上の透明な基体シート上に、平均粒径が14〜40
μmの金属粉末を含有する高輝度メタリック層と、平均
粒径が5〜20μmの金属粉末を含有する高隠蔽性メタリ
ック層とが、順次積層された構成にしてもよい。また、
厚みが20μm以上で光線透過率が85%以上の透明な基体
シート上に、平均粒径が14〜40μmのアルミニウムフレ
ークを含有する高輝度メタリック層と、平均粒径が5〜2
0μmのアルミニウムフレークを含有する高隠蔽性メタ
リック層とが、順次積層された構成にしてもよい。高輝
度メタリック層に含有されるアルミニウムフレークがノ
ンリーフィングタイプのアルミニウムフレークであって
もよい。また、高輝度メタリック層のIV値が220以上
であってもよい。また、高輝度メタリック層が球状微粒
子を含有する構成にしてもよい。また、高輝度メタリッ
ク層の厚みが5μm以上である構成にしてもよい。ま
た、高隠蔽性メタリック層上に隠蔽層が積層された構成
にしてもよい。また、最上層に接着層が積層された構成
にしてもよい。
【0006】この発明のインサート成形品の製造方法
は、上記いずれかのインサートフィルムを、射出成形用
金型内に配置し、型閉めした後に溶融樹脂を金型内に射
出し、樹脂を固化させることにより、基体シートがイン
サート成形品の表面となるように、インサートフィルム
を樹脂成形品に接着する構成とした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1
は、この発明のインサートフィルムの一実施例を示す模
式断面図である。図2は、この発明のインサートフィル
ムの他の実施例を示す模式断面図である。図3は、メタ
リック層中のアルミニウムフレークの状態を示す模式断
面図である。図4は、この発明の高輝度メタリック層の
一実施例を示す模式断面図である。図5は、この発明の
高輝度メタリック層の他の実施例を示す模式断面図であ
る。図6は、メタリック層中のアルミニウムフレークの
状態と、メタリック層中に侵入してきた光の反射につい
て説明する模式断面説明図である。図7および図8は、
この発明のインサート成形品の製造方法の一工程をそれ
ぞれ示す模式断面図である。図9は、この発明のインサ
ートフィルムを用いて、この発明のインサート成形品の
製造方法により製造されたインサート成形品の一実施例
を示す模式断面図である。図中、1は基体シート、2は
高輝度メタリック層、3は高隠蔽性メタリック層、4は
隠蔽層、5は接着層、6は金属粉末、7は球状微粒子、
8はインサートフィルム、9は樹脂成形品、10は可動
型、11は固定型、12は射出口、13は溶融樹脂をそ
れぞれ示している。
【0008】基体シート1は、厚みが20μm以上で光線
透過率が85%以上の透明シートを用いる。厚みが20μm
以上で光線透過率が85%以上の透明シートを選定する理
由は、基体シート1が、従来の塗装における透明艷塗料
の役目を果たすためである。すなわち、基体シート1
は、インサート成形後、インサート成形品の表面とな
り、その下のアルミニウムフレークを含んだ高輝度メタ
リック層や高隠蔽性メタリック層を保護するものであ
る。基体シート1の厚みが、20μmより薄いと、表面が
傷ついた場合に、傷が基体シートの下のアルミニウムフ
レークを含んだ高輝度メタリック層や高隠蔽性メタリッ
ク層に達しやすい。また、基体シート1の光線透過率が
85%より低い場合は、その下の金属光沢模様の光沢が出
なくなってしまう。
【0009】基体シート1は、厚みが厚いほど保護機能
を発揮するが、厚みが厚くなるほど光線透過率が低くな
る。すなわち、光線透過率を85%以上に保つためには、
基体シート1の厚みの上限が、材質によって必然的に限
定される。たとえば、150μm以下のポリプロピレンフ
ィルム、300μm以下のアクリルフィルム、50μm以下
のフッ素フィルム、200μm以下のポリ塩化ビニルフィ
ルム、200μm以下のポリカーボネートフィルム、200μ
m以下のポリエステルフィルム、200μm以下のセルロ
ース誘導体フィルム、200μm以下のTダイ製法ポリエ
チレンフィルム、200μm以下のポリスチレンフィルム
などは光線透過率が85%以上なので用いることができ
る。また、5μmのフッ素フィルムと45μmのアクリル
フィルムからなる複合フィルムや、25μmのポリエステ
ルフィルムと30μmのポリプロピレンフィルムからなる
複合フィルムも、全体として厚みが20μm以上で光線透
過率が85%以上であるので用いることができる。
【0010】高輝度メタリック層2は、その中に含まれ
る金属粉末6により、金属光沢模様を現出するとともに
高輝度を発揮し、インサート成形品からなる製品に高級
感や独特の立体感を与えるものである。
【0011】高輝度メタリック層2は、金属粉末6、樹
脂バインダー、溶剤などからなるメタリックインキを用
い、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印
刷法などの通常の印刷法や、グラビアコート法、ロール
コート法、コンマコート法などのコート法により、基体
シート上に積層する。
【0012】高輝度メタリック層2に所望の高輝度を発
揮させるためには、平均粒径が14〜40μmの比較的粗い
金属粉末6を用いることが好ましい。また、所望の高輝
度を発揮させるためには、高輝度メタリック層2のIV
値を220以上とするのがより好ましい。そのためには、
金属粉末を有機溶剤または水でペースト状にした際に、
その金属粉末ペーストのIV値が220以上となるものを
選択すればよい。なお、IV(INTENSITY VALUE)値と
は、金属光沢感を評価するパラメーターの一つである明
暗度を測るための指標である。金属光沢模様において、
一般的に、表面が平滑であればあるほど入射光が正反射
し、IV値が高くなるとされている。金属粉末6として
は、アルミニウム、黄銅、金、銀、ニッケル、硫化亜
鉛、鉛などを用いることができる。
【0013】自動車のボディや外装部品などの金属光沢
模様としては、立体感、フリップフロップ調、および、
均一な明るさを呈することが要求されている。フリップ
調とは見る角度により反射光量が変化する装飾効果であ
る。また、フロップ調とは、見る角度により色が違って
みえる装飾効果であり、玉虫現象などと呼ばれる。フロ
ップ調は、使用されている顔料の形状が要因とされてお
り、一般的に透明性のある有機顔料は、ほとんどのもの
がフロップ調を現出できる。金属粉末6として、アルミ
ニウムフレークを用いることが、立体感、フリップフロ
ップ調、および、均一な明るさを呈するために有効であ
る。
【0014】アルミニウムフレークは、通常、有機溶剤
または水でペースト状にし、アルミペーストとして用い
る。アルミニウムフレークは、粒子の形状が鱗片状のア
ルミニウム粉末である。アルミペーストはリーフィング
タイプのアルミニウムフレークを含むリーフィングタイ
プと、ノンリーフィングタイプのアルミニウムフレーク
を含むノンリーフィングタイプとに大別でき、高輝度メ
タリック層2に用いるアルミペーストは、ノンリーフィ
ングタイプのものが好ましい。次にその理由を記す。
【0015】リーフィングタイプのアルミペーストを含
むメタリックインキでメタリック層を層形成する場合
は、アルミニウムフレークがメタリック層の上部に浮き
上がって表面に対し平行に配列する(図3参照)。イン
サート成形品では、メタリック層の上下が反転するの
で、図6(a)に示すように、アルミニウムフレークが
メタリック層の底部にかたまって、底面に対し平行に配
列したものとなる。すなわち、同一面にアルミニウムフ
レークが並んでいるので、メタリック層中に入ってきた
光が全て同一面で反射され、平面的に見える。これに対
し、ノンリーフィングタイプのアルミペーストを含むメ
タリックインキで層形成する場合は、図6(b)に示す
ように、アルミニウムフレークがメタリック層中に均等
に分布したものとなるので、メタリック層中に入ってき
た光がアルミニウムフレークの浮き沈みによって深さの
異なる面で反射され、立体感を現出したり、見る角度に
よって反射光量が変化しフリップ調を現出できる。
【0016】高輝度メタリック層2に均一な明るさ発揮
させるには、ノンリーフィングタイプのアルミペースト
を用い、かつ、アルミニウムフレークの動きの自由度を
抑制して、アルミニウムフレークを高輝度メタリック層
2表面に対しできるだけ平行に配列するとよい。すなわ
ち、ノンリーフィングタイプのアルミニウムフレークが
メタリック層表面に対しランダムに浮遊する場合には、
図6(b)に示すように、メタリック層中に入ってきた
光が乱反射する。これに対し、ノンリーフィングアルミ
ニウムフレークをメタリック層表面に対しできるだけ平
行に配列した場合には、図6(c)に示すように、メタ
リック層中に入ってきた光が正反射するので、前者より
も明るく、また、全体的に均一な明るさを現出するもの
である。
【0017】アルミニウムフレークは透明性があり、見
る角度により色が違ってみえるフロップ調を現出でき
る。したがって、ノンリーフィングタイプのアルミペー
ストを使用し、かつ、アルミニウムフレークの動きの自
由度を抑制して、アルミニウムフレークを高輝度メタリ
ック層2表面に対しできるだけ平行に配列することによ
り、立体感、フリップフロップ調、および、均一な明る
さを現出できる。
【0018】ノンリーフィングタイプのアルミニウムフ
レークの動きの自由度を抑制するには、高輝度メタリッ
ク層2を形成する際に、薄膜層を何層も重ねて形成する
とよい(図4参照)。高輝度メタリック層2を薄膜に形
成することにより、ほとんどのアルミニウムフレーク
は、高輝度メタリック層2表面に対しほぼ平行に配列す
る。また、高輝度メタリック層2は薄膜層を何層も重ね
て厚みを5μm以上にするのがより好ましい。高輝度メ
タリック層2の厚みが5μmより少ないと、充分な立体
感が得られないからである。すなわち、図6(c)に示
すように、メタリック層中に入ってきた光はアルミニウ
ムフレークの浮き沈みによって深さの異なる面で反射さ
れ、立体感を現出するからである。
【0019】また、ノンリーフィングタイプのアルミニ
ウムフレークの動きの自由度を抑制するには、メタリッ
クインキ中の溶剤濃度を高くしたり、溶剤として容易に
飛散しやすいものを選択したりすることも効果的であ
る。すなわち、溶剤飛散時の急激な粘度上昇によりアル
ミニウムフレークの動き自体を抑制し、アルミニウムフ
レークを高輝度メタリック層2表面に対しほぼ平行に配
列させることができる。容易に飛散しやすい有機溶剤と
しては、アセトン、メチルエチルケトン、トルエンなど
がある。また、溶剤濃度は70〜85%程度が好ましい。溶
剤濃度が70%より低いと、溶剤飛散後の高輝度メタリッ
ク層2中の固形分が多すぎて、アルミニウムフレークの
動き自体を抑制しにくく、また、85%より高いと、一層
中に含まれるアルミニウムフレークが少なすぎて所望の
金属光沢模様を得にくくなる。さらに、樹脂バインダー
として重合度の高いものを選択することにより、高輝度
メタリック層2中の固形分を少なく(20%以下)するこ
とができる。
【0020】さらに、ノンリーフィングタイプのアルミ
ニウムフレークの動きの自由度を抑制するには、メタリ
ックインキ中に球状微粒子7を添加するとよい(図5参
照)。球状微粒子7は、球状の微粒子であり、球状とは
最長径の長さが最短径の長さの10倍以下であり、角張っ
ていたり、尖っていたりしないことを意味するものとす
る(したがって、鱗片状のものは含まない)。球状微粒
子7は、透明またはメタリック色を用いるとよい。球状
微粒子7は、メタリック色を損なわない色であればよ
く、透明またはメタリック色に限定されるものではな
い。球状微粒子7としては、粒径が10μm以下のシリカ
ゲル、硫酸バリウムなどの体質顔料や、粒径が20μm以
下の球状ガラスビーズ、球状ベンゾグアナミン樹脂粒子
などがある。球状微粒子7をメタリックインキに添加す
ることによって、アルミニウムフレークと他のアルミニ
ウムフレークとの間、あるいは、アルミニウムフレーク
と高輝度メタリック層2の表面または底面との間に一定
の間隔を保ち、アルミニウムフレークの動き自体を抑制
し、高輝度メタリック層2表面に対しほぼ平行に配列さ
せることができる。
【0021】なお、ノンリーフィングタイプのアルミニ
ウムフレークの動きの自由度を抑制するには、高輝度メ
タリック層2を薄膜に形成し何層も重ねること、また、
メタリックインキ中の溶剤濃度を高くしたり、溶剤とし
て容易に飛散しやすいものを選択したりすること、メタ
リックインキ中に球状微粒子7を添加することなどを組
み合せてもよい。
【0022】上記のように、高輝度メタリック層2にノ
ンリーフィングタイプのアルミペーストを使用し、か
つ、アルミニウムフレークを高輝度メタリック層2表面
に対しできるだけ平行に配列することが、この発明の高
輝度メタリック層2では非常に容易に達成できる。ま
た、高輝度メタリック層2にノンリーフィングタイプの
アルミペーストを使用し、かつ、アルミニウムフレーク
を高輝度メタリック層2表面に対しできるだけ平行に配
列したインサートフィルムを用いて得られたインサート
成形品は、高輝度メタリック層2中のアルミニウムフレ
ークが高輝度メタリック層2表面に対し平行に配列して
おり、また、高輝度メタリック層2が基体シートにより
覆われ保護されているので、高輝度メタリック層2面か
らアルミニウムフレークが突出してしまうことがない
(図9参照)。
【0023】高隠蔽性メタリック層3は、その中に含ま
れる金属粉末6により、金属光沢模様を現出するととも
に隠蔽性を発揮し、インサート成形後、下地となる樹脂
成形品9の表面を隠蔽し、下地に影響されずに所望の金
属色および光沢を現出するものである。
【0024】高隠蔽性メタリック層3は、金属粉末6、
樹脂バインダー、溶剤などからなるメタリックインキを
用い、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン
印刷法などの通常の印刷法や、グラビアコート法、ロー
ルコート法、コンマコート法などのコート法により、高
輝度メタリック層2上に積層する。
【0025】高隠蔽性メタリック層3に所望の隠蔽性を
発揮させるためには、平均粒径が10〜20μmの比較的細
かい金属粉末を用いることが好ましい。金属粉末として
は、アルミニウム、黄銅、金、銀、ニッケル、硫化亜
鉛、鉛などを用いることができる。
【0026】金属粉末6としては、高輝度メタリック層
2と同様に、アルミニウムフレークを有機溶剤または水
でペースト状にしたもの(以下、アルミペーストとす
る)を用いることができ、また、アルミニウムフレーク
としては、高輝度メタリック層2と同様に、ノンリーフ
ィングタイプのアルミニウムフレークを用いることがで
きる。ただし、高隠蔽性メタリック層3は、インサート
成形後、高輝度メタリック層2の下層となるので、ノン
リーフィングタイプとリーフィングタイプのどちらを用
いてもよい。
【0027】また、明るさや隠蔽性をより一層高めるた
めに、高隠蔽性メタリック層3の上に白やグレーの顔料
を用い、隠蔽層4を設けることもできる(図2参照)。
隠蔽層4は、白やグレーの顔料、樹脂バインダー、溶剤
などからなるインキを用い、オフセット印刷法、グラビ
ア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法や、グ
ラビアコート法、ロールコート法、コンマコート法など
のコート法により、基体シート上に積層する。
【0028】接着層5は、高隠蔽性メタリック層3と樹
脂成形品9との接着性、または、隠蔽層4と樹脂成形品
9との接着性が悪い場合に、高隠蔽性メタリック層3
面、または、隠蔽層4面に設ける(図1、図2参照)。
接着層5としては接着剤や接着フィルムを用いることが
できる。接着剤としては、アクリル樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エチレンブチ
ルアルコール樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体などを用いることができ
る。接着層5などの形成方法としては、オフセット印刷
法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印
刷法や、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコ
ート法などのコート法を採用することができる。また、
接着層5として、接着フィルムを高隠蔽性メタリック層
3面、または、隠蔽層4面にラミネートして用いること
もできる。接着フィルムは、たとえば未延伸ポリプロピ
レンフィルムを用い、ドライラミネート方式にて積層す
ることができる。
【0029】基体シート1上に上記の高輝度メタリック
層2、高隠蔽性メタリック層3、隠蔽層4および接着層
5などを順次積層し、インサートフィルム8を得る。
【0030】この発明のインサート成形品の製造方法
は、前記したインサートフィルム8を使用して、インサ
ート成形法にて製造するものである。つまり、インサー
トフィルム8を射出成形用金型内に配置し、型閉めした
後に溶融樹脂13を金型内に射出し、樹脂を固化させる
ことにより、インサートフィルム8の基体シート1がイ
ンサート成形品の表面となるように、インサートフィル
ム8を樹脂成形品6に接着するものである(図7、図8
参照)。
【0031】この製造方法に用いる射出成形用金型は、
可動型10と固定型11とからなる。射出成形用金型内
にインサートフィルムを配置する際、枚葉のインサート
フィルムを1枚ずつ送り込んで配置してもよいし、長尺
のインサートフィルムの必要部分を間欠的に送り込んで
配置してもよい。長尺のインサートフィルムを使用する
場合、位置決め機構を有する送り装置(図示せず)を使
用して、インサートフィルムの図柄層と成形用金型との
見当が一致するようにするとよい。また、インサートフ
ィルムを間欠的に送り込んで配置する際に、インサート
フィルムの位置をセンサー(図示せず)で検出した後に
インサートフィルムを可動型と固定型とで固定するよう
にすれば、常に同じ位置でインサートフィルムを固定す
ることができ、図柄層の図柄の位置ずれが生じないので
便利である。インサートフィルム8は、成形用金型内に
配置する際、射出口12側に、インサートフィルム8の
基体シート1側の面とは反対側の面が対向するように配
置する。インサートフィルムを配置した後、真空吸引や
加熱などによりインサートフィルムを可動型10の凹部
の内面に密着させる(図7参照)。その後、射出成形用
金型を閉じ、固定型に設けた射出口12より溶融樹脂1
3を金型内に射出充満させ、樹脂を固化させ、樹脂成形
品9を形成するのと同時にその面にインサートフィルム
8を接着させる(図8参照)。樹脂成形品9冷却した
後、成形用金型を開いてインサート成形品を取り出す。
【0032】
【実施例】
実施例1 厚さ200μmのメタクリル酸メチルフィルムを基体シー
トとし、次に示す組成の高輝度メタリック層、高隠蔽性
メタリック層、隠蔽層および接着層をグラビア印刷法に
より順次積層し、インサートフィルムを得た。なお、高
輝度メタリック層は、厚さ5μmの一層構成とした。 高輝度メタリック層 バインダー ポリ塩化ビニル樹脂 13部 金属粉末 平均粒径32μmノンリーフィングアルミニウムフレーク 3.5部 球状微粒子 平均粒径4μm微粉シリカ 0.5部 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 83部 高隠蔽性メタリック層 バインダー ポリ塩化ビニル樹脂 13部 金属粉末 平均粒径14μmノンリーフィングアルミニウムフレーク 4部 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 83部 隠蔽層 バインダー ポリ塩化ビニル樹脂 20部 顔料 酸化チタン、カーボンブラック 15部 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 65部 接着剤 バインダー 塩素化ポリプロピレン樹脂 25部 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 75部
【0033】このインサートフィルムを用い、インサー
ト成形法により金属光沢模様を有する樹脂性ホイールキ
ャップを得た。まず、可動型と固定型とからなる射出成
形用金型内に配置し、インサートフィルムを95℃で加熱
しながら真空吸引し、可動型の凹部に密着させた。型閉
めした後に、金型温度を40℃〜60℃に保ちながら、220
℃〜250℃に加熱されたポリプロピレン樹脂からなる溶
融樹脂を金型内に射出し、樹脂を固化させ、樹脂成形品
にインサートフィルムの図柄層面を接着させた(図8参
照)。
【0034】実施例2 厚さ200μmのメタクリル酸メチルフィルムを基体シー
トとし、次に示す組成の高輝度メタリック層、高隠蔽性
メタリック層、隠蔽層をグラビア印刷法により順次積層
し、さらに、接着フィルムとして厚さ30μmの未延伸ポ
リプロピレンフィルムをドライラミネート方式にて隠蔽
層上に積層し、インサートフィルムを得た。なお、高輝
度メタリック層は、180線3色刷りグラビア印刷機を用
い、一層の厚さが2μmの薄膜層を三層重ね刷りし、合
計の厚さが6μmになるようにした。 高輝度メタリック層 バインダー ポリ塩化ビニル樹脂 13部 金属粉末 平均粒径32μmノンリーフィングアルミニウムフレーク 3.5部 球状微粒子 平均粒径4μm微粉シリカ 0.5部 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 83部 高隠蔽性メタリック層 バインダー ポリ塩化ビニル樹脂 13部 金属粉末 平均粒径14μmノンリーフィングアルミニウムフレーク 4部 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 83部 隠蔽層 バインダー ポリ塩化ビニル樹脂 20部 顔料 酸化チタン、カーボンブラック 15部 溶剤 メチルエチルケトン/トルエン=1/1 65部
【0035】このインサートフィルムを用い、インサー
ト成形法により金属光沢模様を有する樹脂性ホイールキ
ャップを得た。まず、可動型と固定型とからなる射出成
形用金型内に配置し、インサートフィルムを95℃で加熱
しながら真空吸引し、可動型の凹部に密着させた。型閉
めした後に、金型温度を40℃〜60℃に保ちながら、220
℃〜250℃に加熱されたポリプロピレン樹脂からなる溶
融樹脂を金型内に射出し、樹脂を固化させ、樹脂成形品
にインサートフィルムの図柄層面を接着させた(図8参
照)。
【0036】実施例1および実施例2の樹脂性ホイール
キャップは、いずれも、高輝度および隠蔽性を有する金
属光沢模様が施されたものとなった。
【0037】
【発明の効果】この発明のインサートフィルムは、厚み
が20μm以上で光線透過率が85%以上の透明な基体シー
ト上に高輝度メタリック層と高隠蔽性メタリック層とが
順次積層された構成を有する。また、この発明のインサ
ート成形品の製造方法は、インサートフィルムを、射出
成形用金型内に配置し、型閉めした後に溶融樹脂を金型
内に射出し、樹脂を固化させることにより、基体シート
がインサート成形品の表面となるように、インサートフ
ィルムを樹脂成形品に接着する構成である。したがっ
て、この発明のインサートフィルムを用い、この発明の
インサート成形品の製造方法により得られたインサート
成形品は、樹脂成形品表面が高隠蔽性メタリック層によ
り隠蔽され、また、表面から見ると、基体シートを通し
て高輝度メタリック層が見える。すなわち、高輝度メタ
リック層が高輝度を発揮し、高隠蔽性メタリック層が隠
蔽性を発揮することにより、この発明により得られたイ
ンサート成形品は、高輝度および隠蔽性を有するものと
なる。
【0038】また、この発明のインサートフィルムは、
厚みが20μm以上で光線透過率が85%以上の透明な基体
シート上に高輝度メタリック層と高隠蔽性メタリック層
とが順次積層された構成を有する。また、この発明のイ
ンサート成形品の製造方法は、インサートフィルムを、
射出成形用金型内に配置し、型閉めした後に溶融樹脂を
金型内に射出し、樹脂を固化させることにより、基体シ
ートがインサート成形品の表面となるように、インサー
トフィルムを樹脂成形品に接着する構成である。したが
って、この発明のインサートフィルムを用い、この発明
のインサート成形品の製造方法により得られたインサー
ト成形品は、メタリック層が、厚さ20μm以上の分厚い
基体シートに覆われており、また、基体シートの表面は
凹凸のないフラットな面である。すなわち、アルミニウ
ムフレークが表面に露出しておらず、また、基体シート
面がフラットな面なので、経時的に基体シートが剥がれ
て、アルミニウムフレークが表面に露出することはほと
んどなく、さらに、表面が傷ついた場合でも、傷が高輝
度メタリック層や高隠蔽性メタリック層に達しにくい。
【0039】さらに、この発明のインサート成形品の製
造方法は、インサートフィルムを、射出成形用金型内に
配置し、型閉めした後に溶融樹脂を金型内に射出し、樹
脂を固化させることにより、基体シートがインサート成
形品の表面となるように、インサートフィルムを樹脂成
形品に接着する構成であるので、生産性が良く量産に適
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のインサートフィルムの一実施例を
示す模式断面図である。
【図2】 この発明のインサートフィルムの他の実施例
を示す模式断面図である。
【図3】 メタリック層中のアルミニウムフレークの状
態を示す模式断面図である。
【図4】 この発明の高輝度メタリック層の一実施例を
示す模式断面図である。
【図5】 この発明の高輝度メタリック層の他の実施例
を示す模式断面図である。
【図6】 メタリック層中のアルミニウムフレークの状
態と、メタリック層中に侵入してきた光の反射について
説明する模式断面説明図である。
【図7】 この発明のインサート成形品の製造方法の一
工程を示す模式断面図である。
【図8】 この発明のインサート成形品の製造方法の一
工程を示す模式断面図である。
【図9】 この発明のインサートフィルムを用いて、こ
の発明のインサート成形品の製造方法により製造された
インサート成形品の一実施例を示す模式断面図である。
【図10】 従来例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 基体シート 2 高輝度メタリック層 3 高隠蔽性メタリック層 4 隠蔽層 5 接着層 6 金属粉末 7 球状微粒子 8 インサートフィルム 9 樹脂成形品 10 可動型 11 固定型 12 射出口 13 溶融樹脂
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B32B 27/00 - 27/42

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚みが20μm以上で光線透過率が85%以
    上の透明な基体シート上に、金属粉末を含有する高輝度
    メタリック層と、金属粉末を含有する高隠蔽性メタリッ
    ク層とが、順次積層されたことを特徴とするインサート
    フィルム。
  2. 【請求項2】 厚みが20μm以上で光線透過率が85%以
    上の透明な基体シート上に、平均粒径が14〜40μmの金
    属粉末を含有する高輝度メタリック層と、平均粒径が5
    〜20μmの金属粉末を含有する高隠蔽性メタリック層と
    が、順次積層されたことを特徴とするインサートフィル
    ム。
  3. 【請求項3】 厚みが20μm以上で光線透過率が85%以
    上の透明な基体シート上に、平均粒径が14〜40μmのア
    ルミニウムフレークを含有する高輝度メタリック層と、
    平均粒径が5〜20μmのアルミニウムフレークを含有す
    る高隠蔽性メタリック層とが、順次積層されたことを特
    徴とするインサートフィルム。
  4. 【請求項4】 高輝度メタリック層に含有されるアルミ
    ニウムフレークがノンリーフィングタイプのアルミニウ
    ムフレークである請求項3に記載のインサートフィル
    ム。
  5. 【請求項5】 高輝度メタリック層のIV値が220以上
    である請求項1〜請求項4のいずれかに記載のインサー
    トフィルム。
  6. 【請求項6】 高輝度メタリック層が球状微粒子を含有
    する請求項1〜請求項5のいずれかに記載のインサート
    フィルム。
  7. 【請求項7】 高輝度メタリック層の厚みが5μm以上
    である請求項1〜請求項6のいずれかに記載のインサー
    トフィルム。
  8. 【請求項8】 高隠蔽性メタリック層上に隠蔽層が積層
    された請求項1〜請求項7のいずれかに記載のインサー
    トフィルム。
  9. 【請求項9】 最上層に接着層が積層された請求項1〜
    請求項8のいずれかに記載のインサートフィルム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかに記載
    のインサートフィルムを、射出成形用金型内に配置し、
    型閉めした後に溶融樹脂を金型内に射出し、樹脂を固化
    させることにより、基体シートがインサート成形品の表
    面となるように、インサートフィルムを樹脂成形品に接
    着することを特徴とするインサート成形品の製造方法。
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