JP3494527B2 - 艶消しインサート成形品およびその製造方法 - Google Patents
艶消しインサート成形品およびその製造方法Info
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Description
にインサートフィルムを一体化させたインサート成形品
およびその製造方法に関する。より詳しくは、家電機
器、自動車部品やその他の製品に用いるインサート成形
品として、表面に大きさの異なる2種類の凹凸を設ける
ことにより、表面傷付き性に強く、汚れが付きにくいイ
ンサート成形品とその製造方法に関する。
成形品の形成と同時にその表面を艶消し表面とする技術
がある。表面に艶消し加工を施した基体シートの表面
に、剥離層、図柄層、接着剤層を順次形成した転写材
を、インモールド成形用金型内に配置し、転写材の接着
剤層側から金型内に樹脂を射出することにより、樹脂成
形品を形成するとともにその表面に転写材の接着剤層を
接着させ、型開きし、基体シートを転写層から剥離する
ものである。このようにして得られたインモールド成形
品は、樹脂成形品上に接着剤層、図柄層、剥離層が順次
形成され、基体シートから写し取られた凹凸が剥離層表
面に形成された艶消しインモールド成形品となった(図
11参照)。
インモールド成形品は、表面の艶消し部分を爪などで引
っかくと簡単にスジが入るような、いわゆる表面傷付き
性に弱いものであった。また、手で触ると指紋が艶消し
表面に残って取れにくくなるという問題もあった。これ
は艶消し部分の微細な凹凸による光の散乱程度が、手の
皮脂などの汚れが付着することにより変化するためと考
えられる。つまり、すりガラスの凹凸面に水をつける
と、水がつかなかった部分と艶消し状態に差が生じるの
と同様の現象である。さらに、艶消しインモールド成形
品は、剥離層面が表面となるので、表面が傷付いた場合
に、その傷が剥離層の裏側の図柄層に達しやすく、図柄
層に傷が付くことがあった。
き性に強く、汚れが付きにくく、図柄層に傷が付きにく
い艶消しインサート成形品とその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
するために、この発明の艶消しインサート成形品は、表
面に微細凹凸を有するインサートフィルムが樹脂成形品
表面に一体化されたインサート成形品において、インサ
ートフィルムの微細凹凸よりも大きい凹凸が樹脂成形品
表面に設けられた構成にした。また、基体シートの最外
表面に微細凹凸層が設けられてなるインサートフィルム
が、樹脂成形品表面に一体化されたインサート成形品に
おいて、インサートフィルムの微細凹凸よりも大きい凹
凸が樹脂成形品表面に設けられた構成にしてもよい。ま
た、微細凹凸層が、電離放射線硬化樹脂よりなる構成に
してもよい。また、微細凹凸層が、電離放射線硬化樹脂
よりなりマット剤を含有する構成にしてもよい。また、
微細凹凸層が、熱硬化樹脂よりなる構成にしてもよい。
また、微細凹凸層が、熱硬化樹脂よりなりマット剤を含
有する構成にしてもよい。
の製造方法は、表面に微細凹凸を有するインサートフィ
ルムを、インサートフィルムの微細凹凸よりも大きい凹
凸を有する金型内に、インサートフィルムの表面が金型
の凹凸面に対向するように配置し、インサートフィルム
の裏面側から金型内に樹脂を射出することにより、樹脂
成形品を形成するとともにその表面にインサートフィル
ムを一体化させる構成にした。
明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1
は、この発明の艶消しインサート成形品を示す模式断面
図である。図2および図3はそれぞれ、この発明の艶消
しインサート成形品に用いるインサートフィルムの一実
施例を示す模式断面図である。図4は、この発明の艶消
しインサート成形品の製造方法の一工程を示す模式断面
図である。図5〜図10はそれぞれ、この発明の艶消し
インサート成形品に用いるインサートフィルムの一実施
例を示す模式断面図である。図中、1は樹脂成形品、2
はインサートフィルム、3は凹凸、4は微細凹凸、5は
基体シート、6は微細凹凸層、7は図柄層、8は接着
層、10はキャビティ型、11はコア型、12は樹脂射
出口を示している。
凸4を有するインサートフィルム2を樹脂成形品1表面
に一体化させ、インサートフィルム2の微細凹凸4より
も大きい凹凸3を樹脂成形品1表面に設けてなる(図1
参照)。インサートフィルム2は表面に微細凹凸4を有
し、インサート成形品表面に艶消し意匠を施すことがで
きる。
レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの
金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロ
ース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、
通常のインサートフィルムの基体シートとして用いられ
るものを使用することができる。基体シート5は、着色
シートでも無着色シートであってもよい。また、基体シ
ートを通して裏面に形成した図柄層や樹脂成形品を見え
るようにする場合は、上記の樹脂シートまたはセルロー
ス系シートのうち、透明または半透明のシートを用いれ
ばよい。
を設けるには、基体シート5として表面に微細凹凸を有
するシートを用いるか(図2参照)、あるいは、艶表面
を有する基体シート5の最外表面に後から微細凹凸層6
を設けるとよい(図3参照)。また、表面に微細凹凸を
有する基体シート5の最外表面に、後から部分的な微細
凹凸層6を設けてもよい(図9、図10参照)。この場
合、基体シート5自体の微細凹凸と、後から設ける微細
凹凸層6の凹凸を異なる大きさにすることにより、イン
サートフィルム2表面に異なる2段階の微細凹凸を設け
ることができる。なお、凹凸の大きさとは、凹部の深さ
あるいは凸部の高さや、凸部と凸部との間隔の広さなど
をもっていう。
上記した樹脂シートの成膜時に、体質顔料やポリマービ
ーズ、弾性体樹脂粉体などの微粉末を練り込んだシート
や、上記した樹脂シートの表面にサンドブラスト法やケ
ミカルエッチング法または凹凸を有するエンボスロール
の圧接などの物理的手段により微細凹凸を設けたシート
がある。
後から微細凹凸層6を設ける方法としては、基体シート
5の表面に、シリカ、炭酸カルシウムなどの体質顔料
や、ポリエチレンワックス、ポリマービーズ、ビーズ顔
料などのマット剤を添加させた樹脂を用い微細凹凸層6
を設ける方法がある。この場合、樹脂としては可塑性樹
脂、可塑性エラストマー、ゴムや硬化性樹脂が用いられ
る。硬化性樹脂としては紫外線硬化性樹脂、電子線硬化
性樹脂などの電離放射線硬化樹脂または熱硬化樹脂など
がある。それぞれ電離放射線を照射したりまたは加熱し
て硬化させるとよい。艶表面を有する基体シート5に後
から微細凹凸を形成する別の方法としては、紫外線硬化
性樹脂、電子線硬化性樹脂などの電離放射線硬化樹脂を
基体シート5上に積層し、微細凹凸版を圧接した後に、
電離放射線を照射して硬化させて微細凹凸層6を設ける
方法がある。また、熱硬化性樹脂を基体シート5上に積
層し、微細凹凸版を圧接した後に、加熱して硬化させて
微細凹凸層6を設ける方法がある。なお、硬化性樹脂を
用いると、インサート成形時の成形樹脂の熱圧により、
微細凹凸4が潰れにくいものとなる。微細凹凸層6の形
成方法としては、グラビアコート法、ロールコート法、
コンマコート法などのコート法、グラビア印刷法、スク
リーン印刷法などの印刷法がある。なお、微細凹凸層6
を基体シート5やその他の層に強固に固着させるため
に、アンカー層を設けることもある。
外表面に、後から部分的な微細凹凸層6を設ける場合
も、艶表面を有する基体シート5に設ける場合と同様に
する。また、微細凹凸層6は1種類だけでもよいし、大
きさの異なる2種類以上の微細凹凸層6を設けることに
より、インサートフィルム2表面に異なる2段階以上の
微細凹凸4を設けることができる(図6参照)。
てもよいし(基体シート5の全面に微細凹凸を有するシ
ートを用いることも含む)、部分的に設け(基体シート
5の部分面に微細凹凸を有するシートを用いることも含
む)、図柄や樹脂成形品の形状などのデザインと組み合
わせるようにして、艶消し部分と艶部分とを表現するよ
うにしてもよい。
小さいものであり、0.1〜80μm程度の大きさが好まし
い。たとえば、0.1μm以下の場合、艶消し効果が少な
く、また、80μm以上の場合、凹凸3と組合せても艶消
し効果が認めにくく、さらに、マット剤を用いる場合、
80μm以上のマット剤を基体シートに練り込んだり、80
μm以上のマット剤を含む樹脂を用いて微細凹凸層6を
印刷形成することは困難なため前記の範囲が好ましい。
応じて図柄層7を設けてもよい。図柄層7は、基体シー
ト5面に、通常は印刷層として形成する。印刷層の材質
としては、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタ
ン系樹脂、セルロースエステル系樹脂、アルキド樹脂な
どの樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料
を着色剤として含有する着色インキを用いるとよい。印
刷層の形成方法としては、オフセット印刷法、グラビア
印刷法、スクリーン印刷法などの通常の印刷法などを用
いるとよい。特に、多色刷りや階調表現を行うには、オ
フセット印刷法やグラビア印刷法が適している。また、
単色の場合には、グラビアコート法、ロールコート法、
コンマコート法などのコート法を採用することもでき
る。印刷層は、表現したい図柄に応じて、全面的に設け
る場合や部分的に設ける場合もある(図7、図8参
照)。また、図柄層7は、金属薄膜層からなるもの、あ
るいは印刷層と金属薄膜層との組み合わせからなるもの
でもよい。金属薄膜層は、図柄層として金属光沢を表現
するためのものであり、真空蒸着法、スパッターリング
法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成する。
合には、インサート成形後、図柄層7が基体シート5に
よって保護されるので、表面が傷付いた場合に、その傷
が基体シート5の裏側の図柄層7に達しにくく、図柄層
に傷が付きにくいものとなる。なお、樹脂成形品1自体
の色や模様を生かす場合、基体シート5や微細凹凸層6
が着色層の場合などで、図柄を必要としない場合は図柄
層7を設ける必要はない(図5参照)。
接着層8を設けてもよい。接着層8は、インサートフィ
ルム2を樹脂成形品に固着させるものである。接着層8
としては、樹脂成形品の素材に適した感熱性あるいは感
圧性の樹脂を適宜使用する。たとえば、樹脂成形品の材
質がアクリル系樹脂の場合はアクリル系樹脂を用いると
よい。また、樹脂成形品の材質がポリフェニレンオキシ
ド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ス
チレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の
場合は、これらの樹脂と親和性のあるアクリル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用すれ
ばよい。さらに、樹脂成形品の材質がポリプロピレン樹
脂の場合は、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体樹脂、環化ゴム、クマロンイン
デン樹脂が使用可能である。接着層8の形成方法として
は、グラビアコート法、ロールコート法、コンマコート
法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法
などの印刷法がある。
インサートフィルムの裏面に形成する(図1参照)。樹
脂成形品1は、透明、半透明、不透明のいずれでもよ
い。また、樹脂成形品1は、着色されていても、着色さ
れていなくてもよい。樹脂としては、ポリスチレン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、A
N樹脂などの汎用樹脂を挙げることができる。また、ポ
リフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリカーボネート変性ポリフェニレンエーテル樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂などの
汎用エンジニアリング樹脂やポリスルホン樹脂、ポリフ
ェニレンサルファイド系樹脂、ポリフェニレンオキシド
系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹
脂、ポリイミド樹脂、液晶ポリエステル樹脂、ポリアリ
ル系耐熱樹脂などのスーパーエンジニアリング樹脂を使
用することもできる。さらに、ガラス繊維や無機フィラ
ーなどの補強材を添加した複合樹脂も使用できる。
面に微細凹凸4を有するインサートフィルム2を、イン
サートフィルム2の微細凹凸4よりも大きい凹凸を有す
る金型内に、インサートフィルムの表面が金型の凹凸面
に対向するように配置し、インサートフィルム2の裏面
側から金型内に樹脂を射出することにより、樹脂成形品
1を形成するとともにその表面にインサートフィルム2
を一体化させるものである。
トフィルムを1枚づつ金型内に送り込んでもよいし、長
尺のインサートフィルムの必要部分を間欠的に送り込ん
でもよい。また、インサートフィルム2は、裏面側に樹
脂成形品1を形成した後で、樹脂成形品1に沿って余分
な部分を切り離してもよいし、あるいは、インサートフ
ィルム2をあらかじめ指定の大きさに切り抜いておい
て、一枚づつ金型内に送り込んでもよい。
ャビティを形成する一対のキャビティ型10とコア型1
1とからなる。金型内のキャビティ型10とコア型11
のどちらか一方のキャビティ面には、凹凸が設けられて
いる(図4参照)。この凹凸の大きさは、インサートフ
ィルム2の微細凹凸4よりも大きくする。この発明の艶
消しインサート成形品は、表面に大きさの異なる2種類
の凹凸を設けることにより、表面傷付き性に強く、汚れ
が付きにくくすることに特徴があり、そのために、樹脂
成形品1表面に凹凸3設けるための金型内の凹凸は、イ
ンサートフィルム表面の微細凹凸4より大きい凹凸とす
るものである。また、金型内のキャビティ型10とコア
型11のどちらか、凹凸が設けられていない方のキャビ
ティ面には、樹脂射出口12を設ける(図4参照)。
ィ面には、インサート成形時、樹脂成形品の樹脂が直接
接するのではなく、インサートフィルムが挟み込まれる
ので、あまり細かい凹凸を形成すると、樹脂成形品に凹
凸表面を形成することができない。そこで、金型内の凹
凸の大きさは、0.3μm以上とするのが好ましい。ま
た、金型内の凹凸の大きさは3μm以上とするのがより
好ましい。3μmより小さい場合、金型内の凹凸により
樹脂成形品表面に設けられる凹凸3は、インサートフィ
ルムの微細凹凸4と組合せても艶消し効果が認めにくい
からである。さらに、特に制限するものではないが、金
型内の凹凸の大きさは2mm以下が好ましい。2mmより大き
い場合、樹脂成形品の肉厚を厚くする必要があり、よほ
ど大型の製品でない限り、艶消し効果を目的としてこれ
以上の凹凸を設けることは、現実性がないからである。
面が金型内の凹凸が設けられたキャビティ面に対向する
ように配置し型閉めする(図4参照)。次に、凹凸が設
けられていない方のキャビティ面に設けられた樹脂射出
口12から、キャビティ内に樹脂を射出して、樹脂成形
品1を形成するとともにその表面にインサートフィルム
2を一体化させる。冷却後、金型を開いてインサート成
形品を取り出す。取り出したインサート成形品は、表面
に微細凹凸4を有するインサートフィルム2が樹脂成形
品1表面に一体化され、金型内の凹凸により、インサー
トフィルム2の微細凹凸4よりも大きい凹凸3が樹脂成
形品1表面に設けられた艶消しインサート成形品となる
(図1参照)。
レート樹脂からなる基体シートの裏面に、塩ビ−ウレタ
ン混合樹脂よりなる接着層を設けたインサートフィルム
を、キャビティ型のキャビティ面に深度約3〜50μmの
凹凸が形成された金型内に、インサートフィルムの表面
がキャビティ型側になるように配置し、コア型に設けら
れた樹脂射出口から溶融されたアクリル透明樹脂を金型
内に射出し、冷却後、インサート成形品を金型から取り
出した。得られたインサート成形品は、艶消し効果に優
れ、表面傷付き性に強く、汚れが付きにくい艶消しイン
サート成形品となった。
基体シートの表面に、5〜10μmのアクリルビーズを混
合したアクリル−メラミン熱硬化樹脂よりなるインキを
用い部分的に微細凹凸層を設け、180℃、30秒加熱して
インキを硬化させ、次に裏面にウレタンインキで図柄層
を設け、最外裏面にポリエステル樹脂により接着層を設
けインサートフィルムを得た。このインサートフィルム
を、キャビティ型のキャビティ面に深度約50〜300μm
の凹凸が形成された金型内に、インサートフィルムの表
面がキャビティ型側になるように、また、金型内の凹凸
とインサートフィルムの微細凹凸を設けた位置が重なる
ように配置し、コア型に設けられた樹脂射出口から溶融
された透明ABS樹脂を金型内に射出し、冷却後、イン
サート成形品を金型から取り出した。得られたインサー
ト成形品は、艶消し部分と艶部分とを有し、表面傷付き
性に強く、汚れが付きにくい部分艶消しインサート成形
品となった。実施例2のインサート成形品は、表面傷付
き性に強く、たとえ、表面に傷が付いたとしても、図柄
層が厚さ38μmの基体シートにより保護されているの
で、図柄層まで傷が達しにくいものとなった。
表面に微細凹凸を有するインサートフィルムが樹脂成形
品表面に一体化されたインサート成形品において、イン
サートフィルムの微細凹凸よりも大きい凹凸が樹脂成形
品表面に設けられた構成なので、艶消し効果が優れてい
る。また、たとえば爪で表面を引っかいた場合、爪は大
きい凹凸の凸部に先に接触し、微細凹凸は保護される。
大きい凹凸は微細凹凸より潰れにくい。したがって、こ
の発明の艶消しインサート成形品は、表面傷付き性に優
れている。さらに、たとえば汚れた指先で表面に触れた
場合、指先は大きい凹凸の凸部に先に接触し、微細凹凸
の凹部に汚れが入りにくい。したがって、この発明の艶
消しインサート成形品は、汚れが付きにくい。
面に微細凹凸を有するインサートフィルムが樹脂成形品
表面に一体化されたインサート成形品において、インサ
ートフィルムの微細凹凸よりも大きい凹凸が樹脂成形品
表面に設けられた構成なので、次の相乗効果を発揮す
る。すなわち、微細凹凸とそれより大きい凹凸とが組み
合わされたことにより艶消し効果が増し、また、組み合
わされたことにより微細凹凸の凸部の向きがそれぞれ異
なる方向となり、光の乱反射が大きくなりさらに艶消し
効果が増すものである。
は、表面に微細凹凸を有するインサートフィルムを、イ
ンサートフィルムの微細凹凸よりも大きい凹凸を有する
金型内に、インサートフィルムの表面が金型の凹凸面に
対向するように配置し、インサートフィルムの裏面側か
ら金型内に樹脂を射出することにより、樹脂成形品を形
成するとともにその表面にインサートフィルムを一体化
させるので、上記のインサート成形品を容易に得ること
ができる。
す模式断面図である。
インサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
インサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
法の一工程を示す模式断面図である。
インサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
インサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
インサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
インサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
インサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
るインサートフィルムの一実施例を示す模式断面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 表面に微細凹凸を有するインサートフィ
ルムが樹脂成形品表面に一体化されたインサート成形品
において、インサートフィルムの微細凹凸よりも大きい
凹凸が樹脂成形品表面に設けられたことを特徴とする艶
消しインサート成形品。 - 【請求項2】 基体シートの最外表面に微細凹凸層が設
けられてなるインサートフィルムが、樹脂成形品表面に
一体化されたインサート成形品において、インサートフ
ィルムの微細凹凸よりも大きい凹凸が樹脂成形品表面に
設けられたことを特徴とする艶消しインサート成形品。 - 【請求項3】 微細凹凸層が、電離放射線硬化樹脂より
なる請求項2に記載の艶消しインサート成形品。 - 【請求項4】 微細凹凸層が、熱硬化樹脂よりなる請求
項2に記載の艶消しインサート成形品。 - 【請求項5】 微細凹凸層が、マット剤を含有する請求
項3または請求項4のいずれかに記載の艶消しインサー
ト成形品。 - 【請求項6】 表面に微細凹凸を有するインサートフィ
ルムを、インサートフィルムの微細凹凸よりも大きい凹
凸を有する金型内に、インサートフィルムの表面が金型
の凹凸面に対向するように配置し、インサートフィルム
の裏面側から金型内に樹脂を射出することにより、樹脂
成形品を形成するとともにその表面にインサートフィル
ムを一体化させることを特徴とする艶消しインサート成
形品の製造方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP10377496A JP3494527B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 艶消しインサート成形品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10377496A JP3494527B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 艶消しインサート成形品およびその製造方法 |
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|---|---|---|---|
| JP10377496A Expired - Lifetime JP3494527B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 艶消しインサート成形品およびその製造方法 |
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