JP3332893B2 - シート材給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート材給送装置及び画像形成装置Info
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- sheet
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
- B65H1/26—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated with auxiliary supports to facilitate introduction or renewal of the pile
- B65H1/266—Support fully or partially removable from the handling machine, e.g. cassette, drawer
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
- G03G15/6502—Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2405/00—Parts for holding the handled material
- B65H2405/30—Other features of supports for sheets
- B65H2405/31—Supports for sheets fully removable from the handling machine, e.g. cassette
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材給送装置
を備えた電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリなど
の画像形成装置に関するものである。
を備えた電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリなど
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシート材給送装置の要部の概略構
成を図7に基づき説明する。
成を図7に基づき説明する。
【0003】画像を形成するためのシート材を支持する
給紙カセット101は、装置本体に装着されている。ま
た、102はカセット101に支持されたシート材の有
無を検知するフォトセンサであって、カセット101に
シート材が無くなると、アクチュエータ102aがカセ
ット101の底板に設けられた穴部101aに落下し
て、フォトセンサ102がONすることによりシート材
が無くなったことを検知することができる。
給紙カセット101は、装置本体に装着されている。ま
た、102はカセット101に支持されたシート材の有
無を検知するフォトセンサであって、カセット101に
シート材が無くなると、アクチュエータ102aがカセ
ット101の底板に設けられた穴部101aに落下し
て、フォトセンサ102がONすることによりシート材
が無くなったことを検知することができる。
【0004】また、カセット101が装置本体に装着さ
れているか否かを検知するカセットセンサ106とその
センサ106に対応するカセット側に突起部101bが
設けられている。
れているか否かを検知するカセットセンサ106とその
センサ106に対応するカセット側に突起部101bが
設けられている。
【0005】カセット101の側面下部にはラック10
3が形成されており、このラック103にはモータ10
4により回転駆動されるピニオン105が噛合してい
る。
3が形成されており、このラック103にはモータ10
4により回転駆動されるピニオン105が噛合してい
る。
【0006】以上の構成により、カセット101に支持
されていたシート材が全て給送され、カセット101に
シート材が無くなると、シート材に当接していたアクチ
ュエータ102aは穴部101aに落下して、アクチュ
エータ102aによって遮断されていたフォトセンサ1
02がONすることにより、シート材無しを検知する。
されていたシート材が全て給送され、カセット101に
シート材が無くなると、シート材に当接していたアクチ
ュエータ102aは穴部101aに落下して、アクチュ
エータ102aによって遮断されていたフォトセンサ1
02がONすることにより、シート材無しを検知する。
【0007】この時、モータ104を一定時間反時計回
り方向に回転させると、ラック103とピニオン105
の噛合により、カセット101は装着されていた装置本
体から自動的に装置外に引き出された状態となる。これ
によって、シート材の使い終わりを一見して認識するこ
とができ、装置の近くにいるユーザにシート材の補給を
促すことができる。
り方向に回転させると、ラック103とピニオン105
の噛合により、カセット101は装着されていた装置本
体から自動的に装置外に引き出された状態となる。これ
によって、シート材の使い終わりを一見して認識するこ
とができ、装置の近くにいるユーザにシート材の補給を
促すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、カセット101にシート材が無いことを検
知した後に、モータ104を駆動させてカセット101
を自動的に引き出すような構成であるため、カセット1
01を引き出すためのモータを設ける必要があり、さら
にその駆動をカセット101に伝達するための伝達部材
としてピニオン103やラック105などの部材も設け
なければならない。
来技術では、カセット101にシート材が無いことを検
知した後に、モータ104を駆動させてカセット101
を自動的に引き出すような構成であるため、カセット1
01を引き出すためのモータを設ける必要があり、さら
にその駆動をカセット101に伝達するための伝達部材
としてピニオン103やラック105などの部材も設け
なければならない。
【0009】また、シート材がカセット101に存在し
ているかを検知する検知センサを設けておく必要がある
ため、カセットの装着を検知するカセットセンサ106
と2つのセンサを設ける必要が生じてしまう。
ているかを検知する検知センサを設けておく必要がある
ため、カセットの装着を検知するカセットセンサ106
と2つのセンサを設ける必要が生じてしまう。
【0010】さらに、通常の画像形成動作と比較して、
カセット101を引き出す動作の動作頻度は多くなく、
また最近の画像形成装置では大量積載のカセット101
が主流となっていることから、以前に比べてシート材を
カセット101に補給する頻度はさらに減少してきてい
る。
カセット101を引き出す動作の動作頻度は多くなく、
また最近の画像形成装置では大量積載のカセット101
が主流となっていることから、以前に比べてシート材を
カセット101に補給する頻度はさらに減少してきてい
る。
【0011】そうしたなかで、カセット101を引き出
すためのモータを装置の駆動モータと別に設け、センサ
を2つ設けるのは部品点数の増加、組立コストの増加に
起因し、製品コストの大きな増加要因となっていた。
すためのモータを装置の駆動モータと別に設け、センサ
を2つ設けるのは部品点数の増加、組立コストの増加に
起因し、製品コストの大きな増加要因となっていた。
【0012】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、シート
材支持手段に支持されたシート材が支持手段に存在しな
くなった際に、ユーザが容易にシート材の補給動作を行
うことができ、装置構成をさらに簡略化したシート材給
送装置及びこのシート材給送装置を備えた画像形成装置
を提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、シート
材支持手段に支持されたシート材が支持手段に存在しな
くなった際に、ユーザが容易にシート材の補給動作を行
うことができ、装置構成をさらに簡略化したシート材給
送装置及びこのシート材給送装置を備えた画像形成装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、装置本体から引き出し可能に設け
られ、シート材を支持するシート材支持手段と、前記シ
ート材支持手段に支持されたシート材に当接して該シー
ト材を給送するシート材給送手段と、シート材を給送す
るための駆動力を前記シート材給送手段に付与する駆動
手段と、を備えたシート材給送装置において、前記シー
ト材支持手段に支持されるシート材が前記シート材給送
手段によって給送され、該シート材が前記シート材支持
手段内に無くなった際に、前記駆動手段の駆動力によ
り、前記シート材支持手段を装置本体から引き出し可能
な方向に移動させることを特徴とする。
に本発明にあっては、装置本体から引き出し可能に設け
られ、シート材を支持するシート材支持手段と、前記シ
ート材支持手段に支持されたシート材に当接して該シー
ト材を給送するシート材給送手段と、シート材を給送す
るための駆動力を前記シート材給送手段に付与する駆動
手段と、を備えたシート材給送装置において、前記シー
ト材支持手段に支持されるシート材が前記シート材給送
手段によって給送され、該シート材が前記シート材支持
手段内に無くなった際に、前記駆動手段の駆動力によ
り、前記シート材支持手段を装置本体から引き出し可能
な方向に移動させることを特徴とする。
【0014】また、前記シート材給送手段がシート材を
給送することで、前記シート材支持手段に支持されるシ
ート材が無くなった際に、前記シート材給送手段が前記
シート材支持手段のシート材を支持するシート材支持面
に当接することにより、前記シート材給送手段が前記シ
ート材支持手段を装置本体から引き出し可能な方向に移
動させることも好適である。
給送することで、前記シート材支持手段に支持されるシ
ート材が無くなった際に、前記シート材給送手段が前記
シート材支持手段のシート材を支持するシート材支持面
に当接することにより、前記シート材給送手段が前記シ
ート材支持手段を装置本体から引き出し可能な方向に移
動させることも好適である。
【0015】また、シート材を給送するための駆動力を
前記シート材給送手段から前記シート材支持手段に伝達
可能な伝達手段を備えることも好適である。
前記シート材給送手段から前記シート材支持手段に伝達
可能な伝達手段を備えることも好適である。
【0016】また、前記伝達手段は、前記シート材給送
手段に設けられ、前記駆動手段の駆動力によって回転す
る給送ギアと、前記シート材支持手段に支持されたシー
ト材に当接し、シート材の量の増減に追従して揺動する
揺動アームに回動可能に保持されたアイドラギアと、前
記シート材支持手段のシート材支持面に設けられたラッ
クとを備え、前記シート材支持手段に支持されたシート
材が前記シート材給送手段に給送されて無くなった際に
前記アイドラギアと前記ラックとが噛合し、前記シート
材給送手段を駆動させる前記駆動手段の駆動力が前記給
送ギアから該ラックに伝達されることで、前記シート材
支持手段が装置本体から引き出し可能な方向に移動する
ことも好適である。
手段に設けられ、前記駆動手段の駆動力によって回転す
る給送ギアと、前記シート材支持手段に支持されたシー
ト材に当接し、シート材の量の増減に追従して揺動する
揺動アームに回動可能に保持されたアイドラギアと、前
記シート材支持手段のシート材支持面に設けられたラッ
クとを備え、前記シート材支持手段に支持されたシート
材が前記シート材給送手段に給送されて無くなった際に
前記アイドラギアと前記ラックとが噛合し、前記シート
材給送手段を駆動させる前記駆動手段の駆動力が前記給
送ギアから該ラックに伝達されることで、前記シート材
支持手段が装置本体から引き出し可能な方向に移動する
ことも好適である。
【0017】また、前記シート材支持手段が装置本体に
装着されているか否かを検知する装着検知手段を備える
ことも好適である。
装着されているか否かを検知する装着検知手段を備える
ことも好適である。
【0018】また、前記装着検知手段の検知に基づい
て、前記シート材支持手段が装置本体から引き出し可能
な方向に移動したことを認識し、前記シート材支持手段
の移動を停止させる制御を行う制御手段を備えることも
好適である。
て、前記シート材支持手段が装置本体から引き出し可能
な方向に移動したことを認識し、前記シート材支持手段
の移動を停止させる制御を行う制御手段を備えることも
好適である。
【0019】また、前記シート材給送手段は、装置本体
に揺動可能に保持された保持部材に設けられた給送ロー
ラであることも好適である。
に揺動可能に保持された保持部材に設けられた給送ロー
ラであることも好適である。
【0020】また、前記シート材支持手段は、シート材
給送方向のシート材先端側にシート材を分離するための
分離傾斜面を備えることも好適である。
給送方向のシート材先端側にシート材を分離するための
分離傾斜面を備えることも好適である。
【0021】画像形成装置にあっては、上記記載のシー
ト材給送装置と、該シート材給送装置から給送されたシ
ート材に画像を形成する画像形成手段とを備えることを
特徴とする。
ト材給送装置と、該シート材給送装置から給送されたシ
ート材に画像を形成する画像形成手段とを備えることを
特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0023】(実施の形態1)図1〜図3を参照して、
第1の実施の形態に係るシート材給送装置を備えた画像
形成装置について説明する。図1は、本発明を用いたシ
ート材給送装置を備える画像形成装置の概略断面図であ
る。なお、本実施の形態では画像形成装置の一例とし
て、レーザービームプリンタを開示している。
第1の実施の形態に係るシート材給送装置を備えた画像
形成装置について説明する。図1は、本発明を用いたシ
ート材給送装置を備える画像形成装置の概略断面図であ
る。なお、本実施の形態では画像形成装置の一例とし
て、レーザービームプリンタを開示している。
【0024】まず、本発明を適用したシート材給送装置
を備えた画像形成装置の構成について説明する。
を備えた画像形成装置の構成について説明する。
【0025】図1に示すように、画像形成装置本体は、
シート材支持手段としての給紙カセット1と給紙カセッ
ト1内のシート材Sを1枚づつ給送するシート材給送手
段としての給送ローラ2,給送されたシート材Sを搬送
する搬送ローラ対10,11からなる給搬送部、画像情
報に基づいた情報光を電子写真感光体50へ照射するス
キャナユニット51,電子写真感光体50に画像を形成
する画像形成手段52,電子写真感光体50に形成され
た画像をシート材Sに転写する転写部53,転写された
画像をシート材Sに定着する定着部54,画像形成装置
の動作制御を行うコントローラ4,不図示の駆動モータ
M等を備えている。
シート材支持手段としての給紙カセット1と給紙カセッ
ト1内のシート材Sを1枚づつ給送するシート材給送手
段としての給送ローラ2,給送されたシート材Sを搬送
する搬送ローラ対10,11からなる給搬送部、画像情
報に基づいた情報光を電子写真感光体50へ照射するス
キャナユニット51,電子写真感光体50に画像を形成
する画像形成手段52,電子写真感光体50に形成され
た画像をシート材Sに転写する転写部53,転写された
画像をシート材Sに定着する定着部54,画像形成装置
の動作制御を行うコントローラ4,不図示の駆動モータ
M等を備えている。
【0026】なお、画像形成手段52は、電子写真感光
体50と、少なくとも1つのプロセス手段を備え、画像
形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジとして
ユニット化されている。
体50と、少なくとも1つのプロセス手段を備え、画像
形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジとして
ユニット化されている。
【0027】ここで、プロセス手段としては、例えば電
子写真感光体50を帯電させる帯電手段、電子写真感光
体50に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真
感光体50の表面に残留するトナーをクリーニングする
ためのクリーニング手段等がある。
子写真感光体50を帯電させる帯電手段、電子写真感光
体50に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真
感光体50の表面に残留するトナーをクリーニングする
ためのクリーニング手段等がある。
【0028】次に、画像形成装置の動作について説明す
る。
る。
【0029】図1において画像形成装置は、画像情報に
基づいた情報光をスキャナユニット51から一次帯電し
ている電子写真感光体50へ照射して、電子写真感光体
50の表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像す
ることにより可視像を形成する。
基づいた情報光をスキャナユニット51から一次帯電し
ている電子写真感光体50へ照射して、電子写真感光体
50の表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像す
ることにより可視像を形成する。
【0030】そして、この可視像の形成と同期して、シ
ート材Sを給紙カセット1から給送ローラ2,搬送ロー
ラ対10,11で画像形成手段52へ給送し、かつ画像
形成手段52の電子写真感光体50に形成したトナー像
を転写部53によってシート材Sに転写する。
ート材Sを給紙カセット1から給送ローラ2,搬送ロー
ラ対10,11で画像形成手段52へ給送し、かつ画像
形成手段52の電子写真感光体50に形成したトナー像
を転写部53によってシート材Sに転写する。
【0031】この像転写後のシート材Sは定着部54に
搬送され、転写トナー像がシート材Sに略永久的に定着
される。定着のなされたシート材Sは排出ローラ対57
で画像形成装置外に排出される。
搬送され、転写トナー像がシート材Sに略永久的に定着
される。定着のなされたシート材Sは排出ローラ対57
で画像形成装置外に排出される。
【0032】続いて、本発明を適用したシート材給送装
置について図1〜図3を用いて説明する。
置について図1〜図3を用いて説明する。
【0033】装置本体に図1中矢印方向に引き出し可能
に装着された給紙カセット1は、ユーザの作業によって
シート材支持面1aにシート材Sを積載されて装置本体
に装着される。
に装着された給紙カセット1は、ユーザの作業によって
シート材支持面1aにシート材Sを積載されて装置本体
に装着される。
【0034】給紙カセット1が装置本体に装着される
と、給紙カセット1の装着検知手段としてのカセット検
知センサ3がその装着を検知し、制御手段としてのコン
トローラ4に検知信号を送る。信号を受けたコントロー
ラ4は給紙カセット1が装着されたことを認識して、装
置本体に揺動可能に保持された保持部材としての給送ロ
ーラ保持アーム5の端部に回転可能に保持された給送ロ
ーラ2を、給紙カセット1に支持されたシート材Sの最
上面に当接するように不図示の待機位置から降下させ
る。
と、給紙カセット1の装着検知手段としてのカセット検
知センサ3がその装着を検知し、制御手段としてのコン
トローラ4に検知信号を送る。信号を受けたコントロー
ラ4は給紙カセット1が装着されたことを認識して、装
置本体に揺動可能に保持された保持部材としての給送ロ
ーラ保持アーム5の端部に回転可能に保持された給送ロ
ーラ2を、給紙カセット1に支持されたシート材Sの最
上面に当接するように不図示の待機位置から降下させ
る。
【0035】給送ローラ2には、駆動手段としての不図
示の駆動モータMからシート材Sを給送する方向に回転
するための動力がギアなどによって伝達される構成にな
っている。
示の駆動モータMからシート材Sを給送する方向に回転
するための動力がギアなどによって伝達される構成にな
っている。
【0036】給紙カセット1はシート材Sの給送方向の
シート材先端側にシート材Sを分離するための分離傾斜
面を有しており、給送ローラ2の回転により送り出され
たシート材先端がこの分離傾斜面に当接することでシー
ト材Sが撓んで、1枚に分離される。1枚に分離された
シート材Sは上述した通り、画像形成手段52に給送さ
れる。
シート材先端側にシート材Sを分離するための分離傾斜
面を有しており、給送ローラ2の回転により送り出され
たシート材先端がこの分離傾斜面に当接することでシー
ト材Sが撓んで、1枚に分離される。1枚に分離された
シート材Sは上述した通り、画像形成手段52に給送さ
れる。
【0037】このようにして、画像形成動作を繰り返す
ことで、給紙カセット1に支持されているシート材Sの
積載量は減少し、その減少に追従して、給送ローラ2も
最上部のシート材Sに当接したまま、その位置をシート
材支持面1a方向に移動させる。
ことで、給紙カセット1に支持されているシート材Sの
積載量は減少し、その減少に追従して、給送ローラ2も
最上部のシート材Sに当接したまま、その位置をシート
材支持面1a方向に移動させる。
【0038】支持されていたシート材Sの最後の1枚が
給送されると、図2に示すように給送ローラ2が給紙カ
セット1のシート材支持面1aに当接する。シート材支
持面1aに給送ローラ2が当接した状態で、不図示の駆
動モータMはさらにシート材Sを給送するのと同様に給
送ローラ2に駆動力を伝達し、給送ローラ2は給紙カセ
ット1を送り出す方向、つまりシート材Sを給送する方
向に回転する。
給送されると、図2に示すように給送ローラ2が給紙カ
セット1のシート材支持面1aに当接する。シート材支
持面1aに給送ローラ2が当接した状態で、不図示の駆
動モータMはさらにシート材Sを給送するのと同様に給
送ローラ2に駆動力を伝達し、給送ローラ2は給紙カセ
ット1を送り出す方向、つまりシート材Sを給送する方
向に回転する。
【0039】この回転力により、給紙カセット1は給送
ローラ2によって装置本体から送り出される。給紙カセ
ット1の重量はシート材Sに比べて当然重いのだが、給
送ローラ保持アーム5で保持された給送ローラ2がカセ
ット1を引き出す(送り出す)方向に回転することによ
り、図2中矢印N方向に給送ローラ2が食い込もうとす
る力が生じる。
ローラ2によって装置本体から送り出される。給紙カセ
ット1の重量はシート材Sに比べて当然重いのだが、給
送ローラ保持アーム5で保持された給送ローラ2がカセ
ット1を引き出す(送り出す)方向に回転することによ
り、図2中矢印N方向に給送ローラ2が食い込もうとす
る力が生じる。
【0040】この食い込み力Nは給送ローラ2を保持す
るアーム5が水平面となす角が大きくなればなるほど、
大きくなる。食い込み力Nが大きくなれば、給送ローラ
2と給紙カセット1とが当接している当接部の摩擦力は
大きくなり、その分給送ローラ2が給紙カセット1を送
り出す力が大きくなる。
るアーム5が水平面となす角が大きくなればなるほど、
大きくなる。食い込み力Nが大きくなれば、給送ローラ
2と給紙カセット1とが当接している当接部の摩擦力は
大きくなり、その分給送ローラ2が給紙カセット1を送
り出す力が大きくなる。
【0041】そのため、重量のある給紙カセット1でも
給送ローラ2がシート材Sを送り出すための駆動手段で
ある不図示の駆動モータMの駆動力で装置本体から引き
出す方向に移動させることができる。
給送ローラ2がシート材Sを送り出すための駆動手段で
ある不図示の駆動モータMの駆動力で装置本体から引き
出す方向に移動させることができる。
【0042】図3に示すように、給紙カセット1が装置
本体から移動すると、給紙カセット1の装着を検知して
いた装着検知センサ3がその移動を検知する。検知信号
がコントローラ4に送られ、その信号を受けたコントロ
ーラ4が不図示の駆動モータMの駆動を停止させるよう
制御する。それによって給紙カセット1を送り出してい
た給送ローラ2の回転は停止され、給紙カセット1の移
動が停止する。
本体から移動すると、給紙カセット1の装着を検知して
いた装着検知センサ3がその移動を検知する。検知信号
がコントローラ4に送られ、その信号を受けたコントロ
ーラ4が不図示の駆動モータMの駆動を停止させるよう
制御する。それによって給紙カセット1を送り出してい
た給送ローラ2の回転は停止され、給紙カセット1の移
動が停止する。
【0043】これにより、ユーザはプリンタの給紙カセ
ット1にシート材Sがなくなったことを視覚的に認識
し、さらに給紙カセット1を引き出すという動作を行う
必要がないため、シート材Sの補給をスムーズに行え、
操作性を向上させることができる。
ット1にシート材Sがなくなったことを視覚的に認識
し、さらに給紙カセット1を引き出すという動作を行う
必要がないため、シート材Sの補給をスムーズに行え、
操作性を向上させることができる。
【0044】また、シート材Sを画像形成部に送るため
の給送ローラ2を駆動させる駆動力を、給紙カセット1
を装置本体から引き出すために利用することができるた
め、従来あったような給紙カセットだけを移動させるた
めのモータなどを省くことができ、部品点数の削減、そ
れによる製品コストの大幅な低下を実現することができ
る。
の給送ローラ2を駆動させる駆動力を、給紙カセット1
を装置本体から引き出すために利用することができるた
め、従来あったような給紙カセットだけを移動させるた
めのモータなどを省くことができ、部品点数の削減、そ
れによる製品コストの大幅な低下を実現することができ
る。
【0045】なお、給送ローラ2がシート材支持面1a
に当接する部分に給送ローラ2との摩擦力をより高める
ことが可能な摩擦係数の大きい部材を設けてもよい。
に当接する部分に給送ローラ2との摩擦力をより高める
ことが可能な摩擦係数の大きい部材を設けてもよい。
【0046】(実施の形態2)図4〜図6には、第2の
実施の形態が示されている。上記第1の実施の形態と同
一の構成部分については同一の符号を付して、その説明
は省略する。
実施の形態が示されている。上記第1の実施の形態と同
一の構成部分については同一の符号を付して、その説明
は省略する。
【0047】給送ローラ2の回転軸には給送ローラ2が
不図示の駆動モータMから伝達される回転力を受けて回
転する給送ギア(伝達手段)としてのギア6が設けられ
ている。
不図示の駆動モータMから伝達される回転力を受けて回
転する給送ギア(伝達手段)としてのギア6が設けられ
ている。
【0048】また、給送ローラ2を装置本体に保持する
給送ローラ保持アーム5の揺動支点には給紙カセット1
に支持された最上位のシート材Sに当接し、シート材S
の増減に追従して揺動可能である、伝達手段としての揺
動アーム7が設けられており、揺動アーム7は揺動支点
と反対側の端部が2つに分岐しており、その分岐端部に
はそれぞれ回動可能に保持されたアイドラギア(伝達手
段)8a,8bがそれぞれ設けられ、アイドラギア8
a,8bは噛合している。
給送ローラ保持アーム5の揺動支点には給紙カセット1
に支持された最上位のシート材Sに当接し、シート材S
の増減に追従して揺動可能である、伝達手段としての揺
動アーム7が設けられており、揺動アーム7は揺動支点
と反対側の端部が2つに分岐しており、その分岐端部に
はそれぞれ回動可能に保持されたアイドラギア(伝達手
段)8a,8bがそれぞれ設けられ、アイドラギア8
a,8bは噛合している。
【0049】また、給紙カセット1のシート材支持面1
aにはアイドラギア8bと噛合可能なラック(伝達手
段)9が設けられている。
aにはアイドラギア8bと噛合可能なラック(伝達手
段)9が設けられている。
【0050】給紙カセット1にシート材Sがユーザによ
って積載され、装置本体に装着されると装着検知センサ
3によって給紙カセット1の装着がコントローラ4によ
って認識され、給送ローラ2および揺動アーム7が最上
位のシート材Sに当接する。
って積載され、装置本体に装着されると装着検知センサ
3によって給紙カセット1の装着がコントローラ4によ
って認識され、給送ローラ2および揺動アーム7が最上
位のシート材Sに当接する。
【0051】こうして、第1の実施の形態と同様にシー
ト材Sが画像形成部に給送されて、給紙カセット1に積
載されたシート材Sが減少していく。シート材Sの積載
量に追従して、給送ローラ2,揺動アーム7の位置が変
化していく。
ト材Sが画像形成部に給送されて、給紙カセット1に積
載されたシート材Sが減少していく。シート材Sの積載
量に追従して、給送ローラ2,揺動アーム7の位置が変
化していく。
【0052】図5に示すように、支持されていたシート
材Sの最後の1枚が給送されると、アイドラギア8a,
8bを保持していた揺動アーム7の分離先端部7aが給
紙カセット1に設けられた穴部1bに落ち込み、それに
より、給送ローラ2の回転軸に設けられたギア6と、ア
イドラギア8aが噛合し、さらにアイドラギア8bと給
紙カセット1に設けられたラック9が噛合する。
材Sの最後の1枚が給送されると、アイドラギア8a,
8bを保持していた揺動アーム7の分離先端部7aが給
紙カセット1に設けられた穴部1bに落ち込み、それに
より、給送ローラ2の回転軸に設けられたギア6と、ア
イドラギア8aが噛合し、さらにアイドラギア8bと給
紙カセット1に設けられたラック9が噛合する。
【0053】これにより、給送ローラ2を回転させる駆
動力がアイドラギア8a,8bを介して給紙カセット1
に伝達可能となる。
動力がアイドラギア8a,8bを介して給紙カセット1
に伝達可能となる。
【0054】不図示の駆動モータMは給送ローラ2がシ
ート材Sを送り出すのと同様の駆動力を給送ローラ2に
引き続き付与することで、ギア6,アイドラギア8a,
8bがラック9にその駆動を伝達し、給紙カセット1を
装置本体から押し出す方向に移動させる。
ート材Sを送り出すのと同様の駆動力を給送ローラ2に
引き続き付与することで、ギア6,アイドラギア8a,
8bがラック9にその駆動を伝達し、給紙カセット1を
装置本体から押し出す方向に移動させる。
【0055】図6に示すように、給紙カセット1が装置
本体から押し出されると、装着検知センサ3がその移動
を検知し、その信号を受けたコントローラ4が不図示の
駆動モータMの駆動を停止させることで、給送ローラ2
の回転が停止し、それにより、給紙カセット1の移動も
停止させることができる。
本体から押し出されると、装着検知センサ3がその移動
を検知し、その信号を受けたコントローラ4が不図示の
駆動モータMの駆動を停止させることで、給送ローラ2
の回転が停止し、それにより、給紙カセット1の移動も
停止させることができる。
【0056】これにより、実施の形態1と同様、ユーザ
はプリンタの給紙カセット1にシート材Sが無くなった
ことを視覚的に認識することができ、給紙カセット1を
引き出す、という動作を行う必要がないため、スムーズ
にシート材Sの補給を行うことができる。
はプリンタの給紙カセット1にシート材Sが無くなった
ことを視覚的に認識することができ、給紙カセット1を
引き出す、という動作を行う必要がないため、スムーズ
にシート材Sの補給を行うことができる。
【0057】また、伝達手段として設けた揺動アーム7
やギア6,アイドラギア8a,8bも非常に簡易な構成
であり、給紙カセット1を移動させるためだけのモータ
を別に設けるのに比べて、コスト削減を図ることができ
る。
やギア6,アイドラギア8a,8bも非常に簡易な構成
であり、給紙カセット1を移動させるためだけのモータ
を別に設けるのに比べて、コスト削減を図ることができ
る。
【0058】なお、本実施の形態では、給紙カセット1
にシート材Sが無くなった際に、給送ローラ2に設けた
ギア6とアイドラギア8aが噛合するように構成してい
るが、噛合のタイミングはシート材Sがカセット1から
無くなった時に限るものではない。
にシート材Sが無くなった際に、給送ローラ2に設けた
ギア6とアイドラギア8aが噛合するように構成してい
るが、噛合のタイミングはシート材Sがカセット1から
無くなった時に限るものではない。
【0059】また、本実施の形態では、給送ローラ2が
シート材Sを給送する回転力を給紙カセット1に伝達す
る部材としてギア6,アイドラギア8a,8bとラック
9を用いたが、本発明はこうした構成に限ることなく、
給送ローラ2を回転させる駆動手段の駆動力を給紙カセ
ット1に伝達することが可能な構成であれば、本実施の
形態が有する効果と同様の効果を有することができる。
シート材Sを給送する回転力を給紙カセット1に伝達す
る部材としてギア6,アイドラギア8a,8bとラック
9を用いたが、本発明はこうした構成に限ることなく、
給送ローラ2を回転させる駆動手段の駆動力を給紙カセ
ット1に伝達することが可能な構成であれば、本実施の
形態が有する効果と同様の効果を有することができる。
【0060】また、本実施の形態では、給送ローラ2の
回転軸に設けられたギア6からの駆動を給紙カセット1
に伝達するために、アイドラギア8a,8bを設けてい
るが、アイドラギアの数はモータの回転方向と、給紙カ
セット1の引き出し方向によって、任意の個数を設けれ
ばよい。
回転軸に設けられたギア6からの駆動を給紙カセット1
に伝達するために、アイドラギア8a,8bを設けてい
るが、アイドラギアの数はモータの回転方向と、給紙カ
セット1の引き出し方向によって、任意の個数を設けれ
ばよい。
【0061】つまり、給送ローラ2をシート材Sの給送
方向と逆方向に回転させることが可能な構成、もしくは
駆動モータMが正逆回転可能なモータである場合は、揺
動アーム7に保持されたアイドラギアを偶数個設けず
に、奇数個のアイドラギアで給紙カセットを装置本体か
ら送り出すことが可能である。もちろん、カセットを装
置本体から送り出す方向がシート材給送方向と反対方向
であれば、上記伝達手段のアイドラギアの個数を偶数個
であれば奇数個に、奇数個であれば偶数個にすればよ
い。
方向と逆方向に回転させることが可能な構成、もしくは
駆動モータMが正逆回転可能なモータである場合は、揺
動アーム7に保持されたアイドラギアを偶数個設けず
に、奇数個のアイドラギアで給紙カセットを装置本体か
ら送り出すことが可能である。もちろん、カセットを装
置本体から送り出す方向がシート材給送方向と反対方向
であれば、上記伝達手段のアイドラギアの個数を偶数個
であれば奇数個に、奇数個であれば偶数個にすればよ
い。
【0062】以上、本発明の実施の形態1,実施の形態
2で説明した通り、給送ローラ2でシート材Sを送り出
す駆動力を用いて給紙カセット1が装置に装着された状
態から、装置本体から引き出した位置に移動させること
ができるため、従来の技術に比べ、特別な駆動手段を用
いることを必要とせず、低コストでユーザの操作性も優
れたシート材給送装置及びこのシート材給送装置を備え
た画像形成装置を提供することができる。
2で説明した通り、給送ローラ2でシート材Sを送り出
す駆動力を用いて給紙カセット1が装置に装着された状
態から、装置本体から引き出した位置に移動させること
ができるため、従来の技術に比べ、特別な駆動手段を用
いることを必要とせず、低コストでユーザの操作性も優
れたシート材給送装置及びこのシート材給送装置を備え
た画像形成装置を提供することができる。
【0063】なお、本発明の実施の形態では、給紙カセ
ット1が移動したことをコントローラ4が認識して駆動
手段の駆動を停止させる制御を行っているが、給紙カセ
ット1が移動したのを検知した後に、給送ローラ2を保
持するアーム5を待機位置に持ち上げる制御を行うこと
で、給紙カセット1の移動を停止させることも可能であ
る。
ット1が移動したことをコントローラ4が認識して駆動
手段の駆動を停止させる制御を行っているが、給紙カセ
ット1が移動したのを検知した後に、給送ローラ2を保
持するアーム5を待機位置に持ち上げる制御を行うこと
で、給紙カセット1の移動を停止させることも可能であ
る。
【0064】また、本発明の実施の形態では、給紙カセ
ット1の装着・非装着を検知する装着検知センサ3を設
け、その検知に基づいて、駆動手段の駆動を停止するよ
うに構成しているが、本発明はこれに限らず、例えば、
給紙カセット1に積載されているシート材Sの積載量を
検知する積載量検知手段としてのセンサを設け、給紙カ
セット1に支持されているシート材Sが無くなったこと
を検知してから、給送ローラ2の駆動で給紙カセット1
を装置本体から移動させるのに必要な所定時間が経過し
た後に、駆動手段の駆動を停止させるような制御を行っ
てもよい。
ット1の装着・非装着を検知する装着検知センサ3を設
け、その検知に基づいて、駆動手段の駆動を停止するよ
うに構成しているが、本発明はこれに限らず、例えば、
給紙カセット1に積載されているシート材Sの積載量を
検知する積載量検知手段としてのセンサを設け、給紙カ
セット1に支持されているシート材Sが無くなったこと
を検知してから、給送ローラ2の駆動で給紙カセット1
を装置本体から移動させるのに必要な所定時間が経過し
た後に、駆動手段の駆動を停止させるような制御を行っ
てもよい。
【0065】また、積載量検知センサを設けた構成にお
いて、所定時間経過後、給送ローラ2を待機位置に持ち
上げる構成にしても良い。
いて、所定時間経過後、給送ローラ2を待機位置に持ち
上げる構成にしても良い。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート材が給送されてシート材支持手段にシート材が無
くなると、シート材給送手段を駆動させる駆動手段の駆
動力により、シート材支持手段を装置本体から引き出し
可能な方向に移動させることにより、装置構成を簡略化
できるので装置の部品点数を減らすことができ、また、
組立コストも減らすことにつながり、ユーザの操作性を
低下させることなく、製品コストの削減に大きく寄与す
ることができる。
シート材が給送されてシート材支持手段にシート材が無
くなると、シート材給送手段を駆動させる駆動手段の駆
動力により、シート材支持手段を装置本体から引き出し
可能な方向に移動させることにより、装置構成を簡略化
できるので装置の部品点数を減らすことができ、また、
組立コストも減らすことにつながり、ユーザの操作性を
低下させることなく、製品コストの削減に大きく寄与す
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
のシート材積載時における概略断面図である。
のシート材積載時における概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
のシート材未積載時における概略断面図である。
のシート材未積載時における概略断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
のカセット移動時における概略断面図である。
のカセット移動時における概略断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
のシート材積載時における概略断面図である。
のシート材積載時における概略断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
のシート材未積載時における概略断面図である。
のシート材未積載時における概略断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
のカセット移動時における概略断面図である。
のカセット移動時における概略断面図である。
【図7】従来のシート材給送装置の要部の概略構成図で
ある。
ある。
1 給紙カセット(シート材支持手段) 2 給送ローラ(シート材給送手段) 3 装着検知センサ(装着検知手段) 4 コントローラ(制御手段) 5 給送ローラ保持アーム(保持部材) 6 給送ギア(伝達手段) 7 揺動アーム(伝達手段) 8a,8b アイドラギア(伝達手段) 9 ラック(伝達手段) S シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−84155(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/26 312 B65H 3/06 340
Claims (8)
- 【請求項1】装置本体から引き出し可能に設けられ、シ
ート材を支持するシート材支持手段と、 前記シート材支持手段に支持されたシート材に当接して
該シート材を給送するシート材給送手段と、 シート材を給送するための駆動力を前記シート材給送手
段に付与する駆動手段と、 を備えたシート材給送装置において、前記シート材給送手段がシート材を給送することで、前
記シート材支持手段に支持されるシート材が 無くなった
際に、前記シート材給送手段が前記シート材支持手段のシート
材を支持するシート材支持面に当接することにより、 前
記駆動手段の駆動力によって前記シート材給送手段が前
記シート材支持手段を装置本体から引き出し可能な方向
に移動させることを特徴とするシート材給送装置。 - 【請求項2】シート材を給送するための駆動力を前記シ
ート材給送手段から前記シート材支持手段に伝達可能な
伝達手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のシ
ート材給送装置。 - 【請求項3】前記伝達手段は、前記シート材給送手段に
設けられ、前記駆動手段の駆動力によって回転する給送
ギアと、前記シート材支持手段に支持されたシート材に
当接し、シート材の量の増減に追従して揺動する揺動ア
ームに回動可能に保持されたアイドラギアと、前記シー
ト材支持手段のシート材支持面に設けられたラックとを
備え、 前記シート材支持手段に支持されたシート材が前記シー
ト材給送手段に給送されて無くなった際に前記アイドラ
ギアと前記ラックとが噛合し、前記シート材給送手段を
駆動させる前記駆動手段の駆動力が前記給送ギアから該
ラックに伝達されることで、前記シート材支持手段が装
置本体から引き出し可能な方向に移動することを特徴と
する請求項2に記載のシート材給送装置。 - 【請求項4】前記シート材支持手段が装置本体に装着さ
れているか否かを検知する装着検知手段を備えることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシー
ト材給送装置。 - 【請求項5】前記装着検知手段の検知に基づいて、前記
シート材支持手段が装置本体から引き出し可能な方向に
移動したことを認識し、前記シート材支持手段の移動を
停止させる制御を行う制御手段を備えることを特徴とす
る請求項4に記載のシート材給送装置。 - 【請求項6】前記シート材給送手段は、装置本体に揺動
可能に保持された保持部材に設けられた給送ローラであ
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
載のシート材給送装置。 - 【請求項7】前記シート材支持手段は、シート材給送方
向のシート材先端側にシート材を分離するための分離傾
斜面を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
か1項に記載のシート材給送装置。 - 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシ
ート材給送装置と、該シート材給送装置から給送された
シート材に画像を形成する画像形成手段とを備えること
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30035698 | 1998-10-07 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=26531257
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JP4599007B2 (ja) * | 2001-09-17 | 2010-12-15 | キヤノン株式会社 | シート供給装置およびこれを備えた記録装置 |
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JP4006366B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2007-11-14 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
US7266329B2 (en) * | 2003-09-29 | 2007-09-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner image carrying member and manufacturing method thereof, and electrophotographic apparatus |
US7398969B2 (en) | 2004-05-20 | 2008-07-15 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | System and method for supplying media to a device |
JP4193069B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2008-12-10 | ブラザー工業株式会社 | 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置 |
JP4289356B2 (ja) | 2006-02-02 | 2009-07-01 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2009062158A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Canon Inc | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
US7658375B2 (en) * | 2008-01-04 | 2010-02-09 | Eastman Kodak Company | Printer and dual trays for image receiver media sheets |
JP5142874B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2013-02-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
KR20100041292A (ko) * | 2008-10-14 | 2010-04-22 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 |
JP6579749B2 (ja) | 2014-12-26 | 2019-09-25 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
JP6390486B2 (ja) | 2015-03-26 | 2018-09-19 | ブラザー工業株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP6323376B2 (ja) * | 2015-03-27 | 2018-05-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 給紙カセット監視装置、画像形成装置及び給紙カセット監視方法 |
CN108495754B (zh) | 2016-03-18 | 2020-11-20 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 升降机构 |
JP7346500B2 (ja) * | 2021-07-19 | 2023-09-19 | キヤノン株式会社 | シート供給装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5005817A (en) * | 1989-06-02 | 1991-04-09 | Compaq Computer Corporation | Sheet feeding mechanism and method for an electrophotographic printer |
JPH0455243A (ja) | 1990-06-20 | 1992-02-21 | Canon Inc | シート材搬送装置 |
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-
1999
- 1999-08-20 JP JP23391799A patent/JP3332893B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-10-04 US US09/411,391 patent/US6244588B1/en not_active Expired - Fee Related
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