JP3296967B2 - 自動製氷機の駆動装置 - Google Patents

自動製氷機の駆動装置

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JP3296967B2
JP3296967B2 JP09754696A JP9754696A JP3296967B2 JP 3296967 B2 JP3296967 B2 JP 3296967B2 JP 09754696 A JP09754696 A JP 09754696A JP 9754696 A JP9754696 A JP 9754696A JP 3296967 B2 JP3296967 B2 JP 3296967B2
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    • F25C1/22Construction of moulds; Filling devices for moulds
    • F25C1/24Construction of moulds; Filling devices for moulds for refrigerators, e.g. freezing trays
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    • F25C5/18Storing ice
    • F25C5/182Ice bins therefor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫内に設置さ
れ、氷を自動的に製造すると共に貯氷容器内の氷の不足
を検出した場合に、製造した氷を自動的に補給する自動
製氷機の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動製氷機能を備えた家庭用冷蔵
庫が知られているが、この冷蔵庫に取り付けられている
自動製氷機の駆動装置として、例えば特開平6ー249
556号公報に開示されている製氷皿の駆動装置があ
る。この製氷皿の駆動装置では、モータを正転させる場
合に比べて、逆転させる場合の供給電圧を下げ、製氷皿
を反転させて離氷を行う場合のモータの回転トルクより
も、製氷皿を製氷位置に戻す場合のモータの回転トルク
を減少させている。これにより、製氷皿を製氷位置に戻
す場合において、製氷皿に連結されているカム歯車がそ
れ以上回転できない限界位置(いわゆる機械的度当たり
位置)に衝突し、そして継続して押し付けられていると
きの駆動系に与えるダメージを軽減している。
【0003】また、カム歯車が回転限界位置に押し付け
られている時間を減少させ、駆動系へのダメージを少し
でも軽くするための発明および考案として、特開平6ー
281305号公報に開示されている製氷皿の復帰方法
および実開平6ー78770号公報に開示されている製
氷皿の駆動装置もある。前者では、モータの制御にタイ
マを併用することでカム歯車の回転限界位置への到達を
理論的に検出し、余分なモータの逆転を防止している。
また、後者では、製氷皿の製氷位置への復帰時におい
て、識別信号を常に出力するか、または常に省略するこ
とでカム歯車の回転限界位置への到達を確認し、モータ
の逆転方向の運転時間を制限している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術は、貯氷容器内に入る検氷アームに人等の外力が加
わる場合の対応を考慮したものとはなっていない。すな
わち、冷蔵庫等は、子供等が扉を開けて貯氷容器内の検
氷アームを動かす等のいたずらをする場合がある。この
ような、いたずら等による外部操作が検氷アームに加わ
ったとき、誤動作してしまう装置は、自動製氷機の駆動
装置としては好ましいものではない。
【0005】また、特開平6ー249556号の製氷皿
の駆動装置では、モータを逆転させる場合の供給電圧を
下げるために、制御回路中に抵抗やダイオード等の特別
の部品が必要になり、製造コストの増大を招いている。
加えて、モータが逆転している場合の回転トルクは常に
小さいので、製氷皿の復帰動作の信頼性が悪化し、例え
ば製氷皿が凍り付いて発生する回転不良等により製氷皿
の復帰が不可能になる危険性が増大する。
【0006】また、特開平6ー281305号および実
開平6ー78770号公報の発明および考案であって
も、カム歯車が回転限界位置に衝突し、さらに押し付け
られて駆動系にダメージを与えることには変わりなく、
また、制御回路中に抵抗やダイオードの部品等が新たに
必要になることや、製氷皿の復帰の信頼性に劣ること
は、同様である。
【0007】本発明は、検氷アームに人等による外力が
加わったとしても、誤動作することなく確実に正しい動
作を継続できるようにした自動製氷機の駆動装置を得る
ことを目的とする。また、本発明は、製造コストの増大
を抑制すると共に、装置の耐久性および製氷皿の復帰の
信頼性を向上させることができる自動製氷機の駆動装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、貯氷容器内を移動して検
氷動作を行う検氷アームを備え、貯氷容器内の氷の不足
を検出した場合に、製氷皿を反転させて氷を落下させ、
その後製氷皿を製氷位置に戻して氷を製造すると共に検
氷アームが検氷動作の途中で停止したとき満氷と判断す
自動製氷機の駆動装置において、検氷アームが検氷動
作の途中で停止したときおよび製氷皿が製氷位置に戻っ
たときにそれぞれ同種の検知信号を発生させるようにし
た制御手段を有し、この制御手段は、検氷アームの途中
停止による最初の検知信号のみを有効としてこの信号に
よって満氷と判断し、製氷皿が製氷位置に戻るまでの間
に発生する第2番目以降の他の検知信号を無視するよう
に動作するものとしている。
【0009】さらに、請求項2記載の発明では、請求項
1記載の自動製氷機の駆動装置において、最初の検知信
号により製氷皿の反転を中止し、製氷皿を製氷位置に戻
している。
【0010】また、請求項3記載の発明では、貯氷容器
内の氷の不足を検出した場合に、製氷皿を反転させて氷
を落下させ、その後製氷皿を製氷位置に戻して氷を製造
する自動製氷機の駆動装置において、貯氷容器内を移動
して検氷動作を行う検氷アームと、該検氷アームが検氷
動作の途中で停止したときおよび製氷皿が製氷位置に戻
ったときにそれぞれ同種の検知信号を発生させるように
した制御手段とを有し、この制御手段は、最初の検知信
号と第2番目の検知信号とを有効とし、かつこの第2番
目の検知信号が検氷動作の間でオフした場合、第2番目
の検知信号を誤検知信号と見做すように動作するものと
している。
【0011】さらに、請求項4記載の発明では、請求項
3記載の自動製氷機の駆動装置において、最初の検知に
より製氷皿の反転を中止し、第2番目の検知信号により
製氷皿の戻りを中止して、この第2番目の検知信号が検
氷動作の間でオフした場合、第2番目の検知信号を誤検
知信号と見なし、製氷皿を製氷位置に戻している。
【0012】 また、請求項5記載の発明では、貯氷容
器内を移動して検氷動作を行う検氷アームを備え、貯氷
容器内の氷の不足を検出した場合に、製氷皿を反転させ
て氷を落下させ、その後製氷皿を製氷位置に戻して氷を
製造すると共に検氷アームが検氷動作の途中で停止した
とき満氷と判断する自動製氷機の駆動装置において、モ
ータと、このモータの回転を伝達する回転伝達手段と、
この回転伝達手段によって回転されるカム歯車と、この
カム歯車に設けられ、製氷皿を回転させる連結軸と、カ
ム歯車によって操作されるブレーキ機構と、検氷アーム
が検氷動作の途中で停止したときおよびこの検知により
モータが逆転し、カム歯車が原点復帰したときの両時点
で同種の検知信号を発生させるようにした制御手段とを
備え、ブレーキ機構は、回転伝達手段を構成する何れか
の回転力伝達部材に形成された被制動部と、この被制動
部に押し付けられて制動力を発生させる制動部材と、カ
ム歯車に形成されて製氷皿を製氷位置を越えて戻し方向
に回転させた場合に当該カム歯車がそれ以上回転できな
い限界位置に達する直前で制動部材を被制動部に押し付
けるカム面とを有し、制御手段は、検氷アームの途中停
止による最初の検知信号のみを有効としてこの信号によ
って満氷と判断し、カム歯車が原点復帰するまでの間に
発生する第2番目以降の他の検知信号を無視するように
動作するものとしている。
【0013】また、請求項6記載の発明では、貯氷容器
内の氷の不足を検出した場合に、製氷皿を反転させて氷
を落下させ、その後製氷皿を製氷位置に戻して氷を製造
する自動製氷機の駆動装置において、モータと、このモ
ータの回転を伝達する回転伝達手段と、この回転伝達手
段によって回転されるカム歯車と、このカム歯車に設け
られ、製氷皿を回転させる連結軸と、カム歯車によって
操作されるブレーキ機構と、貯氷容器内を移動して検氷
動作を行う検氷アームと、この検氷アームが検氷動作の
途中で停止したときおよびこの検知によりモータが逆転
し、カム歯車が原点復帰したときの両時点で同種の検知
信号を発生させるようにした制御手段とを備え、ブレー
キ機構は、回転伝達手段を構成する何れかの回転力伝達
部材に形成された被制動部と、この被制動部に押し付け
られて制動力を発生させる制動部材と、カム歯車に形成
されて製氷皿を製氷位置を越えて戻し方向に回転させた
場合に当該カム歯車がそれ以上回転できない限界位置に
達する直前で制動部材を被制動部に押し付けるカム面と
を有し、制御手段は、最初の検知信号と第2番目の検知
信号とを有効とし、かつこの第2番目の検知信号が検氷
動作の間でオフした場合、第2番目の検知信号を誤検知
信号と見做すように動作するものとしている。
【0014】したがって、本発明の自動製氷機の駆動装
置は、検氷アームが貯氷容器内の氷を検出した後、再
度、検氷アームが氷の検出信号と同種の信号を発生させ
たときの当該検知信号を無視したり、誤検知信号と見做
したりする。このため、この自動製氷機の駆動装置は人
等によって検氷アームが動かされたとしても、誤動作し
ないものとなる。
【0015】加えて、請求項5および6記載の発明で
は、カム歯車が回転限界位置に到達する直前に、カム歯
車のカム面により操作される制動部材が被制動部に押し
付けられ、モータの回転トルクを減少させる制動力を発
生させる。このため、カム歯車は、通常の回転トルクで
その回転限界位置に向けて回転され、その後、回転限界
位置の直前で回転トルクを減少させ、この小さな回転ト
ルクで回転されながら回転限界位置に到達する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1および図2は、本発明に係る自動製氷
機を示している。この自動製氷機1は、冷蔵庫の製氷室
内に設置されている。自動製氷機1は、図示しない貯氷
容器の上方に配置された製氷皿2と、貯氷容器内の貯氷
量を検知するために昇降する検氷アーム3と、製氷皿2
および検氷アーム3を連動させて駆動する駆動装置4を
備えて構成されている。この駆動装置4は、検氷アーム
3の先端を貯氷容器内に下降させ、その下降距離に基づ
いて貯氷容器内の氷の有無を検出する。そして、この駆
動装置4は、氷の不足を検出した場合、製氷皿2を反転
させて貯氷容器内に氷を落下させる。反転された製氷皿
2は、冷蔵庫の機枠6に設けられた当接片7に当たって
ねじれ変形し、この変形を利用して氷を落下させる。そ
の後、駆動装置4は、製氷皿2を戻し、製氷皿2に注水
して氷を製造する。
【0018】この駆動装置4は、図3および図4に示す
ように、製氷皿2に連結されてこれを反転させるカム歯
車5と、このカム歯車5に操作される検氷機構10、ス
イッチ機構11およびブレーキ機構12を備えて構成さ
れている。
【0019】カム歯車5は、モータ13により回転させ
られる。すなわち、モータ13の回転は、回転伝達手段
14を介してカム歯車5に伝達される。この回転伝達手
段14は、モータ13の出力軸13a上に連結されたウ
ォーム(回転力伝達部材)15と、ウォーム15の回転
を順次減速させる第1歯車17および第2歯車18より
構成されている。モータ13の出力軸13aには、図5
に示すように、座金16が嵌め込まれて固定されてい
る。この座金16は、ウォーム15内に挿入されてい
る。座金16の形状は、ほぼ矩形状に成形されている。
したがって、モータ13の出力軸13aとウォーム15
との間には滑りが生じることはなく、これらは一体とな
って回転する。
【0020】第1歯車17は、図4に示すように、上ケ
ース8と下ケース9との間に回転自在に支持されてい
る。この第1歯車17は、ウォームホイール17aおよ
びピニオン17bより構成され、これらは一体成形され
ている。ウォームホイール17aは、ウォーム15に噛
み合っている。
【0021】第2歯車18は、上ケース8と下ケース9
との間に回転自在に支持されている。この第2歯車18
は、ギヤ18aおよびピニオン18bより構成され、こ
れらは一体成形されている。ギヤ18aは、第1歯車1
7のピニオン17bに噛み合っている。また、ピニオン
18bは、カム歯車5のギヤ5aに噛み合っている。し
たがって、モータ13の出力軸13aの回転は、回転伝
達手段14により次々に減速されながらカム歯車5に伝
達される。
【0022】図6は、カム歯車5を示している。このカ
ム歯車5には、連結軸19が一体成形されている。この
連結軸19は、上ケース8に設けられた孔8aから駆動
装置4の外方に突出し、製氷皿2に連結されている。し
たがって、カム歯車5と製氷皿2とは、一体となって回
転する。
【0023】また、カム歯車5の、上ケース8に対向す
る一側面5bには、溝20が周方向に沿って形成されて
いる。この溝20内には上ケース8の内面に形成された
突起21が挿入されており、カム歯車5の回転できる角
度を所定の範囲に制限している。すなわち、溝20の両
端面に突起21が当たる位置を、カム歯車5の回転限界
位置としている。本実施の形態の場合には、カム歯車5
は、−8度から170度の範囲で回転できる。
【0024】一方、カム歯車5の、下ケース9に対向す
る他側面5cには、環状の凹部22が形成されている。
この凹部22の回転中心側の面は、第1カム面23を構
成し、また、外周側の面は第2カム面24および第3カ
ム面25を構成している。各カム面23,24,25
は、図6に示すように、それぞれ所定の形状に成形され
ている。
【0025】このカム歯車5の軸部分には、図4に示す
ように、フリクションリング42が装着されている。フ
リクションリング42は、カム歯車5の他側面5cと下
ケース9との間に配置され、カム歯車5に対して摩擦係
合している。フリクションリング42の所定位置には、
図3に示すように、突起42aが一体成形されている。
この突起42aは、後述する製氷レバー26の揺動を禁
止することができる。
【0026】また、フリクションリング42の下ケース
9側の端面には、図示しない切欠が設けられている。こ
の切欠は、下ケース9に一体成形された図示しない突起
体に嵌合する。この切欠は、突起体に比べて大きく形成
されている。したがって、フリクションリング42は、
カム歯車5の回転に連動してこの切欠の両端が突起体に
度当たりするまでの範囲で回転できる。本実施の形態で
は、フリクションリング42は、図17に示す位置から
図18に示す位置までの範囲で回転する。
【0027】検氷機構10は、カム歯車5に操作される
検氷レバー(伝達部材)26と、この検氷レバー26を
検氷アーム3に連結するコネクタ27と、検氷レバー2
6を揺動させるコイルスプリング28を備えて構成され
ている。
【0028】検氷レバー26は、カム歯車5と下ケース
9との間に配置されて第2歯車18と同軸上に揺動自在
に取り付けられている。検氷レバー26の一端部のカム
歯車5に対向する面には、円柱状の凸部26aが形成さ
れている。この凸部26aは、カム歯車5に形成された
第1カム面23に当接するカムフォロアとなっている。
また、検氷レバー26の一端近傍の下ケース9に対向す
る面には、突片29が形成されている。この突片29
は、後述するマグネットレバー33の揺動を禁止するこ
とができる。また、検氷レバー26の他端は、図7に示
すように、下ケース9に向けて開口するブリッジ形状を
なしている。検氷レバー26の他端には、このブリッジ
形状を利用してコネクタ27が連結されている。
【0029】コネクタ27は、図8に示すように、検氷
レバー26側の保護リング(第1回転体)31と、検氷
アーム3側の検氷軸(第2回転体)30と、これらの間
に介在されたトーションスプリング32より構成されて
いる。検氷軸30の小径部30aは、保護リング31内
に挿入される。したがって、検氷軸30と保護リング3
1とは、同軸上に配置される。検氷軸30と保護リング
31とは、検氷軸30に一体成形された一対の係止片3
0b,30cと保護リング31に一体成形された一対の
係止片31a,31bとが度当たりするまでの範囲で相
対的に回転できる。
【0030】トーションスプリング32の両端は、検氷
軸30および保護リング31に一体成形された各係止部
30d,31cに引っかけられている。トーションスプ
リング32は、組み付け前に予め所定の力で捻られてお
り、検氷軸30と保護リング31との間にねじり方向の
予荷重を与えて、これらの相対回動を規制している。な
お、図9に検氷軸30を、図10に保護リング31をそ
れぞれ詳しく示す。
【0031】また、保護リング31の外周面には、径方
向外側に向けてアーム31dが形成されている。このア
ーム31dは、検氷レバー26の他端のブリッジ形状の
開口部分に下ケース9側から挿入されている。したがっ
て、検氷レバー26が揺動した場合、図7に示すよう
に、検氷レバー26の他端の移動に伴ってアーム31d
の先端も移動され、保護リング31が回転する。この保
護リング31の回転は、トーションスプリング32を介
して同軸上の検氷軸30に伝達される。この検氷軸30
には、検氷アーム3が取り付けられている。すなわち、
検氷レバー26の揺動運動は、コネクタ27の回転運動
に変換され、検氷アーム3が昇降操作される。なお、検
氷軸30と保護リング31とは、同軸上に配置されてい
るので、コネクタ27を小型にすることができる。
【0032】このように構成されたコネクタ27は、検
氷アーム3側からの入力を吸収し、検氷レバー26およ
びカム歯車5を保護する安全装置として機能する。すな
わち、検氷アーム3に外力が作用すると、検氷軸30
は、検氷アーム3と一体的に回転し、いわゆる逆駆動の
状態になる。しかしながら、この検氷軸30の回転は、
検氷軸30と保護リング31とが相対的に回転し、ま
た、トーションスプリング32が弾性変形することで吸
収され、検氷レバー26に連結されている保護リング3
1を無理に回転させることはない。
【0033】一方、保護リング31のアーム31dの先
端には、検氷軸30側に向けてシャフト31eが形成さ
れている。このシャフト31eには、コイルスプリング
28の一端が係止されている。このコイルスプリング2
8の他端は、下ケース9の所定位置に係止されている。
したがって、保護リング31、すなわちコネクタ27
は、検氷アーム3を下降させる方向に予荷重が付与され
ており、また、検氷レバー26は、揺動する方向に予荷
重が付与されている。
【0034】スイッチ機構11は、図11に示すよう
に、カム歯車5に操作されるマグネットレバー33と、
マグネットレバー33の揺動に応じて検出信号を変化さ
せるホールIC34を備えて構成されている。
【0035】マグネットレバー33は、図4に示すよう
に、検氷レバー26と下ケース9との間に配置され、図
11に示すように、下ケース9に一体成形されている軸
部9aに揺動自在に取り付けられている。マグネットレ
バー33の一端部のカム歯車5側の面には、円柱状の凸
部33aが形成されている。この凸部33aは、カム歯
車5に形成された第2カム面24に当接するカムフォロ
アとなっている。したがって、カム歯車5が回転した場
合、凸部33aが第2カム面24に沿ってカム歯車5の
径方向に移動し、マグネットレバー33が揺動する。こ
のマグネットレバー33は、図11中、二点鎖線で示す
非作動位置と実線で示す揺動位置との間を揺動できる。
【0036】また、マグネットレバー33の所定位置に
は突起35が形成されている。この突起35は、検氷レ
バー26に形成された突片29の近傍に位置している。
この突起35に突片29が当たっている状態では、マグ
ネットレバー33は揺動することができない。一方、マ
グネットレバー33の他端部には、ホールIC34を動
作させる永久磁石36が取り付けられている。
【0037】ホールIC34は、下ケース9に取り付け
られたプリント配線基盤上に固定され、マグネットレバ
ー33が非作動位置に在る場合にその他端部の永久磁石
36に対向するように配置されている。このホールIC
34は、図12に示すように、コントローラ39に電気
的に接続されている。そして、マグネットレバー33が
非作動位置に在る場合、このホールIC34は、検出信
号として低レベルの信号(以下、L信号と記す)をコン
トローラ39に出力する。一方、マグネットレバー33
が揺動されている場合、このホールIC34は、検出信
号として高レベルの信号(以下、H信号と記す)をコン
トローラ39に出力する。
【0038】ホールIC34は、カム歯車5が−8度か
ら170度まで回転する間に3ヶ所の位置でH信号を出
力する。すなわち、マグネットレバー33を操作する第
2カム面24には所定の3ヶ所の位置に凹み部分が形成
されており、マグネットレバー33の凸部33aがこれ
らの凹み部分に到達してこのマグネットレバー33が揺
動する度に、ホールIC34はH信号を出力する。出力
されたH信号は、その発生位置の違いにより製氷位置信
号、検氷位置信号(識別信号)または離氷位置信号とし
てコントローラ39に認識される。コントローラ39
は、これらの信号に基づいてカム歯車5の回転角θを認
識する。
【0039】また、このマグネットレバー33の一端に
は、引掛軸33bが一体成形されている。この引掛軸3
3bには、スプリング38の一端が係止されている。ス
プリング38は、マグネットレバー33を揺動位置に向
けて常時引っ張っている。
【0040】ブレーキ機構12は、カム歯車5に操作さ
れる制動レバー(制動部材)40と、被制動部であるフ
ランジ41より構成されている。制動レバー40は、カ
ム歯車5とウォーム15との間に配置され、上ケース8
に一体成形された円柱と下ケース9に形成された円柱と
で構成される軸43に揺動自在に取り付けられている。
制動レバー40の先端にはカム歯車5に向けて突出する
円柱状の凸部40aが一体成形されている。この凸部4
0aは、カム歯車5に形成された第3カム面25に当接
するカムフォロアとなっている。したがって、カム歯車
5が回転すると、凸部40aが第3カム面25に沿って
カム歯車5の径方向内側に移動し、制動レバー40が揺
動する。この制動レバー40は、図11中、実線で示す
非作動位置と二点鎖線で示す制動位置の間を揺動する。
この制動レバー40が制動位置まで揺動されると、制動
部(図示省略)がウォーム15に一体成形されたフラン
ジ41に摩擦係合してウォーム15の回転に対する制動
力を発生させる。なお、フランジ41は、図5および図
11に示すように、ウォーム15のギヤ部分よりも大径
となっている。
【0041】また、制動レバー40の基端には、アーム
部40bが形成されている。このアーム40bには、前
述のスプリング38の他端が係止されている。したがっ
て、制動レバー40は、スプリング38のばね力により
常時非作動位置側に引き寄せられている。すなわち、ス
プリング38は、制動レバー40とマグネットレバー3
3との間に掛け渡されており、マグネットレバー33を
揺動位置側に、また制動レバー40を非作動位置側にそ
れぞれ付勢している。
【0042】コントローラ39は、マイクロコンピュー
タを備えている。そして、図12に示すように、コント
ローラ39の入力側にはホールIC34が、出力側には
モータ13がそれぞれ電気的に接続されている。また、
コントローラ39は、タイマ回路を有している。さら
に、コントローラ39の記憶装置には、基本動作プログ
ラムおよび初期設定プログラムが記憶されている。コン
トローラ39は、これらの制御プログラムを繰り返し実
行し、ホールIC34等から供給される検出信号に基づ
いてモータ13を正転または逆転させる。なお、このコ
ントローラ39が制御手段を構成している。
【0043】次に、この自動製氷機1の駆動装置4の動
作について説明する。コントローラ39は、基本動作プ
ログラムおよび初期設定プログラムを適宜実行し、図1
3に示すように動作する。例えば、基本動作プログラム
は、扉が開かれていない状態であることおよび製氷皿の
下に置かれるサーミスタによって製氷完了を検知した
後、一定時間経過することというAND条件が満たされ
たとき、待機終了の旨の信号がコントローラ39に入力
し実行するようにされる。また、初期設定プログラム
は、例えば、電源オンまたは初期化する旨の信号のいず
れかがコントローラ39に入力した場合に実行するよう
にされる。
【0044】なお、基本動作プログラムを実行していな
い場合には、カム歯車5は製氷位置(回転角θが0度の
位置)に復帰している。この状態では、製氷皿2は水平
に保持されている。図17は、この状態の各カム面2
3,24,25と、これらのカム面23,24,25に
よって操作される検氷機構10、スイッチ機構11およ
びブレーキ機構12との位置関係を示している。検氷機
構10を操作する第1カム面23は、凸部26aを径方
向外側に移動させており、検氷レバー26を非作動位置
に引き戻している。この状態では、検氷アーム3は、図
2中、実線で示すように、製氷皿2の側方に格納されて
いる。一方、スイッチ機構11の凸部33aは、第2カ
ム面24に沿って径方向外側に移動し、また、ブレーキ
機構12の凸部40aは、第3カム面25に沿って径方
向外側に移動している。したがって、スプリング38の
ばね力により、マグネットレバー33は揺動位置に揺動
され、また、制動レバー40は、非作動位置に引き戻さ
れている。
【0045】始めに、図14から図16に示す基本動作
プログラムをコントローラ39が実行する場合について
説明する。コントローラ39は、例えば冷蔵庫の扉が開
けられた後に閉められた場合であって、製氷皿2に氷が
できていることを確認できた場合に、この基本動作プロ
グラムの実行を開始する。この基本動作プログラムで
は、貯氷容器内の貯氷量に応じて図13に示す貯氷量不
足時の動作モードまたは貯氷量充足時の動作モードを実
施する。
【0046】いま、貯氷容器内の貯氷量が不足している
場合を考える。基本動作プログラムの実行を開始したコ
ントローラ39は、図14のステップS1において、モ
ータ13を正転させてカム歯車5を図17中矢印CW方
向に回転させる。なお、モータ13の正転を、各図にお
いてはCW回転として示す。次に、コントローラ39
は、ステップS2に進んでホールIC34より供給され
る検出信号がL信号か否かを判断し、L信号が検出され
るまでこのステップS2を繰り返し実行する。L信号を
検出できずにH信号(製氷位置信号)が検出されている
状態では、カム歯車5はいまだ製氷位置から十分に回転
するに至っていないと考えられる。
【0047】そして、カム歯車5がCW方向に十分に回
転し、図18に示すように、スイッチ機構11を操作す
る第2カム面24が、凸部33aを径方向内側に移動さ
せると、マグネットレバー33が揺動する。これによ
り、ホールIC34の検出信号がH信号からL信号に変
化し、製氷位置信号がオフされる。したがって、ステッ
プS2の判別結果が肯定(YES)になり、コントロー
ラ39はステップS3に進んでタイマ回路に所定時間T
1をセットする。
【0048】ここで、この時間T1は、コントローラ3
9が貯氷容器内の貯氷量を検出するのに要する時間より
も十分長い時間である。この時間T1が経過するまでに
検氷位置信号を検出できなかった場合には、貯氷容器内
の貯氷量は不足していると考えることができる。本実施
の形態では、時間T1は6秒間に設定されているが、他
の時間、例えば3.6秒等の他の値とすることもでき
る。
【0049】次に、コントローラ39は、ステップS4
に進んで、検出される信号がH信号であるか否かを判断
する。この状態で検出されるH信号は、検氷位置信号で
ある。そして、検氷位置信号の立ち上がりを確認できず
に判別結果が否定(NO)となる場合には、コントロー
ラ39は、ステップS5に進んでタイマのセット時間T
1が経過したか否かを判断する。そして、コントローラ
39は、タイマのセット時間T1が経過するまでステッ
プS4,S5を繰り返し実行する。この状態では、カム
歯車5は、図中矢印CW方向に回転しているので、この
回転角θが10度に達すると、検氷機構10の凸部26
aは第1カム面23の凹み部分に到達する。
【0050】いま、カム歯車5の矢印CW方向の回転に
伴って、フリクションリング42も同方向に回転し、突
片42aは検氷レバー26から離れて位置している。ま
た、貯氷容器内の貯氷量が不足している場合には、検氷
アーム3は、貯氷容器内の氷に邪魔されることなく所定
位置まで下降することができる。したがって、図19に
示すように、凸部26aが第1カム面23の凹み部分に
沿って径方向内側に移動し、検氷レバー26を揺動させ
る。これにより、コネクタ27が回転操作され、検氷ア
ームの先端が下降し始める。
【0051】そして、カム歯車5の回転角θが32度に
達すると、検氷レバー26が揺動位置まで揺動し、この
揺動レバー26に形成された突片29が、スイッチ機構
11のマグネットレバー33に形成された突起35に当
たる。したがって、マグネットレバー33は、この突片
29に押さえつけられて揺動することができなくなる。
このため、カム歯車5が矢印CW方向にさらに回転し、
スイッチ機構11の凸部33aが第2カム面24の凹み
部分に到達しても、凸部33aはこの第2カム面24に
沿って移動することはなく、図19に示すように、第2
カム面24から離れる。この状態では、永久磁石36が
ホールIC34に対向しており、このホールIC34
は、L信号をコントローラ39に供給し続ける。
【0052】したがって、ステップS4の判別結果は否
定となり、コントローラ39は、ステップS5を実行し
てタイマのセット時間T1が経過するまでステップS4
に戻る。検氷アーム3が下降している間は、マグネット
レバー33は揺動できないので、コントローラ39はH
信号を検出することはなく、ステップS4とステップS
5を繰り返し実行する。
【0053】さらに、カム歯車5が矢印CW方向に回転
されると、マグネットレバー33の凸部33aが再び第
2カム面24に接触して、たとえ検氷レバー26の突片
29によるマグネットレバー33の押さえつけが解除さ
れた場合にも、このマグネットレバー33は揺動するこ
とはない。したがって、貯氷容器内の貯氷量が不足して
いる場合には、検氷位置信号が出力されることはなく、
いわゆるアクティブ・ローの制御方法を行っている。
【0054】そして、カム歯車5の回転角θが58度に
達すると、凸部26aが第1カム面23に沿って径方向
外側に移動し始める。さらに、カム歯車5の回転角θが
80度に達すると、検氷レバー26の凸部26aが第1
カム面23の凹み部分を通り過ぎ、図20に示すよう
に、検氷レバー26は非作動位置に戻る。この状態であ
っても、上述したように、マグネットレバー33は揺動
することがなく、ホールIC34はL信号をコントロー
ラ39に供給し続ける。したがって、コントローラ39
は、ステップS4とステップS5を繰り返して実行す
る。
【0055】この後、若干の時間が経過すると、タイマ
にセットした時間T1が経過する。これにより、ステッ
プS5の判別結果が肯定になり、コントローラ39はス
テップS6に進む。コントローラ39は、このタイマの
セット時間T1が経過する間にH信号、すなわち検氷位
置信号を検出できなかったことで、貯氷容器内の貯氷量
が不足していることを認識する。
【0056】ステップS6では、コントローラ39は検
出信号がL信号からH信号に変化したか否かを判別す
る。なおも、カム歯車5は矢印CW方向に回転してお
り、その回転角θが160度に達すると、図21に示す
ように、マグネットレバー33の凸部33aが第2カム
面24の凹み部分に到達し、マグネットレバー33が揺
動する。したがって、ホールIC34は、L信号に変え
てH信号をコントローラ39に供給する。この場合のH
信号は、離氷位置信号である。この状態では、製氷皿2
は当接片7に当たってねじれ変形しており、製氷皿2よ
り氷が外れて貯氷容器内に落下する。コントローラ39
は、離氷位置信号を検出することで製氷皿2の氷が貯氷
容器内へ補充されたことを認識する。
【0057】さらにカム歯車5が矢印CW方向に回転
し、カム歯車5の回転角θが170度に達すると、カム
歯車5に形成された溝20の端面が上ケース8の突起2
1に度当たりし、いわゆるメカロックの状態になって以
降の矢印CW方向への回転が不可能になる。
【0058】一方、離氷位置信号が立ち上がったことに
より、ステップS6の判別結果が肯定になり、コントロ
ーラ39はステップS7に進んでモータ13を1秒間だ
け停止させる。その後、コントローラ39は図15のス
テップS8に進み、カム歯車5を矢印CCW方向に回転
させるためにモータ13を逆転させる。これ以降、カム
歯車5が戻り行程に入る。ここで、モータ13の逆転
を、各図においてはCCW回転として示す。なお、ステ
ップS6の判別結果が肯定となると、モータ1を停止さ
せる信号がコントローラ39からモータ13に加えられ
るが、モータ13内のロータは慣性を有しているため、
図29(A)に示すタイミングチャートに示されるよう
に、H信号が出てからもわずかな間は駆動を継続してい
る。この停止の遅れは、信号処理上好ましいものであ
る。すなわち、H信号が出てすぐにモータ13が停止す
るようにすると、外的な影響でH信号がL信号に切り替
わる危険性が高くなる。すなわち、H信号を発生させる
マグネットレバー33が、外的な影響でホールIC34
に対してわずかにずれるとL信号に切り替わってしまう
状態(=H信号がふらつく状態)となるためである。な
お、このようなモータ13の停止遅れは、モータ13の
正転のみならず逆転のときも同様であり、信号処理上同
じ効果を有している。
【0059】次に、コントローラ39はステップS9に
進み、検出信号がH信号からL信号に変化したか否かを
判別する。H信号が検出されている間、すなわち離氷位
置信号が立ち上がっている場合には、カム歯車5は離氷
位置から未だ十分に離れるに至っていないと考えられ
る。コントローラ39は、L信号を検出して離氷位置信
号がオフされたことを確認するまでステップS9を繰り
返し実行する。なお、モータ13が逆転し始めてからL
信号が発生するまでの時間は、先に説明した、モータ1
3のロータの慣性によりモータ13の駆動停止が遅れた
分と略同一時間となる。このため、H信号からL信号へ
のこの変化が、モータ13の動作状態中に行われること
を、十分保証できるものとなる。
【0060】そして、カム歯車5が矢印CCW方向に回
転し、図22に示すように、スイッチ機構11の凸部3
3aが第2カム面24の凹み部分を通過すると、マグネ
ットレバー33が非作動位置に戻される。したがって、
離氷位置信号がオフされる。一方、カム歯車5が矢印C
CW方向に回転することにより、このカム歯車5に摩擦
係合しているフリクションリング42も同方向に回転さ
れ、突起42aが検氷レバー26の径方向内側に入り込
む。
【0061】ホールIC34の信号がL信号に変化する
と、コントローラ39はステップS10に進み、検出信
号がL信号からH信号に変化したか否かを判別する。そ
して、検出信号がH信号に変化するまで、コントローラ
39はステップS10を繰り返し実行する。
【0062】ここで、カム歯車5は、図22中、矢印C
CW方向に回転しているので、検氷機構10の凸部26
aが第1カム面23の凹部に到達する。しかしながら、
図23に示すように、フリクションリング42の突起4
2aが検氷レバー26の径方向内側に入り込んでいるの
で、検氷レバー26は揺動することができない。すなわ
ち、カム歯車5の戻り行程では、検氷アーム3が下降す
ることはなく、検氷アーム3の保護を図ることができ
る。
【0063】また、検氷レバー26が揺動しないので、
突片29が突起35を押さえつけることがない。この
点、前述の図19に示した状態とは相違する。したがっ
て、図23に示すように、スイッチ機構11の凸部33
aが第2カム面24の凹み部分に達すると、マグネット
レバー33が揺動する。このため、ホールIC34の検
出信号がL信号からH信号に変化し、識別信号が立ち上
がる。すなわち、カム歯車5の戻り行程では、コントロ
ーラ39は常に識別信号を検出することができ、識別信
号の有無に対応して制御方法を変える必要がなく、その
制御方法を単純なものにすることができる。なお、図1
3中において、この識別信号を二点鎖線で示す。
【0064】これにより、ステップS10の判別結果が
肯定になり、コントローラ39はステップS11に進
む。そして、このステップS11では、コントローラ3
9は識別信号がオフされたことを確認するために、検出
信号がH信号からL信号に変化したか否かを判別する。
コントローラ39は、L信号を検出するまでステップS
11を繰り返し実行する。
【0065】カム歯車5が矢印CCW方向にさらに回転
し、その回転角θが41度にまで戻ると、スイッチ機構
11の凸部33aが第2カム面24の凹み部分から脱出
する。したがって、マグネットレバー33が非作動位置
に戻り、ホールIC34の検出信号がH信号からL信号
に変化する。これにより、ステップS11の判別結果が
肯定になり、コントローラ39はステップS12に進
む。
【0066】ステップS12では、コントローラ39は
検出信号がL信号からH信号に変化したか否かを判別す
る。そして、コントローラ39は、H信号を検出するま
で、このステップS12を繰り返し実行する。いま、矢
印CCW方向に回転しているカム歯車5が製氷位置にま
で復帰すると、図17に示す状態となり、スイッチ機構
11の凸部33aが第2カム面24の凹み部分に導かれ
て径方向外側に移動する。したがって、マグネットレバ
ー33が揺動し、検出信号がL信号からH信号に変化す
る。これにより、製氷位置信号が立ち上がり、ステップ
S12の判別結果が肯定になってコントローラ39はス
テップS13に進み、モータ13の回転を停止させる。
カム歯車5が製氷位置に復帰した状態では、空になった
製氷皿2は水平状態に戻されている。
【0067】次に、コントローラ39はステップS14
に進み、空になった製氷皿2に注水を行った後にこのプ
ログラムの実行を終了する。すなわち、通常の離氷動作
を完了する。そして、前述のプログラムの実行開始条件
が満たされた場合に、再度このプログラムの実行を開始
する。なお、このように、離氷動作においては、モータ
13が逆転し始めてから2つ目のH信号によってモータ
13を停止させるようにしている。
【0068】一方、貯氷容器内の貯氷量が充足している
場合を考える。この場合には、製氷皿2を反転させて離
氷作業を行う必要はなく、直ちに製氷皿2を製氷位置に
復帰させるべきである。
【0069】貯氷容器内の貯氷量が充足している場合に
は、検氷アーム3は貯氷容器内の氷に当たって下降する
ことができない。したがって、図17に示す状態から駆
動装置4が始動し、カム歯車5が製氷位置から矢印CW
方向に回転されて回転角θが41度に達した場合には、
前述の図18の状態に続いて図24に示すように、検氷
レバー26は揺動できず、検氷機構10の凸部26aが
第1カム面23から離れる。このため、突片29はスイ
ッチ機構11のマグネットレバー33に形成された突起
35を押さえつけることがなく、スイッチ機構11の凸
部33aは第2カム面24の凹み部分に沿って移動し、
マグネットレバー33が揺動する。
【0070】このため、図14のステップS3におい
て、タイマにセットした時間T1の経過前にホールIC
34の信号がL信号からH信号に変化する。すなわち、
検氷位置信号が立ち上がってステップS4の判別結果が
肯定になり、コントローラ39は図16のステップS1
5に進み、モータ13を1秒間だけ停止させる。この
後、直ちにカム歯車5の戻り行程に移行し、コントロー
ラ39はステップS16に進み、カム歯車5を矢印CC
W方向に回転させるためにモータ13を逆転させる。
【0071】ステップS17では、コントローラ39
は、タイマ回路に所定時間T2をセットし、ステップS
18に進む。ここで、この時間T2は、外部より人等が
検氷アーム3を操作してH信号を発生させることができ
る間隔の最大値とする。コントローラ39は、ステップ
S4でH信号を検知してからこの時間T2が経過するま
では、検氷アーム3が外部から動かされて、再度H信号
が発生しても無視する。すなわち、コントローラ39は
時間T2が経過するまでは、H信号もL信号も認識しな
い。
【0072】この時間T2が経過すると、ステップS1
8の判別結果が肯定になり、コントローラ39は、ステ
ップS19に進む。ステップS19では、コントローラ
39は検氷位置信号がオフされたことを確認するため
に、検出信号がH信号からL信号に変化しているか否か
を判断する。コントローラ39はL信号を検出するま
で、このステップS19を繰り返し実行する。なお、こ
のとき、カム歯車5は矢印CCW方向に回転し、スイッ
チ機構11の凸部33aが第2カム面24の凹み部分か
ら外れている。このため、検氷アーム3が動かされて
も、元に戻ると、マグネットレバー33は非作動位置に
戻り、ホールIC34の信号はL信号となる。この結
果、ステップS19の判別結果が肯定になり、コントロ
ーラ39はステップS20に進む。
【0073】ステップS20では、コントローラ39は
検出信号がL信号からH信号に変化したか否かを判別す
る。このH信号は製氷位置信号であり、コントローラ3
9はカム歯車5が製氷位置に復帰したことを知ることが
できる。そして、コントローラ39はH信号を検出する
まで、このステップS20を繰り返し実行する。
【0074】そして、カム歯車5の回転角θが0度にま
で戻ってカム歯車5が製氷位置に復帰すると、スイッチ
機構11の凸部33aが第2カム面24の凹み部分に到
達し、マグネットレバー33が揺動して検出信号がL信
号からH信号に変化する。したがって、製氷位置信号が
立ち上がり、ステップS20の判別結果が肯定になるの
で、コントローラ39はステップ21に進んでモータの
回転を停止させ、このプログラムの実行を終了する。す
なわち、通常の満氷動作を完了する。この状態では、製
氷皿2は水平状態に戻されている。そして、このプログ
ラムの実行開始条件が満たされた場合に、再度このプロ
グラムの実行を開始する。なお、このように満氷動作に
おいては、モータ13が逆転し始めてから1つ目のH信
号によって、モータ13を停止させるようにしている。
これにより、コントローラ39に対し離氷動作完了の場
合と区別させるようにしている。
【0075】この実施の形態では、ステップS17およ
びステップS18としてタイマ工程を入れているが、こ
のタイマ工程の効果を、図16のフローチャートからタ
イマ工程を外した図30に示すようなフローチャートに
基づく動作のものと比較して以下に説明する。
【0076】貯氷容器内の貯氷量が不足している場合、
検氷アーム3は、貯氷容器内を下降し通常の離氷動作を
行う。この通常の離氷動作時のH信号、L信号およびモ
ータ13の回転方向の関係は、図29(A)に示すとお
りとなっている。一方、貯氷容器内の貯氷量が充足して
いる場合、検氷アーム3は、貯氷容器内の氷に当たって
下降できず、通常の満氷動作を行う。この通常の満氷動
作時のH信号、L信号およびモータ13の回転方向の関
係のタイミングチャートは、図29(B)に示すとおり
となっている。
【0077】通常の満氷動作、すなわち検氷アーム3が
通常の動きを行うときは、図16のフローチャートに基
づく動作でも、図30のフローチャートに基づく動作で
も、共に図29(B)に示すタイミングチャートとなり
全く同一の動きをする。しかし、検氷アーム3が満氷を
検知して(図24参照)、モータ13が逆回転し始めた
後、すなわちカム歯車5が矢印CW方向に回転し始めた
後、本来の製氷位置信号が立ち上がる前に検氷アーム3
を人の手等によって持ち上げると、誤検知信号Eが発生
する場合がある。これは、検氷アーム3の図24におけ
る反時計方向の回転につられ、マグネットレバー33も
反時計方向(CCW方向)に回転し、H信号が再度発生
するためである。そして、このH信号を、図30のフロ
ーチャートに基づく場合、誤検知信号と判断できず誤動
作を生ずる。すなわち、図29(C)の矢示Eで示す誤
検知信号Eが発生した場合、図30のフローチャートに
基づく動作の場合、この誤検知信号Eを製氷位置信号と
判断してモータ13は停止してしまう。この結果、検氷
アーム3が貯氷容器内に入った状態で停止することとな
り、氷の取り出し作業に支障が生ずることとなる。
【0078】一方、図16のフローチャートに基づく動
作の場合、このような誤検知信号Eが発生しても、モー
タ13が停止することはない。すなわち、図29(D)
に示すように、モータ13がCCW方向へ回転し始めた
後、タイマでセットされるT2時間の間、コントローラ
39はH信号もL信号も無視する。このため、誤検知信
号Eが発生しても、モータ13は停止することなく、C
CW方向の回転を継続する。なお、図29(E)は、こ
のような誤検知信号Eが発生した場合の他の対策を説明
するためのタイミングチャートで、その詳細は後述す
る。ところで、貯氷容器内に氷がなく離氷動作をすべき
なのに、人がその検氷アーム3の動きを止めると、この
駆動装置は、満氷と判断し、モータ13を停止した後、
元の位置に検氷アーム3を戻す動作をする。しかし、こ
のような誤動作は、安全上好ましいものといえる。すな
わち、人が検氷アーム3の動きを止めている状態で、製
氷皿2を回転させる離氷動作を行わせると、人の手に危
害を加える危険性が高い。よって、そのような場合、本
駆動装置のように即停止し、元の位置に戻す方が好まし
いのである。なお、この復帰動作の結果、離氷動作が行
われないとしても、氷ができあがっている状態を示す信
号等は既に発生しているので、扉が閉められてから再度
離氷動作をさせるようにすれば良い。このため貯氷上の
問題は生じない。
【0079】次に、図25および図26に示す初期設定
プログラムについて説明する。コントローラ39は、自
動製氷機の駆動装置4の電源がオン操作された場合にこ
の初期設定プログラムの実行を開始する。
【0080】自動製氷機1の動作中に停電等のトラブル
で駆動装置4への電気の供給が断たれた後に電気の供給
が再開された場合、コントローラ39は、先ずこの初期
設定プログラムを実行する。動作中に電気の供給が絶た
れた場合、コントローラ39は製氷皿2の反転位置、す
なわちカム歯車5の回転角θを見失ってしまう。したが
って、コントローラ39は、カム歯車5の位置を検出す
るために、カム歯車5を製氷位置に復帰させる。
【0081】先ず、コントローラ39は、図25のステ
ップS22においてカム歯車5を矢印CCW方向に回転
させるためにモータ13を逆転させる。次に、コントロ
ーラ39は、ステップS23に進んでホールIC34の
検出信号がH信号か否かを判別する。ホールIC34が
H信号を出力するのは、カム歯車5の位置が製氷位置、
検氷(識別)位置および離氷位置に在る場合のみであ
る。コントローラ39はカム歯車5を矢印CCW方向に
回転させ、カム歯車5がこれらの位置のうち何れかの位
置に達するまで、すなわち、H信号を検出するまでステ
ップS23をくり返し実行する。
【0082】そして、H信号を検出すると、ステップS
23の判別結果が肯定になり、コントローラ39はステ
ップS24に進む。この状態では、検出したH信号が製
氷位置信号、識別信号および離氷位置信号の何れである
か不明である。これら3種類の信号のうち識別信号と離
氷位置信号は、スイッチ機構11の凸部33aが第2カ
ム面24の凹み部分を通過することでL信号に変化す
る。すなわち、識別信号と離氷位置信号は、立ち上がっ
た後一定時間の経過でオフされる。したがって、現在、
コントローラ39が検出しているH信号が比較的長時間
継続されていれば、この信号は製氷位置信号であり、カ
ム歯車5が製氷位置に復帰していると考えられる。
【0083】このため、コントローラ39は、ステップ
S24においてタイマに所定時間T3をセットする。本
実施の形態の場合、時間T3として3秒を設定している
が他の時間例えば2秒としても良い。なお、本実施の形
態では、識別信号および離氷位置信号は3秒よりも長い
時間継続されることはなく、3秒よりも長い時間継続さ
れる信号は、製氷位置信号であるといえる。
【0084】コントローラ39は、ステップS25に進
み、H信号が消えたか否か、すなわちL信号に変化した
か否かを判別する。そして、H信号が継続して出力され
ている場合には、ステップS25の判別結果は否定にな
り、コントローラ39はステップS26に進む。そし
て、タイマのセット時間T3が経過するまで、ステップ
S25に戻ってH信号のオフを検出する。
【0085】いま、ステップS24においてタイマにセ
ットされた時間T3の経過前に検出信号がL信号に変化
し、ステップS25の判別結果が工程になった場合に
は、現在立ち上がっている信号は、識別信号または離氷
位置信号であると考えられる。したがって、この場合に
は、コントローラ39はステップS23に戻り、再度H
信号の立ち上がりを監視する。すなわち、コントローラ
39は時間T3にわたって継続されるH信号を検出する
まで、ステップS23からステップS26を繰り返し実
行し、製氷位置信号の立ち上がりを待つ。
【0086】そして、タイマのセット時間T3が経過し
た後もH信号が継続されている場合には、コントローラ
39は製氷位置信号を認識する。この場合、時間T3の
経過を待つ間も矢印CCW方向に回転し続けていたカム
歯車5は、製氷位置を通過して回転限界位置(回転角θ
が−8度の位置)に到達している。このとき、図27に
示すように、第3カム面25はブレーキ機構12の凸部
40aを径方向内側に移動させ、制動レバー40を徐々
に揺動させる。したがって、制動レバー40の制動部
(図示省略)がフランジ41に摩擦係合し始め、ウォー
ム15の回転抵抗となる制動力を発生させる。
【0087】ウォーム15は、モータ13の出力軸13
aに連結されている。したがって、出力軸13aの回転
が各歯車17,18に伝えられることで減速されてその
回転トルクが増加される前の段階で制動力を発生させる
ことができる。このため、回転トルクが増加された後に
制動力を発生させる場合に比べて、回転トルクに対して
相対的に大きな制動力を得ることができ、この回転トル
クに対して制動力を有効に働かせることができる。
【0088】このため、モータ13からウォーム15に
入力した回転トルクが減少し、回転伝達手段14を介し
てカム歯車5は比較的小さな回転トルクで回転される。
そして、カム歯車5は、この小さな回転トルクで回転さ
れながら回転限界位置に到達し、溝20の端面を上ケー
ス8に形成された突起21に衝突させる。しかしなが
ら、この場合の回転トルクは小さいので、この衝突によ
り発生する衝撃は弱まる。また、カム歯車5は、回転限
界位置に到達した後も僅かなセット時間T3が経過する
までの間は、この回転限界位置に押し付けられている
が、カム歯車5に入力する回転トルクは小さく、カム歯
車5や回転伝達手段14が受けるダメージは極めて小さ
い。
【0089】そして、タイマのセット時間T3の経過に
より、ステップS26の判別結果が肯定になり、コント
ローラ39はステップS26からステップS27に進
み、モータ13の回転を1秒間だけ停止させる。次に、
コントローラ39は、図26のステップS28に進み、
このカム歯車5を矢印CW方向に回転させるべくモータ
13を正転させる。カム歯車5を矢印CW方向に回転さ
せることで、回転限界位置に押し付けられて回転伝達手
段14等に発生していたストレスを解放することができ
る。
【0090】その後、コントローラ39はステップS2
9に進み、検出信号がH信号からL信号に変化したか否
かを判別する。いま、H信号が出力されている場合に
は、カム歯車5はその回転限界位置と製氷位置との間に
位置していると考えられる。コントローラ39はL信号
を検出するまで、ステップS29を繰り返し実行する。
【0091】そして、検出信号がL信号に変化した場
合、すなわち製氷位置信号がオフされた場合、このカム
歯車5は製氷位置から離脱したと考えられる。この時点
でコントローラ39は、カム歯車5が、その回転角θが
0度からわずかに進んだ位置に在ることを知る。すなわ
ち、コントローラ39は、見失っていたカム歯車5の位
置を知ることができる。したがって、ステップS29の
判別結果が肯定になり、コントローラ39はステップS
30に進む。
【0092】ステップS30では、コントローラ39は
タイマに時間T4をセットする。本実施の形態では、例
えば0.2秒をセットする。この後、この時間T4が経
過するまで、コントローラ39はステップS31をくり
返し、カム歯車5を時間T4だけ矢印CW方向に回転さ
せる。これにより、原点を通過して信号の位置を認識し
てから、0.2秒経過した位置で止めることができる。
【0093】次に、コントローラ39は、ステップS3
2を実行してモータ13を1秒間だけ停止させた後、ス
テップS33に進み、カム歯車5を矢印CCW方向に回
転させるためにモータ13を逆転させる。
【0094】そして、コントローラ39はステップS3
4に進んで検出信号がL信号からH信号に変化したか否
か、すなわち、カム歯車5が製氷位置に正確に復帰した
か否かを判別する。コントローラ39は、H信号を検出
するまでステップS34を繰り返し実行し、カム歯車5
を回転させる。カム歯車5が製氷位置に正確に復帰して
コントローラ39がH信号を検出すると、ステップS3
4の判別結果が肯定になり、コントローラ39はステッ
プS35に進んでモータ13を停止させる。この後、コ
ントローラ39は、このプログラムを終了する。そし
て、このプログラムの開始条件が満たされた場合に、コ
ントローラ39は再度このプログラムを実施し、カム歯
車5を製氷位置に復帰させる。
【0095】なお、モータ13の始動または停止につい
ては、そのロータの慣性により実際には、先に述べたよ
うに、コントローラ39が制御を行った時点から若干ず
れて始動しまたは停止する。
【0096】なお、上述の実施の形態は本発明の好適な
実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。例えば、図29(C)に示す誤検知信号Eが発
生した場合に、誤動作させないようにするためには、図
16に示すフローチャートによる動作の他に、図28に
示すフローチャートに基づく動作をさせるようにしても
良い。すなわち、図16および図30に示すフローチャ
ートと同様なステップS15,ステップS16,ステッ
プS19,ステップS20およびステップS21を行っ
た後、待機状態となるステップS36に進む。その後、
この自動製氷機1の待機状態中で、他の処理が行われて
いる合間または一定時間毎にステップS37の処理を実
行する。なお、待機状態となるステップS36を設け
ず、すぐにステップS37に入るようにしても良い。こ
のステップS37は、H信号か否かを判別するステップ
S38と、そのステップS38の判別結果が肯定のとき
初期設定プログラムを実行するステップS39とからな
る。なお、ステップS39としては、モータ13を再起
動させるステップとしても良い。また、ステップS38
とステップS39との間に待機ステップを設け、冷蔵庫
にとって最適な時に初期設定プログラムを実行させるよ
うにしても良い。
【0097】この図28に基づくフローチャートでの動
作は、誤検知信号Eが生じた場合、一旦、この誤検知信
号Eどおり動作させるものとなっている。しかし、ステ
ップS38で、その誤検知信号Eが正しいものであった
か誤検知したものであったかを判別し、もし誤検知した
誤検知信号Eであると判断すると、初期設定プログラム
を実行させ、正しい位置に装置を戻している。この誤検
知であるか否かの判断は、次の原理に基づくものであ
る。すなわち、もし、モータ13の逆転を停止させる信
号が通常の製氷位置信号であれば、H信号が継続して出
力される。そして、H信号からL信号への切り替わり
は、モータ13が回転することによって行われるので、
正常であれば、L信号は、必ずモータ13の回転状態時
に発生する。これに反し、もし、L信号がモータ13の
停止状態時(=モータ停止のステップ21を経過後)に
発生すれば、その信号は異常信号、すなわち誤検知信号
Eと判断することができるのである。
【0098】このような動作を行う際のH信号、L信号
およびモータ13の回転方向の三者の関係を示すタイミ
ングチャートを図29(E)に示す。なお、このタイミ
ングチャートは、ステップS37の待機状態をわずかな
時間で通過し、初期設定プログラムを実行するステップ
S40に入っていった例を示している。なお、ステップ
S38の判定は、適宜な間隔、例えば0.1秒間隔等で
コントローラ39内のマイコンにて行うようにさせるこ
ともできる。
【0099】また、本実施の形態のブレーキ機構12で
は、被制動部としてのフランジ41をモータ13の出力
軸13a上のウォーム15に一体成形しているが、被制
動部を設ける位置はこの位置に限るものではなく、例え
ば、第1歯車17や第2歯車18に被制動部を一体成形
しても良い。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および2記
載の発明では、満氷等を検知した後に、誤検知信号が発
生しても、その信号を無視するようにしたので、検氷ア
ームが貯氷容器内に入ったままとなることがない。この
ため、氷の取り出し作業時に検氷アームが邪魔になるこ
とはなく、常にスムーズに氷を取り出すことができる。
【0101】また、請求項3および4記載の発明では、
満氷等を検知した後に、誤検知信号が発生しても、その
信号が正しいものか誤りであるかを判別しているので、
その判別に基づいて正しい措置を講ずることができるも
のなる。加えて、請求項4記載の発明では、誤検知信号
であると判別したときは、製氷皿を製氷位置に戻してい
るので検氷アームが貯氷容器内に入ったままとなること
がなく、氷の取り出し作業を常にスムーズに行うことが
できる。
【0102】さらに、請求項5および6記載の発明で
は、満氷等を検知した後に誤検知信号が発生しても誤動
作しないものとなる効果を有することに加え、自動製氷
機の駆動装置にブレーキ機構を設け、このブレーキ機構
を、回転伝達手段を構成する何れかの回転力伝達部材に
形成された被制動部と、この被制動部に押し付けられて
制動力を発生させる制動部材と、カム歯車に形成され、
製氷皿を製氷位置を越えて戻し方向に回転させた場合に
当該カム歯車が回転限界位置に達する直前で制動部材を
被制動部に押し付けるカム面とを有するようにして構成
しているので、カム歯車が回転限界位置に衝突する直前
で、このカム歯車を回転させる回転トルクを減少させる
ことができる。したがって、カム歯車が回転限界位置に
衝突して、このカム歯車や回転伝達手段が受けるダメー
ジを軽減することができると共に、変則的な制御方法を
実施するために必要であった抵抗やダイオード等の特別
の部品が不必要になるので、製造コストの増大を抑える
ことができる。さらに、製氷皿の復帰時においても、回
転限界位置に到達する直前の位置までは大きなトルクで
製氷皿を回転させることができるので、製氷皿の復帰の
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用し駆動装置に係る自動製氷機の平
面図である。
【図2】図1の自動製氷機の側面図である。
【図3】本発明を適用した自動製氷機の駆動装置を示
し、その一部分を破断して内部を観察可能にした正面図
である。
【図4】図3の駆動装置の断面を示し、その回転伝達手
段の連結関係を示す展開図である。
【図5】図3の駆動装置のウォームの断面図である。
【図6】図3の駆動装置のカム歯車を示し、(A)はそ
の平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図であ
る。
【図7】図3の駆動装置の検氷レバーとコネクタとの連
結状態を示す断面図である。
【図8】図3の駆動装置のコネクタの組付状態を示す分
解図である。
【図9】図8のコネクタの検氷軸を示し、(A)はその
端面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図、
(C)は(A)の反対側からみた端面図である。
【図10】図8のコネクタの保護リングを示し、(A)
はその端面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面
図、(C)は(A)の反対側からみた端面図である。
【図11】図3の駆動装置のスイッチ機構とブレーキ機
構の位置関係を示す図である。
【図12】図3の駆動装置の制御系を示すブロック図で
ある。
【図13】図3の駆動装置の動作状況を示す図である。
【図14】図3に示す、自動製氷機の駆動装置のコント
ローラが実行する基本動作プログラムを示し、その前半
部分のフローチャート図である。
【図15】図3に示す、自動製氷機の駆動装置のコント
ローラが実行する基本動作プログラムを示し、その後半
部分のフローチャート図である。
【図16】図3に示す、自動製氷機の駆動装置のコント
ローラが実行する基本動作プログラムを示し、図14に
続く部分のフローチャート図である。
【図17】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、製氷位置における第1〜第3カム面と検氷機構、ス
イッチ機構およびブレーキ機構との位置関係を示す図で
ある。
【図18】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、図17の状態より若干回転した位置における第1〜
第3カム面と検氷機構、スイッチ機構およびブレーキ機
構との位置関係を示す図である。
【図19】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、検氷アームを下降させている状態の第1〜第3カム
面と検氷機構、スイッチ機構およびブレーキ機構との位
置関係を示す図である。
【図20】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、下降させていた検氷アームを上昇させた状態の第1
〜第3カム面と検氷機構、スイッチ機構およびブレーキ
機構との位置関係を示す図である。
【図21】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、離氷位置における第1〜第3カム面と検氷機構、ス
イッチ機構およびブレーキ機構との位置関係を示す図で
ある。
【図22】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、図21の状態より若干回転した位置における第1〜
第3カム面と検氷機構、スイッチ機構およびブレーキ機
構との位置関係を示す図である。
【図23】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、識別信号が立ち上がっている状態における第1〜第
3カム面と検氷機構、スイッチ機構およびブレーキ機構
との位置関係を示す図である。
【図24】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、識別信号が立ち上がっている状態における第1〜第
3カム面と検氷機構、スイッチ機構およびブレーキ機構
との位置関係を示す図である
【図25】図3に示す、自動製氷機の駆動装置のコント
ローラが実行する初期設定プログラムを示し、その前半
部分のフローチャート図である。
【図26】図3に示す、自動製氷機の駆動装置のコント
ローラが実行する初期設定プログラムを示し、その後半
部分のフローチャート図である。
【図27】図3の自動製氷機の駆動装置の動作状況を示
し、カム歯車が回転限界位置に到達する直前の位置にお
ける第1〜第3カム面と検氷機構、スイッチ機構および
ブレーキ機構との位置関係を示す図である。
【図28】図3に示す、自動製氷機の駆動装置のコント
ローラが実行する基本動作プログラムを示し、図14に
続く部分の他の例を示すフローチャート図である。
【図29】図3に示す、自動製氷機の駆動装置のH信
号、L信号およびモータの回転方向の三者の関係を示す
タイミングチャートで、(A)は通常の離氷動作を示
し、(B)は通常の満氷動作を示し、(C)は図30の
フローチャートでの動作時に誤検知信号が発生した場合
を示し、(D)は図16のフローチャートでの動作時に
誤検知信号が発生した場合を示し、(E)は図28のフ
ローチャートでの動作時に誤検知信号が発生した場合を
示している。
【図30】誤検知信号が発生する場合への対応をしてい
ない満氷動作のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 自動製氷機 2 製氷皿 3 検氷アーム 4 駆動装置 5 カム歯車 10 検氷機構 11 スイッチ機構 12 ブレーキ機構 13 モータ 14 回転伝達手段 15 ウォーム 25 第3カム面(カム面) 39 コントローラ(制御手段) 40 制動レバー 40a 凸部 41 フランジ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯氷容器内を移動して検氷動作を行う検
    氷アームを備え、上記貯氷容器内の氷の不足を検出した
    場合に、製氷皿を反転させて氷を落下させ、その後上記
    製氷皿を製氷位置に戻して氷を製造すると共に上記検氷
    アームが上記検氷動作の途中で停止したとき満氷と判断
    する自動製氷機の駆動装置において、上記検氷アームが
    上記検氷動作の途中で停止したときおよび上記製氷皿が
    上記製氷位置に戻ったときにそれぞれ同種の検知信号を
    発生させるようにした制御手段を有し、この制御手段
    は、上記検氷アームの途中停止による最初の検知信号の
    みを有効としてこの信号によって満氷と判断し、上記製
    氷皿が上記製氷位置に戻るまでの間に発生する第2番目
    以降の他の検知信号を無視するように動作することを特
    徴とする自動製氷機の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記最初の検知信号により前記製氷皿の
    反転を中止し、前記製氷皿を製氷位置に戻すようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の自動製氷機の駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 貯氷容器内の氷の不足を検出した場合
    に、製氷皿を反転させて氷を落下させ、その後上記製氷
    皿を製氷位置に戻して氷を製造する自動製氷機の駆動装
    置において、上記貯氷容器内を移動して検氷動作を行う
    検氷アームと、該検氷アームが上記検氷動作の途中で停
    止したときおよび上記製氷皿が上記製氷位置に戻ったと
    きにそれぞれ同種の検知信号を発生させるようにした制
    御手段とを有し、この制御手段は、最初の検知信号と第
    2番目の検知信号とを有効とし、かつこの第2番目の検
    知信号が上記検氷動作の間でオフした場合、上記第2番
    目の検知信号を誤検知信号と見做すように動作すること
    を特徴とする自動製氷機の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記最初の検知により前記製氷皿の反転
    を中止し、前記第2番目の検知信号により前記製氷皿の
    戻りを中止して、この第2番目の検知信号が前記検氷動
    作の間でオフした場合、前記第2番目の検知信号を誤検
    知信号と見なし、前記製氷皿を製氷位置に戻したことを
    特徴とする請求項3記載の自動製氷機の駆動装置。
  5. 【請求項5】 貯氷容器内を移動して検氷動作を行う検
    氷アームを備え、上記貯氷容器内の氷の不足を検出した
    場合に、製氷皿を反転させて氷を落下させ、その後上記
    製氷皿を製氷位置に戻して氷を製造すると共に上記検氷
    アームが上記検氷動作の途中で停止したとき満氷と判断
    する自動製氷機の駆動装置において、モータと、このモ
    ータの回転を伝達する回転伝達手段と、この回転伝達手
    段によって回転されるカム歯車と、このカム歯車に設け
    られ、上記製氷皿を回転させる連結軸と、上記カム歯車
    によって操作されるブレーキ機構と、上記検氷アームが
    上記検氷動作の途中で停止したときおよびこの検知によ
    り上記モータが逆転し、上記カム歯車が原点復帰したと
    きの両時点で同種の検知信号を発生させるようにした制
    御手段とを備え、上記ブレーキ機構は、上記回転伝達手
    段を構成する何れかの回転力伝達部材に形成された被制
    動部と、この被制動部に押し付けられて制動力を発生さ
    せる制動部材と、上記カム歯車に形成されて上記製氷皿
    を上記製氷位置を越えて戻し方向に回転させた場合に当
    該カム歯車がそれ以上回転できない限界位置に達する直
    前で上記制動部材を上記被制動部に押し付けるカム面と
    を有し、上記制御手段は、上記検氷アームの途中停止に
    よる最初の検知信号のみを有効としてこの信号によって
    満氷と判断し、上記カム歯車が原点復帰するまでの間に
    発生する第2番目以降の他の検知信号を無視するように
    動作することを特徴とする自動製氷機の駆動装置。
  6. 【請求項6】 貯氷容器内の氷の不足を検出した場合
    に、製氷皿を反転させて氷を落下させ、その後上記製氷
    皿を製氷位置に戻して氷を製造する自動製氷機の駆動装
    置において、モータと、このモータの回転を伝達する回
    転伝達手段と、この回転伝達手段によって回転されるカ
    ム歯車と、このカム歯車に設けられ、上記製氷皿を回転
    させる連結軸と、上記カム歯車によって操作されるブレ
    ーキ機構と、上記貯氷容器内を移動して検氷動作を行う
    検氷アームと、この検氷アームが上記検氷動作の途中で
    停止したときおよびこの検知により上記モータが逆転
    し、上記カム歯車が原点復帰したときの両時点で同種の
    検知信号を発生させるようにした制御手段とを備え、上
    記ブレーキ機構は、上記回転伝達手段を構成する何れか
    の回転力伝達部材に形成された被制動部と、この被制動
    部に押し付けられて制動力を発生させる制動部材と、上
    記カム歯車に形成されて上記製氷皿を上記製氷位置を越
    えて戻し方向に回転させた場合に当該カム歯車がそれ以
    上回転できない限界位置に達する直前で上記制動部材を
    上記被制動部に押し付けるカム面とを有し、上記制御手
    段は、最初の検知信号と第2番目の検知信号とを有効と
    し、かつこの第2番目の検知信号が上記検氷動作の間で
    オフした場合、上記第2番目の検知信号を誤検知信号と
    見做すように動作することを特徴とする自動製氷機の駆
    動装置。
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