JP3071599B2 - 製氷皿の駆動装置 - Google Patents
製氷皿の駆動装置Info
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Description
する装置の改良に関する。
179号の技術があるが、その装置によると、構成が複
雑で、装置が大きく、また必要な動作のために多くのス
イッチが必要となるため、それらの調整が難しく、誤動
作が発生しやすい。
成により行い、装置の小型化をねらうとともに、上記従
来技術の欠点を改善することである。
項1において、モータの回転を減速してカム歯車に伝達
し、この第1歯車の駆動部によって製氷皿を回動させる
とともに、カム歯車の第1のカムにより検氷レバーを検
氷方向に駆動し、またカム歯車の第2のカムによりスイ
ッチ作動部材としてのスイッチ作動レバーを揺動させる
ことによって、製氷皿の反転動作と検氷レバーの検氷動
作とを並行的に進める過程で、検氷レバーの動き量とス
イッチ作動レバーとの回動量とを関連させ、このスイッ
チ作動レバーの回動量によって氷の貯蔵量を検出し、検
出結果に応じて製氷皿の反転動作すなわち離氷動作およ
び離氷中止動作とを選択的に制御できるようにしてい
る。また、本発明は、請求項2において、モータの回転
を減速してカム歯車に伝達する部分に、異常回転を阻止
するロック手段を組み込んでいる。さらに本発明は、請
求項3において、モータとモータの駆動回路との間の給
電路中に、モータの正転方向に対して順方向のダイオー
ドを介在させ、このダイオードに対して抵抗器を並列に
接続することにより、正転時と逆転時のトルクを調整し
ている。
体的な構成を示している。製氷皿の駆動装置1は、製氷
皿2を反転させるとともに、検氷バー3を揺動させるた
めに、冷蔵庫の製氷室内で、貯氷容器の上に組み込まれ
る。
あり、対向辺の一方で製氷皿の駆動装置1の駆動部4に
連結され、また他方で冷蔵庫の機枠6に固定された従動
軸5に対して反転可能な状態で支持されており、反転時
すなわち上向きの状態から下向きの状態となった時点
で、例えば機枠6に固定された当接片7に当たり、ねじ
り変形することによって、内部の氷を離氷させ、下方の
貯氷容器に落下させる。
型のケース8、9の側方位置で、検氷軸10に取り付け
られており、水平位置から必要な角度例えば最大動作角
度37度程度回動することによって、貯氷室内の氷に当
接または非当接となって、その量を検出する。
内部に組み込まれたカム歯車11、検氷レバー12、ス
イッチ作動部材としてのスイッチ作動レバー13、およ
びスイッチ14の構成およびこれらを駆動する直流のモ
ータ15などの配置を示している。モータ15は、図3
のほか、図8に示すように、ケース8の内部に、プリン
ト基板37とともに固定されており、その回転は、モー
タ15の回転を減速してカム歯車11に伝達する手段、
すなわち減速用のウォーム16、ウォームホィール1
7、ギヤ18、19を介してカム歯車11に伝達され
る。
すように、これと一体の軸20によって、ケース8、9
の軸受け部分に対して回動自在に支持されており、一方
の側面の輪郭により第1のカム21を形成し、また他方
の不連続な突条によって第2のカム22を形成している
他、カム歯車11の回転角度を規制するためのストッパ
ー23、およびロックレバー25を駆動するための突起
24を形成している。なお、軸20の一部は、ケース8
から外部へ突出し、突出部分で小判状の駆動部4となっ
ている。
11の回転角度を規制するために、ケース8に形成され
たストッパー受け26、27に対応し、カム歯車11の
回転角度をほぼ180度内に規制している。なお、ロッ
クレバー25は、図4のように先端の爪の部分で、ウォ
ーム16のボス部分に形成された段部47と対応し、そ
れらの当接によって、モータ15の通電状態のもとで
も、モータ15およびウォーム16を強制的に停止させ
るようになっている。ここで、カム歯車11の突起2
4、ロックレバー25および段部47は、モータ15の
回転をカム歯車に伝達する手段中で、ロック手段を構成
している。
6のように、輪郭部分で検氷レバー12のカムフォロア
ー28に当接しており、窪みの部分で検氷用の変位許容
域29を形成している。また、第2のカム22は、図7
のように、外周壁で、1つのスイッチ作動レバー13の
カムフォロアー30と当接しており、不連続な部分で、
カム歯車11の基準位置と対応する基準位置信号用の変
位許容域31、上記変位許容域29と対応して貯氷量の
充足または不足に応じたレベルの検氷信号を発生するた
めの検氷信号用の変位許容域32、およびカム歯車11
の回転終期と対応する回転終期検出用の変位許容域33
を形成している。
レバー25は、図8のように、共にケース8と一体のレ
バー軸34に対して回動自在に支持されており、それら
の間に設けられた引きスプリング35によって互いに異
なる回転方向に付勢されている。スイッチ作動レバー1
3は、先端部分で例えば永久磁石36を備えており、こ
の永久磁石36の磁束をプリント基板37に取り付けら
れたホール素子などのスイッチ14に対応させている。
端で、ケース8と一体のレバー軸39に対して回動自在
に支持されており、長孔40の部分で軸20と交差し、
先端側の部分で直接、またはこの実施例に見られるよう
に、スライダー41を介在させた状態で、検氷軸10に
係り合っている。すなわち、スライダー41は、検氷レ
バー12に形成されたスライドガイド42の内部で移動
可能な状態にはめ込まれており、スライダー41のスプ
リング受け44と検氷レバー12のスプリング受け45
との間のスプリング43を介して一体化しており、先端
で2つの係合突起46によって、検氷軸10と一体の係
合片48と係り合っている。
部分でケース8に掛けられた引きスプリング49によ
り、図5で、常に時計方向に付勢されている。この結
果、検氷バー3は、図2で、常に反時計方向に付勢され
ており、また検氷レバー12は、上記引きスプリング4
9により、図3で、常に時計方向つまりカムフォロアー
28を第1のカム21の輪郭に当接させる方向の力を受
けている。
3と対応する部分で、変位阻止部50を有しており、こ
の部分をスイッチ作動レバー13の一部例えばそれと一
体の変位阻止片51に当接させることにより、スイッチ
作動レバー13の回動範囲を規制する。
ている。コントローラ52は、動作プログラムを内蔵し
ており、各種の指令信号のほか、スイッチ14からの出
力信号などを入力として、駆動回路53に動作指令を与
える。駆動回路53は、検氷動作時および離氷動作時
に、モータ15を正転方向に駆動するため、ダイオード
54を通じて順方向の電流を流すことによって、モータ
15を必要なトルクで回転させ、また検氷動作または離
氷後の戻り動作時に、ダイオード54に対して逆方向の
電流を流すことによって、抵抗器55を通じて、正転時
の電流よりも小さな電流を流し、モータ15を小さなト
ルクで逆方向に回転させる。このように、ダイオード5
4は駆動回路53とモータ15との給電路中で、モータ
15の正転方向に対して順方向として介在しており、ま
た抵抗器55は上記ダイオード54に対して並列に接続
されている。
連の動作を示している。動作プログラムのからの周期的
な動作指令または外部からの強制的な動作指令によっ
て、コントローラ52は、駆動回路53を介してモータ
15を必要なトルクで正転方向に駆動し、カム歯車11
を図3、図6、図7、図8で反時計方向にゆっくりと回
転させる。カム歯車11が170度回転するのに必要な
時間は、約10秒程度に設定されている。
動部4が図3などで反時計方向に回転することによっ
て、製氷皿2は、ゆっくりと反転方向に回動する。これ
と同時に、第1のカム21が同じ方向に回転し、検氷レ
バー12のカムフォロアー28が引きスプリング49の
弾力により、窪みすなわち変位許容域29に落ち込むた
め、検氷レバー12は、図3で、レバー軸39を中心と
して、時計方向に回動しスライダー41を介して、検氷
軸10を図5で時計方向に回動させる。この検氷軸10
の回転は、検氷バー3を図2で反時計方向に回動させ
る。
作角度程度まで回動するため、検氷レバー12は、それ
と連動して、変位許容域29の深い位置まで変位し、図
7や図8に示すように、変位阻止部50を変位阻止片5
1に接近する方向まで移動させる。しかし貯氷量の充足
時には、検氷バー3が氷に当たって途中で止まるため、
検氷軸10は、満氷検出レベル以上回らない。このため
検氷レバー12は、それと連動し、変位阻止部50を変
位阻止片51に当接させる位置まで変位しない。
範囲で、検氷レバー12は、元の位置に復帰する。これ
以後、検氷レバー12は、第1のカム21の円弧状の輪
郭部分に接するため、回動しない状態に設定される。
〜11度の範囲の変位許容域31、33度〜47度の範
囲の変位許容域32、170度〜190度までの範囲の
変位許容域33が形成されているため、これらの変位許
容域31、32、33の部分に、スイッチ作動レバー1
3のカムフォロアー30が対応したとき、スイッチ動作
レバー13は、永久磁石36をスイッチ14から離れる
方向に変位させる。
いるときに“H”レベルの出力を発生しているが、永久
磁石36と対向し、接近したときに、“L”レベルの信
号に変わる。したがって、スイッチ14の出力信号は、
変位許容域31、32、33と対応して、“H”レベル
の原位置信号、検氷信号、および離氷信号となって、コ
ントローラ52の入力となっている。
指令を受けたときに、モータ15を正転方向に回転させ
るための出力を発生するが、この正転方向の運転中に、
スイッチ14の出力信号が“L”レベルから“H”レベ
ルに変化したとき、つまり検氷信号または離氷信号が発
生したとき、コントローラ52は、モータ15を逆転時
間にわたって逆転させる。この逆転時間は、カム歯車1
1を〔170度+余裕角度〕だけ回せる時間として例え
ば16秒程度に設定されている。
せ、上記逆転時間だけ経過した後にモータ15を停止さ
せ、−1度の原点に戻し、その後、瞬時正転方向に回転
させることによって、カム歯車11を製氷位置に戻す。
この操作は、カム歯車11のストッパー23をストッパ
ー受け26に確実に当て、機械的に位置決めしてから短
い時間に対応するモータ15の正方向の回転により、駆
動系の応力をなくして戻り動作を終了させるために設定
されている。
るときに、検氷レバー12が大きく変位し、その変位阻
止部50がスイッチ作動レバー13の変位阻止片51に
接近している。したがって、回転の初期で、スイッチ作
動レバー13が変位許容域31によって変位し、スイッ
チ14の“H”レベルの出力としての原位置信号が
“L”レベルに変化した後、スイッチ作動レバー13
は、次の変位許容域32に落ち込もうとする。
止片51が変位状態の検氷レバー12の変位阻止部50
に当たっているため、スイッチ作動レバー13は、変位
許容域32に落ち込まない。したがって、貯氷量不足時
に、スイッチ14の出力は“L”レベルのままであり、
“H”レベルの検氷信号を出力しないことになる。
ルの出力信号として離氷信号を得るまで、モータ15を
回転させ、カム歯車11を170度程度の離氷位置まで
回転させる。これによって、製氷皿2は、反転し、完全
に反転する直前に、当接片7に当たることによって、ね
じり変形し、内部の氷を離氷させ、貯氷容器に落下させ
る。
スイッチ作動レバー13が変位許容域33に落ち込ん
で、スイッチ14の信号が“L”レベルから“H”レベ
ルに変化し、離氷信号が得られた時点で、コントローラ
52は、モータ15を逆転時間(上記16秒程度)だけ
逆転させることによって、カム歯車11を−1度の原点
に戻し、カム歯車11のストッパー23をストッパー受
け26に当てて停止させ、瞬時正転させることによっ
て、0度の製氷位置まで回し、駆動系の応力を解消させ
る。
し逆方向になって、モータ15に抵抗器55で制限され
た電流が通るため、モータ15の出力トルクは正転時に
比較して1/2から1/4程度に低く抑えられている。
これにより、必要な戻り動作が確保でき、しかも必要以
上の力が作用せず、駆動系が保護される。なお、この逆
転動作中にも、検氷動作が行われ、離氷により満氷にな
っていると、検氷信号が出るが、このときの検氷信号
は、モータ15の逆転動作に関係しない。
れているとき、検氷バー3の回転量が少なくなるため、
これと連動して、検氷レバー12は、満氷検出レベルの
範囲内にあって、変位阻止部50をスイッチ作動レバー
13の変位阻止片51に当たる位置までに移動させてい
ない。
度までの回転範囲で、スイッチ作動レバー13のカムフ
ォロアー30が変位許容域32に落ち込み、永久磁石3
6をスイッチ14に対向する位置から対向しない位置へ
と変化させる。これによってスイッチ14が“H”レベ
ルの検氷信号を出力する。
4の“L”レベルから“H”レベルへの信号変化を検出
して、モータ15を逆転時間(上記16秒程度)だけ逆
転させ、前記と同様に、カム歯車11をストッパー23
と、ストッパー受け26との当接関係によって停止さ
せ、その後瞬時に正転させて、0度の製氷位置に戻す。
転角度は、逆回転方向に34度程度であり、前記の離氷
動作時の171度程度よりも充分に小さくてよい。した
がってモータ15に対する通電のままの状態で、モータ
15の回転停止状態が逆転時間の大半にわたって、継続
することになるが、逆転時の電流が抵抗器55により低
く抑えられているため、駆動系に悪影響は現れない。
41およびスプリング43を介して間接的に検氷軸10
に伝達されるように、安全機構が付加されている。した
がって、検氷バー3に外力が加わって、検氷軸10が逆
駆動の状態で回動したとしても、その力がスライダー4
1の変位にともなうスプリング43の撓みによって吸収
される。このため、検氷レバー12に伝達されず、それ
によって検氷レバー12やこれに関連するギヤなどの破
壊が未然に防止できる。
程で、異常により170度以上も回って止まらなかった
としても、180度のところでカム歯車11の突起24
がロックレバー25に当たり、それを図8で反時計方向
に回すため、ロックレバー25は、その先端部分を図4
のようにウォーム16の段部47に当て、通電状態のま
まモータ15を強制的に停止させ、ロックの状態とす
る。このように、ロック手段が働くため、カム歯車11
は、180度以上回らず、したがってこれに関連する製
氷皿2や内部の部品は、大きな力を受けて破壊すること
もない。なお、ウォームホィール17は、高速回転して
いて、トルクが小さいため、ロックレバー25と段部4
7との係り合いによって、比較的小さな力で強制的に停
止させられる。
る。図10の実施例では、モータの逆転時間が16秒に
設定されており、しかもその時間は、離氷動作の戻り動
作と検氷動作後の戻り時間ともに共通に与えられてい
る。直流のモータ15の回転特性のばらつきや、駆動電
圧の変動などを考慮すると、この逆転時間は、余裕をも
って、大きく設定しなければならない。逆転時間が大き
くなると、検氷時点から逆転したとき、カム歯車11が
逆転によって原点に復帰し、モータ15が通電状態のま
まで、回転しない状態が長く継続することになり好まし
くない。
逆転の過程で、スイッチ14の出力信号レベルが最初に
“L”レベルから“H”レベルに変化するまで時間制限
しないまま逆転させ、変化した時、つまり離氷により貯
氷量が満たされておれば、検氷信号が出たとき、または
離氷にかかわらず、貯氷量がまだ不足状態であるか、あ
るいは検氷時点で満氷状態であれば、原位置信号が出た
とき、その発生時点から必要な限時時間例えば5秒間だ
け回転させることによって、カム歯車11のストッパー
23をストッパー受け26に当接させ、カム歯車11を
停止させる例である。
する回転角度が47度から−1度までの最大48度程度
で足りるため、それに必要な限時逆転時間も余裕をもた
せたとしても5秒程度で足りる。したがって、モータ1
5が通電状態に設定されたまま、逆方向に回らない時間
が短くでき、通電停止状態という無駄な動作が回避でき
る。
度〜84度区間で変位許容域38を形成することによっ
て、この部分でスイッチ14により識別信号を発生させ
る例である。コントローラ52は、モータ15の始動後
に、3秒間のタイマーを掛けこのタイマー時間の間に検
氷信号が発生したとき、満氷と判断する。したがってこ
の時点でコントローラ52は、モータ15を逆転させ、
このあとにスイッチ14の出力が変化したら、つまり原
位置信号が出たら、タイマー時間1.5秒後にモータ1
5を止める。これによって、カム歯車11が確実に原位
置に戻る。
信号が発生しないとき、コントローラ52は、貯氷量不
足と判断し、1回目の信号レベル変化、つまり識別信号
を確認した後、2回目の信号レベルの変化すなわち離氷
信号を検出して、モータ15を逆転させる。逆転後の最
初の信号レベルの変化は、識別信号であるため、この識
別信号が消失した時点から3秒間タイマーを掛け、この
タイマー時間中の出力信号の立ち上がり変化を無視す
る。これによって、検氷信号が無効とできる。
後、最初の出力信号の立ち上がり変化により、原位置信
号を検出し、この検出時点からタイマー時間1.5秒後
にモータ15を停止させる。これにより、上記と同様
に、カム歯車11は、確実に原位置に戻り、ストッパー
23とストッパー受け26との当接状態でのモータ15
の通電時間を最小限度の例えば1秒以下に抑えられる。
イッチ作動レバー13を回動形式のものとして構成して
いるが、これらの変位は、直線方向の変位であってもよ
く、したがって、既存の直線案内機構などによって構成
することもできる。また、スイッチ14は、ホール素子
などに限らず、接触式のものとして構成できる。したが
って、スイッチ作動レバー13とスイッチ14と組み合
わせは、スイッチの形式によって適宜変更されるもので
ある。
いる。(1)第1のカム、第2のカムおよび製氷皿の駆
動部は、カム歯車と一体に構成されている。(2)スイ
ッチ作動部材(スイッチ作動レバー)は、第2のカムの
回転によって駆動され、1つのスイッチをオンまたはオ
フの状態に設定する。(3)第2のカムによって駆動さ
れる検氷レバーは、製氷皿内の貯氷量に応じて変位阻止
部により、スイッチ作動部材の変位を阻止・許容する。
したがって、本発明では、1つのカム歯車およびこれと
一体の第1のカム、第2のカムおよび製氷皿の駆動部に
よって検氷レバーの検氷動作のほか、製氷皿の反転動
作、検氷時に貯氷量に応じて1つのスイッチのオンオフ
動作が同時並行的に制御できるため、これらの動きの同
期状態が容易に設定でき、従来のものに比較して、外部
信号による応動制御が単純化できる。
伝達する手段中に、ロック手段が設けられているため、
カム歯車の異常な回転が阻止でき、異常な回転にともな
う誤動作や部品の破壊が未然に防止できる。
にダイオードおよび抵抗器を介在させたものでは、モー
タの正転方向の回転時に必要な出力トルクが得られ、ま
たモータの逆転時に小電力のもとに、モータが小さなト
ルクで回転するため、駆動系が保護され、また消費電力
も小さく、静かな戻り方向の運転が可能となる。
である。
ある。
る。
ロックレバーの対応関係の拡大平面図である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 モータ(15)と、このモータ(15)
の回転を減速してカム歯車(11)に伝達する手段(1
6、17、18、19)と、カム歯車(11)と一体に
設けた第1のカム(21)、第2のカム(22)および
製氷皿(2)の駆動部(4)と、第1のカム(21)と
係合して変位可能な検氷レバー(12)と、第2のカム
(22)に従動し製氷皿(2)の所定の動作位置で変位
する1つのスイッチ作動部材(13)と、このスイッチ
作動部材(13)の変位を検出する1つのスイッチ(1
4)と、を有し、上記 第1のカム(21)に上記動作位置としての検氷位
置で検氷レバー(12)の変位を許容する検氷用の変位
許容域(29)を形成するとともに、上記 第2のカム(22)に、上記カム歯車(11)の基
準位置に対応する位置に設けられスイッチ作動部材(1
3)を変位させる原位置信号用の変位許容域(31)と
上記検氷用の変位許容域(29)に対応して上記スイッ
チ作動部材(13)を変位させる検氷信号用の変位許容
域(32)と、上記カム歯車(11)の回転終期で上記
スイッチ作動部材(13)を変位させる回転終期検出用
の変位許容域(33)とを形成し、上記 検氷レバー(12)は、スイッチ作動部材(13)
に対応する変位阻止部(50)を有しており、検氷位置
において、製氷皿(2)内の貯氷量の充足時に製氷皿
(2)内の氷によって変位を阻止されるとともに、製氷
皿(2)内の貯氷量の不足時に変位を許容される構成と
なっており、上記 検氷レバー(12)の変位阻止部(50)は、上記
検氷レバー(12)の変位に連動して、貯氷量の不足時
にのみ、上記第2のカム(22)の上記検氷信号用の変
位許容域(32)に進入しようとする上記スイッチ作動
部材(13)の変位を阻止するようになっており、 上記カム歯車(11)の回転による上記第1のカム(2
1)および上記第2のカム(22)の回転により、上記
スイッチ作動部材(13)を上記原位置信号用の変位許
容域(31)および上記回転終期検出用の変位許容域
(33)のそれぞれにおいて変位させて上記1つのスイ
ッチ(14)により位置検出するとともに、上記検氷信
号用の変位許容域(32)においては検氷レバー(1
2)の変位に応じて上記スイッチ作動部材(13)の変
位を制御し、貯氷量の充足時に上記ス イッチ作動部材
(13)を変位させて上記1つのスイッチ(14)によ
り貯氷量の充足に対応する信号を得るようにしたこと を
特徴とする製氷皿の駆動装置(1)。 - 【請求項2】 モータ(15)の回転を減速してカム歯
車(11)に伝達する手段(16、17、18、19)
中に、カム歯車(11)の異常な正転回転を強制的に停
止させるロック手段(24、25、47)を組み込んで
なる請求項1記載の製氷皿の駆動装置(1)。 - 【請求項3】 回動可能に設けられた製氷皿(2)と、
この製氷皿(2)を回動させる駆動回路(53)と、こ
の駆動回路(53)によって駆動されるモータ(15)
と、このモータ(15)の回転を減速して前記製氷皿
(2)に伝達する手段(16、17、18、19)と、
前記駆動回路(53)とモータ(15)との間の給電路
中に、モータ(15)の正転方向に対して順方向のダイ
オード(54)を介在させ、このダイオード(54)に
対して抵抗器(55)を並列に接続してなることを特徴
とする製氷皿の駆動装置(1)。
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JP (1) | JP3071599B2 (ja) |
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1993
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KR102047161B1 (ko) * | 2017-09-15 | 2019-12-10 | 주식회사 블루피치 | 신발 내 공기순환이 가능한 기능성 인솔 |
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