JP3295744B2 - 掃除機用吸入ノズル - Google Patents

掃除機用吸入ノズル

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JP3295744B2
JP3295744B2 JP17975593A JP17975593A JP3295744B2 JP 3295744 B2 JP3295744 B2 JP 3295744B2 JP 17975593 A JP17975593 A JP 17975593A JP 17975593 A JP17975593 A JP 17975593A JP 3295744 B2 JP3295744 B2 JP 3295744B2
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rotor
blade
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vacuum cleaner
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久夫 武井
秀雄 大橋
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Kowa Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機のアタッチ
メントとして、駆動装置によって駆動回転する回転ロー
タを内蔵している掃除機用吸入ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の掃除機用ノズル(以下ノズルと呼
ぶ)の回転ロータは、これを構成するロータを螺旋状に
ねじって作り、これにブラシを螺旋状に植毛したり、ブ
レードを螺旋状に取り付けたりしていた。例えば特公平
2−12567号(以下例1と呼ぶ)、特公昭63−3
5246号(以下例2と呼ぶ)および特開昭61−15
4607号(以下例3と呼ぶ)の各公報に示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転ロータは、
これを構成するロータの外周面に多条の突起部や溝を螺
旋状に設けて棒条体とし、このロータにブラシを前記突
起の間にこれにそって螺旋状に植毛したり、前記溝にブ
レードをはめてノズルに組みつけていた。
【0004】このためロータは例1に示すような方法で
作るが、突起部や溝を螺旋状に設けるためにロータを捩
って成形して寸法精度を常に維持することは難しい事で
有るが、なかでも溝を設けることは非常に難しい。
【0005】ロータを製作するには、例1に示すような
方法によって発泡熱可塑性プラスチックを押し出し成形
で作るのが通常であった。このロータにブラシを植毛し
たものは糸くずや毛髪がブラシやロータに巻き付いて除
塵効果を弱めたり、ロータの回転バランスを失わせて回
転時騒音振動が発生するという問題があった。
【0006】上記の問題を解決するために例2が提案さ
れ、ロータにブレードを取り付けるための構造として例
3に示すようなロータに、例2と例3とに示す構造を合
体させてなるブレードを取り付けていた。これによって
糸くずや毛髪が巻き付くのを防ぐ効果があるけれど床面
の塵を跳ね上げて吸入する効果はブラシにはおよばな
い。
【0007】本発明はロータの構造、材質あるいは製作
方法等の選択の自由度を広くして製作しやすくするとと
もに、回転ロータに糸くずや毛髪が巻き付かずしかも掃
除性能のよく振動騒音の発生しないようなノズルを提供
する事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】ロータは直棒条体とし、
ねじりを加えない構造とする。ロータには外周上に開口
をもつロータの長手方向にまっすぐな溝を複数個設け
る。
【0009】ロータの溝と溝の間の分割されたロータの
外周のそれぞれに、ほぼ均等数のブラシをロータの長手
方向に分散して植毛する。溝にはブレードを挿入するが
ブレード先端がブラシの先端より低い位置になるように
し、ブレードの形状をロータ回転時後ろ側のブラシの方
へ曲折するようにしたり、ブレードの外周に突出する部
分を植毛ブラシの近傍のみにしたりすることにより前記
課題を解決するノズルを提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1、2に実施の形態1を示す。図1はロータ13にブ
ラシ14とブレード23を取り付けたものの一部を斜視
図と、縦断面図Cとで示している。ブレード23は、図
4−cにその一部を示すように、細長のもので可撓性を
有するゴム等よりなる清掃部24とこれの一方の端部2
7に取り付けてある基体25によってなり、この基体2
5の方を溝17に差し込んで取り付ける。ブレード23
の清掃部25は回転時後ろ側になるブラシの方へ曲折し
て先端の位置はブラシの先端より低くなっている。ブレ
ード23の清掃部24はロータ13の真っすぐな溝17
に挿入されているので全長の幅で同時に床面に当たるが
回転方向と逆方向に曲折しているのとブラシより突出量
が小さいので回転に抵抗を与えることはない。図2はノ
ズルに回転自在に取り付けるため回転ロータの両端にブ
ラケットを取りつけているのを示す。
【0011】実施の形態2 図3に実施の形態2を示す。図3は回転ロータの円周上
の植毛ブラシとブレードを平面上に展開したものであ
る。ブレードが外周面より突出しているのはブラシを植
毛した近傍のみであることを示す。ここでブレードの清
掃部はまっすぐ立った状態になっているがこれは後ろ側
のブラシの方へ曲折していてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によるノズルは、以上に示したよ
うな回転ロータを内蔵し、これを回転させながら使用す
るので下記のような効果を示す。
【0013】ロータを直棒条体とし、その外周に開口す
る複数個の溝をロータの長手方向にまっすぐに設けるこ
とにより、ロータを製作するときねじりを加える必要が
ないので製作方法や材質を幅広く選択することができる
し、製作が容易で寸法精度を確保維持することができ
る。また製作方法や材質によっては、強度をあげること
ができるのでロータの径を小さくすることが可能とな
る。これにより回転ロータの軽量化とともに回転バラン
スがよくなる。
【0014】ブレードはブラシよりもロータの外方の突
出する寸法を小さくしているので、回転ロータが回転す
るとき床面を擦るのはブラシであり、じゅうたんのよう
に長い起毛やパイルを有するものではブレードはいくら
か接触する程度であり、その働きは回転ロータに糸くず
や毛髪が巻き付くのを妨げることである。ブレードが後
ろ側に曲折していることは、回転方向に逆らわない方に
傾斜しているので床面に当たるときの接触抵抗を小さく
する。
【0015】ブレードが植毛ブラシの近傍のみ外方に突
出していることで同時にかかる接触抵抗をさらに小さく
することができるとともに、植毛ブラシの近傍には確実
にブレードがあるので糸くずや毛髪の巻き付きは防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の回転ロータにおけるブラシを
植毛したロータにブレードを取り付けているものの一部
を示す斜視図とその断面を矢Cから見た縦断面図および
ブレードの一部の斜視図
【図2】 実施の形態1の両端ブラケット、および軸受
を組み立て順にならべている個々の部品の斜視図
【図3】 実施の形態2の回転ロータにおいて、ロータ
の外周を平面に展開したときのブラシとブレードの斜視
【符号の説明】
13 ロータ 14 ブラシ 23 ブレード 24 清掃部 25 基体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−95866(JP,A) 特開 昭55−70225(JP,A) 特開 平4−325132(JP,A) 実開 昭55−104929(JP,U) 実開 平3−103055(JP,U) 実開 昭61−157459(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ともに吸入ノズルに内蔵する駆動装置と
    これによって駆動回転される回転ロータにおいて、回転
    ロータを構成するロータを直棒条体としこれの長手方向
    の回転軸線にそって外周に開口するまっすぐの複数個の
    溝を設けこれらの溝によって分割されたロータの外周に
    全周にわたって外方へ突出ブラシを植毛し、上記溝に先
    端がブラシの先端より低くなるようにブレードを挿入し
    て構成された回転ロータにおいて、ブレード先端が回転
    時ブレードの後ろ側のブラシ方向に曲折していることを
    特徴とする回転ロータにしている掃除機用吸入ノズル。
  2. 【請求項2】 請求項1の構成よりなる回転ロータにお
    いて、ブレードの外周側に突出した部分が植毛ブラシの
    近傍のみになることを特徴とする回転ロータとしている
    掃除機用吸入ノズル。
  3. 【請求項3】 請求項1の構成よりなる回転ロータにお
    いて、植毛ブラシをロータのほぼ全長にわたって分散し
    て設けるとともに、ロータの回転円周上において同一円
    周上に複数個のブラシが重ならないように配置し、ブレ
    ードを請求項1または請求項2記載のブレードにしたこ
    とを特徴とする回転ロータにしている掃除機用吸入ノズ
    ル。
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