JPH09289960A - 掃除機用床ノズルの回転ロータ - Google Patents
掃除機用床ノズルの回転ロータInfo
- Publication number
- JPH09289960A JPH09289960A JP14210696A JP14210696A JPH09289960A JP H09289960 A JPH09289960 A JP H09289960A JP 14210696 A JP14210696 A JP 14210696A JP 14210696 A JP14210696 A JP 14210696A JP H09289960 A JPH09289960 A JP H09289960A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- blade member
- cylindrical part
- rotor
- shaft
- Prior art date
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- Pending
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 掃除機のアタッチメントとして、使用される
床ノズルにおいて、内蔵する駆動装置によって回転され
る回転ロータを、より清掃効果の高いものにするための
ものである。 【構成】 回転ロータを構成するブレード部材を、筒状
部は硬質、ブレード部は軟質の、弾性体で二重押出し成
形し、ブレード部材に直線状の軸を挿入し、ブラケット
で両端を固着する。
床ノズルにおいて、内蔵する駆動装置によって回転され
る回転ロータを、より清掃効果の高いものにするための
ものである。 【構成】 回転ロータを構成するブレード部材を、筒状
部は硬質、ブレード部は軟質の、弾性体で二重押出し成
形し、ブレード部材に直線状の軸を挿入し、ブラケット
で両端を固着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、掃除機のアタッチメン
トとして使用される床ノズルの、駆動装置によって回転
される回転ロータに関するものである。
トとして使用される床ノズルの、駆動装置によって回転
される回転ロータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の掃除機用床ノズルの回転ロータ
は、特願平７−３４８４９５のように、回転ロータを構
成するブレード部材が、筒状部、ブレード部、共に同一
材でつくられている。
は、特願平７−３４８４９５のように、回転ロータを構
成するブレード部材が、筒状部、ブレード部、共に同一
材でつくられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回転
ロータは、直接床面のゴミをかき上げる部分であるブレ
ード部には、柔軟性が要求されるために、ブレード部と
一体に成形される筒状部も、ブレード部と同様に軟質で
あった。又、ブレード部材のひねりは、ブレード部の両
端のブラケットによってのみ、保持されているため、保
持部以外では、軸と筒状部の間に、ほとんど抵抗が無か
った。このため、外力が加わらない状態では螺旋状に保
たれているブレードは、清掃時に回転ロータを回転さ
せ、ブレード部が床面を擦ると、その負荷によってブレ
ードの根元である筒状部から、ひねりがもどされて、局
部的に螺旋形状がくずれてしまっていたために、このよ
うな回転ロータは、確実に床面のゴミをかき上げるとい
う本来の役割を果たせず、清掃効率を低下させる、とい
う欠点を有していた。
ロータは、直接床面のゴミをかき上げる部分であるブレ
ード部には、柔軟性が要求されるために、ブレード部と
一体に成形される筒状部も、ブレード部と同様に軟質で
あった。又、ブレード部材のひねりは、ブレード部の両
端のブラケットによってのみ、保持されているため、保
持部以外では、軸と筒状部の間に、ほとんど抵抗が無か
った。このため、外力が加わらない状態では螺旋状に保
たれているブレードは、清掃時に回転ロータを回転さ
せ、ブレード部が床面を擦ると、その負荷によってブレ
ードの根元である筒状部から、ひねりがもどされて、局
部的に螺旋形状がくずれてしまっていたために、このよ
うな回転ロータは、確実に床面のゴミをかき上げるとい
う本来の役割を果たせず、清掃効率を低下させる、とい
う欠点を有していた。
【０００４】本発明は、ロータを回転させた時に、床面
との抵抗によって、ブレード部材のひねりがもどされる
ことなく、充分な清掃効果が得られる掃除機用床ノズル
の回転ロータを提供することを目的としている。
との抵抗によって、ブレード部材のひねりがもどされる
ことなく、充分な清掃効果が得られる掃除機用床ノズル
の回転ロータを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の回転ロータは、
筒状部の外方に複数のブレード部を有するブレード部材
を、筒状部は硬質、ブレード部は軟質の、両方共可撓性
を有する材料で、二重押出し成形し、ブレード部材の中
央穴に軸を挿入し、ブレード部材を軸のまわりに所定の
角度にひねりを加え、ブレード部材の両端でブラケット
をはめて固着しすることによって完成されるようにした
ものである。
筒状部の外方に複数のブレード部を有するブレード部材
を、筒状部は硬質、ブレード部は軟質の、両方共可撓性
を有する材料で、二重押出し成形し、ブレード部材の中
央穴に軸を挿入し、ブレード部材を軸のまわりに所定の
角度にひねりを加え、ブレード部材の両端でブラケット
をはめて固着しすることによって完成されるようにした
ものである。
【０００６】
【作用】本発明の回転ロータは、ブレード部材の材質
を、筒状部は硬質、ブレード部は軟質としたため、所定
の角度にひねられたブレード部材は、床面の抵抗でひね
りがもどされることなく、ロータを回転させることがで
きる。
を、筒状部は硬質、ブレード部は軟質としたため、所定
の角度にひねられたブレード部材は、床面の抵抗でひね
りがもどされることなく、ロータを回転させることがで
きる。
【０００７】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
図において、１は底面に細長い横長の開口２を有する床
ノズルの下ケース、３は上ケース、４は開口２の中央で
下ケース１と上ケース３によって囲まれた吸気口、５は
掃除機の延長管（図示せず）に接続される吸気パイプ、
６はモータ７の回転を回転ロータ８に伝えるベルトで、
モータ７の駆動プーリ９と、回転ロータ８の従動プーリ
１０に掛けられている。
図において、１は底面に細長い横長の開口２を有する床
ノズルの下ケース、３は上ケース、４は開口２の中央で
下ケース１と上ケース３によって囲まれた吸気口、５は
掃除機の延長管（図示せず）に接続される吸気パイプ、
６はモータ７の回転を回転ロータ８に伝えるベルトで、
モータ７の駆動プーリ９と、回転ロータ８の従動プーリ
１０に掛けられている。
【０００８】回転ロータ８は、ブレード部材１１、直線
状の軸１２、従動プーリを有する従動側ブラケット１３
（以後ブラケット１３という）、遊び側ブラケット１４
（以後ブラケット１４という）より構成され、その両端
に軸受１５、１６がはめられ、下ケース１に設けられた
軸受取付用凹部１７、１８に取付けられて、回転自在に
保持されている。
状の軸１２、従動プーリを有する従動側ブラケット１３
（以後ブラケット１３という）、遊び側ブラケット１４
（以後ブラケット１４という）より構成され、その両端
に軸受１５、１６がはめられ、下ケース１に設けられた
軸受取付用凹部１７、１８に取付けられて、回転自在に
保持されている。
【０００９】ブレード部材１１は、筒状部１９の外方に
複数のブレード部２０を有し、筒状部１９は、ひねりが
可能な程度に硬質、ブレード部２０は軟質の、両方共可
撓性のあるゴムやプラスチック等の材料で二重押出し成
形して一体となるように作られている。筒状部１９の内
径は、軸１２が容易に挿入できる寸法に設定されてい
る。
複数のブレード部２０を有し、筒状部１９は、ひねりが
可能な程度に硬質、ブレード部２０は軟質の、両方共可
撓性のあるゴムやプラスチック等の材料で二重押出し成
形して一体となるように作られている。筒状部１９の内
径は、軸１２が容易に挿入できる寸法に設定されてい
る。
【００１０】軸１２は、直線状の丸鋼等で作られてい
る。
る。
【００１１】ブラケット１３、１４の中央部には、軸１
２の外径寸法に合った穴２１と、ブレード部材１１側に
は、ブレード部２０の先端２２を入れて位置決めをする
ための凹部２３が設けられている。
２の外径寸法に合った穴２１と、ブレード部材１１側に
は、ブレード部２０の先端２２を入れて位置決めをする
ための凹部２３が設けられている。
【００１２】ブレード部材１１の筒状部１９の内径に、
軸１２を挿入し、ブレード部材１１を軸１２のまわりに
所定の角度ひねりを加え、ブラケット１３、１４の凹部
２３を、ブレード部２０の先端２２に合わせて、ブラケ
ット１３、１４を、軸１２の所定の位置に接着する等有
効な方法で固着すると、ブレード部２０は、螺旋状に保
たれ、回転ロータ８が完成する。
軸１２を挿入し、ブレード部材１１を軸１２のまわりに
所定の角度ひねりを加え、ブラケット１３、１４の凹部
２３を、ブレード部２０の先端２２に合わせて、ブラケ
ット１３、１４を、軸１２の所定の位置に接着する等有
効な方法で固着すると、ブレード部２０は、螺旋状に保
たれ、回転ロータ８が完成する。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、ブレード
部材１１の筒状部１９が、ひねりが可能な程度に硬質で
あるため、所定の角度にひねられ、両端をブラケット１
３、１４によって固定されたブレード部材１１は、ブレ
ード部２０に外力が加わっても、軟質のブレード部２０
が吸収し、筒状部１９には影響がないため、ブレード部
材１１のひねりは常に維持される。従ってこのような回
転ロータ８を回転させると、ブレード部２０は確実に床
面をたたき、清掃効率を上げることができる。
部材１１の筒状部１９が、ひねりが可能な程度に硬質で
あるため、所定の角度にひねられ、両端をブラケット１
３、１４によって固定されたブレード部材１１は、ブレ
ード部２０に外力が加わっても、軟質のブレード部２０
が吸収し、筒状部１９には影響がないため、ブレード部
材１１のひねりは常に維持される。従ってこのような回
転ロータ８を回転させると、ブレード部２０は確実に床
面をたたき、清掃効率を上げることができる。
【図１】 本発明の回転ロータを収納している床ノズル
の、上ケースを除いた斜視図。
の、上ケースを除いた斜視図。
【図２】 床ノズルの横断面図。
【図３】 本発明の実施例を示す、回転ロータの一部を
断面にした正面図。
断面にした正面図。
【図４】 同じく、ブレード部材の断面図。
【図５】 同じく、ブレード部材に軸を挿入後、ブラケ
ットを挿入する前の状態を示す斜視図。
ットを挿入する前の状態を示す斜視図。
【図６】 同じく、回転ロータの斜視図。
８ 回転ロータ １１ ブレード部材 １２ 軸 １３ 従動側ブラケット １４ 遊び側ブラケット １９ 筒状部 ２０ ブレード部
Claims (1)
- 【請求項１】 底面に横長の開口を設け、内蔵する駆動
装置によって回転される回転ロータの外周を、開口底面
より突出させた掃除機用床ノズルにおいて、 筒状部の外方に複数のブレード部を有するブレード部材
を、筒状部は硬質、ブレード部は軟質の、両方共可撓性
を有するゴムやプラスチック等の材料で、二重押出し成
形し、ブレード部材の中央穴に軸を挿入し、ブレード部
材を所定の角度に軸のまわりにひねりを加え、ブレード
部材の両端でブラケットを軸に固着して、ブレード部を
螺旋状としたことを特長とする、掃除機用床ノズルの回
転ロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14210696A JPH09289960A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 掃除機用床ノズルの回転ロータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14210696A JPH09289960A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 掃除機用床ノズルの回転ロータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289960A true JPH09289960A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=15307572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14210696A Pending JPH09289960A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 掃除機用床ノズルの回転ロータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09289960A (ja) |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP14210696A patent/JPH09289960A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041130 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050302 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050816 |