JPH08131375A - 掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレード - Google Patents
掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレードInfo
- Publication number
- JPH08131375A JPH08131375A JP31004894A JP31004894A JPH08131375A JP H08131375 A JPH08131375 A JP H08131375A JP 31004894 A JP31004894 A JP 31004894A JP 31004894 A JP31004894 A JP 31004894A JP H08131375 A JPH08131375 A JP H08131375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- blade
- tip
- floor nozzle
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 掃除機のアタッチメントとして，床の上を移
動して塵を吸入する床ノズルにおいて，内蔵する駆動装
置によって回転される回転ロータに螺旋状に取付けられ
るブレードが，ロータの軸心に対して垂直になるような
ものを作り，常に確実な床の上の塵の跳ね上げを行うた
めのものである。ブレードの先端を波形にすると，清掃
の効果を高めることができる。 【構成】 回転ロータを構成するブレードの形状を扇形
にし，扇形の外周寸法と内周寸法を，各々，ロータに取
付けた状態のブレードの先端の展開寸法と，ロータの溝
の基面の展開寸法とに等しくしたブレードをロータに取
付ける。上記で，外周寸法のみを長くすると，ブレード
の先端は波形になる。
動して塵を吸入する床ノズルにおいて，内蔵する駆動装
置によって回転される回転ロータに螺旋状に取付けられ
るブレードが，ロータの軸心に対して垂直になるような
ものを作り，常に確実な床の上の塵の跳ね上げを行うた
めのものである。ブレードの先端を波形にすると，清掃
の効果を高めることができる。 【構成】 回転ロータを構成するブレードの形状を扇形
にし，扇形の外周寸法と内周寸法を，各々，ロータに取
付けた状態のブレードの先端の展開寸法と，ロータの溝
の基面の展開寸法とに等しくしたブレードをロータに取
付ける。上記で，外周寸法のみを長くすると，ブレード
の先端は波形になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，掃除機のアタッチメン
トとして床の上を移動して空気とともに塵を吸取るため
の床ノズルにおいて，床ノズルに内蔵する駆動装置によ
って回転される回転ロータに取付けられている，床の上
を擦って，床の上の塵を跳ね上げて掃除機へ吸取る用を
する掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレードに関す
る。
トとして床の上を移動して空気とともに塵を吸取るため
の床ノズルにおいて，床ノズルに内蔵する駆動装置によ
って回転される回転ロータに取付けられている，床の上
を擦って，床の上の塵を跳ね上げて掃除機へ吸取る用を
する掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレードに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の掃除機用床ノズルの回転ロータ
は，例えば，特開平１−２５９８２４号公報に記載され
ているように，直線状に形成されたブレードが，ロータ
の螺旋状の溝に取付けられている。
は，例えば，特開平１−２５９８２４号公報に記載され
ているように，直線状に形成されたブレードが，ロータ
の螺旋状の溝に取付けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた回
転ロータ用ブレードでは，ロータに設けた螺旋状のブレ
ード取付用の溝に取付けられたブレードは，ロータの捻
り角度が大きくなると，ロータに取付けた状態のブレー
ドの先端の展開寸法と，ロータの溝の基面の展開寸法と
の差が大きくなり，ブレードの先端が倒れてしまい，床
面を擦って床の上にある塵を跳ね上げる働きがなくな
り，また，回転バランスが悪くなるという問題があっ
た。
転ロータ用ブレードでは，ロータに設けた螺旋状のブレ
ード取付用の溝に取付けられたブレードは，ロータの捻
り角度が大きくなると，ロータに取付けた状態のブレー
ドの先端の展開寸法と，ロータの溝の基面の展開寸法と
の差が大きくなり，ブレードの先端が倒れてしまい，床
面を擦って床の上にある塵を跳ね上げる働きがなくな
り，また，回転バランスが悪くなるという問題があっ
た。
【０００４】本発明は，ロータに取付けたブレードが，
ロータの軸心に垂直になるようにして，床の上にある塵
を効率良く跳ね上げることが出来ると共に，回転バラン
スが良く，振動の少ない回転ロータのブレードを提供す
ることを目的としている。
ロータの軸心に垂直になるようにして，床の上にある塵
を効率良く跳ね上げることが出来ると共に，回転バラン
スが良く，振動の少ない回転ロータのブレードを提供す
ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に，本発明は，回転ロータに取付けるブレードの形を扇
形にする。
に，本発明は，回転ロータに取付けるブレードの形を扇
形にする。
【０００６】ブレードを作る際，扇形の外周寸法と，内
周寸法を，各々，ロータに取付けた状態のブレードの先
端の展開寸法と，ロータの溝の基面の展開寸法とに等し
くなるようにすると，ブレードはロータの軸心に対して
垂直になる。
周寸法を，各々，ロータに取付けた状態のブレードの先
端の展開寸法と，ロータの溝の基面の展開寸法とに等し
くなるようにすると，ブレードはロータの軸心に対して
垂直になる。
【０００７】また，ブレードの扇形の外周寸法を，ロー
タに取付けた状態のブレードの先端の展開寸法より大き
くすることにより，ブレードの先端を波形にすることも
可能である。
タに取付けた状態のブレードの先端の展開寸法より大き
くすることにより，ブレードの先端を波形にすることも
可能である。
【０００８】
【作用】上記のようにブレードを作ることによって，ロ
ータに設けた螺旋状のブレード取付用の溝に取付けた時
に，ブレードは倒れることなく，ロータの軸心に対して
垂直な状態になる。また，ブレードをロータの溝に挿入
する際には，ブレードの可撓性に頼ることなく，無理の
ない挿入が可能になる。
ータに設けた螺旋状のブレード取付用の溝に取付けた時
に，ブレードは倒れることなく，ロータの軸心に対して
垂直な状態になる。また，ブレードをロータの溝に挿入
する際には，ブレードの可撓性に頼ることなく，無理の
ない挿入が可能になる。
【０００９】ブレードの先端を波形にした場合は，ブレ
ードの先端の床を擦る長さが長くなり，清掃効果を上げ
ることが出来る。
ードの先端の床を擦る長さが長くなり，清掃効果を上げ
ることが出来る。
【００１０】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
において，１は底面に細長い横長の開口２を有する床ノ
ズルの下ケース，３は上ケース，４は開口２の中央で下
ケース１と上ケース３によって囲まれた吸気口，５は掃
除機の延長管（図示せず）に接続される吸気パイプ，６
はモータ７の回転を回転ロータ８に伝えるベルトで，モ
ータ７の駆動プーリ９と，回転ロータ８の従動プーリ１
０に，掛けられている。
において，１は底面に細長い横長の開口２を有する床ノ
ズルの下ケース，３は上ケース，４は開口２の中央で下
ケース１と上ケース３によって囲まれた吸気口，５は掃
除機の延長管（図示せず）に接続される吸気パイプ，６
はモータ７の回転を回転ロータ８に伝えるベルトで，モ
ータ７の駆動プーリ９と，回転ロータ８の従動プーリ１
０に，掛けられている。
【００１１】回転ロータ８は，ロータ１１，弾性体で作
られたブレード１２，従動プーリ１０と軸１３を有する
従動側ブラケット１４，軸１５を有する遊び側ブラケッ
ト１６より構成され，下ケース１の両側に設けた軸受１
７，１８取付用の凹部１９，２０にはめ込まれて，回転
自在に保持されている。
られたブレード１２，従動プーリ１０と軸１３を有する
従動側ブラケット１４，軸１５を有する遊び側ブラケッ
ト１６より構成され，下ケース１の両側に設けた軸受１
７，１８取付用の凹部１９，２０にはめ込まれて，回転
自在に保持されている。
【００１２】ブレード１２は，図４に示すような可撓性
のあるゴムやプラスチックで作られ，固定端２１と薄板
部２２をもった扇形をしている。
のあるゴムやプラスチックで作られ，固定端２１と薄板
部２２をもった扇形をしている。
【００１３】ブレード１２の扇形の外周寸法Ａと，内周
寸法Ｂを，各々，ロータ１１に取付けた状態のブレード
１２の先端２５の展開寸法と，ロータ１１の溝２６の基
面２７の展開寸法とに等しくして，ブレード１２の固定
端２１を，ロータ１１の溝２６に挿入すると，ブレード
１２はロータ１１の軸心に対して垂直になる。
寸法Ｂを，各々，ロータ１１に取付けた状態のブレード
１２の先端２５の展開寸法と，ロータ１１の溝２６の基
面２７の展開寸法とに等しくして，ブレード１２の固定
端２１を，ロータ１１の溝２６に挿入すると，ブレード
１２はロータ１１の軸心に対して垂直になる。
【００１４】図７，図８における実施例では，ブレード
２８の扇形の内周寸法Ｂは，ロータ１１の溝２６の基面
２７の展開寸法と等しくして，ブレード２８の扇形の外
周寸法を，ブレード１２における外周寸法Ａより大きく
した寸法Ａ＋αとすることにより，ブレード２８をロー
タ１１の溝２６に挿入すると，回転ロータ２９のブレー
ド２８の先端３０は，波形の形状となり，床面との接触
する長さを大きくすることができる。
２８の扇形の内周寸法Ｂは，ロータ１１の溝２６の基面
２７の展開寸法と等しくして，ブレード２８の扇形の外
周寸法を，ブレード１２における外周寸法Ａより大きく
した寸法Ａ＋αとすることにより，ブレード２８をロー
タ１１の溝２６に挿入すると，回転ロータ２９のブレー
ド２８の先端３０は，波形の形状となり，床面との接触
する長さを大きくすることができる。
【００１５】
【発明の効果】捻り角度の大きなロータ１１にブレード
１２を取付ける場合でも，ブレード１２の先端２５は倒
れることなく，常にロータ１１の軸心に垂直にすること
が出来る。従ってこのような回転ロータ８は，確実に床
の上にある塵を跳ね上げることが出来て，かつ，回転バ
ランスが良いので，確実な清掃を可能にする。
１２を取付ける場合でも，ブレード１２の先端２５は倒
れることなく，常にロータ１１の軸心に垂直にすること
が出来る。従ってこのような回転ロータ８は，確実に床
の上にある塵を跳ね上げることが出来て，かつ，回転バ
ランスが良いので，確実な清掃を可能にする。
【００１６】ブレード２８の先端３０を波形にした回転
ロータ２９は，先端３０が床を擦る長さを，通常の螺旋
状態よりも長くできるので効率の良い清掃を可能にす
る。
ロータ２９は，先端３０が床を擦る長さを，通常の螺旋
状態よりも長くできるので効率の良い清掃を可能にす
る。
【図１】本発明のブレードを使用した床ノズルの，上ケ
ースを除いた斜視図。
ースを除いた斜視図。
【図２】床ノズルの縦断面図。
【図３】回転ロータの一部を断面にした正面図。
【図４】ブレードの斜視図。
【図５】ブレードの正面図。
【図６】ブレードを挿入する前のロータの斜視図。
【図７】ブレードの正面図。
【図８】回転ロータの一部を断面にした正面図。
１ 下ケース ２ 開口 ３ 上ケース ７ モータ ８ 回転ロータ １０ 従動プーリ １１ ロータ １２ ブレード １４ 従動側ブラケット １６ 遊び側ブラケット ２１ 固定端 ２２ 薄板部 ２５ 先端 ２６ 溝 ２７ 基面 ２８ ブレード ２９ 回転ロータ ３０ 先端
Claims (2)
- 【請求項１】 床ノズルに内蔵する駆動装置によって回
転される回転ロータで，回転ロータを構成するロータ
を，その外周に開口する一条ないし複数条のブレード取
付用の溝を螺旋状にしたものにおいて，それに取付ける
ブレードの形状を扇形にし，扇形の外周寸法と，内周寸
法を，各々，ロータに取付けた状態のブレードの先端の
展開寸法と，ロータの溝の基面の展開寸法とに等しくし
て，ロータの軸心にブレードが垂直になるようにしたこ
とを特徴とする，掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレ
ード。 - 【請求項２】 回転ロータを構成するブレードの形状を
扇形にし，扇形の外周寸法を，ロータに取付けた状態の
ブレードの先端の展開寸法より大きくして，ロータに取
付けられたブレードの先端が，波形を形成するようにし
たことを特徴とする，請求項１記載の，掃除機用床ノズ
ルの回転ロータ用ブレード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31004894A JPH08131375A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31004894A JPH08131375A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08131375A true JPH08131375A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=18000543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31004894A Pending JPH08131375A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 掃除機用床ノズルの回転ロータ用ブレード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08131375A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006254978A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Kowa Co Ltd | 掃除機用床ノズルの回転ロータ。 |
| JP2006325761A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Kowa Co Ltd | 掃除機用床ノズルの回転ロータ及び電気掃除機 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP31004894A patent/JPH08131375A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006254978A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Kowa Co Ltd | 掃除機用床ノズルの回転ロータ。 |
| JP4589766B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2010-12-01 | 株式会社コーワ | 掃除機用床ノズルの回転ロータ。 |
| JP2006325761A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Kowa Co Ltd | 掃除機用床ノズルの回転ロータ及び電気掃除機 |
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