JP3642357B2 - 掃除機用床ノズルの回転ロータ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、掃除機のアタッチメントとして使用される床ノズルの、駆動装置によって回転される、回転ロータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の掃除機用床ノズルの回転ロータの構造の一例を図12に示す。ブラッケト101には、ロータ102が挿入される穴103と、その内面に、ロータ102のブレード部材104やブラシ部材105が取付けられる溝106にはまり込む回り止め片107が設けられ、中央に軸108がインサート等の方法によって一体に成型されていた。 また、ロータ102には、軸108が挿入される穴109があけられていた。ブラケット101とロータ102とは、はめ込みとそこに塗布された接着剤によって、回着されていた。また、はめ込みに圧入の方法を採用したものも見られた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の回転ロータは、接着のための前処理、すなわち、油や汚れの除去、接着剤の塗布、接着剤の硬化時間等が必要で、製作に手間と費用がかかって、高価なものであった。また、圧入方法を採用したものは、圧入される部位の寸法精度の維持と管理を、より高度なものにする必要があって、高価なものとなっていた。
【0004】
本発明は、ロータをアルミニウムやその合金(以下アルミニウムという)等の金属材にすることによって、塑性加工が可能になることに着目してなされたもので、ブラケットをロータにカシメて強固に固着せしめ、安価な回転ロータを提供することができるようにした。
【0005】
【課題を解決するための手段】
ロータは、素材をアルミニウムとし、外周に一条ないし複数条のブレード部材やブラシ部材の取付用の溝を、軸の長手方向に設け、押出しの方法で作ったものを、両端を固持して軸の周りに捩って、溝を螺旋状にする。
【0006】
本発明請求項1による課題解決手段は、ブラケットの軸方向外側から、ロータの端面角部が底面より突出する穴をあけ、この穴の中で、ロータの端面角部をカシメ等によって変形させて、ブラケットとロータの固着を行うようにしたものである。
【0007】
請求項2による課題解決手段は、ブラケットの外周から、ロータの回り止め片に向って、回り止め片を貫通するか、あるいは、底面がロータの外周より内側にくるような穴をあけ、この穴の中で、ロータの溝の開口縁をカシメ等によって変形させて、ブラケットとロータの固着を行うようにしたものである。
【0008】
【作用】
上記のように構成された回転ロータは、アルミニウムで作られたロータ自身の一部を変形させた、機械的手段によって、ブラケットを固着しているので、その固着は強固で信頼性の高いものとすることができる。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。
図において、1は底面に細長い横長の開口2を有する床ノズルの下ケース、3は上ケース、4は開口2の中央で下ケース1と上ケース3によって囲まれた吸気口、5は掃除機の延長管(図示せず)に接続される吸気パイプ、6はモータ7の回転を回転ロータ8に伝えるベルトで、モータ7の駆動プーリ9と、回転ロータ8の従動プーリ10に掛けられている。
【0010】
回転ロータ8は、アルミニウムで作られたロータ11、弾性体で作られたブレード部材12、従動プーリ10と軸13を有する従動側ブラケット14、軸15を有する遊び側ブラケット16より構成され、下ケース1の両端に設けた軸受17、18取付用の凹部19、20にはめ込まれて、回転自在に保持されている。
【0011】
ロータ11は、図9に示すように、外周21に開口22した溝23を長手方向に4条設けたアルミニウム製で、直線状の押出し成形で作られ、両端部24、25に捩り工具(図示せず)をはめて、軸心の周りに捩り加工をして、開口22と溝23を螺旋状にしてある。
【0012】
螺旋状の溝23に、図10に示すような、可撓性のあるゴムやプラスチックで作られ、固定端26と開放端27を持った細長帯状のブレード部材12の、固定端26をはめ込む。ブレード部材12の開放端27は、ロータ11の開口22より外方に突出されている。
【0013】
螺旋状の開口22と溝23には、図11に示すような、パイル状の繊維からなるハケ28を、基布29の略中央に植毛したブラシ部材30をはめ込んで、被清掃面によって使い分けることができる。
【0014】
請求項1による実施例を図3、図4に示す。
従動側ブラケット14には、ロータ11が挿入される穴31、この穴31の内面にロータ11の開口22にはめ合せて位置決めをする突片32、穴31の反対側からロータ11の端面角部33が略中央に位置するカシメ穴34が設けられている。カシメ穴34は、ロータ11の端面角部33が、カシメ代を有する長さに突出するような深さにされている。
【0015】
遊ひ側ブラケット16にも、ロータ11が挿入される穴35、突片36、カシメ穴37が、従動側ブラケット14と同じように、設けられている。
【0016】
ロータ11に、ブレード部材12をはめ込み、ロータ11の両端部24、25を、従動側ブラケット14の穴31、遊び側ブラケット16の穴35に挿入すると、ロータ11の端面角部33、38は、カシメ穴34、37内に突出する。カシメ穴34、37に工具(図示せず)を入れて、軸方向に加圧すると、ロータ11の端面角部33、38は外方につぶされて、ロータ11と、従動側ブラケット14、遊び側ブラケット16とが、機械的に固着される。
【0017】
請求項2による実施例を図5、図6、図7、図8に示す。
従動側ブラケット114には、ロータ11が挿入される穴131、この穴131の内面にロータ11の開口22と溝23にはめ込まれて回り止めをする回り止め片132、外周から回り止め片132に向ってカシメ穴134が設けられている。カシメ穴134は、回り止め片132を貫通するか、あるいは、底面140がロータ11の外周21より内側にくるようにあけられている。
【0018】
遊び側ブラケッと116にも、ロータ11が挿入される穴135、回り止め片136、カシメ穴137が、従動側ブラケット114と同じように、設けられている。
【0019】
ロータ11に、ブレード部材12をはめ込み、ロータ11の両端部24、25を、従動側ブラケット114の穴131、遊ひ側ブラケット116の穴135に挿入すると、ロータ11の開口縁141は、カシメ穴134、137内に、図7に示すように突出する。カシメ穴134、137に工具(図示せず)を入れて、軸の直角方向に加圧すると、図6に示すように、開口縁141がつぶされて、ロータ11と、従動側ブラケット114、遊び側ブラケット116とが、機械的に固着される。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、ロータとブラケットは、ロータの塑性変形による機械的な固着となり、その固着は強固で信頼性の高いものとすることができる。また、固着は単純で簡単な、カシメ作業のみで完成するので、従来の接着や圧入の方法に比して、安価なものとすることができる利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転ロータを収納している床ノズルの、上ケースを除いた斜視図。
【図2】 床ノズルの横断面図。
【図3】 請求項1の実施例を示す、回転ロータの一部を断面にした正面図。
【図4】 請求項1の実施例を示す、ブレードをはめたロータと、従動側ブラケットの斜視図。
【図5】 請求項2の実施例を示す、回転ロータの一部を断面にした正面図。
【図6】 図5のA−A断面図。
【図7】 ロータ開口縁のカシメ前の状態を示す、図5のA−A断面図。
【図8】 請求項2の実施例を示す、ブレードをはめたロータと、従動側ブラケットの斜視図。
【図9】 ロータの斜視図。
【図10】 ブレード部材の斜視図。
【図11】 ブラシ部材の斜視図。
【図12】 従来の実施例を示す、ブレードをはめたロータと、従動側ブラケットの斜視図。
【符号の説明】
8 回転ロータ
11 ロータ
12 ブレード部材
14 114 従動側ブラケット
16 116 遊び側ブラケット
22 開口
23 溝
31 35 131 135 穴
32 36 突片
33 38 端面角部
34 37 134 137 カシメ穴
132 136 回り止め片
141 開口縁

Claims (2)

  1. 底面に横長の開口を設け、内蔵する駆動装置によって回転される回転ロータを、開口底面より突出させた掃除機用床ノズルにおいて、
    回転ロータを構成するロータを、外周に一条ないし複数条のブレード部材、あるいは、ブラシ部材を取付けるための溝を、軸の長手方向に設けた金属棒状体とし、端部のブラケットにロータを挿入する穴と、挿入されたロータの端面角部がシメ代を有する長さに突出する軸の長手方向の穴とを設け、ブラケットにロータを挿入後、突出した端面角部をカシメ等の塑性変形によって固着するようにした、掃除機用床ノズルの回転ロータ。
  2. ブラケットのロータを挿入する穴の内面に、ブレード部材やブラシ部材の取付けられる溝にはまり合う回り止め片を設け、ブラケットの外周から回り止め片に向って、回り止め片を貫通するか、あるいは、底面がロータの外周より内側にくるような穴をあけ、ブラケットにロータを挿入後、この穴からロータの溝の開口縁をカシメ等の塑性変形によって固着するようにした、請求項1記載の、掃除機用床ノズルの回転ロータ。
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