JP2551864Y2 - 掃除機の回転ブラシ - Google Patents

掃除機の回転ブラシ

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JP2551864Y2
JP2551864Y2 JP1991013408U JP1340891U JP2551864Y2 JP 2551864 Y2 JP2551864 Y2 JP 2551864Y2 JP 1991013408 U JP1991013408 U JP 1991013408U JP 1340891 U JP1340891 U JP 1340891U JP 2551864 Y2 JP2551864 Y2 JP 2551864Y2
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Japan
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brush
hair
thin plate
bristles
lint
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JP1991013408U
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憲治 木村
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は掃除機の吸込具に設けら
れる回転ブラシの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電気掃除機において、吸込具に回
転ブラシを設けて、この回転ブラシを吸込口に内蔵した
エアータービンあるいは電動機により回転駆動して、じ
ゅうたんの掃除を行いやすいようにしたものがよく知ら
れている。
【0003】一般的な吸込具の構造について図4を用い
て説明する。図4において、1は吸込具本体であって、
この吸込具本体1には床面側に開放する吸込口2が形成
されており、この吸込口2に露出するように回転ブラシ
3が回転自在に支持されている。この回転ブラシ3の一
端側にはプーリー部4が回転ブラシ3と一体に設けら
れ、このプーリー部4に接続されたベルト5によって回
転力が回転ブラシ3に伝達されるようになっている。6
はこの吸込具本体1に内蔵されたマグネット電動機等の
電動機であって、この電動機6の出力軸に上記ベルト
5が接続されることによって上記回転ブラシ3が回転す
るようになっている。
【0004】上記回転ブラシ3としては、例えば図5に
示すようにブラシ毛を植設したタイプのものと、例えば
図6に示すようにゴム等の材料で形成された薄板を設け
たタイプのものとの2種類のものが知られている。ま
ず、図5に示すようなブラシ毛を植設したタイプの回転
ブラシ3Aの構造について説明すると、この回転ブラシ
3Aは、樹脂材料で形成された回転子8Aの外周に螺旋
状に凹溝9を形成し、この凹溝9に先端が凹溝9から突
出するブラシ毛10を適宜間隔で植設したものである。
このブラシ毛10は柔軟性を有し、回転駆動されること
によってじゅうたんの毛の中に入り込み、内部の塵埃や
糸屑,髪の毛等を掻き出す作用を成す。またゴム等の材
料で形成された薄板を設けたタイプの回転ブラシ3Bの
構造について説明すると、この回転ブラシ3Bは回転子
8Bの外周に、例えば軟質塩化ビニール等の材料で形成
された柔軟性を有する薄板11を螺旋状に設けたもので
ある。この薄板11も、上記ブラシ毛と同様にじゅうた
んの毛の中に入り込んで内部の塵埃や糸屑,髪の毛等を
掻き出す作用を成す。
【0005】ところで、上記のブラシ毛10を植設した
回転ブラシ3Aで掃除を行うと、床面の糸屑や髪の毛が
回転ブラシ3Aに絡み付きやすい。これは図7に示すよ
うに、掻き出した糸屑や髪の毛がブラシ毛10の奥深く
根元に入り込んで回転ブラシ3Aの回転力によっても糸
屑や髪の毛を飛ばすことができずに絡み付いてしまうも
のである。この絡み付きは、ブラシ毛を密に植設すれば
するほど多くなる。このように糸屑や髪の毛が絡み付く
とブラシ毛10の掻き出し力が悪くなるので適宜この絡
み付いた糸屑や髪の毛を除去しなければならないが、そ
の作業が非常に面倒であり、また手が汚れる等の理由で
そのまま放置されることが多い。
【0006】一方、上記薄板11を設けた回転ブラシ3
Bは上記のような糸屑や髪の毛が入り込む余地がないの
で、糸屑,髪の毛の絡み付きは少ない。しかし、この薄
板11は柔軟性を有していてもある程度の力で床面に衝
突するため、床面自身が柔軟性を有するじゅうたんの掃
除を行う場合にはあまり問題ないが、板の間等固い床面
の掃除を行う場合、薄板11の衝突によって床面を傷つ
けてしまう虞れがあった。最近では特に板の間が多くな
って来ており、この板の間を掃除するに当たって「掃
く」あるいは「磨く」という機能が回転ブラシに求めら
れている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、ブラシ
毛を植設した回転ブラシは床面に対しては優しいが、糸
屑,髪の毛の絡み付きの問題がある。一方、柔軟性薄板
11を設けた回転ブラシは糸屑,髪の毛の絡み付きの問
題はないが、床面を傷つける問題がある。
【0008】本考案は上記の点に鑑み、糸屑,髪の毛
を簡単に除去することができるとともに、床面を傷つけ
ない回転ブラシを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1記載の
掃除機の回転ブラシは、吸込具に回転自在に回転子を設
け、該回転子の外周の長手方向に連続してブラシ毛を設
け、該ブラシ毛より短く形成されると共に、該ブラシ毛
の奥深くに糸屑、髪の毛等の入り込むことを阻止する柔
軟性薄板をブラシ毛に近接させて設けたことを特徴とす
るものである。 また、本考案の請求項2記載の掃除機の
回転ブラシは、上記回転子の外周にブラシ毛及び柔軟性
薄板を螺旋状に設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記構成によれば、本考案の掃除機の回転ブラ
シは、回転子の外周の長手方向に連続してブラシ毛を設
け、該ブラシ毛より短く形成されると共に、該ブラシ毛
の奥深くに糸屑、髪の毛等の入り込むことを阻止する柔
軟性薄板をブラシ毛に近接させて設けたので、床面に対
してはブラシ毛が接触して掻き出し,掃き出しが行われ
る。このとき柔軟性薄板はブラシ毛より短く形成されて
いるので床面には接触しない。この回転ブラシにより掃
除を行うと、ブラシ毛に糸屑,髪の毛が巻き付こうと
するが、ブラシ毛に近接して柔軟性薄板があるので、糸
屑,髪の毛はブラシ毛の奥深くに入り込まない。
【0011】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に従って説明す
る。
【0012】図1は本考案実施例の回転ブラシの断面
図、図2はその要部拡大図、図3は回転ブラシの斜視図
である。この図1乃至図3において、12は回転ブラシ
であって、この回転ブラシ12は回転自在に設けられた
回転子13の外周に所定長さで回転子13より突出する
ブラシ毛14を植設し、このブラシ毛14の長さより短
い柔軟性薄板15をブラシ毛14間に設けたものであ
る。上記回転子13は樹脂材料により形成され、両端に
は軸部16を一体に設けている。4はプーリー部であ
る。上記ブラシ毛14は螺旋状に回転子13の外周に2
列設けられ、それぞれのブラシ毛14は回転子13の軸
芯に対して対称の位置に配置されている。上記柔軟性薄
板15は図1,図2に示すように上記ブラシ毛14間に
隠れるように配置され、その突出長さが上記ブラシ毛1
4より若干短く形成されている。この柔軟性薄板15は
例えば軟質塩化ビニール等の樹脂材料により形成されて
おり、ブラシ毛14と共に柔軟に屈曲するようになって
いる。尚、この柔軟性薄板15の突出長さは、回転ブラ
シ12の回転によりブラシ毛14及び柔軟性薄板15が
床面に接触して湾曲した状態で柔軟性薄板15が床面に
接触しない程度の長さに形成される。
【0013】上記回転ブラシ12であれば、掃除によっ
て図1に示すように糸屑,髪の毛17が回転ブラシ12
に絡み付いても糸屑,髪の毛17は柔軟性薄板15がブ
ラシ毛14間にあるためブラシ毛14の奥深くに入り込
むことがなく、ブラシ毛14の先端にまとわりつく程度
に巻き付く。この程度であれば短い糸屑,髪の毛17は
回転ブラシ12の回転によって跳ね飛ばされ掃除機に吸
い込まれる。たとえ長い糸屑,髪の毛17が巻き付いた
としても容易に除去することができる。すなわち、従来
のブラシ毛14だけを植設したものでは、糸屑,髪の毛
17が巻き付くとブラシ毛14の奥深くに入り込んで回
転子13の外周に接するようにして巻き付くので、除去
がきわめて困難である。ところが本考案実施例のように
ブラシ毛14間に柔軟性薄板15が介在してブラシ毛1
4の奥深くに糸屑,髪の毛17が入り込まずブラシ毛1
4の先端付近にあるので簡単に除去することができるも
のである。
【0014】一方、この回転ブラシ12で掃除を行え
ば、密に設けられたブラシ毛14が床面を掃き磨くよう
に接触し、床面の塵埃または糸屑,髪の毛を掻き上げて
吸い込みし易くする。この場合に、上記柔軟性薄板15
はブラシ毛14より若干短く形成されているので、板の
間であっても床面に優しいブラシ毛14が接触し、これ
によって床面の保護を図ることができる。
【0015】
【考案の効果】以上本考案によれば、回転子の外周の長
手方向に連続してブラシ毛を設け、該ブラシ毛より短く
形成されると共に、該ブラシ毛の奥深くに糸屑、髪の毛
等の入り込むことを阻止する柔軟性薄板をブラシ毛に近
接させて設けたので、ブラシ毛により床板を柔軟性薄板
傷つけることなく掃除を行うことができ、また、柔軟
性薄板によって糸屑,髪の毛がブラシ毛の奥深くに入
り込むことを阻止でき、巻き付いたとしても、糸屑,髪
の毛等を簡単に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の回転ブラシの断面図、
【図2】本考案実施例の回転ブラシの要部拡大断面図、
【図3】本考案実施例の回転ブラシの斜視図、
【図4】一般的な吸込具の断面図、
【図5】従来の回転ブラシ(ブラシ毛植設タイプ)の斜
視図、
【図6】従来の回転ブラシ(柔軟性薄板タイプ)の斜視
図、
【図7】従来の回転ブラシの断面図、
【符号の説明】

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込具に回転自在に回転子を設け、該回
    転子の外周の長手方向に連続してブラシ毛を設け、該ブ
    ラシ毛より短く形成されると共に、該ブラシ毛の奥深く
    に糸屑、髪の毛等の入り込むことを阻止する柔軟性薄板
    をブラシ毛に近接させて設けたことを特徴とする掃除機
    の回転ブラシ。
  2. 【請求項2】 上記回転子の外周にブラシ毛及び柔軟性
    薄板を螺旋状に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    掃除機の回転ブラシ。
JP1991013408U 1991-03-11 1991-03-11 掃除機の回転ブラシ Expired - Lifetime JP2551864Y2 (ja)

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JP1991013408U JP2551864Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 掃除機の回転ブラシ

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JP1991013408U JP2551864Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 掃除機の回転ブラシ

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JPH04112341U JPH04112341U (ja) 1992-09-30
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CN108451441A (zh) * 2018-04-18 2018-08-28 苏州格润德电气有限公司 具有防缠毛功能的电动地刷
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JPH04112341U (ja) 1992-09-30

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