JP2512195Y2 - 掃除機 - Google Patents

掃除機

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JP2512195Y2
JP2512195Y2 JP1990021258U JP2125890U JP2512195Y2 JP 2512195 Y2 JP2512195 Y2 JP 2512195Y2 JP 1990021258 U JP1990021258 U JP 1990021258U JP 2125890 U JP2125890 U JP 2125890U JP 2512195 Y2 JP2512195 Y2 JP 2512195Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、吸込口に回転清掃体を備えた掃除機に関す
る。
〈従来技術〉 従来の掃除機の吸込口に配された回転清掃体1は、第
11,12図の如く、回転軸1aに外嵌された回転体2の外周
面に被清掃面上の、塵等を除去する多数のブラシ毛3が
放射状に植設され、さらに、第11,12図の如く、ブラシ
毛3より回転方向前側に被清掃面を叩いてその深部に入
つた塵等を舞い上がらせるための突起状ビータ4が設け
られたものがある(以下従来例1という)。
また、第13図の如く、回転軸である回転体5の外周上
に、放射状に広がる複数の可撓性のブレード6が略軸方
向に延長して配設され、このブレード6の先端部は弾性
を有しており、ブレード6の表面に被清掃面上の塵等を
跳ね上げる多数の突起7が形成されたものがある(以下
従来例2という)。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来例1,2については、夫々次のような欠点が指
摘されている。
[従来例1] 従来例では、第11,12図の如く、ブラシ毛3を使用し
ているため、じゆうたん等の被清掃面上の糸くず、毛く
ずや綿くず等がブラシ毛3の間にからみついてしまい、
その結果、ブラシ毛3の塵等をはじく能力が低下してし
まう。
また、ブラシ毛3のみでは被清掃面の深部の塵等を取
ることは難しく、故に被清掃面を叩いて塵を舞い上がら
せるためのビータ4を用いる必要があるが、このビータ
4により回転清掃体1の形状が複雑となり、ごみ等のつ
まる要因となつていた。
さらに、被清掃面上には、ダニ等が相当な力でしがみ
ついており、じゆうたん等の深部までブラシ毛3がとど
かない場合、吸引力のみではダニを吸い上げることがで
きないことがある。
[従来例2] 従来例2では、第13図の如く、ビータ4が設けられて
いないので、ブレード6とその表面の突起7のみでは被
清掃面の表面のごみ等を跳ね上げるだけで、被清掃面深
部のほこりやダニ等をたたき出して除去することが困難
である。
本考案は、上記課題を鑑み、糸くず等の絡みつきを防
止し、かつ被清掃面深部のほこりやダニ等を除去し得る
掃除機の提供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案による課題解決手段は、掃除機吸込口本体11
に、被清掃面を叩いて振動させるためのビータ15を備え
た回転体12が横軸回りに回転可能に支持され、上記ビー
タ15を可撓性の板材により平板状に形成し、該ビータ15
の両端部に係合突起41を設けるとともに表面に円錐形の
尖体16を複数個設け、上記回転体12に上記係合突起41を
係合するための一対の係合溝42を間隔をあけて平行に設
け、上記ビータ15を上記尖体16を表側に位置させて湾曲
させ、当該ビータ15の裏側と上記回転体12との間に空隙
を形成させ、該ビータ15の両端部の係合突起41を上記一
対の係合溝42に夫々係合させたものである。
〈作用〉 上記架台解決手段において、清掃作業時に、吸込口本
体11を被清掃面14上に対向位置させ、回転体12を回転さ
せると、回転体12のビータ15が被清掃面を叩き、被清掃
面の深部を舞い上がらせるとともに、被清掃面に振動を
与え被清掃面にしがみついたダニを被清掃面より離す。
そして、ビータ15は回転体12との間の空隙分変形し、
被清掃面から離れるときにビータ15自身の弾性により元
の形状に戻り、ビータ15表面の尖体16により塵やダニを
掻き上げて吸引する。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
[第一実施例] 第1図は本考案の第一実施例を示す掃除機の回転体斜
視図、第2図は同じくその断面図、第3図は同じく掃除
機の吸込口本体を示す断面図である。
本実施例の掃除機は、第1〜3図の如く、掃除機吸込
口本体11に、回転体12が横軸13周りに回転可能に支持さ
れており、前記回転体12の外周上に、被清掃面14を叩い
て振動させるためのビータ15が突設され、該ビータ15の
上面に、ビータ15による被清掃面14の振動で舞い上つた
塵やダニ等を跳ね上げるための可撓性の尖体16が配設さ
れたものである。
前記掃除機吸込口本体11は、第3図の如く、下面に略
長方形の開口部21を有し、後部に吸込管22が横軸22a周
りに回転自在に支持され、下面開口部21は吸込管22の吸
込口23からホースおよび延長管を介して掃除機本体内の
吸引装置および集塵室(図示せず)に連通されている。
前記回転体12は、第1,2,3図の如く、硬質の樹脂等を
用いて円柱形に形成され、両端部に横軸13が嵌合されて
おり、該回転体12が前記下面開口部21から被清掃面14側
に少し突出するよう横軸13が吸込口本体11に軸受13aを
介して回転自在に支持されている。そして、一側の横軸
13にプーリ24が固定され、吸込口本体11の開口部21より
後方に配されたモータ25との間にベルト26が掛渡され、
回転体12はモータ25によりベルト駆動される。
前記ビータ15は、回転体12に一体成形された一対の突
条であり、回転体12の軸方向に平行して180度対称に配
設されている。
前記尖体16は、被清掃面14に当接した際に充分に撓む
よう合成ゴム等を用いた弾性材料から成り、ビータ15の
上面に固着される円弧状の台部28と、該台部28の上面
に、放射状に配された三本の尖つた突条部29とから成
る。
上記構成において、まず吸込口本体11の下面開口部21
を被清掃面14上に対向配置させ、モータ25を駆動して回
転体12を回転させる。そうすると、回転体12のビータ15
は吸込口本体11の下面開口部21よりわずかながら突出し
ているので、ビータ15により被清掃面14上を叩き、被清
掃面14深部の塵を舞い上がらせると共に、被清掃面に振
動を与え被清掃面にしがみついたダニを被清掃面より離
す。
そして、尖体16より、これらを跳ね上げ、吸引装置の
吸引力で集塵室まで搬送する。このとき、尖体16の材質
が可撓性のものであるため、接地している間は、第2図
のように尖体16が撓み、故に、被清掃面に多大な負荷を
与えることはない。
このように、回転体12の外周上にビータ15が突設さ
れ、ビータ15の上面に突設16が配設されているので、清
掃時に糸くず等の絡まりなく、塵等を跳ね上げる能力が
低下するのを防止することができる。
また、ビータ15の被清掃面14への振動と、尖体16の弾
性力による撓みにより、被清掃面14の深部の塵やダニを
タイミングよくかき上げて吸引することができ、清掃能
力を向上させることができる。
さらに、ビータ15と尖体16とを一体化することによ
り、形状が簡単となり、吸込口本体11のごみづまりを防
止することができる。
[第二実施例] 本実施例の掃除機は、第4図の如く、常にビータ15が
被清掃面14に接触するよう、回転体12の外周上に、ビー
タ15が螺旋状に配設されている。
そして、第5図の如く、尖体16は、その三本の尖つた
突状部29の中央部に塵等を引掛けやすくするよう切欠31
が形成されている。その他の構成は、第一実施例と同様
であり、作用,効果も第一実施例と同様である。
[第三実施例] 本実施例の回転体12は、第6図の如く、尖体16がビー
タ15に対して着脱自在とされ、ビータ15の長手方向に沿
つて尖体16と係合する係合溝33が形成され、尖体16の台
部28に前記係合溝33に係合する係合突起34が形成されて
おり、ビータ15に尖体16を取付けるときに、挿入または
圧入するだけでよく、取付けが容易になる。
また、尖体16の突条部29の中央部には、塵等を引掛け
るための突起35が形成されている。
その他の構成および作用,効果は第一実施例と同様で
ある。
[第四実施例] 本実施例の回転体12は、第7,8図の如く、ビータ15が
着脱自在とされたもので、ビータ15は、可撓性の板材が
逆U字形に形成されて成り、ビータ15の両端部には、回
転体12に係合するため夫々略T字形の係合突起41が形成
されており、回転体12の外周面には、前記係合突起41に
係合するための一対の係合溝42が間隔をあけて形成され
ている。
そして、上記ビータ15を上記尖体16を表側に位置させ
て湾曲させ、当該ビータ15の裏側と上記回転体12との間
に空隙を形成させ、該ビータ15の両端部の係合突起41を
上記一対の係合溝42に夫々係合させる。
また、各尖体16は、第8図の如く、円錐形に形成さ
れ、ビータ15の上面に固着されている。
その他の構成および作用,効果は第一実施例と同様で
ある。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、尖体16の塵を引掛けるための突起は第9図の
ような形状であつてもよい。
また、回転体12は、第10図の如く、吸引装置の吸気に
よる空気抵抗を利用してフアン45を回転させるタービン
駆動方式のものであつてもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、ビー
タを可撓性の板材により平板状に形成し、該ビータの両
端部に係合突起を設けるとともに表面に円錐形の尖体を
複数個設け、上記回転体に上記係合突起を係合するため
の一対の係合溝を間隔をあけて平行に設け、上記ビータ
を上記尖体を表側に位置させて湾曲させ、当該ビータの
裏側と上記回転体との間に空隙を形成させ、該ビータの
両端部の係合突起を上記一対の係合溝に夫々係合させて
いるので、従来のようにブラシ毛に糸くず等が絡まるの
を防止でき、塵等を跳ね上げる能力が低下するのを防止
することができる。
また、ビータの被清掃面への振動と、被清掃面を叩い
て振動させた後ビータが回転体との間の空隙分変形し被
清掃面から離れるときのビータ自身の弾性による元の形
状に戻る復元力とにより、被清掃面の深部の塵やダニの
掻き上げ力を大きくすることができ、清掃能力を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例を示す掃除機の回転体の斜
視図、第2図は同じくその断面図、第3図は同じく掃除
機吸込口本体を示す断面図、第4図は本考案の第二実施
例を示す回転体の正面図、第5図は同じくその断面図、
第6図は本考案の第三実施例を示す回転体の断面図、第
7図は本考案の第四実施例を示す回転体の断面図、第8
図は同じくその斜視図、第9図はその他の実施例を示す
回転体の断面図、第10図はその他の実施例の掃除機吸込
口本体を示す断面図、第11図は従来例1の回転体の正面
図、第12図は同じくその断面図、第13図は従来例2の回
転体の要部斜視図である。 11:掃除機吸込口本体、12:回転体、13:横軸、14:被清掃
面、15:ビータ、16:尖体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機吸込口本体に、被清掃面を叩いて振
    動させるためのビータを備えた回転体が横軸回りに回転
    可能に支持された掃除機において、 上記ビータを可撓性の板材により平板状に形成し、 該ビータの両端部に係合突起を設けるとともに表面に円
    錐形の尖体を複数個設け、 上記回転体に上記係合突起を係合するための一対の係合
    溝を間隔をあけて平行に設け、 上記ビータを上記尖体を表側に位置させて湾曲させ、当
    該ビータの裏側と上記回転体との間に空隙を形成させ、
    該ビータの両端部の係合突起を上記一対の係合溝に夫々
    係合させたことを特徴とする掃除機。
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