JP3661208B2 - 掃除機用床ノズル - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、掃除機用床ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の掃除機用床ノズルについて、図面とともに説明する。
【0003】
図16において、1は筐体であり、この筐体1内部に回転子2とブレード3で構成されたアジテータ4が設けられている。5は駆動源で、アジテータ4に駆動力を与えている。6は上下動自在の連通管であり、筐体1と掃除機本体(図示せず)を連通している。
【0004】
以上のような構成の掃除機用床ノズルを用いた掃除機による清掃について、図面とともに説明する。
【0005】
図17に示すように、絨毯7上に塵埃8がある。清掃者が、筐体1を有する掃除機(図示せず)を用いて絨毯7上を清掃すると、駆動源(図16中5)により駆動力を得た回転子2が回転し、ブレード3が絨毯7上の塵埃8をかき上げるので、塵埃8は、連通管6を介して、掃除機本体(図示せず)に吸い込まれる。
【0006】
また、特開昭61−33634号公報に記載されているように、ブレード3先端に、シボ加工を施したものや、ループ状のパイルを設けたものなどがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成、例えば、ブレード3先端にシボ加工を施したものでは、絨毯7の毛に絡み付いた糸屑やペットの毛などや、絨毯の底部に溜った砂ぼこりなどの塵埃8は充分清掃されないという課題を有していた。
【0008】
また、集塵性を向上するために、アジテータ4を高速回転させると摩擦により、絨毯7の毛を摩耗するという課題や、静電気が発生するために絨毯7により多くの塵埃8が付着するという課題があった。
【0009】
さらに、ブレード3先端を複雑な形状、例えば特開昭61−33634号公報記載のループ状のパイルなどにすると、絨毯7の絡み付いた糸屑やペットの毛などのゴミはよく取れるようになるが、逆に、絨毯7の毛をむしってしまうという課題を有していた。
【0010】
また、ブレード3の長さを長くすると、絨毯7底部の塵埃8まで掻き出すことはできるが、筐体1底部からブレード3がはみ出すと、板間などの床を清掃する際に、床を傷つけてしまうという課題や、逆に、ブレード3の長さを短くすると、床を傷つけることはなくなるが、絨毯7底部の塵埃8を掻き出すことができなくなるという課題を有していた。
【0011】
本発明は上記従来例の課題を解決するもので、清掃効果の高い掃除機用床ノズルを提供することを目的とするものである。
【0012】
また本発明は、微小な塵や埃、または絨毯底部の砂ぼこりなどに対する集塵効果が高い掃除機用床ノズルを提供するものである。
【0013】
また本発明は、効率よく清掃できる掃除機用床ノズルを提供するものである。さらに、本発明は、毛足の短い絨毯に対して、絨毯底部の集塵効果が高い掃除機用床ノズルを提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に溝を配した突起を、長手方向に互いに略平行になるように、あるいは、隣接する突起とで略V字状を形成するように長手方向に複数列設けたものである。
【0015】
また本発明は、突起先端部に凹凸や、粘着性を有する粘着部を設けたものである。
【0016】
また本発明は、突起と突起を連絡する連絡溝を設けたものである。
【0017】
さらに本発明は、ブレードの断面形状を略くの字状としたり、ブレードに伸縮自在部を設けたものである。
【0018】
【作用】
本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に溝を配した突起を、長手方向に互いに略平行になるように複数列設けることにより、突起が絨毯の毛と毛の流れに沿って小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、ペットの毛などの塵埃を挟み込むように掻き出すことができる。
【0019】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に溝を配した突起を、隣接する突起とで略V字状を形成するように長手方向に複数列設けることにより、絨毯の毛の生えている方向が揃っていなくても、突起が小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、ペットの毛などの塵埃を挟み込むように掻き出すことができる。
【0020】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に凹凸を設けた突起を、長手方向に互いに略平行になるように複数列設けることにより、突起が絨毯の毛と毛の流れに沿って小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、より多くの塵や埃などの細かなゴミを掻き出すことができる。
【0021】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に凹凸部設けた突起を、隣接する突起とで略V字状を形成するように長手方向に複数列設けることにより、絨毯の毛の生えている方向が揃っていなくても、突起が小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、より多くの塵や埃などの細かなゴミを掻き出すことができる。
【0022】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に粘着性を有する粘着部を設けた突起を、長手方向に互いに略平行になるように複数列設けることにより、突起が絨毯の毛と毛の流れに沿って小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、砂ぼこりなどのように絨毯底部に溜るようなゴミを確実に掻き出すことができる。
【0023】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に粘着性を有する粘着部を設けた突起を、隣接する突起とで略V字状を形成するように長手方向に複数列設けることにより、絨毯の毛の生えている方向が揃っていなくても、突起が小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、砂ぼこりなどのように絨毯底部に溜るようなゴミを確実に掻き出すことができる。
【0024】
また本発明は、突起と突起を連絡する溝を設けることにより、より多くのペットの毛などの塵埃をより確実に挟み込むように掻き出すことができる。
【0025】
また本発明は、ブレードの断面形状を略くの字状とすることにより、ブレードと清掃面の接触面積が増え、摩擦力が大きくなるので、多くの塵埃を掻き出すことができる。
【0026】
さらに本発明は、ブレードに伸縮自在部を設けることにより、アジテータが回転することにより発生する遠心力によってブレードが伸びるので、床を傷つけることなく、毛足の短い絨毯の奥でもブレードが届き、塵埃を掻き出すことができる。
【0027】
【実施例】
以下本発明の第1の実施例における掃除機用床ノズルについて図面とともに説明する。
【0028】
図1において、図16に示す従来例の掃除機用床ノズルと同様の構成については、便宜上同一の番号を付し説明を省略する。
【0029】
図1に示すように、ゴムや合成樹脂などの弾性体で形成されたブレード3の清掃面上に端面方向に細長く、かつ先端部に溝10を配した突起9を、長手方向に互いに略平行になるように複数列設ける。
【0030】
図2には、このブレードの要部拡大図を示している。突起9は、ブレード3の清掃面上に、回転子2に対して直角方向に複数個平行に形成されている。また、突起9の上面には溝10が設けられている。溝10は突起9の長手方向に対し直角に形成されており、清掃時のブレード3の回転により床面に対して横方向に接することとなる(つまり、ブレード3と床の接線と溝10とが略平行となる)。また、突起9の形状は図3に示すように、裾拡がり形状になっており、断面は略台形状を呈している。
【0031】
上記構成を有する掃除機用床ノズルについて以下にその作用を説明する。
【0032】
図4に示すように、回転子が回転すると、絨毯の毛11と絨毯の毛11の間に細長い突起9が入り込む。そして、比較的大きな塵等は平行に配された突起9により挟まれて掻き出されることとなる。さらに、細長い突起9の先端部には溝10が設けられているので、絨毯の毛11に絡み付いた糸屑やペットの毛などの塵埃8を良好に掻き出すことができる。しかも、溝10は、ブレード3の回転により横方向に床に接することとなるので、ブレード3が床に打ちつけられる際に、溝10はブレード3の撓みにしたがって拡がり、ブレード3が床から離れる際にはその反動により溝10が閉じる方向に力がかかることとなる。よって塵埃8が微細なものであっても良好につまみ出すことができるものである。
【0033】
この結果、従来の床ノズルに比べて清掃効果が向上する。
【0034】
さらに、第2の実施例として図5に示すように、先端部に溝を配した細長い突起9を隣接する突起9とで略V字を形成するように長手方向に複数列配する構成もある。
【0035】
この構成により、絨毯7上の絨毯の毛11の生えている方向が一定でなくても、回転子2が回転すると、図6に示すように、絨毯の毛11と絨毯の毛11の間に小さな抵抗で細長い突起9が入り込む。そして、第1の実施例と同様、大きな塵等は突起9により挟まれて良好に掻き出される。しかも、本実施例においては、突起9は互いに傾斜して略V字形状になっているため、第1の実施例における平行に配列された突起9では挟み損なうような塵でも突起9のV字配列の狭間隔部分で確実に捕捉可能になるものである。細長い突起9の先端部には溝10が設けられているので、第1の実施例と同様の作用により、絨毯の毛11に絡み付いた糸屑やペットの毛などの塵埃8を、絨毯の毛11を傷つけることなく掻き出すことができる。
【0036】
この結果、絨毯7の毛並にかかわらず、従来の床ノズルに比べて清掃効果が向上する。
【0037】
以上述べたように、ブレード3に形成した突起9および突起9の先端に設けた溝10の形態により有用な作用効果を奏するものである。第1、2の実施例を基本として種々の応用例が考えられるので、以下に図7〜図15を用いて説明する。
【0038】
なお、第1の実施例において、突起9の形状を裾拡がりの断面略台形状であるとしたが、これはブレード3の回転にともなって床に激しく打ちつけられることを考慮したもので、耐久性があれば他の形状であっても同様の作用効果を奏することは言うまでもない。また、突起9はブレード3と一体に成型してもよいし、別部材を接着固定してもよい。
【0039】
図7は、例えば、ゴムや合成樹脂などの弾性体で、細長い突起9の先端部に凹部12を構成したものである。
【0040】
この結果、細長い突起が絨毯の毛の間に入り込むと、凹部12に微小な塵や埃が入り込むために、微小な塵や埃に対する集塵効果が向上する。
【0041】
図8は、例えば、ゴムや合成樹脂などの弾性体で、細長い突起9の先端部に凸部13を構成したものである。
【0042】
この結果、細長い突起が絨毯の毛の間に入り込むと、凸部13が微小な塵や埃を掻き出すために、微小な塵や埃に対する集塵効果が向上する。
【0043】
なお、前記実施例はゴムや合成樹脂などについて説明したが、例えば、スポンジなどの部材を用いても同等の効果を得ることができる。
【0044】
図9は、細長い突起9の先端部に、例えば、生ゴムなどのように粘着性を有する粘着部14を設けたものである。当然のことながら、この粘着部14の粘着力は、掃除機(図示せず)の吸引力より弱いものが好ましい。
【0045】
この結果、細長い突起が絨毯の毛の間に入り込むと、通常、砂ぼこりなどの絨毯底部に溜っているゴミを、粘着部により掻き出すことができるため、絨毯底部の清掃効果を向上させることができる。そして、絨毯底部より掻き出されて突起9の先端粘着部に付着したゴミは、回転子2の回転による遠心力や掃除機の吸引力により解離して集塵されることとなる。
【0046】
さらに、他の実施例として、図10、11に示すように、突起9と突起9を連絡する連絡溝15を設ける。
【0047】
この結果、図12に示したように、ゴムや合成樹脂などの弾性体で構成されたブレード3が、回転子2の回転により絨毯7と接触することにより湾曲すれば、連絡溝15が拡がり、塵埃8を掻き出すとともに挟み込むこととなり、集塵効率を向上することができる。
【0048】
また、他の実施例として、図13に示すように、ゴムや合成樹脂などの弾性体で構成されたブレード3の断面形状を略くの字状に成形すると、ブレード先端の突起部16と清掃面(図示せず)の接触面が増える。このため、突起部16と清掃面の摩擦力が増加し、より多くの塵埃を掻き出すことができるので清掃効率が向上する。
【0049】
図14は、ブレード3に長手方向の断面形状が略円弧状となる伸縮自在部17を設ければ、アジテータ4を回転させると、その遠心力によりブレード3長さが伸びる。
【0050】
この結果、図15(a)に示すように、板間などの床を清掃するときは、アジテータ4を回転させることがないので、ブレード3が床を傷つけることがなくなる。
【0051】
さらに、絨毯7などを清掃するときには、アジテータ4を回転させることにより、遠心力が発生し、ブレード3に設けられた伸縮自在部17が伸びるので、絨毯7底部の塵埃を掻き出すことができる。このため、毛足の短い絨毯7などに対して、絨毯底部の集塵効果が向上する。
【0052】
なお、図14、15を用いて説明した実施例は、ブレードの断面形状が略円弧状であるが、これを例えば、断面形状が略S字状などの形状にしてもよく、要はアジテータ4の回転によりブレード3が伸びる形状であれば同等の効果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明は上記説明から明らかなように、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に溝を配した突起を、長手方向に互いに略平行になるように複数列設けることにより、突起が絨毯の毛と毛の流れに沿って小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、ペットの毛などの塵埃を挟み込むように掻き出すことができるので、清掃効果の高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0054】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に溝を配した突起を、隣接する突起とで略V字状を形成するように長手方向に複数列設けることにより、絨毯の毛の生えている方向が揃っていなくても、突起が小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、ペットの毛などの塵埃を挟み込むように掻き出すことができるので、絨毯の毛並にかかわらず、清掃効果の高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0055】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に凹凸を設けた突起を、長手方向に互いに略平行になるように複数列設けることにより、突起が絨毯の毛と毛の流れに沿って小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、より多くの塵や埃などの細かなゴミを掻き出すことができるので、微小な塵や埃に対する集塵効果が高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0056】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に凹凸を設けた突起を、隣接する突起とで略V字状を形成するように長手方向に複数列設けることにより、絨毯の毛の生えている方向が揃っていなくても、突起が小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、より多くの塵や埃などの細かなゴミを掻き出すことができるので、微小な塵や埃に対する集塵効果が高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0057】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に粘着性を有する粘着部を設けた突起を、長手方向に互いに略平行になるように複数列設けることにより、突起が絨毯の毛と毛の流れに沿って小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、さらに先端部の溝によって、砂ぼこりなどのように絨毯底部に溜るようなゴミを確実に掻き出すことができるので、絨毯底部の集塵効果が高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0058】
また本発明は、ブレードの清掃面側に、端面方向に細長く、かつ先端部に粘着性を有する粘着部を設けた突起を、隣接する突起とで略V字状を形成するように長手方向に複数列設けることにより、絨毯の毛の生えている方向が揃っていなくても、突起が小さな抵抗で絨毯の奥まで入り込み、砂ぼこりなどのように絨毯底部に溜るようなゴミを確実に掻き出すことができるので、絨毯底部の集塵効果が高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0059】
また本発明は、突起と突起を連絡する溝を設けることにより、より多くのペットの毛などの塵埃をより確実に挟み込むように掻き出すことができるので、集塵効率の高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0060】
また本発明は、ブレードの断面形状を略くの字状とすることにより、ブレードと清掃面の接触面積が増え、摩擦力が大きくなるので、多くの塵埃を掻き出すことができるため、効率よく清掃できる掃除機用床ノズルを提供することができる。
【0061】
さらに本発明は、ブレードに伸縮自在部を設けることにより、アジテータが回転することにより発生する遠心力によってブレードが伸びるので、毛足の短い絨毯の奥でもブレードが届き、塵埃を掻き出すことができるため、毛足の短い絨毯に対して、絨毯底部の集塵効果が高い掃除機用床ノズルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における掃除機用床ノズルの内部を示す平面図
【図2】本発明の一実施例におけるアジテータの要部拡大図
【図3】本発明の一実施例における細長い突起の拡大図
【図4】本発明の一実施例におけるアジテータの要部拡大図
【図5】本発明の一実施例におけるアジテータの要部拡大図
【図6】本発明の一実施例におけるアジテータの要部拡大図
【図7】本発明の一実施例における細長い突起の拡大図
【図8】本発明の一実施例における細長い突起の拡大図
【図9】本発明の一実施例における細長い突起の拡大図
【図10】本発明の一実施例におけるアジテータの要部拡大図
【図11】本発明の一実施例におけるアジテータの要部拡大図
【図12】本発明の一実施例におけるブレードの動作図
【図13】本発明の一実施例におけるブレードの要部拡大図
【図14】本発明の一実施例におけるブレードの要部拡大図
【図15】本発明の一実施例における掃除機用床ノズルの断面図
【図16】従来の掃除機用床ノズルの内部を示す平面図
【図17】従来の掃除機用床ノズルの動作図
【符号の説明】
1 筐体
2 回転子
3 ブレード
4 アジテータ
5 駆動源
9 突起
10 溝
12 凹部
13 凸部
14 粘着部
15 連絡溝
17 伸縮自在部

Claims (7)

  1. 下方を開口した床ノズル本体と、前記床ノズル本体内部に回転自在に設けられたアジテータと、前記床ノズル本体内部に設けられ前記アジテータに駆動力を与える駆動源とを具備し、前記アジテータは回転子と前記回転子の周囲に配されたブレードからなり前記ブレードの少なくとも一側面には、前記回転子の半径方向に細長くかつ先端部に溝を配した突起を複数列設けた掃除機用床ノズル。
  2. 下方を開口した床ノズル本体と、前記床ノズル本体内部に回転自在に設けられたアジテータと、前記床ノズル本体内部に設けられ前記アジテータに駆動力を与える駆動源とを具備し、前記アジテータは回転子と前記回転子の周囲に配されたブレードからなり前記ブレードの少なくとも一側面には、前記回転子の半径方向に細長くかつ先端部に凹凸を設けた突起を複数列設けた掃除機用床ノズル。
  3. 下方を開口した床ノズル本体と、前記床ノズル本体内部に回転自在に設けられたアジテータと、前記床ノズル本体内部に設けられ前記アジテータに駆動力を与える駆動源とを具備し、前記アジテータは回転子と前記回転子の周囲に配されたブレードからなり前記ブレードの少なくとも一側面には、前記回転子の半径方向に細長くかつ先端部に粘着性を有する粘着部を設けた突起を複数列設けた掃除機用床ノズル。
  4. 先端部に溝を配した突起を、互いに隣接する突起同志で略V字状を形成するように長手方向に複数列設けたことを特徴とする請求項1また記載の掃除機用床ノズル。
  5. 突起と突起を連絡する連絡溝を設けた請求項1〜4いずれか1項に記載の掃除機用床ノズル。
  6. ブレードの断面形状を略くの字状とした請求項1ないし3のいずれか1項に記載の掃除機用床ノズル。
  7. ブレードの基部と先端の間に伸縮自在部を設けた請求項1ない し3のいずれか1項に記載の掃除機用床ノズル。
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