JP3528805B2 - 電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具並びに電気掃除機

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JP3528805B2
JP3528805B2 JP2001077898A JP2001077898A JP3528805B2 JP 3528805 B2 JP3528805 B2 JP 3528805B2 JP 2001077898 A JP2001077898 A JP 2001077898A JP 2001077898 A JP2001077898 A JP 2001077898A JP 3528805 B2 JP3528805 B2 JP 3528805B2
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機用吸込具
の塵埃除去体及び前記塵埃除去体を用いた電気掃除機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅においては木床を多用した構
造が増加しつつあり、また同時に木床の部屋の一部にじ
ゅうたんを使用する家庭も多く、吸込具を付け替える事
無く全ての掃除面に対して有効で、かつ高性能な電気掃
除機が要望されている。
【0003】従来この種の吸込具については図8に示す
ような構成が一般に製品化されていた。
【0004】以下第一の従来例の構成を図26から28
を用いて説明する。
【0005】図26に示すように、吸込具1は内部に集
塵室2を有し、掃除面側と対向する底面に掃除面に向か
って開口3が設けられ、集塵室2と連通している。
【0006】吸込具1後部には上下に回動自在にアーム
4が構成され、前記アーム4の内部には塵埃が通過する
塵埃通路5が構成され、延長管6、ホース7により電気
掃除機8本体につながり電気掃除機8本体内部の吸引用
電動送風機9により発生する吸引風により塵埃を集塵し
ている。
【0007】また、前記吸込具1の集塵室2内部には、
円柱形状にて、円中心14を軸に回転自在な回転ホルダ
ー10を有して、前記回転ホルダー10の外周には、カ
ットパイル状の紡績布から成る起毛布15が掃除面に接
するよう塵埃除去体11を内装している。
【0008】前記回転塵埃除去体11は吸込具1に内装
されたモーター等の駆動手段により円柱形状の円中心1
4を軸に回転するとともに、同時に前記塵埃除去体11
の起毛布15がブラシのごとくじゅうたん等の開口3よ
り集塵室2内に侵入した掃除面と衝突し掃除面上の塵埃
をかき上げる機能を有している。
【0009】前記塵埃除去体11は、図28に示される
ように、繊維状の基布21と、その基布21に、編み込
まれたパイル16からなり、前記パイル16は、繊維径
が約0.09mm以下の細いフィラメント糸を多撚り合
わせたもので形成されていた。
【0010】また、前記起毛布15の替わりに柔軟な合
成樹脂にて成形された薄板状の凸状帯(図示せず)を設
け、集塵性を向上させた吸込具も商品化されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例によ
る電気掃除機用吸込具では、塵埃除去体は電気掃除機本
体に内装された電動送風機11により発生した吸引風を
受けることにより、前記塵埃除去体がじゅうたん等の開
口4より集塵室3内に侵入した掃除面と衝突し掃除面上
の塵埃をかき上げる機能を有しているが、塵埃を効率良
く掃除面からかきあげるためには掃除面との衝突力を高
めるために塵埃除去体のブラシを硬くす必要がある。硬
くする方法として、フィラメント糸を撚り合わせて形成
したパイルの線径を太くする方法があるが、基布21に
織り込んだ際、曲がりにくいので、パイルの先端が開き
ぎみになり、必要な集塵性能が得られず、電気掃除機用
の吸込具のブラシとしては使えなかった。
【0012】また、前記ブラシの替わりに柔軟な合成樹
脂にて成形された薄板状の凸状帯(図示せず)を用いた
塵埃除去体においてはじゅうたん等の集塵室開口より集
塵室内に侵入する掃除面に対して有効な形状に設定を行
うことが一般的であり、よって木床等の硬質な掃除面と
接触しない形状となり、前記硬質な掃除面の塵埃をかき
あげることができないものであった。
【0013】本発明は、上記課題を解決するもので、掃
除面上の塵埃をかき上げる機能を良くして塵埃集塵性を
向上させることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、下方開口の吸込口より塵埃を吸引する集塵
と、前記集塵室内部に設けられた回転自在なホルダー
と、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体とを備え、
前記塵埃除去体は繊維から形成され、前記繊維は、掃除
面側の先端部の硬度に対し、前記ホルダーに取付けられ
ている側の根元部の硬度が硬く構成されたものである
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
下方開口の吸込口より塵埃を吸引する集塵室と、前記集
塵室内部に設けられた回転自在なホルダーと、前記ホル
ダーに取付けられた塵埃除去体とを備え、前記塵埃除去
体は繊維から形成され、前記繊維は、掃除面側の先端部
の硬度に対し、前記ホルダーに取付けられている側の根
元部の硬度が硬く構成された電気掃除機用吸込具で、塵
埃除去体を構成しているパイルは掃除面側の先端部の硬
度に対し塵埃除去体をホルダーに取り付けている側の根
元部の硬度が硬く構成された繊維にて成ることにより、
ホルダーに接近する掃除面、たとえば木床などの掃除作
業においては前記塵埃除去体の先端部が接触する、この
とき塵埃除去体のブラシのパイルが先端部から根元部ま
で同一の硬さに構成されていると、塵埃除去体が掃除面
に接触する回数はホルダーの円中心より遠くなるほど回
転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数が
ダウンするため塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数が
減少するが本構成のパイルは先端になるほど軟らかく構
成していることにより塵埃除去体が掃除面に接触する回
数はホルダーの円中心より遠くなってもパイルが軟らか
いことにより回転の負荷が上昇せず回転数がダウンする
ことなく塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数は一定に
たもたれ、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用
吸込具を提供できるものである。
【0016】また、請求項2記載の発明は、下方開口の
吸込口より塵埃を吸引する集塵室と、前記集塵室内部に
設けられた回転自在なホルダーと、前記ホルダーに取付
けられた塵埃除去体と、吸込具内部に内装され、前記ホ
ルダーを回転させる駆動手段とを備え、前記塵埃除去体
は、掃除面側の先端部の硬度に対し、前記ホルダーに取
付けられている側の根元部の硬度が硬く構成されたパイ
ルから成るブラシ体にて形成された電気掃除機用吸込具
で、塵埃除去体を構成しているパイルは掃除面側の先端
部の硬度に対し塵埃除去体をホルダーに取り付けている
側の根元部の硬度が硬く構成された繊維にて成ることに
より、ホルダーに接近する掃除面、たとえば木床などの
掃除作業においては前記塵埃除去体の先端部が接触す
る、このとき塵埃除去体のブラシのパイルが先端部から
根元部まで同一の硬さに構成されていると、塵埃除去体
が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心より遠くな
るほど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い
回転数がダウンするため塵埃除去体が掃除面をかきあげ
る回数が減少するが本構成のパイルは先端になるほど軟
らかく構成していることにより塵埃除去体が掃除面に接
触する回数はホルダーの円中心より遠くなってもパイル
が軟らかいことにより回転の負荷が上昇せず回転数がダ
ウンすることなく塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数
は一定にたもたれ、使い勝手の良い高集塵の安価な電気
掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0017】また、請求項3記載の発明は、ブラシ体
は、接着剤等をパイル全体に塗布した後、掃除面側の先
端部をほぐすことにより、掃除面側の先端部の方を軟ら
かく構成した電気掃除機用吸込具で、塵埃除去体を構成
しているパイルは掃除面側の先端部は接着剤を塗布した
後ほぐすことにより、塵埃除去体をホルダーに取り付け
ている側の根元部の硬度にたいして 軟らかく構成された
繊維にて成ることにより、ホルダーに接近する掃除面、
たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体
の先端部が接触する、このとき塵埃除去体のブラシのパ
イルが先端部から根元部まで同一の硬さに構成されてい
ると、塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの
円中心より遠くなるほど回転トルクがアップして、回転
の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去体が
掃除面をかきあげる回数が減少するが本構成のパイルは
先端になるほど軟らかく構成していることにより塵埃除
去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心より遠
くなってもパイルが軟らかいことにより回転の負荷が上
昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体が掃除面
をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
【0018】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部が接触することで掃除面をソ
フトにかきあげるため掃除面を傷つけることもない、さ
らにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅ
うたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとく接触す
ることで確実にこびりついた塵埃まで集塵することがで
き使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を
提供できるものである。
【0019】また、請求項4記載の発明は、ブラシ体を
構成するパイルは、掃除面側の先端部に接着剤が付着し
ないようマスキング加工後、接着剤等を前記パイル全体
に塗布することで、掃除面側の先端部の方を軟らかく構
した電気掃除機用吸込具で、塵埃除去体を構成してい
るパイルは掃除面側の先端部は接着剤がつかないようマ
スキング処理をした後接着剤を塗布している。よって塵
埃除去体をホルダーに取り付けている側の根元部の硬度
にたいして先端部は接着剤がつかないため軟らかく構成
された繊維にて成ることにより、ホルダーに接近する掃
除面、たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃
除去体の先端部が接触する、このとき塵埃除去体のブラ
シのパイルが先端部から根元部まで同一の硬さに構成さ
れていると塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダ
ーの円中心より遠くなるほど回転トルクがアップして、
回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去
体が掃除面をかきあげる回数が減少するが本構成のパイ
ルは先端になるほど軟らかく構成していることにより塵
埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心よ
り遠くなってもパイルが軟らかいことにより回転の負荷
が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体が掃
除面をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
【0020】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部が接触することで掃除面をソ
フトにかきあげるため掃除面を傷つけることもない、さ
らにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅ
うたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとく接触す
ることで確実にこびりついた塵埃まで集塵することがで
き、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具
を提供できるものである。
【0021】また、請求項5記載の発明は、ブラシ体を
構成するパイルに塗布する接着剤等は、ゴム系の軟質の
材質を使用した電気掃除機用吸込具で、毛足の長いじゅ
うたん等の掃除面に接触したときなど塵埃除去体の接着
部が弓のように撓むことで必要以上にじゅうたんに衝突
することなくじゅうたんをいためることがない使い勝手
の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を提供できる
ものである。
【0022】また、請求項6記載の発明は、ブラシ体を
構成するパイルに長さの違いを設け、短い方のバイルの
先端部まで接着剤を浸透させることで、掃除面側の先端
部の方を軟らかく構成した電気掃除機用吸込具で、ブラ
シ体を構成するパイルに長さの違いを設けた2種類以上
の複数のパイルを設け、短い方のバイルの先端部まで接
着剤を浸透させるよう密度を細かくし、長いパイルは接
着剤が浸透しないよう密度を荒く構成していることによ
り、塵埃除去体を構成しているパイルに長さの違いを設
け、短い方のバイルの先端部まで接着剤を浸透させるこ
とにより掃除面側の先端部は、塵埃除去体をホルダーに
取り付けている側の根 元部の硬度にたいして先端部は接
着剤がつかないため軟らかく構成された繊維にて成るこ
とにより、ホルダーに接近する掃除面、たとえば木床な
どの掃除作業においては前記塵埃除去体の先端部が接触
する、このとき塵埃除去体のブラシのパイルが先端部か
ら根元部まで同一の硬さに構成されていると塵埃除去体
が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心より遠くな
るほど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い
回転数がダウンするため塵埃除去体が掃除面をかきあげ
る回数が減少するが本構成のパイルは先端になるほど軟
らかく構成していることにより塵埃除去体が掃除面に接
触する回数はホルダーの円中心より遠くなってもパイル
が軟らかいことにより回転の負荷が上昇せず回転数がダ
ウンすることなく塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数
は一定にたもたれるものである。
【0023】また、請求項7記載の発明は、ブラシ体は
紡績途中でパイルの両側に基布がある状態で、パイル中
央部にマスキング処理をして、パイルに接着剤等を塗布
した後、パイルの中央部をカットすることにより、掃除
面側の先端部の方を軟らかく構成した電気掃除機用吸込
具で、塵埃除去体を構成しているパイルは掃除面側の先
端部の硬度に対し塵埃除去体をホルダーに取り付けてい
る側の根元部の硬度が硬く構成された繊維にて構成する
ために、起毛布の製造工程において織り工程の後、基布
が上下にある状態において、パイル中央部に接着剤がつ
かないようマスキング処理をした後接着剤を塗布し、パ
イルの中央部をカットすることにより、塵埃除去体をホ
ルダーに取り付けている側の根元部の硬度にたいして先
端部は接着剤がつかないため軟らかく構成された繊維に
て成ることにより、ホルダーに接近する掃除面、たとえ
ば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体の先端
部が接触する、このとき塵埃除去体のブラシのパイルが
先端部から根元部まで同一の硬さに構成されていると塵
埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心よ
り遠くなるほど回転トルクがアップして、回転の負荷上
昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去体が掃除面を
かきあげる回数が減少するが本構成のパイルは先端にな
るほど軟らかく構成していることにより塵埃除去体が掃
除面に接触する回数はホルダーの円中心より遠くなって
もパイルが軟らかいことにより回転の負荷が上昇せず回
転数がダウンすることなく塵埃除去体が掃除面をかきあ
げる回数は一定にたもたれるものである。
【0024】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部が接触することで掃除面をソ
フトにかきあげるため掃除面を傷つけることもない、さ
らにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅ
うたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとく接触す
ることで確実にこびりついた塵埃まで集塵することがで
き、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具
を提供できるものである。
【0025】また、請求項8記載の発明は、ブラシ体を
構成するパイル体の基布に接着剤を塗布するバッキング
工程にて、パイルの基布側根元部よりバッキング用の接
着剤をパイルまでしみ上げることで、掃除面側の先端部
の方を軟らかく構成した電気掃除機用吸込具で、塵埃除
去体を構成しているパイルは掃除面側の先端部の硬度に
対し塵埃除去体をホルダーに取り付けている側の根元部
の硬度が硬く構成された繊維にて構成するために、起毛
布の製造工程において基布に接着剤を塗布する、バッキ
ング工程において、バッキング用の接着剤を基布に塗布
するとともにパイルに働く毛細管現象を利用してパイル
の基布付近より先端に向かって、前記バッキング用の接
着剤を染み上げることにより、掃除面側の先端部は、塵
埃除去体をホルダーに取り付けている側の根元部の硬度
にたいして接着剤がつかないため軟らかく構成でき、使
い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を提供
できるものである。
【0026】また、請求項9記載の発明は、ブラシ体
は、パイルの根元部を縫込んで形成した電気掃除機用吸
込具で、ブラシ部はパイルの根元部を縫製等の縫込みに
て、前記パイル体の根元部が屈曲しにくいようガイドし
ていることにより、塵埃除去体を構成しているパイルは
掃除面側の先端部のしなりは、塵埃除去体をホルダーに
取り付けている側の根元部のしなり にたいして軟らかく
しなるよう構成するためにパイルの根元部を縫製等の縫
込みを行うことにより、ホルダーに接近する掃除面、た
とえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体の
先端部が接触する、このとき塵埃除去体のブラシのパイ
ルが先端部から根元部まで同一のしなり具合に構成され
ていると、塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダ
ーの円中心より遠くなるほど回転トルクがアップして、
回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去
体が掃除面をかきあげる回数が減少するが本構成のパイ
ルは先端になるほどしなりやすく構成していることによ
り塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中
心より遠くなってもパイルが軟らかくしなることにより
回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃
除去体が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれるも
のである。また、木床などの硬質の掃除面に対しては軟
らかくしなるよう構成された先端部が接触することで掃
除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけることも
ない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいして
は、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごと
くしなり難いパイルの根元部が接触することで確実にこ
びりついた塵埃まで集塵することができ、使い勝手の良
い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を提供できるもの
である。
【0027】また、請求項10記載の発明は、ブラシ体
は、パイルの根元部を溶着して形成した電気掃除機用吸
込具で、ブラシ部はパイルの根元部を溶着にて、前記パ
イル体の根元部が屈曲しにくいようガイドしていること
により、塵埃除去体を構成しているパイルは掃除面側の
先端部のしなりは、塵埃除去体をホルダーに取り付けて
いる側の根元部のしなりにたいして軟らかくしなるよう
構成するためにパイルの根元部を溶着を行うことによ
り、ホルダーに接近する掃除面、たとえば木床などの掃
除作業においては前記塵埃除去体の先端部が接触する、
このとき塵埃除去体のブラシのパイルが先端部から根元
部まで同一のしなり具合に構成されていると、塵埃除去
体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心より遠く
なるほど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴
い回転数がダウンするため塵埃除去体が掃除面をかきあ
げる回数が減少するが本構成のパイルは先端になるほど
しなりやすく構成していることにより塵埃除去体が掃除
面に接触する回数はホルダーの円中心より遠くなっても
パイルが軟らかくしなることにより回転の負荷が上昇せ
ず回転数がダウンすることなく塵埃除去体が掃除面をか
きあげる回数は一定にたもたれるものである。また、木
床などの硬質の掃除面に対しては軟らかくしなるよう構
成された先端部が接触することで掃除面をソフトにかき
あげるため掃除面を傷つけることもない、さらにじゅう
たんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅうたんの内
部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくしなり難いパイル
の根元部が接触することで確実にこびりついた塵埃まで
集塵することができ、使い勝手の良い高集塵の安価な電
気掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0028】また、請求項11記載の発明は、下方開口
の吸込口より塵埃を吸引する集塵室と、前記集塵室内部
に設けられた回転自在なホルダーと、前記ホルダーに取
付けられた塵埃除去体と、吸込具内部に内装され、前記
ホルダーを回転させる駆動手段とを備え、前記塵埃除去
体は、パイルから成るブラシ体にて形成され、前記ブラ
シ体は、前記パイルの先端部を引っ張って、前記先端部
のパイルを伸ばし細くすることにより、掃除面側の先端
部の硬度に対し、前記ホルダーに取付けられている側の
根元部の硬度を硬く形成した電気掃除機用吸込具で、塵
埃除去体を構成しているパイルは掃除面側の先端部の硬
度に対し塵埃除去体をホルダーに取り付けている側の根
元部の硬度が硬く構成された繊維にて構成するために、
起毛布のパイルを引っ張ることによりバイルが伸びる、
そしてパイルが基布付近が太く先端が伸ばされたことに
より細く変形させ塵埃除去体としたものである。また、
前記パイルを伸ばす工程においてパイルに熱を加えて糸
を軟化しパイルを伸ばすことも可能であり、使い勝手の
良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を提供できるも
のである。
【0029】また、請求項12記載の発明は、パイルは
紡績途中でパイル体の両側に基布がある状態で基布を引
っ張ることによりパイルを伸ばし、前記パイルを伸ばし
た後でパイルの中央部をカットして先端部のみパイルを
細く構成した電気掃除機用吸込具で、塵埃除去体を構成
しているパイルは掃除面側の先端部の硬度に対し塵埃除
去体をホルダーに取り付けている側の根元部の硬度が硬
く構成された繊維にて構成するために、起毛布の製造工
程において織り工程の後、基布が上下にある状態におい
て前記基布をそれぞれパイルの余れている部分を中心に
両外側に引っ張ることによりバイルが伸びる、そしてパ
イルが上下の基布付近が太く中心が伸ばされたことによ
り細く変形した後バイルをカットし塵埃除去体としたも
のである。また、前記パイルを伸ばす工程においてパイ
ルの中心部に熱を加えて糸を軟化しパイルを伸ばすこと
も可能であり、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除
機用吸込具を提供できるものである。
【0030】また、請求項13記載の発明は、下方開口
の吸込口より塵埃を吸引する集塵室と、前記集塵室内部
に設けられた回転自在なホルダーと、前記ホルダーに取
付けられた塵埃除去体と、吸込具内部に内装され、前記
ホルダーを回転させる駆動手段とを備え、前記塵埃除去
体は、ブラシ体にて形成され、前記ブラシ体は、紡績布
からなる基布と、前記基布に編み込まれパイルから形成
され、前記ブラシ体の紡績加工工程において、基布に対
し、パイルの素材が軟化するよう熱を加え、基布とパイ
ルの形状を整えて形成された電気掃除機用吸込具で、紡
績布の紡績工程にて基布とパイルが編み込まれた後パイ
ルに対し、パイルの素材が軟化するよう熱を加え、基布
とパイルの形状を整えて構成したもので、紡績布の紡績
工程にて基布とパイルが編み込まれた後パイルに対し、
パイルの素材が軟化するよう熱を加えたことにより、パ
イルがそれ自身の反発力にて基布に対して平行に倒れる
こと無く、基布とパイルがブラシ状の意図した形状に保
たれるようの形状を整えられるものである。
【0031】また、請求項14記載の発明は、下方開口
の吸込口より塵埃を吸引する集塵室と、前記集塵室内部
に設けられた回転自在なホルダーと、前記ホルダーに取
付けられた塵埃除去体と、吸込具内部に内装され、前記
ホルダーを回転させる駆動手段とを備え、前記塵埃除去
体は、ブラシ体からなり、前記ブラシ体は、紡績布から
なる基布と、前記基布に編み込まれパイルから形成さ
れ、前記パイルを、一本が略直径0.1mm以上の糸に
て構成した電気掃除機用吸込具で、紡績布のパイルは一
本が略直径0.1mm以上の糸にて構成したので、こし
が強くなり、絨毯のパイルに負けることなく塵埃を確実
に掻き揚げ、集塵性能が上がるものである。ブラシ体
は、カットパイル状の紡績布による起毛布により構成さ
れ、前記起毛布のパイルは一本が略直径0.1mm以上
のパイルが太く、糸に張りがある糸にて構成されたこと
により、カットパイル状の紡績布からなる起毛布は紡績
工程においてパイル糸が上の基布の横糸にU字状で絡み
その後、下の基布の横糸にU字状で絡動作を繰り返すこ
とによりジグザクに編まれていく、その後前記ジグザク
に編まれた中央部をカットすることにより基布に対しカ
ットパイル状にパイルを設けた起毛布を生産することが
できる。
【0032】しかし、パイルが太く、糸に張りがある場
合前記ジグザグにパイルを編んだ後カットしてもパイル
糸の張りによりパイルはU字状ならずに基布に対し水平
に近く倒れてしまう。よって紡績工程においてパイル糸
が上の基布の横糸にU字状で絡みその後、下の基布の横
糸にU字状で絡動作を繰り返すことによりジグザクに編
まれ、その後前記ジグザクに編まれた中央部をカットす
る前にパイルがU字状絡んでいる基布部分に熱を加えパ
イルをU字状にクリープさせた後、前記ジグザクに編ま
れた中央部をカットすることにより基布に対し垂直に近
くカットパイル状にパイルを設けた起毛布を生産するこ
とができ、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用
吸込具を提供できるものである。
【0033】また、請求項15記載の発明は、ブラシ体
は、パイル密度が異なる複数の紡績布にて構成された電
気掃除機用吸込具で、ブラシ体を構成するカットパイル
状の塵埃除去体はパイル密度が異なる複数の紡績布にて
構成されたことにより、時代の流れによる家庭の掃除面
の多様化に対応でき、市場のニーズに対応したブラシ体
をタイムリーに提供し使い勝手の 良い高集塵の安価な電
気掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0034】また、請求項16記載の発明は、ブラシ体
は、パイル密度が50パーセント以上の差を有する、そ
れぞれ異なる複数の紡績布にて構成された電気掃除機用
吸込具で、ブラシ体を駆動する駆動手段の負荷を低減さ
せることができ省エネルギーで使い勝手の良い高集塵の
安価な電気掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0035】また、請求項17記載の発明は、下方開口
の吸込口より塵埃を吸引する集塵室と、前記集塵室内部
に設けられた回転自在なホルダーと、前記ホルダーに取
付けられた塵埃除去体と、吸込具内部に内装され、前記
ホルダーを回転させる駆動手段とを備え、前記塵埃除去
体は、ブラシ体にて形成され、前記ブラシ体は、カット
パイル状の紡績布により構成され、前記紡績布を構成す
るパイルは、基布に対し傾斜して、パイル同士が根元か
ら先端にかけて交差するようにした電気掃除機用吸込具
で、ブラシ体は、カットパイル状の紡績布による起毛布
により構成され、前記起毛布を構成するパイルは基布に
対し傾斜して、パイル同士が根元から先端にかけて交差
するように構成されたことにより、カットパイル状の紡
績布からなる起毛布は紡績工程においてパイル糸が上の
基布の横糸にU字状で絡みその後、下の基布の横糸にU
字状で絡動作を繰り返すことによりジグザクに編まれて
いく、その後前記ジグザクに編まれた中央部をカットす
ることにより基布に対しカットパイル状にパイルを設け
た起毛布を生産することができる。
【0036】そして、前記ジグザグにパイルを編んだ後
カットしてもパイル糸の張りによりパイルはU字状なら
ずに基布に対し水平に近く倒れてしまう。よって紡績工
程においてパイル糸が上の基布の横糸にU字状で絡みそ
の後、下の基布の横糸にU字状で絡動作を繰り返すこと
によりジグザクに編まれ、その後前記ジグザクに編まれ
た中央部をカットする前にパイルがU字状絡んでいる基
布部分に熱を加えパイルをU字状にクリープさせるとき
に前記パイルに加える温度はパイル糸を構成する樹脂の
軟化点より下限に設定することによりパイルを完全に基
布に対し垂直にせず45°から85°の間に設定するこ
とにより隣り合ったパイル糸と交差させることにより、
塵埃除去体を構成しているパイルは掃除面側の先端部は
パイル糸が隣り合ったパイル糸交差していないため、パ
イル糸一本の張りのたわみにて軟らかく構成され、塵埃
除去体をホルダーに取り付けている側の根元部は隣り合
ったパイル糸と交差させることによりそれぞれのパイル
糸の絡み合いによりパイル糸一本の張りのたわみにより
硬く構成されて成ることにより、ホルダーに接近する掃
除面、たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃
除去体の先端部が接触する、このとき塵埃除去体のブラ
シのパイルが先端部から根元部まで同一の硬さに構成さ
れていると、塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホル
ダーの円中心より遠くなるほど回転トルクがアップし
て、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃
除去体が掃除面をかきあげる回数が減少するが本構成の
パイルは先端になるほど軟らかく構成していることによ
り塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中
心より遠くなってもパイルが軟らかいことにより回転の
負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体
が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれるものであ
る。また、木床などの硬質の掃除面に対しては軟らかく
構成された先端部が接触することで掃除面をソフトにか
きあげるため掃除面を傷つけることもない、さらにじゅ
うたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅうたんの
内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとく接触することで
確実にこびりついた塵埃まで集塵することができ、使い
勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を提供で
きるものである。
【0037】また、請求項18記載の発明は、下方開口
の吸込口より塵埃を吸引する集塵室と、前記集塵室内部
に設けられた回転自在なホルダーと、前記ホルダーに取
付けられた塵埃除去体と、吸込具内部に内装され、前記
ホルダーを回転させる駆動手段とを備え、前記塵埃除去
体は、繊維にて構成された凸状帯にて形成され、掃除面
側先端部は繊維をほぐすことによりブラシのように構成
された電気掃除機用吸込具で、塵埃除去体を構成してい
る繊維の根 元部は布状のままで構成し掃除面側の先端部
のみ繊維をほぐすことにより、塵埃除去体をホルダーに
取り付けている側のしなりにたいして軟らかくしなるよ
う構成された繊維にて成る。よって、ホルダーに接近す
る掃除面、たとえば木床などの掃除作業においては前記
塵埃除去体の先端部が接触する、このとき塵埃除去体の
繊維が先端部から根元部まで同一のしなり具合に構成さ
れていると、塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホル
ダーの円中心より遠くなるほど回転トルクがアップし
て、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃
除去体が掃除面をかきあげる回数が減少するが本構成の
繊維は先端ほぐしてあり軟らかくしなるよう構成してい
ることにより塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホル
ダーの円中心より遠くなっても繊維がしなり易いことに
より回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく
塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれ
るものである。また、木床などの硬質の掃除面に対して
は軟らかくしなるように構成された先端部が接触するこ
とで掃除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つける
こともない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にた
いしては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出
すごとく接触することで確実にこびりついた塵埃まで集
塵することができ、使い勝手の良い高集塵の安価な電気
掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0038】また、請求項19記載の発明は、凸状帯
は、接着剤等を繊維全体に塗布した後、掃除面側の先端
部をほぐすことにより、掃除面側の先端部の方を軟らか
く構成した電気掃除機用吸込具で、塵埃除去体を構成し
ている繊維の根元部は布状のままで構成し、前記布全体
に接着剤を塗布した後、掃除面側の先端部のみ繊維をほ
ぐすことにより、塵埃除去体をホルダーに取り付けてい
る側のしなりにたいして軟らかくしなるよう構成された
繊維にて成る。よって、ホルダーに接近する掃除面、た
とえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体の
先端部が接触する、このとき塵埃除去体の繊維が先端部
から根元部まで同一のしなり具合に構成されていると、
塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心
より遠くなるほど回転トルクがアップして、回転の負荷
上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去体が掃除面
をかきあげる回数が減少するが本構成の繊維は先端ほぐ
してあり軟らかくしなるよう構成していることにより塵
埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心よ
り遠くなっても繊維がしなり易いことにより回転の負荷
が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体が掃
除面をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
また、木床などの硬質の掃除面に対しては軟らかくしな
るように構成された先端部が接触することで掃除面をソ
フトにかきあげるため掃除面を傷つけることもない、さ
らにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅ
うたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとく接触す
ることで確実にこびりついた塵埃まで集塵することがで
き、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具
を提供できるものである。
【0039】また、請求項20記載の発明は、凸状帯を
構成する繊維は、掃除面側の先端部に接着剤が付着しな
いようマスキング加工後、接着剤等を前記繊維全体に塗
布することで、掃除面側の先端部の方を軟らかく構成
た電気掃除機用吸込具で、塵埃除去体を構成している繊
維の根元部は布状のままで構成し先端部は接着剤がつか
ないようマスキング処理をした後、前記布全体に接着剤
を塗布することにより、塵埃除去体をホルダーに取り付
けている側の根元部の硬度にたいして先端部は接着剤が
つかないため軟らかく構成された繊維とすることができ
るものである。よって、ホルダーに接近する掃除面、た
とえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体の
先端部が接触する、このとき塵埃除去体の繊維が先端部
から根元部まで同一のしなり具合に構成されていると、
塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心
より遠くなるほど回転トルクがアップして、回転の負荷
上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去体が掃除面
をかきあげる回数が減少するが本構成の繊維は先端ほぐ
してあり軟らかくしなるよう構成していることにより塵
埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心よ
り遠くなっても繊維がしなり易いことにより回転の負荷
が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体が掃
除面をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
また、木床などの硬質の掃除面に対しては軟らかくしな
るように構 成された先端部が接触することで掃除面をソ
フトにかきあげるため掃除面を傷つけることもない、さ
らにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅ
うたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとく接触す
ることで確実にこびりついた塵埃まで集塵することがで
き、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具
を提供できるものである。
【0040】また、請求項21記載の発明は、凸状帯を
構成する繊維に塗布する接着剤等は、ゴム系の軟質で、
接着剤が繊維に染込みやすい材質を使用する電気掃除機
用吸込具で、前記接着剤はゴム系の軟質で、接着剤が繊
維に染込みやすい材質を使用していることにより、毛足
の長いじゅうたん等の掃除面に接触したときなど塵埃除
去体の接着部が弓のように撓むことで必要以上にじゅう
たんに衝突することなくじゅうたんをいためることがな
いものであり、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除
機用吸込具を提供できるものである。
【0041】また、請求項22記載の発明は、凸状帯を
構成する繊維に塗布する接着剤等は、ゴム系の軟質で、
粘度の高く接着剤が繊維に染込み難い材質を使用する電
気掃除機用吸込具で、前記接着剤はゴム系の軟質で粘度
の高く接着剤が繊維に染込み難い材質を使用しているこ
とにより、毛足の長いじゅうたん等の掃除面に接触した
ときなど塵埃除去体の接着部が弓のように撓み、さらに
繊維に染み込まなかった接着剤がじゅうたん面を力強く
かきあげることにより効率良くじゅうたん上の塵埃を集
塵できるものであり、使い勝手の良い高集塵の安価な電
気掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0042】また、請求項23記載の発明は、凸状帯
根元部に樹脂等により構成された凸状帯のカバー部材を
有する電気掃除機用吸込具で、前記凸状帯の根元部に樹
脂等により構成された凸状帯のカバー部材を有するもの
であり、塵埃除去体を構成している繊維は掃除面側の先
端部はカバー部材がなく繊維が突出していることによ
り、軟らかく繊維のしなりが自由にて成ることにより、
ホルダーに接近する掃除面、たとえば木床などの掃除作
業においては前記塵埃除去体の先端部が接触する、この
とき塵埃除去体の繊維が先端部から根元部まで同一のし
なり具合に構成されていると、塵埃除去体が掃除面に接
触する回数はホルダーの円中心より遠くなるほど回転ト
ルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウ
ンするため塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数が減少
するが本構成の繊維は先端の繊維は、軟らかくしなり易
いように構成していることにより塵埃除去体が掃除面に
接触する回数はホルダーの円中心より遠くなっても繊維
がしなりやすいことにより回転の負荷が上昇せず回転数
がダウンすることなく塵埃除去体が掃除面をかきあげる
回数は一定にたもたれるものである。また、木床などの
硬質の掃除面に対しては軟らかくしなるよう構成された
先端部が接触することで掃除面をソフトにかきあげるた
め掃除面を傷つけることもない、さらにじゅうたんなど
の軟質な掃除面にたいしては、じゅうたんの内部に入り
込んだ塵埃をかき出すごとくカバー部材が接触すること
で確実にこびりついた塵埃まで集塵することができ、使
い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を提供
できるものである。
【0043】また、請求項24記載の発明は、カバー部
は、凸状帯の繊維を挟み込むように設けられ、前記繊
維の根元部が屈曲しにくいようガイドしていることを特
徴とする電気掃除機用吸込具で、前記凸状帯の根元部に
樹脂等により構成された凸状帯のカバー部材を有するも
のであり、またカバー部材は凸状帯の繊維を挟み込むよ
うに設けられ、前記繊維の根元部が屈曲しにくいようガ
イドしていることにより、塵埃除去体を構成している繊
維は掃除面側の先端部はカバー部材がなく繊維が突出し
ていることにより、軟らかく繊維のしなりが自由にて成
ることにより、ホルダーに接近する掃除面、たとえば木
床などの掃除作業においては前記塵埃除去体の先端部が
接触する、このとき塵埃除去体の繊維が先端部から根元
部まで同一のしなり具合に構成されていると、塵埃除去
体が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心より遠く
なるほど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴
い回転数がダウンするため塵埃除去体が掃除面をかきあ
げる回数が減少するが本構成の繊維は先端の繊維は、軟
らかくしなり易いように構成していることにより塵埃除
去体が掃除面に接触す る回数はホルダーの円中心より遠
くなっても繊維がしなりやすいことにより回転の負荷が
上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体が掃除
面をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。ま
た、木床などの硬質の掃除面に対しては軟らかくしなる
よう構成された先端部が接触することで掃除面をソフト
にかきあげるため掃除面を傷つけることもない、さらに
じゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅうた
んの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくカバー部材
が接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵する
ことができ、使い勝手の良い高集塵の安価な電気掃除機
用吸込具を提供できるものである。
【0044】また、請求項25記載の発明は、カバー部
は、凸状帯の繊維を挟み込むように設けられ、またカ
バー部材は一対で凹凸形状を構成し、凸状帯を挟み込む
ことにより、凸状帯が凹凸となるようガイドしているこ
とを特徴とする電気掃除機用吸込具で、塵埃除去体を構
成している繊維は掃除面側の先端部は凹凸形状を構成し
たカバー部材がなく繊維が突出している、また前記繊維
はカバー部材の凹凸により矯正され連続的な屈曲を行い
ながら突出している。また、繊維は掃除面側の先端部は
カバー部材がないため繊維のみの軟らかくしなりが自由
にて成ることにより、ホルダーに接近する掃除面、たと
えば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体の先
端部が接触する、このとき塵埃除去体の繊維は木床等の
硬質な掃除面においてはたきの先のごとく前記繊維の連
続的な屈曲が掃除面にこびり付いた塵埃をかきあげるこ
とができるものである。また先端部から根元部まで同一
の硬さに構成されていると、塵埃除去体が掃除面に接触
する回数はホルダーの円中心より遠くなるほど回転トル
クがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウン
するため塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数が減少す
るが本構成の繊維は先端の繊維はしなりやすく、軟らか
く構成していることにより塵埃除去体が掃除面に接触す
る回数はホルダーの円中心より遠くなっても繊維が軟ら
かいことにより回転の負荷が上昇せず回転数がダウンす
ることなく塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数は一定
にたもたれるものである。また、前記木床などの硬質の
掃除面に対しては繊維の連続的な屈曲が開き軟らかく構
成された先端部が接触することで掃除面を傷つけること
もない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいし
ては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すご
とくカバー部材が接触することで確実にこびりついた塵
埃まで集塵することができ、使い勝手の良い高集塵の安
価な電気掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0045】また、請求項26記載の発明は、凸状帯
繊維を挟み込むように、前記繊維にカバー部材をインサ
ート成型し、前記繊維の根元部が屈曲しにくいようガイ
ドしていることを特徴とする電気掃除機用吸込具で、塵
埃除去体を構成している繊維のカバー部材は掃除面側の
先端部を除き繊維を挟み込むように前記繊維に軟質な樹
脂をインサート成型している、よって繊維の先端部は軟
らかく繊維のしなりが自由にて成ることにより、ホルダ
ーに接近する掃除面、たとえば木床などの掃除作業にお
いては前記塵埃除去体の先端部が接触することで、掃除
面にこびり付いた塵埃をかきあげることができるもので
ある。また先端部から根元部まで同一の硬さに構成され
ていると、塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダ
ーの円中心より遠くなるほど回転トルクがアップして、
回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去
体が掃除面をかきあげる回数が減少するが本構成の繊維
は先端の繊維はしなり易く、軟らかく構成していること
により塵埃除去体が掃除面に接触する回数はホルダーの
円中心より遠くなっても繊維が軟らかくしなり易いこと
により回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることな
く塵埃除去体が掃除面をかきあげる回数は一定にたもた
れるものである。また、前記木床などの硬質の掃除面に
対しては繊維の連続的な屈曲が開き軟らかく構成された
先端部が接触することで掃除面を傷つけることもない、
さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じ
ゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくカバ
ー部材が接触することで確実にこびりついた塵埃まで集
塵することができ、使い勝手の良い高集塵の安価な電気
掃除機用吸込具を提供できるものである。
【0046】また、請求項27記載の発明は、電動送風
機を内蔵する掃除機本体と連結される連結部を有し請求
項1〜26のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具
前記電動送風機に連通させた電気掃除機である。
【0047】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の第1実施例について図1〜図25を用いて
説明する。
【0048】吸込具1は内部に集塵室2を有し、掃除面
側と対向する底面に掃除面に向かって開口3が設けら
れ、集塵室2と連通している。
【0049】吸込具1後部には上下に回動自在にアーム
4が構成され、前記アーム4の内部には塵埃が通過する
塵埃通路5が構成され、延長管6、ホース7により電気
掃除機8本体につながり電気掃除機8本体内部の吸引用
電動送風機9により発生する吸引風により塵埃を集塵し
ている。
【0050】また、前記吸込具1の集塵室2内部には、
円柱形状にて、円中心を軸に回転自在なホルダー10を
有して、前記ホルダー10の外周には、カットパイル状
の紡績布から成る起毛布15が掃除面に接するようブラ
シのごとく形成している塵埃除去体11を内装してい
る。
【0051】前記塵埃除去体11は吸込具1に内装され
たモーター等の駆動手段(図示せず)により円柱形状の
円中心14を軸に回転するとともに、同時に前記塵埃除
去体11がじゅうたん等の開口3より集塵室2内に侵入
した掃除面と衝突し掃除面上の塵埃をかき上げる機能を
有している。
【0052】また、前記塵埃除去体11を構成している
パイル16は掃除面側の先端部12の硬度に対し塵埃除
去体をホルダーに取り付けている側の根元部13の硬度
が硬く構成された繊維にて成る塵埃除去体を有してい
る。
【0053】上記構成による作用は以下の通りである。
【0054】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12の硬度に対し塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部13の硬度が
硬く構成された繊維にて成ることにより、ホルダー10
に接近する掃除面、たとえば木床などの掃除作業におい
ては前記塵埃除去体11の先端部12が接触する、この
とき塵埃除去体11のブラシのパイル16が先端部12
から根元部13まで同一の硬さに構成されていると、塵
埃除去体11が掃除面に接触する回数はホルダーの円中
心14より遠くなるほど回転トルクがアップして、回転
の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去体1
1が掃除面をかきあげる回数が減少するが本構成のパイ
ルは先端12になるほど軟らかく構成していることによ
り塵埃除去体11が掃除面に接触する回数はホルダーの
円中心より遠くなってもパイル16が軟らかいことによ
り回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵
埃除去体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもた
れるものである。
【0055】(実施例2) 本発明の第2の実施例を、図4を用いて説明する。
【0056】図4に示すように塵埃除去体11を構成す
るブラシ体は接着剤17をパイル16全体に塗布した
後、掃除面側の先端部12をほぐすことにより先端部1
2を軟らかく構成している。
【0057】上記構成による作用は以下の通りである。
【0058】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12は接着剤17を塗布した後ほぐ
すことにより、塵埃除去体11をホルダー10に取り付
けている側の根元部13の硬度にたいして軟らかく構成
された繊維にて成ることにより、ホルダー10に接近す
る掃除面、たとえば木床などの掃除作業においては前記
塵埃除去体11の先端部12が接触する、このとき塵埃
除去体11のブラシのパイル16が先端部12から根元
部13まで同一の硬さに構成されていると、塵埃除去体
11が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心1
4より遠くなるほど回転トルクがアップして、回転の負
荷上昇に伴い回転数がダウンするため塵埃除去体11が
掃除面をかきあげる回数が減少する、本構成のパイル1
6は先端になるほど軟らかく構成していることにより塵
埃除去体11が掃除面に接触する回数はホルダーの円中
心14より遠くなってもパイル16が軟らかいことによ
り回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵
埃除去体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもた
れるものである。
【0059】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部12が接触することで掃除面
をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけることもな
い、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいして
は、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごと
く接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵する
ことができるものである。
【0060】(実施例3) 本発明の第3の実施例を、図5を用いて説明する。
【0061】図5に示すように、ブラシ体を構成するパ
イル16は掃除面側の先端部12に接着剤17が付着し
ないようマスキング18加工後、接着剤17を前記パイ
ル16全体に塗布することでパイル16の掃除面側先端
部12を、ブラシ体が塵埃除去体に取り付けられている
側の根元部13より軟らかく構成している。
【0062】上記構成による作用は以下の通りである。
【0063】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12は接着剤17がつかないようマ
スキング18処理をした後接着剤17を塗布している、
よって塵埃除去体11をホルダー10に取り付けている
側の根元部13の硬度にたいして先端部12は接着剤1
7がつかないため軟らかく構成された繊維にて成ること
により、ホルダー10に接近する掃除面、たとえば木床
などの掃除作業においては、前記塵埃除去体11の先端
部12が接触する、このとき塵埃除去体11のブラシの
パイル16が先端部12から根元部13まで同一の硬さ
に構成されていると塵埃除去体11が掃除面に接触する
回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほど回転
トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダ
ウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数
が減少するが本構成のパイル16は先端12になるほど
軟らかく構成していることにより塵埃除去体11が掃除
面に接触する回数はホルダーの円中心より遠くなっても
パイル16が軟らかいことにより回転の負荷が上昇せず
回転数がダウンすることなく塵埃除去体11が掃除面を
かきあげる回数は一定にたもたれるものである。
【0064】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部12が接触することで掃除面
をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけることもな
い、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいして
は、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごと
く接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵する
ことができるものである。
【0065】(実施例4) 本発明の第4の実施例を、説明する。
【0066】前記ブラシ体を構成するパイル16に塗布
する接着剤17はゴム系の軟質の材質を使用して構成し
ている。
【0067】上記構成による作用は以下の通りである。
【0068】前記接着剤17はゴム系の軟質の材質を使
用していることにより、毛足の長いじゅうたん等の掃除
面に接触したときなど塵埃除去体11の接着部17が弓
のように撓むことで必要以上にじゅうたんに衝突するこ
となくじゅうたんをいためることがないものである。
【0069】(実施例5) 本発明の第5の実施例を、図6を用いて説明する。
【0070】図6に示すように、ブラシ体を構成するパ
イル16に長さの違いを設けた2種類以上の複数のパイ
ルを設け、短い方のバイル20の先端部12まで接着剤
17を浸透させるよう密度を細かくし、長いパイル19
は接着剤17が浸透しないよう密度を荒く構成してい
る。
【0071】上記構成による作用は以下の通りである。
【0072】塵埃除去体を構成しているパイル16に長
さの違いを設け、短い方のバイル20の先端部12まで
接着剤17を浸透させることにより掃除面側の先端部1
2は、塵埃除去体11をホルダー10に取り付けている
側の根元部13の硬度に対して、先端部12は接着剤1
7がつかないため軟らかく構成された繊維にて成ること
により、ホルダー10に接近する掃除面、たとえば木床
などの掃除作業においては前記塵埃除去体11の先端部
12が接触する、このとき塵埃除去体11のブラシのパ
イル16が先端部12から根元部13まで同一の硬さに
構成されていると塵埃除去体11が掃除面に接触する回
数はホルダーの円中心14より遠くなるほど回転トルク
がアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンす
るため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数が減少
するが本構成のパイル16は先端12になるほど軟らか
く構成していることにより塵埃除去体11が掃除面に接
触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなって
もパイル16が軟らかいことにより回転の負荷が上昇せ
ず回転数がダウンすることなく塵埃除去体11が掃除面
をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
【0073】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部12が接触することで掃除面
をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけることもな
い、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいして
は、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごと
く接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵する
ことができるものである。
【0074】(実施例6) 本発明の第6の実施例を、図7を用いて説明する。
【0075】図7に示すように、ブラシ体を構成する起
毛布の紡績途中でパイル16の両側に基布21がある状
態でパイル16に接着剤17等を塗布した後、パイル1
6の中央部をカットする起毛布の製造工程を示すもので
ある。
【0076】上記構成による作用は以下の通りである。
【0077】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12の硬度に対し塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部13の硬度が
硬く構成された繊維にて構成するために、起毛布の製造
工程において織り工程の後、基布21が上下にある状態
において、パイル16中央部23に接着剤17がつかな
いようマスキング18処理をした後接着剤17を塗布
し、パイル16の中央部23をカットすることにより、
塵埃除去体11をホルダー10に取り付けている側の根
元部13の硬度にたいして先端部12は接着剤17がつ
かないため軟らかく構成された繊維にて成ることによ
り、ホルダー10に接近する掃除面、例えば木床などの
掃除作業においては前記塵埃除去体11の先端部12が
接触する。
【0078】このとき塵埃除去体11のブラシのパイル
16が先端部12から根元部13まで同一の硬さに構成
されていると塵埃除去体11が掃除面に接触する回数は
ホルダー10の円中心14より遠くなるほど回転トルク
がアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンす
るため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数が減少
するが本構成のパイル166は先端12になるほど軟ら
かく構成していることにより塵埃除去体11が掃除面に
接触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなっ
てもパイル16が軟らかいことにより回転の負荷が上昇
せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体11が掃除
面をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
【0079】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部12が接触することで掃除面
をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけることもな
い、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいして
は、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごと
く接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵する
ことができるものである。
【0080】(実施例7) 本発明の第7の実施例を、図8を用いて説明する。
【0081】図8に示すように、ブラシ体を構成するパ
イル16体の基布21に接着剤17を塗布するバッキン
グ18工程にて、パイル16の基布側根元部25よりバ
ッキング18用の接着剤17をパイル16までしみ上げ
て構成した起毛布の製造工程を示すものである。
【0082】上記構成による作用は以下の通りである。
【0083】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12の硬度に対し塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部13の硬度が
硬く構成された繊維にて構成するために、起毛布の製造
工程において基布23に接着剤17を塗布する、バッキ
ング18工程において、バッキング18用の接着剤17
を基布23に塗布するとともにパイル16に働く毛細管
現象を利用してパイル16の基布23付近より先端12
に向かって、前記バッキング18用の接着剤17を染み
上げることにより、掃除面側の先端部12は、塵埃除去
体11をホルダー10に取り付けている側の根元部13
の硬度にたいして接着剤17がつかないため軟らかく構
成できるものである。
【0084】(実施例8) 本発明の第8の実施例を、図9を用いて説明する。
【0085】図9に示すように、塵埃除去体11はその
表面に掃除面に向かって突出したブラシ16体を有し、
前記ブラシ16体の根元部13に樹脂等により構成され
たブラシ16のカバー部材26を有するものである。
【0086】また、カバー部材26はブラシのパイル1
6を挟み込むように設けられ、前記パイル16の根元部
13が屈曲しにくいようガイドしている。
【0087】上記構成による作用は以下の通りである。
【0088】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12はカバー部材26がなくパイル
16が突出していることにより、軟らかく繊維のしなり
が自由にて成ることにより、ホルダー10に接近する掃
除面、たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃
除去体11の先端部12が接触する、このとき塵埃除去
体11のブラシのパイル16が先端部12から根元部1
3まで同一の硬さに構成されていると、塵埃除去体11
が掃除面に接触する回数はホルダーの円中心14より遠
くなるほど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に
伴い回転数がダウンするため塵埃除去体11が掃除面を
かきあげる回数が減少するが本構成のパイル16は先端
12のパイル16はしなりやすく軟らかく構成している
ことにより塵埃除去体11が掃除面に接触する回数はホ
ルダー10の円中心14より遠くなってもパイル16が
軟らかいことにより回転の負荷が上昇せず回転数がダウ
ンすることなく塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回
数は一定にたもたれるものである。
【0089】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部12が接触することで掃除面
をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけることもな
い、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいして
は、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごと
くカバー部材26が接触することで確実にこびりついた
塵埃まで集塵することができるものである。
【0090】(実施例9) 本発明の第9の実施例を、図10を用いて説明する。
【0091】図10に示すように、カバー部材26はブ
ラシのパイル16を挟み込むように設けられ、またカバ
ー部材26は一対で凹凸形状を構成し、パイル体を挟み
込むことにより、パイル体が複数の束状となるようガイ
ドしていることを特徴とする塵埃除去体カバー部材を有
するものである。
【0092】上記構成による作用は以下の通りである。
【0093】塵埃除去体を構成しているパイルは掃除面
側の先端部は凹凸形状を構成したカバー部材がなくパイ
ルが突出している、また前記パイルはカバー部材の凹2
8凸29により複数束状に突出27している、よって突
出27は軟らかく繊維のしなりが自由にて成ることによ
り、ホルダー10に接近する掃除面、たとえば木床など
の掃除作業においては前記塵埃除去体11の先端部12
が接触する、このとき塵埃除去体11のブラシのパイル
16は木床等の硬質な掃除面において箒の先のごとく前
記パイル16の束が開き掃除面にこびり付いた塵埃をか
きあげることができるものである。
【0094】また先端部12から根元部13まで同一の
硬さに構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接
触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほ
ど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転
数がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげ
る回数が減少するが本構成のパイル16は先端のパイル
16がしなり、軟らかく構成していることにより塵埃除
去体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中
心14より遠くなってもパイル16が軟らかいことによ
り回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵
埃除去体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもた
れるものである。
【0095】また、前記木床などの硬質の掃除面に対し
てはパイル16の束が開き軟らかく構成された先端部1
2が接触することで掃除面を傷つけることもない、さら
にじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅう
たんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくカバー部
材26が接触することで確実にこびりついた塵埃まで集
塵することができるものである。
【0096】(実施例10) 本発明の第10の実施例を、図11を用いて説明する。
【0097】図11に示すように、カバー部材26はブ
ラシのパイル16を挟み込むように前記バイル16にイ
ンサート成型によりカバー部材26を構成し、前記パイ
ル16の根元部13が屈曲しにくいようガイドしてい
る。
【0098】上記構成による作用は以下の通りである。
【0099】塵埃除去体11を構成しているパイル16
のカバー部材26は掃除面側の先端部12を除きブラシ
のパイル16を挟み込むように前記バイル16に軟質な
樹脂にインサート成型している、よってパイル16の先
端部12は軟らかく繊維のしなりが自由にて成ることに
より、ホルダー10に接近する掃除面、たとえば木床な
どの掃除作業においては前記塵埃除去体11の先端部1
2が接触することで、掃除面にこびり付いた塵埃をかき
あげることができるものである。
【0100】また先端部12から根元部13まで同一の
硬さに構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接
触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほ
ど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転
数がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげ
る回数が減少するが本構成のパイル16は先端12のパ
イル16はしなり、軟らかく構成していることにより塵
埃除去体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の
円中心14より遠くなってもパイル16が軟らかいこと
により回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることな
く塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数は一定にた
もたれるものである。
【0101】また、前記木床などの硬質の掃除面に対し
てはパイル16が軟らかく構成された先端部12が接触
することで掃除面を傷つけることもない、さらにじゅう
たんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅうたんの内
部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくカバー部材26が
接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵するこ
とができるものである。
【0102】(実施例11) 本発明の第11の実施例を、図12を用いて説明する。
【0103】図12に示すように、ブラシ部はパイル1
6をU字状30に束ねた状態で複数並べた後、U字状3
0の根元部31を溶着や接着、あるいは縫込み等にてフ
リルのように形成した後、カバー部材26がパイル16
を挟み込むように前記バイル16体とインサート成型に
より構成し、前記パイル16体の根元部31が屈曲しに
くいようガイドしている。
【0104】上記構成による作用は以下の通りである。
【0105】塵埃除去体を構成しているパイル16のカ
バー部材26は掃除面側の先端部を除きブラシのパイル
16を挟み込むように前記バイル16に軟質な樹脂にイ
ンサート成型している、よってパイル16の先端部12
は軟らかく繊維のしなりが自由にて成ることにより、ホ
ルダー10に接近する掃除面、たとえば木床などの掃除
作業においては前記塵埃除去体11の先端部12が接触
することで、掃除面にこびり付いた塵埃をかきあげるこ
とができるものである。
【0106】また先端部12から根元部13まで同一の
硬さに構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接
触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほ
ど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転
数がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげ
る回数が減少するが本構成のパイル16は先端12のパ
イル16はしなり、軟らかく構成していることにより塵
埃除去体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の
円中心14より遠くなってもパイル16が軟らかいこと
により回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることな
く塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数は一定にた
もたれるものである。
【0107】また、前記木床などの硬質の掃除面に対し
てはパイル16が軟らかく構成された先端部12が接触
することで掃除面を傷つけることもない、さらにじゅう
たんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅうたんの内
部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくカバー部材26が
接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵するこ
とができるものである。
【0108】さらに、パイル16をU字状30に束ねた
状態で複数並べた後、U字状30の根元部31を溶着や
接着、あるいは縫込み等にてフリルのように形成したこ
とにより、紡績により構成された起毛布に比べインサー
ト成型等により軟質な樹脂により構成されたカバー部材
26を薄くできるため、カバー部材26もそれ自身がし
なることができるためカーテン等を巻き込んだ場合にお
いてもカバー部材26がしなりカーテンを傷つけること
がない。
【0109】(実施例12) 本発明の第12の実施例を、図13、図14を用いて説
明する。
【0110】図13、図14に示すように、ブラシ部は
パイル16の根元部13を縫製等の縫込み32にて、前
記パイル16の根元部13が屈曲しにくいようガイドし
ている。
【0111】上記構成による作用は以下の通りである。
【0112】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12のしなりは、塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部13のしなり
に対して軟らかくしなるよう構成するため、パイル16
の根元部13を縫製等の縫込み32を行うことにより、
ホルダー10に接近する掃除面、たとえば木床などの掃
除作業においては前記塵埃除去体11の先端部12が接
触する、このとき塵埃除去体11のブラシのパイル16
が先端部12から根元部13まで同一のしなり具合に構
成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接触する回
数はホルダー10の円中心14より遠くなるほど回転ト
ルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウ
ンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数が
減少する。しかし本構成のパイル16は先端12になる
ほどしなりやすく構成していることにより塵埃除去体1
1が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心14
より遠くなってもパイル16が軟らかくしなることによ
り回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵
埃除去体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもた
れるものである。
【0113】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかくしなるよう構成された先端部12が接触するこ
とで掃除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つける
こともない。
【0114】さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にた
いしては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出
すごとくしなり難いパイル16の根元部13が接触する
ことで確実にこびりついた塵埃まで集塵することができ
るものである。
【0115】(実施例13) 本発明の第13の実施例を、図15を用いて説明する。
【0116】図15に示すように、ブラシ部はパイル1
6の根元部13を溶着33にて、前記パイル16の根元
部113が屈曲しにくいようガイドしている。
【0117】上記構成による作用は以下の通りである。
【0118】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12のしなりは、塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部13のしなり
に対して軟らかくしなるよう構成するためにパイル16
の根元部13を溶着33を行うことにより、ホルダー1
0に接近する掃除面、たとえば木床などの掃除作業にお
いては前記塵埃除去体11の先端部12が接触する、こ
のとき塵埃除去体11のブラシのパイル16が先端部1
2から根元部13まで同一のしなり具合に構成されてい
ると、塵埃除去体11が掃除面に接触する回数はホルダ
ー10の円中心14より遠くなるほど回転トルクがアッ
プして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウンするため
塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数が減少するが
本構成のパイル16は先端12になるほどしなりやすく
構成していることにより塵埃除去体11が掃除面に接触
する回数はホルダー10の円中心14より遠くなっても
パイル16が軟らかくしなることにより回転の負荷が上
昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体11が掃
除面をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
【0119】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかくしなるよう構成された先端部12が接触するこ
とで掃除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つける
こともない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にた
いしては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出
すごとくしなり難いパイル16の根元部13が接触する
ことで確実にこびりついた塵埃まで集塵することができ
るものである。
【0120】(実施例14) 本発明の第14の実施例を、図16を用いて説明する。
【0121】図16に示すように、ブラシ体は、カット
パイル状の紡績布による起毛布15により構成され、前
記起毛布15はパイル16の先端部12を引っ張ること
により前記先端部12のパイル16を伸ばし先端部12
のパイルを細く構成することにより、ブラシ体の掃除面
側先端部12の硬度に対しブラシ体を塵埃除去体11に
取り付けている側の根元部13の硬度が硬くなるよう構
成している。
【0122】上記構成による作用は以下の通りである。
【0123】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12の硬度に対し塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部13の硬度が
硬く構成された繊維にて構成するために、起毛布15の
パイル16を引っ張ることによりバイル16が伸びる、
そしてパイル16の基布付近34が太く先端が伸ばされ
たことにより細く変形35させ塵埃除去体11としたも
のである。
【0124】また、前記パイル16を伸ばす工程におい
てパイル16に熱を加えて糸を軟化しパイル16を伸ば
すことも可能である。
【0125】(実施例15) 本発明の第15の実施例を、図16を用いて説明する。
【0126】図16に示すように、パイル16は紡績途
中でパイル16の両側に基布36.37がある状態で基
布36.37を引っ張ることによりパイル16を伸ば
し、前記パイル16を伸ばした後でパイル16の中央部
23をカット22して先端部12のみパイル16を細く
構成している。
【0127】上記構成による作用は以下の通りである。
【0128】塵埃除去体11を構成しているパイル16
は掃除面側の先端部12の硬度に対し塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部13の硬度が
硬く構成された繊維にて構成するために、起毛布15の
製造工程において織り工程の後、基布36.37が上下
にある状態において前記基布36.37をそれぞれパイ
ル16の編れている部分を中心に両外側に引っ張ること
によりバイル16が伸びる、そしてパイル16が上下の
基布付近34が太く、中心が伸ばされたことにより細く
変形35した後パイル16をカットし塵埃除去体11と
したものである。
【0129】また、前記パイル16を伸ばす工程におい
てパイル16の中心部23に熱を加えて糸を軟化しパイ
ル16を伸ばすことも可能である。
【0130】(実施例16) 本発明の第16の実施例を説明する。
【0131】ブラシ体は、カットパイル状の紡績布によ
る起毛布15により構成され、前記起毛布15のパイル
16は一本が略直径0.1mm以上の、パイル16が太
く、糸に張りがある糸にて構成されたものである。
【0132】上記構成による作用は以下の通りである。
【0133】カットパイル状の紡績布からなる起毛布1
5は紡績工程においてパイル16が上の基布36の横糸
38にU字状で絡みその後、下の基布37の横糸38に
U字状で絡む動作を繰り返すことによりジグザクに編ま
れていく、その後前記ジグザクに編まれた中央部23を
カット22することにより基布36.37に対しカット
パイル状にパイル16を設けた起毛布15を生産するこ
とができる。
【0134】しかし、パイル16が太く、糸に張りがあ
る場合前記ジグザグにパイル16を編んだ後カットして
もパイル16の張りによりパイル16はU字状ならずに
基布36.37に対し水平に近く倒れてしまう。
【0135】よって紡績工程においてパイル16が上の
基布36の横糸38にU字状で絡みその後、下の基布3
7の横糸38にU字状で絡動作を繰り返すことによりジ
グザクに編まれ、その後前記ジグザクに編まれた中央部
23をカットする前にパイル16がU字状絡んでいる基
布36.37に熱を加えパイル16をU字状にクリープ
させた後、前記ジグザクに編まれた中央部23をカット
することにより基布36.37に対し垂直に近くカット
パイル状にパイル16を設けた起毛布を生産することが
できる。
【0136】(実施例17) 本発明の第17の実施例を、図19を用いて説明する。
【0137】図19に示すように、ブラシ体は、カット
パイル状の紡績布による起毛布16により構成され、前
記起毛布15を構成するパイル16は基布36.37に
対し傾斜して、パイル16同士が根元13から先端12
にかけて交差するように構成されたものである。
【0138】上記構成による作用は以下の通りである。
【0139】カットパイル状の紡績布からなる起毛布1
5は紡績工程においてパイル16が上の基布36の横糸
38にU字状で絡みその後、下の基布37の横糸38に
U字状で絡む動作を繰り返すことによりジグザクに編ま
れていく、その後前記ジグザクに編まれた中央部23を
カットすることにより基布36.37に対しカットパイ
ル状にパイル16を設けた起毛布15を生産することが
できる。
【0140】そして、前記ジグザグにパイル16を編ん
だ後カットしてもパイル16の張りによりパイル16は
U字状ならずに基布36.37に対し水平に近く倒れて
しまう。
【0141】よって紡績工程においてパイル16が上の
基布36の横糸38にU字状で絡みその後、下の基布3
7の横糸38にU字状で絡む動作を繰り返すことにより
ジグザクに編まれ、その後前記ジグザクに編まれた中央
部23をカットする前にパイル16がU字状絡んでいる
基布36.37部分に熱を加えパイル16をU字状にク
リープさせるときに、前記パイル16に加える温度をパ
イル16の樹脂材料の軟化点より下限に設定することに
よりパイル16を完全に基布36.37に対し垂直にせ
ず45°から85°の間に設定することにより隣り合っ
たパイル16と交差39させることができる。
【0142】よって、塵埃除去体11を構成しているパ
イル16は掃除面側の先端部12はパイル16が隣り合
ったパイル16と交差していないことにより、パイル1
6の糸の一本たわみ力のみにて軟らかく構成され、塵埃
除去体11をホルダー10に取り付けている側の根元部
13は隣り合ったパイル16と交差39させることによ
りそれぞれのパイル16の絡み合いによりパイル16の
複数のたわみ力の合成により硬く構成されて成ることに
より、ホルダー10に接近する掃除面、たとえば木床な
どの掃除作業においては前記塵埃除去体11の先端部1
2が接触する。
【0143】このとき塵埃除去体11のブラシのパイル
16が先端部12から根元部13まで同一の硬さに構成
されていると、塵埃除去体11が掃除面に接触する回数
はホルダー10の円中心14より遠くなるほど回転トル
クがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウン
するため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数が減
少するが本構成のパイル16は先端12になるほど軟ら
かく構成していることにより塵埃除去体11が掃除面に
接触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなっ
てもパイル16が軟らかいことにより回転の負荷が上昇
せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体11が掃除
面をかきあげる回数は一定にたもたれるものである。
【0144】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかく構成された先端部12が接触することで掃除面
をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけることもな
い、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいして
は、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごと
く接触することで確実にこびりついた塵埃まで集塵する
ことができるものである。
【0145】(実施例18) 本発明の第18の実施例を、図20を用いて説明する。
【0146】図20に示すように、塵埃除去体11はそ
の表面に掃除面に向かって突出した凸状帯40を有し、
前記凸状帯40は、繊維にて構成され、凸状帯40の掃
除面側先端部41は繊維をほぐすことによりブラシのよ
うに構成されものである。
【0147】上記構成による作用は以下の通りである。
【0148】塵埃除去体11を構成している繊維の根元
部42は布状のままで構成し掃除面側の先端部41のみ
繊維をほぐすことにより、塵埃除去体11をホルダー1
0に取り付けている側のしなりにたいして軟らかくしな
るよう構成された繊維にて成る。
【0149】よって、ホルダー10に接近する掃除面、
たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体
11の先端部41が接触する、このとき塵埃除去体11
の繊維が先端部41から根元部42まで同一のしなり具
合に構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接触
する回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほど
回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数
がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる
回数が減少するが本構成の繊維は先端41がほぐしてあ
り軟らかくしなるよう構成していることにより塵埃除去
体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心
14より遠くなっても繊維がしなり易いことにより回転
の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去
体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれるも
のである。
【0150】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかくしなるように構成された先端部41が接触する
ことで掃除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけ
ることもない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面に
たいしては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき
出すごとく接触することで確実にこびりついた塵埃まで
集塵することができるものである。
【0151】(実施例19) 本発明の第19の実施例を、図20を用いて説明する。
【0152】図20に示すように、凸状帯40は接着剤
17等を繊維全体に塗布した後、掃除面側の先端部41
をほぐすことにより先端部41を軟らかく構成されたも
のである。
【0153】上記構成による作用は以下の通りである。
【0154】塵埃除去体11を構成している繊維の根元
部42は布状のままで構成し、前記布全体に接着剤17
を塗布した後、掃除面側の先端部41のみ繊維をほぐす
ことにより、塵埃除去体11をホルダー10に取り付け
ている側のしなりにたいして軟らかくしなるよう構成さ
れた繊維にて成る。
【0155】よって、ホルダー10に接近する掃除面、
たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体
11の先端部41が接触する、このとき塵埃除去体11
の繊維が先端部41から根元部42まで同一のしなり具
合に構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接触
する回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほど
回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数
がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる
回数が減少するが本構成の繊維は先端41がほぐしてあ
り軟らかくしなるよう構成していることにより塵埃除去
体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心
14より遠くなっても繊維がしなり易いことにより回転
の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去
体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれるも
のである。
【0156】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかくしなるように構成された先端部41が接触する
ことで掃除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけ
ることもない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面に
たいしては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき
出すごとく接触することで確実にこびりついた塵埃まで
集塵することができるものである。
【0157】(実施例20) 本発明の第20の実施例を、図21を用いて説明する。
【0158】図21に示すように、凸状帯40を構成す
る繊維は掃除面側の先端部41に接着剤17が付着しな
いようマスキング18加工後、接着剤17等を前記繊維
全体に塗布することで凸状帯40の掃除面側先端部41
を、凸状帯40が塵埃除去体に取り付けられている側の
根元部42より軟らかく構成したものである。
【0159】上記構成による作用は以下の通りである。
【0160】塵埃除去体11を構成している繊維の根元
部42は布状のままで構成し先端部41は接着剤17が
つかないようマスキング18処理をした後、前記布全体
に接着剤17を塗布することにより、塵埃除去体11を
ホルダー10に取り付けている側の根元部42の硬度に
たいして先端部41は接着剤17がつかないため軟らか
く構成された繊維とすることができるものである。
【0161】よって、ホルダー10に接近する掃除面、
たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体
11の先端部41が接触する、このとき塵埃除去体11
の繊維が先端部41から根元部42まで同一のしなり具
合に構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接触
する回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほど
回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数
がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる
回数が減少するが本構成の繊維は先端41がほぐしてあ
り軟らかくしなるよう構成していることにより塵埃除去
体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心
14より遠くなっても繊維がしなり易いことにより回転
の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去
体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれるも
のである。
【0162】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかくしなるように構成された先端部41が接触する
ことで掃除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つけ
ることもない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面に
たいしては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき
出すごとく接触することで確実にこびりついた塵埃まで
集塵することができるものである。
【0163】(実施例21) 本発明の第21の実施例を説明する。
【0164】凸状帯40を構成する繊維に塗布する接着
剤17等はゴム系の軟質で、接着剤17が繊維に染込み
やすい材質を使用して構成したものである。
【0165】上記構成による作用は以下の通りである。
【0166】前記接着剤17はゴム系の軟質で、接着剤
17が繊維に染込みやすい材質を使用していることによ
り、毛足の長いじゅうたん等の掃除面に接触したときな
ど塵埃除去体11の接着部43が弓のように撓むことで
必要以上にじゅうたんに衝突することなくじゅうたんを
いためることがないものである。
【0167】(実施例22) 本発明の第22の実施例を、図22を用いて説明する。
【0168】図22に示すように、凸状帯40を構成す
る繊維に塗布する接着剤17等はゴム系の軟質で、粘度
の高く接着剤17が繊維に染込み難い材質を使用して構
成したものである。
【0169】上記構成による作用は以下の通りである。
【0170】前記接着剤17はゴム系の軟質で粘度の高
く接着剤17が繊維に染込み難い材質を使用しているこ
とにより、毛足の長いじゅうたん等の掃除面に接触した
ときなど塵埃除去体11の接着部43が弓のように撓
み、さらに繊維に染み込まなかった接着剤17がじゅう
たん面を力強くかきあげることにより効率良くじゅうた
ん上の塵埃を集塵できるものである。
【0171】(実施例23) 本発明の第23の実施例を、図23を用いて説明する。
【0172】図23に示すように、塵埃除去体11はそ
の表面に掃除面に向かって突出した凸状帯40を有し、
前記凸状帯40の根元部41に樹脂等により構成された
凸状帯40のカバー部材26を有するものである。
【0173】また、カバー部材27は凸状帯40の繊維
を挟み込むように設けられ、前記繊維の根元部42が屈
曲しにくいようガイドしている。
【0174】上記構成による作用は以下の通りである。
【0175】塵埃除去体11を構成している繊維は掃除
面側の先端部41はカバー部材26がなく繊維が突出し
ていることにより、軟らかく繊維のしなりが自由にて成
ることにより、ホルダー10に接近する掃除面、たとえ
ば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体11の
先端部41が接触する、このとき塵埃除去体11の繊維
が先端部41から根元部42まで同一のしなり具合に構
成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接触する回
数はホルダー10の円中心14より遠くなるほど回転ト
ルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転数がダウ
ンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数が
減少するが本構成の繊維は先端41の繊維は、軟らかく
しなり易いように構成していることにより塵埃除去体1
1が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心14
より遠くなっても繊維がしなりやすいことにより回転の
負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体
11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれるもの
である。
【0176】また、木床などの硬質の掃除面に対しては
軟らかくしなるよう構成された先端部41が接触するこ
とで掃除面をソフトにかきあげるため掃除面を傷つける
こともない、さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にた
いしては、じゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出
すごとくカバー部材26が接触することで確実にこびり
ついた塵埃まで集塵することができるものである。
【0177】(実施例24) 本発明の第24の実施例を、図24を用いて説明する。
【0178】図24に示すように、カバー部材26は凸
状帯40の繊維を挟み込むように設けられ、またカバー
部材26は一対で凹28凸29形状を構成し、凸状帯4
0を挟み込むことにより、凸状帯40が凹凸となるよう
ガイドしていることを特徴とする。
【0179】上記構成による作用は以下の通りである。
【0180】塵埃除去体11を構成している繊維は掃除
面側の先端部41は凹28凸29形状を構成したカバー
部材26がなく繊維が突出している、また前記繊維はカ
バー部材26の凹28凸29により矯正され連続的な屈
曲を行いながら突出している。
【0181】また、繊維は掃除面側の先端部41はカバ
ー部材26がないため繊維のみの軟らかくしなりが自由
にて成ることにより、ホルダー10に接近する掃除面、
たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除去体
11の先端部41が接触する、このとき塵埃除去体11
の繊維は木床等の硬質な掃除面において、はたきの先の
ごとく前記繊維の連続的な屈曲が掃除面にこびり付いた
塵埃をかきあげることができるものである。
【0182】また先端部41から根元部42まで同一の
硬さに構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に接
触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなるほ
ど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回転
数がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあげ
る回数が減少するが本構成の繊維は先端41の繊維はし
なりやすく、軟らかく構成していることにより塵埃除去
体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心
14より遠くなっても繊維が軟らかいことにより回転の
負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく塵埃除去体
11が掃除面をかきあげる回数は一定にたもたれるもの
である。
【0183】また、前記木床などの硬質の掃除面に対し
ては繊維の連続的な屈曲をし、軟らかく構成された先端
部41が接触することで掃除面を傷つけることもない、
さらにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じ
ゅうたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくカバ
ー部材26が接触することで確実にこびりついた塵埃ま
で集塵することができるものである。
【0184】(実施例25) 本発明の第25の実施例を、図24を用いて説明する。
【0185】図24に示すように、カバー部材26は凸
状帯40の繊維を挟み込むように前記繊維にインサート
成型によりカバー部材26を構成し、前記繊維の根元部
42が屈曲しにくいようガイドしている。
【0186】上記構成による作用は以下の通りである。
【0187】塵埃除去体11を構成している繊維のカバ
ー部材26は掃除面側の先端部41を除き繊維を挟み込
むように前記繊維に軟質な樹脂をインサート成型してい
る、よって繊維の先端部41は軟らかく繊維のしなりが
自由にて成ることにより、ホルダー10に接近する掃除
面、たとえば木床などの掃除作業においては前記塵埃除
去体11の先端部41が接触することで、掃除面にこび
り付いた塵埃をかきあげることができるものである。
【0188】また先端部41から根元部42までが同一
の硬さに構成されていると、塵埃除去体11が掃除面に
接触する回数はホルダー10の円中心14より遠くなる
ほど回転トルクがアップして、回転の負荷上昇に伴い回
転数がダウンするため塵埃除去体11が掃除面をかきあ
げる回数が減少するが本構成の繊維は先端41の繊維は
しなり易く、軟らかく構成していることにより塵埃除去
体11が掃除面に接触する回数はホルダー10の円中心
14より遠くなっても繊維が軟らかくしなり易いことに
より回転の負荷が上昇せず回転数がダウンすることなく
塵埃除去体11が掃除面をかきあげる回数は一定にたも
たれるものである。
【0189】また、前記木床などの硬質の掃除面に対し
ては繊維の連続的な屈曲をし軟らかく構成された先端部
41が接触することで掃除面を傷つけることもない、さ
らにじゅうたんなどの軟質な掃除面にたいしては、じゅ
うたんの内部に入り込んだ塵埃をかき出すごとくカバー
部材26が接触することで確実にこびりついた塵埃まで
集塵することができるものである。
【0190】(実施例26) 本発明の第26の実施例を、図25を用いて説明する。
【0191】図25に示すように、電動送風機9を内蔵
する掃除機本体8と連結される連結部を有した、電気掃
除機用吸込具1を連通させた電気掃除機8である。
【0192】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明によれ
ば、木床などの硬質の掃除面に対しては軟らかく構成さ
れた先端部が接触することで掃除面をソフトにかきあげ
るため掃除面を傷つけることもない、さらにじゅうたん
などの軟質な掃除面にたいしては、じゅうたんの内部に
入り込んだ塵埃をかき出すごとく接触することで確実に
こびりついた塵埃まで集塵することができ使い勝手の良
い高集塵の安価な電気掃除機用吸込具を提供できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除帰用吸込
具の裏面図
【図2】同吸込具の中央断面図
【図3】同吸込具のブラシ部を示す図
【図4】本発明の第1及び2の実施例を示す塵埃除去体
を示す図
【図5】本発明の第4の実施例を示す塵埃除去体を示す
【図6】本発明の第6の実施例を示す塵埃除去体を示す
【図7】本発明の第7の実施例を示す塵埃除去体を示す
【図8】本発明の第8の実施例を示す塵埃除去体を示す
【図9】本発明の第9の実施例を示す塵埃除去体を示す
【図10】本発明の第11の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図11】本発明の第12の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図12】本発明の第13の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図13】本発明の第14の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図14】本発明の第15の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図15】本発明の第14の実施例を示す塵埃除去体の
断面図
【図16】本発明の第16の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図17】本発明の第17の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図18】本発明の第17の実施例を示す塵埃除去体の
断面図
【図19】本発明の第22の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図20】本発明の第23の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図21】本発明の第25の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図22】本発明の第27の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図23】本発明の第28の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図24】本発明の第30の実施例を示す塵埃除去体を
示す図
【図25】本発明の第32の実施例を示す電気掃除機の
外観図
【図26】従来の構成を示す吸込具の裏面図
【図27】従来の構成を示す吸込具の中央断面図
【図28】従来の構成を示す吸込具のブラシを示す図
【符号の説明】
10 ホルダー 11 塵埃除去体 12 先端部 13 根元部 16 パイル 17 接着剤 18 マスキング 19 長いパイル 20 短いパイル 21 基布 26 カバー部材 28 カバー部材凹部 29 カバー部材凸部 30 U字パイル 32 編み込み 33 溶着 39 交差 40 凸状帯 43 接着部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−47394(JP,A) 特開 平6−125811(JP,A) 特開 昭62−161334(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方開口の吸込口より塵埃を吸引する集
    塵室と、前記集塵室内部に設けられた回転自在なホルダ
    ーと、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体とを備
    え、前記塵埃除去体は繊維から形成され、前記繊維は、
    掃除面側の先端部の硬度に対し、前記ホルダーに取付け
    られている側の根元部の硬度が硬く構成された電気掃除
    機用吸込具。
  2. 【請求項2】 下方開口の吸込口より塵埃を吸引する集
    塵室と、前記集塵室内部に設けられた回転自在なホルダ
    ーと、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体と、吸込
    具内部に内装され、前記ホルダーを回転させる駆動手段
    とを備え、前記塵埃除去体は、掃除面側の先端部の硬度
    に対し、前記ホルダーに取付けられている側の根元部の
    硬度が硬く構成されたパイルから成るブラシ体にて形成
    された電気掃除機用吸込具。
  3. 【請求項3】 ブラシ体は、接着剤等をパイル全体に塗
    布した後、掃除面側の先端部をほぐすことにより、掃除
    面側の先端部の方を軟らかく構成した請求項2記載の電
    気掃除機用吸込具。
  4. 【請求項4】 ブラシ体を構成するパイルは、掃除面側
    の先端部に接着剤が付着しないようマスキング加工後、
    接着剤等を前記パイル全体に塗布することで、掃除面側
    の先端部の方を軟らかく構成した請求項2記載の電気掃
    除機用吸込具。
  5. 【請求項5】 ブラシ体を構成するパイルに塗布する接
    着剤等は、ゴム系の軟質の材質を使用した請求項3また
    は4記載の電気掃除機用吸込具。
  6. 【請求項6】 ブラシ体を構成するパイルに長さの違い
    を設け、短い方のバイルの先端部まで接着剤を浸透させ
    ることで、掃除面側の先端部の方を軟らかく構成した請
    項2記載の電気掃除機用吸込具。
  7. 【請求項7】 ブラシ体は紡績途中でパイルの両側に基
    布がある状態で、パイル中央部にマスキング処理をし
    、パイルに接着剤等を塗布した後、パイルの中央部を
    カットすることにより、掃除面側の先端部の方を軟らか
    構成した請求項2記載の電気掃除機用吸込具。
  8. 【請求項8】 ブラシ体を構成するパイル体の基布に接
    着剤を塗布するバッキング工程にて、パイルの基布側根
    元部よりバッキング用の接着剤をパイルまでしみ上げ
    ことで、掃除面側の先端部の方を軟らかく構成した請求
    項2記載の電気掃除機用吸込具。
  9. 【請求項9】 ブラシ体は、パイルの根元部を縫込んで
    形成した請求項1または2記載の電気掃除機用吸込具。
  10. 【請求項10】 ブラシ体は、パイルの根元部を溶着
    て形成した請求項1または2記載の電気掃除機用吸込
    具。
  11. 【請求項11】 下方開口の吸込口より塵埃を吸引する
    集塵室と、前記集塵室内部に設けられた回転自在なホル
    ダーと、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体と、吸
    込具内部に内装され、前記ホルダーを回転させる駆動手
    段とを備え、前記塵埃除去体は、パイルから成るブラシ
    体にて形成され、前記ブラシ体は、前記パイルの先端部
    を引っ張って、前記先端部のパイルを伸ばし細くするこ
    とにより、掃除面側の先端部の硬度に対し、前記ホルダ
    ーに取付けられている側の根元部の硬度を硬く形成した
    電気掃除機用吸込具。
  12. 【請求項12】 パイルは紡績途中でパイル体の両側に
    基布がある状態で基布を引っ張ることによりパイルを伸
    ばし、前記パイルを伸ばした後でパイルの中央部をカッ
    トして先端部のみパイルを細く構成した請求項11記
    の電気掃除機用吸込具。
  13. 【請求項13】 下方開口の吸込口より塵埃を吸引する
    集塵室と、前記集塵室内部に設けられた回転自在なホル
    ダーと、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体と、吸
    込具内部に内装され、前記ホルダーを回転させる駆動手
    段とを備え、前記塵埃除去体は、ブラシ体にて形成さ
    れ、前記ブラシ体は、紡績布からなる基布と、前記基布
    に編み込まれパイルから形成され、前記ブラシ体の紡績
    加工工程において、基布に対し、パイルの素材が軟化す
    るよう熱を加え、基布とパイルの形状を整えて形成され
    電気掃除機用吸込具。
  14. 【請求項14】 下方開口の吸込口より塵埃を吸引する
    集塵室と、前記集塵室内部に設 けられた回転自在なホル
    ダーと、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体と、吸
    込具内部に内装され、前記ホルダーを回転させる駆動手
    段とを備え、前記塵埃除去体は、ブラシ体からなり、前
    記ブラシ体は、紡績布からなる基布と、前記基布に編み
    込まれパイルから形成され、前記パイルを、一本が略直
    径0.1mm以上の糸にて構成した電気掃除機用吸込
    具。
  15. 【請求項15】 ブラシ体は、パイル密度が異なる複数
    の紡績布にて構成された請求項13または14記載の電
    気掃除機用吸込具。
  16. 【請求項16】 ブラシ体は、パイル密度が50パーセ
    ント以上の差を有する、それぞれ異なる複数の紡績布に
    て構成された請求項13〜15のいずれか1項記載の電
    気掃除機用吸込具。
  17. 【請求項17】 下方開口の吸込口より塵埃を吸引する
    集塵室と、前記集塵室内部に設けられた回転自在なホル
    ダーと、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体と、吸
    込具内部に内装され、前記ホルダーを回転させる駆動手
    段とを備え、前記塵埃除去体は、ブラシ体にて形成さ
    れ、前記ブラシ体は、カットパイル状の紡績布により構
    成され、前記紡績布を構成するパイルは、基布に対し傾
    斜して、パイル同士が根元から先端にかけて交差するよ
    うにした電気掃除機用吸込具。
  18. 【請求項18】 下方開口の吸込口より塵埃を吸引する
    集塵室と、前記集塵室内部に設けられた回転自在なホル
    ダーと、前記ホルダーに取付けられた塵埃除去体と、吸
    込具内部に内装され、前記ホルダーを回転させる駆動手
    段とを備え、前記塵埃除去体は、繊維にて構成された凸
    状帯にて形成され、掃除面側先端部は繊維をほぐすこと
    によりブラシのように構成された電気掃除機用吸込具。
  19. 【請求項19】 凸状帯は、接着剤等を繊維全体に塗布
    した後、掃除面側の先端部をほぐすことにより、掃除面
    側の先端部の方を軟らかく構成した請求項18記載の電
    気掃除機用吸込具。
  20. 【請求項20】 凸状帯を構成する繊維は、掃除面側の
    先端部に接着剤が付着しないようマスキング加工後、接
    着剤等を前記繊維全体に塗布することで、掃除面側の先
    端部の方を軟らかく構成した請求項18記載の電気掃除
    機用吸込具。
  21. 【請求項21】 凸状帯を構成する繊維に塗布する接着
    剤等は、ゴム系の軟質で、接着剤が繊維に染込みやすい
    材質を使用する請求項19または20記載の電気掃除機
    用吸込具。
  22. 【請求項22】 凸状帯を構成する繊維に塗布する接着
    剤等は、ゴム系の軟質で、粘度の高く接着剤が繊維に染
    込み難い材質を使用する請求項19または20記載の電
    気掃除機用吸込具。
  23. 【請求項23】 凸状帯の根元部に樹脂等により構成さ
    れた凸状帯のカバー部材を有する請求項18記載の電気
    掃除機用吸込具。
  24. 【請求項24】 カバー部材は、凸状帯の繊維を挟み込
    むように設けられ、前記繊維の根元部が屈曲しにくいよ
    うガイドしていることを特徴とする請求項23記載の電
    気掃除機用吸込具。
  25. 【請求項25】 カバー部材は、凸状帯の繊維を挟み込
    むように設けられ、またカバー部材は一対で凹凸形状を
    構成し、凸状帯を挟み込むことにより、凸状帯が凹凸と
    なるようガイドしていることを特徴とする請求項24
    載の電気掃除機用吸込具。
  26. 【請求項26】 凸状帯の繊維を挟み込むように、前
    繊維にカバー部材をインサート成型し、前記繊維の根元
    部が屈曲しにくいようガイドしていることを特徴とする
    請求項24または25記載の電気掃除機用吸込具。
  27. 【請求項27】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と連
    結される連結部を有し請求項1〜26のいずれか1項に
    記載の電気掃除機用吸込具を前記電動送風機に連通させ
    た電気掃除機。
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