JPH01223917A - 電気掃除機の吸込み口体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は電気掃除機の吸込み口体に係り、布団の布地な
どの繊維間に詰まった塵埃を叩き出して吸塵するように
し、特に布団の掃除に適した吸込み口体に関する。

（従来の技術） 従来の布団の掃除に適した吸込み口体は、第１１図に示
すように、吸込み口体本体１の底面に幅方向に延出して
形成した吸込み口２の前後に位置して底面に多角柱状の
ビータ３．４をそれぞれ回転自在に軸支した構造、第１
２図に示すように吸込み口本体５の底面に開口した吸込
み口の下側に螺旋状のビータ突部６を形成した複数のビ
ータ７を前後に複数回転自在に軸支した構造、または、
第１３図に示すように吸込み口体本体８の底面に幅方向
に間隔をおいて前後方向のそり状部９を形成し、このそ
り状部９の間に吸込み口１０を開口した構造が採られて
いた。

（発明が解決しようとする課題） 上記第１１図ないし第１３図に示す構造の吸込み口体１
．５および８では、被掃除面をビータ３゜４．７が転勤
し、またはそり状部が摺ａするのみで、布団の布地やシ
ーツのｒａｍ間に詰まった塵埃、または布地の内側の塵
埃などの叩き出し力が低く、また塵埃がビータ３，４ま
たは７にて叩き出されても、絞られた吸込み口からの吸
込み量が少ないため、単位面積当りの吸塵力が低く、塵
埃は布地の内側で塊状となり易く、また布地から外側に
遊離した塵埃は外方に飛散され易く、掃除効率が低い問
題を有している。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、弾性叩打体
で布団などの布地のａ粗間に詰まった塵埃および布地の
内側の塵埃を塊状とすることなく、分散させて外方に叩
き出しながら吸込み、また叩き出された塵埃を飛散させ
ることなく、確実にかつ効率良く布団などの１１除がで
きる電気掃除機の吸込み口体を提供するものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の電気掃除機の吸込み口体は、幅方向に延びる細
長吸込み口を底面に開口しかつ周囲に覆い壁を有する吸
込み口体本体と、この本体の覆い壁に覆われた内側底部
に少なくとも前記吸込み口の前側にこの吸込み口に沿っ
て回転自在に軸支されたビータとを備えた電気掃除機の
吸込み口体において、前記ビータは放射方向にビータ突
部を有する多角柱形状に形成し、かつ前記本体の底面後
側に基端を固定され先端側を自由端としこの自由端側を
前記ビータに係合する位置まで延出した弾性叩打体を設
けたことを特徴とし、ビータの回転により弾性叩打体が
弾性で反発振動して布団などの被掃除面を叩打し、布地
のｍｌｌｌｉ間の塵埃および布地の内側のＰｉ埃を叩き
出して吸込むようにしたものである。

また本発明の電気掃除機の吸込み口体は、幅方向に延び
る細長吸込み口を底面に開口しかつ周囲に覆い壁を有す
る吸込み口体本体と、この本体の覆い壁に覆われた内側
底部に前記吸込み口の前後に位置してこの吸込み口に沿
ってそれぞれ回転自在に軸支されたビータとを備えた電
気掃除機の吸込み口体において、前記各ビータは複数に
軸方向に分割されたビータ部を有しこの各ビータ部は放
射方向に突出する各ビータ突部を形成した多角形状とし
かつこの各ビータ部のビータ突部は隣接するビータ部の
ビータ突部間に位置させるとともに前後のビータのビー
タ部は互いに軸方向に変位させ、さらに前記前側のビー
タの各ビータ部に対応して前記本体の底面後側に基端を
固定され先端側を自由端としこの自由端側を前配侵側の
ビータの各ビータ部の間から前側のビータの各ビータ部
にそれぞれ保合する位置まで延出した弾性叩打体を設け
たことを特徴とし、叩打体とビータによる布地のｔｍ間
に詰まった塵埃および布地の内側の塵埃の叩き出し効果
を高める。

さらに本発明の電気掃除機の吸込み口体は、叩打体はそ
の先端部を被叩打面に対して水平面となる環状形状とし
たことを特徴とし、円滑な繊維間の塵埃の叩き出しがで
きる。

また本発明の電気掃除機の吸込み口体は、叩打体は、本
体の両端側より中央側に従って弾性率を高めたことを特
徴とし、吸込み力の大きい位置での塵埃の叩き出し力を
高める。

（作用） 本発明の電気掃除機の吸込み口体は、布団などの布地面
に吸込み口体を摺動させると、ビータが回転され、布地
面に衝撃を与えて繊維間に詰まっているＤ埃を浮き上が
らせるとともに、ビータの回転に伴い叩打体がビータの
ビータ突部と係脱され、叩打体がビータのビータ突部か
ら離反したときに、弾性により反撥振動し、被掃除面を
叩打し、布団などのイｌｉ地を叩き、布地の内側の塵埃
などを分散させて外方に浮き上がらせ、この吸込み口体
本体を延長管、ホースなどを介して接続した電気掃除機
本体の電動送風機の吸込み力でこの本体の吸込み口から
布団などの被掃除面に叩き出された塵埃などを吸込む。

また本発明の吸込み口体は、吸込み口体本体の底面に吸
込み口の前後・に位置してそれぞれ回転自在に軸支され
たビータは複数に軸方向に分割されたビータ部を有しこ
の各ビータ部は放射方向に突出する各ビータ突部を形成
した多角形状としかつこの各ピーク部のビータ突部は隣
接するビータ部のビータ突部間に位置させているため、
布団などの布地面に吸込み口体本体を摺動さゼると、各
ビータのビータ突部にて布地面は左右前後が交互に押圧
されてもまれる状態となり、ｔＩｉ地面の繊維間を拡げ
てこの繊維間に詰まっている塵埃などを浮き上がり易く
し、さらに前側のビータの回転に伴い叩打体がこの前側
のビニタのビータ突部と係脱され、叩打体が前側のビー
タのビータ突部から離反したときに、弾性により反撥振
動し、被掃除面を叩打し、布団などの布地を叩き、布地
の内側の塵埃などを効率良く浮き上がらせる。

また本発明の吸込み口体は、叩打体はその先端部を被叩
打面に対して水平面となる環状形状となっており、叩打
面積が大きく、効率良く布地などの被掃除面を叩打して
詰まっている塵埃を浮き上がらせることができ、しかも
布団などの布地に引掛かることがなく、円滑に吸込み口
体本体を摺動させることができる。

さらに本発明の吸込み口体は、叩打体は、本体の両端側
より中央側に従って弾性率を高めたため、吸込み力の最
も大きい中央部分で強く被掃除面を叩打てき、被掃除面
から浮き上がった塵埃の吸込みが確実に行なえる。

〈実施例） 本発明の一実施例の構成を図面第１図ないし第４図につ
いて説明する。

１１は吸込み口体本体で、幅方向に延びる略細長矩形形
状に形成され、この本体１１の底面略中央部に幅方向に
延在する吸込み口１２が開口され、この吸込み口１２の
下端より下方に延出する覆い壁１３がこの本体１１の周
囲に形成されている。またこの本体１１の略後部中央に
は接続管部１４が形成され、この接続管部１４に接続リ
ング１５を介して回転接続管１６が回転自在に取付けら
れ、この回転接続管１６に延長管、ホースなどを介して
電気掃除標本体の電動送風機の吸込み側が接続されるよ
うになっている。

またこの本体１１の覆い壁１３に覆われた内側に位置し
て底部に前記吸込み口１２の前後にこの吸込み口１２に
沿ってそれぞれ回転自在にビータ１７．１８がそれぞれ
軸支されている。この各ビータ１７．１８は複数に軸方
向に分割されたビータ部１９を有しこの各ピーク部１９
は放射方向に突出する各ビータ突部２０を形成した多角
形状となっており、この各ビータ部１９のビータ突部２
０は隣接するビータ部１９のビータ突部２０間に位置さ
せるように回転方向に変位されている。またこの前後の
ビータの１７．１８のビータ部１９は互いに軸方向に変
位させている。そして前記後側のビータ１８は各ビータ
部１９間には径小の軸部２１を介在させて各ビータ部１
９の間に間隙２２を形成している。

２３は弾性叩打体で、弾性を有する線状材にて形成され
、この叩打体２３の基端は、前記前側のビータ１７の各
ビータ部１９に対応して前記本体１１の底部後側の覆い
壁１３の内面に固定され、この叩打体２３の先端側２４
は自由端としこの自由端側を前記後側のビータ１８の各
ビータ部１９の間の間隙２２から前側のビータ１７の各
ビータ部１９にそれぞれ係合する位置まで延出され、こ
の叩打体２３の中間部は前記後側のビータ１８の軸部２
１に接触されている。そしてこの叩打体２３の先端部は
第５図に示すように、上方に向かって傾斜されている。

次にこの実施例の作用を説明する。

布団などの被掃除面を吸込み口体本体１１を摺動させる
と、ビータ１７．１Ｂは回転され、このビータ１７．１
８の回転で被掃除面に振動衝撃を与えるとともに前側ビ
ータ１７の回転でそれぞれの叩打体２３の先端側２４は
、第２図に示すように、隣接する叩打体２３と交互に前
側ビータ１７の各ビータ部１９のビータ突部２０に上方
に押し上げら゛れ、後側のビータ１８の軸部２１を支点
として弾性に抗して湾曲され、さらに前側ビータ１７の
回転でそれぞれビータ突部２０から外れると、第３図に
示すように、叩打体２３はその弾性で反撥して被掃除面
を叩打し、例えば第９図に示すように布地２５の繊Ｉｔ
間に詰まっている塵埃、または布地の内側の塵埃２６な
どを吸込み力で繊維間に詰まらせることなく、第１０図
に示すように塵埃など分散させて叩き出し、この叩き出
された塵埃などは本体１１の覆い壁１３にて外方に飛散
されることなく、回転接続管１６からの吸込み力で吸込
み口１２から吸込まれる。ぞして前後のビータ１７．１
８は各隣接するビータ部１９のビータ突部２０が互いに
中間に位置するように回転方向に変位され、かつ前後の
ビータ１７．１８の各ビータ部１９は軸方向に変位され
ているため、第８図に示すようにビータ１７．１８の各
ビータ部１９のビータ突部２０と吸込み力によって波状
にもまれ、こびり付いている塵埃なども効率良く吸塵さ
れる。

また前記実施例に示すように、叩打体２３は先９＝側２
４も線状に形成したが、第６図および第７図に示すよう
に、叩打体２３はその先端側２４部を被叩打面に対して
水平面となる環状形状の叩打部２７に形成し、さらにこ
の叩打部２７を上向ぎに傾斜させるようにすることもで
きる。この構造の叩打体２３では、被掃除面の叩打面積
が拡大されて塵埃などの叩き出しが効率良く行なわれる
とともに先端側２４に突鋭部がなく、布団などの布地に
叩打体２３の先端が引掛かることなく、布地を損傷する
おそれがなく、円滑に掃除ができる。

また叩打体２３は、前記実施例では各叩打体２３は同一
の弾性率の線状材を用いたが、この各叩打体２３は、本
体１１の両端側より中央側に従って径または厚みを大き
くするなどの方法により弾性率を高める構成とすること
もできる。この実施例の構成では、吸込み口１２の吸込
み力が強い中央部分の叩打体２３の弾性率が大きく、強
く吸込まれる部分の叩打力も大きいため、塵埃などが吸
込み力で詰まることなく叩き出しにより確実に分散され
て吸込まれる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、幅方向に延びる細長吸込み口を底面に
開口した吸込み口体本体の底部に回転自在に軸支したビ
ータは放射方向にビータ突部を有する多角柱形状に形成
し、吸込み口体本体の底面後側に基端を固定され先端側
を自由端としこの自由端側を前記ビータに係合する位置
まで延出した弾性叩打体を設けたので、布団などの掃除
に際して、布地面の繊維間、または布地の内側に入り込
んだ塵埃などが、吸込み力によって塊状となることなく
、分散されて叩き出され、布地にこびりついた塵埃も除
去でき、しかも叩き出された塵埃は覆い壁によって外部
に飛散されることなく、確実にかつ効率良く掃除ができ
るものである。

請求項２に記載の本発明によれば、吸込み口の前後にこ
の吸込み口に沿ってそれぞれ回転自在に軸支されたビー
タは複数に軸方向に分割されたビータ部を有しこの各ビ
ータ部は放射方向に突出する各ビータ突部を形成した多
角形状としがっこの各ビータ部のビータ突部は隣接する
ビータ部のビータ突部間に位置させるとともに前後のビ
ータのビータ部は互いに軸方向に変位させ、叩打体の自
由端側を後側のビータの各ビータ部の間がら前側のビー
タの各ビータ部にそれぞれ係合する位置まで延出したの
で、布団などの掃除に際して、吸込み力とビータの各ビ
ータ部のビータ突部により布地が波状にもまれる状態に
なり、布地のｍ粗間、または布地の内側のａ埃を効率良
く叩き出して掃除できるものである。

請求項３に記載の本発明によれば、叩打体はその先端部
を被叩打面に対して水平面となる環状形状としたので、
被掃除面の叩打面積が拡大されて塵埃などの叩き出しが
効率良く行なわれるとともに叩打体の先端部に突鋭部が
なく、布団などの布地に叩打体の先端が引掛かることな
く、布地を損傷するおそれがなく、円滑に掃除ができる
ものである。

請求項４に記載の本発明によれば、叩打体は、本体の両
端側より中央側に従って弾性率を高めたので、吸込み口
体本体の吸込み口の吸込み力が強い中央部分の叩打体の
弾性率が大きく、強く吸込まれる部分の叩打力も大きい
ため、塵埃などが吸込み力で清まることなく叩き出しに
より確実に分散されて吸込まれ、掃除効率を高めること
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気掃除磯の吸込み口
体の底面側の斜視図、第２図は同上縦断側面図、第３図
は同上叩打体が被掃除面を叩打した状態の縦断側面図、
第４図は同上斜視図、第５図は同上叩打体の斜視図、第
６図は他の実施例を示づ吸込み口体の叩打体の斜視図、
第７図は同上叩打体の一部の側面図、第８図は被掃除面
の掃除時の説明図、第９図は同上塵埃の詰まり状態を示
す説明図、第１０図は同上塵埃の叩打時の分散状態を示
す説明図、第１１図ないし第１３図は従来のそれぞれ異
なる吸込み口体の底面側からの斜視図である。 １１・・吸込み口体本体、１２・・吸込み口、１３・・
覆い壁、１７．１８・・ビータ、１９φ・ビータ部、２
０・・ビータ突部、２３・・叩打体。 差上月

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）幅方向に延びる細長吸込み口を底面に開口しかつ
   底部周囲に覆い壁を有する吸込み口体本体と、この本体
   の覆い壁に覆われた内側底部の少なくとも前記吸込み口
   の前側に位置してこの吸込み口に沿って回転自在に軸支
   されたビータとを備え、 前記ビータは放射方向にビータ突部を有する多角柱形状
   に形成し、 前記本体の底面後側に基端を固定され先端側を自由端と
   しこの自由端側を前記ビータに係合する位置まで延出し
   た弾性叩打体を設けたことを特徴とする電気掃除機の吸
   込み口体。（２）幅方向に延びる細長吸込み口を底面に
   開口しかつ周囲に覆い壁を有する吸込み口体本体と、こ
   の本体の覆い壁に覆われた内側底部に前記吸込み口の前
   後に位置してこの吸込み口に沿つてそれぞれ回転自在に
   軸支されたビータとを備え、前記各ビータは複数に軸方
   向に分割されたビータ部を有しこの各ビータ部は放射方
   向に突出する各ビータ突部を形成した多角形状としかつ
   この各ビータ部のビータ突部は隣接するビータ部のビー
   タ突部間に位置させるとともに前後のビータのビータ部
   は互いに軸方向に変位させ、 前記前側のビータの各ビータ部に対応して前記本体の底
   面後側に基端を固定され先端側を自由端としこの自由端
   側を前記後側のビータの各ビータ部の間から前側のビー
   タの各ビータ部にそれぞれ係合する位置まで延出した弾
   性叩打体を設けたことを特徴とする電気掃除機の吸込み
   口体。 （３）叩打体はその先端部を被叩打面に対して水平面と
   なる環状形状としたことを特徴とする請求項１または２
   に記載の電気掃除機の吸込み口体。 （４）叩打体は、本体の両端側より中央側に従つて弾性
   率を高めたことを特徴とする請求項１、２または３記載
   の電気掃除機の吸込み口体。