JP5002386B2 - 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP5002386B2
JP5002386B2 JP2007240387A JP2007240387A JP5002386B2 JP 5002386 B2 JP5002386 B2 JP 5002386B2 JP 2007240387 A JP2007240387 A JP 2007240387A JP 2007240387 A JP2007240387 A JP 2007240387A JP 5002386 B2 JP5002386 B2 JP 5002386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaned
vacuum cleaner
beater
lower case
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007240387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009066331A (ja
Inventor
繁則 佐藤
清志 矢畑
恭一 菅野
誠 元吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2007240387A priority Critical patent/JP5002386B2/ja
Publication of JP2009066331A publication Critical patent/JP2009066331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5002386B2 publication Critical patent/JP5002386B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

本発明は、電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機の寝具用の吸口として、例えば特許文献1(特許第3094012号公報)がある。吸口体内部に振動部材を備える振動発生手段を設け、振動部材と寝具類を直接打撃する振動板を連結するものが考案されている。
また、特許文献2(特開昭50−9253号公報)に示すように、吸引管と連通する吸引口フレームをバイブレータによって上下方向に振動運動を行うカーペットクリーナーが考案されている。
特許第3094012号公報 特開昭50−9253号公報
特許文献1に示すように、寝具類を直接打撃する振動板は、長手方向に沿って長い板状の部材で形成され、吸入口よりも前方に設けられている。この構成によれば、髪の毛や糸くず等が上流側から吸入口に吸い込まれるときに板状の振動板に引っ掛かることがある。また、振動板の底面に多数の突起を形成して、寝具類を一層効率よく打撃するようにしているが、ふとんカバーやシーツが吸入口に吸着してしまい、振動によるごみのたたき出し効果を低下してしまっていた。
また、振動板は寝具類などの被掃除面と吸口体底面の間を上下運動するので、振動板と吸口体底面との間に異物を挟み込んでしまい、上下振動が損なわれ掃除効率が低下することがある。
また、振動板は振動発生手段から連結軸と結合されているが、上下運動のストロークを長くすると、連結棒が被掃除面により長く出てくるので、その連結棒に髪の毛や糸くず等がからみつきやすくなるという問題があった。
特許文献2に示すように、バイブレータが作動すると、電磁石の断続的な電磁作用により、振動起動部材の振動板が吸着,開放され、弾発ばねの作用と相まって、振動部材に垂直方向の振動運動が与えられる構成である。この構成によれば、吸気口から進入したごみがバイブレータの周囲を通過するので、砂などが入り込み、振動運動の妨げを行う恐れがある。また、案内枠と振動板の間に異物などが入り込むと垂直方向の動きが阻止され、埃を叩く作用が損なわれ、集塵性能が低下してしまうという問題があった。
また、振動板の上下運動のストロークを長くするには、バイブレータの体格を大きくする必要があるので、吸口部が大きく重たくなるということが考えられる。
本発明の目的は上記問題点を解決し、寝具類等の被掃除面を衛生的に保つことができ、操作性と集塵性能を向上した寝具用吸口体及びこれを備えた電気掃除機を提供することにある。
本発明は、掃除機本体に、電動送風機及び集塵部を備え、被掃除面への開口を有する吸口と、掃除機本体の前記集塵部とを結ぶ管路とを備え、前記電動送風機によって、前記吸口から前記集塵部に前記吸口付近の外気とともに被掃除面の掃除対象を吸引する電気掃除機において、前記吸口体は、被掃除面に対面する開口部を有した下ケースと、該下ケースに設けられた上ケースと、本体側に連通して接続する自在継手と、上下ケースを支持する車輪を備え、内部に被掃除面を打撃する振動部材と振動部材を振動させる駆動部を配置し、前記振動部材は被掃除面側の底面に吸引口を設け、上面が開口している略四角形の箱型形状としたことにある。
本発明によれば、ビータを略箱型形状とし、ビータの底面に吸引口を設け、長手方向に大きな凹凸部を有することで、寝具類などの吸着を防止しながら、ごみを効率良く集塵することができるので、操作性と集塵性能を向上した電気掃除機を提供できる。
(実施例1)
本発明の一実施の形態例に係る吸口体の構成を図1から図3を用いて説明する。
図1に本発明の一実施例に係る寝具用吸口体の底面方向から見た斜視図と、図2に上面から見た斜視図を示す。寝具用吸口15は、上ケース16,下ケース17により外郭が構成され、これを前輪18と後輪20により支持する。下ケース17の前縁は進行方向に対して、進行の妨げにならないように曲線形状になっている。上ケース16,下ケース17,前輪18,後輪20は合成樹脂で形成される。
図3に本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観図を示す。掃除機本体1は後部に寝具用吸口体15が集塵するのに必要な吸気風を発生させる電動送風機(図示せず)を内蔵し、前部には塵埃を集塵する集塵室(図示せず)を内蔵した電気掃除機本体、ホース2は電気掃除機本体1に接続され、柔軟に可動するように形成し、手元操作部3は前記ホース2に接続されて前記電気掃除機本体1や電動吸口52を制御するスイッチを内蔵し、ホース2と延長管4と連通する流路(図示せず)を持つ手元操作部3である。また、ホース2と手元操作部3及び延長管4には、寝具用吸口体15に電気を供給する給電線(図示せず)が内蔵されている。
寝具用吸口体15の後方には、左右(幅)方向の中央部に位置して自在継手管8が接続され、自在継手管8の端子12には、手元操作部3を介して本体から交流電圧が供給される。この自在継手管8は、一端が寝具用吸口体15に回動可能に接続され、被掃除面に対して略水平な状態から略垂直な状態まで回動可能な第1の接続管63と、一端が第1の接続管63の他端に回動可能に接続され、寝具用吸口体15に対し左右方向に回動可能な第2の接続管64を有する。第2の接続管64の他端には延長管4が接続される。この自在継手管8は、延長管4を被掃除面に対して略垂直とした状態において、その延長管4を寝具用吸口体15の左右方向に向かって倒すことができる機能を有している。このため、手元操作部3左右方向の何れかに捻ることで、寝具用吸口体15を左右方向の何れかに略90度回転させ、寝具用吸口体15の左右方向を移動方向にした掃除が可能であり、壁際に沿って寝具用吸口体15を移動したり、狭い隙間に寝具用吸口体5を挿入して掃除することが可能となっている。
寝具類などの掃除では、床にふとんを敷いて掃除機をかける場合や、ベット上の寝具類に掃除機をかける場合の他に、ベランダにふとんを干した状態で掃除機をかける場合が考えられる。
床にふとん敷いて掃除機をかける場合や、ベット上の寝具類に掃除機をかける場合では、寝具用吸口体15を延長管4に差し込む場合や、手元操作部3に直接取り付ける場合があり、自在継手管8の稼動域が大きいほうが望ましい。
特に、ふとんをベランダに干した状態で掃除機をかける場合、ベランダの外側のふとんには、ふとんに対して自在継手管8が、略水平な状態にして掃除機をかける必要がある。本実施例では、自在継手管8を備えているので、自在継手管8を被掃除面略水平まで稼動させることができる。これにより、無理な姿勢をすることなく掃除機をかけることが出来る。
また、下ケース17の底面は、前輪18の最下点から20mm程度高く設定している。これは、寝具等を掃除する際、前輪18の最下点から下ケース17の底面の距離が短いと、前縁に寝具がのめりこみ進まなくなるためである。
図4を用いて、寝具用吸口15の内部構成を説明する。下ケース17には、モータ26,カム付きギア28,カム付きギア28はさんだ両脇にばね22が設置され、モータカバー21が装着される。モータカバー26の上から振動子24と振動子ばね23が挿入され、ばね押え19によりモータカバー21に固定される。下ケース17の被掃除面には、ビータ47を取り付けるための略四角形の開口32が形成されている。ビータ47は、被掃除面側の底面に吸引口44を設け、上面が開口している略四角形の箱型形状で前面,後面と側面で形成している。下ケース17の被掃除面側から装着され、振動子24と接合する。
図5に示すビータ47は被掃除面から見た図である。略四角形の箱型の底面に、多数の吸引口44を設け、長手方向に複数個の大きな凹凸部41を設けている。正面から見ると、図10に示すように大きな凹凸部41は波状に形成されている。この波状の効果により、被掃除面との間で吸い込む流路を確保し、ゴミが吸引口44を通過し、掃除機本体1に搬送される。本実施例ではビータ47の前面位置47aから後面位置47bまで凹凸部41をつなげている。また、箱型ビータ47の前面と後面の被掃除面からの高さは、吸口長手方向端部45を中央部より高くしている。
ビータ47が振動し、ふとんを叩く方向に運動しているときを考える。ビータ47の底面は、平らで、ふとんに水平な面をなしている場合、ビータ47上の吸引口44は、ふとんによって一遍に塞がれてしまう。ところが、本実施例のようにビータ47の底面に凹凸部41があることで、徐々に吸引口44は塞がれるため流路を確保しやすい。このため、集塵性能を高めることが出来る。また、徐々に吸引口44にふとんが吸い付くので、操作性を向上させる効果もある。本実施例では、凹凸部41を設けているが、他にもリブを立てる、ランダムに凹凸部を設ける、水平方向に凹凸部を設けるといった方法でも同様の効果が得られる。
また、ビータ47は付け換えることが可能である。振動子24から立ち上がった腕部39aがビータ47の中央開口部43に挿入され、腕部39aの先端に設けた固定ツメ39が中央開口部43の段差部43aに嵌合する。取り外し時は、片方の手でビータ47を押さえ、もう一方の手の指でつまみ部39bを中央方向に力を加えると、中央開口部43の段差部43aから開放され、ビータ47を外すことができる。一方、取り付け時は、ビータ47の中央開口部43を振動子24の腕部39aに押し込むだけで装着できる。
このように、ビータの取り外しが工具などを用いず簡単に行うことができるので、ビータ47を外して、付着したごみや汚れを容易に取り除くことができる。
また、ビータ47の段差部43aの高さを換えることで、接地面までの距離を調整することが可能である。それにより、被掃除面を叩く強さや、被掃除面とビータ47上の吸引口44の距離も調整できるので、固い寝具,やわらかい寝具のみならず、じゅうたんや、畳,ソファー,車のシート,カーテン等に対応させることが出来る。また、ビータ47は洗浄することが可能であり、清掃面を常に清潔に保つことが出来る。
図6は、ビータ47で箱型の前面部に吸引口49を加えたものである。ふとんを叩きながら移動していくと、ビータ47が下方に到達したときにふとんでビータ前面が塞がれる場合がある。このとき、ビータ47の前面吸引口49が前方のごみを吸い上げながら移動することができるので、さらに集塵性能が向上する。本実施例では、吸引口49は底面の吸引口44とつながって流路を構成しているが、単独に前面部のみに吸引口49を設けても同様の効果が得られる。
図7は、図2に示す、寝具用吸口の平面図から上ケース16を除いた図である。下ケース17の被掃除面には、ビータ47を取り付けるための略四角形の開口32が形成されている。開口部32は、ビータ47の箱体にぼぼ覆われ、上下運動に差し支えの無い隙間で構成している。
この構成によれば、髪の毛や糸くず等がケースとビータとの隙間に吸い込まれることはないので、ビータ47に引っ掛かることがない。
図8は図7に示すA−A断面図である。ピニオンギア27とカム付きギア28は減速機を構成し、モータ26からの回転を減速している。本実施の形態例では。ピニオンギア27の歯数は8、カム付きギア28の歯数は39としており減速比を約5としている。ピニオンギア27の歯数とカム付きギア28の歯数は互いに素の関係になっている。これは、ギアの特定の歯同士が、繰り返し当たり磨耗するのを防ぐためである。また、カム付きギア28は、上ケース16や下ケース17に使用した合成樹脂より硬いPOMなどの合成樹脂で形成される。
ピニオンギア27ならびにカム付きギア28は、平歯車であるが、はす歯歯車にすることで、動作音を低減することもできる。また、カム付きギア28を内歯車にすることで、モータ26とカム付きギア28の回転軸の軸間を短くすることが出来、コンパクトに構成することが可能である。
カム付きギア28は回転軸に、焼入れしたステンレス製の軸(図示せず)を圧入している。軸の軸周りには、ローレット加工がされていて、圧入された後、軸が回るのを防いでいる。カム付きギア28に圧入された軸の両端には、回転を円滑にするためにワッシャ(図示せず),軸受(図示せず)を挿入している。また、回転軸に使用しているステンレス鋼は、マルテンサイト系であるが、これはカム付きギア28にかかる衝撃荷重や繰り返し荷重のため、強度を考慮して焼入れの出来る材料を選定したためである。
カム付きギア28のカム48の形状は、角度毎に一定量半径方向に拡大させるハートカムを用いている。非連続部分は、鈍化させ滑らかな表面にしており、カム48と軸受37の衝突する音の発生を防いでいる。その他にカムの形状を変えて、振動させたい振幅,振動周期,振動パターンから任意に選択することできる。たとえば、切欠きカムを用いると、衝撃荷重をともなう振動を発生させることも可能である。また、カム48は、外周上を案内面とする外周カムであるが、カムの内周を案内面とする内周カムでもかまわない。
図8,図9を用いて、寝具用吸口15にビータ47を装着したときの動作を説明する。ビータ47は、寝具用吸口15から伸びる振動子24の固定ツメ39によって振動子24と固定される。図11に示すようにビータ47のスライドリブ33は、ばねケース25のスリット46を介してばね22に支持される。ビータ47は、被掃除面の方向に力を受けて、ビータ47を固定している振動子24を引っ張る。振動子24は、振動子24に圧入された軸35まわりに回転可能に支持された軸受37により、カム48の円周上で支えられる。本実施の形態例では、ビータ47は、振動子24、ばね22により3点で支持される。振動子24の固定位置は、略等しい両脇のばね22の略中心上に位置し、下ケース17の底面に対して水平に支持される。また、ばねは3つ以上であっても、振動子24とビータ47の固定位置を支点とする、モーメントのつりあいが成り立つように、ばねの位置を設置すればかまわない。
モータ26からの回転は、ピニオンギア27とカム付きギア28より構成される減速機で減速されて伝達される。カム付きギア28の回転に同期してカム48は回転する。振動子24のモータカバー21側に圧入された軸35周りを、回転可能な軸受37は、カム48の円周上を運動する。振動子24は、被掃除面に垂直方向以外の運動を拘束されているため、図11でカム48の上死点に軸受37が来たとき、振動子24は持ち上げられる。ビータ47は、振動子24に取り付けられているため、モータカバー21の両脇のばね22を圧縮する。ビータ47は、モータ26の回転にともない、ばね22の反発力により徐々に押し下げられる。図12に示すカム48の最下点で、軸受37が下がりきり、モータ26の回転により再びビータ47は、両脇のばね22の圧縮を開始する。これを繰り返すことによって上下運動を行っている。
ビータ47は、上下運動にともない伝達された振動を被掃除面に伝達する。伝達された運動は、被掃除面のほこりやごみを舞い上がらせる。このことにより、ごみをはく離させやすくすることができる。したがって、この状態で、吸口が吸引を行えば集塵性能を向上させることが出来る。
また、寝具等の被掃除面を清掃する際、被掃除面が吸い付いてしまうことがある。このような場合も、ビータ47に吸い付いたふとん等を、振動により振り払い操作力を低減させ掃除することが出来る。
図10,図11を用いて、寝具用吸口体15のビータ47の動きを説明する。図10は正面から見たときでビータ47が最上点に位置いている場合を示す。ビータ47の底面と下ケース17の底面17aとの距離はL1となり、被掃除面との距離が長い。これに対し、図11はビータ47が最下点に位置いている場合を示し、ビータ47の底面と下ケース17の底面17aとの距離はL2となり、L1より長くなり、被掃除面との距離が短くなる。この状態を繰り返しながら掃除を行う。
このとき、ビータ47は寝具類などの被掃除面と下ケース底面17aの間を上下運動するが、本実施例のようにビータ47を略箱型形状としたことにより、ビータ47が最下方位置に到達した状態でもビータ47の上面側は、吸口体底面17aより下側には突出しない。したがって、ビータ47と吸口体底面17aとの間に異物を挟み込むことがなく、上下運動を損なうことなく掃除効率を保てる。
また、ビータ47の前面,後面,側面の高さを高くすることにより、上下運動による接地面までのストローク長さを長くできるので、固い寝具,柔らかくて厚みのある寝具のみならず、じゅうたんや、畳,ソファー等に対応させることが出来る。
図12は吸口体15に対してビータ47が傾斜したときの状態を示す。これは、被掃除面の起伏が大きい場合や段差があった場合、そして端部を掃除した場合に発生することがある。本実施例によれば、箱型ビータ47の前面と後面の上端の高さは、中央部より長手方向端部45側を高くしているので、上述のようなビータ47が傾斜し、片側がビータ47の前面端部45と下ケース17の底面17aとの距離がL3と長くなっても、ビータ47の上面側は、下ケース底面17aより下側には突出しない構成となる。したがって、前述同様、ビータ47と下ケース底面17aとの間に異物を挟み込む心配がない。
また、カム48は、ばね22を圧縮して回転するため、被掃除面がビータ47を押すと、カム48の回転運動は助けられる方向にある。ビータ47は清掃時、被掃除面から押される方向に力を受けているため、ビータ47が被掃除面に引かれる力は、吸引力が発生させる吸い付き力のみになる。この吸い付き力は、ばね22の発生させる力に比較して十分小さいため、カム48は、ほぼばね力に抗する力だけで回転することが出来る。これにより、モータがロックしなにくい機構を構成できるので、モータの負荷を低減し寿命を延ばすことが出来る。
以上説明したように、本実施例によれば、ビータの底面に吸引口を設け、長手方向に大きな凹凸部を有することで、流路を確保しやすくなり、集塵性能を高めることが出来る。また、徐々に吸引口にふとんが吸い付くので、操作性が向上する。
また、本実施例によれば、ビータを略箱型形状としたことにより、ビータと吸口体底面との間に異物を挟み込むことがないので、上下運動を損なうことなく掃除効率を保てる。
また、本実施例によれば、箱型ビータの前面と後面の上端の高さを、中央部より吸口長手方向端部側を高くしたことにより、ビータが傾斜した状態でも、ビータと吸口体底面との間に異物を挟み込む心配がない。
また、本実施例によれば、ビータの前面,後面,側面の高さを高くすることにより、上下運動による接地面までのストローク長さを長くできるので、固い寝具,柔らかくて厚みのある寝具のみならず、じゅうたんや、畳,ソファー等に対応させることが出来る。
以上本実施例により、操作性と集塵性能を向上した寝具用吸口体を提供できる。
本発明の一実施の形態例を示す、寝具用吸口体を被掃除面方向から見た斜視図である。 図1に示す、寝具用吸口を上方向から見た斜視図である。 本発明の一実施の形態例を示す、電気掃除機の外観斜視図である。 本発明の一実施の形態例を示す、分解斜視図であり、寝具用吸口の上ケース,前輪,後輪,自在継手管を除いたものである。 図4に示す、ビータと振動子を被掃除面方向から見た斜視図である。 本発明の第2の実施例を示す、ビータの斜視図である。 図2に示す、上ケースを除いた平面図である。 図10に示す、A−A断面図であり、カム付きギアのカムが上死点であるものである。 図11に示す、カム付きギアが180゜回転したときの図である。 本発明の一実施の形態例を示す、寝具用吸口体の正面図であり、ビータが最上点に位置した場合である。 本発明の一実施の形態例を示す、寝具用吸口体の正面図であり、ビータが最下点に位置した場合である。 本発明の一実施の形態例を示す、寝具用吸口体の正面図であり、ビータが傾斜した場合である。
符号の説明
1 掃除機本体
2 ホース
3 手元操作部
4 伸縮延長管
8 自在継手管
12 端子
15 寝具用吸口体
16 上ケース
17 下ケース
17a 下ケース底面
18 前輪
19 ばね押え
22 ばね
23 振動子用ばね
24 振動子
25 ばねケース
26 モータ
27 ピニオンギア
28 カム付きギア
33 スライドリブ
39,39b 固定ツメ
39a 腕部
43 中央開口部
43a 段差部
44 吸引口
45 ビータ端面部
47 ビータ
47a ビータ前面位置
47b ビータ後面位置
48 カム
49 前面吸引口

Claims (3)

  1. 掃除機本体に、電動送風機及び集塵部を備え、被掃除面への開口を有する吸口体と、掃除機本体の前記集塵部とを結ぶ管路とを備え、前記電動送風機によって、前記吸口体から前記集塵部に前記吸口体付近の外気とともに被掃除面の掃除対象を吸引する電気掃除機において、
    前記吸口体は、被掃除面に対面する開口部を有した下ケースと、該下ケースに設けられた上ケースと、本体側に連通して接続する自在継手と、上下ケースを支持する車輪と、被掃除面を打撃する振動部材、振動部材を振動させる駆動部と、し、
    前記振動部材は、被掃除面側の底面に吸引口を設け、上面が開口している略四角形の箱型形状であり、長手方向に複数個の大きな凹凸部を設け、前記振動部材の前面位置から後面位置まで凹凸部はつながり、
    前記駆動部は、モータと、該モータを覆うモータカバーと、該モータカバーの上から挿入され前記モータと接続し被掃除面に垂直に振動する振動子と、から構成され、
    前記駆動部は、前記下ケースに装着されており、
    前記振動部材は、前記下ケースを挟んで前記振動子に取り付けられていることを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    前記振動部材は、略四角形の箱型形状で前面と後面が被掃除面からの高さが、中央部より長手方向端部を高くしたことを特徴とする電気掃除機。
  3. 被掃除面に対面する開口部を有した下ケースと、該下ケースに設けられた上ケースと、本体側に連通して接続する自在継手と、上下ケースを支持する車輪と、被掃除面を打撃する振動部材と、振動部材を振動させる駆動部と、を有し、
    前記振動部材は、被掃除面側の底面に吸引口を設け、上面が開口している略四角形の箱型形状であり、長手方向に複数個の大きな凹凸部を設け、前記振動部材の前面位置から後面位置まで凹凸部はつながり、
    前記駆動部は、モータと、該モータを覆うモータカバーと、該モータカバーの上から挿入され前記モータと接続し被掃除面に垂直に振動する振動子と、から構成され、
    前記駆動部は、前記下ケースに装着されており、
    前記振動部材は、前記下ケースを挟んで前記振動子に取り付けられていることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
JP2007240387A 2007-09-18 2007-09-18 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機 Expired - Fee Related JP5002386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007240387A JP5002386B2 (ja) 2007-09-18 2007-09-18 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007240387A JP5002386B2 (ja) 2007-09-18 2007-09-18 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009066331A JP2009066331A (ja) 2009-04-02
JP5002386B2 true JP5002386B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=40603204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007240387A Expired - Fee Related JP5002386B2 (ja) 2007-09-18 2007-09-18 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5002386B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104095585A (zh) * 2013-04-04 2014-10-15 Lg电子株式会社 吸尘器

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2499952A4 (en) * 2009-11-09 2015-09-23 Lg Electronics Inc CLEANER OF HOUSEHOLD VACUUM CLEANER
KR101443649B1 (ko) * 2012-12-27 2014-09-23 엘지전자 주식회사 청소기
KR101448660B1 (ko) * 2012-12-27 2014-10-08 엘지전자 주식회사 청소기
CN104224046A (zh) * 2013-06-24 2014-12-24 乐金电子(天津)电器有限公司 吸尘器
JP6397671B2 (ja) * 2014-07-02 2018-09-26 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機および吸口体
JP6356003B2 (ja) * 2014-07-30 2018-07-11 アイリスオーヤマ株式会社 電気掃除機
JP6472255B2 (ja) * 2015-01-28 2019-02-20 日立アプライアンス株式会社 ふとん吸口
JP7028570B2 (ja) * 2017-04-20 2022-03-02 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機
JP6420016B2 (ja) * 2018-06-13 2018-11-07 アイリスオーヤマ株式会社 電気掃除機
JP2019022722A (ja) * 2018-10-10 2019-02-14 アイリスオーヤマ株式会社 電気掃除機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57152252U (ja) * 1981-03-20 1982-09-24
JPS6112464U (ja) * 1984-06-28 1986-01-24 茂 野間 バイブレ−タ−利用の電気掃除機用吸取器構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104095585A (zh) * 2013-04-04 2014-10-15 Lg电子株式会社 吸尘器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009066331A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5002386B2 (ja) 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機
JP4512624B2 (ja) 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機
JP2004141536A (ja) 床用吸込具
JP6232353B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
US7234198B2 (en) Vacuum cleaner nozzle including mechanical beater and sonic beater
KR200455643Y1 (ko) 진공 청소기용 타격장치
US7143470B2 (en) Vacuum cleaner nozzle including mechanical beater and sonic beater
KR100638205B1 (ko) 진공 청소기
JP4770340B2 (ja) 電気掃除機
CN103479290A (zh) 具有拍打器的手持式吸尘器
CN209996193U (zh) 一种尘盒自洁式吸尘器
JP6397671B2 (ja) 電気掃除機および吸口体
JP5286332B2 (ja) 電気掃除機
JP4109243B2 (ja) 真空掃除機のパワーブラッシュにおける運転周波数の決定方法
JP2009066329A (ja) 電気掃除機
JPH01223917A (ja) 電気掃除機の吸込み口体
TWI852439B (zh) 自移動清潔機
JP7028570B2 (ja) 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機
US11896189B2 (en) Self-moving cleaning device
JPH09224885A (ja) 打部を有する真空掃除機の先端ノズル
JP2003111705A (ja) 床清掃装置の構造
JP2019004961A (ja) 電気掃除機の吸口体及びこれを備えた電気掃除機
US20140250626A1 (en) Vibrating member for a brushless vacuum cleaner
KR100617240B1 (ko) 진공청소기의 입체진동형 흡입구체
TW202406496A (zh) 自移動清潔機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5002386

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees