JP3291266B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3291266B2
JP3291266B2 JP06909899A JP6909899A JP3291266B2 JP 3291266 B2 JP3291266 B2 JP 3291266B2 JP 06909899 A JP06909899 A JP 06909899A JP 6909899 A JP6909899 A JP 6909899A JP 3291266 B2 JP3291266 B2 JP 3291266B2
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一彦 岡沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、解像度切換え指令
を受けて解像度を変更することのできる記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録装置、特にレーザビームプリンタな
どでは、実際の媒体上への記録を実行する部分の他に、
内部に高度のデータ処理機能を有した制御装置を内蔵す
るものが多数発表されている。
【0003】このような記録装置においては、従来、記
録密度は記録装置ごとに固定されているのが一般的であ
り、印字記録密度を変更する時は、サービスマンがポリ
ゴンモータの回転数を変更する等の修正を行なってい
た。
【0004】これに対し、本件の出願人から、レーザビ
ームの走査タイミングを変更する変更手段をもって、記
録密度をリアルタイムで切り換える技術も提案されてい
る。
【0005】一方、近年の制御装置においては、ホスト
コンピュータから送られてきたベクトルフォントデータ
を、自身のランダムアクセスメモリ(以下RAMと略
す)内に、記録装置用のラスターイメージとして展開し
て記憶させておくものがある。所謂ポストスクリプト型
の記録装置である。そして、このタイプの制御装置にお
いては、コスト面からRAM容量をできるだけ少なくす
る為に、記録装置の印字記録密度ごとにラスターイメー
ジ用のRAMを持つことはせずに、印字記録密度を切換
える前に新しいラスターイメージをRAM上に展開する
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】印字記録密度の変更
をどの時点で行なうかが問題である。密度変更指令を出
すイニシアチブは制御装置側(更にはホストコンピュー
タ側)が有しているものの、記録密度変更のために必要
な作業、例えば、ポリゴンミラーの回転速度の変更等
は、記録装置側のことだからである。
【0007】フィールドでサービスマンが密度変更作業
を行なうのであれば、記録装置は停止されているので問
題はない。
【0008】しかし、上記提案技術のようなリアルタイ
ムで変更を行なうのであれば、即ち、制御装置側から密
度変更指令が記録装置側に送られて、それに基づいて記
録装置側が密度変更動作を行なえば以下のような問題が
発生する。
【0009】もし記録装置内で露光中に印字記録密度切
換えが行なわれると、ポリゴンモータの回転数が変更さ
れ、当然のことながら適正な印字を行なうことができな
い。従って、記録密度の変更は露光中になされてはなら
ない。これは最低限の要請である。
【0010】最大の問題は次の2点に集約される。
【0011】I:ポストスクリプト型の制御装置で、制
御装置内のRAMにラスタイメージを展開する時、記録
装置側で印字記録密度の切り換えが行なわれたタイミン
グを制御装置が正確に把握できないと、制御装置側では
RAM上のラスターイメージデータを何時から書き換え
て良いかわからないという欠点を生じる。 II:そこで、記録紙の頁毎に区切って、1頁毎の露光デ
ータの送出完了をもって印字記録密度の切り換えタイミ
ングと制御装置側が判断するという手法も考えられる。
しかし、記録装置が高速印刷が可能であるようなタイプ
の場合には、次のような問題が発生し得る。即ち、その
タイプの記録装置の記録紙搬送路には、複数の記録紙が
存在する。かかるタイプの記録装置に対して、制御装置
が記録密度の変更指令を出し、制御装置側が、例えば1
頁目の300dpiの露光データの送出完了をもって印字
記録密度の切り換えタイミングと判断して、RAM上の
2頁目のラスターイメージデータを600dpiで書き換
えたケースで、1頁目の記録装置内の記録紙が記録装置
内でペーパージャムなどでダメになった時は、このジャ
ムリカバリのために、再び、1頁目のラスタイメージを
300dpiでRAM内に展開しなくてはならない。この
ジャムとなった記録紙のデータをRAM内で再展開し直
さなくてはならないというのは、搬送路に複数の記録紙
が存在する高速記録装置の宿命であるが、これに記録密
度の変更が加わると、元の記録密度用のフォントを呼び
出してくる必要が発生する。特に、漢字を色々の記録密
度で変更可能であるような記録装置では、前記録密度に
対する前フォントをRAMではなく例えば外部デイスク
に持つというのが一般的であるから、かかる場合は、R
AM内の600dpiのフォントを全部300dpiのフォン
トに書き直し、その後600dpiのフォントに戻すとい
う作業が強いられ、印刷効率上昇の阻害要因となってい
る。この欠点は露光終了後の紙搬送距離が長くなる程、
発生する可能性が高くなる。 上記I,IIの問題はポストスクリプト型の制御装置に限
られず、制御装置と記録装置とが分離されている記録シ
ステム全てに内在する問題である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
消するためになされたもので、その構成は、複数の解像
度で記録可能な記録装置であって、記録情報発生源から
の解像度変更要求を入力する入力手段と、前記解像度変
更要求を記憶する記憶手段と、記録媒体に画像を記録す
る画像記録手段と、前記画像記録手段での画像記録が終
了したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にお
いて画像記録が終了したと判定した場合に、前記記憶手
段に記憶された前記解像度変更要求が示す解像度変更の
ための準備が整ったことを通知する信号を、前記記録情
報発生源に出力する出力手段と、を有することを特徴と
する。
【0013】また、本発明の他の記録装置は、複数の解
像度で記録可能な記録装置であって、記録情報発生源か
らの解像度変更要求を入力する入力手段と、前記解像度
変更要求を記憶する記憶手段と、記録媒体に画像を記録
する画像記録手段と、前記画像記録手段での画像記録が
終了したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段に
おいて画像記録が終了したと判定した場合に、前記記憶
手段に記憶された前記解像度変更要求に応じた解像度変
更動作の実行を示す信号を、前記記録情報発生源に出力
する出力手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
【発明を実施するための形態】以下添付図面を参照しな
がら、本発明を、外部のホストコンピュータに接続され
た制御装置とレーザビームプリンタとからなる記録シス
テムに適用した実施例を説明する。
【0015】〈第1実施例〉第1図は本発明の第1の実
施例の構成を示すブロック図であり、1は記録装置10
0への画像データを制御する制御装置であり、ホストコ
ンピュータに接続され、また記録装置100に対し画像
データを送出する。2は記録装置100の動作を制御す
るワンチツプマイクロコンピュータ(以下、CPUと略
す)であり、3は紙搬送や感光ドラムの回転を行なわせ
るメインモータ20を駆動するメインモータ駆動回路、
4はポリゴンモータ21を駆動するポリゴンモータ駆動
回路、5はポリゴンモータ21の回転数を検知するため
のFG信号の分周回路、6は給紙ローラ(不図示)を駆
動する給紙ソレノイド22を駆動する駆動回路、7はレ
ジストローラ(不図示)を駆動するレジストローラソレ
ノイド23の駆動回路、8は制御装置1からの画像信号
VDOによってレーザ10を駆動するレーザ駆動回路、
9はポリゴンモータ21の回転により得たビームデイテ
クト信号BDを制御装置1へ送出するBD検出回路であ
る。
【0016】第1図と第2図により、記録装置100と
制御装置1間のインターフェースについて説明する。C
PU2は、記録装置100が記録動作可能状態である
時、制御装置1に対し、RDY信号をオンにする。制御
装置1はこれを確認して記録開始指令(以下PRNT信
号と略す)を出力する。CPU2はこのPRNT信号を
受けるとただちに記録動作に入り、メインモータ駆動信
号DRMD(以下、DRMD信号と略す)をオンにし、
メインモータ20を回転させる。DRMD信号はポリゴ
ンモータ駆動信号も兼ねており、駆動回路3に入力され
てポリゴンモータ21もメインモータ20と同時に回転
させる。
【0017】ポリゴンモータ21は、その回転数に応じ
てFGパルスを生成し、このFGパルスは分周回路5に
入力する。制御装置1は、記録密度信号DPI(以下、
DPI信号と略す)をCPU2に送り、この信号がハイ
レベルでは高密度、ローレベルでは低密度と規定するこ
とにより、印字記録密度を指定する。CPU2はこのD
PI信号を受け、分周回路5に記録密度制御信号DPI
C信号(以下DPIC信号と略す)を出力する。分周回
路5ではポリゴンモータ21から送出されるFGパルス
を分周してポリゴンモータ駆動回路4に出力するが、こ
の分周率をDPIC信号によって変更する。
【0018】本実施例(他の実施例も含めて)では、D
PIC信号がハイレベルの時は分周率を1:nに、ロー
レベルの時は1:mにする。ポリゴンモータ21の高記
録密度(hdpi)時の回転数がRH、低記録密度(ldp
i)の時がRLであるとすると、FGパルスの分周比と記
録密度比の関係を
【0019】n:m=RH :RL =h:l
【0020】とした時、ポリゴンモータ駆動回路4は記
録密度に関係なく、分周回路5で分周されたFGパルス
の周期が一定になるようポリゴンモータ21への電流を
制御することにより、ポリゴンモータ21を所定の回転
数に安定させることができる。したがって、CPU2は
DPIC信号を制御することにより、ポリゴンモータの
回転数を記録密度に応じて切り換えることができる。ポ
リゴンモータ駆動回路4はポリゴンモータが記録密度に
応じた回転数に達すると、ポリゴンモータレデイ信号S
RDY(以下、SRDY信号と略す)をオンにし、CP
U2へ出力する。
【0021】CPU2は、制御装置1からのPRNT信
号に応答してメインモータ20、ポリゴンモータ21を
回転した後に給紙ソレノイド駆動信号CPUD(以下、
CPUD信号と略す)をオンにしてソレノイド22をエ
ナジャイズする。これにより、給紙ローラが回転され、
カセツトより用紙が取り出され、レジストローラ位置ま
で搬送される。
【0022】CPU2は、SRDY信号がオンを検出す
ると、制御装置1への副走査同期信号要求信号VSRE
Q(以下、VSREQ信号と略す)をオンにする。制御
装置1はVSREQ信号を受け、画像信号VDO(以
下、VDO信号と略す)の送出準備が完了した後に、副
走査同期信号VSYNC(以下、VSYNC信号と略
す)を出力する。CPU2はこのVSYNC信号を受
け、VSREQ信号をオフにし、所定時間後にレジスト
ローラソレノイド駆動信号REGD(以下、REGS信
号と略す)をオンにして用紙を搬送する。制御装置1は
VSYNC信号を出力してから所定時間後にVDO信号
を出力する。
【0023】制御装置1は、このVDO信号を、ポリゴ
ンモータ21が回転しレーザが画像域外を定期的に照射
することで得られるビームデイテクト信号BD(以下、
BD信号と略す)と同期させて、CPU2に対し出力す
る。レーザ駆動回路8はCPU2からのレーザ駆動信号
LDをVDO信号によって変調し、レーザダイオード1
0を発光させ、感光ドラム上に潜像を形成する。潜像は
トナーにより現像され、転写装置(不図示)により用紙
に転写されその用紙は定着装置(不図示)によって定着
され記録装置100から排出される。
【0024】定着装置には紙センサPS24が設けら
れ、センサ24は信号PDPをCPUに送出する。CP
U2は、この信号PDPを調べることにより用紙が正し
く定着装置を通過することを監視している。もし、所定
タイミングで、紙センサPS24が用紙先端を検出でき
なかったり、あるいは所定タイミングで用紙後端を検出
できなかった場合、ペーパージャムが発生したと判断し
て、ジャム処理を行なう。
【0025】この実施例においては、上述した給紙ロー
ラが用紙を取り出すタイミングから、定着装置を用紙後
端が通過するまでを実質中の「記録動作中」とみなし、
この間、紙搬送中信号PDRV(以下、PDRV信号と
略す)をオンにして、制御装置1へ出力している。即
ち、このPDRV信号がアクテイブなときは、記録動作
中であり、記録密度変更に伴なう準備動作が記録装置1
00側で完了していないと考えて、制御装置は記録密度
変更に伴なう自身の処理を実行しない。
【0026】第2図により、本実施例の動作に特有な処
理を更に詳しく説明する。第2図において、記録装置1
00側で低密度記録が行なわれている最中に、ホストコ
ンピュータが制御装置1に対し、低密度記録から高密度
記録への変更、更に低密度記録への復帰を要求する指示
を行なっている。これに応答して、制御装置1は、DP
I信号をロー(低密度)からハイ(高密度)に変更し、
その後ロー(低密度)に戻している。
【0027】第2図に示されているように、CPU2
は、DPI信号がハイであることを検出しても、直ちに
は、分周回路5に対し分周率を変更する旨のDPIC信
号をハイには変更してはいない。センサ24が出力する
信号PDPがローになるのを確認する。もし、この信号
がローになっていなければ、CPU2は、密度変更指令
DPIを制御装置1から受け取った旨を内蔵のRAM上
に記憶しておき、PDP信号を監視する。信号PDPが
ローになるのを確認して始めて、DPICをローからハ
イにして分周率を変更する。更に、信号PDPのローに
同期して、PDRV信号をローにして、制御装置1に記
録動作の終了を通知する。これにより、制御装置1側
は、記録装置100側での密度変更準備完了を知り、P
RNT信号をCPU2に送って、前述の処理サイクルを
繰返す。
【0028】このように、DPI信号に対し、DPIC
信号の変更をPDP信号の確認に同期させることによ
り、最低限露光途中の密度変更は回避される。また、P
DP信号の確認に同期して、PDRV信号を制御装置側
に出力しているので、前述のI,IIで説明した従来技術
の欠点は解消される。即ち、この制御によって記録装置
100は制御装置1に対していかなるタイミングで記録
密度切り換え指令を受けても、記録画像を保証すること
ができる。また制御装置1はCPU2から送られるPD
RV信号を監視していれば、いつ印字記録密度がかわっ
たかを判断でき、ホストコンピュータからのフォントイ
メージデータを新しい印字記録密度用のラスターイメー
ジデータに展開することができる。換言すれば、途中で
ジャムが発生しても、そのときは、PDRV信号はハイ
のままであるので、制御装置側で記録密度変更のための
動作を先走ることはない。
【0029】第3図,第4図は、DPIC信号を制御す
るCPU2の制御フローチャートである。第3図は記録
動作制御の一部であって、ステップS301では、記録
動作において給紙タイミングであるか否かを判断し、そ
のタイミングであればステップS302で給紙のための
CPUD信号をオンにし、ステップS303では機内枚
数を示すカウンタNをカウントアップする。同時にステ
ップS304で紙搬送中を示すPDRV信号をオンにす
る。
【0030】ステップS305では、定着装置の紙セン
サPS24の信号PDPを判断するために、まず、その
判断タイミングすなわちジャム検知タイミングであるか
を判断し、同タイミングであればステップS306でP
DP信号が紙なしを示しているかを判断する。紙ありで
あれば、ステップS310のジャム処理を、そうでなけ
ればステップS307で機内枚数を示すカウンタNをカ
ウントダウンする。ステップS308では、同カウンタ
が“0”、即ち機内枚数“0”を示していれば、紙搬送
中であることを示すPDRV信号をオフにする。
【0031】第4図は記録密度切り換え制御を示す。ま
ず、ステップS401で機内枚数Nが“0”であるか、
すなわちPDRV信号がオンであるかを判断する。N=
0でなければ搬送中であるので、DPIC信号は何も変
化させない。N=0であれば、ステップS402で、記
録密度指令DPI信号と判断し、この信号がハイレベル
であれば、ステップS403でDPICをハイレベル、
DPIがローレベルであれば、DPICをローレベルに
する。
【0032】〈変形例〉ここで、信号PDRVをどのよ
うに制御装置1側に送出するかについての変形例を4つ
説明する。
【0033】第1変形例
【0034】第5図は第1変形例に係る回路図であっ
て、第1図とは、制御装置1へ紙搬送中信号PDRVを
出力する変りに、ポリゴンモータの回転数を切り換える
分周回路へのCPU2からのDPIC信号を直接制御装
置1へ出力している。CPU2はPDP信号のオン,オ
フを判断してDPIC信号を切り換えているので、制御
装置1では第1の実施例とまったく同様の効果が得られ
る。
【0035】第2変形例
【0036】第1図,第5図の装置では、制御装置1側
は、印字記録密度指令であるDPI信号による印字記録
密度切換えのタイミングをPDRV信号、またはDPI
C信号で確認していた。一方、制御装置1とCPU2と
は、その他情報を双方のCPU間の通信手段によって行
なっている場合が多い。そこで、次のような第2変形例
を提案する。
【0037】即ち、DPI信号,DPIC信号のかわり
に、通信手段によって、制御装置1からCPU2へのコ
マンド送信、CPU2から制御装置1へのステータス送
信を行なっても、上記第1の実施例と同様の効果を得ら
れる。さらに、制御装置1とCPU2間の信号線数を減
らす効果がある。
【0038】第3変形例
【0039】この変形例は、第1図実施例と同様の効果
を目指して、紙搬送中における印字記録密度切り換え禁
止をハードウエアで行なうものであり、その回路構成を
第6図に示す。
【0040】第6図において、分周回路5は、入力DP
ICをDタイプラッチ15を介して入力する。このラッ
チ15へのクロック入力は、単安定マルチ回路25を介
してのPDRV信号であり、データ入力はDPI信号で
ある。マルチ回路25は、PDRV信号のハイからロー
への変化を検出して一定幅のクロック信号をラッチ15
に送る。このクロック信号により、ラッチ15は信号D
PIの論理値を記憶する。換言すれば、PDRV信号の
ハイからローへの変化がない限りは、ラッチ15の状態
は変化しない。尚、このラッチ15は、例えば、TTL
の74LS75(バイステーブルラッチ)で構成するこ
とができる。
【0041】第4変形例
【0042】この第4変形例は、第1実施例の記録シス
テムに、種々のオプション装置が追加された場合を考慮
したものである。
【0043】第7図は、第1図の記録システムの記録装
置100に、フィーダ701やソータ702などのオプ
ション装置が装着された時の構成図である。オプション
フィーダ701,オプションソータ702は、記録装置
100内のCPU2と信号線によって接続され、CPU
2によって制御される。CPU2は、オプションフィー
ダ701の有無をフィーダID信号FID(以下、FI
D信号と略す)によって、また、ソータ702の有無を
ソータID信号SID(以下、SID信号と略す)によ
って知ることができる。フィーダ701からの給紙,ソ
ータ702への排出は、制御装置1からの指令によって
行なう。
【0044】CPU2は制御装置1からフィーダ給紙指
令を受けると、フィーダ701に対し給紙信号FPUD
(以下、FPUD信号と略す)を送出し、フィーダ70
1から用紙を記録装置100に送り込ませる。また、所
定のタイミングでCPUD信号をオンにして、送り込ま
れた用紙をレジストローラまで搬送する。
【0045】CPU2が制御装置1からソート指令を受
けた時は、CPU2はソータ702に対し排出ビンの指
定を行なう。そして、紙搬送の所定のタイミングで、ソ
ータ702のローラ(不図示)を駆動(SDRV信号)
させる。ソータ702からはソータ702内の紙搬送を
監視するセンサからの信号SPDP信号(以下、SPD
P信号と略す)が送られ、ソータ702内の用紙の動き
を監視できる。
【0046】これらオプション装置が装着された時、C
PU2はフィーダ701にFPUD信号を送出した時
に、紙搬送中を示すPDRV信号をオンにする。このP
DRV信号は、ソータ702からのセンサ信号SPDP
が紙の後端の通過を示し時まで、オン状態が維持され
る。
【0047】このようにすると、PDRV信号がハイの
間に、制御装置1からの印字記録密度指令が切り換わっ
ても、記録紙がオプションソータ702に正しくソート
され、印字動作が完了して始めて、印字記録密度が切り
換えられ、しかもこのタイミングを制御装置1に示すこ
とができる。
【0048】第8図は、PDRV信号を、コントローラ
1から送出されるPRNT信号に合わせてオンした場合
の、記録密度切換えのタイミングを示すタイミングチャ
ートである。コントローラ1がPRNT信号をオンして
からPDRV信号がオフとなる間、次のPRNT信号送
出後にページの記録密度を切り換えたい場合、PDRV
信号のオンタイミングを監視することなくDPI信号を
送出することができる。この場合も、第一の実施例と同
様の効果が得られる。
【0049】以上、1つの実施例と4つの変形例を説明
した。これらの例の中で、制御装置1は、イメージ展開
機能を有しているものであり、CPU2は電子写真プロ
セスのためのシーケンス制御を行なうように役割が分担
されているものであった。即ち、ポストスクリプト型の
記録システムであった。しかし、本発明はこのようなも
のに限定されるものではなく、周知のホストコンピュー
タ側においてプリントイメージ形成を行なうタイプの記
録システムにおいても適用可能である。要は、記録若し
くは印刷のためのシーケンス制御と、記録イメージのR
AM上への形成制御とが別個独立して行なわれる形式の
システムであれば、本発明は適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
解像度要求を発した記録情報発生源は、解像度変更が可
能であるか否かを、あるいは解像度変更がなされている
か否かを適切に知らされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る記録システムのブ
ロック図。
【図2】 第1実施例におけるインターフェースのタイ
ミングチャート。
【図3】 第1実施例の制御手順を示すフローチャー
ト。
【図4】 第1実施例の制御手順を示すフローチャー
ト。
【図5】 第2変形例乃至第4変形例に係るシステムの
ブロック図。
【図6】 第2変形例乃至第4変形例に係るシステムの
ブロック図。
【図7】 第2変形例乃至第4変形例に係るシステムの
ブロック図。
【図8】 第4変形例のタイミングチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/387 101 B41J 3/00 M // G02B 26/10 3/12 G (72)発明者 阿部 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 犬山 聡彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 石津 雅則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 岡沢 一彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 君塚 純一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−243972(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 B41J 2/485 B41J 29/38 G03G 15/00 G03G 21/00 H04N 1/387 G02B 26/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の解像度で記録可能な記録装置におい
    て、 記録情報発生源からの解像度変更要求を入力する入力手
    段と、前記解像度変更要求を記憶する記憶手段と、 記録媒体に画像を記録する画像記録手段と、 前記画像記録手段での画像記録が終了したか否かを判定
    する判定手段と、 前記判定手段において画像記録が終了したと判定した場
    合に、前記記憶手段に記憶された前記解像度変更要求が
    示す解像度変更のための準備が整ったことを通知する信
    号を、前記記録情報発生源に 出力する出力手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】複数の解像度で記録可能な記録装置におい
    て、 記録情報発生源からの解像度変更要求を入力する入力手
    段と、前記解像度変更要求を記憶する記憶手段と、 記録媒体に画像を記録する画像記録手段と、 前記画像記録手段での画像記録が終了したか否かを判定
    する判定手段と、 前記判定手段において画像記録が終了したと判定した場
    合に、前記記憶手段に記憶された前記解像度変更要求に
    応じた 解像度変更動作の実行を示す信号を、前記記録情
    報発生源に出力する出力手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
JP06909899A 1999-03-15 1999-03-15 記録装置 Expired - Fee Related JP3291266B2 (ja)

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