JP3287312B2 - ポインティング装置 - Google Patents

ポインティング装置

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JP3287312B2
JP3287312B2 JP22846498A JP22846498A JP3287312B2 JP 3287312 B2 JP3287312 B2 JP 3287312B2 JP 22846498 A JP22846498 A JP 22846498A JP 22846498 A JP22846498 A JP 22846498A JP 3287312 B2 JP3287312 B2 JP 3287312B2
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    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/08Cursor circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポインティング装
置に関し、特に、ディスプレイ装置で表示された仮想空
間と、現実物が存在する現実世界空間の双方の空間を自
在に行き来してポインティングし位置または座標を指示
するポインティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず本発明の概要を説明する。本発明の
ポインティング装置は、ディスプレイ装置に表示された
仮想世界だけでなく、文書原稿や立体物など、実世界に
存在する現実物も直接ポインティングできるようにした
ものである。すなわち、現実世界と仮想世界を融合させ
た「Augmented Reality」におけるユ
ーザインタフェースに関する。
【0003】本発明の背景技術として、まず「Augm
ented Reality」について紹介し、それに
関連する公知の技術を挙げて説明する。
【0004】「Augmented Reality」
(以下「AR」と略記する)は、1993年に提唱され
たユーザインターフェースに関する考え方で、例えば文
献(1)(「Communications of t
he ACM」のVol.36,No.7,pp24−
97)の記載が参照される。
【0005】現実の世界を全て仮想的に実現しようとす
る「Virtual Reality」(仮想現実)に
対して、現実の世界を、コンピュータで強化(Augm
ent)して、人間にとって分かりやすいインタフェー
スを実現しようとするものである。
【0006】このARに基づいて開発されたシステムの
うち、本発明と関連のあるものとして、「Digita
l Desk」、「InteractiveDESK」
があり、以下これらについて説明する。
【0007】「Digital Desk」は、Ran
k Xerox社のPierreWellnerが提案
した対話式のデスクトップシステムであり、そのコンセ
プトは、例えば文献(2)(「Communicati
ons of the ACM」のVol.36,N
o.7,pp87−96)に詳細に記載されている。こ
のシステムは、図8に示すように、作業机203の上方
にプロジェクタ202とカメラ201とが設置され、プ
ロジェクタ202はコンピュータ200が作り出したイ
メージを机203上に投射し(投射イメージ204参
照)、カメラ201は人の手の動きや手書き文字、手書
きの絵、文書などを撮像する。使用者は、コンピュータ
200が作り出したイメージと実際の文書が混在した机
203の上で、コンピュータ200との会話的な作業が
可能となり、いわゆる実世界インタフェースが、実現さ
れている。文書の中の数字の部分を指で指示すると、そ
の部分が明るくなりマーク表示されて、光投射で形成さ
れている電卓に指示した数字が貼り付けられるアプリケ
ーションなどが紹介されている。
【0008】また、Rank Xerox社による「D
igital Desk」の技術に関連した特許公開公
報として、例えば特開平7−168949号公報(発明
の名称、「対話式複写装置」)、特開平9−23734
9号公報(発明の名称、「対話式デスクトップ・システ
ム」)などが参照される。
【0009】このうち、上記特開平7−168949号
公報(発明の名称、「対話式複写装置」)には、作業机
上に仮想世界の情報を表示するためのビデオプロジェク
タと、作業机上を監視するためのカメラとを備え、ビデ
オプロジェクタによる投影情報とのインタラクション
や、実際の紙上での文書や絵の作成を、ユーザの手動操
作によってどのように実現するかについての構成が開示
されており、仮想世界であるビデオプロジェクタ投影イ
メージと現実世界である作業机上の紙とのインタラクシ
ョンを、手動操作によって直感的な作業が可能となって
いる。
【0010】また上記特開平9−237349号公報
(発明の名称、「対話式デスクトップシステム」)に
も、作業机上に仮想世界の情報を表示するためのビデオ
プロジェクタと、作業机上を監視するためのカメラとを
備え、カメラはユーザからの指示により現実物などの画
像を撮像し、コンピュータを介して撮像した画像をビデ
オプロジェクタで表示出力し、文書原稿などの現実物を
作業机上でコピー・ペーストすることが可能とされてお
り、撮像する領域の指定方法としてマウスを用いる構成
が開示されており、ポインティング位置を示すカーソル
はビデオプロジェクタからの表示情報として作業机上に
投影されている。
【0011】「InteractiveDESK」は、
机全体を対話環境としたシステムで、コンセプトや特徴
は、例えば文献(3)(テレビジョン学会技術報告 V
ol.19,No.65,pp1―6)に詳しく記載さ
れている。
【0012】図9に、この「InteractiveD
ESK」の概略構成を示す。図9に示すように、作業面
がペン入力可能な大型ディスプレイになっている作業机
304と、ユーザ前方にある直立ディスプレイ302
と、作業机上を監視するカメラ301と、その他キーボ
ード306やマウス307などから構成されている。カ
メラ301は、ユーザの動作や、机上にある文書などの
位置を認識し、それに応じた作業支援が可能である。例
えば、ユーザが使おうとしている入力手段(キーボード
306またはマウス307またはペン)により、机内蔵
タイプと直立タイプの2つのディスプレイ装置を切り替
えたり、机上に出された紙の文書に関する電子情報を引
き出したりすることができる。
【0013】また、「InteractiveDES
K」に関する特許公開公報としては、例えば特開平6―
266498号公報(発明の名称、「情報処理装置」)
が参照される。上記特開平6―266498号公報に
は、作業机に内蔵されたディスプレイの表示状態を、ユ
ーザの状態および表示面上の状態および表示状態の少な
くとも一つに基づいて、所望の情報を表示する位置を決
定する方法について開示されている。
【0014】例えば、ディスプレイ上に文書などが置か
れている場合、それを避けて情報表示することにより、
文書などの現実物と表示情報などの仮想世界が干渉しな
いようにしている。さらに、前述の入力手段によりディ
スプレイを切り替える方法についても開示されている。
【0015】「Digital Desk」や、「In
teractiveDESK」と同様の他の従来技術と
しては、例えば特開平9−319556号公報(発明の
名称、「情報処理装置」)には、作業机と、作業机にイ
メージを投射するプロジェクタと、机上を監視するカメ
ラと、を備え、机上にある文書など現実物とのインタラ
クションに関連する技術が開示されているが、前記した
「Digital Desk」や「Interacti
veDESK」等と明確な差異は無く、上記特開平9−
319556号公報ではその説明は行わない。
【0016】一方、レーザ光を用いて現実物をポインテ
ィングする技術として、例えば特開平9―46776号
公報(発明の名称、「遠隔指示装置および方法」)と特
開平5―83705号公報(発明の名称、「静止画入力
装置」)について概説しておく。
【0017】図10に、上記特開平9―46776号公
報に提案される遠隔指示装置の構成を示す。指示装置4
00と遠隔地装置406がネットワーク405を介して
接続されている。遠隔地装置406は、遠隔地にある書
類407を撮像して、ネットワーク405を介して指示
装置400に画像を伝送する。指示装置400は、遠隔
地装置406から送られてきた書類の画像をディスプレ
イ401に表示する。提示者は、指示装置400のキー
ボード402またはマウス404を用いてディスプレイ
401上で遠隔地にある書類の所望の位置をポインティ
ングする。ポインティング情報はネットワーク405を
介して遠隔地装置406に送られる。遠隔地装置406
は、指示装置400から送られてきたポインティング情
報を基に、提示者がディスプレイ401上で指示した位
置に対応する書類407上での実際の位置にレーザ光を
投射する。
【0018】図11に、上記特開平5―83705号公
報に提案される静止画入力装置の構成を示す。この装置
は、テレビ会議などで資料を提示するための書画カメラ
におけるポインティング装置に関し、ポインティングデ
バイス505を操作すると、ポインティングデバイス5
05はポインティング情報をCPU501に送る。CP
U501は、送られてきたポインティング情報に基づき
レーザ・ビーム発光装置503を制御して、原稿台50
4にレーザ・ビームを投射する。これにより、会議での
発表者は、会議資料などの現実物上において直接ポイン
ティングすることが可能となる。また、この技術では、
画像読み取り実行などを指示する領域を予め原稿台上に
設けてあり、その領域をレーザ・ビームでポイントして
クリックすると、カメラ502で画像読み取りが実行さ
れるようにしてある。
【0019】またレーザ光を用いて所望の位置をポイン
ティングする技術としては、プレゼンテーション用のレ
ーザポインタが知られており、多く市販されている。発
表者が、プロジェクタで投射されたイメージ上を指示す
るもので、ペン程度の大きさのものも開発されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記した「Digit
al Desk」およびこれに関連する刊行物である上
記特開平7−168949号公報、特開平9−2373
49号公報においては、作業机面上にプロジェクタを用
いてイメージを投射している。このため、机の作業面だ
けでなく書類などの現実物の上にもイメージが投射され
る。確かにこの方法では、投射イメージとして表示され
るカーソルは、投射された仮想世界と机上にある現実世
界の両方を指示することが可能である。
【0021】しかし、仮想世界の情報、例えばグラフィ
カルユーザインタフェースなどの複雑な画面を投射して
も、現状存在するプロジェクタでは高品質な投射画像を
得ることは困難である。
【0022】グラフィカルユーザインタフェースなどの
高品質な画面を表示するためにはプロジェクタとは別に
高精細ディスプレイを備える必要があるが、特開平7−
168949号公報、特開平9−237349号公報に
は、これについて述べられていない。
【0023】また、コンピュータのユーザの作業として
は、一般に、例えばワープロやプレゼンテーション資料
作成やネットワーク作業などの仮想世界内のみでの作業
が多い。仮に、高精細なプロジェクタが開発されたとし
ても、このような仮想世界内のみの作業を、作業机上に
投影された映像内で行うことは、果たして現実的である
かどうか疑問である。
【0024】さらに、投射イメージ上でのポインティン
グ作業に関しては、ユーザが自らの指で指示した位置を
カメラが認識してコンピュータと対話的に作業すること
について説明されているだけである。高精細ディスプレ
イとプロジェクタイメージの間を1つのポインティング
デバイスで分け隔てなくポインティングする方式や、ポ
インティングデバイスについても何等触れていない。
【0025】これに対し、「InteractiveD
ESK」およびこれに関連する刊行物である特開平6―
266498号公報には、表示装置として、机の作業面
に内蔵されたディスプレイとユーザ前方にある直立ディ
スプレイの2つを備え、また、キーボードやポインティ
ングデバイスも備えている。しかし、机内蔵ディスプレ
イの表示画面上はペンによりポインティングし、直立デ
ィスプレイへの入力は、キーボードまたはマウスを用い
ることを前提としている。上記特開平6―266498
号公報には、直立ディスプレイと机内蔵ディスプレイを
分け隔てなく一つのポインティングデバイスで入力作業
する方式、直立ディスプレイまたは机内蔵ディスプレイ
と、机上にある現実物を分け隔てなくポインティングす
る方式およびポインティングデバイスについて何も説明
されていない。確かに、使用する入力手段によってディ
スプレイを自動的に切り替える方法について開示されて
おり、ユーザにとって良好なユーザインタフェースを提
供することを目的としている。しかし、ユーザは使用す
るディスプレイによって入力手段を変える必要があり、
キーボードを移動させるなどの作業が必要となる。
【0026】上記特開平9−319556号公報に記載
される技術についても、上記「Digital Des
k」、および「InteractiveDESK」と同
様の問題がある。
【0027】一方、レーザ光を用いて現実物をポインテ
ィングする技術の一つである、上記特開平9−4677
6号公報においては、指示装置内にあるディスプレイ上
でポインティングした位置にカーソルが表示され、遠隔
地に存在する書類上の対応する位置にレーザ光が投射さ
れるだけであり、ディスプレイ内の仮想世界とディスプ
レイの外側の現実世界を区別することなくポインティン
グすることはできず、そもそも、そのような考え方は全
く考慮されていない。
【0028】また、上記特開平5−83705号公報に
も、ユーザがポインティングデバイスを操作して原稿台
上をポインティングするだけである。仮想世界の情報を
表示するディスプレイが備えられていないし、当然何ら
かの仮想世界と現実世界にある原稿台とをポインティン
グする方法およびそのような考え方についても全く述べ
られていない。
【0029】このように、上記特開平9−46776号
公報も、上記特開平5−83705号公報も、書類等の
現実物をポインティングするのにレーザ光を用いている
が、現実世界と仮想世界をシームレスにポインティング
する考え方は全く考慮されていない。そしてプレゼンテ
ーション用レーザポインタについても、同様であること
は明らかである。
【0030】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、ディスプレイ装
置に表示された仮想世界だけでなく文書原稿や立体物な
ど、実世界に存在する現実物も直接ポインティングでき
るようにしたポインティング装置を提供することにあ
る。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のポインティング装置は、対象物上の任意の位置
に所望の形状の光を投射する光ポインタと、所望の情報
を表示するためのディスプレイ装置と、前記ディスプレ
イ装置の表示画面上で所望の位置を指示するためのポイ
ンティングデバイスと、前記光ポインタと前記ディスプ
レイ装置と前記ポインティングデバイスを制御する制御
手段と、を含み、前記ポインティングデバイスが指示す
る位置が前記ディスプレイ装置の表示領域内にある時
は、前記ディスプレイ装置の表示領域上の指示された位
置に、カーソルを表示し、前記ポインティングデバイス
が指示する位置が前記ディスプレイの表示領域外の時
は、前記光ポインタを制御して指示された位置に、所望
の形状の光を投射し、対象物の境界を検知する境界検知
手段をさらに備え、前記ポインティングデバイスが指示
する位置が前記対象物上にある時は、前記光ポインタを
制御して、指示された位置に所望の形状の光を投射し、
前記ポインティングデバイスが指示する位置が前記対象
物上にはなく、かつ、前記ディスプレイ装置の表示領域
内にある時には、前記ディスプレイ装置の表示画面上の
指示された位置にカーソルを表示する、ように構成され
る。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、その好ましい実施の形態において、現
実世界にある現実物に対して所望の位置または方向に所
望の形状のポインタ光を投射できる光ポインタと、グラ
フィカルユーザインタフェースや電子情報などの仮想世
界を表示するディスプレイ装置と、ユーザが操作して所
望の位置をポインティングするためのポインティングデ
バイスと、を備え、ユーザがポインティングデバイスを
操作してポインティングする位置がディスプレイ装置の
表示領域内にある時はカーソルを表示し、ディスプレイ
の表示領域外の時は、ポインタ光を投射するようにし、
仮想世界と現実世界の両方の所望の位置を一つのポイン
ティングデバイスでポインティングすることができるよ
うにしたものである。
【0033】また、ディスプレイ装置の表示領域内に予
め決められた部分領域を設定し、その部分領域を境に、
部分領域内をポインティングする時は、カーソルを表示
し、部分領域外をポインティングする時は、ポインタ光
を投射するように構成している。
【0034】さらに、現実世界にある現実物がディスプ
レイ装置の表示領域と重なっている場合には、現実物の
位置を検出して現実物とディスプレイ装置の表示領域と
の境界を検知する境界検知センサを設け、その境界を境
に、ディスプレイ装置上をポインティングする時はカー
ソルを表示し、現実物をポインティングする時はポイン
タ光を投射するようにしている。
【0035】そして、境界検知センサにカメラを適用
し、現実物の位置姿勢を計測して、仮想世界と現実世界
の境界を、より正確に判定するようにした。
【0036】また、本発明の実施の形態においては、デ
ィスプレイ装置の表示領域とポインタ光を投射できる領
域である光ポインタ指示可能領域が物理的に離れている
場合、ディスプレイ装置の表示領域と光ポインタ指示可
能領域は仮想的に接しているかのようにポインティング
できるようにしている。
【0037】すなわち、ポインティングデバイスを操作
して、ポインティング位置をディスプレイ装置上から現
実物上へ移動させる場合には、ディスプレイ装置上でカ
ーソルがディスプレイ装置の表示領域の境界まで来ると
消滅し、同時に、光ポインタ指示可能領域の境界上にポ
インタ光が現れるように制御する。
【0038】逆に、ポインティング位置を現実物上から
ディスプレイ装置上へ移動させる場合には、光ポインタ
指示可能領域上でポインタ光が光ポインタ指示可能領域
の境界まで来ると消滅し、同時に、ディスプレイ装置の
表示領域の境界上にカーソルが現れるようにした。
【0039】本発明のポインティング装置では、仮想世
界であるディスプレイの表示画面と書類などの現実世界
との境界を認識し、その境界を境に、仮想世界を指示し
ている時は指示位置にカーソルを表示し、現実世界を指
示している時は指示位置に光を投射する。以下実施例に
即して詳細に説明する。
【0040】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例の構成を示す
図である。図1を参照すると、本発明の第1の実施例
は、現実世界にある現実物に対して所望の位置または方
向に所望の形状の光を投射できる光ポインタ1と、グラ
フィカルユーザインタフェースや電子情報などの仮想世
界を表示するディスプレイ2と、ユーザ103が操作し
て所望の位置をポインティングするためのポインティン
グデバイス3と、光ポインタ1を制御するための光ポイ
ンタ制御手段101と、光ポインタ制御手段101及び
ディスプレイ2及びポインティングデバイス3と所定の
インタフェースで接続されたコンピュータ100と、を
備えて構成されている。
【0041】光ポインタ1は、被写体に対して所望の位
置または方向に所望の形状の光を投射できる。光の強度
は、使用者が被写体に投射された光を確認できる程度と
する。
【0042】図1では、スポット状のポインタ光がディ
スプレイ2と周辺部に投射されている様子が示されてい
る。光ポインタ1には、例えば透過型液晶デバイスを用
いた液晶プロジェクタや、プレゼンテーションなどで用
いるレーザポインタが適用できる。
【0043】ただし、レーザポインタを用いる場合、所
望の形状の光を投射するためには、工夫が必要となる
が、この技術は、本発明の主題とは直接関係しないので
詳説しない。
【0044】また、レーザポインタで所望の位置に光り
を投射する方法としては、例えば特開平6―14920
2号公報(発明の名称、「ポインタ表示装置」)に開示
されている方法を用いることができる。すなわち、1軸
方向に回転駆動できる反射鏡を2つ用いて2次元走査を
実現できる。
【0045】ディスプレイ2は、コンピュータ100が
創り出す仮想世界を表示できる。仮想世界とは、すなわ
ちグラフィカルユーザインタフェースを用いたオペレー
ティングシステムであったり、電子化された画像データ
であったり、ワープロ画面であったりする。ディスプレ
イ2には、通常のブラウン管を用いたCRT(陰極線
管)や液晶ディスプレイが適用できる他、プロジェクタ
によってイメージが投射されたスクリーンを用いてもよ
い。
【0046】ポインティングデバイス3は、位置情報を
入力できる図示されていない位置入力手段と、所望の動
作を開始または終了することを決定するための図示され
ていない動作決定手段とから構成されており、ユーザの
操作に基づくポインティング情報を随時コンピュータ1
00に転送する。ポインティングデバイス3は、例えば
パーソナルコンピュータなどで使用されているマウス
や、ジョイスティックなどが適用できる。
【0047】コンピュータ100は、ディスプレイ2に
表示する表示データを生成し、ディスプレイ2への転送
する。さらに、ポインティングデバイス3からのポイン
ティング情報を処理して光ポインティング情報に変換
し、光ポインタ制御手段101に転送する。
【0048】光ポインタ制御手段101は、コンピュー
タ100から送られてくる光ポインティング情報を基
に、光ポインタ1から投射される光の強度、現実物に対
して投射する位置、方向、及び形状を制御する。
【0049】図2は、本発明の第一の実施例の動作を説
明するための模式図である。図2を参照して、本発明の
第一の実施例の動作を説明する。
【0050】ディスプレイ2にはコンピュータ100か
ら送られてくる仮想世界情報とともにカーソルが表示さ
れている。ユーザがポインティングデバイス3を操作す
ると、それに応じてカーソルがディスプレイ2上で移動
する。したがって、ユーザはポインティングデバイス3
を操作してカーソルを移動させることで、ディスプレイ
2上の所望の位置をポインティングすることができる。
【0051】次に、ユーザがポインティングデバイスを
操作して、カーソルがディスプレイ2の表示領域の境界
に来ると、カーソルはディスプレイ2からは消え、代わ
りに光ポインタ1が、ディスプレイ2の表示境界外にポ
インタ光を投射する。
【0052】光ポインタ1は、コンピュータ100を介
してポインティングデバイス3からの指示情報を受け取
り、ポインティングデバイス3の動きに応じてポインタ
光を移動させる。
【0053】これにより、ユーザはポインティングデバ
イス3を操作して、ディスプレイ2の表示領域内では、
カーソルを、ディスプレイ2の表示領域外ではポインタ
光を見ながら、仮想世界と現実世界の両方の所望の位置
をポインティングすることができる。
【0054】図3は、本発明の第二の実施例の構成を示
す図である。図3を参照すると、本発明の第二の実施例
では、ディスプレイ2の表示領域内に所望の部分領域
(部分領域の境界)を予め設定しておき、この部分領域
を境にカーソルとポインタ光が変化する。それ以外の構
成及び動作については、基本的に第一の実施例と同様で
ある。
【0055】図4は、本発明の第三の実施例の構成を示
す図である。図5は、本発明の第三の実施例において、
ポインティングの様子を示す図である。
【0056】ディスプレイ2の表示画面と重なり合うよ
うに現実世界にある現実物が置かれている。図4では、
現実物の例として、文書原稿が示されている。
【0057】境界検知センサ4は、現実物の位置を検知
し、ディスプレイ2の表示画面との境界を判定し、境界
情報をコンピュータ100に転送する。コンピュータ1
00は、ポインティングデバイス3から送られてくるポ
インティング情報と、境界検知センサ4から送られてく
る境界情報に基づき、光ポインティング情報を生成し、
光ポインタ制御手段101に送る。光ポインタ制御手段
101は、コンピュータ100から送られてきた光ポイ
ンティング情報に基づき、光ポインタ1を制御する。
【0058】したがって、図5に示した矢印Aの方向に
ポインティングデバイス3を操作した場合、境界検知セ
ンサ4で検知した境界を境にディスプレイ3上ではカー
ソルで、現実物上では、ポインタ光でポインティングす
ることが可能である。
【0059】また、矢印Bの方向にポインティングデバ
イス3を操作した場合、仮想世界と現実世界の境界は、
境界検知センサ4で検知した境界ではなく、ディスプレ
イ2の表示領域の境界になる。したがって、この場合、
前記した第一の実施例と同様に、ディスプレイ2の表示
領域の境界を境に、ディスプレイ2上ではカーソルで、
現実物上ではポインタ光でポインティングすることがで
きる。
【0060】境界検知センサ4は、検知する現実物によ
ってその検知方法が変わる。例えば図4または図5で示
したように、現実物が文書原稿などの場合、光電スイッ
チをディスプレイ2の枠部に備えておき、紙が置かれた
かどうかを検知すればよい。また、1次元または2次元
のイメージセンサを用いることができる。境界検知の方
式をどのようにするかは、本発明の主題とは直接関係し
ないので、詳細な説明はしない。
【0061】図6は、本発明の第四の実施例の構成を示
す図である。図6を参照すると、本発明の第四の実施例
は、ユーザが作業する作業台上の所望の位置に所望の形
状のポインタ投射光を投射することができる光ポインタ
1と、作業台の作業面に埋め込まれた埋込型ディスプレ
イ10と、光ポインタ1から投射されるポインタ投射光
と埋込型ディスプレイ10のカーソルの位置を操作する
ためのポインティングデバイス3と、作業台上を監視す
ることができるカメラ11と、作業台上に配置された反
射鏡12と、光ポインタ1を制御するための光ポインタ
制御手段101と、カメラ11からの画像データを基に
埋込型ディスプレイ10の表示画面と作業台上にある文
書原稿などの現実物との境界を判定するための境界判定
手段102と、システム全体を制御するためのコンピュ
ータ100と、を備えて構成されている。
【0062】埋込型ディスプレイ10には、例えば液晶
ディスプレイを用いてもよいし、投射型プロジェクタを
作業机に内蔵しておいてもよい。
【0063】本実施例の動作について説明する。カメラ
11は、反射鏡12を介して作業台上、特に埋込型ディ
スプレイ10の表示領域上を撮像し、画像データを境界
位置判定手段102に転送する。境界位置判定手段10
2は、カメラ11から送られてきた画像データを処理す
る。埋込型ディスプレイ10の表示領域上に文書原稿な
どの現実物が存在する場合は、その現実物の輪郭を抽出
し、埋込型ディスプレイ10との境界を判定し、境界情
報をコンピュータ100に転送する。
【0064】コンピュータ100は、ユーザ103に操
作されるポインティングデバイス3からのポインティン
グ情報に基づき指示位置を移動させる。同時に、境界判
定手段102からの境界情報に基づき、埋込型ディスプ
レイ10の表示領域上が指示されている場合にはカーソ
ルを、現実物上を指示されている場合には、ポインタ投
射光を、指示位置に表示、または投射するように制御す
る。光ポインタ1による作業台上への光投射は、反射鏡
12を介して行われる。
【0065】境界位置判定手段102による現実物の輪
郭、すなわち埋込型ディスプレイ10と現実物との境界
抽出の方式について説明する。境界抽出としては、例え
ば現実物に予めマークを付けておき、そのマークの位置
と姿勢を計測するという方法を用いてもよい。
【0066】また、コンピュータ100は、埋込型ディ
スプレイ10の表示を制御することができるので、カメ
ラ11が撮像する時だけ、現実物の輪郭を画像抽出しや
すい表示にすることにより、正確な境界抽出を実現する
ようにしてもよい。
【0067】なお、境界位置判定手段102による境界
抽出としてどのような方式を用いるかは、本発明の主題
とは直接関係しないため、これ以上詳細な説明はしない
が、公知の技術を用いることができ、想定される現実物
を限定することにより、境界抽出ができるものであれば
よい。
【0068】なお、本実施例では、光ポインタ1による
光投射と、カメラ11による作業台上撮像を、反射鏡1
2を介して実現するように構成したが、光ポインタ1と
カメラ11を作業台の上方の適当な位置に適当な角度で
設置すれば必ずしも反射鏡は必要ではない。ただし、図
6に示すような構成にすれば光ポインタ1及びカメラ1
1を作業台に内蔵しておくことが可能となり、システム
として、コンパクトにすることが可能となる。
【0069】図7は、本発明の第五の実施例の構成及び
ポインティングの様子を示す図である。
【0070】図7を参照すると、本実施例は、仮想世界
の情報を表示するディスプレイ2の表示領域と、光ポイ
ンタ1がポインタ光を投射できる光ポインタ指示可能領
域とが物理的に離れている。
【0071】図7に示すように、ユーザが作業する作業
台の上に、ディスプレイ2とポインティングデバイス3
がある。光ポインタは、作業台上のある領域、すなわち
光ポインタ指示可能領域に対して光を投射することが可
能である。本実施例では、ディスプレイ2の表示領域と
光ポインタ指示可能領域は物理的に離れており、重なっ
ていないため、前記した第一乃至第四の実施例の境界検
知センサ4やカメラ11を設けなくてもよい。
【0072】次に、ユーザがポインティングデバイス3
を操作した時のカーソルとポインタ光の動作について説
明する。
【0073】最初、ユーザがポインティングデバイスに
よって指示している場所がディスプレイ2の表示画面上
であるとする。この時、指示されている位置にはカーソ
ルが表示されている。ユーザがポインティングデバイス
3を操作して、指示位置を図7中において左方向に移動
させ、カーソルがディスプレイ2の表示領域の最左端ま
で来ると、カーソルは消滅する。それと同時に、光ポイ
ンタ指示可能領域の最右端にポインタ投射光が表れ、光
ポインタ指示可能領域内をポインティングデバイス3の
操作に応じて移動する。
【0074】逆に、ユーザがポインティングデバイス3
を操作して、指示位置を、図7中において右方向に移動
させ、カーソルが光ポインタ指示可能領域の最右端まで
来ると、ポインタ投射光は消滅する。それと同時に、デ
ィスプレイ2の表示領域の最左端にカーソルが表れ、デ
ィスプレイ2の表示領域内をポインティングデバイス3
の操作に応じて移動する。
【0075】このように、ディスプレイ2の表示領域と
光ポインタ指示可能領域が物理的に離れている場合で
も、両者が仮想的に接しているかのようにポインティン
グすることが可能となっている。
【0076】なお、図7では、光ポインタ指示可能領域
を矩形として示したが、この形状に限定されるものでな
く、例えば円形や楕円形などの他の形状でもよい。ただ
し、ディスプレイ2の表示領域は一般に矩形なので、デ
ィスプレイ2の表示領域と矩形以外の光ポインタ指示可
能領域が仮想的に接するという状態は、幾何学的に不可
能であるが、適当な変換処理によって、境界近傍でのカ
ーソルとポインタ投射光の振舞を予め決めておくこと
で、ユーザにとって分かりやすいポインティング作業を
実現することは可能である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0078】本発明の第1の効果は、ディスプレイの表
示領域内外の対象物を一つのポインティングデバイスで
指示する構成としたことにより、仮想世界の情報を表示
したディスプレイと現実世界にある現実物の両方を一つ
のポインティングデバイスでポインティングすることが
できる、ということである。また、本発明によれば、仮
想世界と現実世界の両者を頻繁にポインティングする場
合でも、使用するポインティングデバイスが一つで済む
ので、比較的高速なポインティング作業を可能としてい
る。
【0079】本発明の第2の効果は、境界検知センサや
カメラを用いたことにより、現実物がディスプレイと重
なった場合や、光ポインタ指示可能領域とディスプレイ
の表示領域が物理的に離れている場合であっても、正
確、かつ分かりやすいポインティングを実現でき、作業
の効率を向上する、ということである。
【0080】また、本発明の第3の効果は、一般に使用
されているパーソナルコンピュータやワークステーショ
ンなどの既存のシステム構成に、光ポインタ及びその制
御手段を付加するだけで済み、既存システムを追加改良
するだけで実施することができる、ということである。
本発明において、仮想世界内のみで行われるワープロな
どの作業は、従来通り行うことができることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるポインティング
の様子を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例の構成を示す図である
【図5】本発明の第3の実施例におけるポインティング
の様子を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施例の構成とポインティング
の様子を示す図である。
【図8】Digital Deskの構成を示す図であ
る。
【図9】InteractiveDESKの構成の概略
を示す図である。
【図10】特開平9−46776号公報に記載されるシ
ステムの構成の一部を示す図である。
【図11】特開平5−83705号公報に記載されるシ
ステムの構成の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 光ポインタ 2 ディスプレイ 3 ポインティングデバイス 4 境界検知センサ 10 埋込型ディスプレイ 11 カメラ 12 反射鏡 100 コンピュータ 101 光ポインタ制御手段 102 境界位置判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 601 - 680 G06F 3/14 - 3/153 G06F 3/033 - 3/037 G09G 5/00 - 5/40 G02B 27/20 H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物上の任意の位置に所望の形状の光を
    投射する光ポインタと、 所望の情報を表示するためのディスプレイ装置と、 前記ディスプレイ装置の表示画面上で所望の位置を指示
    するためのポインティングデバイスと、 前記光ポインタと前記ディスプレイ装置と前記ポインテ
    ィングデバイスとを制御する情報処理装置と、 を含み、 前記ポインティングデバイスが指示する位置が前記ディ
    スプレイ装置の表示領域内にある時は、前記ディスプレ
    イ装置の表示領域上の指示された位置に、カーソルを表
    示し、前記ポインティングデバイスが指示する位置が前
    記ディスプレイの表示領域外の時は、前記光ポインタを
    制御して指示された位置に、所望の形状の光を投射し、 対象物の境界を検知する境界検知手段をさらに備え、 前記ポインティングデバイスが指示する位置が前記対象
    物上にある時は、前記光ポインタを制御して、指示され
    た位置に所望の形状の光を投射し、 前記ポインティングデバイスが指示する位置が前記対象
    物上にはなく、かつ、前記ディスプレイ装置の表示領域
    内にある時には、前記ディスプレイ装置の表示画面上の
    指示された位置にカーソルを表示する、 ことを特徴とす
    るポインティング装置。
  2. 【請求項2】前記境界検知手段が、対象物を撮像するカ
    メラと、 前記カメラで取得された画像データを処理して前記対象
    物の境界を認識する境界位置判定手段と、を備えたこと
    を特徴とする請求項記載のポインティング装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のポインティング装
    置において、 前記ディスプレイ装置の表示画面と、ユーザが作業する
    作業台の作業面とが同一面上にあるように配設されてい
    る、ことを特徴とするポインティング装置。
  4. 【請求項4】請求項1からのいずれか一に記載のポイ
    ンティング装置において、 前記光ポインタが、光を投射して指示可能な領域である
    光ポインタ指示可能領域と、前記ディスプレイ装置が情
    報を表示できる領域であるディスプレイ表示領域とが、
    物理的に離れている場合、前記光ポインタ指示可能領域
    と前記ディスプレイ表示領域とが仮想的に接しているか
    のように、前記ポインティングデバイスによる指示が行
    われる、ことを特徴とするポインティング装置。
  5. 【請求項5】前記情報処理装置に接続され前記情報処理
    装置から送られてくるポインティング情報を基に、前記
    光ポインタから投射される光の強度、現実物に対して投
    射する位置、方向、及び形状を制御する光ポインタ制御
    手段を備えた請求項1乃至のいずれか一に記載のポイ
    ンティング装置。
  6. 【請求項6】ディスプレイ装置と、 前記ディスプレイ装置に接続され表示出力を制御する情
    報処理装置と、 対象物上の任意の位置に所望の形状の光を投射する光ポ
    インタと、 前記情報処理装置に接続され前記情報処理装置から送出
    される情報を基に、前記光ポインタから投射される光の
    強度、現実物に対して投射する位置、方向、及び形状を
    制御する光ポインタ制御手段と、 前記情報処理装置に接続する入力手段であって前記ディ
    スプレイ装置の表示画面上で所望の位置を指示するため
    のポインティングデバイスと、対象物の境界を検知する境界検知手段と、 を備え、 前記ポインティングデバイスが指示する位置が前記ディ
    スプレイ装置の所定の表示領域内にある時は、前記ディ
    スプレイ装置の表示領域上の指示された位置にカーソル
    を表示し、前記ポインティングデバイスが指示する位置
    が前記ディスプレイの所定の表示領域端部を越えて該領
    域外部に達したときは、前記ディスプレイの前記所定の
    表示領域外部の前記ポインティングデバイスが指示する
    位置に、前記光ポインタ制御手段により前記光ポインタ
    からの光が投射され、前記ポインティングデバイスが指
    示する位置が再び前記ディスプレイ装置の前記所定の表
    示領域内に入った時は前記ディスプレイ装置の表示領域
    上の指示された位置にカーソルを表示するように制御
    前記ポインティングデバイスが指示する位置が前記対象
    物上にある時は、前記光ポインタを制御して、指示され
    た位置に所望の形状の光を投射し、前記ポインティング
    デバイスが指示する位置が前記対象物上にはなく、か
    つ、前記ディスプレイ装置の表示領域内にある時には、
    前記ディスプレイ装置の表示画面上の指示された位置に
    カーソルを表示する、 ことを特徴とするポインティング
    装置。
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