JP2013149023A - 表示システム、表示プログラム、および表示方法 - Google Patents
表示システム、表示プログラム、および表示方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013149023A JP2013149023A JP2012008089A JP2012008089A JP2013149023A JP 2013149023 A JP2013149023 A JP 2013149023A JP 2012008089 A JP2012008089 A JP 2012008089A JP 2012008089 A JP2012008089 A JP 2012008089A JP 2013149023 A JP2013149023 A JP 2013149023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- unit
- target document
- target
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
【課題】一のユーザのジェスチャーによって机上にあるコピー対象書面を特定し、特定したコピー対象書面をコピーして、実空間内の他のユーザが指定する表示位置に表示する。
【解決手段】一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定部と、対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力部と、他のユーザを検出するユーザ検出部と、撮像した対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力部と、を備える表示システムを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定部と、対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力部と、他のユーザを検出するユーザ検出部と、撮像した対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力部と、を備える表示システムを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示システム、表示プログラム、および表示方法に関する。
特許文献1には、コピー対象を正確に選択するための方法が記載されている。特許文献2には、マルチタッチパネルにおいて、指のジェスチャーにより情報を入力する方法が記載されている。特許文献3には、対象物を含む領域に注釈画像を表示する方法が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特許第4056477号明細書
[特許文献2]特表2010−532055号公報
[特許文献3]特開2009−290488号公報
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特許第4056477号明細書
[特許文献2]特表2010−532055号公報
[特許文献3]特開2009−290488号公報
しかし、従来、机上等にある書面をコピーして、実空間内のユーザの任意の位置に表示させることはできなかった。
本発明の第1の態様においては、一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定部と、前記対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力部と、他のユーザを検出するユーザ検出部と、撮像した前記対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力部と、を備える表示システムを提供する。
本発明の第2の態様においては、コンピュータを、一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定部と、前記対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力部と、他のユーザを検出するユーザ検出部と、撮像した前記対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力部と、を備える制御装置として機能させる表示プログラムを提供する。
本発明の第3の態様においては、一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定ステップと、前記対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力ステップと、他のユーザを検出するユーザ検出ステップと、撮像した前記対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力ステップと、を備える表示方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る表示システム10の構成を示す。表示システム10は、ユーザの予め定められた動作(コピー操作)を検出して実空間内における書面をコピー対象書面として特定し、同一又は他のユーザの予め定められた動作(ペースト操作)を検出したことに応じて、コピー対象書面の画像をそのユーザに対して表示する。
例えば、図1に示されるように、表示システム10は、部屋12内において、一のユーザ41がコピー対象を特定する予め定められた動作(コピー操作)をしたことに応じて対象書面43を特定し、特定した対象書面43の画像を撮像して入力する。そして、表示システム10は、他のユーザ42が対象書面43の画像を表示する予め定められた動作(ペースト操作)をしたことに応じて、コピー操作によって入力した画像を対象領域(本実施形態においては会議机44上)の1又は複数の他のユーザ42により指定された位置に、例えば投影して表示する。本実施形態において、対象書面43は、一例として、会議机44上に広げられた会議資料等のドキュメントである。
表示システム10は、1又は複数の対象撮像部22と、1又は複数の画像表示部24と、1又は複数の動作撮像部26と、制御装置30とを備える。表示システム10は、例えば部屋内に設けられてよい。なお、表示システム10は、一つの部屋内のみならず複数の部屋にまたがって設けられてもよく、各部屋に対象撮像部22、画像表示部24、および動作撮像部26の少なくとも1つを設けて部屋をまたがったコピーアンドペーストを実現してもよい。
1または複数の対象撮像部22のぞれぞれは、一のユーザ41が指定する対象書面43の画像を撮像して制御装置30へと供給する。対象撮像部22は、例えば、スチルカメラまたはビデオカメラである。離れた対象書面43の画像を鮮明に撮像できるように、対象撮像部22は、動作撮像部26と比較して高倍率のレンズまたはズームレンズを備えてもよく、および/または、より高解像度の画像を撮像可能であってもよい。対象撮像部22は、位置および/または撮影方向等を変更するために駆動部を有してよく、これにより一のユーザ41により指定された場所に対象撮像部22を向けて撮像することができる。
1または複数の画像表示部24のぞれぞれは、対象書面43の画像を他のユーザ42に対して表示する。画像表示部24は、一例として、他のユーザ42が使用する会議机44の上に対象書面43の画像を表示する。画像表示部24は、例えば、対象領域に画像を投影表示するプロジェクタ等である。なお、画像表示部24がプロジェクタである場合、画像表示部24は位置および/または投影方向等を変更するために駆動部を有してよく、これにより指定された場所に画像を投影表示することができる。これに代えて、画像表示部24は、ディスプレイ等の表示装置であってもよい。
1または複数の動作撮像部26のそれぞれは、実空間における対象書面43の所有者である一のユーザ41の動きを撮像する。動作撮像部26は、例えば、スチルカメラまたはビデオカメラであってよい。ユーザの動作をより広い範囲で捉えるように、動作撮像部26は対象撮像部22に対して焦点距離の小さいレンズを備えてもよい。また、動作撮像部26は、移動するユーザに合わせて、位置および/または撮影方向等を変更するために駆動部を有してよい。動作撮像部26は、ユーザの動きを3次元で検出すべく、ステレオカメラ等の多眼カメラであってよく、これに代えて赤外線発光部および赤外線カメラを有する深度センサ等を有していてもよい。
本実施形態においては、動作撮像部26は、一例として、右側カメラと左側カメラとを有するステレオカメラを用いる。このような動作撮像部26は、右側カメラにより撮像された画像と左側カメラにより撮像された画像との間で視差のある画像を撮像することができ、画面内のユーザおよび物体までの被写体距離を算出することができる。動作撮像部26は、例えば、撮像したステレオ画像から、画面内に含まれる各ユーザおよび各物体の表面の各位置までの距離を示す距離画像を生成して出力する。
制御装置30は、一例として、パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータである。制御装置30は、対象撮像部22のそれぞれ、画像表示部24のそれぞれ、および動作撮像部26のそれぞれに対して、有線または無線により接続され、これらの動作を制御する。より具体的には、制御装置30は、対象撮像部22を制御して対象書面43を撮像させ、撮像した対象書面43の画像を入力する。また、制御装置30は、動作撮像部26を制御して、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像を取得する。さらに、制御装置30は、画像表示部24を制御して、対象領域(本実施形態では会議机44上)に対象書面43の画像を表示させる。
図2は、本実施形態に係る制御装置30の機能構成の一例を示す。制御装置30は、ユーザ検出部101と、対象特定部102と、対象画像入力部103と、画像記憶部104と、表示位置特定部107と、画像出力部108とを有する。
対象特定部102は、動作撮像部26が撮像した一のユーザ41の動きからコピー対象とすべき対象書面43を特定する。例えば、対象特定部102は、一のユーザ41がコピー対象を特定する予め定められた動作として対象書面43の少なくとも一部又はその縁をなぞる動き(コピー操作)をした場合、なぞられた領域内に含まれる方形等の予め定められた形状の物体を検出し、コピー対象とすべき対象書面43であると特定する。対象特定部102は、一のユーザ41がなぞった領域内に含まれるピクセルと類似の色を有する方形等の予め定められた形状の物体を検出する。
対象特定部102は、動作撮像部26が撮像している方向および動作撮像部26が算出する対象書面43までの被写体距離を、平面パラメータを用いて会議机44上の平面座標に変換し、会議机44上の撮像位置を特定する。対象特定部102は、動作撮像部26の駆動部の状態(例えばギヤの回転量)から動作撮像部26が撮像している方向を検出してもよい。
対象特定部102は、特定した対象書面43の位置情報を対象画像入力部103に供給する。また、対象特定部102は、コピー操作を行ったユーザを一のユーザ41と特定し、特定した一のユーザ41の位置情報をユーザ検出部101に供給する。
ユーザ検出部101は、他のユーザ42を検出する。例えば、ユーザ検出部101は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から全てのユーザの位置を特定し、特定した全てのユーザの位置情報と対象特定部102から供給される一のユーザ41の位置情報とを比較し、一のユーザ41の位置と一致しなかった位置の1又は複数のユーザを他のユーザ42として検出する。
対象画像入力部103は、対象撮像部22が撮像した対象書面43の画像が対象撮像部22から供給されると、当該画像を制御装置30に入力する。例えば、対象画像入力部103は、対象特定部102がコピー対象とすべき対象書面43の位置情報により対象撮像部22に撮像させた対象書面43の画像を入力してよい。画像記憶部104は、対象画像入力部103が入力した領域の画像を一時的に記憶する。
表示位置特定部107は、ユーザ検出部101が検出した他のユーザ42の位置又は動きから対象書面43の画像を表示すべき表示位置を特定する。表示位置特定部107は、会議机44等の予め定められた範囲内におけるユーザ検出部101が検出した他のユーザ42の位置の近傍に表示位置を特定してよい。また、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、他のユーザ42が表示位置を指し示す動きを検出した場合、他のユーザ42が指し示した位置を表示位置と特定してもよい。あるいは、表示位置特定部107は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、他のユーザ42が指で会議机44上を叩く動きを検出した場合、他のユーザ42が叩いた位置を表示位置と特定してもよい。表示位置特定部107は、平面パラメータを用いて会議机44上の平面座標に変換し、会議机44上の表示位置を特定する。
画像出力部108は、撮像した対象書面43の画像を他のユーザ42に対して出力する。例えば、画像出力部108は、表示位置特定部107が特定した表示位置に対象書面43の画像が表示されるように画像表示部24の表示方向を制御する。そして、画像出力部108は、画像記憶部104に一時的に記憶した対象書面43の画像を取得し、画像出力部108に接続された画像表示部24に出力して、特定した会議机44上の表示位置に表示させる。
画像表示部24は、対象撮像部22が撮像した対象書面43を、他の複数のユーザ42のそれぞれに対して個別に表示する。例えば、画像表示部24は、表示位置を指定する動き(ペースト操作)をした他のユーザ42毎に、他のユーザ42が指定した表示位置に対象書面43の画像を表示する。なお、画像表示部24は、当該動き(ペースト操作)をしていない他のユーザ42には、表示位置が指定されていないため対象書面43の画像を表示しなくてもよく、これに代えて表示位置特定部107が予め定めた位置に表示してもよい。
図3は、本実施形態に係る制御装置30における、表示処理フローを示す。表示システム10の制御装置30は、会議机44上の位置を表す平面パラメータを取得する等の初期化処理を終了した後に、図3に示すステップS11からステップS22の処理を実行する。
ステップS11において、ユーザ検出部101は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から部屋12内に存在するユーザを検出する。ユーザ検出部101は、例えば、顔認識技術を用いて人間を特定することにより、部屋12内に存在するユーザを検出する。続いて、ユーザ検出部101は、ステップS12において、部屋12内にユーザを検出したか否かを判断する。ユーザ検出部101は、部屋12内にユーザを検出しなかった場合(ステップS12のNo)、処理をステップS11に戻す。
一方、部屋12内にユーザが検出された場合(ステップS12のYes)、ステップS13において、対象特定部102は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、ユーザが対象書面43の縁をなぞる動き等(コピー操作)を検出する。対象特定部102は、ユーザが対象書面43の縁をなぞる動き等を検出しなかった場合(ステップS14のNo)、処理をステップS13に戻す。
一方、ユーザが対象書面43の縁をなぞる動き等が検出された場合(ステップS14のYes)、制御装置30は、当該動き(コピー操作)をしたユーザを一のユーザ41と特定して処理をステップS15に進める。ステップS15において、対象特定部102は、対象書面43を特定する処理を実行する。例えば、対象特定部102は、一のユーザ41がなぞった領域内に含まれるピクセルと類似の色を有する方形等の予め定められた形状の物体を検出し、当該物体をコピー対象とすべき対象書面43と特定する。
続いて、ステップS16において、対象画像入力部103は、対象特定部102が特定した対象書面43に向けるように対象撮像部22を制御し、特定した領域を対象撮像部22で撮像させて対象書面43の画像を入力する。続いて、ステップS17において、画像記憶部104は、対象画像入力部103が入力した対象書面43の画像を一時的に記憶する。
続いて、ステップS18において、ユーザ検出部101は、部屋12内に存在する他のユーザ42を特定する。ユーザ検出部101は、例えば、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、全てのユーザの位置情報と対象特定部102から供給される一のユーザ41の位置情報とを比較し、一のユーザ41の位置と一致しない位置に存在するユーザを他のユーザ42と特定する。続いて、ユーザ検出部101は、ステップS19において、他のユーザを特定したか否かを判断する。ユーザ検出部101は、他のユーザ42を特定しなかった場合(ステップS19のNo)、処理をステップS18に戻し、他のユーザ42が検出されるまで待つ。
一方、他のユーザ42が特定された場合(ステップS19のYes)、ステップS20において、表示位置特定部107は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、他のユーザ42が表示位置を特定する動き(ペースト操作)を検出する。続いて、表示位置特定部107は、ステップS21において、表示位置を特定したか否かを判断する。表示位置特定部107は、表示位置を特定しなかった場合(ステップS21のNo)、処理をステップ20に戻す。
一方、表示位置が特定された場合(ステップS21のYes)、ステップS22において、画像出力部108は、表示位置特定部107が特定した表示位置に対象書面43の画像が表示されるように画像表示部24の表示方向を制御すると共に、画像記憶部104に記憶した対象書面43の画像を画像表示部24に出力し、特定した表示位置に対象書面43の画像を表示させる。制御装置30は、ステップS22の表示処理を終了すると、処理をステップS11に戻す。
以上に示した表示システム10によれば、会議机44上にある書面をコピーして、実空間内のユーザの任意の位置に任意のタイミングで表示させることができる。また、本実施形態に係る表示システム10によれば、会議等に参加する人数分の書面を予め用意する手間が省ける。
なお、上記実施形態では、他のユーザ42が指し示した位置に対象書面43の画像を表示する場合を説明したが、ユーザ検出部101が他のユーザ42を検出した場合に、自動的に対象書面43の画像を他のユーザ42の近傍に表示するようにしてもよい。この場合の制御装置30は、図3の表示処理のフローにおける表示位置を特定する処理(ステップS20,21)に加え、デフォルトで他のユーザ42の近傍で表示位置を特定する処理をしてもよい。
このような制御装置30によれば、画像表示部24は、一のユーザ41が対象書面43を特定した(コピー操作)後に他のユーザ42がペースト操作をすることなく、自動的に他のユーザ42の近傍に対象書面43の画像を表示する。従って、当該処理を実行する表示システム10によれば、少ない操作で対象書面43の画像を他のユーザ42に配布することができる。
また、対象特定部102は、対象書面43が裏返されたことに応じて裏面を新たに対象書面43として特定してもよい。例えば、対象特定部102は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、一のユーザ41の手までの被写体距離を算出することによって一のユーザ41が対象書面43を裏返す動作を検出した場合、裏返した対象書面43の方形状に分布する類似の色を有するピクセルを自動的に選択し、当該選択領域を新たな対象書面43と特定する。
また、画像出力部108は、他のユーザ42の指示に応じて複数の対象書面43のうちいずれを出力するかを選択してもよい。例えば、対象書面43として表面と裏面の複数の対象書面43の画像が有る場合、画像出力部108は、両方の対象書面43の画像のサムネイルを作成し、作成した当該サムネイルを画像表示部24に出力して他のユーザ42の近傍に表示し、他のユーザ42が表示したいいずれの対象書面43の画像を他のユーザ42に選択させる。
対象特定部102は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、他のユーザ42の手までの被写体距離を算出することによって他のユーザ42が選択したサムネイルを検出し、選択信号を画像出力部108に供給する。画像出力部108は、対象特定部102から供給される選択信号により、他のユーザ42が選択したサムネイルに対応する対象書面43の画像を画像記憶部104から取得して画像表示部24に出力し、表示させる。
このような表示システム10によれば、他のユーザ42は、対象書面43が両面印刷の対象書面43或いは複数の対象書面43であっても、参照したい対象書面43の画像を選択して参照することができる。
また、上記実施形態では、ユーザ検出部101は、全てのユーザの位置情報と対象特定部102から供給される一のユーザ41の位置情報とを比較し、一のユーザ41の位置と一致しなかった位置のユーザを他のユーザ42と検出する場合を説明した。これに代えて、例えば、ユーザ検出部101が、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、一のユーザ41の動きを検出し、対象書面43の画像を出力すべき他のユーザ42を特定してもよい。
例えば、ユーザ検出部101は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、一のユーザ41が前方に腕を伸ばして他のユーザ42を指し示す動作を検出した場合、肌の色から検出した指の形状等から一のユーザ41が指し示す方向を求め、指し示した方向の先にいるユーザを対象書面43の画像を出力すべき他のユーザ42と特定してよい。また、ユーザ検出部101は、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、一のユーザ41が手を上方に腕を伸ばして上げる動作を検出した場合、全ての他のユーザ42を対象書面43の画像を出力すべき他のユーザ42と特定してよい。
このような表示システム10によれば、一のユーザ41は、他のユーザ42毎に内容が異なる対象書面43の画像を提供すること、および他のユーザ42全員に一括して対象書面43の画像を提供することができる。
図4は、本実施形態の変形例に係る制御装置30の機能ブロックを示す。本変形例に係る制御装置30は、図2および図3を参照して説明した本実施形態に係る制御装置30と略同一の機能および構成を採るので、略同一の機能および構成を有する構成要素には同一の符号を付けて、相違点を除き説明を省略する。
本変形例に係る制御装置30は、評価部201、検索部202、および障害物検出部205を更に有する。評価部201は、対象撮像部22が撮像した対象書面43の画像品質が予め定められた基準品位以上か否かを評価する。評価部201は、対象書面43の画像の少なくとも一部又は全体におけるボケの量が一定以上の場合に画像品質が低いと判断してよい。または、対象書面43の画像の少なくとも一部又は全体における拡大率が基準以上の場合に画像品質が低いと判断してもよい。これに代えて、評価部201は、対象撮像部22が撮像した対象書面43の画像の一部または全てに対し、光学文字認識(Optical Character Recognition)技術により文字認識し、認識確度の指標が規定値以下の場合に画像品質が低いと判断してもよい。
検索部202は、対象撮像部22が撮像した対象書面43を画像認識し、認識結果に基づいて当該対象書面43の電子データをファイルシステム204から検索する。例えば、検索部202は、対象撮像部22が撮像した対象書面43の画像品質が基準未満の場合、全文との一致度が高い電子データ又は対象書面43のヘッダーあるいはフッターに記載された電子データ名と電子データの格納先を示すパスにより指定された電子データを、ネットワーク203を介してファイルシステム204から検索し、当該対象書面43の電子データを取得する。
検索部202は、ネットワーク203を介してファイルシステム204から対象書面43の電子データを取得すると、取得した電子データを評価部201に供給する。評価部201は、対象撮像部22が撮像した対象書面43の画像と供給された電子データとを比較し、内容の一致率が最も高い電子データのページを画像オブジェクトに変換して画像記憶部104に供給する。画像出力部108は、画像記憶部104に供給された画像、すなわちファイルシステム204内で検索された対象書面43の電子データに基づく画像を他のユーザに対して出力する。
検索部202は、パスの誤記あるいはファイルシステム204の故障等によってファイルシステム204から対象書面43の電子データを取得できなかった場合、電子データを取得できなかった旨の信号を評価部201に供給する。この場合、評価部201は、対象書面43の画像を再度撮像する指示信号を対象撮像部22に出力してもよい。
障害物検出部205は、他のユーザ42が使用する会議机44の上の物を検出する。障害物検出部205は、一例として、動作撮像部26が撮像して生成した距離画像から、会議机44上までの距離を算出し、会議机44上の凹凸を検出することによって会議机44の上の物を検出する。
表示位置特定部107は、障害物検出部205が障害物を検出したことに応じて、障害物の位置と対象書面43の表示位置とを比較して、障害物が対象書面43の画像が表示されている位置に存在しているか否かを判断してもよい。表示位置特定部107は、障害物が対象書面43の画像が表示されている位置に存在していないと判断した場合、障害物検出時の処理を終了させる。
一方、障害物が対象書面43の画像が表示されている位置に存在している判断した場合、表示位置特定部107は、画像出力部108に対し、対象書面43の表示を停止させてもよい。これにより、画像表示部24は、対象書面43の画像の表示位置に物が検出された場合に、当該表示位置に対する対象書面43の画像の表示を停止することができる。
また、表示位置特定部107は、障害物が対象書面43の画像が表示されている位置に存在している判断した場合、画像出力部108に対し、対象書面43の表示位置を障害物の無い位置に変更させてもよい。これにより、画像表示部24は、対象書面43の画像を会議机44の上の他の位置に表示することができる。例えば、画像出力部108は、表示位置変更信号に含まれる障害物位置情報から障害物の位置を把握し、対象書面43の画像の表示位置が当該障害物の位置から外れるように画像表示部24の駆動部を駆動させて、対象書面43の画像を障害物のない会議机44の上の他の位置に表示させてもよい。当該表示システム10によれば、障害物が存在しない位置に対象書面43の画像を表示することができる。
図5は、本実施形態の変形例に係る制御装置30における、表示処理フローを示す。本変形例に係る制御装置30は、図3を参照して説明した本実施形態に係る制御装置30の表示処理フローと略同一の処理を採るので、略同一の処理を有するステップには同一のステップ番号符号を付けて、相違点を除き説明を省略する。
ステップS101において、評価部201は画像品質を評価する。評価部201は、一例として、対象書面43の画像の少なくとも一部におけるボケの量が一定以上の場合に画像品質が低いと評価する。続いて、ステップS102において、評価部201は、対象撮像部22が撮像した対象書面43の画像品質が基準未満、すなわち例えばボケの量が一定以上か否かを判断する。評価部201は、画像品質が基準以上すなわち例えばボケの量が一定未満であった場合(ステップS102のNo)、処理をステップS17に進める。
一方、ステップS102において、画像品質が基準未満であった場合(ステップS102のYes)、制御装置30は、処理をステップS103に進める。ステップS103において、検索部202は、ネットワーク203を介してファイルシステム204から対象書面43の電子データを検索する。検索部202は、対象書面43の電子データを検索して取得した後、当該電子データを評価部201に供給し、制御装置30は、処理をステップS17に進めて電子データに基づく対象書面43の画像の表示を行う。この際、ステップS20において、障害物検出部205及び表示位置特定部107は、会議机44の上に障害物を検出した場合に対象書面43の画像の表示を停止し、又は他の位置へと表示する制御をしてもよい。
以上の処理により、制御装置30は、対象書面43の画像品質に応じて、対象書面43の電子データを読み出して表示することができる。従って、本変形例に係る表示システム10によれば、予め定めた基準以上の対象書面43の画像を他のユーザ42に提供することができる。
図6は、本実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。対象撮像部22、画像表示部24及び/又は動作撮像部26は、通信インターフェイス2030に接続され、ネットワークを介して画像等を転送してよい。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、及び/又は、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050を入出力コントローラ2084へと接続すると共に、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ2084へと接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900を制御装置30として機能させるプログラムは、画像取得モジュールと、動作検出モジュールと、特定モジュールと、表示制御モジュールと、機能実行モジュールとを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、ユーザ検出部101、対象特定部102、対象画像入力部103、画像記憶部104、表示位置特定部107、画像出力部108、評価部201、検索部202、および障害物検出部205としてそれぞれ機能させる。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ1900に読込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段であるユーザ検出部101、対象特定部102、対象画像入力部103、画像記憶部104、表示位置特定部107、画像出力部108、評価部201、検索部202、および障害物検出部205として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ1900の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の制御装置30が構築される。
一例として、コンピュータ1900と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU2000は、RAM2020上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェイス2030に対して通信処理を指示する。通信インターフェイス2030は、CPU2000の制御を受けて、RAM2020、ハードディスクドライブ2040、フレキシブルディスク2090、又はCD−ROM2095等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェイス2030は、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU2000が転送元の記憶装置又は通信インターフェイス2030からデータを読み出し、転送先の通信インターフェイス2030又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU2000は、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060(CD−ROM2095)、フレキシブルディスク・ドライブ2050(フレキシブルディスク2090)等の外部記憶装置に格納されたファイルまたはデータベース等の中から、全部または必要な部分をDMA転送等によりRAM2020へと読み込ませ、RAM2020上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU2000は、処理を終えたデータを、DMA転送等により外部記憶装置へと書き戻す。このような処理において、RAM2020は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM2020および外部記憶装置等をメモリ、記憶部、または記憶装置等と総称する。本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU2000は、RAM2020の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM2020の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM2020、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU2000は、RAM2020から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索・置換等を含む各種の処理を行い、RAM2020へと書き戻す。例えば、CPU2000は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数または定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、等しい等の条件を満たすかどうかを判断し、条件が成立した場合(又は不成立であった場合)に、異なる命令列へと分岐し、またはサブルーチンを呼び出す。
また、CPU2000は、記憶装置内のファイルまたはデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU2000は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVD又はCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 表示システム
12 部屋
22 対象撮像部
24 画像表示部
26 動作撮像部
30 制御装置
41 一のユーザ
42 他のユーザ
43 対象書面
44 会議机
101 ユーザ検出部
102 対象特定部
103 対象画像入力部
104 画像記憶部
107 表示位置特定部
108 画像出力部
201 評価部
202 検索部
203 ネットワーク
204 ファイルシステム
205 障害物検出部
1900 コンピュータ
2000 CPU
2010 ROM
2020 RAM
2030 通信インターフェイス
2040 ハードディスクドライブ
2050 フレキシブルディスク・ドライブ
2060 CD−ROMドライブ
2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ
2080 表示装置
2082 ホスト・コントローラ
2084 入出力コントローラ
2090 フレキシブルディスク
2095 CD−ROM
12 部屋
22 対象撮像部
24 画像表示部
26 動作撮像部
30 制御装置
41 一のユーザ
42 他のユーザ
43 対象書面
44 会議机
101 ユーザ検出部
102 対象特定部
103 対象画像入力部
104 画像記憶部
107 表示位置特定部
108 画像出力部
201 評価部
202 検索部
203 ネットワーク
204 ファイルシステム
205 障害物検出部
1900 コンピュータ
2000 CPU
2010 ROM
2020 RAM
2030 通信インターフェイス
2040 ハードディスクドライブ
2050 フレキシブルディスク・ドライブ
2060 CD−ROMドライブ
2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ
2080 表示装置
2082 ホスト・コントローラ
2084 入出力コントローラ
2090 フレキシブルディスク
2095 CD−ROM
Claims (14)
- 一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定部と、
前記対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力部と、
他のユーザを検出するユーザ検出部と、
撮像した前記対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力部と、
を備える表示システム。 - 他のユーザの動きから前記対象書面の画像を表示すべき表示位置を特定する表示位置特定部を更に備え、
前記画像出力部は、前記対象書面の画像を出力して前記表示位置に表示させる
請求項1に記載の表示システム。 - 前記対象書面の画像を撮像して前記対象画像入力部へ供給する対象撮像部と、
前記画像出力部に接続されて、前記対象書面の画像を他のユーザに対して表示する画像表示部と、
を更に備える請求項1または2に記載の表示システム。 - 前記画像表示部は、撮像した前記対象書面を、他の複数のユーザのそれぞれに対して個別に表示する請求項3に記載の表示システム。
- 前記対象特定部は、前記対象書面が裏返されたことに応じて裏面を新たに前記対象書面として特定する請求項1から4のいずれか一項に記載の表示システム。
- 前記画像出力部は、前記他のユーザの指示に応じて複数の前記対象書面のうちいずれを出力するかを選択する請求項1から5のいずれか一項に記載の表示システム。
- 撮像した前記対象書面を画像認識し、認識結果に基づいて当該対象書面の電子データをファイルシステムから検索する検索部を更に備え、
前記画像出力部は、検索された前記対象書面の電子データに基づく画像を他のユーザに対して出力する
請求項1から6のいずれか一項に記載の表示システム。 - 撮像した前記対象書面の画像品質を評価する評価部を更に備え、
前記検索部は、撮像した前記対象書面の画像品質が基準未満の場合に当該対象書面の電子データを検索する
請求項7に記載の表示システム。 - 前記画像表示部は、他のユーザが使用する机上に前記対象書面の画像を表示し、
他のユーザが使用する机の上の物を検出する障害物検出部を更に備え、
前記画像表示部は、前記対象書面の画像の表示位置に物が検出された場合に、当該表示位置に対する前記対象書面の画像の表示を停止する
請求項3に記載の表示システム。 - 前記画像表示部は、前記対象書面の画像を机の上の他の位置に表示する請求項9に記載の表示システム。
- 一のユーザの動きを撮像する動作撮像部を更に備え、
前記対象特定部は、前記動作撮像部が撮像した一のユーザの動きから前記対象書面を特定する
請求項1から10のいずれか一項に記載の表示システム。 - 前記ユーザ検出部は、一のユーザの動きから前記対象書面の画像を出力すべき他のユーザを特定する請求項1から11のいずれか1項に記載の表示システム。
- コンピュータを、
一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定部と、
前記対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力部と、
他のユーザを検出するユーザ検出部と、
撮像した前記対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力部と、
を備える制御装置として機能させる表示プログラム。 - 一のユーザの動きからコピー対象とすべき対象書面を特定する対象特定ステップと、
前記対象書面を撮像した画像を入力する対象画像入力ステップと、
他のユーザを検出するユーザ検出ステップと、
撮像した前記対象書面の画像を他のユーザに対して出力する画像出力ステップと、
を備える表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012008089A JP2013149023A (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 表示システム、表示プログラム、および表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012008089A JP2013149023A (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 表示システム、表示プログラム、および表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013149023A true JP2013149023A (ja) | 2013-08-01 |
Family
ID=49046480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012008089A Pending JP2013149023A (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 表示システム、表示プログラム、および表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013149023A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020160645A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 株式会社ニコン | データ処理装置、データ処理方法、プログラム、及び、データ処理システム |
Citations (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05113865A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-07 | Hitachi Ltd | 画面表示制御方式 |
JPH0689085A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-03-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子会議装置 |
JPH06266498A (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-22 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
JPH07168949A (ja) * | 1993-04-30 | 1995-07-04 | Rank Xerox Ltd | 対話式複写装置 |
JPH09319556A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置 |
JP2000056896A (ja) * | 1998-08-13 | 2000-02-25 | Nec Corp | ポインティング装置 |
JP2000235443A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-08-29 | Canon Inc | 電子会議装置及びその制御方法及び記憶媒体 |
JP2001175374A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-29 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法 |
JP2001265523A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-28 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法、並びにプログラム記憶媒体 |
JP2005228102A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Hitachi Ltd | テーブル型情報端末 |
JP2007026121A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 情報入出力システム |
JP2007037078A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-02-08 | Ikuaki Cho | 実寸表示装置および電子配布装置 |
JP2007179083A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 会議システム、その制御方法及びプログラム |
JP2008269044A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Sharp Corp | 表示制御装置及び表示制御プログラム |
JP2009048015A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Funai Electric Co Ltd | プロジェクタ |
JP2011215441A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Canon Inc | 投影装置 |
JP2011237680A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Seiko Epson Corp | プロジェクターおよび制御方法 |
-
2012
- 2012-01-18 JP JP2012008089A patent/JP2013149023A/ja active Pending
Patent Citations (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05113865A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-07 | Hitachi Ltd | 画面表示制御方式 |
JPH0689085A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-03-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子会議装置 |
JPH06266498A (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-22 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
JPH07168949A (ja) * | 1993-04-30 | 1995-07-04 | Rank Xerox Ltd | 対話式複写装置 |
JPH09319556A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置 |
JP2000056896A (ja) * | 1998-08-13 | 2000-02-25 | Nec Corp | ポインティング装置 |
JP2000235443A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-08-29 | Canon Inc | 電子会議装置及びその制御方法及び記憶媒体 |
JP2001175374A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-29 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法 |
JP2001265523A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-28 | Sony Corp | 情報入出力システム及び情報入出力方法、並びにプログラム記憶媒体 |
JP2005228102A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Hitachi Ltd | テーブル型情報端末 |
JP2007037078A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-02-08 | Ikuaki Cho | 実寸表示装置および電子配布装置 |
JP2007026121A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 情報入出力システム |
JP2007179083A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 会議システム、その制御方法及びプログラム |
JP2008269044A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Sharp Corp | 表示制御装置及び表示制御プログラム |
JP2009048015A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Funai Electric Co Ltd | プロジェクタ |
JP2011215441A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Canon Inc | 投影装置 |
JP2011237680A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Seiko Epson Corp | プロジェクターおよび制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020160645A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 株式会社ニコン | データ処理装置、データ処理方法、プログラム、及び、データ処理システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11245806B2 (en) | Method and apparatus for scanning and printing a 3D object | |
US9117274B2 (en) | System and method for interactive markerless paper documents in 3D space with mobile cameras and projectors | |
US11164001B2 (en) | Method, apparatus, and system for automatically annotating a target object in images | |
JP6089722B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
CA3083486C (en) | Method, medium, and system for live preview via machine learning models | |
KR20200121357A (ko) | 물리적 조작을 사용한 오브젝트 생성 | |
US20140351718A1 (en) | Information processing device, information processing method, and computer-readable medium | |
TW201322178A (zh) | 擴增實境的方法及系統 | |
US20210224322A1 (en) | Image search system, image search method and storage medium | |
WO2024169384A1 (zh) | 视线估计方法、装置、可读存储介质及电子设备 | |
US9426416B2 (en) | System and method for utilizing a surface for remote collaboration | |
TW200947265A (en) | Presentation system | |
JP2013114467A (ja) | 表示システム、表示方法およびプログラム | |
US20150138077A1 (en) | Display system and display controll device | |
JP6632298B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP2013149023A (ja) | 表示システム、表示プログラム、および表示方法 | |
JP5456840B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、情報表示システム、およびプログラム | |
JP6007496B2 (ja) | 表示システム、表示プログラムおよび表示方法 | |
JP6007490B2 (ja) | 表示システム、表示プログラムおよび表示方法 | |
JP2016051191A (ja) | 画像処理方法 | |
JP2013114466A (ja) | 表示システム、表示方法およびプログラム | |
JP2013200654A (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、情報表示システム及びプログラム | |
JP5735453B2 (ja) | 表示制御装置、表示制御方法、情報表示システム、およびプログラム。 | |
JP5919998B2 (ja) | 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP5353457B2 (ja) | 撮像装置およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150929 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160209 |