JP3128415B2 - カーソル制御方法 - Google Patents

カーソル制御方法

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JP3128415B2
JP3128415B2 JP05296688A JP29668893A JP3128415B2 JP 3128415 B2 JP3128415 B2 JP 3128415B2 JP 05296688 A JP05296688 A JP 05296688A JP 29668893 A JP29668893 A JP 29668893A JP 3128415 B2 JP3128415 B2 JP 3128415B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーソル制御方法に関
し、さらに詳しく言えばCADシステム等で利用される
カーソル制御方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカーソル制御方法は、図6に示す
ように、CRT等の画面上に設けられたウインドウ
(1)上に表示された項目を選択する場合、マウス(不
図示)でカーソル(2)を現在の項目領域(3)から所
望の項目領域(4)上に移動し、マウスの選択ボタンを
押下して、その項目を選択していた。
【0003】しかし、カーソルはマウスのポインタの動
きに合わせて移動するため、所望の項目が遠くにあって
も、その分マウスを動かす必要があり、また、項目領域
が小さい場合には、カーソルを項目領域上に載せる努力
をしなければならなかった。なお、上記のカーソルと
は、一般に画面(1)上に表示される図形もしくは記号
であり、ポインタとはマウスで制御される位置座標、ウ
インドウ(2)とは画面(1)上に設けられた単一また
は複数の領域をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
カーソル制御方法は、所望の項目を選択するのに労力が
大きく、作業効率を低下させていた。本発明のカーソル
制御方法は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、
所望の項目領域へ高速にカーソルを移動させ、ウインド
ウ内の項目の選択を迅速に行えるようにすることを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
カーソルが一の項目領域の外へ出る前後の2点のポイン
タ位置を結ぶ線分によってカーソル移動方向を決定し、
前記線分をカーソル移動方向へ延長して最初に出合う他
の項目領域を目標領域と決定し、前記線分をカーソル移
動方向へ延長しても他の目標領域と出合わない場合に
は、カーソル移動方向へ延長された前記線分と他の複数
の項目領域との成す角度が、ある一定値以下で、かつ最
も小さい項目領域を目標領域と決定し、前記カーソルが
一の項目領域の外へ出たときに、前記目標領域のあらか
じめ設定された位置へポインタを移動し、前記目標領域
が決定できないときは、前記ウインドウの外へポインタ
を移動させることを特徴としている。
【0006】請求項2に係る発明は、一の項目領域のあ
らかじめ設定された位置と移動する直前のポインタ位置
とを結ぶ線分によってカーソル移動方向を決定し、前記
線分をカーソル移動方向へ延長して最初に出合う他の項
目領域を目標領域と決定し、前記線分をカーソル移動方
向へ延長しても他の目標領域と出合わない場合には、カ
ーソル移動方向へ延長された前記線分と他の複数の項目
領域との成す角度が、ある一定値以下で、かつ最も小さ
い項目領域を目標領域と決定し、カーソルが一の項目領
域の外へ出たとき、または該項目領域内でマウスボタン
が押下されたときに、前記目標領域のあらかじめ設定さ
れた位置へポインタを移動し、前記目標領域が決定でき
ないときは、前記ウインドウの外へポインタを移動させ
ることを特徴としている。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
発明において、カーソル移動方向を矢印等で表示するこ
とを特徴としている。請求項4に係る発明は、請求項2
に記載の発明において、一の項目領域と目標領域とを画
面上で色分けして明示することを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の手段によれば、一の項目領域と所望の目
標領域との間をマウスによりカーソルを移動させる手間
が省けるので、項目の選択を迅速に行うことが可能とな
る。
【0009】
【実施例】
(1)第1の実施例 カーソル移動方向の決定 図1に示すように、カーソル(12)が項目領域(1
3)の外へ出る前後のポインタ位置である2点P
0(x0,y0),P1(x1,y1)を結ぶ線分によってカ
ーソルの移動方向が決定される。 目標領域の決定 図2に示すように、その線分をカーソル移動方向へ延長
して最初に出合う他の項目領域(14A)を目標領域と
決定する。線分をカーソル移動方向へ延長しても他の目
標領域と出合わない場合には、図3に示すように、カー
ソル移動方向へ延長された線分と他の複数の項目領域
(14A,14B)との成す角度が、ある一定値以下
で、かつ最も小さい項目領域を目標領域と決定される。
例えば、線分と目標項目(14A)との成す角度(最小
となる角度をいう。)をθ1とし、線分と目標項目(1
4B)との成す角度(最小となる角度をいう。)をθ2
とすると、θ1<θ2を満たし、かつθ1がある一定値以
下(例えば、θ1<15°)のとき、項目領域(14
A)が目標領域と決定される。 ポインタの移動 カーソル(12)が項目領域(13)の外へ出たとき
に、上記の方法で決定された目標領域(14A)のあら
かじめ設定された位置へポインタを移動する(図2、図
3)。目標領域が決定できないときは、前記ウインドウ
(11)の外へポインタを移動させる(図4)。 (2)第2の実施例 カーソル移動方向の決定 図5に示すように、項目領域(13)のあらかじめ設定
された位置P0(x0,y0)と移動する直前のポインタ
位置P1(x1,y1)とを結ぶ線分によって移動方向を
決定する。点P0(x0,y0)を項目領域(13)内に
あらかじめ設けておく点で、上記第1の実施例と異な
る。また、項目領域(13)内でマウスボタンを押下し
たときに、またはカーソルが項目領域(13)外へ出た
ときにP1(x1,y1)がメモリされる。 目標領域の決定 第1の実施例と同様なので説明を省略する。 ポインタの移動 カーソル(12)が項目領域(13)の外へ出たとき
に、または項目領域(13)内でマウスボタンが押下さ
れたときに、上記方法で決定された目標領域(14A)
のあらかじめ設定された位置へポインタを移動する(図
2、図3)。目標領域が決定できないときは、前記ウイ
ンドウ(11)の外へポインタを移動する(図4)。 カーソル移動方向の表示および目標項目の色分け 図2および図3においてカーソル移動方向を矢印等で表
示することにより、どちらの方向へポインタを移動させ
るかをオペレータが容易に把握することができる。ま
た、現在の項目領域(13)と目標領域(14A)を色
分けすることにより、目標領域(14A)をオペレータ
が容易に把握することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカーソル
制御方法によれば、項目領域(13)と所望の目標領域
(14A)との間で、高速にポインタを移動させること
ができ、従来方法のようにマウスによりカーソルを移動
させる作業を省略できるので、項目の選択を迅速に行う
ことが可能となる。さらに、本発明のカーソル制御方法
によれば、カーソル移動方向を矢印等で表示し、現在の
項目領域(13)と目標領域(14A)を色分けしてい
るので、オペレータの作業が容易になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るカーソル移動方向の決定
方法を説明する図である。
【図2】本発明の実施例に係る目標領域の決定方法を説
明する図である。
【図3】本発明の実施例に係る目標領域の決定方法を説
明する図である。
【図4】本発明の実施例に係る目標領域の決定方法を説
明する図である。
【図5】本発明の実施例に係るカーソル移動方向の決定
方法を説明する図である。
【図6】従来例に係るカーソル制御方法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 ウインドウ 2 カーソル 3 現在の項目領域 4 所望の項目領域 11 ウインドウ 12 カーソル 13 項目領域 14A 目標領域 14B 目標領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/033 - 3/037 G06F 3/00 G06F 3/03

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に設けられたウインドウ上に表示
    された項目を選択する際のカーソル制御方法において、
    カーソルが一の項目領域の外へ出る前後の2点のポイン
    タ位置を結ぶ線分によってカーソル移動方向を決定し、
    前記線分をカーソル移動方向へ延長して最初に出合う他
    の項目領域を目標領域と決定し、前記線分をカーソル移
    動方向へ延長しても他の目標領域と出合わない場合に
    は、カーソル移動方向へ延長された前記線分と他の複数
    の項目領域との成す角度が、ある一定値以下で、かつ最
    も小さい項目領域を目標領域と決定し、 前記カーソルが一の項目領域の外へ出たときに、前記目
    標領域のあらかじめ設定された位置へポインタを移動
    し、前記目標領域が決定できないときは、前記ウインド
    ウの外へポインタを移動させることを特徴とするカーソ
    ル制御方法。
  2. 【請求項2】 画面上に設けられたウインドウ上に表示
    された項目を選択する際のカーソル制御方法において、
    一の項目領域のあらかじめ設定された位置と移動する直
    前のポインタ位置とを結ぶ線分によってカーソル移動方
    向を決定し、前記線分をカーソル移動方向へ延長して最
    初に出合う他の項目領域を目標領域と決定し、前記線分
    をカーソル移動方向へ延長しても他の目標領域と出合わ
    ない場合には、カーソル移動方向へ延長された前記線分
    と他の複数の項目領域との成す角度が、ある一定値以下
    で、かつ最も小さい項目領域を目標領域と決定し、 前記カーソルが一の項目領域の外へ出たとき、または該
    項目領域内でマウスボタンが押下されたときに、前記目
    標領域のあらかじめ設定された位置へポインタを移動
    し、前記目標領域が決定できないときは、前記ウインド
    ウの外へポインタを移動させることを特徴とするカーソ
    ル制御方法。
  3. 【請求項3】 カーソル移動方向を矢印等で表示するこ
    とを特徴とする請求項2記載のカーソル制御方法。
  4. 【請求項4】 一の項目領域と目標領域とを画面上で色
    分けして明示することを特徴とする請求項2記載のカー
    ソル制御方法。
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JP5939581B2 (ja) 2013-07-08 2016-06-22 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 表示画面上に表示された移動対象であるオブジェクトを移動する方法、並びに、その電子装置及び電子装置プログラム

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