JP4306250B2 - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、実物体の任意の位置を指示する処理、例えば、ポインタ等の位置入力装置を用いて実物体の様々な位置を指示して指示位置と電子情報とを対応付けて登録管理するとともに、登録管理データに基づいて指示位置に応じた様々なデータ処理を実行することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理技術や情報通信技術が高度に発達した現代においては、パーソナル・コンピュータや携帯情報端末を始めとする情報機器がオフィスや家庭内などの実世界上のいたるところに遍在する。このような環境下では、実世界の状況、すなわち実世界の事物やユーザの位置などを積極的に利用したシステムの実現が期待される。
【0003】
このような環境下においては、分り易く直感的なインターフェイスの実現が望まれる。現在、多くのシステムでは、ユーザインタフェースとして、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)を採用している。GUIを用いたシステムでは、キーボードでコマンドを入力することなく、マウスやペン・タブレットでアイコンやメニューを選択することによってコンピュータを操作することを可能にしている。
【0004】
しかし、このようなGUIをユーザインターフェイスとして採用したシステムにおいても、全くコンピュータに関する知識や経験のないユーザは操作の困難性を感じ、全てのユーザに対して直感的な操作性を実現しているとは言い難い。
【0005】
より多くのユーザに対して直感的な操作感を実現するために、実世界指向インターフェイスとよばれる、現実の物理的なオブジェクトを用いて直感的なコンピュータの操作を実現する技術が研究されている。
【0006】
実世界指向のインターフェイスの一例として、ある物理的なオブジェクトにバーコード、2次元コードやRFID(Radio Frequency IDentification)を用いた構成がある。RFIDタグは、シリコンチップと、データを無線で送信できるアンテナからなり、あらゆるものに装着可能であり、実物体の識別データの送信タグとして利用される。RFIDタグは、無線読み取り装置(RFリーダ)が認識できる範囲内にある限り複数のタグを瞬時に判別可能となる。このような、バーコード、2次元コード、あるいはRFID等のID(識別子)情報を実物体に取り付け、コンピュータが、そのIDを認識し、IDの付けられたオブジェクトに応じた処理を行うシステムが提案されている。
【0007】
さらに、実世界の状況を積極的に利用したシステムとして、例えば特許文献1に記載のシステムがある。この特許文献1では、現実物と情報処理装置によって扱われる電子化された情報を対話的に対応付け、電子化された情報の直感的な参照及び操作を可能としたシステムを紹介している。
【0008】
また、非特許文献1には、Field Mouseというシステムが記載されている。この文献には、紙や平面に貼られたバーコードなどのIDを読み込み、読み込んだ後の移動量や方向を解析することで、紙や平面上の任意の位置に埋め込まれた電子情報にアクセスすることができる構成が紹介されている。
【0009】
また、特許文献2では、キーボードやマウスなどの従来の入力装置に代わり、紙などの実物体を用いた情報選択方法を提案している。本構成によれば、ユーザは紙上の任意の位置に記載された指示情報を選択することで指示情報に対応するコンテンツを出力したり、その指示情報に対応する制御をすることができる。そのため、ユーザは入力デバイスを直接意識することなく、直感的に操作を行うことが可能となる。
【0010】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、現実物と電子化された情報を対応付けることはできるが、現実物に対する任意の位置と電子化された情報を対応付けることは困難である。例えば、カード上に書かれた絵や文書ごとに電子化情報を埋め込むには、絵や文書をそれぞれ識別しなければならなく、バーコードのような識別子をカード上の配置しなければならない。そのため、カード上に複数の識別子を配置しなければならなく、カードのデザインに制約が生じる。また、識別子の代わりに形状や色で絵や文章を識別することも可能だが、一般にロバスト性に欠け、ロバスト性を向上させるために形状や色に何らかの制約が必要である。
【0011】
前述のRFIDタグを識別子としてカード上の絵や文書の位置に埋め込むことによって、デザイン上の制約を軽減することも可能であるが、カード上に配置したRFIDタグやそれを読み取るRFIDリーダのコストがかかるという問題が発生する。
【0012】
また、非特許文献1に記載の技術では、実物体に対する任意の位置に電子化情報を対応付けることができるが、実物体上のIDを識別し、識別したIDからの移動量や方向で位置を指定するため、明示的にIDを読み込むと言う操作が必要になる。そのため、ユーザは、最初に実物体上のIDを指示(選択)し、その後、実物体上の任意の場所を指示(選択)しなければならないという問題がある。
【0013】
また、特許文献2に記載の技術は、実物体に関する任意の位置に関連付けられた電子情報を選択する方法について明記したものであり、実物体に関する任意の位置と電子情報を関連付ける方法については明記されていない。特許文献2に記載のシステムでは、例えば野球の試合の組み合わせやチケット情報、選手に関する情報を提供したり、パンフレットやカタログの電子情報を提供するものを想定している。そのため、これらは電子情報を保持するコンテンツ提供者が関連付けをすればよく、ユーザ自身が関連付けを削除したり、変更したりすることはできなかった。従って、固定的な関連付け情報の下での処理に限定されてしまうという問題がある。
【0014】
また、特許文献2に記載の技術は、実物体は紙やシートなどの平面であり、2次元位置と電子情報が関連付けられている。そのため、平面の上空の位置や3次元物体の表面など3次元位置と電子情報を関連付けることはできない。
【0015】
【特許文献1】
特開平8−272803号
【特許文献2】
特開平11−53560号
【非特許文献1】
Itiro Siio、Toshiyuki Masui、及びKentaro Fukuchi共著の論文≡Real−World Interaction using the FieldMouse≡(Proceedings of the Symposium on User Interface Software and Technology(UIST≡99), pp.113−119, 1999)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、実物体に関する任意の位置を直接指示する処理、例えば、ポインタ等の位置入力装置を用いてユーザが実物体の様々な位置を指示することで、指示位置と電子情報との対応付け処理を実行するとともに、対応付けデータに従って、指示位置に応じた様々なデータ処理を実行することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
【0017】
さらに、本発明は、ユーザによる実物体の位置と電子情報との関連付けを自由に定義することを可能とし、ユーザが人形、写真、本、模型等、様々な実物体を独自にインタフェースとして設定することを可能とする。本発明は、平面的な位置の指示のみならず、例えば人形、模型、ぬいぐるみ等、あらゆるの実物体の任意の3次元位置と電子情報を対応付けて、指示位置に応じた様々なデータ処理を実行することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供するものである。
【0018】
本発明によれば、例えばぬいぐるみの口の位置にオリジナルの物語を語った音声データを関連付けたり、旅行先で購入したお土産の一部に画像データを関連付けたりすることを可能とした構成や、例えば友達に送る手紙の任意の位置に音声や画像などのオリジナルの電子情報を関連付けるなどにより、手紙の各位置を指示することで、ディスプレイに手紙に関連する画像が提示されたり、友達へのメッセーシをスピーカから出力させるなど、様々な実物体をユーザインタフェースとして適用したデータ処理の実行が可能となる。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面は、
情報処理装置であり、
実物体を識別する実物体識別部と、
実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測部と、
ユーザの指示する位置を入力する位置入力部と、
前記位置入力部からの入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換部と、
前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換部において生成した前記実物体座標系における位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する情報処理部を有し、
前記情報処理部は、前記関連付け設定処理において、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
【0020】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、さらに、前記情報処理部が関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理部と、前記対応リストに登録された電子情報を格納管理する電子情報管理部とを有し、前記情報処理部は、前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置入力部からの情報に基づいて前記位置座標変換部が生成した位置情報とに基づいて、前記対応管理部の管理する対応リストから、入力情報に対応付けられた電子情報を判別し、判別した電子情報を前記電子情報管理部から取得し、取得した電子情報に基づく処理を実行する制御を行なう構成であることを特徴とする。
【0021】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記電子情報は、画像データ、音声データ、テキストデータ、コンピュータ・プログラム、3次元モデルデータ、アプリケーションデータの少なくとも1つを含み、前記情報処理部は、前記電子情報の出力処理または起動処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記実物体位置・姿勢計測部は、実物体の3次元位置、姿勢を計測する構成であり、前記位置入力部は、ユーザの指示する位置の3次元位置を入力する構成であり、前記位置座標変換部は、前記位置入力部からの3次元位置入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を実物体座標系における3次元位置座標情報に変換する処理を実行する構成であり、前記情報処理部は、前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換部において生成した3次元位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0023】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理部は、実物体識別情報と位置情報と電子情報との関連付け設定処理において、位置情報を領域を持つ領域位置情報とし、該領域位置情報と他情報との関連付け設定処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0024】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、さらに、前記情報処理部が関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理部を有し、前記対応管理部は、前記領域位置情報と、他の情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する構成であることを特徴とする。
【0025】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記情報処理装置は、さらに、ネットワークを介したデータ送受信を実行する通信部を有し、前記情報処理部は、前記情報処理部が関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを前記通信部を介して、前記対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理部を有するサーバに送信するとともに、前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置入力部からの情報に基づいて前記位置座標変換部が生成した位置情報を前記サーバに送信し、サーバ内の前記対応管理部の管理する対応リストに基づいて検索された入力情報に対応付けられた電子情報をサーバから取得し、取得電子情報に基づく処理を実行する制御を行なう構成であることを特徴とする。
【0026】
本発明の第2の側面は、
実物体と電子情報との対応関係を設定する情報処理方法であり、
実物体を識別する実物体識別ステップと、
実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する情報処理ステップを有し、
前記情報処理ステップは、前記関連付け設定処理において、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行するステップであることを特徴とする情報処理方法にある。
【0027】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記情報処理ステップにおいて関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理ステップを有することを特徴とする。
【0028】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記実物体位置・姿勢計測ステップは、実物体の3次元位置、姿勢を計測し、前記位置入力ステップは、ユーザの指示する位置の3次元位置を入力し、前記位置座標変換ステップは、前記位置入力ステップにおける3次元位置入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を実物体座標系における3次元位置座標情報に変換する処理を実行し、前記情報処理部ステップは、前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した3次元位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行することを特徴とする。
【0029】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理ステップは、実物体識別情報と位置情報と電子情報との関連付け設定処理において、位置情報を領域を持つ領域位置情報として設定するとともに、前記領域位置情報に対して他情報の関連付け設定を実行することを特徴とする。
【0030】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記情報処理ステップにおいて関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理ステップを有し、前記対応管理ステップは、前記領域位置情報と、他の情報との対応関係データを対応リストとして登録管理することを特徴とする。
【0031】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記情報処理ステップにおいて関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを通信部を介して、対応リスト登録管理サーバに送信するステップを有することを特徴とする。
【0032】
本発明の第3の側面は、
実物体と電子情報との対応関係リストに基づくデータ処理を実行する情報処理方法であり、
実物体を識別する実物体識別ステップと、
実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報とに対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する電子情報選択ステップと、
前記電子情報選択ステップにおいて選択された電子情報を取得し、取得した電子情報に基づく処理を実行する電子情報実行ステップを有し、
前記電子情報選択ステップは、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報とが対応付けられた対応リストから、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記位置情報に対応付けられた電子情報を選択するステップであることを特徴とする情報処理方法にある。
【0033】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記電子情報は、画像データ、音声データ、テキストデータ、コンピュータ・プログラム、3次元モデルデータ、アプリケーションデータの少なくとも1つを含み、前記電子情報実行ステップは、前記電子情報の出力処理または起動処理を実行することを特徴とする。
【0034】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記実物体位置・姿勢計測ステップは、実物体の3次元位置、姿勢を計測し、前記位置入力ステップは、ユーザの指示する位置の3次元位置を入力し、前記位置座標変換ステップは、前記位置入力ステップにおける3次元位置入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を実物体座標系における3次元位置座標情報に変換する処理を実行し、前記電子情報選択ステップは、前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した3次元位置情報とに対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する処理を実行することを特徴とする。
【0035】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記電子情報選択ステップは、前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した位置情報とを入力し、該入力位置情報に基づく領域を設定し、該設定領域内の位置情報に対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する処理を実行することを特徴とする。
【0036】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記情報処理方法は、さらに、前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて前記位置座標変換ステップにおいて生成した位置情報をサーバに送信するステップと、前記サーバの管理する対応リストに基づいて、送信情報に対応付けられた電子情報をサーバから取得するステップと、取得電子情報に基づく処理を実行するステップと、を有することを特徴とする。
【0037】
本発明の第4の側面は、
実物体と電子情報との対応関係を設定する情報処理を実行するコンピュータ・プログラムであって、
実物体を識別する実物体識別ステップと、
実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する情報処理ステップを有し、
前記情報処理ステップは、前記関連付け設定処理において、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行するステップであるコンピュータ・プログラムにある。
【0038】
本発明の第5の側面は、
実物体と電子情報との対応関係リストに基づくデータ処理を実行するコンピュータ・プログラムであって、
実物体を識別する実物体識別ステップと、
実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報とに対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する電子情報選択ステップと、
前記電子情報選択ステップにおいて選択された電子情報を取得し、取得した電子情報に基づく処理を実行する電子情報実行ステップを有し、
前記電子情報選択ステップは、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報とが対応付けられた対応リストから、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記位置情報に対応付けられた電子情報を選択するステップであるコンピュータ・プログラムにある。
【0039】
【作用】
本発明の構成によれば、本やカード、あるいは模型、人形などの3次元の物体等のあらゆる実物体の任意位置と、画像データ、音声データ、テキストデータ、動画像データ、3次元モデルデータ、あるいは各種アプリケーションデータ、その他ゲーム、アニメーション等のコンピュータ・プログラム等の様々な電子情報との対応付け設定を容易に実行でき、対応関係登録データに基づく電子情報の出力、起動を行なうことが可能となるので、あらゆる実物体を入力インタフェースとした構成をユーザが自在に設定し構成することが可能となる。
【0040】
さらに、本発明の構成によれば、実物体の任意位置と、電子情報との対応付け設定を、ユーザの指示ポイントを判別し、実物体座標系における位置情報を登録する構成としたので、実物体が空間上で移動した場合でも、ユーザの指示位置を実物体の相対位置として把握可能であり、実物体識別子、位置情報と対応づけられた電子情報を取得し、画像出力等の様々な電子情報に基づく処理が可能となる。
【0041】
さらに、本発明の構成によれば、設定された対応関係を登録し、新たにユーザが実物体に対応した位置入力を行なったことを判別し、登録された対応関係データから識別された実物体および入力位置情報に相当する登録情報を選択し、選択された登録情報に対応付けられた電子情報を取得して、取得した電子情報に基づく処理、例えば画像データのディスプレイ表示、音声データの出力、あるいはコンピュータ・プログラムの起動等の処理が実行可能となる。
【0042】
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
【0043】
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1に本発明の情報処理装置の概要を説明するブロック図を示す。なお、具体的なハードウェア構成については後段で説明する。情報処理装置100は、実物体識別部101、実物体位置・姿勢計測部102、位置入力部103、位置座標変換部104、情報処理部105、対応関係管理部106、電子情報管理部107を有する。
【0045】
実物体識別部101は、実物体、例えば本、カード、模型、人形などの実物体を識別する。実物体の識別は、例えばバーコードや2次元コードのような光学的に識別可能な識別子や、RFID(Radio Frequency IDentification)タグのような無線技術を応用した識別子情報を実物体上に配置することによって実現することができる。あるいは、識別子の代わりに実物体の形状や色などの情報から実物体を識別する構成としてもよい。
【0046】
本、カード、模型、人形などの実物体に識別子(ID)が設定され、実物体識別部101は、この設定IDを読み取ることで実物体が何かを識別する。実物体に設定されるIDが、RFID(Radio Frequency IDentification)であれば、実物体識別部101は、RFIDからの送信データを受信可能な無線読み取り手段としてのRFIDリーダを有する構成となる。また、実物体に設定されるIDがバーコード、2次元コード等のコードデータであれば、実物体識別部101は、コードデータを読み取り可能な撮像手段としてのカメラを持つ構成となる。また、実物体識別部101を画像撮影手段としてのカメラを持つ構成とし、実物体識別部101が実物体の画像そのものから、画像認識を用いて、形状情報や色情報から実物体に対応するID識別処理を行ってもよい。この場合は、実物体にIDに対応するコードデータ等を添付することは必須ではない。
【0047】
実物体位置・姿勢計測部102では、実物体の位置及び姿勢が測定される。実物体の位置及び姿勢の計測は、例えば磁気方式、光学方式、超音波方式、機械方式などの従来から知られる3次元位置・姿勢計測装置を用いることで実現できる。
【0048】
磁気方式は磁気変換技術を利用した3次元計測であり、磁界内にコイルを置くと電流が誘起される現象を応用したものである。光学方式は3点以上のマーカをカメラで撮影し、得られた画像情報を元に3次元計測を行うものである。超音波方式は送信及び受信装置から構成され、受信された超音波の音圧や到達時間から3次元計測を行うものである。機械方式は多関節アームのような機械的な可動部を持ち、その動きから3次元位置情報を求めるものである。これらの3次元位置・姿勢計測装置を用いることによって実物体の位置及び姿勢計測を行うことが可能である。
【0049】
実物体位置・姿勢計測部102は、例えば本やカードなどの実物体を机の上で用いる場合、2次元的な位置及び姿勢のみを計測するために適用しても良い。すなわち、実物体の認識領域をある平面に制約して用いる場合には、3次元的な位置及び姿勢を求める必要はなく、2次元的な位置及び姿勢だけで十分となる。さらに、実物体が常に既定の位置に固定される場合には、実物体の位置及び姿勢を求める必要はない。あるいは姿勢が制約される場合には位置情報だけを計測しても良いし、位置が制約される場合には姿勢情報だけを計測しても良い。
【0050】
また、実物体識別部101及び実物体位置・姿勢計測部102は、実物体上に例えば「サイバーコード(Cybercode)」のような2次元コードが貼付されている場合、実物体の識別と位置・姿勢計測を同時に実行することができる。サイバーコードは、2次元的なビジュアル・コードの一種であり、サイバーコードの所在を表すための「ガイド・バー表示領域」と、2次元状のコード・パターンを表示する「コード・パターン表示領域」とで構成され、モザイク状の模様をなす。
【0051】
図2に実物体201の右上に2次元コード(サイバーコード)202が貼付された例を示す。コード・パターン表示領域内は、n×mマトリックス(同図では7x7)に配列されたセルで構成され、各セルを白又は黒の2値表現することで識別情報を付与することができる。但し、コード・パターン表示領域の4隅のコーナー・セルは、識別情報としてではなく位置合わせ(Image Registration)パターンとして、常に黒パターンとなっている。
【0052】
この2次元コード202の認識手順は、撮像画像を2値化するステップと、2値画像中からガイド・バーの候補を発見するステップと、ガイド・バー位置や方向に基づいてコーナー・セルを探索するステップと、ガイド・バー及びコーナー・セルを検出したことに応答して画像ビットマップ・パターンを復号化するステップとに大別される。さらに、エラービットの検査を行うことで、撮像画像中に正しいサイバー・コードが含まれていることを確認して、該コードの識別情報や位置情報を導出することができる。また、コーナー・セルの位置に基づいて、カメラやオブジェクトの傾きによって生じる歪みを算出して補償することができる。
【0053】
なお、サイバーコードの詳細については、例えば、本出願人に既に譲渡されている特開2000−82108号公報(「2次元コ―ド認識処理方法、2次元コ―ド認識処理装置、および媒体」)にも開示されている。
【0054】
図1に戻り、本発明の情報処理装置の構成についての説明を続ける。位置入力部103は実物体に関する位置情報の入力手段である。すなわち、上述の実物体位置・姿勢計測部102の実物体の位置に基づいて、実物体のどの部分をユーザが指示した位置であるかの情報を求めるために適用するユーザ指示位置の入力部である。
【0055】
位置入力部103を構成する入力手段としては、前述の実物体位置・姿勢計測部102と同様の3次元位置・姿勢計測装置を用いてもよいし、本やカードなどの平面上の2次元的な位置を入力する構成であれば、電子ペンなどの2次元的な絶対位置の入力可能な手段によって構成してもよい。また、位置入力部103で入力される位置は実物体表面上の位置に限らず、実物体内部もしくは実物体外部の位置であってもよい。
【0056】
位置座標変換部104では、実物体位置・姿勢計測部102から入力された実物体の位置及び姿勢と、位置入力部103で入力されたユーザの指示位置に対応する位置情報とに基づいて、ユーザの指示位置に対応する位置情報を実物体座標系における位置に変換する。すなわち、実物体に対する相対的なユーザの指示位置を求めるための座標変換処理を実行する。
【0057】
図3に実物体座標系への変換例を示す。図3では、実物体201の右上に貼付された実物体識別子(ID)としての2次元コード202を、実物体位置・姿勢計測部102を構成するカメラ301で撮影することによって、カメラ座標系(Xc,Yc,Zc)における実物体201の位置及び姿勢が計測される。カメラ座標系(Xc,Yc,Zc)は、実物体位置・姿勢計測部102を構成するカメラ301を中心(0,0,0)として、カメラ301の向き(姿勢)に応じた座標軸を設定した座標系である。
【0058】
また、位置入力部103を構成するポインタ302の所定位置にはマーカ303が複数配設されており、実物体位置・姿勢計測部102を構成するカメラ301から撮影された画像中のマーカ303の位置とポインタ302上に配設されたマーカ303の空間的な位置から、カメラ座標系(Xc,Yc,Zc)における位置入力部103を構成するポインタ302の位置が計算される。
【0059】
ここで、実物体位置・姿勢計測部102を構成するカメラ301を基準としたカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)における実物体201の位置及び姿勢情報を行列Mrとし、カメラ座標系(Xc,Yc,Zc)における位置入力部103を構成するポインタ302の位置をPcとすると、実物体座標系(Xr,Yr,Zr)における位置入力部103を構成するポインタ302の位置Prは次式(式1)から求めることができる。実物体座標系(Xr,Yr,Zr)は、実物体を基準とした座標系であり、図3に示すように、例えば実物体の識別子(ID)の付設位置の一定点(原点203)を原点とし、実物体の方向(姿勢)に応じて座標軸が設定される座標系である。
【0060】
【数1】
Pr=Mr-1・Pc ・・(式1)
【0061】
上述の式(式1)に基づいて、実物体座標系(Xr,Yr,Zr)における位置入力部103を構成するポインタ302の位置Prが求められる。この位置は、実物体に対するポインタ302の相対位置情報を示す。図3においては、実物体の識別子(ID)の付設位置に原点203を持ち、実物体の方向(姿勢)に応じた座標軸が設定された座標におけるポインタ302の3次元座標位置を示すことになる。
【0062】
なお、実物体201の位置・姿勢計測と位置入力部としてのポインタ302の位置計測が異なる計測装置で測定された場合でも容易に実物体座標系における位置へ変換することが可能である。図4に異なる計測装置を用いた場合の実物体座標系への変換例を示す。
【0063】
図4では、実物体201の右上に貼付されたサイバーコードからなる2次元コード202を実物体位置・姿勢計測部102を構成するカメラ301で撮影することによって、カメラ座標系(Xc,Yc,Zc)における実物体201の位置及び姿勢が計測される。位置入力部103を構成するポインタ302は、磁気方式の3次元位置・姿勢計測を実行する構成であり、近辺に配置した磁界発生器402で発生した磁界により位置入力部としてのポインタ302内に構成したコイル(図示せず)に電流が誘起され、これを電流検出処理部401で検出し、検出電流に基づいて磁界発生器402に対する相対的なポインタ302の位置が取得、すなわち、磁界発生器座標系(Xm,Ym,Zm)における位置入力部としてのポインタ302の位置が計測される。
【0064】
磁界発生器座標系(Xm,Ym,Zm)は、磁界発生器402を基準とした座標系であり、図4に示すように、例えば磁界発生器402の中心位置を原点とし、磁界発生器402の姿勢に基づいて設定される座標軸を持つ座標系である。
【0065】
磁界発生器402は、実物体位置・姿勢計測部102を構成するカメラ301に対して既知の場所に設置されている。すなわち、実物体位置・姿勢計測部102を構成するカメラ301に対する磁界発生器402の相対位置情報は取得されているものとする。あるいは磁界発生器402にマーカを配設し(図示しない)、そのマーカをカメラ301で撮影することによってカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)における磁界発生器402の位置及び姿勢を計測し、相対位置情報を取得する構成としても良い。
【0066】
カメラ座標系(Xc,Yc,Zc)における磁界発生器402の位置及び姿勢情報を行列Mm、実物体201の位置及び姿勢情報を行列Mrとする。磁界発生器座標系(Xm,Ym,Zm)における位置入力装置302の位置をPmとすると、実物体座標系(Xr,Yr,Zr)における位置入力装置302の位置Prは次式(式2)から求めることができる。
【0067】
【数2】
Pr=Mr-1・Mm・Pm ・・(式2)
【0068】
上述の式(式2)に基づいて、実物体座標系(Xr,Yr,Zr)における位置入力部103を構成するポインタ302の位置Prが求められる。この位置は、実物体201に対するポインタ302の相対位置情報を示す。図4においては、実物体の識別子(ID)の付設位置に原点203を持ち、実物体の方向(姿勢)に応じた座標軸が設定された座標におけるポインタ302の3次元座標位置を示すことになる。
【0069】
上述した例では、磁界発生器402がカメラ301に対し既知の場所に配置されていた構成であるが、逆にカメラ301が磁界発生器402に対し、既知の場所に配置されていても良い。この場合、磁界発生器座標系(Xm,Ym,Zm)におけるカメラ301の位置及び姿勢を行列Mcと表すと、実物体座標系(Xr,Yr,Zr)における位置入力装置302の位置Prは次式(式3)から求めることができる。
【0070】
【数3】
Pr=Mr-1・Mc-1・Pm ・・(式3)
【0071】
図1に戻り、本発明の情報処理装置の構成についての説明を続ける。電子情報管理部107では画像データ、音声データ、テキストデータ、動画像データ、3次元モデルデータ、あるいは各種アプリケーションデータ、その他ゲーム、アニメーション等のコンピュータ・プログラム等、情報処理部105において処理可能な電子化された情報を格納し管理する。これらの情報が、上述のポインタ等の位置入力部103の位置情報等と関連づけられる。
【0072】
この関連情報、すなわち音声データや画像データ、テキストデータなど情報処理部105において処理可能な電子化された情報と、実物体及び実物体座標系における任意の位置データとの対応関係を管理するのが対応関係管理部106である。対応関係管理部106では実物体及び実物体座標系における任意の位置と、電子情報管理部107に格納されている電子情報との対応関係を管理する。
【0073】
なお、対応関係管理部106及び電子情報管理部107は、情報処理装置の内部に構成してもよいが、対応関係管理部106及び電子情報管理部107をネットワーク上の端末(サーバ)に配置する構成としてもよい。
【0074】
実物体識別部101〜位置情報変換部104と、情報処理部105の一部機能をユーザ端末としての情報処理装置に構成し、ユーザ端末側の情報処理部105の制御の下に情報処理装置の通信部(図示せず)を介して、実物体の情報、ポインタ等の位置情報をネットワーク上の端末(サーバ)に送信し、サーバが、ユーザ端末から受信した実物体情報やポインタ位置情報に基づいて対応関係管理部106に電子化情報と、実物体とその位置データとの対応関係を格納する。
【0075】
また、ユーザ端末側の情報処理部105の制御の下に情報処理装置の通信部を介して、実物体の情報、ポインタ等の位置情報をネットワーク上の端末(サーバ)に送信し、サーバの対応関係管理部106の格納情報に基づいて電子情報管理部107から画像データ、音声データ、テキストデータ、動画像データ、3次元モデルデータ、あるいは各種アプリケーションデータ、その他ゲーム、アニメーション等のコンピュータ・プログラム等の様々な電子情報をサーバにおいて抽出し、ネットワークを介してユーザ端末が受信して、ユーザ端末のディスプレイ、スピーカ等に出力する構成としてもよい。
【0076】
このように、対応関係管理部106及び電子情報管理部107を、ネットワークに接続されたサーバに構成することで、各管理部の格納情報をネットワークに接続されたユーザ端末間で共有することが可能となり、異なる端末間であっても共通の対応関係情報に基づいた処理が可能となり、また共通の画像、音声等の電子情報にアクセスすることが可能となる。
【0077】
情報処理部105では、実物体識別部101において識別された情報と、位置座標変換部104において変換された位置と、電子情報管理部107において管理されている電子情報とを対応付け、対応関係管理部106に格納する。また、実物体識別部101において識別された情報と、位置座標変換部104において変換された位置から、対応関係管理部106で管理されている対応関係を検索し、実物体及び実物体座標系における位置に対応付けられている電子情報を読み込む。
【0078】
対応関係管理部106で管理されている対応関係データの構成例について、図5を参照して説明する。実物体及び実物体座標系における位置と、画像データ、音声データ、テキストデータ、あるいはゲーム、アニメーション等のコンピュータ・プログラム等の様々な電子情報との対応は、例えば図5に示すような対応リスト451が記憶部に格納されて管理される。
【0079】
例えば、実物体をバーコード、2次元コードなどで示される識別子(ID)で識別している場合、その識別子を実物体が何であるかを示す実物体識別子(ID)として管理する。また、実物体座標系における位置は、例えば、入力装置が3次元位置・姿勢計測装置の場合、3次元の座標値を位置情報とする。すなわち、実物体の表面上に電子情報を対応付けられるだけでなく、立体的な位置に電子情報を対応付けられる。例えば、実物体が図6に示すような立体的な人形である場合、目の位置には動画像データ、口や耳の位置には音声データ、体には人形の3次元モデルというように、人形の各部位に電子情報を対応付けることが可能である。あるいは、3次元的な位置情報を必要としない場合には、2次元の座標値を位置情報としても良い。
【0080】
さらに位置情報に加えて、距離dを情報として対応リスト451で管理することにより、任意の位置を中心とする半径dの領域を持つ位置情報、すなわち領域位置情報と電子情報とを対応付けることができる。あるいは、位置情報の代わりに、始点及び終点を対応リスト451で管理することにより、始点及び終点で定義される立方体の領域と電子情報とを対応付けても良い。
【0081】
実物体及び実物体座標系における位置と電子情報の対応関係を格納した対応リスト451では、実物体IDと位置に対し、電子情報を対応付けて管理する。電子情報は、例えばファイル形式で保存され、ファイルが保存されている情報端末のマシン名及びファイル名で管理される。つまり、電子情報は同一の情報端末が有する必要はなく、ネットワークで接続された複数の端末で共有することが可能である。
【0082】
また、この対応リスト451自身をサーバ等の特定端末に格納し、ネットワークで接続された複数端末間で共有することによって、異なる端末間でも同一の識別子を持つ実物体を用いて、対応された電子情報を読み出したり、あるいは新たに電子情報を対応させることが可能である。
【0083】
図7は、本発明の実施の形態に係る実物体を用いた情報処理装置のハードウェア構成例を示した図である。メイン・コントローラであるCPU(Central Processing Unit)501は、オペレーティング・システム(OS)の制御下で、例えば実物体及び実物体に対する任意の位置に電子情報を対応付けるためのアプリケーションを実行する。
【0084】
メモリ502は、CPU501において実行されるプログラム・コードをロードしたり、実行プログラムの作業データを一時保管するために使用されるRAM等により構成される記憶装置である。
【0085】
また、ROM(Read Only Memory)503は、データを恒久的に格納する半導体メモリであり、例えば、起動時の自己診断テスト(POST:Power On Self Test)や、ハードウェア入出力用のプログラム・コード(BIOS:Basic Input/Output System)などが書き込まれている。
【0086】
外部記憶装置504は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)や、光ディスクなどのランダムアクセスが可能な記憶媒体が望ましいがテープストリーマーなどのランダムアクセスの不得手な記憶媒体でも構成可能である。また、メモリースティックに代表される不揮発性の半導体メモリでもよい。あるいはネットワーク接続された他のシステムの外部記憶装置でもよい。さらにそれらの組み合わせでもよい。
【0087】
バス505はPCI(Peripheral Component Internet/Interface)バス等により構成され、各モジュール、入出力インターフェース、ネットワークインタフェースを介したデータ転送を可能にしている。
【0088】
入力インタフェース506は、キーボードやマウスなどのユーザ入力機器を本システムに接続するための装置である。また、実物体を識別するための実物体識別部および実物体位置・姿勢計測部を構成するカメラ521やRFIDリーダ(図示しない)などの入力装置が接続され、さらに、位置入力部を構成するポインタ523、磁界を発生しポインタからの電流検出を行なう磁界発生部および電流検出処理部522が接続される。なお、実物体を識別するための実物体識別部および実物体位置・姿勢計測部、あるいは位置計測部として何を適用するかによって接続デバイスは異なることになる。
【0089】
出力インタフェース507は、一般に、ユーザからの入力内容やその処理結果、あるいはエラー、その他のシステム・メッセージをユーザに明示的に示すためのディスプレイやスピーカなどの装置を接続するためのものである。さらに、ディスプレイやスピーカを介して電子情報である画像データや、音声データの出力が実行される。
【0090】
ネットワークインタフェース508は、例えばEthernet(登録商標)などの所定の通信プロトコルに従って、システムをLAN(Local Area Network)などの局所的ネットワークに接続したり、さらにはインターネットのような広域ネットワークに接続することを可能とした通信部である。
【0091】
次に、本発明の情報処理装置において実行する実物体及び実物体座標系における位置と電子情報の対応付け処理の手順について、図8に示したフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0092】
まず、ステップS101において対応付けをする電子情報、例えば画像データ、音声データ、テキストデータ、動画像データ、3次元モデルデータ、あるいは各種アプリケーションデータ、その他ゲーム、アニメーション等のコンピュータ・プログラム等の様々な電子情報を設定する。これらの電子情報は、例えば外部記憶手段としてのCD,DVD等の記憶手段に格納されたデータファイル、あるいはネットワークに接続されたサーバから取得するデータファイル、あるいはユーザ自身が生成したデータファイル等、どのような電子情報でも構わない。
【0093】
例えば、本発明の情報処理装置において、本発明の構成に従った対応付け処理プログラムによって、対応付けの設定対象となる電子情報が電子情報リストとしてディスプレイ上に表示される。ユーザは、表示リストから対応付け設定対象の電子情報を選択し、選択電子情報が対応付けの設定候補として登録される。図9に対応付け処理を実行する情報処理装置のディスプレイ上に表示される電子情報リストの例を示す。
【0094】
電子情報リスト701には対応付けの設定可能な電子情報を示す電子情報アイコン702や電子情報ファイル名が表示される。ユーザは、ディスプレイに表示される電子情報702を示すアイコンやファイル名を、例えば、キーボード、マウス、電子ペンなどを用いて選択することで、対応付けの設定候補として登録する。
【0095】
あるいは、通常のPC等に付属のキーボードやマウスを用いて選択することなく、前述のポインタ等の位置入力部の構成部品を用いて、ディスプレイに表示される電子情報を示す電子情報アイコン702やファイル名の選択処理を行なう構成としてもよい。
【0096】
図10に位置入力部としてのポインタ302を用いた電子情報リスト選択処理例を示す。図10では磁気方式の3次元位置・姿勢計測装置が位置入力部としてのポインタ302に用いられている。
【0097】
ディスプレイ801は磁界発生器402に対して既知の位置に設置されている。そのため、磁界発生器座標系(Xm,Ym,Zm)で計測されたディスプレイ801面上の位置は容易にディスプレイ座標系(Xd,Yd,Zd)に変換することが可能である。なお、ディスプレイ座標系は、ディスプレイを基準とした座標系であり、ディスプレイに設定される固定点を原点として、ディスプレイの方向に基づいて決定される座標軸を持つ座標系である。
【0098】
ポインタ302を用いてディスプレイ801上の電子情報のアイコン等を選択すると、ディスプレイ座標系(Xd,Yd,Zd)におけるポインタ302の位置、すなわち、ポインタ302が、ディスプレイ801上の電子情報リスト701中のどの電子情報アイコン702を示しているかを判別することができる。このように、位置入力部としてのポインタ302を電子情報の選択処理にも用いることによって、ユーザは様々な入力装置を持ち替える手間が省け、より直感的な操作で、実物体及び実物体座標系における位置と電子情報を対応付けることが可能となる。
【0099】
また、対応付けをする電子情報、例えば画像データ、音声データ、テキストデータ、動画像データ、3次元モデルデータ、あるいは各種アプリケーションデータ、その他ゲーム、アニメーション等のコンピュータ・プログラム等の様々な電子情報は、前述したように、様々な媒体の格納情報、ネットワークを介して入手した情報、ユーザの生成情報等、様々である。例えば、図10に示すカメラ301の撮影する静止画像や動画像を対応付け対象の電子情報として入力することも可能である。あるいは、マイクなどを通して入力したユーザのメッセージ等の音声データを入力し、入力情報を対応付けをする電子情報としても良い。
【0100】
図8のフローに戻り、対応付け処理の手順の説明を続ける。ステップS101において、実物体および実物体における位置情報と対応付ける電子情報の設定が済むと、次に、ステップS102において、電子情報と対応付ける実物体及び実物体座標系における位置情報を入力する。前述したように、実物体の識別は実物体識別部101で、例えば実物体に設定された2次元コード等の識別情報に基づいて取得される。
【0101】
また、実物体座標系における位置は、実物体位置・姿勢計測部102により計測された実物体の位置・姿勢に基づいて、ポインタ等の位置入力部103の入力位置情報を、位置座標変換部104で変換して算出される。
【0102】
算出される位置情報は、実物体を基準とした座標系における位置であり、実物体のどの位置をユーザが指示しているかを判別可能な位置情報である。これらは、例えば図6の人形が実物体である場合は、ユーザが耳、口、あるいは目等、どの位置を指示しているかを示す位置情報になる。
【0103】
次に、ステップS103では、ステップS102で入力された実物体及び実物体座標系における位置にすでに電子情報が対応付けられているか否かをチェックする。すなわち、対応関係管理部が記憶部に格納している対応リスト(図5参照)に、入力した実物体IDおよび位置情報と、同一の情報が登録され、すでに何らかの電子情報との対応が設定されているか否かを判定する。
【0104】
対応リストに同一の登録情報が存在する場合にはステップS104で、対応リストからその登録情報を削除する。ただし、同一実物体IDおよび位置情報に複数の電子情報、例えば画像情報ファイルと音声情報ファイルとを対応付けることも可能であり、登録済みの情報を削除するか否かは、ユーザの判定に基づいて決定してもよい。
【0105】
続いて、ステップS105において、ステップS102において入力された実物体及び実物体座標系における位置と、ステップS101で入力された電子情報との対応付けの登録を行う。すなわち、対応リスト(図5参照)に登録する。
【0106】
前述したように対応リスト(図5参照)の登録情報は、例えば、実物体をバーコードなどのような識別子で識別している場合、その識別子を実物体IDとして管理し、また、実物体座標系における位置は、3次元座標値を位置情報とする。3次元的な位置情報を必要としない場合には、2次元の座標値を位置情報としても良い。さらに位置情報に加えて、距離dを情報として対応リストに登録し、任意の位置を中心とする半径dの領域を持つ領域位置情報と電子情報とを対応付ける構成としてもよい。距離dの値は、例えば予めデフォルト値を設定しておくか、ユーザが任意に設定可能とする。あるいは、単一の位置情報の代わりに、2つの位置情報、すなわち始点及び終点位置情報をリストに登録管理することにより、始点及び終点で定義される立方体の領域と電子情報とを対応付ける構成としてもよい。
【0107】
また、対応リストに登録する電子情報としては、アプリケーションプログラムを特定の位置情報に関連付けて登録可能である。また、アプリケーションプログラムに対してさらに複数の画像データや音声データを関連付けて設定してもよい。
【0108】
例えば、図6に示す実物体201としてのぬいぐるみの口にポインタを持っていくと、口の位置情報に対応付けられたアプリケーションが起動し、そのアプリケーションに関連付けられた様々な音声情報、画像情報を読み出して、情報処理装置のディスプレイおよびスピーカを出力部として物語を展開するなどの構成が可能である。
【0109】
このようにして、ユーザは実物体に関する任意の位置に電子情報を自由に関連付けて、対応リスト(図5参照)に登録することが可能である。また、関連付けを生成、編集するばかりではなく、対応リストに登録済みの情報を削除することも可能である。削除処理は、例えばステップS101において空の電子情報を選択し、削除したい位置をユーザがポインタで指定する処理を実行することで、対応リストからの登録情報削除が可能となる。
【0110】
次に、本発明の情報処理装置において、上述した対応付け処理を実行後、登録された対応リスト(図5参照)に基づいて、様々なデータ処理を実行する処理手順について、図11のフローを参照して説明する。すなわち、実物体及び実物体座標系におけるユーザの指定する位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて、対応リストから関連付けられた電子情報を選択して、選択した関連電子情報に基づく処理、例えば画像データの提示、音声データの出力、コンピュータ・プログラムの起動等の様々なデータ処理を実行する処理手順について図11に示したフローチャートを参照して説明する。
【0111】
まず、ステップS201において実物体及び実物体座標系における位置を入力する。前述したように、実物体の識別は実物体識別部101で、例えば実物体に設定された2次元コード等の識別情報に基づいて取得される。
【0112】
また、実物体座標系における位置は、実物体位置・姿勢計測部102により計測された実物体の位置・姿勢に基づいて、ポインタ等の位置入力部103の入力位置情報を、位置座標変換部104で変換して算出される。
【0113】
次に、ステップS202において、ステップS201で入力された実物体及び実物体座標系における位置が、対応関係管理部106の管理する対応リスト(図5参照)に登録された実物体ID及び位置情報と一致するものがあるか否かが判定される。ここで、実物体座標系における位置は、前述した入力位置と登録位置とが、距離d以内であれば、同じ位置を指していると見なしても良い。距離:dは、前述したように、任意の位置を中心とする半径dの領域と電子情報とを対応付ける構成において適用される値である。距離dの値は、例えば予めデフォルト値を設定しておくか、ユーザが任意に設定可能とする。
【0114】
ステップS203において対応する電子情報が対応リスト中にあると判定された場合、ステップS204へ進み、対応リストに登録された電子情報に基づくデータ処理が実行される。登録された電子情報が動画像データなら動画像データを再生する。登録された電子情報が3次元モデルデータなら3次元モデルの表示を実行する。登録された電子情報がアプリケーションプログラムであれば、アプリケーションプログラムを起動する。
【0115】
登録された電子情報がアプリケーションプログラムである場合は、例えば起動されたプログラムに関連付けられた様々な音声情報、画像情報を読み出して、情報処理装置のディスプレイおよびスピーカを出力部として物語を展開するなどの構成が可能である。
【0116】
ステップS203の判定において、入力された実物体と位置に対応する電子情報が対応リストに無いと判定した場合には処理は終了となる。ここで、対応する電子情報がないことをユーザに知らせるメッセージや音を出力しても良い。
【0117】
以上、説明したように、実物体に対する任意の位置に電子情報を自由に対応付けることが可能である。また、すでに対応付けられた電子情報は、その位置を指定することによって容易に読み込むことが可能である。
【0118】
なお、上述したフローチャートを用いて説明した各処理、すなわち、情報処理装置において実行する実物体及び実物体座標系における位置と電子情報の対応付け処理、および対応リストに基づくデータ処理等の各種処理は、ROM他の記憶媒体に記録されたプログラムに従って実行される。
【0119】
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0120】
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
【0121】
例えば、プログラムは記憶媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0122】
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記憶媒体にインストールすることができる。
【0123】
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。
【0124】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の構成によれば、本やカード、あるいは模型、人形などの3次元の物体等のあらゆる実物体の任意位置と、画像データ、音声データ、テキストデータ、動画像データ、3次元モデルデータ、あるいは各種アプリケーションデータ、その他ゲーム、アニメーション等のコンピュータ・プログラム等の様々な電子情報との対応付け設定を容易に実行でき、対応関係登録データに基づく電子情報の出力、起動を行なうことが可能となるので、あらゆる実物体を入力インタフェースとした構成をユーザが自在に設定し構成することが可能となる。
【0125】
さらに、本発明の構成によれば、実物体の任意位置と、電子情報との対応付け設定を、ユーザの指示ポイントを判別し、実物体座標系における位置情報を登録する構成としたので、実物体が空間上で移動した場合でも、ユーザの指示位置を実物体の相対位置として把握可能であり、実物体識別子、位置情報と対応づけられた電子情報を取得し、画像出力等の様々な電子情報に基づく処理が可能となる。
【0126】
さらに、本発明の構成によれば、設定された対応関係を登録し、新たにユーザが実物体に対応した位置入力を行なったことを判別し、登録された対応関係データから識別された実物体および入力位置情報に相当する登録情報を選択し、選択された登録情報に対応付けられた電子情報を取得して、取得した電子情報に基づく処理、例えば画像データのディスプレイ表示、音声データの出力、あるいはコンピュータ・プログラムの起動等の処理が実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の全体概要を説明するブロック図である。
【図2】本発明の情報処理装置の処理対象となる実物体の例(書籍)および実物体識別情報としての2次元コードを示す図である。
【図3】本発明の情報処理装置において実行する座標変換処理について説明する図である。
【図4】本発明の情報処理装置において実行する座標変換処理について説明する図である。
【図5】本発明の情報処理装置の対応関係部の管理する対応リストの構成例について説明する図である。
【図6】立体的な形状を持つ実物体の位置と電子情報の対応付け例について説明する図である。
【図7】本発明の情報処理装置のハードウェア構成例手を示す図である。
【図8】本発明の情報処理装置において実行する実物体及び実物体座標系における位置と電子情報の対応付け処理の手順について説明するフローチャートを示す図である。
【図9】本発明の情報処理装置において実行する実物体及び実物体座標系における位置と電子情報の対応付け処理に適用する電子情報リストの例を示す図である。
【図10】本発明の情報処理装置において実行する実物体及び実物体座標系における位置と電子情報の対応付け処理にポインタを適用した場合の処理について説明する図である。
【図11】本発明の情報処理装置において実行する対応リストに基づくデータ処理手順を説明するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
101 実物体識別部
102 実物体位置・姿勢計測部
103 位置入力部
104 位置座標変換部
105 情報処理部
106 対応関係管理部
107 電子情報管理部
201 実物体
202 2次元コード
203 原点
301 カメラ
302 ポインタ
303 マーカ
401 電流検出処理部
402 磁界発生器
451 対応リスト
501 CPU
502 メモリ
503 ROM
504 外部記憶装置
505 バス
506 入力インタフェース
507 出力インタフェース
508 ネットワークインタフェース
521 カメラ
522 磁界発生部および電流検出処理部
523 ポインタ
701 電子情報リスト
702 電子情報アイコン
801 ディスプレイ

Claims (20)

  1. 情報処理装置であり、
    実物体を識別する実物体識別部と、
    実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測部と、
    ユーザの指示する位置を入力する位置入力部と、
    前記位置入力部からの入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換部と、
    前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換部において生成した前記実物体座標系における位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する情報処理部を有し、
    前記情報処理部は、前記関連付け設定処理において、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記情報処理部が関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理部と、
    前記対応リストに登録された電子情報を格納管理する電子情報管理部とを有し、
    前記情報処理部は、
    前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置入力部からの情報に基づいて前記位置座標変換部が生成した位置情報とに基づいて、前記対応管理部の管理する対応リストから、入力情報に対応付けられた電子情報を判別し、判別した電子情報を前記電子情報管理部から取得し、取得した電子情報に基づく処理を実行する制御を行なう構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記電子情報は、
    画像データ、音声データ、テキストデータ、コンピュータ・プログラム、3次元モデルデータ、アプリケーションデータの少なくとも1つを含み、
    前記情報処理部は、前記電子情報の出力処理または起動処理を実行する構成であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実物体位置・姿勢計測部は、実物体の3次元位置、姿勢を計測する構成であり、
    前記位置入力部は、ユーザの指示する位置の3次元位置を入力する構成であり、
    前記位置座標変換部は、前記位置入力部からの3次元位置入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を実物体座標系における3次元位置座標情報に変換する処理を実行する構成であり、
    前記情報処理部は、前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換部において生成した3次元位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理部は、
    実物体識別情報と位置情報と電子情報との関連付け設定処理において、位置情報を領域を持つ領域位置情報とし、該領域位置情報と他情報との関連付け設定処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、さらに、
    前記情報処理部が関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理部を有し、
    前記対応管理部は、
    前記領域位置情報と、他の情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する構成であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、さらに、
    ネットワークを介したデータ送受信を実行する通信部を有し、
    前記情報処理部は、
    前記情報処理部が関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを前記通信部を介して、前記対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理部を有するサーバに送信するとともに、前記実物体識別部の識別した実物体識別情報と、前記位置入力部からの情報に基づいて前記位置座標変換部が生成した位置情報を前記サーバに送信し、サーバ内の前記対応管理部の管理する対応リストに基づいて検索された入力情報に対応付けられた電子情報をサーバから取得し、取得電子情報に基づく処理を実行する制御を行なう構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 実物体と電子情報との対応関係を設定する情報処理方法であり、
    実物体を識別する実物体識別ステップと、
    実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
    ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
    前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
    前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する情報処理ステップを有し、
    前記情報処理ステップは、前記関連付け設定処理において、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行するステップであることを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記情報処理ステップにおいて関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理ステップを有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記実物体位置・姿勢計測ステップは、実物体の3次元位置、姿勢を計測し、
    前記位置入力ステップは、ユーザの指示する位置の3次元位置を入力し、
    前記位置座標変換ステップは、前記位置入力ステップにおける3次元位置入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を実物体座標系における3次元位置座標情報に変換する処理を実行し、
    前記情報処理部ステップは、前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した3次元位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  11. 前記情報処理ステップは、
    実物体識別情報と位置情報と電子情報との関連付け設定処理において、位置情報を領域を持つ領域位置情報として設定するとともに、前記領域位置情報に対して他情報の関連付け設定を実行することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  12. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記情報処理ステップにおいて関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを対応リストとして登録管理する対応管理ステップを有し、
    前記対応管理ステップは、
    前記領域位置情報と、他の情報との対応関係データを対応リストとして登録管理することを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記情報処理ステップにおいて関連付け設定をした実物体識別情報と位置情報と電子情報との対応関係データを通信部を介して、対応リスト登録管理サーバに送信するステップを有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  14. 実物体と電子情報との対応関係リストに基づくデータ処理を実行する情報処理方法であり、
    実物体を識別する実物体識別ステップと、
    実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
    ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
    前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
    前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報とに対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する電子情報選択ステップと、
    前記電子情報選択ステップにおいて選択された電子情報を取得し、取得した電子情報に基づく処理を実行する電子情報実行ステップを有し、
    前記電子情報選択ステップは、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報とが対応付けられた対応リストから、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記位置情報に対応付けられた電子情報を選択するステップであることを特徴とする情報処理方法。
  15. 前記電子情報は、
    画像データ、音声データ、テキストデータ、コンピュータ・プログラム、3次元モデルデータ、アプリケーションデータの少なくとも1つを含み、
    前記電子情報実行ステップは、前記電子情報の出力処理または起動処理を実行することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  16. 前記実物体位置・姿勢計測ステップは、実物体の3次元位置、姿勢を計測し、
    前記位置入力ステップは、ユーザの指示する位置の3次元位置を入力し、
    前記位置座標変換ステップは、前記位置入力ステップにおける3次元位置入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を実物体座標系における3次元位置座標情報に変換する処理を実行し、
    前記電子情報選択ステップは、前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した3次元位置情報とに対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する処理を実行することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  17. 前記電子情報選択ステップは、
    前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した位置情報とを入力し、該入力位置情報に基づく領域を設定し、該設定領域内の位置情報に対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する処理を実行することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  18. 前記情報処理方法は、さらに、
    前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて前記位置座標変換ステップにおいて生成した位置情報をサーバに送信するステップと、
    前記サーバの管理する対応リストに基づいて、送信情報に対応付けられた電子情報をサーバから取得するステップと、
    取得電子情報に基づく処理を実行するステップと、
    を有することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  19. 実物体と電子情報との対応関係を設定する情報処理を実行するコンピュータ・プログラムであって、
    実物体を識別する実物体識別ステップと、
    実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
    ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
    前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
    前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報と、電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行する情報処理ステップを有し、
    前記情報処理ステップは、前記関連付け設定処理において、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報との対応関係の関連付け設定処理を実行するステップであるコンピュータ・プログラム。
  20. 実物体と電子情報との対応関係リストに基づくデータ処理を実行するコンピュータ・プログラムであって、
    実物体を識別する実物体識別ステップと、
    実物体の位置、姿勢を計測する実物体位置・姿勢計測ステップと、
    ユーザの指示する位置を入力する位置入力ステップと、
    前記位置入力ステップにおける入力情報に基づいて、ユーザの指示位置を前記実物体に対して固定した座標系である実物体座標系における位置情報に変換する位置座標変換ステップと、
    前記実物体識別ステップにおいて識別した実物体識別情報と、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記実物体座標系における位置情報とに対応付けられた電子情報を対応リストに基づいて選択する電子情報選択ステップと、
    前記電子情報選択ステップにおいて選択された電子情報を取得し、取得した電子情報に基づく処理を実行する電子情報実行ステップを有し、
    前記電子情報選択ステップは、1つの実物体識別情報に対して、前記実物体座標系における複数の異なる位置情報と、複数の異なる電子情報とが対応付けられた対応リストから、前記位置座標変換ステップにおいて生成した前記位置情報に対応付けられた電子情報を選択するステップであるコンピュータ・プログラム。
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