JP2001166861A - 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体

Info

Publication number
JP2001166861A
JP2001166861A JP35085899A JP35085899A JP2001166861A JP 2001166861 A JP2001166861 A JP 2001166861A JP 35085899 A JP35085899 A JP 35085899A JP 35085899 A JP35085899 A JP 35085899A JP 2001166861 A JP2001166861 A JP 2001166861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
identification code
predetermined
file
registration information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35085899A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Ihara
圭吾 井原
Junko Fukuda
純子 福田
Takahiko Sueyoshi
隆彦 末吉
Jiyunichi Rekimoto
純一 暦本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35085899A priority Critical patent/JP2001166861A/ja
Publication of JP2001166861A publication Critical patent/JP2001166861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】情報処理装置における、実行処理の指定操作の
操作性を向上させる。 【課題手段】複数の識別コードにそれぞれ対応する登録
情報を記憶する記憶手段54と、識別コードを撮像する
撮像手段4と、撮像手段4で撮像された識別コードに対
応する登録情報を記憶手段に記憶されている登録情報の
なかから検索し、当該検索された登録情報に基づく処理
を実行する検索処理手段40と、検索処理手段40の処
理結果を表示する表示手段11とを設け、表示手段11
に表示された識別コード及び当該表示手段11以外の撮
像対象に表示された識別コードのうちの所望の識別コー
ドを撮像手段4で撮像して、当該撮像された識別コード
に応じた処理を情報処理装置に実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置及び情
報処理方法並びにプログラム格納媒体に関し、例えば2
次元バーコードを撮像し、当該撮像された2次元バーコ
ードに応じた処理を実行する情報処理装置及び情報処理
方法並びにプログラム格納媒体に適用して好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータにおいて
は、当該パーソナルコンピュータのマニュアル(取扱説
明書)が冊子として提供されており、ユーザは当該冊子
を読んで所望の情報を得るようになされている。
【0003】これに対して近年、パーソナルコンピュー
タにおいてハードディスクやCD−ROM(Conpact Di
sk-Read Only Memory )にマニュアルの内容情報を記録
し、当該マニュアルの内容を画面に表示する、いわゆる
オンラインマニュアルが一般的になってきた。このオン
ラインマニュアルは冊子のマニュアルに比べて嵩張ら
ず、また内容情報の検索が容易である等の利点を有して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるオン
ラインマニュアルを閲覧するためには、例えばマウスや
タッチパッド等のポインティングデバイスを用いてパー
ソナルコンピュータを操作しなければならず、当該ポイ
ンティングデバイスの操作に習熟していないユーザにと
っては利用しにくいものであるという問題があった。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一段と操作性を向上させた情報処理装置及び情報処
理方法並びにプログラム格納媒体を提案しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数の識別コードにそれぞれ対応
する登録情報を記憶する記憶手段と、識別コードを撮像
し、当該撮像した画像データを所定の通信手段を介して
供給する撮像手段と、撮像手段から供給される画像デー
タに基づいて、撮像された識別コードに対応する登録情
報を記憶手段から読み出し、登録情報に応じた所定の処
理を実行し、その処理結果を所定の表示手段に表示する
実行手段とを設けたことにより、表示手段に表示された
識別コードを撮像手段で撮像するだけで、容易に当該識
別コードに応じた処理を実行手段に実行させることがで
き、情報処理装置の操作性を向上することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面について本発明の一実施
の形態を詳述する。
【0008】(1)画像処理システムの全体構成 図1において、1は全体として本発明を適用した画像処
理システムを示し、情報処理装置としてのノートブック
型パーソナルコンピュータ(以下、これをノートパソコ
ンと呼ぶ)2に、CD−ROM(Compact Disk-Read On
ly Memoly )ドライブ3、及び撮像手段としての、US
B(Universal Serial Bus)インターフェースを介して
接続されたCCD(Charge Coupled Device )カメラ4
(以下、これをUSBカメラと呼ぶ)4が接続されてお
り、ノートパソコン2は後述する2次元バーコード認識
プログラムに基づいて動作し、USBカメラ4で撮像し
た2次元バーコードに対応するコンテンツデータを、C
D−ROMドライブ3に装着されたCD−ROM(図示
せず)から読み出して表示するようになされている。
【0009】(1−1)ノートパソコンの全体構成 次に、ノートパソコン2の全体構成を説明する。ノート
パソコン2においては、本体5と、当該本体5に対して
開閉自在に取り付けられた表示部6とによって構成され
ている。
【0010】本体5には、その上面に各種文字や記号及
び数字等を入力するための複数の操作キー7、マウスカ
ーソルの移動に用いられるスティック式ポインティング
デバイス(以下、これを単にスティックと呼ぶ)8、通
常のマウスにおける左ボタン及び右ボタンに相当する左
クリックボタン8A及び右クリックボタン8B、マウス
カーソルをスクロールボタンに合わせることなくスクロ
ールバーを操作するためのセンタボタン8C、内蔵スピ
ーカ9A及び9B、押圧式の電源スイッチ10が設けら
れている。
【0011】表示部6には、その正面に、反射型TFT
−LCD(Thin Film Transistor-Liquid Cryctal Displ
ay) でなる液晶表示パネルを用いた液晶ディスプレイ1
1が設けられると共に、当該液晶ディスプレイ11の左
端近傍にマイクロフォン12が設けられ当該マイクロフ
ォン12を介して集音し得るようになされている。
【0012】また表示部6には、液晶ディスプレイ11
の左隣近傍及び右隣近傍にそれぞれツメ13及び14が
設けられ、当該ツメ13及び14と対応する本体5の所
定位置には孔部16及び17が設けられており、表示部
6を本体5に閉塞した状態でツメ13及び14がそれぞ
れ対応する孔部16及び17に嵌合される。
【0013】これに対して本体5に閉塞した表示部6の
前側を持ち上げるようにすれば、孔部16及び17に嵌
合しているツメ13及び14を容易に外すことができ、
かくして表示部6を本体5に対して展開し得る。また本
体5の前側面には、電源ランプPL、電池ランプBL及
びメッセージランプML等のLED(Light EmittingDi
ode)が設けられている。
【0014】さらに本体5の右側面には、IrDA(Inf
rared Data Association) 準拠の赤外線ポート19、ヘ
ッドフォン端子20、マイクロフォン用入力端子21、
USB(Universal Serial Bus)端子22、外部電源コネ
クタ23、外部ディスプレイ用コネクタ24、ダイヤル
の回転操作及び押圧操作によって所定の処理を実行する
ための命令を入力し得るジョグダイヤル25、及びモジ
ュラージャック用のモデム端子26が設けられている。
【0015】一方、図2に示すように本体5の左側面に
は、排気孔28、PCMCIA(Personal Computer Mem
ory Card International Association) 規格のPC(Per
sonal Computer) カードに対応したPCカードスロット
29及び4ピン対応のIEEE(Institute of Electric
al and Electronics Engineers) 1394端子30が設
けられている。
【0016】さらに図3に示すように、本体5の後側面
にはバッテリコネクタ31が設けられており、底面には
バッテリパック32(図1)を取り外すためのスライド
式取り外しレバー33及び当該スライド式取り外しレバ
ー33のスライドをロックするロックレバー34が設け
られると共に、動作を中断して電源投入時の環境を再構
成するためのリセットスイッチ35が設けられている。
なお、バッテリパック32はバッテリコネクタ31に対
して着脱自在に接続される。
【0017】(1−2)ノートパソコンの回路構成 図4に示すように、ノートパソコン2においては、当該
ノートパソコン2の各種機能を統括的に制御する実行手
段としてのCPU(Central Processing Unit)40が
ホストバス41に接続されており、当該CPU40によ
ってRAM(Randam Access Memory)42にロードされ
た各種プログラムやアプリケーションソフトウェアに応
じた処理を、クロックジェネレータ43から与えられる
システムクロックに基づいて所定の動作速度で実行する
ことにより各種機能を実現し得るようになされている。
【0018】またホストバス41にはキャッシュメモリ
44が接続されており、CPU40が使用するデータを
キャッシュし、高速アクセスを実現し得るようになされ
ている。
【0019】このホストバス41は、PCI(Periphera
l Component Interconnect) バス45とホスト−PCI
ブリッジ46を介して接続されており、当該PCIバス
45にはビデオコントローラ47、IEEE(Institute
of Electrical and Electronics Engineers) 1394
インターフェース48及びPC(Personal Computer)カ
ードインターフェース49が接続されている。
【0020】ここでホスト−PCIブリッジ46は、C
PU40と、ビデオコントローラ47、IEEE139
4インターフェース48及びPCカードインターフェー
ス49との間で行われる各種データの授受を制御すると
共に、メモリバス50を介して接続されたRAM42の
メモリコントロールを行うようになされている。
【0021】またホスト−PCIブリッジ46は、ビデ
オコントローラ47とAGP(Accelerated Graphics Po
rt) に沿った信号線を介して接続されており、これによ
りホスト−PCIブリッジ46及びビデオコントローラ
47間で画像データを高速転送し得るようになされてい
る。
【0022】ビデオコントローラ47は、適時供給され
る各種アプリケーションソフトウェアに基づく画像デー
タを内蔵のVRAM(Video Randam Access Memory)に
格納して適宜読み出し、これを液晶ディスプレイ11に
出力して表示する。
【0023】PCカードインターフェース49は、PC
カードスロット29と直結されており、当該PCカード
スロット29に挿入されたPCカード3Aを介してCD
−ROMドライブ3と接続し得るようになされている。
【0024】IEEE1394インターフェース48は
IEEE1394端子30と直結されており、当該IE
EE1394端子30を介して他のコンピュータ装置や
ディジタルビデオカメラ等の外部デバイスと接続し得る
ようになされている。
【0025】PCIバス45は、ISA(Industrial St
andard Architecture)バス52とPCI−ISAブリッ
ジ53を介して接続されており、当該PCI−ISAブ
リッジ53には記憶手段としてのハードディスクドライ
ブ(HDD)54及びUSB(Universal Serial Bus)端
子55が接続されている。
【0026】ここでPCI−ISAブリッジ53は、I
DE(Integrated Drive Electronics)インターフェー
ス、コンフィギュレーションレジスタ、RTC(Real-Ti
me Clock) 回路及びUSBインターフェース等によって
構成されており、クロックジェネレータ43から与えら
れるシステムクロックを基にIDEインターフェースを
介してHDD54の制御を行う。
【0027】HDD54のハードディスクには、Window
s98(商標) 等のオペレーティングシステム(Operating
System:OS)、電子メールプログラム、ブラウザプロ
グラム、さらにこれ以外の各種アプリケーションソフト
ウェアが記憶されており、起動処理の過程で適時RAM
42に転送される。
【0028】またPCI−ISAブリッジ53は、US
B端子22を介して接続されるUSBカメラ4をUSB
インターフェースを介して制御すると共に、ISAバス
52に接続されるモデム56及びサウンドコントローラ
57の制御を行う。
【0029】モデム56は、モデム端子26から図示し
ない公衆電話回線及びインターネットを介してインター
ネットサービスプロバイダ(以下、これをプロバイダと
呼ぶ)に接続し、当該プロバイダとの間でアクセスする
ようになされている。
【0030】サウンドコントローラ57は、マイクロフ
ォン12から取り込まれた音声信号をディジタル変換し
て音声データを生成し、これをCPU40に出力すると
ともに、CPU40から供給される音声データをアナロ
グ変換して音声信号を生成し、これを内蔵スピーカ9A
及び9Bを介して外部に出力する。
【0031】またISAバス52には、I/O(In/Out)
コントローラ58が接続されており、電源供給充電制御
回路59を介して外部電源コネクタ23から電力の供給
を受け、電源スイッチ10がオンされたときに各回路へ
電力の供給を行う。なお、ここでもI/Oコントローラ
58は、クロックジェネレータ43から供給されるシス
テムクロックを基に動作する。
【0032】また電源供給充電制御回路59は、I/O
コントローラ58によって制御され、バッテリコネクタ
31(図3)に接続されたバッテリパック32の充電を
制御する。
【0033】このI/Oコントローラ58はマイクロコ
ントローラ、I/Oインターフェース、CPU、ROM
及びRAM等によって構成されており、フラッシュメモ
リ60に格納されているシステムBIOS(Basic Input
/Output System) に基づいて、OSやアプリケーション
ソフトウェアと、液晶ディスプレイ8やHDD54等の
各種周辺機器との間におけるデータの入出力を制御す
る。
【0034】またI/Oコントローラ58は、赤外線ポ
ート19と接続されており、例えば他のコンピュータ装
置との間で赤外線通信を実行し得るようになされてい
る。
【0035】ところでI/Oコントローラ58のROM
には、ウェイクアッププログラム、キー入力監視プログ
ラム及びLED制御プログラム、その他種々の制御プロ
グラムが格納されている。
【0036】ここでウェイクアッププログラムは、PC
I−ISAブリッジ53内のRTC回路から供給される
現在時刻が予め設定した開始時刻になると、CPU40
によって所定の処理を実行するように制御されたプログ
ラムであり、キー入力監視プログラムは操作キー7及
び、その他の各種キースイッチからの入力を監視するプ
ログラムである。
【0037】LED制御プログラムは、電源ランプP
L、電池ランプBL、メッセージランプML等の各種表
示ランプであるLED(Light Emitting Diode)61の点
灯を制御するプログラムである。
【0038】またI/Oコントローラ58のRAMに
は、ウェイクアッププログラム用の設定時刻レジスタ、
キー入力監視プログラム用のキー入力監視レジスタ及び
LED制御プログラム用のI/Oレジスタ、その他の各
種プログラム用のレジスタが設けられている。
【0039】設定時刻レジスタは、ウェイクアッププロ
グラムで用いるためにユーザが予め任意に設定した開始
時刻の時間情報を格納するようになされている。従って
I/Oコントローラ58は、ウェイクアッププログラム
に基づいてRTC回路から供給される現在時刻が任意に
設定した開始時刻になったか否かを判別し、開始時刻に
なったときにはその旨をCPU40に通知する。これに
よりCPU40は、開始時刻になったとき予め設定され
た所定のアプリケーションソフトウェアを立ち上げ、当
該アプリケーションソフトウェアに従って所定の処理を
実行する。
【0040】キー入力監視レジスタは、操作キー7、ス
ティック8、左クリックボタン8A、右クリックボタン
8B及びセンタボタン8Cの入力に基づいて操作キーフ
ラグを格納するようになされている。
【0041】従ってI/Oコントローラ58は、キー入
力監視プログラムに基づいて例えばスティック8による
ポインティング操作や、左クリックボタン8A、右クリ
ックボタン8B及びセンタボタン8Cのクリック操作が
行われたか否かを操作キーフラグの状態に基づいて判別
し、ポインティング操作やクリック操作が行われたとき
にはその旨をCPU40に通知する。
【0042】ここでポインティング操作とは、スティッ
ク8を指で上下左右に押圧操作することによりマウスカ
ーソルを所望の位置に移動する操作のことであり、クリ
ック操作とは左クリックボタン8A又は右クリックボタ
ン8Bを指で素早く押して離す操作のことである。
【0043】LED制御レジスタは、LED61の点灯
状態を示す点灯フラグを格納するようになされている。
【0044】従ってI/Oコントローラ58は、例えば
操作キー7の押圧操作によりCPU40がHDD54の
ハードディスクから電子メールプログラムを読み出して
RAM42上で立ち上げ、当該電子メールプログラムに
従って電子メールを受け取ったとき点灯フラグを格納す
ると共に、当該点灯フラグに基づいてLED61を制御
することによりメッセージランプMLを点灯する。
【0045】(1−3)USBカメラの構成 次に、USBカメラ4の全体構成を図5を用いて説明す
る。USBカメラ4においては、本体70の上端部に、
CCDカメラ部71を備え本体70に対して回動自在に
取り付けられた撮像部72が設けられると共に、当該本
体70の前面に、USBカメラ4をノートパソコン2の
表示部6(図1)に固定するためのフック73が設けら
れ、更に当該本体70の背面には、静止画を取り込むた
めのキャプチャボタン74(破線で示す)が設けられて
いる。
【0046】また本体70の下端部には、柔軟性を有す
るUSBケーブル75を介してUSBコネクタ76が接
続され、当該USBコネクタ76がノートパソコン2の
USB端子22(図1)に接続された状態においてUS
Bカメラ4を自由に引き廻し得るようになされており、
これによりUSBカメラ4はノートパソコン2自体(例
えば液晶ディスプレイ11の表示画面)及び当該ノート
パソコン2以外の撮像対象を自在に撮像し得るようにな
されている。
【0047】撮像部72は、本体70の正面方向及び背
面方向との間の180度の角度範囲内で回動し、CCD
カメラ部71の撮像方向を当該角度範囲内の任意の位置
で位置決めし得るようになされている。また撮像部72
には、CCDカメラ部71のフォーカス調整を行う調整
リング77が設けられており、USBカメラ4を用いて
所望の撮像対象を撮像する際のフォーカス調整を調整リ
ング76を用いて容易に行い得るようになされている。
【0048】次に、USBカメラ4の回路構成を図6を
用いて説明する。USBカメラ4においては、当該US
Bカメラ4全体を制御するカメラコントローラ78に、
CCD79、撮像部72(図5)が本体70の背面方向
に180度回転されたことを検出する回転スイッチ8
0、キャプチャボタン74、及びUSBコネクタ76が
接続されて構成され、当該USBカメラ4はノートパソ
コン2(図1)からUSBコネクタ76を介して供給さ
れる電源電圧によって動作する。
【0049】カメラコントローラ78は、CCD79か
ら供給される撮像信号に対して所定の信号処理を行い、
USBコネクタ76を介してノートパソコン2に出力す
る。このときカメラコントローラ78は、キャプチャボ
タン74が押下されると、その旨をUSBコネクタ76
を介してノートパソコン2に通知し、このときの撮像信
号を静止画としてキャプチャさせる。またカメラコント
ローラ78は、回転スイッチ80の検出結果に基づい
て、本体70の上端部方向と撮像した画像の上方向とが
常に一致するように撮像信号を制御する。
【0050】(2)2次元バーコード認識処理 次に、画像処理システム1における Cybercode(サイバ
ーコード、商標)と呼ばれる2次元バーコード(以下、
これを2Dコードと呼ぶ)の認識処理について説明す
る。
【0051】サイバーコードは、例えば本願出願時点に
おいて本出願人が提供しているURL(http://www.son
y.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-C1CAT/cy
bercode.html)でアクセス可能なインターネット上のホ
ームページには、以下のように説明されている。
【0052】「「サイバーコード」は、ソニー独自の2
次元バーコードで、約1,677 万通り(24ビット)のパタ
ーンが存在します。このうち約 100万通り(20ビット)
を、任意のプログラム登録用として自由に登録すること
が可能。残りのコード分は、将来のサービス拡張用とし
て予約されています。「サイバーコード」は、それが貼
られたものから、対応するコンピューター上の情報を引
き出すためのインデックスの役割をし、Cybercode Find
erのファインダーを通して、プログラムが起動されるこ
とにより、あたかも「サイバーコード」が貼られたもの
から、対応する情報がコンピューター上に飛び出してく
るという新しいインターフェースを提供します。」 図7は全体として2Dコード100を示し、1ブロック
を1単位として、縦方向が9.5ブロック分の長さで横
方向が7ブロック分の長さの長方形の範囲内に、セル部
Aとロゴ部Bとが1ブロック分離した状態で配置されて
いる。セル部Aには、縦方向と横方向とが共に7ブロッ
ク分の長さの正方形の範囲内に方形のセルが2次元的に
パターン化され配置されている。すなわちセル部Aに
は、24ビット(24ドット)で表せられる識別情報
(以下、これを2DコードIDと呼ぶ)が誤り訂正ビッ
トとともにコード化されている。ロゴ部Bには、2Dコ
ード100のコード体系に付せられた名称、例えば「 C
ybercode」(商標)等のロゴマークが白抜き文字で印刷
されている。また2Dコード100は、セル部Aにおい
てセルにより表現されたコードを数字表現されてなる数
字コード部Cを有している。
【0053】USBカメラ4には、当該USBカメラ4
についての情報を記載したマニュアル冊子が添付されて
いるとともに、当該USBカメラ4についてのさらに詳
細な情報(コンテンツデータ)を記録したオンラインマ
ニュアル(コンテンツ)、コンテンツデータと当該コン
テンツデータに対応付けられた2Dコードとの対応表で
あるデータベース追加情報、及び2次元バーコード認識
プログラム(以下、これを2Dコード認識プログラムと
呼ぶ)を格納したオンラインマニュアルCD−ROMが
添付されている。
【0054】マニュアル冊子には、USBカメラ4につ
いての情報がページ上に表示されていると共に、当該情
報が表示されたページ上に、オンラインマニュアル内の
詳細な情報へ対応付けられた(リンクされた)2Dコー
ドが表示されている。またオンラインマニュアルの表示
画面においても、さらに詳細な情報へ対応付けられた2
Dコードが表示されるようになされている。
【0055】ノートパソコン2は、2Dコード認識プロ
グラムに基づいて動作し、ユーザによってUSBカメラ
4を用いて撮像された、マニュアル冊子又はオンライン
マニュアル画面上の2Dコードを認識し、当該2Dコー
ドに対応付けられたコンテンツデータを、CD−ROM
ドライブ3に装着されたオンラインマニュアルCD−R
OMから読み出して液晶ディスプレイ11に表示するよ
うになされている。
【0056】かかるオンラインマニュアルの表示を行う
場合、ユーザは予めオンラインマニュアルCD−ROM
からノートパソコン2に2Dコード認識プログラムをイ
ンストールする。この場合ノートパソコン2のCPU4
0は2Dコード認識プログラムに基づいて動作し、まず
図8に示す追加情報登録処理手順を実行する。
【0057】すなわち図8において、CPU40はルー
チンRT1の開始ステップから入ってステップSP1に
移る。ステップSP1において、CPU40はUSBカ
メラ4が接続されたことを検出すると、次のステップS
P2に移る。
【0058】ステップSP2においてCPU40は、オ
ペレーティングシステムのレジストリを参照し、追加情
報登録済フラグが "TRUE" であるか否かを判断する。な
お当該追加情報登録済フラグは、2Dコード認識プログ
ラムのインストール直後においては初期値として "FALS
E"が書き込まれている。
【0059】ステップSP2において肯定結果が得られ
た場合、このことは追加情報登録済フラグが "TRUE" で
あり、オンラインマニュアルCD−ROM内のデータベ
ース追加情報が、すでに2Dコード認識プログラムにお
ける2Dコードのデータベース(以下、これを2Dデー
タベースと呼ぶ)に登録されていることを表しており、
CPU40はステップSP7に移る。
【0060】これに対してステップSP2において否定
結果が得られた場合、このことは追加情報登録済フラグ
が "FALSE"であり、オンラインマニュアルCD−ROM
内のデータベース追加情報が2Dデータベースに登録さ
れていないことを表しており、CPU40は次のステッ
プSP3に移る。
【0061】ステップSP3においてCPU40は、2
Dデータベースに対するデータベース追加情報の登録の
可否判断をユーザに求める追加登録承認ダイアログ11
0(図9)を液晶ディスプレイ11(図1)に表示し、
次のステップSP4に移る。
【0062】ステップSP4においてCPU40は、追
加登録承認ダイアログ110のOKボタン111及びキ
ャンセルボタン112の押下に基づいて、データベース
追加情報の登録の可否を判断する。
【0063】ステップSP4において否定結果が得られ
た場合、このことはユーザによってキャンセルボタン1
12が押下され、データベース追加情報の登録が許可さ
れなかったことを表しており、CPU40はステップS
P11に移り、処理を終了する。
【0064】これに対してステップSP4において肯定
結果が得られた場合、このことはユーザによってOKボ
タン111が押下され、データベース追加情報の登録が
許可されたことを表しており、CPU40は次のステッ
プSP5に移る。
【0065】ステップSP5においてCPU40は、オ
ンラインマニュアルCD−ROMからデータベース追加
情報を読み出して2Dデータベースに追加登録した後、
追加登録を完了したことをユーザに通知する登録完了ダ
イアログ120(図10)を液晶ディスプレイ11に表
示し、次のステップSP6に移る。
【0066】ここで、パーソナルコンピュータにおける
CD−ROMドライブのドライブ名は当該パーソナルコ
ンピュータの構成によって変動するため、予めCD−R
OMに割り当てられるドライブ名を確定しておくことが
できない。このため本発明による2Dデータベースにお
いては、登録されているファイルがCD−ROM上のフ
ァイルであるか否かを示すフラグを設け、登録されてい
るファイルがハードディスク上のファイルである場合は
当該ファイル名をフルパスで記録するとともに、登録さ
れているファイルがCD−ROM上のファイルである場
合は当該ファイル名のドライブ名以降だけを記録する。
【0067】すなわち図11は2Dデータベースのデー
タ形式を示し、2Dコードに付せられたID(数字コー
ド)131、当該ID131に対応付けられたファイル
名132、当該ファイルがCD−ROM上に記録されて
いるか否かを表すCD−ROMフラグ133、及び当該
ファイルの内容を表すディスクリプション134で構成
される。
【0068】図11において、ID=1001に対応す
るファイルはハードディスク上のファイルであり、CD
−ROMフラグ133には当該ファイルがCD−ROM
上のファイルではないことを表す "FALSE"が記入されて
いるとともに、ファイル名132にはファイル名がフル
パスで記入されている。また、ID=1500に対応す
るファイルはCD−ROM上のファイルであり、CD−
ROMフラグ133には当該ファイルがCD−ROM上
のファイルであることを表す "TRUE" が記入されている
とともに、ファイル名132には当該ファイル名のドラ
イブ名以降だけが記入されている。
【0069】2Dコード認識プログラムは、2Dコード
に対応するファイルがCD−ROM上のファイルである
場合、オペレーティングシステムから取得したCD−R
OMドライブのドライブ名と、2Dデータベースから取
得したファイル名とを結合し、フルパスのファイル名を
生成するようになされている。
【0070】ステップSP6においてCPU40は、追
加情報登録済フラグを "FALSE"から"TRUE" に変更し、
次のステップSP6に移る。
【0071】ステップSP7においてCPU40は、C
D−ROMドライブ3のドライブ名を、ノートパソコン
2のオペレーティングシステムから取得し、次のステッ
プSP8に移る。
【0072】ステップSP8においてCPU40は、C
D−ROMドライブ3のドライブ名をオペレーティング
システムから取得できたか否かを判断する。
【0073】ステップSP8において肯定結果が得られ
た場合、このことはCD−ROMドライブ3のドライブ
名を取得できたことを表しており、CPU40はステッ
プSP9に移り、レジストリのドライブ名取得フラグを
"TRUE" にセットし、ステップSP11で処理を終了す
る。
【0074】これに対してステップSP8において否定
結果が得られた場合、このことはCD−ROMドライブ
3のドライブ名を取得できなかったことを表しており、
CPU40はステップSP10に移り、レジストリのド
ライブ名取得フラグを "FALSE"にセットし、ステップS
P11で処理を終了する。
【0075】このようにしてデータベース追加情報を追
加登録した後、ユーザは図12に示すように、マニュア
ル冊子140上に表示された所望の2Dコード141を
USBカメラ4を用いて撮像し、当該2Dコード141
に対応付けられたオンラインマニュアルのコンテンツデ
ータを液晶ディスプレイ11に表示させる。
【0076】このときCPU40は、2Dコード認識プ
ログラムに基づいて、図13に示す2Dコード認識処理
手順を実行する。
【0077】すなわち図13において、CPU40はル
ーチンRT2の開始ステップから入ってステップSP2
1に移る。
【0078】ステップSP21においてCPU40は、
USBカメラ4を用いて撮像された2Dコードを画像認
識し、次のステップSP22に移る。
【0079】ステップSP22においてCPU40は、
2Dデータベースにアクセスし、画像認識した2Dコー
ドに対応したファイルのファイル名及びCD−ROMフ
ラグを取得し、次のステップSP23に移る。
【0080】ステップSP23においてCPU40は、
取得したCD−ROMフラグが "TRUE" であるか否かを
判断する。
【0081】ステップSP23において否定結果が得ら
れた場合、このことはデータベース登録済フラグが "FA
LSE"であり、画像認識した2Dコードに対応するファイ
ルがCD−ROM上のファイルではないことを表してお
り、CPU40はステップSP29に移る。
【0082】これに対してステップSP23において肯
定結果が得られた場合、このことはデータベース登録済
フラグが "TRUE" であり、画像認識した2Dコードに対
応するファイルがCD−ROM上のファイルであること
を表しており、CPU40は次のステップSP24に移
る。
【0083】ステップSP24においてCPU40は、
レジストリを参照してドライブ名取得フラグが "TRUE"
であるか否かを判断する。
【0084】ステップSP24において肯定結果が得ら
れた場合、このことはドライブ名取得フラグが "TRUE"
であり、CD−ROMドライブ3がオペレーティングシ
ステムによって認識されていることを表しており、CP
U40はステップSP28に移る。
【0085】これに対してステップSP24において否
定結果が得られた場合、このことはドライブ名取得フラ
グが "FALSE"であり、CD−ROMドライブ3がオペレ
ーティングシステムによって認識されていないことを表
しており、CPU40は次のステップSP25に移る。
【0086】ステップSP25においてCPU40は、
CD−ROMドライブ3のドライブ名をオペレーティン
グシステムから再度取得し、次のステップSP26に移
る。
【0087】ステップSP26においてCPU40は、
CD−ROMドライブ3のドライブ名をオペレーティン
グシステムから取得できたか否かを判断する。
【0088】ステップSP26において否定結果が得ら
れた場合、このことはCD−ROMドライブ3のドライ
ブ名をオペレーティングシステムから取得できなかった
ことを表しており、CPU40はステップSP21に戻
る。
【0089】これに対してステップSP26において肯
定結果が得られた場合、このことはCD−ROMドライ
ブ3のドライブ名をオペレーティングシステムから取得
できたことを表しており、CPU40は次のステップS
P27に移る。
【0090】ステップSP27においてCPU40は、
レジストリのドライブ名取得フラグを "TRUE" にセット
し、次のステップSP28に移る。
【0091】ステップSP28においてCPU40は、
画像認識した2Dコードに対応するファイルのファイル
名と、オペレーティングシステムから取得したCD−R
OMドライブ3のドライブ名を結合してフルパス化し、
次のステップSP29に移る。
【0092】ステップSP29においてCPU40は、
画像認識した2Dコードに対応するファイルのファイル
名を、平行して動作しているブラウザプログラムに渡し
た後、ステップSP21に戻って新たな2Dコードの認
識を行う。
【0093】図14はブラウザプログラムにおけるファ
イル表示処理手順を示し、ステップSP31において、
CPU40は2Dコード認識プログラムから、画像認識
した2Dコードに対応するファイルのファイル名を受け
取り、次のステップ32に移る。
【0094】ステップSP32においてCPU40は、
2Dコード認識プログラムから受け取ったファイル名が
示すファイル(すなわちコンテンツデータ)をCD−R
OM又はHDD54から読み出し、液晶ディスプレイ1
1に表示し、ステップSP31に戻る。
【0095】ここで、図12に示すように液晶ディスプ
レイ11上に表示されたコンテンツデータには、オンラ
インマニュアルのコンテンツデータに対応付けられた複
数の2Dコード142が表示される。
【0096】そして、ユーザによって液晶ディスプレイ
11上の2Dコード142が撮像されると、CPU40
は再びステップSP21〜ステップSP29を実行し、
2Dコード142に対応付けられたコンテンツデータを
液晶ディスプレイ11に表示する。
【0097】(3)実施の形態における動作及び効果 以上の構成において、画像処理システム1のパーソナル
コンピュータ2は、CD−ROMドライブ3に装着され
たオンラインマニュアルCD−ROMからデータベース
追加情報を読み出し、2Dコード認識プログラムの2D
データベースに追加登録する。
【0098】この状態において、ユーザはマニュアル冊
子のページを早めくりして所望の情報を検索し、当該情
報の2DコードをUSBカメラ4で撮像して指定するこ
とにより、詳細な情報をオンラインマニュアルCD−R
OMから得ることができる。すなわちパーソナルコンピ
ュータ2は、USBカメラ4を介してマニュアル冊子1
40上の2Dコードを撮像し、2Dデータベースに基づ
いて、当該撮像した2Dコードに対応づけられたファイ
ルをオンラインマニュアルCD−ROMから読み出して
液晶ディスプレイ11に表示する。
【0099】さらにユーザは、液晶ディスプレイ11上
に表示された2DコードをUSBカメラ4で撮像して指
定することで、さらに詳細な情報をオンラインマニュア
ルCD−ROMから得ることができる。すなわちパーソ
ナルコンピュータ2は、USBカメラ4を介して液晶デ
ィスプレイ11に表示されたオンラインマニュアル上の
2Dコードを撮像し、当該撮像した2Dコードに対応づ
けられたファイルをオンラインマニュアルCD−ROM
から読み出して液晶ディスプレイ11に表示する。
【0100】以上の構成によれば、ノートパソコン2の
液晶ディスプレイ11に表示されたオンラインマニュア
ル上の2Dコード又はマニュアル冊子140上の2Dコ
ードをUSBカメラ4で撮像し、当該撮像した2Dコー
ドに対応付けられたコンテンツデータをCD−ROMド
ライブ3に装着されたオンラインマニュアルCD−RO
Mから読み出して表示するようにしたことにより、マウ
スによるカーソルの指定動作と同様に、USBカメラ4
によって液晶ディスプレイ11に表示された2Dコード
及びマニュアル冊子140上の2Dコードを区別するこ
となく指定でき、指定した2Dコードに対応付けられた
コンテンツデータを容易に液晶ディスプレイ11に表示
させることができる。
【0101】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、USBカメラ4のマ
ニュアル冊子に2Dコードを表示し、当該2Dコードに
対応付けられたコンテンツデータをオンラインマニュア
ルCD−ROMから読み出して表示する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、例えばカタログショッ
ピング等においてカタログ冊子に各商品の概略及び2D
コードを表示し、当該2Dコードに対応付けられた商品
の詳細情報(コンテンツデータ)をカタログCD−RO
Mに記録するようにしても良い。この場合、ユーザはカ
タログ冊子のページを早めくりして所望の製品を検索
し、当該製品の2Dコードを撮像することで、当該商品
についての詳細情報をオンラインカタログCD−ROM
から容易に得ることができる。
【0102】また上述の実施の形態においては、ノート
パソコン2とUSBカメラ4との間の通信手段として有
線のUSBインターフェースを用いた場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば Bluetoothと呼ば
れる2.4GHz帯の電波を用い、周波数ホッピング方式に準
じた処理で近距離無線通信を行う無線通信手段を用いる
ようにしても良い。
【0103】また上述の実施の形態においては、撮像し
た2Dコードに対応したコンテンツデータを読み出して
表示する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば2Dコードにプログラムを対応付け、USB
カメラ4を用いて種々のプログラムをパーソナルコンピ
ュータに実行させるようにしても良い。
【0104】また上述の実施の形態においては、2次元
バーコードを用いる場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば1方向に識別バーが配列されたバー
コード等、他の様々な識別コードを用いても良い。
【0105】さらに上述の実施の形態においては、CD
−ROMに格納されたコンテンツデータを読み出して表
示する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば光磁気記録媒体や磁気記録媒体等の様々な記録媒
体や、あるいはローカルエリアネットワークやインター
ネット等の各種通信インターフェースからコンテンツデ
ータを読み出して表示するようにしても良い。
【0106】さらに上述の実施の形態においては、CP
U40がCD−ROMからノートパソコン2にインスト
ールされた2Dコード認識プログラムに基づいて2Dコ
ードを認識するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、予めノートパソコン2に2Dコード
認識プログラムをインストールしておくようにしても良
い。
【0107】さらに上述の実施の形態においては、CP
U40がCD−ROMからノートパソコン2にインスト
ールされた2Dコード認識プログラムに基づいて2Dコ
ードを認識するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、様々なプログラム格納媒体に2Dコ
ード認識プログラムを格納しておき、当該プログラム格
納媒体を用いて2Dコード認識プログラムをノートパソ
コン2にインストールすることにより2Dコードを認識
するようにしてもよい。
【0108】このように、上述した2Dコード認識プロ
グラムをノートパソコン2にインストールし、当該ノー
トパソコン2によって実行可能な状態とするためのプロ
グラム格納媒体としては、例えばフロッピディスク、D
VD−ROM(Digital Video Disc-Read Only Memory
)等のパッケージメディアのみならず、プログラムが
一時的もしくは永続的に格納される半導体メモリや磁気
ディスク等で実現しても良い。また、これらプログラム
格納媒体に2Dコード認識プログラムを格納する手段と
しては、ローカルエリアネットワークやインターネッ
ト、ディジタル衛星放送等の有線及び無線通信媒体を使
用しても良く、ルータやモデム等の各種インターフェー
スを介在して格納するようにしても良い。
【0109】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、識別コー
ドを撮像手段で撮像し、撮像した識別コードに応じた処
理の処理結果を表示手段に表示するようにしたことによ
り、表示手段に表示された識別コードを撮像手段で撮像
するだけで、容易に当該識別コードに応じた処理を実行
手段に実行させることができ、情報処理装置の操作性を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理システムの全体構成を示
す略線図である。
【図2】本体の左側面の構成を示す側面図である。
【図3】本体の後側面及び底面の構成を示す略線図であ
る。
【図4】ノートパソコンの回路構成を示すブロック図で
ある。
【図5】USBカメラの全体構成を示す略線図である。
【図6】USBカメラの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図7】2Dコードの構成を示す略線図である。
【図8】追加情報登録処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】追加登録承認ダイアログを示す略線図である。
【図10】登録完了ダイアログを示す略線図である。
【図11】2Dデータベースの構成を示す表である。
【図12】2Dコードの撮影状態を示す略線図である。
【図13】2Dコード認識処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図14】ブラウザ表示処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1……画像処理システム、2……ノートパソコン、3…
…CD−ROMドライブ、4……USBカメラ、11…
…液晶ディスプレイ、40……CPU、54……HD
D、100、141、142……2Dコード、140…
…マニュアル冊子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末吉 隆彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 暦本 純一 東京都品川区東五反田3丁目14番13号株式 会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 内 Fターム(参考) 5B072 BB00 CC24 DD02 5B075 ND03 PP05 PQ02 5B087 AA09 AE09 CC02 CC33 DE03 5E501 AA03 AC19 AC23 AC33 CA04 CB02 CB04 CB14 CC03 DA15 EB01 FA43

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の識別コードにそれぞれ対応する登録
    情報を記憶する記憶手段と、 上記識別コードを撮像し、当該撮像した画像データを所
    定の通信手段を介して供給する撮像手段と、 上記撮像手段から供給される上記画像データに基づい
    て、上記撮像された識別コードに対応する上記登録情報
    を上記記憶手段から読み出し、上記登録情報に応じた所
    定の処理を実行し、処理結果を表示手段に表示する実行
    手段とを具え、 上記撮像手段は、上記表示手段に表示された上記識別コ
    ードを撮像することにより得られる上記画像データを上
    記通信手段を介して上記実行手段に供給することによ
    り、上記実行手段に対して上記処理を実行させることを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記撮像手段は、所定の印刷物に表示され
    た上記識別コードを撮像することにより得られる上記画
    像データを上記通信手段を介して上記実行手段に供給す
    ることにより、上記実行手段に対して上記処理を実行さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記登録情報はファイル情報であり、 上記実行手段は、上記識別コードに対応する上記ファイ
    ル情報に基づいて、所定の情報格納媒体から当該ファイ
    ル情報が示すファイルを読み出して上記表示手段に表示
    することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】上記実行手段は、新たな上記情報格納媒体
    が提供されたとき、当該新たな上記情報格納媒体に格納
    されたファイルについての登録情報を上記記憶手段に追
    加記録することを特徴とする請求項3に記載の情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】上記登録情報は所定のプログラムであり、 上記実行手段は、上記識別コードに対応する上記プログ
    ラムを起動することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】所定の表示手段に表示された所定の識別コ
    ードを通信手段で接続された撮像手段で撮像して画像デ
    ータを生成する撮像ステップと、 上記画像データが上記通信手段を介して供給され、当該
    画像データに基づいて上記識別コードを認識する認識ス
    テップと、 上記認識した識別コードに対応する登録情報を所定の記
    憶手段から読み出し、当該登録情報に応じた所定の処理
    を実行する処理実行ステップとを具えることを特徴とす
    る情報処理方法。
  7. 【請求項7】上記撮像ステップは、所定の印刷物に表示
    された上記識別コードを上記撮像手段で撮像し、 上記処理実行ステップは、上記印刷物に表示された上記
    識別コードに対応する登録情報を上記記憶手段から読み
    出し、当該登録情報に応じた所定の処理を実行すること
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】上記登録情報はファイル情報であり、 上記処理実行ステップは、上記識別コードに対応する上
    記ファイル情報に基づいて、所定の情報格納媒体から当
    該ファイル情報が示すファイルを読み出し、上記表示手
    段に表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処
    理方法。
  9. 【請求項9】上記登録情報は所定のプログラムであり、 上記実行処理ステップは上記識別コードに対応する上記
    プログラムを起動することを特徴とする請求項6に記載
    の情報処理方法。
  10. 【請求項10】所定の表示手段に表示された所定の識別
    コードを通信手段で接続された撮像手段で撮像して画像
    データを生成する撮像ステップと、 上記画像データが上記通信手段を介して供給され、当該
    画像データに基づいて上記識別コードを認識する認識ス
    テップと、 上記認識した識別コードに対応する登録情報を所定の記
    憶手段から読み出し、当該登録情報に応じた所定の処理
    を実行する処理実行ステップとを具えることを特徴とす
    るプログラムを情報処理装置に実行させるプログラム格
    納媒体。
  11. 【請求項11】上記撮像ステップは、所定の印刷物に表
    示された上記識別コードを上記撮像手段で撮像し、 上記処理実行ステップは、上記印刷物に表示された上記
    識別コードに対応する登録情報を上記記憶手段から読み
    出し、当該登録情報に応じた所定の処理を実行すること
    を特徴とする請求項10に記載のプログラム格納媒体。
  12. 【請求項12】上記登録情報はファイル情報であり、 上記処理実行ステップは、上記識別コードに対応する上
    記ファイル情報に基づいて、所定の情報格納媒体から当
    該ファイル情報が示すファイルを読み出し、上記表示手
    段に表示することを特徴とする請求項10に記載のプロ
    グラム格納媒体。
  13. 【請求項13】上記登録情報は所定のプログラムであ
    り、 上記実行処理ステップは上記識別コードに対応する上記
    プログラムを起動することを特徴とする請求項10に記
    載のプログラム格納媒体。
JP35085899A 1999-12-09 1999-12-09 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体 Pending JP2001166861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35085899A JP2001166861A (ja) 1999-12-09 1999-12-09 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35085899A JP2001166861A (ja) 1999-12-09 1999-12-09 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001166861A true JP2001166861A (ja) 2001-06-22

Family

ID=18413375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35085899A Pending JP2001166861A (ja) 1999-12-09 1999-12-09 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001166861A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004213518A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Sony Corp 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006119825A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Hitachi Systems & Services Ltd コンテンツ表示システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004213518A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Sony Corp 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006119825A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Hitachi Systems & Services Ltd コンテンツ表示システム
JP4631094B2 (ja) * 2004-10-20 2011-02-16 株式会社日立ソリューションズ コンテンツ表示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3786166B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
EP2249264B1 (en) Image processing apparatus, image processing method and storage medium
JP4674644B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム媒体
CN100487633C (zh) 信息处理装置、显示方法、通知方法
JP4433236B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム記録媒体
US6795097B1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program storage medium for controlling and displaying a menu
US20060129972A1 (en) Application developer and method for generating platform independent code
US8305293B2 (en) Portable dual display reader and operation system thereof
WO2010147408A2 (ko) 정보인식모듈을 구비하는 모바일 단말기
JP2001209615A (ja) 認証装置及び認証方法、プログラム格納媒体並びに情報処理装置
JP2005242976A (ja) コンテキスト情報交換システム、そのサーバ、そのクライアント、コンピュータが実行するためのプログラム、コンピュータが読取可能な記録媒体、コンテキスト情報編集装置、およびコンテキスト情報編集方法
JP2001166861A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
JP4352287B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム媒体
JP2004032660A (ja) 携帯装置上における電話帳の短縮メモリの方法と装置
JP2002116859A (ja) 情報処理装置、命令認識処理方法及びプログラム格納媒体
JP2000148797A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム格納媒体
US7233314B2 (en) Notebook having combined touch pad and CD-ROM drive
JP4697819B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体
JP2001075971A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
JP2001092434A (ja) 情報処理装置、画像生成方法及びプログラム格納媒体
JP2001092552A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びにプログラム格納媒体
JP2001229165A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム格納媒体
JP4144186B2 (ja) 携帯端末の入力システム及び携帯端末の入力プログラム
US20010042788A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and image processing program storage medium
JP2001101064A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090129