JP4144186B2 - 携帯端末の入力システム及び携帯端末の入力プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のコントロールユニットにより入力を行うシステム並びにそれに適用する端末およびプログラムに係り、特に、多数のアプリケーションを組み込む携帯端末において、各アプリケーションを特殊化することなく、各アプリケーションでの入力操作を容易にするのに好適な携帯端末の入力システム、携帯端末、コントロールユニットおよび携帯端末の入力プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末用の入力デバイスとしては、特開平11-161402号公報に開示された回転式のジョグダイヤル式ボタンや、現在主流となっているプッシュ式ボタン等が広く知られている。
ジョグダイヤル式ボタンを備える携帯端末では、アプリケーションにおいて、ダイヤルの回転により上下スクロールという操作が、ダイヤルの径方向への押下により選択や決定という操作が可能となる。
【0003】
プッシュ式ボタンを備える携帯端末では、アプリケーションにおいて、複数のボタンのうち特定のものにより上下スクロールという操作が、複数のボタンのうち他のものに頻繁に使用する操作を割り当てそのボタンにより頻繁に使用する操作が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方で、最近の携帯端末は、その用途の多様化から、単一のアプリケーションを組み込み固有の機能を実現するという形態から、多数のアプリケーションを組み込み種々様々な機能を実現する形態へと移り変わっている。それらアプリケーションのなかには、ジョグダイヤル式ボタンによる操作に適したものもあれば、プッシュ式ボタンによる操作に適したものもある。
【0005】
しかしながら、従来の携帯端末にあっては、ジョグダイヤル式ボタンであろうとプッシュ式ボタンであろうといずれにしても特定の入力デバイスを設けた構成となっているため、ジョグダイヤル式ボタンを備える携帯端末において、プッシュ式ボタンによる操作に適したアプリケーションを実行する場合には、入力操作が不便であるし、また、プッシュ式ボタンを備える携帯端末において、ジョグダイヤル式ボタンによる操作に適したアプリケーションを実行する場合には、やはり入力操作が不便である。そもそも、デスクトップ型のパソコンと異なり、携帯端末が特殊な入力デバイスを採用するのは、携帯端末をより小型化したいという要望から、小スペースで如何に多様性のある操作を実現するかが課題となっているからである。
【0006】
そこで、この問題を解決するために、ジョグダイヤル式ボタンを備える携帯端末に組み込むアプリケーションは、すべてジョグダイヤル式ボタンによる操作に適するように作成し、プッシュ式ボタンを備える携帯端末に組み込むアプリケーションは、すべてプッシュ式ボタンによる操作に適するように作成することが考えられる。
【0007】
しかしながら、入力デバイスを意識してアプリケーションを作成すると、そのアプリケーションは、実質的に、その特定の入力デバイスを備える携帯端末にしか組み込むことができなくなり、汎用性がきわめて乏しくなることが想定される。まただからといって、入力デバイスごとに特殊化したアプリケーションを作成すれば、その分だけ開発コストを要することになり、それも採用しがたい。
【0008】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、多数のアプリケーションを組み込む携帯端末において、各アプリケーションを特殊化することなく、各アプリケーションでの入力操作を容易にするのに好適な携帯端末の入力システム、携帯端末、コントロールユニットおよび携帯端末の入力プログラムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末の入力システムは、コントロールユニットにより入力を行う携帯端末を備えるシステムであって、前記コントロールユニットを前記携帯端末に着脱可能に設けた。
【0010】
このような構成であれば、コントロールユニットを着脱して交換することにより、各アプリケーションごとに、異なるコントロールユニットを使用することが可能となる。
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムは、複数のコントロールユニットを前記携帯端末に着脱可能に設け、前記複数のコントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択可能となっており、前記携帯端末は、選択されたコントロールユニットにより入力を行うようになっている。
【0011】
このような構成であれば、複数のコントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択して交換することにより、各アプリケーションごとに、異なるコントロールユニットを使用することが可能となる。
ここで、コントロールユニットの選択は、携帯端末で行うようにしてもよいし、携帯端末とは別の端末を設け、その別の端末で行うようにしてもよい。また、コントロールユニットの選択は、ユーザが行うようにしてもよいし、アプリケーションその他の処理が行うようにしてもよい。
【0012】
また、携帯端末は、選択されたコントロールユニットにより入力を行うようになっていればよく、具体的には、例えば、単一のコントロールユニットが選択されたときは、そのコントロールユニットにより入力を行うようにし、複数のコントロールユニットが選択されたときは、それらコントロールユニットの組み合わせによりまたはそれぞれのコントロールユニットにより入力を行うようにすることが考えられる。
【0013】
また、本システムは、携帯端末単体として実現するようにしてもよいし、携帯端末と、携帯端末以外の他の端末とを通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、携帯端末および他の端末のうちいずれに属していてもよい。
【0014】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムは、複数のコントロールユニットにより入力を行う携帯端末を備えるシステムであって、前記複数のコントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択可能となっており、前記携帯端末は、選択されたコントロールユニットにより入力を行うようになっている。
【0015】
このような構成であれば、複数のコントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択して交換することにより、各アプリケーションごとに、異なるコントロールユニットを使用することが可能となる。
ここで、携帯端末は、複数のコントロールユニットを選択可能となっていればよく、複数のコントロールユニットをあらかじめ備える構成であってもよいし、複数のコントロールユニットを着脱可能とした構成であってもよい。
【0016】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムは、前記コントロールユニットを前記携帯端末に着脱可能に設けた。
このような構成であれば、コントロールユニットを着脱して交換することにより、各アプリケーションごとに、異なるコントロールユニットを使用することが可能となる。
【0017】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムにおいて、前記携帯端末は、板面上での接触を検出する接触検出板を有し、前記接触検出板での検出結果に基づいて前記コントロールユニットからの入力を行うようになっており、前記コントロールユニットは、前記接触検出板上に位置するように前記携帯端末に取り付けられた状態でその可動により前記接触検出板との接触および非接触を行う接触可動部を有する。
【0018】
このような構成であれば、接触検出板上に位置するようにコントロールユニットを携帯端末に取り付け、ユーザが接触可動部を操作することにより接触可動部が接触検出板に接触すると、携帯端末では、接触検出板により、接触可動部と接触検出板とが接触したことが検出され、その検出結果に基づいてコントロールユニットからの入力が行われる。すなわち、携帯端末では、接触可動部と接触検出板との接触または非接触をコントロールユニットからの入力とする。
【0019】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムにおいて、前記各コントロールユニットは、前記接触検出板上に位置するように前記携帯端末に取り付けられた状態で前記接触検出板のそれぞれ異なる箇所に接触するID接触部を有し、前記携帯端末は、前記接触検出板と前記ID接触部との接触箇所を検出し、その検出結果に基づいて前記コントロールユニットを識別するようになっている。
【0020】
このような構成であれば、接触検出板上に位置するようにコントロールユニットを携帯端末に取り付けると、接触検出板とID接触部とが接触し、携帯端末では、接触検出板とID接触部との接触箇所が検出され、接触箇所がコントロールユニット固有のものであることから、その検出結果に基づいてコントロールユニットが識別される。
【0021】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムにおいて、前記携帯端末は、前記各コントロールユニットごとにそのコントロールユニットに関するコントロールユニット情報を記憶するための記憶手段を有し、前記接触検出板と前記ID接触部との接触箇所を検出し、その検出結果をもとに前記記憶手段を検索して該当するコントロールユニット情報を索出し、索出したコントロールユニット情報に基づいて前記コントロールユニットを識別するようになっている。
【0022】
このような構成であれば、携帯端末では、接触検出板とID接触部との接触箇所が検出され、その検出結果をもとに記憶手段が検索される。その結果、該当するコントロールユニット情報が索出されると、索出されたコントロールユニット情報に基づいてコントロールユニットが識別される。
ここで、記憶手段は、コントロールユニット情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、コントロールユニット情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、コントロールユニット情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってコントロールユニット情報を記憶するようになっていてもよい。
【0023】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムにおいて、前記携帯端末は、前記コントロールユニットと電気的に接続する携帯端末側接続端子を有し、前記携帯端末側接続端子との電気的通信により前記コントロールユニットからの入力を行うようになっており、前記コントロールユニットは、前記携帯端末側接続端子と電気的に接続するコントロールユニット側接続端子と、ユーザの操作に供する操作手段とを有し、前記操作手段の操作と連動して、前記コントロールユニット側接続端子と前記携帯端末側接続端子との電気的通信に係る電気信号の内容を変更するようになっている。
【0024】
このような構成であれば、携帯端末側接続端子とコントロールユニット側接続端子とを接続することによりコントロールユニットを携帯端末に取り付け、コントロールユニットと携帯端末とを電気的通信可能な状態とした後、ユーザが操作手段を操作すると、コントロールユニット側接続端子と携帯端末側接続端子との電気的通信に係る電気信号の内容が変更される。そして、携帯端末では、携帯端末側接続端子との電気的通信によりコントロールユニットからの入力が行われる。すなわち、携帯端末では、携帯端末側接続端子との電気的通信に係る電気信号の変化をコントロールユニットからの入力とする。
【0025】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムにおいて、前記各コントロールユニットは、前記コントロールユニット側接続端子と前記携帯端末側接続端子との電気的通信に係る電気信号の内容をそれぞれ異なる内容に変更するID回路を前記コントロールユニット側接続端子に接続してなり、前記携帯端末は、前記携帯端末側接続端子と前記ID回路との電気的通信により前記コントロールユニットを識別するようになっている。
【0026】
このような構成であれば、携帯端末側接続端子とコントロールユニット側接続端子とを接続することによりコントロールユニットを携帯端末に取り付け、コントロールユニットと携帯端末とを電気的通信可能な状態とすると、ID回路により、コントロールユニット側接続端子と携帯端末側接続端子との電気的通信に係る電気信号の内容が変更される。そして、携帯端末では、その電気信号の変更内容がコントロールユニット固有のものであることから、携帯端末側接続端子とID回路との電気的通信によりコントロールユニットが識別される。
【0027】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムにおいて、前記携帯端末は、前記各コントロールユニットごとにそのコントロールユニットに関するコントロールユニット情報を記憶するための記憶手段を有し、前記携帯端末側接続端子と前記ID回路との電気的通信によりID情報を取得し、取得したID情報をもとに前記記憶手段を検索して該当するコントロールユニット情報を索出し、索出したコントロールユニット情報に基づいて前記コントロールユニットを識別するようになっている。
【0028】
このような構成であれば、携帯端末では、携帯端末側接続端子とID回路との電気的通信によりID情報が取得され、取得されたID情報をもとに記憶手段が検索される。その結果、該当するコントロールユニット情報が索出されると、索出されたコントロールユニット情報に基づいてコントロールユニットが識別される。
【0029】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムにおいて、前記携帯端末は、アプリケーションの起動時に、前記複数のコントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択すべきことを要求し、その要求に伴って前記コントロールユニットの選択を入力したときは、そのアプリケーションに対しては、選択されたコントロールユニットにより入力を行うようになっている。
【0030】
このような構成であれば、携帯端末では、アプリケーションの起動時に、複数のコントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択すべきことがユーザに対して要求される。ここで、ユーザは、コントロールユニットの選択を入力すると、そのアプリケーションに対しては、選択されたコントロールユニットにより入力が行われる。
【0031】
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末は、携帯端末の入力システムに適用する携帯端末であって、前記コントロールユニットを取付可能となっている。
【0032】
さらに、本発明に係る携帯端末は、携帯端末の入力システムに適用する携帯端末であって、前記選択されたコントロールユニットにより入力を行うようになっている。
【0033】
一方、上記目的を達成するために、本発明に係るコントロールユニットは、携帯端末の入力システムに適用するコントロールユニットであって、前記携帯端末に取付可能となっている。
【0034】
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末の入力プログラムは、コンピュータシステムからなる携帯端末の入力システムに実行させるためのプログラムであって、前記複数のコントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択可能となっており、前記携帯端末への入力を、選択されたコントロールユニットにより行う処理を実行させるためのプログラムである。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図6は、本発明に係る携帯端末の入力システム、携帯端末、コントロールユニットおよび携帯端末の入力プログラムの第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る携帯端末の入力システム、携帯端末、コントロールユニットおよび携帯端末の入力プログラムを、図1に示すように、異なる複数のコントロールユニット200を着脱可能に設けた携帯端末100において、アプリケーションごとに、ユーザが所望のコントロールユニット200を選択し、選択されたコントロールユニット200により入力を行う場合について適用したものである。
【0038】
まず、携帯端末100およびコントロールユニット200の外観構成を図1を参照しながら説明する。図1は、携帯端末100およびコントロールユニット200の外観構成を示す図である。
携帯端末100は、図1に示すように、表示画面を構成するLCD(Liquid Crystal Display)40と、コントロールユニット200を装着可能な複数の装着部110とでその外観が構成されている。
【0039】
各装着部110は、コントロールユニット200の平面方向の形状とほぼ同一形状からなり、LCD40の下方であって横方向一列に配列されている。また、各装着部110は、コントロールユニット200を載置する台座として、板面上での接触を検出するワークパッド42を有し、コントロールユニット200をワークパッド42上に載置固定することにより装着するようになっている。なお、ワークパッド42としては、例えば、ノート型パソコンのポインティングデバイスとして採用されているものが一般的であり、板面上での接触により生じる圧力、温度または電位を検出することにより板面上での接触を検出する。
【0040】
次に、コントロールユニット200の構成を図2を参照しながら詳細に説明する。図2(a)は、コントロールユニット200の上面の平面図であり、図2(b)は、コントロールユニット200の下面の平面図であり、図2(c)は、同図(a),(b)中のA−A’線に沿った断面図である。
コントロールユニット200の上面には、図2(a),(c)に示すように、マウスカーソル等のオブジェクトの移動を操作するためのコントロールキー210と、選択、決定または取消という操作を行うためコントロールボタン212,214とが設けられている。コントロールキー210は、上下左右の4つの方向を指示可能な十字キーとして構成されている。
【0041】
コントロールユニット200の下面には、図2(b),(c)に示すように、コントロールキー210の操作と連動してコントロールユニット200の断面方向に可動する接触可動部220と、コントロールボタン212,214の操作と連動してコントロールユニット200の断面方向に可動する接触可動部222,224と、コントロールユニット200のID情報をその接触位置により示すためのID接触部226と、ワークパッド42上に載置したときにコントロールユニット200を支持する支持部材228とが設けられている。
【0042】
接触可動部220は、コントロールキー210の上下左右を操作する際のそれぞれの押下位置に対応して配置されている。コントロールユニット200を装着部110に装着した場合、接触可動部220は、コントロールキー210が押下されていない状態では、スプリング等によりワークパッド42に接触しない位置に保持され、コントロールキー210が押下されると、可動しワークパッド42に接触するようになっている。これにより、携帯端末100では、接触可動部220とワークパッド42との接触を検出することで、コントロールキー210の操作を検出することができる。
【0043】
接触可動部222,224は、コントロールボタン212,214のそれぞれの押下位置に対応して配置されている。コントロールユニット200を装着部110に装着した場合、接触可動部222,224は、コントロールボタン212,214が押下されていない状態では、スプリング等によりワークパッド42に接触しない位置に保持され、コントロールボタン212,214が押下されると、可動しワークパッド42に接触するようになっている。
【0044】
ID接触部226は、コントロールユニット200を装着部110に装着した場合に、所定間隔で配置される横方向に4つ縦方向に2つの接触予定箇所のうち、コントロールユニット200を識別するためのID情報を示す箇所がワークパッド42に接触するように設けられている。これにより、携帯端末100では、ID接触部226とワークパッド42との接触および接触箇所を検出することで、コントロールユニット200のID情報を取得することができる。例えば、接触予定箇所のうち、上段左から1番目および2番目並びに下段左から3番目の箇所がワークパッド42に接触するようにID接触部226が設けられている場合は、コントロールユニット200のID情報を「11000010」の2進数で表すことができる。
【0045】
なお、図2のコントロールユニット200は、あくまで一例であり、その他にも、ジョグダイヤル式のコントロールユニット200もあれば、プッシュ式のコントロールユニット200もある。
次に、携帯端末100の内部構成を図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、携帯端末100の内部構成を示すブロック図である。
【0046】
携帯端末100は、図3に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0047】
I/F38には、外部装置として、LCD40と、複数のワークパッド42とが接続されている。
ROM32には、各コントロールユニット200ごとに、コントロールユニット200に関するコントロールユニット情報が、コントロールユニット200のID情報と対応付けて格納されている。コントロールユニット情報は、コントロールユニット200を登録し、アプリケーション上で使用するために必要な各種の登録情報を含んで構成されている。
【0048】
CPU30は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4ないし図6のフローチャートに示すコントロールユニット装着処理、コントロールユニット選択処理およびコントロールユニット取外処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。また、ROM32には、多数のアプリケーションが組み込まれており、CPU30は、ユーザからの要求に応じてアプリケーションを実行するようになっている。
【0049】
初めに、コントロールユニット装着処理を図4を参照しながら詳細に説明する。図4は、コントロールユニット装着処理を示すフローチャートである。
コントロールユニット装着処理は、コントロールユニット200が装着部110に装着されたことを検出し、検出したコントロールユニット200を登録する処理であって、CPU30において実行されると、図4に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
【0050】
ステップS100では、ワークパッド42からの検出信号に基づいて、コントロールユニット200が装着部110に装着されたか否かを判定し、コントロールユニット200が装着部110に装着されたと判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ステップS100で待機する。
【0051】
ステップS102では、ワークパッド42からの検出信号によりコントロールユニット200のID情報を取得し、ステップS104に移行して、取得したID情報をもとにROM32のコントロールユニット情報を検索し、ステップS106に移行する。
ステップS106では、該当するコントロールユニット情報を索出したか否かを判定し、該当するコントロールユニット情報を索出したと判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、索出したコントロールユニット情報に基づいてコントロールユニット200をデータベースに登録し、ステップS110に移行する。
【0052】
ステップS110では、登録したコントロールユニット200が複数のコントロールユニット200を使用するものであるか否かを判定し、複数のコントロールユニット200を使用するものでないと判定したとき(No)は、ステップS112に移行して、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200を選択可能となるように設定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0053】
一方、ステップS110で、登録したコントロールユニット200が複数のコントロールユニット200を使用するものであると判定したとき(Yes)は、ステップS114に移行して、データベースを参照して必要なコントロールユニット200がすべて装着されているか否かを判定し、必要なコントロールユニット200がすべて装着されていると判定したとき(Yes)は、ステップS112に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0054】
一方、ステップS106で、該当するコントロールユニット情報を索出しないと判定したとき(No)は、ステップS116に移行して、新たなコントロールユニット情報をインストールし、ステップS118に移行する。なお、ステップS116では、新たなコントロールユニット情報がROM32に用意されていないときは、新たなコントロールユニット情報をインストールすべき要求をユーザに対して要求し、ユーザから新たなコントロールユニット情報が与えられるのを待機する。
【0055】
次に、コントロールユニット選択処理を図5を参照しながら詳細に説明する。図5は、コントロールユニット選択処理を示すフローチャートである。
コントロールユニット選択処理は、アプリケーションを実行するにあたって、そのアプリケーションの入力デバイスとして使用するコントロールユニット200を選択する処理であって、CPU30において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
【0056】
ステップS200では、アプリケーションが起動したか否かを判定し、アプリケーションが起動したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、アプリケーションが起動するまでステップS200で待機する。
ステップS202では、データベースを参照して、装着部110に装着されかつ使用可能なコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべき要求をLCD40に表示し、ステップS204に移行する。
【0057】
ステップS204では、コントロールユニット200の選択を入力したか否かを判定し、コントロールユニット200の選択を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS206に移行して、そのアプリケーションの入力デバイスとして、選択されたコントロールユニット200を設定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0058】
一方、ステップS204で、コントロールユニット200の選択を入力しないと判定したとき(No)は、ステップS208に移行して、そのアプリケーションの入力デバイスとして、デフォルトのコントロールユニット200を設定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、コントロールユニット取外処理を図6を参照しながら詳細に説明する。図6は、コントロールユニット装着処理を示すフローチャートである。
【0059】
コントロールユニット装着処理は、コントロールユニット200が装着部110から取り外されたことを検出し、検出したコントロールユニット200の登録を削除する処理であって、CPU30において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、ワークパッド42からの検出信号に基づいて、コントロールユニット200が装着部110から取り外されたか否かを判定し、コントロールユニット200が装着部110から取り外されたと判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ステップS300で待機する。
【0060】
ステップS302では、取り外されたコントロールユニット200の登録をデータベースから削除し、ステップS304に移行して、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200を選択不能となるように設定し、ステップS306に移行する。
ステップS306では、取り外されたコントロールユニット200を使用する実行中のアプリケーションが存在するか否かを判定し、取り外されたコントロールユニット200を使用する実行中のアプリケーションが存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS308に移行して、データベースを参照して、装着部110に装着されかつ使用可能なコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべき要求をLCD40に表示し、ステップS310に移行する。
【0061】
ステップS310では、コントロールユニット200の選択を入力したか否かを判定し、コントロールユニット200の選択を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS312に移行して、そのアプリケーションの入力デバイスとして、選択されたコントロールユニット200を設定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0062】
一方、ステップS310で、コントロールユニット200の選択を入力しないと判定したとき(No)は、ステップS314に移行して、そのアプリケーションの入力デバイスとして、デフォルトのコントロールユニット200を設定し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS306で、取り外されたコントロールユニット200を使用する実行中のアプリケーションが存在しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0063】
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
初めに、コントロールユニット200を携帯端末100に装着する場合を説明する。
コントロールユニット200を装着部110に装着すると、ID接触部226とワークパッド42とが接触するので、携帯端末100では、ワークパッド42により、ID接触部226とワークパッド42との接触および接触箇所が検出され、ステップS100〜S104を経て、ワークパッド42からの検出信号によりコントロールユニット200のID情報が取得され、取得されたID情報をもとにROM32のコントロールユニット情報が検索される。その結果、該当するコントロールユニット情報が索出されると、ステップS106,S108を経て、索出されたコントロールユニット情報に基づいてコントロールユニット200がデータベースに登録され、これが複数のコントロールユニット200を使用するものでなければ、ステップS110,S112を経て、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200が選択可能となるように設定される。
【0064】
なお、装着したコントロールユニット200が複数のコントロールユニット200を使用するものである場合は、それらすべてのコントロールユニット200が装着されているときに限り、ステップS110,S114,S112を経て、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200が選択可能となるように設定される。
【0065】
次に、アプリケーションで所望のコントロールユニット200を使用する場合を説明する。
アプリケーションで所望のコントロールユニット200を使用するには、ユーザは、携帯端末100において、まず、アプリケーションを起動する。
携帯端末100では、アプリケーションが起動すると、ステップS200,S202を経て、装着部110に装着されかつ使用可能なコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべき要求がLCD40に表示される。ここで、ユーザは、所望のコントロールユニット200を選択すると、ステップS204,S206を経て、そのアプリケーションの入力デバイスとして、選択されたコントロールユニット200が設定される。
【0066】
例えば、ユーザが、図2のコントロールユニット200を選択した場合、そのアプリケーションの実行中では、コントロールキー210やコントロールボタン212,214を押下すると、接触可動部220〜224がワークパッド42に接触するので、携帯端末100では、ワークパッド42により、接触可動部220〜224とワークパッド42との接触および接触箇所が検出され、その検出結果に基づいてコントロールキー210やコントロールボタン212,214からの入力が行われる。
【0067】
なお、アプリケーションを起動した際に、選択要求に対してユーザがコントロールユニット200を選択しなければ、ステップS204,S208を経て、そのアプリケーションの入力デバイスとして、デフォルトのコントロールユニット200が設定される。
次に、コントロールユニット200を携帯端末100から取り外す場合を説明する。
【0068】
コントロールユニット200を装着部110から取り外すと、携帯端末100では、ステップS302,304を経て、取り外されたコントロールユニット200の登録がデータベースから削除され、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200が選択不能となるように設定される。
なお、取り外されたコントロールユニット200を使用する実行中のアプリケーションが存在する場合は、ステップS306,S308を経て、装着部110に装着されかつ使用可能なコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべき要求がLCD40に表示される。ここで、ユーザは、所望のコントロールユニット200を選択すると、ステップS310,S312を経て、そのアプリケーションの入力デバイスとして、選択されたコントロールユニット200が設定される。
【0069】
このようにして、本実施の形態では、コントロールユニット200を携帯端末100に着脱可能に設け、携帯端末100は、複数のコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択可能となっており、選択されたコントロールユニット200により入力を行うようになっている。
【0070】
これにより、複数のアプリケーションを組み込んだ携帯端末100において、各アプリケーションを特殊化することなく、従来に比して、各アプリケーションでの入力操作を比較的容易にすることができる。
さらに、本実施の形態では、携帯端末100は、アプリケーションの起動時に、複数のコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべきことを要求し、その要求に伴ってコントロールユニット200の選択を入力したときは、そのアプリケーションに対しては、選択されたコントロールユニット200により入力を行うようになっている。
【0071】
これにより、各アプリケーションごとに、ユーザにとって比較的適切なコントロールユニット200を選択することができるので、各アプリケーションでの入力操作をさらに容易にすることができる。
さらに、本実施の形態では、携帯端末100は、板面上での接触を検出するワークパッド42を有し、ワークパッド42での検出結果に基づいてコントロールユニット200からの入力を行うようになっており、コントロールユニット200は、ワークパッド42上に位置するように携帯端末100に取り付けられた状態でその可動によりワークパッド42との接触および非接触を行う接触可動部220〜224を有している。
【0072】
これにより、コントロールユニット200には、接触可動部220〜224を設けるだけでよいので、コントロールユニット200を比較的簡易な構成とすることができ、しかも比較的安価に製造することができる。
さらに、本実施の形態では、各コントロールユニット200は、ワークパッド42上に位置するように携帯端末100に取り付けられた状態でワークパッド42のそれぞれ異なる箇所に接触するID接触部226を有し、携帯端末100は、ワークパッド42とID接触部226との接触および接触箇所を検出し、その検出結果に基づいてコントロールユニット200を識別するようになっている。
【0073】
これにより、コントロールユニット200には、ID接触部226を設けるだけでよいので、比較的簡易な構成でコントロールユニット200を識別することができる。
上記第1の実施の形態において、ワークパッド42は、特許請求の範囲に記載の接触検出板に対応し、ROM32は、特許請求の範囲に記載の記憶手段に対応している。
【0074】
以下、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1、図4ないし図8は、本発明に係る携帯端末の入力システム、携帯端末、コントロールユニットおよび携帯端末の入力プログラムの第2の実施の形態を示す図である。なお、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
【0075】
本実施の形態は、本発明に係る携帯端末の入力システム、携帯端末、コントロールユニットおよび携帯端末の入力プログラムを、図1に示すように、異なる複数のコントロールユニット200を着脱可能に設けた携帯端末100において、アプリケーションごとに、ユーザが所望のコントロールユニット200を選択し、選択されたコントロールユニット200により入力を行う場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、コントロールユニット200と携帯端末100との電気的通信によりコントロールユニット200からの入力を行う点にある。
【0076】
まず、携帯端末100およびコントロールユニット200の構成を図7を参照しながら説明する。図7は、携帯端末100およびコントロールユニット200の構成を示すブロック図である。
携帯端末100は、LCD40と、コントロールユニット200を装着可能な複数の装着部110とでその外観が構成されている。各装着部110には、図7に示すように、コントロールユニット200と電気的に接続する接続端子44が設けられており、接続端子44は、電源信号およびクロック信号を出力し、コントロールユニット200のID情報を示すID信号およびコントロールユニット200の操作内容を示すデータ信号を入力するようになっている。
【0077】
コントロールユニット200は、図7に示すように、接続端子44と電気的に接続する接続端子230と、ID信号を出力するID回路232と、ユーザの操作に供する操作部234とで構成されている。
ID回路232は、電源信号およびクロック信号を入力し、クロック信号と同期しながら、所定のID情報を示すように電源信号の内容を変更し、これをID信号として出力するようになっている。具体的には、所定本数ある電源信号線のうち、コントロールユニット200を識別するためのID情報を示す箇所をショートまたはオープンすることにより、ID情報を示すID信号を生成する。これにより、携帯端末100では、接続端子44からのID信号を復調することで、コントロールユニット200のID情報を取得することができる。例えば、8本ある電源信号線のうち、1番目、2番目および7番目の箇所がオープンされている場合は、コントロールユニット200のID情報を「00111101」の2進数で表すことができる。
【0078】
操作部234は、電源信号およびクロック信号を入力し、クロック信号と同期しながら、操作部234の操作内容に応じて電源信号の内容を変更し、これをデータ信号として出力するようになっている。
次に、携帯端末100の内部構成を図8を参照しながら詳細に説明する。図8は、携帯端末100の内部構成を示すブロック図である。
【0079】
携帯端末100は、図8に示すように、CPU30、ROM32、RAM34およびI/F38をバス接続してなり、I/F38には、外部装置として、LCD40と、複数の接続端子44とが接続されている。
CPU30は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図4ないし図6のフローチャートに示すコントロールユニット装着処理、コントロールユニット選択処理およびコントロールユニット取外処理と同等の処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
【0080】
次に、上記第2の実施の形態の動作を説明する。なお、以下の説明は、図4ないし図6のフローチャートに示すコントロールユニット装着処理、コントロールユニット選択処理およびコントロールユニット取外処理を援用して行う。
初めに、コントロールユニット200を携帯端末100に装着する場合を説明する。
【0081】
コントロールユニット200を装着部110に装着すると、携帯端末100では、ステップS100〜S104を経て、接続端子44からのID信号によりコントロールユニット200のID情報が取得され、取得されたID情報をもとにROM32のコントロールユニット情報が検索される。その結果、該当するコントロールユニット情報が索出されると、ステップS106,S108を経て、索出されたコントロールユニット情報に基づいてコントロールユニット200がデータベースに登録され、これが複数のコントロールユニット200を使用するものでなければ、ステップS110,S112を経て、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200が選択可能となるように設定される。
【0082】
なお、装着したコントロールユニット200が複数のコントロールユニット200を使用するものである場合は、それらすべてのコントロールユニット200が装着されているときに限り、ステップS110,S114,S112を経て、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200が選択可能となるように設定される。
【0083】
次に、アプリケーションで所望のコントロールユニット200を使用する場合を説明する。
アプリケーションで所望のコントロールユニット200を使用するには、ユーザは、携帯端末100において、まず、アプリケーションを起動する。
携帯端末100では、アプリケーションが起動すると、ステップS200,S202を経て、装着部110に装着されかつ使用可能なコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべき要求がLCD40に表示される。ここで、ユーザは、所望のコントロールユニット200を選択すると、ステップS204,S206を経て、そのアプリケーションの入力デバイスとして、選択されたコントロールユニット200が設定される。そして、アプリケーションの実行中において、コントロールユニット200からの入力は、接続端子44と接続端子230との電気的通信により行われる。
【0084】
なお、アプリケーションを起動した際に、選択要求に対してユーザがコントロールユニット200を選択しなければ、ステップS204,S208を経て、そのアプリケーションの入力デバイスとして、デフォルトのコントロールユニット200が設定される。
次に、コントロールユニット200を携帯端末100から取り外す場合を説明する。
【0085】
コントロールユニット200を装着部110から取り外すと、携帯端末100では、ステップS302,304を経て、取り外されたコントロールユニット200の登録がデータベースから削除され、各アプリケーションにおいてコントロールユニット200が選択不能となるように設定される。
なお、取り外されたコントロールユニット200を使用する実行中のアプリケーションが存在する場合は、ステップS306,S308を経て、装着部110に装着されかつ使用可能なコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべき要求がLCD40に表示される。ここで、ユーザは、所望のコントロールユニット200を選択すると、ステップS310,S312を経て、そのアプリケーションの入力デバイスとして、選択されたコントロールユニット200が設定される。
【0086】
このようにして、本実施の形態では、コントロールユニット200を携帯端末100に着脱可能に設け、携帯端末100は、複数のコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択可能となっており、選択されたコントロールユニット200により入力を行うようになっている。
【0087】
これにより、複数のアプリケーションを組み込んだ携帯端末100において、各アプリケーションを特殊化することなく、従来に比して、各アプリケーションでの入力操作を比較的容易にすることができる。
さらに、本実施の形態では、携帯端末100は、アプリケーションの起動時に、複数のコントロールユニット200のなかから1または複数のコントロールユニット200を選択すべきことを要求し、その要求に伴ってコントロールユニット200の選択を入力したときは、そのアプリケーションに対しては、選択されたコントロールユニット200により入力を行うようになっている。
【0088】
これにより、各アプリケーションごとに、ユーザにとって比較的適切なコントロールユニット200を選択することができるので、各アプリケーションでの入力操作をさらに容易にすることができる。
さらに、本実施の形態では、携帯端末100は、コントロールユニット200と電気的に接続する接続端子44を有し、接続端子44との電気的通信によりコントロールユニット200からの入力を行うようになっており、コントロールユニット200は、接続端子44と電気的に接続する接続端子230と、ユーザの操作に供する操作部234とを有し、操作部234の操作と連動して、接続端子230と接続端子44との電気的通信に係る電気信号の内容を変更するようになっている。
【0089】
これにより、コントロールユニット200には、接続端子230と接続端子44との電気的通信に係る電気信号の内容を変更する回路等を設けるだけでよいので、コントロールユニット200を比較的簡易な構成とすることができ、しかも比較的安価に製造することができる。
さらに、本実施の形態では、各コントロールユニット200は、接続端子230と接続端子44との電気的通信に係る電気信号の内容をそれぞれ異なる内容に変更するID回路232を接続端子230に接続してなり、携帯端末100は、接続端子44とID回路232との電気的通信によりコントロールユニット200を識別するようになっている。
【0090】
これにより、コントロールユニット200には、ID回路232を設けるだけでよいので、比較的簡易な構成でコントロールユニット200を識別することができる。
上記第2の実施の形態において、接続端子44は、特許請求の範囲に記載の携帯端末側接続端子に対応し、接続端子230は、特許請求の範囲に記載のコントロールユニット側接続端子に対応し、操作部234は、特許請求の範囲に記載の操作手段に対応し、ROM32は、特許請求の範囲に記載の記憶手段に対応している。
【0091】
なお、上記第1の実施の形態においては、コントロールユニット200として、図2に示すように、コントロールキー210およびコントロールボタン212,214を設けたものを採用したが、これに限らず、図9に示すような構成のコントロールユニット200を採用することもできる。図9は、コントロールユニット200の他の構成を示す平面図である。
【0092】
図9(a)に示すコントロールユニット200は、住所管理等のデータベース系のアプリケーションに適しているものであって、決定ボタンと、キャンセルボタンと、決定ボタンの周囲に配置されかつその周囲を回転自在なジョグダイヤルとを設けて構成されている。図9(b)に示すコントロールユニット200は、図9(a)に示すコントロールユニット200において、決定ボタンをジョグダイヤルとは別の箇所に設けて構成されている。
【0093】
また、図9(c)に示すコントロールユニット200は、ゲームのアプリケーションに適しているものであって、上下左右の4つの方向を指示可能な十字キーとしてのコントロールキーを設けて構成されている。図9(d)に示すコントロールユニット200は、ワープロ等のデータ入力系のアプリケーションに適しているものであって、複数のプッシュボタンを設けて構成されている。
【0094】
また、図9(e)に示すコントロールユニット200は、左右の2つの方向を指示可能なコントロールキーと、2つのキャンセルボタンとを設けて構成されている。これも、図9(c)に示すコントロールユニット200と同様、ゲームのアプリケーションに適している。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、複数のコントロールユニット200を使用して入力を行うように構成したが、具体的には、例えば、複数のコントロールユニット200を組み合わせることで、一つの機能を有するコントロールユニット200として実現することが可能である。本発明に係るコントロールユニット200では、装着部110の大きさに限界があることから、搭載できるボタンやキーの数には限りがあり、例えば、キーボードを考えた場合には、一つのコントロールユニット200内にすべてのキーを配置することは困難である。しかしながら、キーを2つまたは3つのコントロールユニット200に分散し、それらを組み合わせ、あたかも一つのコントロールユニット200として認識させることで、キーボードとして使用することも可能である。この場合、そのID情報は、単体では意味をなさず、すべてのID情報がそろって初めて操作可能とする。なお、このとき、装着されたコントロールユニット200の登録を管理するデータベースでは、複数の組み合わせを一つのコントロールユニット200として管理する。
【0095】
複数のコントロールユニット200を組み合わせて一つのキーボードを構成する場合には、上記のように、コントロールユニット200への搭載数が制限されるという欠点を補うほか、組み合わせ方によってユーザの好みに適したキーボードを構成することもできる。例えば、英数字キー等の主要入力キーコントロールユニット200、シフトキー等の補助入力キーコントロールユニット200、テンキーコントロールユニット200およびファンクションキーコントロールユニット200の4つをすべて組み合わせたときに、完全な機能を提供する1つのキーボードが完成する形態とした場合、主要入力キーとテンキーだけのキーボードを希望するユーザは、それらのうち2つのコントロールユニット200を組み合わせればよく、また、テンキーだけのキーボードを希望するユーザは、それらのうち1つのコントロールユニット200を用いればよい。この場合、すべてのID情報がそろってから初めて操作可能とする必要はなく、ID情報が追加されるごとに機能を順次拡張していけばよい。
【0096】
また、上記第1および第2の実施の形態において、図4ないし図6のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記録された記録媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0097】
ここで、記録媒体とは、RAM、ROM等の半導体記録媒体、FD、HD等の磁気記録型記録媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記録媒体、MO等の磁気記録型/光学的読取方式記録媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であれば、あらゆる記録媒体を含むものである。
【0098】
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る携帯端末の入力システム、携帯端末、コントロールユニットおよび携帯端末の入力プログラムを、図1に示すように、異なる複数のコントロールユニット200を着脱可能に設けた携帯端末100において、アプリケーションごとに、ユーザが所望のコントロールユニット200を選択し、選択されたコントロールユニット200により入力を行う場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る携帯端末の入力システムによれば、複数のアプリケーションを組み込む携帯端末において、各アプリケーションを特殊化することなく、従来に比して、各アプリケーションでの入力操作を比較的容易にすることができるという効果が得られる。
【0100】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムによれば、複数のアプリケーションを組み込む携帯端末において、各アプリケーションを特殊化することなく、従来に比して、各アプリケーションでの入力操作を比較的容易にすることができるという効果が得られる。
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムによれば、コントロールユニットには、接触可動部を設けるだけでよいので、コントロールユニットを比較的簡易な構成とすることができ、しかも比較的安価に製造することができるという効果も得られる。
【0101】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムによれば、コントロールユニットには、ID接触部を設けるだけでよいので、比較的簡易な構成でコントロールユニットを識別することができるという効果も得られる。
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムによれば、コントロールユニットには、コントロールユニット側接続端子と携帯端末側接続端子との電気的通信に係る電気信号の内容を変更する回路等を設けるだけでよいので、コントロールユニットを比較的簡易な構成とすることができ、しかも比較的安価に製造することができるという効果も得られる。
【0102】
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムによれば、コントロールユニットには、ID回路を設けるだけでよいので、比較的簡易な構成でコントロールユニットを識別することができるという効果も得られる。
さらに、本発明に係る携帯端末の入力システムによれば、各アプリケーションごとに、ユーザにとって比較的適切なコントロールユニットを選択することができるので、各アプリケーションでの入力操作をさらに容易にすることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯端末100およびコントロールユニット200の外観構成を示す図である。
【図2】コントロールユニット200の構成を示す平面図および断面図である。
【図3】携帯端末100の内部構成を示すブロック図である。
【図4】コントロールユニット装着処理を示すフローチャートである。
【図5】コントロールユニット選択処理を示すフローチャートである。
【図6】コントロールユニット装着処理を示すフローチャートである。
【図7】携帯端末100およびコントロールユニット200の構成を示すブロック図である。
【図8】携帯端末100の内部構成を示すブロック図である。
【図9】コントロールユニット200の他の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
30 CPU
32 ROM
34 RAM
38 I/F
40 LCD
42 ワークパッド
44 接続端子
100 携帯端末
110 装着部
200 コントロールユニット
210 コントロールキー
212,214 コントロールボタン
220,222,224 接触可動部
226 ID接触部
228 支持部材
230 接続端子
232 ID回路
234 操作部
Claims (3)
- 複数のコントロールユニットにより入力を行う携帯端末を備える携帯端末の入力システムであって、
複数の前記コントロールユニットを前記携帯端末に着脱可能に設け、
前記携帯端末は、板面上での接触を検出する接触検出板を有し、
前記コントロールユニットは、操作可能な操作部と、前記操作部の可動により前記接触検出板との接触および非接触を行う接触可動部と、他の前記コントロールユニットとは前記接触検出板の異なる箇所に接触するID接触部とを有し、
前記携帯端末は、さらに、
前記接触検出板への接触を検出する検出手段と、
前記接触可動部に係る前記検出手段の検出結果に基づいて前記コントロールユニットからの入力を行う入力手段と、
当該携帯端末で実行されるアプリケーションが使用可能な前記コントロールユニットに関するコントロールユニット情報を記憶する記憶手段と、
前記ID接触部に係る前記検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段のなかから前記コントロールユニット情報を検索する検索手段と、
前記検索手段で索出したコントロールユニット情報に基づいて前記コントロールユニットを識別する識別手段と、
前記識別手段で識別されたコントロールユニットが複数の前記コントロールユニットを使用するものであると判定したときは、それらコントロールユニットを前記アプリケーションで選択可能となるように設定する設定手段と、
当該携帯端末に装着されかつ前記アプリケーションが使用可能な前記コントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択する選択手段とを有することを特徴とする携帯端末の入力システム。 - 請求項1において、
前記携帯端末は、前記アプリケーションの起動時に、前記複数のコントロールユニットのなかから1又は複数のコントロールユニットを選択すべきことを要求し、その要求に伴って前記コントロールユニットの選択を入力したときは、そのアプリケーションに対しては、選択されたコントロールユニットにより入力を行うことを特徴とする携帯端末の入力システム。 - コンピュータからなる請求項1記載の携帯端末に実行させるためのプログラムであって、
前記接触検出板への接触を検出する検出ステップと、
前記接触可動部に係る前記検出ステップの検出結果に基づいて前記コントロールユニットからの入力を行う入力ステップと、
前記ID接触部に係る前記検出ステップの検出結果に基づいて前記記憶手段のなかから前記コントロールユニット情報を検索する検索ステップと、
前記検索ステップで索出したコントロールユニット情報に基づいて前記コントロールユニットを識別する識別ステップと、
前記識別ステップで識別されたコントロールユニットが複数の前記コントロールユニットを使用するものであると判定したときは、それらコントロールユニットを前記アプリケーションで選択可能となるように設定する設定ステップと、
当該携帯端末に装着されかつ前記アプリケーションが使用可能な前記コントロールユニットのなかから1または複数のコントロールユニットを選択する選択ステップとからなる処理を前記携帯端末に実行させるためのプログラムであることを特徴とする携帯端末の入力プログラム。
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