JPH10240409A - 電子機器及びキーボード装置 - Google Patents

電子機器及びキーボード装置

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JPH10240409A
JPH10240409A JP9046699A JP4669997A JPH10240409A JP H10240409 A JPH10240409 A JP H10240409A JP 9046699 A JP9046699 A JP 9046699A JP 4669997 A JP4669997 A JP 4669997A JP H10240409 A JPH10240409 A JP H10240409A
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JP
Japan
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keyboard
mounting portion
main body
electronic device
keyboard mounting
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JP9046699A
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Inventor
Hiroshi Nakamura
博 中村
Masaaki Iino
政明 飯野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は,小形化を確保したうえで、操作性
の向上を図り得るようにすることにある。 【解決手段】コンピュータ本体10のキーボード載置部
11に磁性体を配設して、第1及び第2のキーボード本
体13a,13bに永久磁石15を埋設し、この第1及
び第2のキーボード本体13a,13bの永久磁石15
とコンピュータ本体10のキーボード載置部11の磁性
体とが協働して発生する吸引力により、第1及び第2の
キーボード本体13a,13bが所望の操作位置に位置
決めされ、その吸引力に反して強制的にキーボード載置
部11上を移動させると、その移動位置において、再び
磁性体と永久磁石15とが協働して発生する吸引力によ
り、新たな操作位置に位置決めされるように構成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばパーソナ
ルコンピュータ(PC)、ワードプロセッサ、情報端末
等の電子機器及びキーボード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータのキ
ーボード装置においては、図14に示すように二つに分
割したキーボード本体1a,1bを、コンピュータ本体
2のキーボード載置部3に移動案内機構4を介して矢印
A及びB方向に移動自在に組付け配置したものがある。
このようなキーボード装置は、コンピュータ本体2に設
けたカラー液晶ディスプレイ(LCD)5を使用位置に
回動させた状態で、キーボード本体1a,1aがユーザ
(使用者)により、キーボード載置部3上の使用者に適
した操作位置に移動設定した後、キー操作が実行され
る。このキーボード装置は、そのキーボード本体1a,
1bのキー操作に連動して、コンピュータ本体2に内蔵
された内部機器、例えばCPU(中央処理装置)等のメ
インユニットや、HDD(ハードディスク)装置やCD
ーROM装置等の周辺ユニットを選択的な動作制御す
る。
【0003】ところが、上記キーボード装置では、キー
ボード本体1a,1bのキーボード載置部3上における
移動調整範囲が、コンピュータ本体2の形状寸法の制約
により限界があるために、必ずしも使用者の最適な操作
位置に設定することができない虞れを有する。
【0004】また、複数のキーボード本体1a,1bの
移動経路が移動案内機構4により限定されるために、こ
の点からも使用者の最適操作位置に設定することが困難
であるという問題を有する。係る問題は、特に、携帯可
能な小形パーソナルコンピュータ等の小型電子機器にお
いては、重大である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のキーボード装置では、使用者に応じてキーボード本
体を最適位置で操作することが困難であるという問題を
有している。この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、小形化の要請を満足したうえで、操作性の向上を
図り得るようにした電子機器及びキーボード装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁性体ある
いは磁力を有する部材のうちの一方が配設されるキーボ
ード載置部と、上記キーボード載置部に着脱自在に搭載
されるとともに、裏面に上記磁性体あるいは磁力を有す
る部材のうち他方が配設され、上面に複数の操作キーが
設けられたキーボード本体とを備えてキーボード装置を
構成した。
【0007】上記構成によれば、キーボード本体とキー
ボード載置部とは、磁力を発生する部材の吸引力により
所望の操作位置に位置され、且つ、その吸引力に反して
強制的にキーボード載置部の所望の位置に移動させるこ
とにより、その移動位置において、再び磁力を発生する
部材との吸引力により位置決めされる。従って、キーボ
ード本体の操作位置を、キーボード載置部全体を自由に
使って設定することが可能となり、キーボード載置部の
小形化を確保したうえで、操作性の向上が図れる。
【0008】また、この発明は、複数の第1の永久磁石
が所定の間隔に配設されたキーボード載置部と、このキ
ーボード載置部に着脱自在に搭載されるとともに、裏面
に上記第1の永久磁石とは極性の異なる第2の永久磁石
が所定の間隔を有して配設され、上面に複数の操作キー
が設けられるキーボード本体とを備えてキーボード装置
を構成した。
【0009】上記構成によれば、キーボード本体とキー
ボード載置部とは、第1及び第2の永久磁石の吸引力に
より所望の操作位置に位置され、且つ、その吸引力に反
して強制的にキーボード載置部上の所望の位置に移動さ
せることにより、その移動位置において、再び第1及び
第2の永久磁石の吸引力により位置決めされる。従っ
て、キーボード本体の操作位置を、キーボード載置部全
体を自由に使って設定することが可能となり、キーボー
ド載置部の小形化を確保したうえで、操作性の向上が図
れる。
【0010】さらに、この発明は、磁性体あるいは磁力
を有する部材のうちの一方が配設されたキーボード載置
部と、上記キーボード載置部にヒンジ装置を開して接続
され、上記キーボード載置部を覆う閉成位置と、キーボ
ード載置部を露出する開成位置都の間に回動可能な表示
部と、を有する電子機器本体と、上記キーボード載置部
上に着脱自在に搭載され、裏面に磁性体あるいは磁力を
有する部材のうちの他方が配設され、上面に複数の操作
キーを有するキーボード本体と、上記操作キーの操作に
伴う操作信号を上記電子機器本体に伝送する信号伝送手
段とを備えて電子機器を構成した。
【0011】上記構成によれば、キーボード本体と電子
機器本体のキーボード載置部とは、磁力を発生する部材
の吸引力により所望の操作位置に位置され、且つ、その
吸引力に反して強制的にキーボード載置部上の所望の位
置に移動させることにより、その移動位置において、再
び磁力を発生する部材の吸引力により位置決めされる。
従って、キーボード本体の操作位置を、電子機器本体の
キーボード載置部全体を自由に使って設定することが可
能となり、電子機器本体のキーボード載置部の小形化を
確保したうえで、操作性の向上が図れる。
【0012】また、この発明は複数の第1の永久磁石が
所定の間隔を有して配設されたキーボード本体と、上記
キーボード載置部を覆う閉成位置と、キーボード載置部
を露出する開成位置都の間に回動可能な表示部と、を有
する電子機器本体と、上記キーボード載置部上に着脱自
在に搭載され、裏面に上記第1の永久磁石とは極性の異
なる複数の第2の永久磁石が所定の間隔を有して配設さ
れ、上面に複数の操作キーを有するキーボード本体と、
上記操作キーの操作に伴う操作信号を上記電子機器本体
に伝送する信号伝送手段とを備えて電子機器を構成し
た。
【0013】上記構成によれば、キーボード本体と電子
機器本体のキーボード載置部とは、第1及び第2の永久
磁石が発生する吸引力により所望の操作位置に位置さ
れ、且つ、その吸引力に反して強制的にキーボード載置
部上の所望の位置に移動させることにより、その移動位
置において、再び第1及び第2の永久磁石が発生する吸
引力により位置決めされる。従って、キーボード本体の
操作位置を、電子機器本体のキーボード載置部全体を自
由に使って設定することが可能となり、電子機器本体の
キーボード載置部の小形化を確保したうえで、操作性の
向上が図れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明
の一実施の形態に係るパーソナルコンピュータの外観を
示したもので、コンピュータ本体10には、鉄等の磁性
体で形成されるキーボード載置部11が設けられる。ま
た、コンピュータ本体10には、メインユニットや周辺
機器等の図示しない内部機器が内蔵され、そのキーボー
ド載置部11に対応してカラー液晶ディスプレイ(LC
D)12が矢印方向に開閉自在に配設される。
【0015】上記キーボード載置部11には、キーボー
ド装置を構成する第1及び第2のキーボード本体13
a,13bが離脱自在に配設される。この第1及び第2
のキーボード本体13a,13bは、例えばキーボード
載置部11への収納位置において、キーボード載置部1
1と略同形状になるように、その形状が設定され(図3
参照)、その一方面に複数の操作キー14a,14bが
それぞれ操作自在に配設される。
【0016】また、第1及び第2のキーボード本体13
a,13bの背面には、図2に示すように例えば複数の
永久磁石15が上記キーボード載置部11の磁性体に対
応して所定の間隔に埋設されて取付けられる。この第1
及び第2のキーボード本体13a,13bには、図示し
ないコントローラが内蔵され、このコントローラ(図示
せず)には、各操作キー14a,14bが接続される。
このコントローラ(図示せず)は、ケーブル16,16
を介して接続コネクタ17,17が接続される。そし
て、この接続コネクタ17,17は、コンピュータ本体
10に設けられる図示しない接続コネクタにそれぞれ着
脱自在に接続される。
【0017】なお、上記永久磁石15は、第1及び第2
のキーボード本体13a,13bの背面にそれぞれ埋設
することなく、例えば重ねるように取付けるようにして
もよい。
【0018】上記構成において、第1及び第2のキーボ
ード本体13a,13bは、図3に示すキーボード載置
部11の収納位置において、コンピュータ本体10のキ
ーボード載置部11に対して略同形状に収納される。こ
の収納状態において、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bは、その永久磁石15の磁気による吸引力
によりキーボード載置部11の磁性体を吸引することに
より位置決めされる。
【0019】そして、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bは、図3に示す位置から図1及び図4に示
す位置に移動させる場合、その永久磁石15とキーボー
ド載置部11との間に発生する吸引力に反してキーボー
ド載置部11上を、例えば滑らすようにして(また、直
接的に吸引力に反して第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bをキーボード載置部11より離間させるよ
うにして)、キーボード載置部11上の所望の位置に移
動させる。すると、第1及び第2のキーボード本体13
a,13bは、その永久磁石15とコンピュータ本体1
0のキーボード載置部11の磁性体とが協働して発生す
る吸引力により、該キーボード載置部11上に位置決め
される(図1及び図4参照)。
【0020】ここで、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bは、その操作キー14a,14bが操作さ
れると、その操作信号がケーブル16、接続コネクタ1
7を介してコンピュータ本体10の上記内部機器(図示
せず)に伝送され、該内部機器がキー操作に応じて動作
制御される。
【0021】そして、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bは、キーボード載置部11上を図4に示す
位置から図5に示す位置に可変する場合、同様に、その
永久磁石15とキーボード載置部11との間に発生する
吸引力に反してキーボード載置部11上を、例えば滑ら
すようにして(また、直接的に吸引力に反して第1及び
第2のキーボード本体13a,13bをキーボード載置
部11より離間させるようにして)、キーボード載置部
11上の所望の位置に移動させる。すると、第1及び第
2のキーボード本体13a,13bは、その永久磁石1
5とキーボード載置部11の磁性体とが協働して発生す
る吸引力により、移動された新たな位置に位置決めされ
る(図5参照)。
【0022】ここで、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bは、その操作キー14a,14bが操作さ
れると、その操作信号がケーブル16、接続コネクタ1
7を介してコンピュータ本体10の上記内部機器(図示
せず)に伝送され、該内部機器がキー操作に応じて動作
制御される。
【0023】また、上記第1及び第2のキーボード本体
13a,13bは、キー操作が終了すると、同様に、そ
の永久磁石15とキーボード載置部11との間に発生す
る吸引力に反してキーボード載置部11上を、例えば滑
らすようにして(また、直接的に吸引力に反して第1及
び第2のキーボード本体13a,13bをキーボード載
置部11より離間させるようにして)キーボード載置部
11上の図3に示す収納位置に移動させる。ここで、第
1及び第2のキーボード本体13a,13bは、その永
久磁石15とキーボード載置部11の磁性体とが協働し
て発生する吸引力によりキーボード載置部11に対して
略同一形状に収納された状態で位置決めされる。
【0024】なお、この収納状態において、第1及び第
2のキーボード本体13a,13bは、操作キー14
a,14bのキー操作を行うこともできる。このよう
に、上記パーソナルコンピュータのキーボード装置は、
コンピュータ本体10のキーボード載置部11に磁性体
を配設して、第1及び第2のキーボード本体13a,1
3bに永久磁石15を埋設し、この第1及び第2のキー
ボード本体13a,13bの永久磁石15とコンピュー
タ本体10のキーボード載置部11の磁性体とが協働し
て発生する吸引力により、第1及び第2のキーボード本
体13a,13bが所望の操作位置に位置決めされ、そ
の吸引力に反して強制的にキーボード載置部11上を移
動させると、その移動位置において、再び磁性体と永久
磁石15とが協働して発生する吸引力により、新たな操
作位置に位置決めされるように構成した。
【0025】これによれば、第1及び第2のキーボード
本体13a,13bの操作位置を、コンピュータ本体1
0のキーボード載置部11全体を自由に使って設定する
ことが可能となり、コンピュータ本体10のキーボード
載置部11の小形化を確保したうえで、キー操作の操作
性の向上が図れる。
【0026】なお、上記実施の形態では、第1及び第2
のキーボード本体13a,13bに永久磁石15を配設
して、キーボード載置部11に磁性体を配設するように
構成した場合で説明したが、これに限ることなく、例え
ば第1及び第2のキーボード本体13a,13bに磁性
体を配設して、キーボード載置部11に永久磁石を配設
するように構成することも可能である。
【0027】また、上記実施の形態では、第1及び第2
のキーボード本体13a,13bのキー操作に連動する
操作信号をケーブル16を用いてコンピュータ本体10
内の内部機器(図示せず)に伝送するように構成した場
合で説明したが、これに限ることなく、図6乃至図9に
示すように構成してもよい。但し、ここでは、図6乃至
図9において、前記図1乃至図5と同一部分について、
同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0028】図6は、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bに発光部18a,18bをそれぞれ設け、
コンピュータ本体10に上記内部機器(図示せず)に接
続される受光部19を発光部18a,18bに対応して
設ける。この発光部18a,18bは、図7に示すよう
にコントローラ20を介して第1及び第2のキーボード
本体13a(13b)の操作キー14a(14b)に接
続され、その操作キー14a(14b)の操作に応じた
操作信号がコントローラ20に入力されると、該コント
ローラ20により駆動制御されて、光操作信号が受光部
19に向けて光伝送され、上記コンピュータ本体10内
の上記内部機器(図示せず)に入力される。
【0029】図8は、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bに操作キー14a,14bに対応して電磁
コイル21(図9参照)を配設し、コンピュータ本体1
0のキーボード載置部11には、センスラインと称する
導体路22を埋設する(この場合、センスラインは、磁
性体に対して絶縁体を介して巻き回す如く配線)。
【0030】上記電磁コイル21は、コントローラ20
aに接続され、第1及び第2のキーボード本体13a
(13b)の操作キー14a(14b)が操作される
と、コントローラ20aを介して選択的に駆動され、導
体路22に電磁結合される。ここで、第1及び第2のキ
ーボード本体13a(13b)の操作キー14a(14
b)の操作に応じた電磁操作信号は、導体路22を介し
てコンピュータ本体10内の上記内部機器(図示せず)
に伝送される。
【0031】さらに、この発明は、上記実施の形態に限
ることなく、例えば図10及び図11に示すように構成
してもよい。但し、ここでは、図10及び図11におい
て、前記図1乃至図5と同一部分について、同一符号を
付して、その詳細な説明を省略する。
【0032】図10は、第1及び第2のキーボード本体
13a,13bには、例えばN極を形成する第1の永久
磁石30を、例えば埋設して取付ける。そして、コンピ
ュータ本体10のキーボード載置部11には、S極を形
成する第2の永久磁石31を複数個、例えば所定の間隔
に埋設して取付ける。これにより、第1及び第2のキー
ボード本体13a,13bは、その第1の永久磁石30
と、該第1の永久磁石30と対向するキーボード載置部
11の第2の永久磁石31との間で発生する吸引力によ
り、該キーボード載置部11上に位置決めされる。
【0033】そして、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bは、吸引力に反して例えば滑らすようにし
て(また、直接的に吸引力に反して第1及び第2のキー
ボード本体13a,13bをキーボード載置部11より
離間させるようにして)、その第1の永久磁石30をキ
ーボード載置部11上の他の第2の永久磁石31と対向
するように移動させる。ここで、第1及び第2のキーボ
ード本体3a,13bは、対向した第1の永久磁石30
と第2の永久磁石31との間で発生する吸引力により位
置決めされる。
【0034】図11は、第1及び第2のキーボード本体
13a,13bには、例えばN極を形成する第1の永久
磁石32を配設する。そして、コンピュータ本体10の
キーボード載置部11には、円弧状のS極を形成する第
2の永久磁石33を複数本、例えば二本設ける。これに
より、第1及び第2のキーボード本体13a,13b
は、その第1の永久磁石32がキーボード載置部11の
第2の永久磁石32との間に発生する吸引力により、該
キーボード載置部11上の移動位置において位置決めさ
れる。
【0035】そして、第1及び第2のキーボード本体1
3a,13bは、吸引力に反して例えば滑らすようにし
て(また、直接的に吸引力に反して第1及び第2のキー
ボード本体をキーボード載置部より離間させるようにし
て)、その第1の永久磁石32をキーボード載置部11
上の第2の永久磁石33の他の位置に移動させる。ここ
で、第1及び第2のキーボード本体13a,13bは、
その移動位置において第1の永久磁石32と第2の永久
磁石33との間で発生する吸引力によりキーボード載置
部11上に位置決めされる。
【0036】なお、上記図10及び図11においては、
第1のキーボード本体13aに配設する第1の永久磁石
30,32をN極で形成し、第2のキーボード本体13
bに配設する第2の永久磁石31,33をS極で形成す
るように構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、第1のキーボード本体に配設する第1の永久磁石3
0,32をS極で形成し、第2のキーボード本体13b
に配設する第2の永久磁石31,33をN極で形成する
ように構成することも可能である。
【0037】また、上記実施の形態では、キーボード本
体を第1及び第2のキーボード本体13a,13bの2
個の複数に分割して構成した場合で説明したが、この分
割数に限ることなく、少なくとも1個以上の数で構成す
ることにより、略同様の効果が期待される。
【0038】さらに、上記実施の形態では、上記実施の
形態では、キーボード本体13a,13bをキーボード
載置部11に吸引力を利用して位置決めする位置決め手
段として、永久磁石15を用いて構成した場合で説明し
たが、これに限ることなく、キーボード載置部11及び
キーボード本体13a,13bのうちと一方に電磁石を
配設し、その他方に磁性体を配設したり、あるいはキー
ボード載置部11及びキーボード本体13a,13bの
双方に極性の異なる磁力を発生する電磁石を対応して配
設して、電磁石で発生する磁力による吸引力でキーボー
ド本体13a,13bをキーボード載置部11の任意の
位置に位置決めするように構成することも可能である。
【0039】この場合には、例えば図12に示すように
キーボード載置部11に電磁石を駆動制御するスイッチ
部11aを配設し、このスイッチ部11aがオン操作さ
れると、これに連動して電磁石が駆動されて、キーボー
ド本体13a,13bがキーボード載置部11の任意の
位置に位置決めされるように構成される。そして、スイ
ッチ部11aがオフ操作されると、電磁石の駆動が停止
され、キーボード本体13a,13bがキーボード載置
部11から離脱可能となる。
【0040】また、上記実施の形態では、コンピュータ
本体10に対してカラー液晶ディスプレイ12を回動自
在に組付け配置すると共に、コンピュータ本体10にキ
ーボード載置部11を設けて、このキーボード載置部1
1に対してキーボード本体13a,13bを着脱自在に
配設するように構成した場合で説明したが、これに限る
ことなく、図13に示すようにデータ処理部、機能部品
等の内蔵されたコンピュータ本体40、カラー液晶ディ
スプレイ41及びキーボード載置部42をそれぞれ独立
に分離させて構成するいわゆる独立型のパーソナルコン
ピュータにおいても適用可能である。
【0041】すなわち、図13においては、キーボード
装置は、分離構成されたコンピュータ本体40及びカラ
ー液晶ディスプレイ41と分離させてキーボード載置部
42を形成し、このキーボード載置部42の任意の位置
にキーボード本体13a,13bを着脱自在に配設す
る。このキーボード本体13a,13bのキーボード載
置部32への位置決め手段としては、前述したのと略同
様に永久磁石と磁性体、あるいは極性の異なる永久磁石
を用いて構成したり、電磁石と磁性体、あるいは極性の
異なる磁力を発生する電磁石を用いて位置決めするよう
に構成される。
【0042】この場合、信号伝送手段としては、例えば
キーボード本体13a,13bに操作信号を光伝送する
発光部43a,43bを設け、コンピュータ本体40に
は、受光部44が配設される。そして、コンピュータ本
体40とカラー液晶ディスプレイ41は、例えば図示し
ないケーブルにより電気的に接続される。
【0043】なお、図13においては、信号伝送手段と
して、光伝送に限ることなく、ケーブルを用いて構成し
たり、電磁結合により伝送するように構成してもよい。
さらに、上記各実施の形態では、パーソナルコンピュー
タに適用した場合で説明したが、これに限ることなく、
ワードプロセッサや携帯電話端末等の各種の電子機器の
キーボード装置としても適用可能である。よって、この
発明は上記実施の形態に限ることなく、その他、この発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得るこ
とは勿論のことである。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、小形化の要請を満足したうえで、操作性の向上を図
り得るようにした電子機器及びキーボード装置をを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るキーボード装置
を搭載したパーソナルコンピュータを示した図。
【図2】図1のキーボード載置部と第1及び第2のキー
ボード本体の配置構成を示した図。
【図3】図1の第1及び第2のキーボード本体の収納状
態を示した図。
【図4】図1の操作位置を平面から見た状態を示した
図。
【図5】図1の第1及び第2のキーボード本体の司る他
の操作位置を平面から見た状態を示した図。
【図6】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図7】図6の回路構成を示した図。
【図8】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図9】図8の回路構成を示した図。
【図10】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図11】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図12】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図13】この発明の他の実施の形態を示した図。
【図14】従来のキーボード装置を示した図。
【符号の説明】
10,40…コンピュータ本体。 11,42…キーボード載置部。 12,41…カラー液晶ディスプレイ。 13a,13b…第1及び第2のキーボード本体。 14a,14b…操作キー。 15…永久磁石。 16…ケーブル。 17…接続コネクタ。 18a,18b,43a,43b…発光部。 19,44…受光部。 20,20a…コントローラ。 21…電磁コイル。 22…導体路。 30,32…第1の永久磁石。 31,33…第2の永久磁石。 11a…スイッチ部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体あるいは磁力を有する部材のうち
    の一方が配設されるキーボード載置部と、 上記キーボード載置部に着脱自在に搭載されるととも
    に、裏面に上記磁性体あるいは磁力を有する部材のうち
    他方が配設され、上面に複数の操作キーが設けられたキ
    ーボード本体と、 を有することを特徴とするキーボード装置。
  2. 【請求項2】 複数の第1の永久磁石が所定の間隔に配
    設されたキーボード載置部と、 このキーボード載置部に着脱自在に搭載されるととも
    に、裏面に上記第1の永久磁石とは極性の異なる第2の
    永久磁石が所定の間隔を有して配設され、上面に複数の
    操作キーが設けられるキーボード本体と、 を有することを特徴とするキーボード装置。
  3. 【請求項3】 上記キーボード本体は、複数に分割され
    てなることを特徴とする請求項1および2のいずれか記
    載の電子機器のキーボード装置。
  4. 【請求項4】 磁性体あるいは磁力を有する部材のうち
    の一方が配設されたキーボード載置部と、上記キーボー
    ド載置部にヒンジ装置を開して接続され、上記キーボー
    ド載置部を覆う閉成位置と、キーボード載置部を露出す
    る開成位置都の間に回動可能な表示部と、を有する電子
    機器本体と、 上記キーボード載置部上に着脱自在に搭載され、裏面に
    磁性体あるいは磁力を有する部材のうちの他方が配設さ
    れ、上面に複数の操作キーを有するキーボード本体と、 上記操作キーの操作に伴う操作信号を上記電子機器本体
    に伝送する信号伝送手段と、 を有する電子機器。
  5. 【請求項5】 複数の第1の永久磁石が所定の間隔を有
    して配設されたキーボード本体と、上記キーボード載置
    部を覆う閉成位置と、キーボード載置部を露出する開成
    位置都の間に回動可能な表示部と、を有する電子機器本
    体と、 上記キーボード載置部上に着脱自在に搭載され、裏面に
    上記第1の永久磁石とは極性の異なる複数の第2の永久
    磁石が所定の間隔を有して配設され、上面に複数の操作
    キーを有するキーボード本体と、 上記操作キーの操作に伴う操作信号を上記電子機器本体
    に伝送する信号伝送手段と、 を有する電子機器。
  6. 【請求項6】 上記キーボード本体は、複数に分割され
    てなることを特徴とする請求項4および5のいずれか記
    載の電子機器。
  7. 【請求項7】 上記信号伝送手段は、操作信号をケーブ
    ル伝送してなることを請求項4乃至6のいずれか記載の
    電子機器。
  8. 【請求項8】 上記信号伝送手段は、操作信号を光伝送
    してなることを請求項1乃至4のいずれか記載の電子機
    器。
  9. 【請求項9】 上記信号伝送手段は、操作信号を電磁結
    合により伝送してなることを請求項4乃至6のいずれか
    記載の電子機器。
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