JP2001101064A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム格納媒体

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JP2001101064A
JP2001101064A JP27835399A JP27835399A JP2001101064A JP 2001101064 A JP2001101064 A JP 2001101064A JP 27835399 A JP27835399 A JP 27835399A JP 27835399 A JP27835399 A JP 27835399A JP 2001101064 A JP2001101064 A JP 2001101064A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般のユーザ同士で、POI情報を簡単に授受
できるようにする。 【解決手段】 インターネット104に接続されてい
る、各パーソナルコンピュータに、地点情報、画像、音
声、テキストなどを付加した、オブジェクトとしてのPO
I(Point Of Interest)情報をHTMLファイル化し、イ
ンターネット104を介して、他のパーソナルコンピュ
ータに送信する機能と、他のパーソナルコンピュータか
ら送信されてきたPOI情報を取り込み、再現する機能等
を持たせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法、およびプログラム格納媒体に関し、例えば
インターネットを介して一般のユーザが、POI(Point
of Interest)情報を簡単に授受することができるよう
にした情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
格納媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットを介したコンピュ
ータネットワークにおいては、ネットワーク上に複数の
WWW(World Wide Web)サーバが存在し、WWWサーバが提供
するWebページを、各ユーザが、クライアントとしての
自分自身のパーソナルコンピュータなどの端末で受け取
ることにより、所望の情報を入手し得るようになされて
いる。
【0003】例えば、WWWサーバが提供するWebページ上
で表示された特定の場所に関する地点情報をパーソナル
コンピュータに取り込み、パーソナルコンーピュータ上
で取り込んだ地点情報のファイルを開くことが以前から
行われている。
【0004】この場合WWWサーバ側では、少なくとも緯
度、経度、住所および電話番号等を含む地点情報を予め
ファイル化してハードディスク等に記憶した後、HTML(H
yperText Markup Language)でファイルに対するハイパ
ーリンクを記述し、当該ファイルを保持しておく。
【0005】パーソナルコンピュータは、Webブラウザ
によってHTMLファイルをダウンロードして解析すること
によりWebページを表示する。そしてパーソナルコンピ
ュータは、表示したWebページ上のアンカーがユーザに
よってクリックされると、ハイパーリンクされた地点情
報のファイルをサーバからダウンロードし、ダウンロー
ドした地点情報のファイルを解析し、地点情報のファイ
ルを開く際に使用するソフトウェアとして関連づけられ
ている地図ソフトウェアを起動して、地点情報を表示す
るようになされている。
【0006】例えば、(株)アルプス社(商号)のマッ
プサーバ(商標)と呼ばれる地図データベースおよびそ
の表示プログラムでは、マップサーバスクリプトによ
り、<a href=”/rdw1010/31.mps ”>スクリプト</a
>のような地点情報を含むファイル自体へのハイパーリ
ンクが記述されている。
【0007】ここでHTMLファイル内の「/rdw1010/31.mp
s 」は、サーバの「 rdw1010」ディレクトリに存在する
「 31.mps 」というスクリプトを示している。従ってパ
ーソナルコンピュータは、Webページ上でマークアップ
された「スクリプト」部分がクリックされると、「 31.
mps 」のスクリプトをダウンロードし、地図ソフトウェ
アを起動して表示するようになされている。
【0008】ところでかかる構成のコンピュータネット
ワークのWWWサーバにおいては、パーソナルコンピュー
タは、Webページ上のアンカーがクリックされると、Web
ブラウザを介して「ファイルのダウンロード」といった
ダイアログを一度表示した後に、データ量に応じた通信
時間をかけてインターネットからダウンロードするた
め、取り込んだ地点情報を地図ソフトウェアで表示する
までにはある程度の処理時間が必要で、リアルタイムに
地点情報の登録処理を実行し得ないという問題があっ
た。また、地図ソフトウェアを保持しない場合には、取
り込んだ地点情報のファイルを開くことができず、無駄
なファイルのダウンロードが行われてしまうという問題
があった。
【0009】そこで本出願人は、例えば、特願平11−
139265号として、地点情報に、画像、音声、テキ
ストなどの情報を付加した、オブジェクトより構成され
るPOI(Point Of Interest)情報を伝送する方法に関
し提案している。この提案によれば、Web上でボタンと
して表示されるコンポーネントソフトウェアがHTML文書
に書き込まれる。ユーザは、Webページに表示されたボ
タンをクリックするだけで、POI情報を自分自身の地図
ソフトウェア上に取り込むことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先の提
案によるHTMLファイルをコンポーネントソフトウエェア
を有しないパーソナルコンピュータで開いた場合、「正
しく表示されない可能性があります」といった警告ダイ
ヤログや、「ActiveX(商標)をダウンロードしますか
?」というダイアログが表示され、ユーザはそれに対応
する操作をしなければならず、不便であった。また、表
示することができなかった部分には、小さな四角形(ゴ
ミ)が表示されてしまうという課題があった。
【0011】また、コンポーネントソフトウェアをHTML
ファイルに書き込む作業は、手作業となり、WWWサーバ
を有する検索サイトにおいて実行可能であったとして
も、一般のユーザ同士で、POI情報を簡単に授受するこ
とができない課題があった。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、地図ソフトウェアを有しない、パーソナ
ルコンピュータにおいて、POI情報を転送するためのHTM
Lファイルを開いた場合においても、不自然な表示が行
われてしまうようなことを防止するものである。また、
本発明は、一般のユーザ同士が、POI情報を相互に簡単
に授受することができるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、ファイル化する情報を取得する取得手段と、
取得手段により取得された情報を、補助プログラムを埋
め込むためのデータ、並びに補助プログラムに対応する
処理を実行する機能が保持されていない場合に、取得手
段により取得された情報の画像に代えて表示される代替
画像の表示を制御するデータとともにファイル化するフ
ァイル化手段とを備えることを特徴とする情報処理装
置。
【0014】前記ファイル化手段には、情報をHTMLファ
イルにファイル化させるようにすることができる。
【0015】前記代替画像には、所定のホームページへ
のリンクが張られるようにすることができる。
【0016】前記取得手段により取得された情報の中か
ら、ファイル化する情報を選択する選択手段をさらに設
け、ファイル化手段には、選択手段により選択された情
報をファイル化させるようにすることができる。
【0017】前記取得手段には、地図上の指定された位
置の位置データを取得させるようにすることができる。
【0018】請求項6に記載の情報処理方法は、ファイ
ル化する情報を取得する取得ステップと、取得ステップ
の処理により取得された情報を、補助プログラムを埋め
込むためのデータ、並びに補助プログラムに対応する処
理を実行する機能が保持されていない場合に、取得ステ
ップの処理により取得された情報の画像に代えて表示さ
れる代替画像の表示を制御するデータとともにファイル
化するファイル化ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】請求項7に記載のプログラム格納媒体に格
納されているプログラムは、ファイル化する情報を取得
する取得ステップと、取得ステップの処理により取得さ
れた情報を、補助プログラムを埋め込むためのデータ、
並びに補助プログラムに対応する処理を実行する機能が
保持されていない場合に、取得ステップの処理により取
得された情報の画像に代えて表示される代替画像の表示
を制御するデータとともにファイル化するファイル化ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0020】請求項8に記載の情報処理装置は、所定の
情報、補助プログラムを埋め込むためのデータ、並びに
補助プログラムに対応する処理を実行する機能が保持さ
れていない場合に、所定の情報の画像に代えて表示され
る代替画像の表示を制御するデータを含むファイルを取
得する取得手段と、取得手段により取得されたファイル
に含まれる補助プログラムに対応する処理を実行する機
能を有するか否かを判定する判定手段と、判定手段によ
り、補助プログラムに対応する処理を実行する機能を有
すると判定された場合、補助プログラムを起動する起動
手段と、判定手段により、補助プログラムに対応する処
理を実行する機能を有しないと判定された場合、代替画
像が表示されるように表示を制御する表示制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0021】前記代替画像には、所定のホームページへ
のリンクが張られるようにすることができる。
【0022】前記ファイルは、HTMLファイルとすること
ができる。
【0023】前記所定の情報は、地図上の指定された位
置の位置データを含むようにすることができる。
【0024】請求項12に記載の情報処理方法は、所定
の情報、補助プログラムを埋め込むためのデータ、並び
に補助プログラムに対応する処理を実行する機能が保持
されていない場合に、所定の情報の画像に代えて表示さ
れる代替画像の表示を制御するデータを含むファイルを
取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取
得されたファイルに含まれる補助プログラムに対応する
処理を実行する機能を有するか否かを判定する判定ステ
ップと、判定ステップの処理により、補助プログラムに
対応する処理を実行する機能を有すると判定された場
合、補助プログラムを起動する起動ステップと、判定ス
テップの処理により、補助プログラムに対応する処理を
実行する機能を有しないと判定された場合、代替画像が
表示されるように表示を制御する表示制御ステップとを
含むことを特徴とする。
【0025】請求項13に記載のプログラム格納媒体に
格納されているプログラムは、所定の情報、補助プログ
ラムを埋め込むためのデータ、並びに補助プログラムに
対応する処理を実行する機能が保持されていない場合
に、所定の情報の画像に代えて表示される代替画像の表
示を制御するデータを含むファイルを取得する取得ステ
ップと、取得ステップの処理により取得されたファイル
に含まれる補助プログラムに対応する処理を実行する機
能を有するか否かを判定する判定ステップと、判定ステ
ップの処理により、補助プログラムに対応する処理を実
行する機能を有すると判定された場合、補助プログラム
を起動する起動ステップと、判定ステップの処理によ
り、補助プログラムに対応する処理を実行する機能を有
しないと判定された場合、代替画像が表示されるように
表示を制御する表示制御ステップとを含むことを特徴と
する。
【0026】請求項14に記載の情報処理装置は、ネッ
トワークを介して他の情報処理装置と接続される情報処
理装置において、他の情報処理装置に対するファイルの
送信を制御する送信制御手段と、他の情報処理装置から
送信されてきたファイルの受信を制御する受信制御手段
とを備え、送信制御手段は、ファイル化する所定の情報
を取得する第1の取得手段と、第1の取得手段により取
得されたファイル化する情報を、補助プログラムを埋め
込むためのデータとともにファイル化するファイル化手
段と、ファイル化手段によりファイル化されたファイル
を、ネットワークを介して他の情報処理装置に伝送する
伝送手段とを備え、受信制御手段は、他の情報処理装置
から送信されてきた、ファイルを取得する第2の取得手
段と、第2の取得手段により取得されたファイルに含ま
れる補助プログラムを埋め込むためのデータに基づい
て、補助プログラムを起動する起動手段と、起動手段に
より起動された補助プログラムから受け渡された、所定
の情報を処理する処理手段とを備えることを特徴とす
る。
【0027】前記ファイル化手段には、補助プログラム
に対応する処理を実行する機能が保持されていない場合
に、所定の情報の画像に代えて表示される代替画像のデ
ータもさらにファイル化させ、受信制御手段には、第2
の取得手段により取得されたファイルに含まれる補助プ
ログラムに対応する処理を実行する機能を有するか否か
を判定する判定手段と、判定手段により、補助プログラ
ムに対応する処理を実行する機能を有しないと判定され
た場合、代替画像が表示されるように表示を制御する表
示制御手段とをさらに設けることができる。
【0028】前記代替画像には、所定のホームページへ
のリンクが張られるようにすることができる。
【0029】前記ファイルは、HTMLファイルとすること
ができる。
【0030】前記所定の情報は、地図上の指定された位
置の位置データを含むようにすることができる。
【0031】請求項19に記載の情報処理方法は、ネッ
トワークを介して他の情報処理装置と接続される情報処
理装置の情報処理方法において、他の情報処理装置に対
するファイルの送信を制御する送信制御ステップと、他
の情報処理装置から送信されてきたファイルの受信を制
御する受信制御ステップとを含み、送信制御ステップ
は、ファイル化する所定の情報を取得する第1の取得ス
テップと、第1の取得ステップの処理により取得された
ファイル化する情報を、補助プログラムを埋め込むため
のデータとともにファイル化するファイル化ステップ
と、ファイル化ステップの処理によりファイル化された
ファイルを、ネットワークを介して他の情報処理装置に
伝送する伝送ステップとを含み、受信制御ステップの処
理は、他の情報処理装置から送信されてきた、ファイル
を取得する第2の取得ステップと、第2の取得ステップ
の処理により取得されたファイルに含まれる補助プログ
ラムを埋め込むためのデータに基づいて、補助プログラ
ムを起動する起動ステップと、起動ステップの処理によ
り起動された補助プログラムから受け渡された、所定の
情報を処理する処理ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0032】請求項20に記載のプログラム格納媒体に
格納されているプログラムは、ネットワークを介して他
の情報処理装置と接続される情報処理装置の情報処理の
ためのプログラムにおいて、他の情報処理装置に対する
ファイルの送信を制御する送信制御ステップと、他の情
報処理装置から送信されてきたファイルの受信を制御す
る受信制御ステップとを含み、送信制御ステップは、フ
ァイル化する所定の情報を取得する第1の取得ステップ
と、第1の取得ステップの処理により取得されたファイ
ル化する情報を、補助プログラムを埋め込むためのデー
タとともにファイル化するファイル化ステップと、ファ
イル化ステップの処理によりファイル化されたファイル
を、ネットワークを介して他の情報処理装置に伝送する
伝送ステップとを含み、受信制御ステップの処理は、他
の情報処理装置から送信されてきた、ファイルを取得す
る第2の取得ステップと、第2の取得ステップの処理に
より取得されたファイルに含まれる補助プログラムを埋
め込むためのデータに基づいて、補助プログラムを起動
する起動ステップと、起動ステップの処理により起動さ
れた補助プログラムから受け渡された、所定の情報を処
理する処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0033】請求項1に記載の情報処理装置、請求項6
に記載の情報処理方法、および請求項7に記載のプログ
ラム格納媒体に格納されているプログラムにおいては、
取得された情報、補助プログラムを読み込むためのデー
タ、並びに、補助プログラムに対応する処理を実行する
機能が保持されていない場合に、取得された情報の画像
に代えて表示される代替画像の表示を制御するデータが
ファイル化される。
【0034】請求項8に記載の情報処理装置、請求項1
2に記載の情報処理方法、および請求項13に記載のプ
ログラム格納媒体に格納されているプログラムにおいて
は、補助プログラムに対応する処理を実行する機能を有
するか否かが判定され、その判定結果に対応して、代替
画像が表示される。
【0035】請求項14に記載の情報処理装置、請求項
19に記載の情報処理方法、および請求項20に記載の
プログラム格納媒体に格納されているプログラムにおい
ては、取得された情報が、プログラムを埋め込むための
データとともにファイル化され、他の情報処理装置に伝
送される。また、他の情報処理装置から伝送されてきた
ファイルに含まれる補助プログラムを埋め込むためのデ
ータに基づいて、補助プログラムが起動され、起動され
た補助プログラムから受け渡された情報が処理される。
【0036】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の一
実施の形態を詳述する。図1は、本発明を適用したネッ
トワークシステムの構成例を表している。このネットワ
ークシステムにおいては、インターネット104に、パ
ーソナルコンピュータ1−1乃至1−4と、プロバイダ
101を構成するWWWサーバ102が接続されている。
パーソナルコンピュータ1−1乃至1−4(以下、これ
らのパーソナルコンピュータ1−1乃至1−4を個々に
区別する必要がない場合、単にパーソナルコンピュータ
1と称する)は、WWWサーバ102にインターネット1
04を介して接続し、所望の情報の提供を受けることが
できるとともに、パーソナルコンピュータ1同士で相互
にPOI情報を含むe-mailを授受することができるように
なされている。
【0037】次に、図2乃至図6を参照して、パーソナ
ルコンピュータ1の構成例について説明する。パーソナ
ルコンピュータ1は、B5サイズ以下の持ち運び易い携
帯型パーソナルコンピュータとされ、本体2と本体2に
対して開閉自在に取り付けられた表示部3とによって構
成されている。
【0038】本体2には、上面に各種文字や記号および
数字等を入力するとき操作される複数の操作キー4、表
示部3に表示されるカーソルを移動するときに操作され
るスティック式ポインティングデバイス5、内蔵スピー
カ6、表示部3に設けられたCCD(Charge Coupled Devic
e) カメラ23によって画像を撮像するときに操作され
るシャッタボタン7が設けられている。
【0039】表示部3の正面には、LCD(Liquid Crystal
Display)でなる液晶ディスプレイ21が設けられてお
り、正面の中央上端部にCCDカメラ23を備えた撮像部
22が表示部3に対して回動自在に取り付けられてい
る。
【0040】すなわち撮像部22は、表示部3の正面方
向および背面方向との間の180度の角度範囲内で回動
して任意の位置に位置決めし得るようになされている。
また撮像部22には、図3に示すように、CCDカメラ2
3のフォーカス調整を行う調整リング25が設けられて
いる。
【0041】また表示部3(図2)の正面には、撮像部
22の左隣にマイクロフォン24が設けられており、マ
イクロフォン24を介して表示部3の背面側(図6)か
らも集音し得るようになされている。
【0042】また表示部3における正面の中央下端部に
は、LED(Light Emitting Diode)でなる電源ランプPL、
電池ランプBL、メッセージランプML、およびその他の種
々の用途に対応したランプが設けられている。
【0043】さらに表示部3の正面上端部には、マイク
ロフォン24の左隣にツメ13が設けられると共に、ツ
メ13と対応する本体2の所定位置に、孔部8が設けら
れており、表示部3を本体2に閉塞した状態で、ツメ1
3が孔部8に嵌合されてロックされるようになされてい
る。
【0044】本体2の正面には、図3に示すようにスラ
イドレバー9が設けられており、スライドレバー9を正
面に沿って矢印方向(図3において左方向)にスライド
することにより、孔部8に嵌合されたツメ13のロック
を解除して、表示部3を本体2に対して展開し得るよう
になされている。
【0045】また本体2の正面には、1回のボタン操作
で電源オンから所定のアプリケーションソフトウェア
(以下、これを単にアプリケーションと呼ぶ)を立ち上
げて、予め設定しておいた一連の動作を自動的に実行す
るためのプログラマブルパワーキー(PPKキー)10が
左端部に設けられると共に、右端部に複数の吸気孔11
が設けられている。
【0046】本体2の左側面には、図4に示すようにス
ライド式の電源スイッチ40、4ピン対応のIEEE(Insti
tute of Electrical and Electronics Engineers) 13
94端子41、USB(Universal Serial Bus)端子42、
マイクロフォン用入力端子43、ヘッドフォン端子4
4、およびIrDA(Infrared Data Association) 準拠の赤
外線ポート45が設けられている。
【0047】本体2の右側面には、図5に示すように、
排気孔12が設けられており、排気孔12の右隣にはPC
MCIA(Personal Computer Memory Card International A
ssociation) カード(以下、これをPCカードと呼ぶ)を
挿入するためのPCカードスロット53が設けられてい
る。
【0048】また本体2の下面には、図6に示すよう
に、増設メモリを取り付けるための開口部を被覆する蓋
26が取り付けられると共に、蓋26のロック用ツメを
外すためのピン挿入用孔48が設けられている。
【0049】図7は、パーソナルコンピュータ1の内部
の電気的構成を表している。図7に示すように、パーソ
ナルコンピュータ1の本体2においては、起動シーケン
ス制御部83のPCI(Peripheral Component Interconne
ct) バス51に、CPU(Central Processing Unit) 5
2、PC(Personal Computer) カードスロット53、RAM
(Random Access Memory)54、表示部3の液晶ディスプ
レイ21に表示する画像を生成するためのグラフィック
ス処理回路55、および他のコンピュータ装置や外部機
器と接続してディジタルデータを取り込むためのIEEE1
394端子41に直結されたIEEEインターフェース56
が接続されている。
【0050】CPU52は、本体2における各種機能を統
括的に制御するコントローラであり、RAM54にロード
された各種プログラムを実行することにより各種機能を
実行し得るようになされている。
【0051】PCIバス51は、ISA(Industrial Standar
d Architecture)バス59に接続されており、ISAバス5
9にはハードディスクドライブ60、I/O(Input/Outpu
t)コントローラ61、キーボードコントローラ62、ポ
インティングデバイスコントローラ63、サウンドチッ
プ64、LCDコントローラ65、モデム66およびUSBイ
ンターフェース67が接続されている。
【0052】ここでキーボードコントローラ62は、操
作キー4(図2)の押下に応じた制御信号の入力をコン
トロールし、ポインティングデバイスコントローラ63
はスティック式ポインティングデバイス5(図2)によ
る制御信号の入力をコントロールする。
【0053】サウンドチップ64は、マイクロフォン2
4(図2)からの音声入力を取り込むか、または内蔵ス
ピーカ6(図2)に対して音声信号を供給する。モデム
66は公衆電話回線90およびインターネット104を
介してプロバイダ101のWWWサーバ102に接続す
る。なおUSBインターフェース67は、USB端子42に接
続されており、USBマウスやフロッピーディスクドライ
ブ等の周辺機器を接続するようになされている。この例
では、磁気ディスク231、光ディスク232、光磁気
ディスク233、または半導体メモリ234をドライブ
するドライブ230が接続されている。
【0054】ハードディスクドライブ60には、静止画
像を取り込むためのキャプチャーソフトウェア60A、
ディジタル地図ソフトウェア60B、およびWindows98
(商標) でなるOS(Operating System)60C、およびCCD
カメラ23によって撮像した画像データを自動的に取り
込んで記憶する画像自動取り込みソフトウェア60Dや
各種アプリケーションソフトウェア(図示せず)が格納
されており、必要に応じてCPU52によって読み出され
てRAM54にロードされる。
【0055】I/Oコントローラ61は、I/Oインターフェ
ース69、CPU70、EEPROM(Electrically Erasable an
d Programmable Read Only Memory) でなるROM(Read On
ly Memory)71、およびRAM72が相互に接続されて構
成されており、RTC(Real-TimeClock) 81によって現在
時刻が常時供給されている。
【0056】I/Oコントローラ61のROM71には、BIOS
(Basic Input/Output System) 73、ウェイクアッププ
ログラム74、キー入力監視プログラム75、およびLE
D制御プログラム76が格納されると共に、RAM72に
は、キー入力ステイタスレジスタ77、設定時刻レジス
タ78、LED制御レジスタ79、およびキー対応アプリ
ケーションレジスタ80が設けられている。
【0057】RAM72に格納されているキー入力ステイ
タスレジスタ77は、操作キーフラグを格納し得るよう
になされており、CPU70はキー入力監視プログラム7
5に基づいてワンタッチ操作用のPPKキー10(図2)
が押下されたか否かを監視し、PPKキー10が押下され
るとキー入力ステイタスレジスタ77に操作キーフラグ
を格納する。
【0058】また設定時刻レジスタ78は、ユーザが予
め任意に設定した開始時刻等の時刻情報を格納し得るよ
うになされており、CPU70はウェイクアッププログラ
ム74に基づいて、RTC81から与えられる現在時刻が
任意に設定した開始時刻になったか否かを検出し、開始
時刻になると所定の処理を実行する。
【0059】さらにキー対応アプリケーションレジスタ
80は、PPKキー10や予め設定された操作キー4の組
み合わせに対応して、PPKキー10や複数の組み合わせ
でなる操作キー4と起動すべきアプリケーションとの対
応関係を記憶しており、CPU70はPPKキー10や予め設
定された組み合わせの操作キー4が押下されたときに、
対応するアプリケーションを立ち上げるための制御デー
タをISAバス59およびPCIバス51を順次介してCPU5
2に送出し、CPU52によって制御データに応じたアプ
リケーションソフトウェアを立ち上げる。
【0060】またLED制御レジスタ79は、キー対応ア
プリケーションレジスタ80に記憶したアプリケーショ
ンソフトウェアが立ち上げられて動作が終了すると終了
フラグを格納し、CPU70はLED制御プログラム76に基
づいてLED制御レジスタ79に終了フラグが格納されて
いることを検出すると、メッセージランプMLを点灯す
る。
【0061】なおLED制御レジスタ79は、電源スイッ
チ40が押下されると電源フラグを格納し、バッテリか
ら供給される電源電圧で本体2が動作するときには電池
フラグを格納する。従ってCPU70は、LED制御プログラ
ム76に基づいて電源フラグ又は電池フラグが格納され
ていることを検出すると、電源ランプPLまたは電池ラン
プBLを点灯する。
【0062】ここでI/Oコントローラ61には、バック
アップ用のバッテリ82が接続されていることにより、
本体2の電源スイッチ40がオフされ、図示しない電源
から電力の供給がなされていない状態でも、RAM72の
キー入力ステイタスレジスタ77、設定時刻レジスタ7
8、LED制御レジスタ79、およびキー対応アプリケー
ションレジスタ80の各データを保持するようになされ
ている。
【0063】またI/Oコントローラ61に接続された反
転スイッチ88は、撮像部22(図2)が表示部3の液
晶ディスプレイ21の反対側を撮像する方向に180度
回転されたときオンされ、その状態をCPU70に通知す
る。またPPKキー10も、反転スイッチ88が押下され
たときと同様に、その状態をCPU70に通知する。
【0064】さらに半押しスイッチ86は、本体2の上
面に設けられたシャッタボタン7が半押し状態にされた
ときオンして、その状態をI/Oコントローラ61のCPU7
0に通知し、全押しスイッチ87はシャッタボタン7が
全押し状態にされたときオンして、その状態をI/Oコン
トローラ61のCPU70に通知するようになされてい
る。
【0065】すなわちI/Oコントローラ61のCPU70
は、ハードディスクドライブ60のキャプチャーソフト
ウェア60Aを立ち上げた状態で、ユーザによってシャ
ッタボタン7が半押し状態にされると静止画像モードに
入り、CCDカメラ23を制御して静止画像のフリーズを
実行し、全押し状態にされるとフリーズされた静止画像
データを取り込み、データ処理部85に送出する。
【0066】これに対してI/Oコントローラ61のCPU7
0は、キャプチャーソフトウェア60Aを立ち上げない
状態で動画像モードに入ると、最長60秒程度までの動
画像を取り込み、データ処理部85に送出する。
【0067】またI/Oコントローラ61は、PCIバス5
1に接続されているグラフィックス処理回路55を制御
するようになされており、CCDカメラ23によって取り
込まれた静止画又は動画でなる画像データを、データ処
理部85によって所定のデータ処理を施した後にグラフ
ィックス処理回路55に入力させる。
【0068】グラフィックス処理回路55は、供給され
た画像データを内蔵のVRAM(Video Random Access Memor
y)55Aに格納して適宜読み出した後、LCDコントロー
ラ65に送出し、必要に応じてハードディスクドライブ
60に格納する。
【0069】LCDコントローラ65は、表示部3のバッ
クライト84を制御して、液晶ディスプレイ21の後方
から照明させると共に、グラフィックス処理回路55か
ら供給された画像データを液晶ディスプレイ21に出力
して表示させるようになされている。
【0070】一方、CPU52はハードディスクドライブ
60から読み出したディジタル地図ソフトウェア60B
をRAM54上に立ち上げた場合、ディジタル地図ソフト
ウェア60Bによる地図データをグラフィックス処理回
路55に送出する。
【0071】このときグラフィックス処理回路55は、
供給された地図データに基づいて、液晶ディスプレイ2
1に表示する地図画像データを生成してVRAM55Aに格
納し、適宜読み出してLCDコントローラ65に送出す
る。
【0072】これによりLCDコントローラ65は、グラ
フィックス処理回路55から供給された地図画像データ
に基づいて表示部3の液晶ディスプレイ21に地図画像
を表示させるようになされている。
【0073】またPCIバス51に接続されているPCカー
ドスロット53は、オプション機能を追加するとき、PC
カード(図示せず)が適宜装着され、PCカードを介して
CPU52とデータを授受するようになされている。例え
ばPCカードスロット53にPCMCIA型のGPS(Global Posit
ioning System) カード57が装着された場合、GPSカー
ド57に接続されたGPSアンテナ58によりGPS衛星から
の電波を受信して現在位置データを得るようになされて
いる。
【0074】これによりGPSカード57は、GPSアンテナ
58を介して受信した現在位置データ(緯度データ、経
度データおよび高度データ)をPCIバス51を介してCP
U52へ送出する。
【0075】この場合CPU52は、現在位置データをグ
ラフィックス処理回路55に送出し、当該グラフィック
ス処理回路55により現在位置データに基づく現在位置
を示す矢印アイコンを生成した後、LCDコントローラ6
5を介して液晶ディスプレイ21の地図画像に矢印アイ
コンを重ねた状態で表示するようになされている。
【0076】かくして液晶ディスプレイ21は、GPSカ
ード57によって検出した位置データを基に矢印アイコ
ンを地図画像上で移動させながら表示し得るようになさ
れている。
【0077】次に、例えばパーソナルコンピュータ1−
1のユーザが、POI情報を生成し、インターネット10
4を介して、他のユーザのパーソナルコンピュータ1−
2に転送する処理について説明する。この場合、パーソ
ナルコンピュータ1−1のユーザは、最初に、ユーザー
ズポイントを登録する処理を行う。この処理例につい
て、図8のフローチャートを参照して説明する。
【0078】ステップS1において、ユーザは、操作キ
ー4を操作して、ディジタル地図ソフトウェア60Bの
起動を指令する。この時CPU52は、例えば、”Navin'
You”(商標)などのディジタル地図ソフトウェア6
0Bをハードディスクドライブ60のハードディスクか
ら読み出してRAM54上で立ち上げ、グラフィックス処
理回路55およびLCDコントローラ65を制御すること
により、表示部3の液晶ディスプレイ21に、図9に示
すような地図画面201を表示させる。ここで地図画面
201には、ユーザが選択した所望エリアの地図が表示
されている。
【0079】次にステップS2において、ディジタル地
図ソフトウェア60Bに基づきCPU52は、ユーザーズ
ポイントが指定されたか否かを判定し、指定されるまで
待機する。ユーザは、POI情報として、登録したい地点
をユーザーズポイントとして、図9に示す地図画面20
1上において、所望の位置をスティック式ポインティン
グデバイス5を操作することで指定する。CPU52は、
このユーザーズポイントが指定されたとき、ステップS
3において指定されたユーザーズポイントの地点情報
(地図上の情報)をPOI情報としてRAM54に記憶させ
る。
【0080】次にステップS4において、CPU52は、
ディジタル地図ソフトウェア60Bに基づき、POI情報
として、位置情報以外に、付加情報が入力されたか否か
を判定する。すなわち、CPU52は、ユーザーズポイン
トが指定されると、そのユーザーズポイントのカテゴリ
を選択させるためのメニュー画面をグラフィックス処理
回路55を制御し、液晶ディスプレイ21に表示させ
る。ここでカテゴリとは、例えば、グルメスッポト、プ
レースッポット、スポーツスポットといったような、そ
のユーザーズポイントの性質を分類するための情報であ
る。ユーザは、液晶ディスプレイ21にカテゴリ選択画
面が表示されたとき、スティック式ポインティングデバ
イス5を操作して、所定のカテゴリを選択する。
【0081】CPU52は、ステップS4において付加情
報が入力されたと判定された場合、ステップS5に進
み、入力された付加情報をユーザーズポイントの位置情
報とともにPOI情報としてRAM54に記憶させる。例え
ば、カテゴリが選択されたとき、CPU52は、そのカテ
ゴリをステップS3で指定されたユーザーズポイントの
位置情報に対応して記憶させる。
【0082】この他、ユーザは、例えば、今登録しよう
としているユーザーズポイントが、パーソナルコンピュ
ータ1−2のユーザに紹介したいフランス料理店が存在
する場合には、そのフランス料理店の店名、電話番号、
住所、写真などの地点情報をさらに入力する。CPU52
は、入力された情報を液晶ディスプレイ21に表示させ
る。図9の例においては、表示部202にこのようなPO
I情報が表示されている。この例においては、「ABC屋」
という店名、「グルメスポット」というカテゴリ、およ
び、店内を紹介する写真、並びにテキストからなるコメ
ントが表示されている。
【0083】なお、ステップS4において、付加情報が
入力されていないと判定された場合、ステップS5の処
理はスキップされる。すなわちこの場合には、位置情報
のみがPOI情報として登録されることになる。
【0084】以上のようにして、任意の数のユーザーズ
ポイントとそれに対応するPOI情報がユーザにより入力
され、ぞれがRAM54、さらに、必要に応じてハードデ
ィスク60に記憶される。
【0085】本発明のディジタル地図ソフトウェア60
B(Navin’ You)はこのようなユーザーズポイント登
録機能の他に、登録されたPOI情報をHTMLファイル化す
るHTMLファイル化機能を有している。次に、図10と図
11のフローチャートを参照して、このHTMLファイル化
機能について説明する。
【0086】ステップS11において、CPU52は、操
作キー4、またはスティック式ポインティングデバイス
5を操作することにより、ユーザから所定の指定が入力
されたとき、RAM54(またはハードディスクドライブ
60のハードディスク)に記憶されているユーザーズポ
イントを読み出し、その一覧を液晶ディスプレイ21に
表示させる。ユーザは、表示された一覧の中から、Web
ページ(ホームページ)化するユーザーズポイントを、
例えば、スティック式ポインティングデバイス5を操作
することで指定する。
【0087】CPU52は、ステップS12において、Web
ページ化するユーザーズポイントが選択されるまで待機
し、選択されたとき、ステップS13に進み、作成する
Webページデザインのために、ROM71またはハードディ
スクドライブ60のハードディスクに予め用意されたテ
ンプレートの一覧を読み出し、液晶ディスプレイ21に
表示させる。ユーザは、液晶ディスプレイ21に表示さ
れたテンプレートの中から、所望のテンプレートをステ
ィック式ポインティングデバイス5を操作することで指
定する。CPU52は、ステップS14において、テンプ
レートが選択されるまで待機し、選択されたとき、ステ
ップS15に進み、選択されたテンプレートを、グラフ
ィックス処理回路55を制御し、ROM71(またはハー
ドディスク)から読み出させ、LCDコントローラ65を
介して液晶ディスプレイ21に表示させる。
【0088】次にステップS16に進み、CPU52は、
ステップS12において選択されたユーザーズポイント
のPOI情報の項目をRAM54(またはハードディスク)か
ら読み出し、液晶ディスプレイ21に表示させる。ユー
ザは、この項目の表示を見て、HTMLファイル化し、パー
ソナルコンピュータ1−2のユーザに転送したい項目を
指定する。CPU52は、ステップS17において、HTML
ファイル化する項目が指定されるまで待機し、指定され
たとき、ステップS18に進み、指定された項目のPOI
情報を、ステップS14で選択されたテンプレートの対
応するフィールド内に挿入し、表示させる。
【0089】さらにステップS19に進み、CPU52
は、HTMLファイルを保存するフォルダを指定する画面を
液晶ディスプレイ21に表示させる。すなわち、CPU5
2は、RAM54(またはハードディスク)に既に記憶さ
れているフォルダが存在する場合には、それを読み出
し、液晶ディスプレイ21に表示させる。ユーザは、そ
のフォルダの中から所定のものを選択するか、あるい
は、新たなフォルダの作成をCPU52に指令する。ステ
ップS20において、CPU52は、フォルダが指定され
るまで待機し、指定されたときステップS21におい
て、選択されたユーザーズポイントのPOI情報をHTMLフ
ァイル化する。
【0090】すなわちステップS12でユーザが指定し
たユーザーズポイントのPOI情報の内、ステップS17
でユーザが指定したPOI情報が、HTMLファイル化され
る。また、CPU52は、所定のホームページ(例えば、
ディジタル地図ソフトウェア60Bを提供している会社
のホームページ)にハイパーリンクしたアニメーション
画像をHTMLファイル化する。このアニメーション画像の
データもROM71(またはハードディスク)に予め記憶
されている。
【0091】ここで、ディジタル地図ソフトウェア60
Bによって生成されるHTMLファイルのデータ構造につい
て図12を用いて説明する。このHTMLファイルは、表示
データ記述領域R1、オブジェクトタグ記述領域R2、
およびコメントタグ記述領域R3に分けられている。
【0092】表示データ記述領域R1には、店舗の存在
位置や詳細を表した地点情報に関する表示データがHTML
のタグで記述されており、相手側のパーソナルコンピュ
ータ1−2(パーソナルコンピュータ1−1と同様の構
成とされている)のOS(Windows98 (商標))60Cに付属
のWWWブラウザ(例えば、Internet Explorer (商標))に
よって解析されることにより、液晶ディスプレイ21に
通常のWebページとして表示される。
【0093】オブジェクトタグ記述領域R2には、HTML
では実行が困難な処理をWWWブラウザ上で実現する補助
プログラム(例えばActiveXコントロール (商標) )を
埋め込むためのデータが記述されており、そのうちのク
ラスID(CLASSID)に対応した補助プログラムの起動ボ
タン211(図13)がWebページの指定された領域に
表示されるようになされている。
【0094】ここで補助プログラム(コンポーネントソ
フトウェア)は、パーソナルコンピュータ1−2のWWW
ブラウザ上で起動するようになされており、そのハード
ディスクドライブ60のハードディスクに格納されたデ
ィジタル地図ソフトウェア60Bに付随して予めインス
トールされたオブジェクト(プログラム)である。
【0095】図12の例では、 〈OBJECT A ”type=”〉B〈/OBJECT〉 と記述されている。従って、このWebページの読み手と
してのWWWプラウザは、A(いまの場合、CLASSIDによっ
て指定されるActiveXコントロール)を所有しているか
否かを判断し、所有していない場合にはBの処理(いま
の場合、ファイルnavinyouanime.gifのアニメーション
画像の表示)を行う。すなわち、WWWブラウザは、デジ
タル地図ソフトウェア(ActiveXコントロールを操作し
ている)の有無を判定する。ここで、”type=”のオプ
ションがない先の提案のような記述が行われると、WWW
ブラウザは、「正しく表示されない可能性があります」
という警告ダイアログや、「ActiveXをダウンロードし
ますか?」といったダイアログを表示し、表示できなか
った部分には小さな四角形(ボタンの外形)が表示され
てしまう。
【0096】コメントタグ記述領域R3には、Webペー
ジに表示された起動ボタン211がクリックされたと
き、補助プログラムに従ってパーソナルコンピュータ1
−2のCPU52が読み出し得るフォーマット、すなわちH
TMLのコメントタグを用いた地点情報が記述されてお
り、ここでは表示データ記述領域R1に記述された表示
データにおける店舗の存在位置や詳細と同一内容とされ
ている。
【0097】但しコメントタグ記述領域R3に記述され
た店舗の地点情報は、Webページに表示された起動ボタ
ン211がクリックされない場合には、通常CPU52に
よって読み出されることなく読み飛ばされる。
【0098】またコメントタグ記述領域R3に記述され
ている地点情報の詳細内容としては、通常のWebページ
として表示されるものと同一のものの他、さらに「POSI
TION=127522830:502585147 」と記述された店舗の緯度
および経度に関する地図データと、「CATEGORYCODE=
1」と記述された店舗のカテゴリ(この場合には「グル
メスポット」に相当する)を示すカテゴリコードが含ま
れている。
【0099】このようなデータ構造のHTMLファイルがパ
ーソナルコンピュータ1−1からパーソナルコンピュー
タ1−2に送信され、パーソナルコンピュータ1−2の
WWWブラウザによって解析されると、図13に示すよう
なWebページ210がその液晶ディスプレイ21に表示
される。
【0100】Webページ210は、「ABC屋」の店舗写真
でなる静止画像212と、住所、電話番号、URL、その
他の情報213と、ユーザのコメント214とが、表示
データ記述領域R1の表示データに基づいて表示される
と共に、補助プログラムの起動ボタン211が左上部分
の所定領域に表示される。
【0101】ここでパーソナルコンピュータ1−2の補
助プログラムは、そのディジタル地図ソフトウェア60
Bとともに、Webページ210が液晶ディスプレイ21
に表示された時点でRAM54上で立ち上げられる。
【0102】このWebページ210において、パーソナ
ルコンピュータ1−2のユーザが店舗の詳細内容を確認
した後、その地点情報をそのディジタル地図ソフトウェ
ア60Bで表示される地図画面上に対応付けて登録しよ
うとした場合、起動ボタン211をクリックする。
【0103】これによりパーソナルコンピュータ1−2
では、RAM54上で立ち上げられた補助プログラムに基
づいてCPU52がコメントタグ記述領域R3に記述され
ている店舗の地点情報を読み出し、当該地点情報をディ
ジタル地図ソフトウェア60Bに受け渡す。
【0104】このときCPU52は、地点情報をディジタ
ル地図ソフトウェア60Bに受け渡したことを示す取り
込みフラグをたて、起動ボタン211が再度クリックさ
れたときでも取り込みフラグの状態を確認することによ
り、地点情報をディジタル地図ソフトウェア60Bに再
度受け渡すことを防止し得るようになされている。
【0105】同時にCPU52は、取り込みフラグの状態
に応じて起動ボタン211の縁部の色を変化させるよう
になされており、取り込みフラグをたてたときには、起
動ボタン211の縁部を赤色に変えて表示するようにな
されている。このようにパーソナルコンピュータ1−2
は、起動ボタン211の縁部を赤色に変えて表示するこ
とにより、起動ボタン211のクリック操作によって地
点情報がディジタル地図ソフトウェア60Bに既に受け
渡されたことをユーザに認識させるようになされてい
る。
【0106】そしてパーソナルコンピュータ1−2は、
補助プログラムに従って、CPU52により読み出された
コメントタグ記述領域R3の地点情報のうち「POSITION
=127522830:502585147 」(図12)と記述された店舗
の緯度および経度に関する地図データに基づいて、地図
画面上の所定位置に、カテゴリコードに対応した所定マ
ークのユーザーズポイントアイコンを表示する。これに
より、図9に示した場合と同様の画像が、パーソナルコ
ンピュータ1−2の液晶ディスプレイ21に表示され
る。すなわち地図画面201では、ユーザーズポイント
アイコン203の表示された位置に「ABC屋」の店舗が
存在していることを示している。
【0107】因みに、緯度および経度に関する地図デー
タはディジタル地図ソフトウェア60Bによって表示し
得る所定のフォーマットに変換されており、実際の緯度
および経度とは異なるデータである。
【0108】同時にパーソナルコンピュータ1−2は、
ディジタル地図ソフトウェア60Bに基づいて地図画面
201の右側領域に表示した表示部202に、地点情報
に応じて「ABC屋」の店舗写真でなる静止画像を貼り付
けて表示すると共に、コメント欄にコメントを表示す
る。
【0109】さらに、このとき同時にパーソナルコンピ
ュータ1−2は、コメントタグ記述領域R3から読み出
した地点情報を、ユーザーズポイントアイコン203に
対応させてハードディスクドライブ60に格納するよう
になされている。
【0110】これによりパーソナルコンピュータ1−2
は、ユーザーズポイントアイコン203がクリックされ
たとき、CPU52の制御に基づいてユーザーズポイント
アイコン203に対応付けて記憶された地点情報を読み
出して静止画像およびコメントの貼り付けられたユーザ
ーズポイント登録画面を表示し得るようになされてい
る。
【0111】因みに表示部202にはまた、ユーザが任
意に設定した位置であることを示す「ユーザーズポイン
ト」、店舗の名称を示す「ABC屋」、および、カテゴリ
コードに対応したカテゴリを示す「グルメスポット」が
自動的に表示されると共に、地図画面201には、カテ
ゴリコードの「グルメスポット」に対応したフォークと
ナイフの絵でなるユーザーズポイントアイコン203が
自動的に表示される。
【0112】なお、詳細は後述するが、以上のようなパ
ーソナルコンピュータ1−2の処理は、パーソナルコン
ピュータ1−1においても、他のパーソナルコンピュー
タからPOI情報が転送されてきたとき、同様に行われ
る。
【0113】図11に戻って、ステップS22におい
て、CPU52は、ステップS20で指定されたフォルダ
内に、以前作成されたPOI情報を含む情報が存在するか
否かを判定する。指定されたフォルダ内に、以前作成し
たPOI情報を含むファイルが存在する場合には、ステッ
プS23に進み、以前作成したPOI情報を含むHTMLファ
イルの情報を取得し、ステップS24において、その以
前作成したHTMLファイルと、今回作成したHTMLファイル
のタイトルを列挙した目次ページを作成する。このよう
に、関連するHTMLファイルを、同一のフォルダ内に保存
するようにすることで、以前にHTMLファイル化したユー
ザーズポイントと合わせた目次ページを作成することが
可能となる。
【0114】ステップS22において、指定されたフォ
ルダ内に以前作成したPOI情報を含む情報が存在しない
と判定された場合にはステップS25に進み、CPU52
は、今回作成したHTMLファイルのタイトルを列挙した目
次ページを作成する。
【0115】図14は、このようにして作成された目次
ページの例を表している。この例においては、「会社帰
り飲むならここ」の名称のフォルダに、「ふらんす屋XY
Z」、「アルカトラズPQR」および「ABC屋」の3つの店
舗が表示されている。これらの店舗の名称は、それぞれ
個々に作成したHTMLファイルにリンクされている。な
お、目次ページ(フォルダ)のタイトルも、ユーザが自
由に入力することが可能である。
【0116】次に、ディジタル地図ソフトウェア60B
が有するWebページの表示機能について、図15のフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、この処理は、今
の例の場合、パーソナルコンピュータ1−1から転送さ
れてきたPOI情報を、パーソナルコンピュータ1−2が
表示する場合の処理なので、パーソナルコンピュータ1
−2のCPU52が行うのであるが、パーソナルコンピュ
ータ1−1もパーソナルコンピュータ1−2と同様に、
他のパーソナルコンピュータから転送されてきたPOI情
報を表示する機能を有しているので、パーソナルコンピ
ュータ1−1の処理機能でもある。最初にステップS4
1において、CPU52は、WWWブラウザとしてのInternet
Explorerに基づいて、そのバージョンが4.0以上か
否かを判定する。バージョンが4.0以上である(本発
明における表示処理機能を実現することができるバージ
ョンである場合)には、ステップS42に進み、CPU5
2は、Internet Explorerに基づいて、ディジタル地図
ソフトウェア60Bが、ハードディスク60にインスト
ールされているか否かを判定する。
【0117】ステップS42において、CPU52は、WWW
ブラウザに基づき、ディジタル地図ソフトウェアがイン
ストールされていると判定された場合、ステップS43
に進み、パーソナルコンピュータ1−1から転送されて
きた、HTMLファイルの表示データ記述領域R1に記述さ
れた表示データに基づき、パーソナルコンピュータ1−
1のユーザによって紹介された店舗の地点情報を表した
Webページを液晶ディスプレイ21に表示させる。これ
により、例えば、図13に示すような、Webページ21
0が表示されることになる。
【0118】また、このとき、CPU52は、WWWブラウザ
に基づき、HTMLファイルのオブジェクトタグ記述領域R
2に記述されたデータに対応して、補助プログラムの起
動ボタン211をWebページ210上の所定位置に表示
すると共に、取り込みフラグを初期化し、次のステップ
S44に移る。
【0119】ステップS44においてCPU52は、WWWブ
ラウザに基づき、Webページ210の起動ボタン211
がユーザによってクリックされるまで待ち受ける。
【0120】ステップS44において起動ボタン211
が操作されたと判定された場合、ステップS45におい
て、CPU52は、補助プログラムとしてのActiveXコント
ロールに基づいて、HTMLファイル内のコメントタグ記述
領域R3に対する解析処理を実行する。
【0121】ステップS46においてCPU52は、補助
プログラムに基づいて、補助プログラムが指定する(理
解可能な)フォーマットで、コメントタグ記述領域R3
に店舗の詳細内容を表した地点情報が記述されているか
否かを判定する。コメントタグ記述領域R3に店舗の地
点情報が記述されていない場合には、CPU52はステッ
プS44に戻って上述の処理を繰り返す。
【0122】これに対してステップS46において、コ
メントタグ記述領域R3に店舗の地点情報が記述されて
いると判定された場合、ステップS47において、CPU
52は、コメントタグ記述領域R3に記述されている店
舗の詳細内容を表した地点情報が、ディジタル地図ソフ
トウェア60Bに既に受け渡されたものであるか否か
を、取り込みフラグの状態に基づいて判定する。地点情
報がディジタル地図ソフトウェア60Bに既に受け渡さ
れている場合、CPU52は次のステップS48に移る。
【0123】ステップS48においてCPU52は、補助
プログラムに基づいて、ディジタル地図ソフトウェア6
0Bが起動していなければそれを起動させ、それによる
地図画面201のウィンドウを液晶ディスプレイ21の
最前面に表示する処理を実行し、次のステップS49に
移る。
【0124】ステップS49においてCPU52は、ディ
ジタル地図ソフトウェア60Bに基づいて、ユーザーズ
ポイントアイコン203が登録された領域部分の地図画
面201を表示し、ステップS44に戻る。
【0125】これに対してステップS47において、取
り込みフラグがたっておらず、店舗の詳細内容を表した
地点情報が、ディジタル地図ソフトウェア60Bに未だ
受け渡されていないと判定された場合、CPU52は次の
ステップS50に移る。
【0126】ステップS50において、CPU52は、コ
メントタグ記述領域R3に記述されている地点情報を補
助プログラムに従って読み出し、次のステップS51に
移る。
【0127】ステップS51においてCPU52は、補助
プログラムに従って、ディジタル地図ソフトウェア60
Bが起動していなければ起動し、ディジタル地図ソフト
ウェア60Bによる地図画面201のウィンドウを液晶
ディスプレイ21の最前面に表示する処理を実行し、次
のステップS52に移る。ステップS52においてCPU
52は、補助プログラムに従ってコメントタグ記述領域
R3から読み出した地点情報をディジタル地図ソフトウ
ェア60Bに受け渡し、次のステップS53に移る。
【0128】ステップS53においてCPU52は、WWWブ
ラウザに基づいて、ディジタル地図ソフトウェア60B
に地点情報を受け渡したので取り込みフラグをたて、地
点情報のうち緯度および経度に応じた地図画面201上
の位置に、カテゴリに対応したユーザーズポイントアイ
コン203を表示し、表示部202に店舗写真でなる静
止画像を貼り付けて表示すると共に、店舗のコメントを
表示する。このときCPU52は、地点情報をユーザーズ
ポイントアイコン203に対応させてハードディスクド
ライブ60に格納する。
【0129】ステップS54においてCPU52は、コメ
ントタグ記述領域R3から読み出した地点情報をディジ
タル地図ソフトウェア60Bに受け渡し、地図画面20
1に対してユーザーズポイントアイコン203の登録処
理が終了したので、WWWブラウザに基づいて、起動ボタ
ン211の縁部を赤色に表示した後、ステップS44に
戻ってそれ以降の処理を繰り返す。
【0130】一方、ステップS41において、WWWブラ
ウザとしてのInternet Explorerが、バージョン4.0
以上ではないと判定された場合、または、ステップS4
2において、補助プログラムが付随されているディジタ
ル地図ソフトウェア60Bがインストールされていない
と判定された場合、ステップS55に進み、CPU52
は、WWWブラウザに基づいて、ハードディスクに予め記
憶されている、アニメーション画像(図12のファイ
ル”navinyouanime.gif”)を読み出し、グラフィック
ス処理回路55から、LCDコントローラ65を介して、
液晶ディスプレイ21に表示させる。このように、ディ
ジタル地図ソフトウェア60Bがインストールされてい
ない場合に、例えば図16に示すようなアニメーション
画像を表示させるようにしているので、従来の場合のよ
うに、液晶ディスプレイ21に小さいゴミが表示される
ようなことが防止される。
【0131】次に、ステップS56において、CPU52
は、WWWブラウザに基づいて、アニメーション画像がク
リックされるまで待機し、クリックされた場合には、ス
テップS57に進み、その画像にハイパーリンクされて
いるホームページにリンクする処理を行う。すなわち、
この時、CPU52は、モデム66を制御し、電話回線9
0からインターネット104を介して、アニメーション
画像にハイパーリンクされている所定のURLに接続する
処理を実行する。
【0132】以上のようにして、パーソナルコンピュー
タ1−1から送信したPOI情報が、インターネット10
4を介して、パーソナルコンピュータ1−2に転送さ
れ、表示される。同様に、例えば、パーソナルコンピュ
ータ1−2からインターネット104を介して転送され
た、POI情報は、パーソナルコンピュータ1−1におい
ても表示することができる。すなわち、パーソナルコン
ピュータ1−1も図15のフローチャートに示したよう
な処理を実行する機能を有している。
【0133】このように、各パーソナルコンピュータ1
−1乃至1−4のディジタル地図ソフトウェア(Navin'
You)は、POI情報をHTMLファイル化し、インターネッ
ト104を介して、他のパーソナルコンピュータに送信
する機能を有するとともに、他のパーソナルコンピュー
タから送信されてきたPOI情報を受信し、表示する機能
を有しているので、図17に模式的に示すように、一般
のユーザがインターネット104を介して、POI情報を
簡単に授受することが可能となる。
【0134】なお、以上においては、ディジタル地図ソ
フトウェアを有しない場合に表示させるアニメーション
画像を、補助プログラムとともに、ディジタル地図ソフ
トウェアに付随して、各パーソナルコンピュータ1のハ
ードディスクに予め記憶させておくようにしたが、HTML
ファイルとして転送するようにすることも可能である。
【0135】このように、表示データ記述領域R1に記
述した表示データと同一内容の地点情報が、コメントタ
グ記述領域R3にHTMLのタグを用いて記述されるので、
HTMLファイルの作成が容易かつ単純になる。
【0136】パーソナルコンピュータ1−2は、HTMLフ
ァイルを受信し、WWWブラウザによってHTMLファイルを
解析することにより、液晶ディスプレイ21に、受信し
たPOI情報の詳細内容を表したWebページ210を表示す
る。
【0137】そしてパーソナルコンピュータ1−2にお
いて、Webページ210上の起動ボタン211がユーザ
によってクリックされると、CPU52が補助プログラム
に従ってコメントタグ記述領域R3に記述されている地
点情報を読み出し、これをディジタル地図ソフトウェア
60Bに受け渡す。
【0138】このときパーソナルコンピュータ1−2が
受信したHTMLファイルには、予めディジタル地図ソフト
ウェア60Bに受け渡すべき地点情報がコメントタグ記
述領域R3に記述されており、起動ボタン211のクリ
ック操作に基づいてコメントタグ記述領域R3の地点情
報が直ちに読み出されるようになされている。
【0139】これによりパーソナルコンピュータ1−2
は、地点情報をダウンロードする必要がなく、起動ボタ
ン211のクリック操作に応じてHTMLファイルのコメン
トタグ記述領域R3から地点情報を読み出し、当該地点
情報をディジタル地図ソフトウェア60Bにリアルタイ
ムに受け渡すことができる。
【0140】かくしてパーソナルコンピュータ1−2
は、地点情報の地図データに基づいて地図画面201上
の所定位置にユーザーズポイントアイコン203を表示
し、表示部202に店舗写真でなる静止画像を貼り付け
て表示すると共に、店舗のコメントを表示する。このと
き同時にパーソナルコンピュータ1−2は、コメントタ
グ記述領域R3から読み出した地点情報をユーザーズポ
イントアイコン203に対応させてハードディスクドラ
イブ60に格納する。
【0141】ところでパーソナルコンピュータ1−2
は、コメントタグ記述領域R3に記述されている地点情
報を読み出し、これをディジタル地図ソフトウェア60
Bに受け渡したときに取り込みフラグをたてるようにし
たことにより、起動ボタン211が再クリックされたと
きに地点情報をディジタル地図ソフトウェア60Bに再
度受け渡すことを防止している。
【0142】またパーソナルコンピュータ1−2は、コ
メントタグ記述領域R3から読み出した地点情報をディ
ジタル地図ソフトウェア60Bに受け渡したときに、起
動ボタン211の縁部を赤色に変えて表示するようにし
たことにより、ユーザに起動ボタン211がクリックさ
れて地点情報の受け渡しが既に実行されたことを認識さ
せる。
【0143】以上の構成によれば、パーソナルコンピュ
ータ1−1は、コメントタグ記述領域R3に地点情報を
記述して作成したHTMLファイルをパーソナルコンピュー
タ1−2へ送信し、パーソナルコンピュータ1−2は、
受信したHTMLファイルをWWWブラウザで解析し、コメン
トタグ記述領域R3に記述されている地点情報を補助プ
ログラムに従って読み出して、ディジタル地図ソフトウ
ェア60Bに受け渡し、ディジタル地図ソフトウェア6
0Bに従って所定の処理を実行すると共に、地点情報を
ハードディスクドライブ60に格納するようにしたこと
により、起動ボタン211のクリック操作に基づいてデ
ィジタル地図ソフトウェア60Bによって表示される地
図画面201上の所定位置に、Webページに表示された
地点情報を自動的に取り込んで登録することができる。
【0144】なお上述の実施の形態においては、パーソ
ナルコンピュータ1のCPU52によってWebページの起動
ボタン211がクリックされたとき、コメントタグ記述
領域R3に記述された店舗の詳細内容を表した地点情報
を補助プログラムに従って読み出し、ディジタル地図ソ
フトウェア60Bに受け渡してユーザーズポイントアイ
コン203を地図画面201上に登録するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、Webペー
ジの起動ボタン211がクリックされたとき、コメント
タグ記述領域R3に記述された地点情報をディジタル地
図ソフトウェア60Bに受け渡してルート探索を行うと
きの目的値として設定するようにしても良く、要はWeb
ページの起動ボタン211がクリックされたときにコメ
ントタグ記述領域R3に記述された地点情報をディジタ
ル地図ソフトウェア60Bに受け渡すことができれば、
当該ディジタル地図ソフトウェア60Bに応じた種々様
々な処理を実行するようにしても良い。この場合にも、
上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0145】また上述の実施の形態においては、補助プ
ログラムとしてActiveXコントロールを用いるようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は
HTMLでは実行が困難な処理をWWWブラウザ上で実行する
補助プログラムであれば、Java等の他の種々の補助プロ
グラムを用いるようにしても良い。
【0146】さらに上述の実施の形態においては、コメ
ントタグ記述領域R3に記述された店舗の詳細内容を表
した地点情報を起動ボタン211のクリック操作に基づ
いてディジタル地図ソフトウェア60Bに受け渡すよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えばコメントタグ記述領域R3に記述された音楽の歌
詞データを起動ボタン211のクリック操作に基づいて
所定の音楽アプリケーションに受け渡すようにしても良
い。
【0147】さらに上述の実施の形態においては、オブ
ジェクトタグ記述領域R2で指定されたクラスIDに応じ
た補助プログラムをハードディスクドライブ60から読
み出し、当該補助プログラムに従ってコメントタグ記述
領域R3の地点情報をCPU52によって読み出すように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、オ
ブジェクトタグ記述領域R2で指定されたクラスIDに基
づいて、WWWサーバ102からインターネット104を
介して補助プログラムをダウンロードし、当該補助プロ
グラムに従ってコメントタグ記述領域R3の地点情報を
読み出すようにしても良い。
【0148】さらに上述の実施の形態においては、HTML
ファイルを作成するようにしたが、VRML(Vertual Rea
lity Modeling Language)ファイルを作成する場合に
も適用することができる。
【0149】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納
媒体からインストールされる。
【0150】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラム(例
えば、ディジタル地図ソフトウェア60B、WWWブラウ
ザ、および補助プログラム)を格納するプログラム格納
媒体は、図7に示すように、磁気ディスク231(フロ
ッピディスクを含む)、光ディスク232(CD-ROM(Com
pact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile
Disk)を含む)、光磁気ディスク233(MD(Mini-Dis
k)を含む)、もしくは半導体メモリ234などよりな
るパッケージメディア、または、プログラムが一時的も
しくは永続的に格納されるROM71や、ハードディスク
ドライブ60のハードディスクなどにより構成される。
プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応
じてルータ、モデム66などのインタフェースを介し
て、インターネット104の他、ローカルエリアネット
ワーク、ディジタル衛星放送といった、有線または無線
の通信媒体を利用して行われる。
【0151】なお、本明細書において、プログラム格納
媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0152】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0153】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
6に規制の情報処理方法、および請求項7に記載のプロ
グラム格納媒体に格納されているプログラムによれば、
取得された情報、補助プログラムを読み込むためのデー
タ、並びに、代替画像の表示を制御するデータをファイ
ル化するようにしたので、補助プログラムに対応する処
理を実行する機能が保持されていない場合にも、ノイズ
が表示されるようなことが防止される。
【0154】請求項8に記載の情報処理装置、請求項1
2に記載の情報処理方法、および請求項13に記載のプ
ログラム格納媒体に格納されているプログラムによれ
ば、補助プログラムに対応する処理を実行する機能を有
するか否かを判定し、有しないと判定された場合、代替
画像を表示するようにしたので、ノイズが表示されるよ
うなことが防止される。
【0155】請求項14に記載の情報処理装置、請求項
19に記載の情報処理方法、および請求項20に記載の
プログラム格納媒体に格納されているプログラムによれ
ば、取得した情報を、補助プログラムを埋め込むための
データとともにファイル化し、他の情報処理装置に伝送
し、他の情報処理装置から伝送されてきたファイルに含
まれる、補助プログラムを埋め込むためのデータに基づ
いて、補助プログラムを起動し、起動した補助プログラ
ムから受け渡された情報を処理するようにしたので、簡
単に、ネットワークを介して、情報を授受することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの構成
例を示すブロック図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータ1の構成を示す
指図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータ1の正面の構成
を示す正面図である。
【図4】図1のパーソナルコンピュータ1の左側面の構
成を示す左側面図である。
【図5】図1のパーソナルコンピュータ1の右側面の構
成を示す右側面図である。
【図6】図1のパーソナルコンピュータ1の底面の構成
を示す底面図である。
【図7】図1のパーソナルコンピュータ1の内部の構成
例を示すブロック図である。
【図8】図1のパーソナルコンピュータ1のユーザーズ
ポイント登録処理を説明するフローチャートである。
【図9】図1のパーソナルコンピュータ1の表示例を示
す写真である。
【図10】図1のパーソナルコンピュータ1のHTMLファ
イル作成処理を説明するフローチャートである。
【図11】図1のパーソナルコンピュータ1のHTMLファ
イル作成処理を説明するフローチャートである。
【図12】図1のパーソナルコンピュータ1で作成され
たHTMLファイルのデータ構造を説明する図である。
【図13】図1のパーソナルコンピュータ1の表示例を
示す写真である。
【図14】図1のパーソナルコンピュータ1の表示例を
示す写真である。
【図15】図1のパーソナルコンピュータ1のWebペー
ジの表示処理を説明するフローチャートである。
【図16】図1のパーソナルコンピュータ1の表示する
アニメーション画像の例を示す図である。
【図17】POI情報の授受を説明する図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 本体,3 表示
部, 21 液晶ディスプレイ, 23 CCDカメラ,
52, CPU, 101 プロバイダ, 102WWWサ
ーバ, 104 インターネット, 201 地図画
面, 202 表示部, 203 アイコン, 210
Webページ
フロントページの続き (72)発明者 石川 公子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 筑後 友香 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B082 GA02 HA05 5B089 GA11 GA21 GB04 HA10 JA22 JB22 KA01 KA09 KC24 KC28 LB17

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル化する情報を取得する取得手段
    と、 前記取得手段により取得された前記情報を、補助プログ
    ラムを埋め込むためのデータ、並びに前記補助プログラ
    ムに対応する処理を実行する機能が保持されていない場
    合に、前記取得手段により取得された前記情報の画像に
    代えて表示される代替画像の表示を制御するデータとと
    もにファイル化するファイル化手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル化手段は、前記情報をHTML
    ファイルにファイル化することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記代替画像には、所定のホームページ
    へのリンクが張られていることを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記取得手段により取得された情報の中
    から、ファイル化する情報を選択する選択手段をさらに
    備え、 前記ファイル化手段は、前記選択手段により選択された
    情報をファイル化することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記取得手段は、地図上の指定された位
    置の位置データを含む情報を取得することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 ファイル化する情報を取得する取得ステ
    ップと、 前記取得ステップの処理により取得された前記情報を、
    補助プログラムを埋め込むためのデータ、並びに前記補
    助プログラムに対応する処理を実行する機能が保持され
    ていない場合に、前記取得ステップの処理により取得さ
    れた前記情報の画像に代えて表示される代替画像の表示
    を制御するデータとともにファイル化するファイル化ス
    テップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 ファイル化する情報を取得する取得ステ
    ップと、 前記取得ステップの処理により取得された前記情報を、
    補助プログラムを埋め込むためのデータ、並びに前記補
    助プログラムに対応する処理を実行する機能が保持され
    ていない場合に、前記取得ステップの処理により取得さ
    れた前記情報の画像に代えて表示される代替画像の表示
    を制御するデータとともにファイル化するファイル化ス
    テップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取
    り可能なプログラムが格納されているプログラム格納媒
    体。
  8. 【請求項8】 所定の情報、補助プログラムを埋め込む
    ためのデータ、並びに前記補助プログラムに対応する処
    理を実行する機能が保持されていない場合に、前記所定
    の情報の画像に代えて表示される代替画像の表示を制御
    するデータを含むファイルを取得する取得手段と、 前記取得手段により取得された前記ファイルに含まれる
    前記補助プログラムに対応する処理を実行する機能を有
    するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記補助プログラムに対応する処
    理を実行する機能を有すると判定された場合、前記補助
    プログラムを起動する起動手段と、 前記判定手段により、前記補助プログラムに対応する処
    理を実行する機能を有しないと判定された場合、前記代
    替画像が表示されるように表示を制御する表示制御手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記代替画像には、所定のホームページ
    へのリンクが張られていることを特徴とする請求項8に
    記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ファイルは、HTMLファイルである
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の情報は、地図上の指定され
    た位置の位置データを含むことを特徴とする請求項8に
    記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 所定の情報、補助プログラムを埋め込
    むためのデータ、並びに前記補助プログラムに対応する
    処理を実行する機能が保持されていない場合に、前記所
    定の情報の画像に代えて表示される代替画像の表示を制
    御するデータを含むファイルを取得する取得ステップ
    と、 前記取得ステップの処理により取得された前記ファイル
    に含まれる前記補助プログラムに対応する処理を実行す
    る機能を有するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理により、前記補助プログラムに
    対応する処理を実行する機能を有すると判定された場
    合、前記補助プログラムを起動する起動ステップと、 前記判定ステップの処理により、前記補助プログラムに
    対応する処理を実行する機能を有しないと判定された場
    合、前記代替画像が表示されるように表示を制御する表
    示制御ステップとを含むことを特徴とする情報処理方
    法。
  13. 【請求項13】 所定の情報、補助プログラムを埋め込
    むためのデータ、並びに前記補助プログラムに対応する
    処理を実行する機能が保持されていない場合に、前記所
    定の情報の画像に代えて表示される代替画像の表示を制
    御するデータを含むファイルを取得する取得ステップ
    と、 前記取得ステップの処理により取得された前記ファイル
    に含まれる前記補助プログラムに対応する処理を実行す
    る機能を有するか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理により、前記補助プログラムに
    対応する処理を実行する機能を有すると判定された場
    合、前記補助プログラムを起動する起動ステップと、 前記判定ステップの処理により、前記補助プログラムに
    対応する処理を実行する機能を有しないと判定された場
    合、前記代替画像が表示されるように表示を制御する表
    示制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムが格納されているプログラ
    ム格納媒体。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置において、 前記他の情報処理装置に対するファイルの送信を制御す
    る送信制御手段と、 前記他の情報処理装置から送信されてきた前記ファイル
    の受信を制御する受信制御手段とを備え、 前記送信制御手段は、 ファイル化する所定の情報を取得する第1の取得手段
    と、 前記第1の取得手段により取得された前記ファイル化す
    る情報を、補助プログラムを埋め込むためのデータとと
    もにファイル化するファイル化手段と、 前記ファイル化手段によりファイル化されたファイル
    を、前記ネットワークを介して他の情報処理装置に伝送
    する伝送手段とを備え、 前記受信制御手段は、 前記他の情報処理装置から送信されてきた、前記ファイ
    ルを取得する第2の取得手段と、 前記第2の取得手段により取得された前記ファイルに含
    まれる前記補助プログラムを埋め込むためのデータに基
    づいて、前記補助プログラムを起動する起動手段と、 前記起動手段により起動された前記補助プログラムから
    受け渡された、前記所定の情報を処理する処理手段とを
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記ファイル化手段は、前記補助プロ
    グラムに対応する処理を実行する機能が保持されていな
    い場合に、前記所定の情報の画像に代えて表示される代
    替画像のデータもさらにファイル化し、 前記受信制御手段は、 前記第2の取得手段により取得された前記ファイルに含
    まれる前記補助プログラムに対応する処理を実行する機
    能を有するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記補助プログラムに対応する処
    理を実行する機能を有しないと判定された場合、前記代
    替画像が表示されるように表示を制御する表示制御手段
    とをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の
    情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記代替画像には、所定のホームペー
    ジへのリンクが張られていることを特徴とする請求項1
    4に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記ファイルは、HTMLファイルである
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記所定の情報は、地図上の指定され
    た位置の位置データを含むことを特徴とする請求項14
    に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置の情報処理方法において、 前記他の情報処理装置に対するファイルの送信を制御す
    る送信制御ステップと、 前記他の情報処理装置から送信されてきた前記ファイル
    の受信を制御する受信制御ステップとを含み、 前記送信制御ステップは、 ファイル化する所定の情報を取得する第1の取得ステッ
    プと、 前記第1の取得ステップの処理により取得された前記フ
    ァイル化する情報を、補助プログラムを埋め込むための
    データとともにファイル化するファイル化ステップと、 前記ファイル化ステップの処理によりファイル化された
    ファイルを、前記ネットワークを介して他の情報処理装
    置に伝送する伝送ステップとを含み、 前記受信制御ステップの処理は、 前記他の情報処理装置から送信されてきた、前記ファイ
    ルを取得する第2の取得ステップと、 前記第2の取得ステップの処理により取得された前記フ
    ァイルに含まれる前記補助プログラムを埋め込むための
    データに基づいて、前記補助プログラムを起動する起動
    ステップと、 前記起動ステップの処理により起動された前記補助プロ
    グラムから受け渡された、前記所定の情報を処理する処
    理ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  20. 【請求項20】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置の情報処理のためのプログ
    ラムにおいて、 前記他の情報処理装置に対するファイルの送信を制御す
    る送信制御ステップと、 前記他の情報処理装置から送信されてきた前記ファイル
    の受信を制御する受信制御ステップとを含み、 前記送信制御ステップは、 ファイル化する所定の情報を取得する第1の取得ステッ
    プと、 前記第1の取得ステップの処理により取得された前記フ
    ァイル化する情報を、補助プログラムを埋め込むための
    データとともにファイル化するファイル化ステップと、 前記ファイル化ステップの処理によりファイル化された
    ファイルを、前記ネットワークを介して他の情報処理装
    置に伝送する伝送ステップとを含み、 前記受信制御ステップの処理は、 前記他の情報処理装置から送信されてきた、前記ファイ
    ルを取得する第2の取得ステップと、 前記第2の取得ステップの処理により取得された前記フ
    ァイルに含まれる前記補助プログラムを埋め込むための
    データに基づいて、前記補助プログラムを起動する起動
    ステップと、 前記起動ステップの処理により起動された前記補助プロ
    グラムから受け渡された、前記所定の情報を処理する処
    理ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読
    み取り可能なプログラムが格納されているプログラム格
    納媒体。
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