JP2008117408A - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ファイルやフォルダ、その他のデータの管理を容易にすることができるような情報処理装置及び方法を提供する。
【解決手段】 GPS(Global Positioning System)やPHS(personal handyphone system)のような位置情報を時刻付きで記録できるシステム(例えば携帯型の位置探索装置230等)と、前記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションを備えた携帯型装置220との間で時刻情報を通信し、位置と時刻を利用した情報アクセスを行う。
【選択図】 図26

Description

本発明は、情報処理装置及び方法に関し、特に、ファイルの管理や各種情報のアクセス管理に好適な情報処理装置及び方法に関する。
従来より、コンピュータユーザが作成したファイルを整理するための手法としては、例えばフォルダを利用して階層的にファイルを保存するような手法が存在する。例えば、ユーザがコンピュータ上で「メモ(MEMO)」ファイルを作成し、当該生成した「メモ」ファイルを例えば「マイドキュメント(My Documents)」フォルダに保存(HDD(Hard Disk Drive)内のハードディスクに記録)した場合の画面の表示例について、図27乃至図29を参照しながら説明する。
PC(Personal Computer)上において、ユーザがOS(例えばマイクロソフト社のいわゆるWindows95やWindows98(商標)など)を起動させた場合は、例えば図27に示すようなデスクトップ画面(以下、単に、画面とも称する)が表示される。図27において、ユーザがマウス等のポインティングデバイスを操作して例えば画面上の左上の「マイコンピュータ」アイコン151をクリックすると、図28に示すような画面が表示される。
図28の画面において、「マイコンピュータ」アイコン151には、3.5インチFDD(Floppy Disk Drive)のAドライブアイコン161、HDDのCドライブアイコン162、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)ドライブのDドライブアイコン163、およびプリンタアイコン164等が格納されている。ユーザがポインティングデバイスを操作してCドライブアイコン162をクリックし、さらにその下層の「マイドキュメント」フォルダ(図示せず)をクリックすると、図29に示すような画面が表示される。
図29の画面において、「マイドキュメント(My Documents)」フォルダには、ユーザが生成して保存された「メモ」ファイル(文書ファイル)アイコン172、年月日をフォルダ名にした「1998.10.20」フォルダアイコン171、および例えば中国に関する資料である「China」ファイル(文書ファイル)アイコン173が格納されている。
特開平7−84748号公報
しかしながら、上記の手法においては、ユーザが生成したファイルを、どのフォルダに格納するのが適当か自分で判断しなければならず、面倒である。
また、例えば「超整理法」(中公新書,野口悠紀雄著)を適用したファイル管理手法として、図29の「1998.10.20」フォルダアイコン171のように、生成した年月日をフォルダ名にし、その中に生成したファイルを格納するような手法も提案されているが、この手法は正確に実行するのが困難である。
さらに、図29の画面からも判るように、画面サイズの制約からデスクトップ画面上に配置できるアイコンの数には限界があるため、アイコンの数が増加した場合には整理しきれない。
またさらに、上述したファイルやフォルダ、その他の各種データを扱うアプリケーションプログラムがそれぞれ異なっているような場合、それらファイルやフォルダ、各種のデータのアクセスや検索は非常に煩雑になるという問題もある。すなわち例えば、「ある電子メールを受信した時点でのデスクトップの状態を再現して、当時やっていた仕事のファイルにアクセスしたい」或いは「ある文章を書いていたときに撮影した画像を検索したい」といった作業では、複数のアプリケーションプログラムを跨る何段階もの操作が必要であり、煩雑である。
また、表示内容の時間経過が直感的に判定できることが好ましい。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ファイルやフォルダ、その他のデータの管理を容易にすることが可能であり、表示内容の時間経過が直感的に判定できるような情報処理装置及び方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、他の装置のアプリケーションと時刻情報を通信する通信部がアプリケーションとして組み込まれた情報処置装置であって、上記通信部が組み込まれたアプリケーションによって生成或いは変化したデータを当該データの生成時刻或いは変化時刻の時刻情報と対応付けて記憶する記憶手段と、上記他の装置のアプリケーションからの時刻情報に基づいて上記記憶手段に記憶されたデータを読み出す制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理方法は、他の装置のアプリケーションと時刻情報を通信する通信部がアプリケーションとして組み込まれ、上記通信部が組み込まれたアプリケーションによって生成或いは変化したデータを当該データの生成時刻或いは変化時刻の時刻情報と対応付けて記憶する記憶手段を備える情報処置装置の情報処理方法であって、
上記他の装置のアプリケーションからの時刻情報に基づいて上記記憶手段に記憶されたデータを読み出すことを特徴とする。
本発明によれば、データを時刻情報と対応付けて記憶し、時刻情報を他のアプリケーションと通信することにより、所望時刻のファイルやフォルダ、その他のデータの管理を容易にすることができる。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1乃至図6は、本発明の情報処理方法及び装置が適用される一例としての携帯型パーソナルコンピュータの構成例を表している。このパーソナルコンピュータ1は、ミニノート型のパーソナルコンピュータとされ、基本的に、本体2と、本体2に対して開閉自在とされている表示部3により構成されている。図1は、表示部3を本体2に対して開いた状態を示す外観斜視図、図2は、図1の平面図、図3は、表示部3を本体2に対して閉塞した状態を示す左側側面図、図4は、表示部3を本体2に対して180度開いた状態を示す右側側面図、図5は、図3の正面図、図6は、図4の底面図である。
本体2には、各種の文字や記号などを入力するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移動させるときなどに操作されるポインティングデバイスとしてのトラックポイント(商標)5が、その上面に設けられている。また、本体2の上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部3に設けられているCCDビデオカメラ23で撮像するとき操作されるシャッタボタン10がさらに設けられている。
表示部3の上端部には、ツメ13が設けられており、図3に示すように、表示部3を本体2に対して閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置における本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられている。本体2の全面には、スライドレバー7が全面に平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロック解除することができるようになっている。ロックを解除することにより、表示部3を本体2に対して回動することができる。ツメ13の隣には、マイクロホン24が取り付けられている。このマイクロホン24は、図6にも示すように、背面からの音も収音できるようになされている。
本体2の正面にはまた、プログラマブルパワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面には、図4に示すように、排気孔11が設けられており、本体2の前面下部には、図5に示すように、吸気孔14が設けられている。さらに、排気孔11の右側には、PCMCIA(Personal Comuputer Memory Card International Association)カード(PCカード)を挿入するためのスロット12が設けられている。
表示部3の正面には、画像を表示するLCD(Liquid Crystal Display)21が設けられており、その上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LCD21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)との間の180度の範囲の任意の位置に回動することができるようになされている。撮像部22には、CCDビデオカメラ23が取り付けられている。
表示部3の下側の本体側には、電源ランプPL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLEDよりなるランプが設けられている。なお、図3に示す符号40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチであり、図5に示す符号25は、CCDビデオカメラ23のフォーカスを調整するフォーカス調整リングである。さらに、図6に示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付けるための開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋26のロックツメを外すためのピンを挿入する小孔である。
図7は、パーソナルコンピュータ1の内部の電気的な構成を表している。内部(PCI(Peripheral Componet Interconnect))バス51には、CPU(Central Processing Unit)52、必要に応じて挿入されるPCカード53、RAM(Random Access Memory)54、およびグラフィックチップ81が接続されている。この内部バス51は、外部(ISA(Industrial Standard Architecture))バス55に接続されており、外部バス55には、ハードディスクドライブ(HDD)56、I/O(入出力)コントローラ57、キーボードコントローラ58、トラックポイントコントローラ59、サウンドチップ60、LCDコントローラ83、モデム50などが接続されている。
CPU52は、各機能を統括するコントローラであり、PCカード53は、オプションの機能を付加するとき適宜装着される。
RAM54の中には、起動が完了した時点において、例えば電子メールプログラム(アプリケーションプログラム)54A、オートパイロットプログラム(アプリケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プログラム)54CがHDD56から転送され、記憶される。
電子メールプログラム54Aは、電話回線のような通信回線などからネットワーク経由で通信文を授受するプログラムである。電子メールプログラム54Aは、特定機能としての着信メール取得機能を有している。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対して、そのメールボックス93A内に自分(利用者)宛のメールが着信しているかどうかを確認して、自分宛のメールがあれば取得する処理を実行する。
オートパイロットプログラム54Bは、予め設定された複数の処理(またはプログラム)などを、予め設定された順序で順次起動して、処理するプログラムである。
OS(基本プログラムソフトウェア)54Cは、例えばマイクロソフト社のいわゆるWindows95や98(商標)、アップルコンピュータ社のいわゆるマックOS等に代表される、コンピュータの基本的な動作を制御するものである。
一方、外部バス55側のハードディスクドライブ(HDD)56には、電子メールプログラム56A、オートパイロットプログラム56B等の各種のアプリケーションプログラム、OS(基本プログラムソフトウェア)56C等が記憶されている。ハードディスクドライブ56内のOS56C、オートパイロットプログラム56B、および電子メールプログラム56Aは、起動(ブートアップ)処理の過程で、RAM54内に順次転送され、格納される。
I/Oコントローラ57は、マイクロコントローラ61を有し、このマイクロコントローラ61には、I/Oインタフェース62が設けられている。このマイクロコントローラ61は、I/Oインタフェース62、CPU63、RAM64、ROM69が相互に接続されて構成されている。このRAM64は、キー入力ステイタスレジスタ65、LED(発光ダイオード)制御レジスタ66、設定時刻レジスタ67、レジスタ68を有している。設定時刻レジスタ67は、ユーザが予め設定した時刻(起動条件)になると起動シーケンス制御部76の動作を開始させる際に利用される。レジスタ68は、予め設定された操作キーの組み合わせ(起動条件)と、起動すべきアプリケーションプログラムの対応を記憶するもので、その記憶された操作キーの組み合わせがユーザにより入力されると、その記憶されたアプリケーションプログラム(例えば電子メールプログラム)が起動されることになる。
キー入力ステイタスレジスタ65は、ワンタッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が押されると、操作キーフラグが格納されるようになっている。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶されたアプリケーションプログラム(電子メールプログラム)の立上げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御するものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を任意に設定することができるものである。
なお、このマイクロコントローラ61には、バックアップ用のバッテリ74が接続されており、各レジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオフとされている状態においても保持されるようになっている。
マイクロコントローラ61内のROM69の中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監視プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納されている。このROM69は、例えばEEPROM(electrically erasable and programmable read only memory)で構成されている。このEEPROMはフラッシュメモリとも呼ばれている。さらにマイクロコントローラ61には、常時現在時刻をカウントするRTC(Real-Time Clock)75が接続されている。
ROM69の中のウェイクアッププログラム70は、RTC75から供給される現在時刻データに基づいて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻になったかどうかをチェックして、設定された時刻になると、所定の処理(またはプログラム)などの起動をするプログラムである。キー入力監視プログラム71は、PPK9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプログラムである。LED制御プログラム72は、メッセージランプMLの点灯を制御するプログラムである。
ROM69には、さらにBIOS(Basic Input/Output System)73が書き込まれている。このBIOSとは、基本入出力システムのことをいい、OSやアプリケーションプログラムと周辺機器(ディスプレイ、キーボード、ハードディスクドライブなど)の間でのデータの受け渡し(入出力)を制御するソフトウェアプログラムである。
外部バス55に接続されているキーボードコントローラ58は、キーボード4からの入力をコントロールする。トラックポイントコントローラ59は、トラックポイント5の入力を制御する。
サウンドチップ60は、マイクロホン24からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対して音声信号を供給する。
モデム50は、公衆電話回線90、インターネットサービスプロバイダ91を介して、インターネットなどの通信ネットワーク92やメールサーバ93などに接続することができる。
内部バス51に接続されているグラフィックチップ81には、CCDビデオカメラ23で取り込んだ画像データが、処理部82で処理された後、入力されるようになされている。グラフィックチップ81は、処理部82を介してCCDビデオカメラ23より入力されたビデオデータを、内蔵するVRAM81Aに記憶し、適宜、これを読み出して、LCDコントローラ83に出力する。LCDコントローラ83は、グラフィックチップ81より供給された画像データをLCD21に出力し、表示させる。バックライト84は、LCD21を後方から照明するようになされている。
電源スイッチ40は、電源をオンまたはオフするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッタボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態にされたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部22が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がLCD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オンされるようになされている。
次に、本発明の情報処理方法及び装置、提供媒体が適用される第1の実施の形態のパーソナルコンピュータは、生成したファイルを管理する情報処理装置であり、生成したファイルを日時に対応して記憶する記憶手段(例えば、図7のHDD56)と、画面を過去または未来の画面に切り替える切替手段(例えば、図8の移動ボタン124aおよび124b)と、切替手段により切り替えられた過去または未来の画面に対応する日時のファイルが表示されるように表示を制御する表示制御手段(例えば、LCDコントローラ83)とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第1の実施の形態のパーソナルコンピュータは、検索する文字列を入力する入力手段(例えば、図7のキーボード4)と、入力手段により入力された文字列に対応するファイルを、過去または未来に対して検索する検索手段(例えば、図8の検索ボタン126aおよび126b)とをさらに備えることを特徴とする。
以下、本発明の第1の実施の形態のパーソナルコンピュータにおけるGUI(Graphical User Interface)画面について、図8を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態のパーソナルコンピュータでは、図8に示すように、ユーザにより生成された文書ファイルの(例えば「MEMO」ファイル)アイコン121を、ユーザによるポインティングデバイス(トラックポイント5)の操作に応じて、デスクトップ画面111上で自由に配置することが可能となっている。また、画像ファイル(例えば「ミーティングルーム」ファイル)のアイコン122およびキーワード文字列(付箋紙)123も自由に配置することができる。なお、本実施の形態では、ファイルを整理するためのフォルダは原則的に使用されない。
デスクトップ画面111は時間軸上の所定の時刻(日時)に対応しており、本発明の第1の本実施の形態のパーソナルコンピュータでは、ユーザにより時間軸上の所定の時刻が指定されたとき、当該所定の時刻に対応する画像を上記デスクトップ画面111に表示させる。また、第1の実施の形態のパーソナルコンピュータは、例えば、ユーザがトラックポイント5によって移動ボタン124aを操作すると、デスクトップ画面111を過去の画面に戻し、ユーザがトラックポイント5によって移動ボタン124bを操作すると、デスクトップ画面111を未来の画面に移動させる。
本実施の形態のパーソナルコンピュータでは、ユーザによりキーボード4が操作され、検索文字入力スペース125に検索したい文字列(付箋紙)が入力されると、その文字列を検索する。また、ユーザが検索ボタン126aをトラックポイント5で操作するにより、文字列(付箋紙)を過去に遡って検索すべきことを指示した場合、本実施の形態のパーソナルコンピュータは、過去の画面への検索を行う。さらに、ユーザが検索ボタン126bをトラックポイント5で操作するにより、文字列(付箋紙)を未来に移動して検索すべきことを指示した場合、本実施の形態のパーソナルコンピュータは、未来の画面への検索を行う。
デスクトップ画面111には、日時表示部127が設けられ、そこに、そのとき表示されている画面111と対応する日時(図8の表示例の場合、1998年10月16日11時48分)が表示される。
デスクトップ画面111には、対応する日時に作成してHDD56に記録したファイルのアイコン(その日時に置いて残っているファイルのアイコン)が表示される。ここで、ユーザがトラックポインタ5を操作することにより、例えば文書ファイルアイコン121、画像ファイルアイコン122、または付箋紙アイコン123を画面上の「ゴミ箱」アイコン(図示せず)にドラッグ&ドロップすると、対応するファイルが削除され、そのアイコンは画面から消去される。しかしながら、これらのファイルは、アイコン作成時に、HDD56に一旦は記録されており、この記録されたデータそのものは、HDD56にそのまま保存されている(消去されない)。したがって、ユーザがトラックポイント5で移動ボタン124aを操作し、それに応じて上記ファイルを削除した日時(過去)の画面111に戻ると、再び文書ファイルアイコン121、画像ファイルアイコン122、または付箋紙アイコン123が表示される。ユーザにより、それらアイコンが例えば現在の日時の画面に移動させられた場合は、そのファイルを復活させることができる。したがって、ユーザは、比較的気楽にアイコンを削除することができ、画面上に表示させるアイコンの数を適当な数に制限し、見易くすることができる。
次に、デスクトップ画面111の時間軸を未来に移動させて、リマインダとして使用する場合の処理動作について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
この図9において、ユーザによりキーボード4またはトラックポイント5が操作され、リマインダ機能を働かせることの指示がなされた場合、それら指示は本実施の形態のパーソナルコンピュータのCPU52に通知される。
ここで、先ず、ステップS1において、ユーザがトラックポイント5により移動ボタン124bを操作すると、その信号がトラックポイントコントローラ59を介してCPU52に供給される。CPU52は、供給された信号に対応する日時に有効とされているファイルがそのファイルであるのかを、HDD56に記録されているファイル管理情報から読み出し、対応するアイコンをグラフィックチップ81にて生成させ、LCDコントローラ83を介してLCD21に表示させる。これにより、パーソナルコンピュータのデスクトップ画面111は、所望の日時(未来)の画面111に移動することになる。
上述のように移動したデスクトップ画面111において、ステップS2にてユーザによりキーボード4から表示したい文字列が入力されると、その入力された文字列は、キーボードコントローラ58および外部バス55を介して、HDD56に記録される。
このときのCPU52は、ステップS3として、内蔵するタイマで計時動作を行い、所定の日時が到来すると、HDD56のファイル管理情報から、その日時に対応する画面に表示すべき文字列を読み出し、当該読み出した文字列を外部バス55を介してLCDコントローラ83に供給する。
これにより、LCDコントローラ83は、ステップS4として、上記供給された文字列をLCD21の画面111に表示する。
次に、第1の実施の形態において、画面111の時間軸を過去に移動させて、所望の文書ファイルを検索する場合の処理動作を、図10のフローチャートを参照しながら説明する。なお、ここでは、ユーザが原稿を作成したときの関連資料を検索する場合を例に説明する。
先ず、ユーザにより原稿が作成されると、CPU52は、その原稿に対応する文書ファイルを生成する。生成された文書ファイルは、HDD56に記録される。次に、ユーザにより、上記生成した文書ファイルの送信命令がキーボード4から入力されると、その命令信号は、キーボードコントローラ58、外部バス55、および内部バス51を介してCPU52に入力する。CPU52は、当該文書ファイルの送信命令を受け取ると、HDD56に記録されている文書ファイルを当該HDD56から読み出し、その文書ファイルを外部バス55を介してモデム50に供給する。モデム50は、CPU52の指令に基づいて、上記供給された文書ファイルを電話回線90、プロバイダ91、およびインターネット92を介してユーザが指定した送信先に送信する。
その後、ユーザにより、上記送信した文書ファイルのアイコンが画面上から削除(「ゴミ箱」アイコン(図示せず)にドラッグ&ドロップ)されたとする。
この状態で、例えばユーザが上記削除した文書ファイルに関連する資料を検索したい場合は、ユーザからその旨を示す指令がCPU52に入力される。
すなわち、図10のステップS11において、ユーザがトラックポイント5により移動ボタン124aを操作すると、その操作信号は、トラックポイントコントローラ59、外部バス55、および内部バス51を介してCPU52に供給される。CPU52は、供給された信号に対応する日時のファイルが何であるかをHDD56のファイル管理情報から読み出し、LCDコントローラ83を介してLCD21に表示させる。
これにより、ユーザは、文書ファイル(原稿)が削除された日時(過去)に有効であったファイルを知ることができる。また、ユーザは、ステップS12として、画面111上に表示された各文書ファイルを参照でき、さらに、ステップS13として、画面111上に表示された文書ファイルの中から、削除された原稿(文書ファイル)に関連する所望の資料(文書ファイル)を見つけ出すことができる。
次に、画面111上に貼り付けられた付箋紙を利用して、所望の画像ファイルを検索する場合の処理動作について、図11のフローチャートを参照しながら説明する。
所望の画像ファイルを検索する場合、CPU52には当該検索のための指令が入力される。ここで、CPU52は、ステップS21において、ユーザによるキーボード4の操作によって、検索文字入力スペース125に画像ファイルに関連するキーワード文字列(例えば、SIGGRAPH(ACMのCGに関する分科会を意味する))が入力されると、ステップS22の処理に進む。
次に、ユーザがトラックポインタ5により検索ボタン126aを操作することにより、当該操作信号がトラックポイントコントローラ59を介してCPU52に入力されると、CPU52は、ステップS22の処理として、過去へ遡って検索を開始する。これにより、ユーザは、キーボードから入力したキーワード文字列を、画像ファイルに対する付箋として付加し、ファイル管理情報としてHDD56に記録させることができる。したがって、CPU52は、その中から、指定されたキーワード文字列を検索することになる。
すなわち、ユーザからキーワード文字列(付箋紙(SIGGRAPH))による検索の指示がなされると、CPU52は、ステップS23において、当該キーワード文字列が貼り付けられている画像ファイルをHDD56から読み出し、LCDコントローラ83を介してLCD21に表示させる。
これにより、ユーザは、付箋紙(SIGGRAPH)が貼り付けられた画像ファイルを確認することができ、また、ステップS24のように、ユーザは、画面111上に表示された画像ファイルを参照して、所望の画像ファイルを見つけ出すことができる。以上のように、本実施の形態によれば、画像ファイルのように、ファイル名からはその内容が分かりにくいファイルも、比較的容易に検索することができる。
次に、画面111上に貼り付けられた付箋紙の風化機能について、図12および図13を参照しながら説明する。なお、ここで、風化機能とは、時間の経過に対応して、付箋紙の色が除々に変化する機能のことをいう。
例えば、図12に示すように、付箋紙(例えばCyber Code)141および付箋紙(例えばSony CSL)142は、画面111上に貼り付けられた時点(例えば、1998年2月10日9時40分)では、鮮明な色(例えば、黄色)である。この色が時間の経過とともに除々に変化し、例えば1998年10月20日10時40分では、図13に示す付箋紙141および付箋紙142がくすんだ黄色となる。
これにより、ユーザは、画面111上に貼り付けられた付箋紙が、貼り付けられたばかりか否かを直感的に判定することが可能となる。
次に、ディレクトリ構造によりファイルを管理する他のOS(例えば、UNIX(商標))に本発明を適用した場合について、図14を参照しながら説明する。
UNIXにおいて、ユーザが1998年9月1日に文書ファイルをディレクトリ「/user/rekimoto/doc/」にファイル名「genkou.txt」として生成したものとする。通常は、このファイルはフルパス名「/user/rekimoto/doc/genkou.txt」としてアクセスすることができる。
一方、本発明の方式では、ファイル生成時刻によって、ファイルの内容が管理されているので、上記のファイルは時刻付きパス名「/1998.9.1/user/rekimoto/doc/genkou.txt」としても参照することができる(図14の(A))。このパス名は、「指定した時刻(1998年9月1日)における、「/user/rekimoto/doc/genkou.txt」の内容」に参照するための特別なパス名である。
以後、この文書ファイルを変更すると、変更した時点でのファイルの内容が保管される。通常のパス名「/user/rekimoto/doc/genkou.txt」では、常に最新のファイルが参照できる(既存のファイルシステムと同様)。一方、時刻付きパス名では、「指定された時刻におけるファイルの内容」を参照することができるので、例えば9月10日時点での「genkou.txt」ファイルの内容は「/1998.9.10/user/rekimoto/doc/genkou.txt」のようにして参照することができる(図14の(B))。
これら生成された文書ファイル及びその変更履歴は、HDD56に記憶される。すなわち、ファイルに変更が施される毎に、その変更履歴をHDD56上に保管することで、任意の時刻におけるファイルの内容を再現することができ、上記の時刻付きパス名によってその内容を参照することができるようになる。
時刻付きパス名と従来のファイル管理コマンドを組み合わせることが可能である。例えば、ユーザが1998年9月1日から1998年9月10日までの間に行った変更は、図14の(C)に示すように、UNIXで広く使われているdiffコマンド(diffコマンドは、2つの文書ファイルの差分を表示するコマンド)を用いることができる。すなわち、ユーザは、特に意識してバージョン管理コマンドを使うことなく、任意の時点でのファイルの内容とその変更を確認することができる。
以上の如く、本発明の第1の実施の形態によれば、ファイルを日時に対応して記憶し、必要に応じて時間軸を移動させてファイルを検索し、表示するようにしたので、デスクトップ画面上において、ユーザがフォルダを使用せずにファイルを整理(管理)することが可能となっている。
次に、本発明の情報処理方法及び装置、提供媒体が適用される第2の実施の形態について、以下に説明する。
一般に、コンピュータシステム上では、例えばHDD等に蓄積されているデータを、色々なアプリケーションプログラムを使って参照することができる。例えば、電子メールのデータはメールクライアントと呼ばれるアプリケーションプログラムを使って参照することができ、また、例えばディジタルカメラにて撮影された画像データは画像ブラウザ(画像ファイルブラウザ)と呼ばれるアプリケーションプログラムを使って参照することができる。これらのアプリケーションプログラムでは、「時刻」の概念を持つものも多い。例えば、メールクライアントでは、現在参照しているメールの受信時刻がアプリケーションの「時刻」となるし、画像ブラウザでは、画像を撮影した時刻がそのアプリケーションの時刻となる。また、前述した第1の実施の形態に示したアプリケーションプログラムでは、デスクトップ環境そのものに時刻の概念を導入し、任意の時刻でのデスクトップの状態(ファイル、付箋紙、写真など)を再現可能となっている。
しかしながら、上記メールクライアントや画像ブラウザ等の一般的なアプリケーションプログラムでは、アプリケーション間で時刻の概念を使って情報を容易に検索できるようにしたものは存在していない。したがって、例えば、「ある電子メールを受信した時点でのデスクトップの状態を再現して、当時やっていた仕事のファイルにアクセスしたい」或いは「この文章を書いていたときに撮影した画像を検索したい」といった要求に対する作業は、複数のアプリケーションを跨る何段階もの操作が必要であり、煩雑でとなっている。
そこで、本発明の第2の実施の形態では、コンピュータシステムや他の情報機器上で稼働する各種アプリケーションプログラム(例えば、デスクトップ環境、スケジュール管理ソフト、画像ビューワ、ボイスメモ等のアプリケーション)間で、時刻情報を通信し合うことによって、アプリケーション間の連携を図るようにすることで、例えば「この電子メールを受信した頃に撮影した写真画像を検索する」というような、時刻をキーにした情報の検索を実現可能としている。
このようなことを実現可能とするために、本発明の第2の実施の形態が適用されるアプリケーションAP1,AP2は、例えば図15に示すように、それぞれ「アプリケーションの時刻」という概念を有しており、アプリケーションプログラムの本体であるアプリケーション部Aの他に、当該「アプリケーションの時刻」を扱う時刻処理部Tと、他のアプリケーションプログラムとの間で少なくとも上記「アプリケーションの時刻」を通信する通信部Cを備えている。例えば画像ブラウザの場合は、現在表示されている画像を撮影(作成)した時刻が上記「アプリケーションの時刻」になり、例えば、前述した第1の実施の形態のように時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションの場合は、再現されたデスクトップの時刻が上記「アプリケーションの時刻」となる。
また、本発明の第2の実施の形態において、各アプリケーションは、他のアプリケーションから時刻情報を受け取ると、当該時刻情報に「アプリケーションの時刻」を合わせることが可能となっている。例えば、画像ブラウザの場合は、他のアプリケーションから時刻情報を受け取ると、当該受け取った時刻に最も近い時点で撮影された画像を表示するようにアプリケーションの状態が変化する。また例えば第1の実施の形態のような時間移動可能デスクトップ環境を実現するアプリケーションの場合は、他のアプリケーションから時刻情報を受け取ると、当該受け取った時刻に対応した時刻のデスクトップの状態を画面上に再現する。すなわち、第1の実施の形態の時間移動可能デスクトップ環境を実現するアプリケーションでは、他のアプリケーションから受け取った時刻情報に対応したその時刻でデスクトップ上に置かれていたファイルアイコンや付箋紙を、同じ位置に再現する。
ここで、上記第1の実施の形態の時間移動可能デスクトップ環境を実現するアプリケーションにおいて、上記他のアプリケーションから受け取った時刻情報に対応してデスクトップ上に再現されたファイルアイコンを例えば開くと、当該受け取った時刻に応じた時点でのファイルの状態が再現され、画面に表示されることになる。このように、他のアプリケーションから受け取った時刻に対応した時点でのファイルの状態を再現するためには、例えば以下の2つの手法を利用することができる。
第1の手法として、例えば、ファイルに変更が施される度に、ファイルのバージョン情報を時刻とともに保存するようにする。すなわちこの第1の手法の場合、他のアプリケーションから受け取った時刻に対応した時点でのファイルの状態を再現する際には、当該受け取った時刻に対応したバージョンのファイルを開くようにする。
第2の手法として、例えば、ファイルに変更が施される度に、前のファイルと当該変更されたファイルとの差分を保存する。すなわちこの第2の手法の場合、他のアプリケーションから受け取った時刻に対応した時点でのファイルの状態を再現する際には、当該受け取った時刻に対応した差分を順に適用して所望のファイル内容を生成する。
さらに、本発明の第2の実施の形態において、各アプリケーションは、「アプリケーションの時刻」が変化する毎に、それを他のアプリケーションに通知する。例えば、画像ブラウザを操作して別の画像が表示されたとすると、このときの画像ブラウザの「時刻」は、その画像の撮影時刻(画像ファイルの生成時刻)となるので、当該画像ファイルの時刻情報を他のアプリケーションに通知する。
なお、アプリケーション間での時刻情報の通信方法は、一対一(例えば画像ブラウザのアプリケーションと時間移動可能デスクトップ環境を実現するアプリケーションの一対一)も考えられるが、より一般的には多対多(すなわち同報通信、マルチキャスト)を想定する。マルチキャストは、あるグループに所属しているアプリケーションプログラムに対して一斉に情報を送信する方法である。本発明の第2の実施の形態において、上記マルチキャストする範囲(グループ)としては、いろいろな段階が考えられる。例えば、
「同じコンピュータ上で動作しているアプリケーション」のグループ
「同じユーザが立ち上げたアプリケーション(例えばPDA上のスケジュールソフトとデスクトップコンピュータ上のメールソフト)」のグループ
「同じ組織に所属するアプリケーション(例えば会議中の黒板型コンピュータと会議参加者の所有するノートブックコンピュータ、ある家庭のリビングルームにある情報家電)」のグループ
などが考えられる。この例で示されているように、本実施の形態において、時間で連携するアプリケーションは必ずしも同じコンピュータ上で動作している必要はない。また、アプリケーションの設定や、ユーザの操作により、マルチキャストのグループへの参加を制御することが可能なことは言うまでもない。
図16には、各アプリケーションの動作の流れを示す。
この図16において、ステップS30としてアプリケーションの起動がなされると、各アプリケーションは、ステップS31として他のアプリケーションから時刻の通知があるか否かの判定を行う。
このステップS31の判定において他のアプリケーションから時刻の通知があったとき、各アプリケーションは、ステップS33として当該他のアプリケーションから受け取った時刻にアプリケーションの状態(「アプリケーションの時刻」)を合わせる。
また、ステップS31の判定において他のアプリケーションから時刻の通知がなかったとき、各アプリケーションは、ステップS32として通常のアプリケーション処理を行った後、ステップS34として何らかの操作により「アプリケーションの時刻」が変化したか否か判定する。
ステップS34の判定において、「アプリケーションの時刻」が変化したと判定したとき、各アプリケーションは、ステップS35として「アプリケーションの時刻」を更新した後、ステップS36として当該変化した時刻を他のアプリケーションに通知する。
ステップS33やS36の処理後、或いはステップS34にて「アプリケーションの時刻」が変化しないと判定した後は、ステップS37として、各アプリケーションを終了するか否かを判定し、終了しないときのみステップS31の処理に戻る。
以下、幾つかのアプリケーションを例に挙げて、各アプリケーションにおける「アプリケーションの時刻」の意味付け、すなわち各アプリケーション例における図16のステップS33の具体的の動作と図16のステップS32,S33,S35の具体的な動作を説明する。なお、各アプリケーションにおける「アプリケーションの時刻」の定義は、アプリケーション毎に異なっていても良い。一般的には、「その時刻にどんな作業を行っていたか、或いは、その時刻にアプリケーションは何をしていたか」を利用者が想い出すことができるような意味付けを与える。
図17及び図18には、アプリケーションとして画像ブラウザを使用した場合の例を挙げる。図17には、画像ブラウザにおける図16のステップS33の動作の流れを示し、図18には、画像ブラウザにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示す。
図17において、図16のステップS33にて他のアプリケーションから「アプリケーションの時刻」の情報を受け取った場合、当該画像ブラウザは、ステップS41として、時刻順に整理された画像ファイルのうち、「受け取った時刻に最も近い画像(ファイル)」を取り出して画面上に表示させる。次に、画像ブラウザは、ステップS42として、「アプリケーションの時刻」を、上記他のアプリケーションから受信した時刻に設定する。その後は、図16のステップS37の処理に移行する。
図18において、画像ブラウザの場合、「アプリケーションの時刻」が変化するのは、例えばユーザが操作することによって、画面上に表示されている画像ファイルが変化したときである。すなわち、例えば図16のステップS32にて通常のアプリケーション処理が行われている途中で、図18のステップS43のように、ユーザの操作によって画面上に表示されている画像ファイルが変化すると、図16のステップS33にて「アプリケーションの時刻」が変化したと判定されることになる。このように「アプリケーションの時刻」が変化したと判定したとき、画像ブラウザは、ステップS44(図16のステップS35)として、画面に表示されている画像ファイルの時刻を「アプリケーションの時刻」に設定する。その後は、図16のステップS36の処理に移行する。
図19及び図20には、アプリケーションとして前述の第2の実施の形態のように時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションを使用した場合の例を挙げる。図19には、当該時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションにおける図16のステップS33の動作の流れを示し、図18には、当該アプリケーションにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示す。
図19において、図16のステップS33にて他のアプリケーションから「アプリケーションの時刻」の情報を受け取った場合、当該時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションは、ステップS51として、受け取った時刻に対応する時刻のデスクトップの状態を再現する。次に、当該アプリケーションは、ステップS52として、上記再現したデスクトップの状態を画面に表示する。その後は、「アプリケーションの時刻」を、上記他のアプリケーションから受信した時刻に設定し、図16のステップS37の処理に移行する。
図20において、上記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションの場合、「アプリケーションの時刻」が変化するのは、例えばユーザが移動ボタンを押下したり、検索の実行を指示したりすることによって、デスクトップ環境の時間移動(その時刻におけるデスクトップの状態を再現すること)が発生したときである。すなわち、例えば図16のステップS32にて通常のアプリケーション処理が行われている途中で、図20のステップS54のように、ユーザの操作によってデスクトップ環境の時間移動が発生すると、図16のステップS33にて「アプリケーションの時刻」が変化したと判定されることになる。このように「アプリケーションの時刻」が変化したと判定したとき、アプリケーションは、ステップS55(図16のステップS35)として、デスクトップの時刻を「アプリケーションの時刻」に設定する。その後は、図16のステップS36の処理に移行する。
図21及び図22には、アプリケーションとして電子メールブラウザを使用した場合の例を挙げる。図21には、当該電子メールブラウザにおける図16のステップS33の動作の流れを示し、図22には、当該電子メールブラウザにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示す。
図21において、図16のステップS33にて他のアプリケーションから「アプリケーションの時刻」の情報を受け取った場合、当該電子メールブラウザは、ステップS61として、保存してある電子メールのうち、受信時刻が「受け取った時刻に最も近いメール」を取り出して画面上に表示させる。次に、電子メールブラウザは、ステップS62として、「アプリケーションの時刻」を、上記他のアプリケーションから受信した時刻に設定する。その後は、図16のステップS37の処理に移行する。
図22において、電子メールブラウザの場合、「アプリケーションの時刻」が変化するのは、例えばユーザが操作することによって、画面上に表示されているメールが変化したときである。すなわち、例えば図16のステップS32にて通常のアプリケーション処理が行われている途中で、図22のステップS63のように、ユーザの操作によって画面上に表示されているメールが変化すると、図16のステップS33にて「アプリケーションの時刻」が変化したと判定されることになる。このように「アプリケーションの時刻」が変化したと判定したとき、電子メールブラウザは、ステップS64(図16のステップS35)として、画面に表示されているメールの受信時刻を「アプリケーションの時刻」に設定する。その後は、図16のステップS36の処理に移行する。
図23及び図24には、アプリケーションとしていわゆるボイスメモや手書きメモシステム等を実現するアプリケーションを使用した場合の例を挙げる。図23には、当該メモシステムのアプリケーションにおける図16のステップS33の動作の流れを示し、図24には、当該メモシステムのアプリケーションにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示す。
図23において、図16のステップS33にて他のアプリケーションから「アプリケーションの時刻」の情報を受け取った場合、当該メモシステムのアプリケーションは、ステップS71として、保存してあるメモデータのうち、作成時刻が「受け取った時刻に最も近いデータ」を取り出して画面上に表示させる。次に、メモシステムのアプリケーションは、ステップS72として、「アプリケーションの時刻」を、上記他のアプリケーションから受信した時刻に設定する。その後は、図16のステップS37の処理に移行する。
図24において、メモシステムのアプリケーションの場合、「アプリケーションの時刻」が変化するのは、例えばユーザが操作することによって、画面上に表示されているメモデータが変化したときである。すなわち、例えば図16のステップS32にて通常のアプリケーション処理が行われている途中で、図24のステップS73のように、ユーザの操作によって画面上に表示されているメモデータが変化すると、図16のステップS33にて「アプリケーションの時刻」が変化したと判定されることになる。このように「アプリケーションの時刻」が変化したと判定したとき、メモシステムのアプリケーションは、ステップS74(図16のステップS35)として、画面に表示されているメモの作成時刻を「アプリケーションの時刻」に設定する。その後は、図16のステップS36の処理に移行する。
次に、本発明の第2の実施の形態のように各アプリケーション間で時刻による連携を行った場合の具体的な例を以下に説明する。
図25には、前述の第1の実施の形態のような時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションと、画像ブラウザのアプリケーションとの間で、時刻による連携を行った場合の、表示画面例を示している。
この図25において、先に例えば上記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションにより、デスクトップ上で検索を行い、ある文字列やアイコンがデスクトップ上に出現するまで時間移動しているとする。この例では、例えば「wearable」という文字列を検索文字入力スペース125に入力し、時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションによって当該「wearable」という文字列を検索し、この「wearable」の文字列に関連した会議の時刻で使用していたアイコンや文字列等がウィンドウ200上に表示されたとする。なお、この例では、日時表示部127の表示内容から判るように、1998年11月20日の金曜日(Fri)の15時に行われた会議の際のデスクトップ環境がウィンドウ200上に表示されている。
このように上記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションにより、「アプリケーションの時刻」が決定すると、その時刻情報が画像ブラウザに通知されることになる。
当該時刻情報を受け取った画像ブラウザは、当該時刻(会議の途中)の近傍で撮影された写真画像をウィンドウ201上に表示する。なお、この例では、画像ファイルの作成時刻表示部203の表示内容から判るように、1998年11月20日の16時に撮影された写真画像がウィンドウ201に表示されている。
逆に、画像ブラウザを操作すると、その写真画像が撮影された時点でのデスクトップの状態が再現されることになる。したがって、当該写真画像に特別なキャプション(説明)がついていなくても、どのような状況でその写真が撮影されたのかが理解できることになる。
図25の例は、画像ブラウザのアプリケーションと上記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションの連携を例として述べたが、時刻を持つアプリケーションの例は、前述したように他にも多く考えられる。
例えば、電子メールソフト(電子メールブラウザ)と上記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションとの間で連携させると、「あるメールを受信していた頃に行っていた作業に関するファイルをデスクトップ上に表示させる」といった連携が可能になる。
また、文書作成ソフト(いわゆるワードプロセッサソフト)と上記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションとの間を連携させた場合において、例えば文書作成ソフトがパラグラフ毎(或いは文字毎)に時刻情報を添付できるものであれば、「あるパラグラフを編集していた頃に行っていた作業をデスクトップに再現する」といった連携が可能になる。
さらに、ボイスメモや手書きメモシステム(参考:IBM社のCrossPad(商標)。すなわち紙製のメモパッドの下にタブレットが装着された携帯システムであり、専用のペンでメモを書くと、紙に残されたメモと同じ情報がコンピュータ中に保存される)等の携帯型装置に使用されるアプリケーションが、例えばメモに時刻を添付できるものであれば、このアプリケーションと例えば画像ブラウザとを連携させることにより、「あるメモを作成した時刻付近に撮影した写真」のようにして、メモと写真を関連付けることができる。この例の場合、写真とその説明メモを独立に撮影・入力しても後から容易に連携させることができる。
さらに、コンピュータ以外の装置でも、「時刻」の概念を持つものであれば本発明を適用することができる。例えば、ビデオデッキの「現在の時刻」を「現在再生しているビデオを録画したときの時刻」だとすると、過去のニュース映像をビデオで見ながら、そのときに撮影されたディジタル映像や、当時行っていた作業ファイルなどに容易にアクセスできるようになる。これによれば、テレビ製作やニュース製作のスタジオなどでの作業の効率化を実現することができる。また、家庭では、「運動会のビデオを見ているときに、その運動会で撮影した写真も同期して表示される」といった使い方も可能となる。
また、例えば図26に示すように、GPS(Global Positioning System)やPHS(personal handyphone system)のような位置情報を時刻付きで記録できるシステム(例えば携帯型の位置探索装置230等)と、前記時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションを備えた携帯型装置220との間の連携も考えられる。
この図26の例では、位置探索装置230上で自分の位置の履歴情報を表示させ、特定の場所を選択すると、「その場所にいた時刻」が携帯型装置のアプリケーションに通知される。この連携を用いれば、「ある会議室にいたときに作成したメモファイル」のように位置と時刻を利用した情報アクセスが可能になる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、各アプリケーション間を時刻情報で連携させることができ、人間の行動履歴に対応した柔軟な情報アクセスを、複数のアプリケーションを介して行うことが可能になる。
なお、本発明の第1,第2の各実施の形態において、上記各実施の形態の処理を実行するコンピュータプログラムをユーザに提供する提供媒体には、磁気ディスク、CD−ROMなどの情報記録媒体の他、インターネット、ディジタル衛星などのネットワークによる伝送媒体も含まれる。
上述したような本発明の実施の形態によれば、生成或いは変化したデータを時間情報と対応させて記憶し、所望の日時を設定し、この設定された日時に対応したデータの状態を時間情報に基づいて再現することにより、ファイルやフォルダ、その他のデータの管理を容易にすることが可能である。
ここで、上述した本発明の実施の形態において示された情報処理装置及び方法、並びに提供媒体は、次のような特徴を有するものである。
すなわち、上記実施の形態にて示された情報処理装置は、生成或いは変化したデータを時間情報と対応させて記憶する記憶手段と、所望の日時を設定する日時設定手段と、上記設定された日時に対応したデータの状態を、上記時間情報に基づいて再現する制御手段とを有することを特徴とする。
ここで、上記記憶手段は、生成或いは変化したファイルを時間情報と対応させて記憶し、上記日時設定手段は、過去又は未来の画面に応じて日時を設定し、上記制御手段は、上記過去又は未来の画面に対応する日時のファイルを上記記憶手段から読み出して再現し、画面上に表示するように制御することが好ましい。また、検索する文字列を入力する入力手段と、上記入力手段により入力された文字列に対応するファイルを、過去又は未来に対して検索する検索手段とを設けることが好ましい。上記ファイルは、文書ファイル、画像ファイル、または文字列であることが挙げられる。上記制御手段は、上記文字列の色を時間の経過とともに変化させて上記画面上に表示するように制御することが好ましい。上記記憶手段は、上記ファイルの変化した日時と上記ファイルの改訂情報を記憶することが好ましく、また、上記記憶手段は、上記ファイルの変化前後の差分を記憶し、上記制御手段は、上記時間情報に基づいて上記差分から所望のファイルを再現することが好ましい。
また、上記時間情報を送受信可能な時間情報送受信手段を設け、上記日時設定手段は、受信した時間情報に基づいて上記日時を設定することが好ましい。
また、位置を検出する位置検出手段を設け、上記記憶手段には、上記位置をも時間情報と対応させて記憶し、上記日時設定手段は、上記位置に対応した時間情報に基づいて日時を設定することが好ましい。
さらに、上記記憶手段は、時間情報を送受信可能なアプリケーションプログラムを記憶し、上記日時設定手段は、他のアプリケーションプログラムから受信した時間情報に基づいて上記日時を設定し、上記制御手段は、当該設定された日時に対応したアプリケーションプログラムの状態を再現することが好ましい。ここで、上記日時設定手段は、上記受信した時間情報に最も近い日時を設定することが好ましい。上記アプリケーションプログラムは、ファイルを管理するファイル管理プログラムを含むことが好ましい。上記アプリケーションプログラムは、入力された位置情報と当該位置情報に対応する時間情報を管理する位置及び時間情報管理プログラムを含むことが好ましい。
次に、上記実施の形態にて示された情報処理方法は、生成或いは変化したデータを時間情報と対応させて記憶する記憶ステップと、所望の日時を設定する日時設定ステップと、上記設定された日時に対応したデータの状態を、上記時間情報に基づいて再現する制御ステップとを有することを特徴とする。
上記記憶ステップでは、生成或いは変化したファイルを時間情報と対応させて記憶し、上記日時設定ステップでは、過去又は未来の画面に応じて日時を設定し、上記制御ステップでは、上記過去又は未来の画面に対応する日時のファイルを再現し、画面上に表示するように制御することが好ましい。上記ファイルは、文書ファイル、画像ファイル、または文字列であることが挙げられる。上記制御ステップでは、上記文字列の色を時間の経過とともに変化させて上記画面上に表示するように制御することが好ましい。上記記憶ステップでは、上記ファイルの変化した日時と上記ファイルの改訂情報を記憶することが好ましい。上記記憶ステップでは、上記ファイルの変化前後の差分を記憶し、上記制御ステップでは、上記時間情報に基づいて上記差分から所望のファイルを再現することが好ましい。
また、上記時間情報を送受信可能な時間情報送受信ステップを設け、上記日時設定ステップでは、受信した時間情報に基づいて上記日時を設定することが好ましい。
また、位置を検出する位置検出ステップを設け、上記記憶ステップでは、上記位置をも時間情報と対応させて記憶し、上記日時設定ステップでは、上記位置に対応した時間情報に基づいて日時を設定することが好ましい。
さらに、上記記憶ステップでは、時間情報を送受信可能なアプリケーションプログラムを記憶し、上記日時設定ステップでは、他のアプリケーションプログラムから受信した時間情報に基づいて上記日時を設定し、上記制御ステップでは、当該設定された日時に対応したアプリケーションプログラムの状態を再現することが好ましい。上記日時設定ステップでは、上記受信した時間情報に最も近い日時を設定することが好ましい。上記アプリケーションプログラムは、ファイルを管理するファイル管理プログラムを含むことが好ましい。上記アプリケーションプログラムは、入力された位置情報と当該位置情報に対応する時間情報を管理する位置及び時間情報管理プログラムを含むことが好ましい。
次に、上記実施の形態において示された提供媒体は、生成或いは変化したデータを時間情報と対応させて記憶する記憶工程と、所望の日時を設定する日時設定工程と、上記設定された日時に対応したデータの状態を、上記時間情報に基づいて再現する制御工程とを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを提供することを特徴とする。
上記記憶工程では、生成或いは変化したファイルを時間情報と対応させて記憶し、上記日時設定工程では、過去又は未来の画面に応じて日時を設定し、上記制御工程では、上記過去又は未来の画面に対応する日時のファイルを再現し、画面上に表示するように制御することが好ましい。
また、上記時間情報を送受信可能な時間情報送受信工程を設け、上記日時設定工程は、受信した時間情報に基づいて上記日時を設定することが好ましい。
本発明を適用した携帯型パーソナルコンピュータの構成例の表示部を本体に対して開いた状態を示す外観斜視図である。 図1の平面図である。 図1の表示部を本体に対して閉塞した状態を示す左側側面図である。 図1の表示部を本体に対して180度開いた状態を示す右側側面図である。 図3の正面図である。 図4の底面図である。 図1の電気回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のGUI画面の表示例を示す図である。 図8の画面111の時間軸を未来に移動させて、リマインダーとして使用する場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。 画面111の時間軸を過去に移動させて、所望の文書ファイルを検索する場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。 画面111上に貼り付けられた付箋紙を利用して、所望の画像ファイルを検索する場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。 画面111上に貼り付けられた付箋紙の風化機能を説明するための図である。 画面111上に貼り付けられた付箋紙の風化機能を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態をOS(例えばUNIX)に適用した場合を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態の構成の説明に用いる図である。 本発明の第2の実施の形態における各アプリケーション間の連携動作の流れを示すフローチャートである。 画像ブラウザにおける図16のステップS33の動作の流れを示すフローチャートである。 画像ブラウザにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示すフローチャートである。 時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションにおける図16のステップS33の動作の流れを示すフローチャートである。 時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示すフローチャートである。 電子メールブラウザにおける図16のステップS33の動作の流れを示すフローチャートである。 電子メールブラウザにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示すフローチャートである。 メモシステムのアプリケーションにおける図16のステップS33の動作の流れを示すフローチャートである。 メモシステムのアプリケーションにおける図16のステップS32,S33,S35の動作の流れを示すフローチャートである。 時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションと、画像ブラウザのアプリケーションとの間で、時刻による連携を行った場合の表示画面例を示す図である。 位置情報を時刻付きで記録できるシステム(携帯型の位置探索装置)と、時間移動可能なデスクトップ環境を実現するアプリケーションを備えた携帯型装置との間の連携の説明に用いる図である。 OSを起動させた時の画面の表示例を示すための図である。 図27のアイコン151をクリックした時の画面の表示例を示すための図である。 図28のアイコン162内の「My Documents」フォルダをクリックした時の画面の表示例を示すための図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ、 2 本体、 3 表示部、 4 キーボード、 5 トラックポイント、 21 LCD、 52,63 CPU、 54,64 RAM、 54C,56C OS、 55 外部バス、 56 HDD、 58 キーボードコントローラ、 59 トラックポイントコントローラ、 83 LCDコントローラ、 84 バックライト、 92 インターネット、 111 デスクトップ画面、 121,122 アイコン、 123,141,142 付箋紙、 124a,124b 移動ボタン、 125 検索文字入力スペース、 126a,126b 検索ボタン、 127 日時表示部、 AP1,AP2 アプリケーション、 A アプリケーション本体、 T アプリケーションの時刻を扱う時刻処理部、 C 通信部、 200 時間移動可能デスクトップウィンドウ、 201 画像(写真)ブラウザウィンドウ、 203 画像ファイルの作成時刻表示部、 220 携帯型装置、 230 携帯型の位置探索装置

Claims (4)

  1. 他の装置のアプリケーションと時刻情報を通信する通信部がアプリケーションとして組み込まれた情報処置装置であって、
    上記通信部が組み込まれたアプリケーションによって生成或いは変化したデータを当該データの生成時刻或いは変化時刻の時刻情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    上記他の装置のアプリケーションからの時刻情報に基づいて上記記憶手段に記憶されたデータを読み出す制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記他の装置は、当該装置の位置情報を時刻情報と対応付けて記録し、位置履歴情報を生成する位置探索手段と、上記位置履歴情報から位置情報を選択させる選択手段とを備え、上記選択された位置情報に対応した時刻情報を通知する通知部がアプリケーションとして組み込まれていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 上記記憶手段は、上記データの差分情報を時刻情報と対応付けて記録し、
    上記制御手段は、上記時刻情報に基づいて差分情報を読み出し、所望時刻のデータを復元することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 他の装置のアプリケーションと時刻情報を通信する通信部がアプリケーションとして組み込まれ、上記通信部が組み込まれたアプリケーションによって生成或いは変化したデータを当該データの生成時刻或いは変化時刻の時刻情報と対応付けて記憶する記憶手段を備える情報処置装置の情報処理方法であって、
    上記他の装置のアプリケーションからの時刻情報に基づいて上記記憶手段に記憶されたデータを読み出すことを特徴とする情報処理方法。
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