JP2003122771A - 情報処理装置及び情報処理方法、並びに情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法、並びに情報処理プログラム

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JP2003122771A
JP2003122771A JP2001314543A JP2001314543A JP2003122771A JP 2003122771 A JP2003122771 A JP 2003122771A JP 2001314543 A JP2001314543 A JP 2001314543A JP 2001314543 A JP2001314543 A JP 2001314543A JP 2003122771 A JP2003122771 A JP 2003122771A
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Tsunenobu Narahara
常宣 楢原
Masahiro Fujiwara
雅宏 藤原
Takashi Kuwayama
高史 桑山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに手間をかけさせずに施設情報に関連
したアプリケーションや、データベースを起動させるこ
とができる使いやすいインターフェースを備えた情報処
理装置を提供する。 【解決手段】 HTML解析器212は、HTMLブラ
ウザ201により閲覧されているHTML文書を解析す
る。グループ解析器213は、HTML解析器212に
より抽出された文字列をグループ化する。HTML再構
成器214は、グループ解析器213によりグループ化
された文字列に基づいてHTML文書中の表示を修正す
る。制御器211は、HTML再構成器214により修
正されたHTML文書が表示画面に表示された後にユー
ザにより要求されるアクションに応え、例えばアプリケ
ーション202を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操作者に所望の情報
を取り出させるために所定形式のテキスト文書を画面上
に表示する情報処理装置及び情報処理方法、並びに情報
処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ(以下、
これをコンピュータ装置という)は内部のハードディス
クに格納された例えばウィンドウズ98(登録商標)等
のOS(Operating System)に基づいてシステム全体を
管理しており、当該OSを介してアプリケーションソフ
トウェア(以下、これをアプリケーションという)を起
動させることにより所望の処理を実行するようになされ
ている。
【0003】例えば、コンピュータ装置のCPUの制御
によりAPI(Application Program Interface)を介
してOS上でワールドワイドウェブ(World Wide Web:
WWW)ブラウザを起動することにより、コンピュータ
装置は表示部に所望のブラウザ画面を表示することがで
きる。このブラウザ画面から、インターネット上に存在
するホームページ上の文書や画像などの情報資源を、サ
ーバ名、ポート番号、フォルダ名、ファイル名などで示
したURL(Uniform Resours Locater)を入力して指
定する。すると、その指定されたWebサーバの情報か
ら、HTML(HyperText Markup Language)で記述さ
れたデータがブラウザに転送され、画面上に表示され
る。HTMLはWWWのホームページ作成用の記述言語
である。このHTMLにより文書の中に画像や音声、動
画、他の文書の位置などを埋め込むことができる。画面
上にリンクされた別のURLを入力すると、ブラウザは
別のサーバに情報を要求し、再びWebサーバからHTM
Lのデータを受け取ることができる。
【0004】例えば、ユーザがレストランのホームペー
ジをURLの入力により指定すれば、コンピュータ装置
の表示装置には、HTML文書により、メニューや店の
データがテキスト文書で、また料理の写真が画像で表示
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、ブラ
ウザ中に住所などの位置情報が書かれているHTML文
書の住所から地図を検索できるデジタル地図アプリケー
ションソフトをインストールしているユーザであって
も、アプリケーションの起動や、その位置情報のカット
&ペーストといった操作を行わなければサービスを利用
することができなかった。
【0006】また、HTML文書中に表示される電話番
号、住所、URLなどの施設情報をデータベース化した
い場合は、そのページを丸ごと取り込んで保存するか、
ユーザが自分で時間や手間をかけてデータベースを作成
する必要があった。丸ごと取り込んで保存を行うと不必
要なテキストや画像データも取り込んでしまうため、後
のデータ利用時の大きな妨げとなる。また、Web上の複
数施設の住所や電話番号といった情報をひとまとめに取
り込むと、施設毎の情報の区切りが存在しないため複数
のデータが混在し、再利用性が乏しかった。
【0007】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
であり、ユーザに手間をかけさせずに施設情報に関連し
たアプリケーションや、データベースを起動させること
ができる使いやすいインターフェースを備えた情報処理
装置及び情報処理方法、並びに情報処理プログラムの提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、前記課題を解決するために、ワールドワイドウェ
ブのホームページ作成用の記述言語により作成された所
定形式のテキスト文書を画面上に表示して操作者に所望
の情報を取り出させる情報処理装置において、前記画面
上に表示された所定形式のテキスト文書中の特定の文字
列を自動的に抽出する文字列抽出手段と、前記文字列抽
出手段により抽出された文字列をグループ化するグルー
プ解析手段と、前記グループ解析手段によりグループ化
された文字列に基づいて所定形式のテキスト文書中の表
示を修正するテキスト文書修正手段と、前記テキスト文
書修正手段により修正された所定形式のテキスト文書が
前記画面上に新たに表示された後に要求されるアクショ
ンに応える制御手段とを備える。
【0009】本発明に係る情報処理方法は、ワールドワ
イドウェブのホームページ作成用の記述言語により作成
された所定形式のテキスト文書を画面上に表示して操作
者に所望の情報を取り出させる情報処理装置に適用され
る情報処理方法において、前記画面上に表示された所定
形式のテキスト文書中の特定の文字列を自動的に抽出す
る文字列抽出工程と、前記文字列抽出工程により抽出さ
れた文字列をグループ化するグループ解析工程と、前記
グループ解析工程によりグループ化された文字列に基づ
いて所定形式のテキスト文書中の表示を修正するテキス
ト文書修正工程と、前記テキスト文書修正工程により修
正された所定形式のテキスト文書が前記画面上に新たに
表示された後に要求されるアクションに応えた処理を実
行する処理実行工程とを備える。
【0010】本発明に係る情報処理プログラムは、前記
課題を解決するために、ワールドワイドウェブのホーム
ページ作成用の記述言語により作成された所定形式のテ
キスト文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取
り出させる情報処理装置によって実行される情報処理プ
ログラムにおいて、前記画面上に表示された所定形式の
テキスト文書中の特定の文字列を自動的に抽出する文字
列抽出工程と、前記文字列抽出工程により抽出された文
字列をグループ化するグループ解析工程と、前記グルー
プ解析工程によりグループ化された文字列に基づいて所
定形式のテキスト文書中の表示を修正するテキスト文書
修正工程と、前記テキスト文書修正工程により修正され
た所定形式のテキスト文書が前記画面上に新たに表示さ
れた後に要求されるアクションに応えた処理を実行する
処理実行工程とを備える。
【0011】本発明は、例えば、HTML文書を解析
し、HTML文書中に記述されている住所や電話番号或
いはURLなどの施設情報を示す文字列を抽出し、それ
をグループ化し、グループ化した文字列に基づいて所定
形式のテキスト文書中の表示を修正する。そして、修正
したテキスト文書が表示された後に要求されるアクショ
ンに応え、他のアプリケーションやデータベースなどを
起動する。
【0012】このため、文字列抽出手段及び工程は、検
索結果などのHTML文書中に記述されている複数の施
設の名称や住所、電話番号、画像へのリンクといった文
字列をそれぞれの項目毎に例えばパターンマッチングに
より自動的に抽出する。また、グループ解析手段及び工
程は、前記項目の出現する規則性を解析することにより
施設毎にグループ化する。また、制御手段及び処理実行
工程は、前記抽出されグループ化された文字列から蓄積
したい文字列を精度良く蓄積可能にするために、項目毎
に情報をセレクトボックスへ表示し、セレクトボックス
には優先順位を持たせた蓄積文字列(または画像)候補
を表示し、編集可能とする。そして、編集に応じて、テ
キスト文書修正手段及び工程が、HTML解析・グルー
プ解析によって得られた文字列と関連あるアプリケーシ
ョンと連携するためのオブジェクトボタンを作成してオ
リジナルのHTML文書内に埋め込む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施の
形態について図面を参照しながら説明する。先ず、第1
の実施の形態について説明する。この第1の実施の形態
は、操作者にインターネットを介して所望の情報を取り
出させるためにHTML(HyperText Markup Languag
e)で記述されたHTML文書を、例えば液晶表示装置
(LCD)又はCRT等の表示画面部に表示するHTM
L情報処理装置である。
【0014】図1には、このHTML情報処理装置21
0の構成を示す。HTMLブラウザ201により閲覧さ
れているHTML文書を解析するHTML解析器212
と、HTML解析器212により抽出された文字列をグ
ループ化するグループ解析器213と、グループ解析器
213によりグループ化された文字列に基づいてHTM
L文書中の表示を修正する具体例となるHTML再構成
器214と、HTML再構成器214により修正された
HTML文書が表示画面に表示された後にユーザにより
要求されるアクションに応える制御器211とを備え
る。制御器211は前記アクションに応えた例えばアプ
リケーション202を起動する。
【0015】HTMLブラウザ201は、HTML文書
を閲覧するためのソフトウェアであり、現在閲覧中のH
TML文書が更新されたことを知らせる機能や、閲覧中
のHTML文書を出力する機能を持つ。
【0016】HTML解析器212は、HTMLブラウ
ザ201から取得した閲覧中のHTML文書を解析し
て、HTML文書中から住所文字列、電話番号文字列、
施設名称文字列などからなる施設情報文字列や、施設画
像等を抽出する機能を持つ。
【0017】グループ解析器213は、HTMLから抽
出した前記施設情報文字列の項目出現パターンにより複
数の施設情報を施設情報毎にグループ化する機能を持
つ。
【0018】HTML再構成器214は、グループ解析
器213によりグループ化された施設情報文字列に基づ
いてHTML文書中に他のアプリケーション202と連
携可能なオブジェクトボタンを埋め込むためにHTML
文書を修正する。
【0019】制御器211は、前記オブジェクトボタン
が操作されて要求されたアクションに応えて他のアプリ
ケーション202を連携して起動する。また、制御器2
11は、HTMLブラウザ201を起動したり、HTM
L解析器212、グループ解析器213、HTML再構
成器214の動作を制御する。
【0020】次に、このHTML情報処理装置210の
動作を説明する。先ず、HTML情報処理装置210
は、制御器211によりHTMLブラウザ201を起動
し、表示画面部に所望のブラウザ画面を表示する。次
に、ユーザがHTMLブラウザ画面から、インターネッ
ト上に存在する文書や画像などの情報資源が存在する場
所を、サーバ名、ポート番号、フォルダ名、ファイル名
などで示したURL(Uniform Resours Locater)を入
力して指定したとする。すると、制御器211は、その
指定されたWebサーバの情報から、HTML記述言語
(コード)で記述されたデータを受け取り、ブラウザ画
面上にHTML文書を表示する。例えば、ユーザがレス
トランのホームページをURLの入力により指定すれ
ば、HTML情報処理装置210の表示画面には、HT
MLブラウザ201により、メニューや店のデータがテ
キスト文書で、また料理の写真が画像で表示される。
【0021】HTMLブラウザ201は、HTML文書
による前述した例えばレストランのホームページのよう
な新たなページを開くと、HTML文書更新完了通知を
制御器211に送る。すると、制御器211はHTML
解析器212にHTML文書中の施設情報文字列の解析
を要求する(1)。
【0022】HTML解析器212では、前記解析要求
に応じてHTMLブラウザ201にHTML文書の取得
を要求(2)し、閲覧中のHTML文書をHTMLブラ
ウザ201から取得する(3)と、閲覧中のHTML文
書を解析し、その中に含まれる施設情報文字列を抽出す
る。このHTML解析器212での位置情報文字列の抽
出は、本件出願人による後述の特開2000−3393
09の「文字列解析装置、文字列解析方法及び提供媒
体」に開示された技術に基づいて行うことができる。ま
た、パターンマッチングによる解析手法技術に基づいて
行ってもよい。
【0023】特開2000−339309の「文字列解
析装置」は、外部からの入力情報を所定フォーマットの
文字列に変換する入力手段と、当該入力手段によって変
換された文字列を記憶する記憶手段と、当該記憶手段に
記憶された文字列を協調的に解析し、当該解析した中間
結果を記憶手段に書き込むことで共有し、中間結果を統
合することにより文字列が表す情報の種類を判別する複
数の解析処理手段とを設けることにより、明確な手続が
存在しない場合でも、できるところから解析して徐々に
得られる中間結果を共有しながら統合していくことで漸
次的に文字列が表す情報の種類を判別することができ
る、という装置である。
【0024】この文字列解析装置を適用すると、HTM
L解析器212は、図2に示すように、黒板モデル22
0と、この黒板モデル220を制御するシステムマネー
ジャ221とから構成される。
【0025】ここで、黒板モデル220とは、多数の知
識源が黒板と呼ばれる共有メモリを介して協調的に働い
て問題を解決するものであり、「多くの人が黒板の前に
集まり、知恵を出し合う」という状況を思い起こさせる
ことから名付けられた問題解決システムをいう。
【0026】黒板モデル220においては、入力エージ
ェントIと複数の解析エージェントA1,A2とが共有
メモリである共有黒板222を共有し、知識源である解
析エージェントA1,A2が協調的に解析することによ
って得られた解析結果(施設情報文字列)を出力エージ
ェントOに供給する。
【0027】入力エージェントIは、HTML文書を取
り込んだ後に自然言語の文字列に変換し、これを共有黒
板管理部223へ送出する。
【0028】システムマネージャ221は、共有黒板管
理部223を介して解析エージェントA1、A2に対し
て解析処理を依頼する。解析エージェントA1、A2で
は、それぞれ文字列が表す情報の種類を判別するため専
門の分野に別れており、例えば一の解析エージェントA
1は文字列が表す情報の種類が住所であることを判定す
る住所認識用であり、他の解析エージェントA2は文字
列が表す情報の種類が電話番号であることを判定する電
話番号認識用である。
【0029】実際上、解析エージェントA1は、システ
ムマネージャ221から解析処理の依頼を受けると、共
有黒板管理部223の内部の図示しない構文解析部へ所
定の文法に応じた演算命令を指定する。ここで文法と
は、文字列の情報の種類を判別する際に用いられる解析
フォーマットである。
【0030】例えば、解析エージェントA1が用いる文
法(住所解析フォーマット)では、住所データベースに
基づいて「・・都(道、府又は県)・・区(市、町又は
村)・・○−△−□」のように文字列の中に都道府県の
いずれかと市区町村のいずれかが存在したときに、これ
は住所であると認識するように定義されている。
【0031】また、解析エージェントA2が用いる文法
(電話番号解析フォーマット)では、電話番号データベ
ースに基づいて「電話番号03-1234-5678」又は「TEL
0427-25-1234」のように文字列の中に存在する電話番号
又はTELという文字に対して数字が10桁続いたと
き、あるいは電話番号又はTELという文字に係わらず
数字が10桁続いたときに、これは電話番号であると認
識するように定義されている。
【0032】このようにして入力エージェントIが取り
込んだHTML文書は所定の文字列に変換された後、共
有黒板管理部223へ送出され、システムマネージャ2
21により解析処理を依頼された解析エージェントA
1、A2により各文法に基づいて、施設情報文字列が抽
出される。抽出された施設情報文字列は、グループ解析
器213に送られる(4)。
【0033】グループ解析器213は、HTML解析器
212がHTMLから抽出した前記施設情報文字列の項
目出現パターンにより複数の施設情報を施設情報毎にグ
ループ化する。そしてグループ化された文字列を制御器
211に供給する(5)。
【0034】制御器211は、グループ化された文字列
を受け取り、グループ化された文字列から蓄積したい文
字列を精度良く蓄積可能にするために、項目毎に情報を
セレクトボックスへ表示し、セレクトボックスには優先
順位を持たせた蓄積文字列(または画像)候補を表示
し、編集可能とする。そして、編集に基づいたHTML
再構成要求(6)をHTML再構成器214に送る。
【0035】HTML再構成器214は、HTML解析
・グループ解析によって得られた文字列と関連あるアプ
リケーションと連携するためのオブジェクトボタンを作
成してオリジナルのHTML文書内に埋め込み、HTM
Lブラウザ201にHTML文章の表示要求(7)を出
す。
【0036】そして、HTMLブラウザ201には、前
記オブジェクトボタンの埋め込まれたHTML文章が表
示される。ここで、ユーザがオブジェクトボタンをクリ
ックしアクションを制御器211に要求すると(8)、
制御器211は他のアプリケーション202を起動する
(9)。
【0037】図3にはHTML情報処理装置210の各
部が行う処理のフローチャートを示す。先ず、ユーザの
操作の結果、HTMLブラウザ201に表示されるHT
ML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブラウ
ザ201はHTML文書更新完了を制御器211に通知
する。
【0038】すると制御器211は、HTML解析器2
12にHTML文書中の施設情報文字列の解析を要求す
る。この解析要求に応じてHTML解析器212はHT
MLブラウザ201にHTML文書の取得を要求し、更
新されて閲覧中のHTML文書を取得する(ステップS
1)。
【0039】そして、HTML解析器212は、閲覧中
のHTML文書の解析ループを開始する(ステップS
2)。この解析ループはHTML文書中のすべての文字
列について繰り返され、後述のステップS5にて終了す
る。
【0040】この解析ループの中で、先ず、ステップS
3ではHTML文書から、施設名称、住所、電話番号、
URLであると思われる文字列、すなわち施設情報文字
列を抽出する。この施設情報文字列の抽出処理は、前述
した前記特開2000−339309にて開示されてい
る技術に基づく。
【0041】次に、グループ解析器213は、ステップ
S4にて該施設情報文字列の項目出現パターンにより複
数の施設情報を施設情報毎にグループ化する。このステ
ップS4におけるグループ化の判断は、図4に示すよう
に処理される。ステップS11にて抽出文字列の解析を
開始し、ステップS12にて抽出文字列の内容が繰り返
されているかを判断する。このステップS11及びステ
ップS12にて施設情報の項目出現の規則性を解析して
いる。ステップS12にて抽出文字列の内容が繰り返さ
れていると判断(Yes)すると、ステップS13に進
み、新しいグループを作成する。そして、ステップS1
4にてグループへ文字列を登録する。ステップS12に
て抽出文字列の内容が繰り返されていないと判断する
と、ステップS14に進み、グループへ文字列を登録す
る。以上により、施設情報の項目出現の規則性を解析す
ることにより、複数の施設情報のリストLから施設情報
毎の情報を認識し、図5に示すように、グループ化G
1、G2、G3及びG4を行う。これによりユーザが利
用するデータの整理を行い、再利用性を高める。
【0042】図3に戻り、前述したステップS4のグル
ープ判断の次にはステップS5にてHTML解析ループ
を終了する。この後、ステップS6にて前述したように
HTML再構成器214が、HTML解析・グループ解
析によって得られた文字列と関連あるアプリケーション
と連携するためのオブジェクトボタンを作成し、オリジ
ナルのHTML文書内に埋め込む(ステップS6)。そ
して、ステップS7にてオリジナルのHTML文書をH
TMLブラウザ201に表示する。
【0043】次に、例えば、ユーザがレストランのホー
ムページをHTMLブラウザ上でURLの入力により指
定したときの、HTML情報処理装置210の動作の具
体例を図6〜図10を用いて説明する。既に、HTML
ブラウザ201はOS上で起動されているとする。
【0044】先ず、ユーザがHTMLブラウザ上で「ht
tp://restaurant○×.co.jp/011.html」というURLを
入力すると、所定の認証接続処理の後に、指定されたWe
bサーバから、HTMLで記述されたレストランの、メ
ニューや店のデータや、料理の写真がHTML文書で送
られ、ブラウザに転送されて、図6に示すように画面上
に表示される。
【0045】HTMLブラウザ201にて表示されるH
TML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブラ
ウザ201がHTML文書更新完了を制御器211に通
知すると、制御器211は、HTML解析器212にH
TML文書中の施設情報文字列の解析を要求する。この
解析要求に応じてHTML解析器212はHTMLブラ
ウザ201にHTML文書の取得を要求し、更新されて
閲覧中の図6に示すHTML文書を取得する。
【0046】そして、HTML解析器212は、閲覧中
のHTML文書の解析ループを開始し、HTML文書か
ら、住所、電話番号、施設名称などの施設情報文字列を
抽出する。ここでは、図6に示すように、「お店デー
タ」の欄に、「住所 渋谷区△○○4−××−5 ○○
△ビル3F」、「電話 03-9999-0000」の文字列がある
ので、HTML解析器211はこれら施設情報文字列を
抽出し、グループ解析器213に送る。
【0047】グループ解析器213は、前記図4のフロ
ーチャートにしたがって、前記施設情報文字列をグルー
プ化し、グループ化された文字列を制御器211に送
る。
【0048】制御器211は、グループ化された文字列
を受け取り、グループ化された文字列から蓄積したい文
字列を精度良く蓄積可能にするために、項目毎に情報を
セレクトボックスへ表示し、セレクトボックスには優先
順位を持たせた蓄積文字列(または画像)候補を表示す
る。
【0049】HTML再構成器214は、HTML解析
・グループ解析によって得られた文字列と関連あるアプ
リケーションと連携するためのオブジェクトボタンを作
成してオリジナルのHTML文書内に埋め込む。具体的
には、図7の破線部251に示すようなオブジェクトボ
タン252やオブジェクトボタン253を作成する。こ
れらオブジェクトボタン252、253は、図6の破線
部250にHTML文書再構成器214によって埋め込
まれたものである。図8の(a)及び図8の(b)にそ
の拡大図を示す。
【0050】図9には、ブラウザ内の編集・表示画面2
54を示す。画像の選択部255と、施設情報の項目の
選択と編集部256と、住所を中心とした地図表示部2
57である。図10には、画像の選択部255の詳細を
示す。ページを選択するためのボタン261〜264が
設けられている。ボタン261はページの先頭への移動
を指示する。ボタン262は現在より前への移動を指示
する。ボタン263は現在より後への移動を指示する。
ボタン264はページの最後の画像への移動を指示する
ボタンである。
【0051】このような編集・表示画面254を用いて
編集・表示処理が行われる。なお、地図表示部257に
表示される地図は、制御器211が起動したアプリケー
ション202の具体例であるデジタル地図表示アプリケ
ーションに基づく。すなわち、前記オブジェクトボタン
252、253がユーザによりクリックされると、制御
器211はデジタル地図表示アプリケーションを起動
し、施設の場所を表示することができる。
【0052】以上に説明したように、図1に構成を示し
たHTML情報処理装置210は、HTML文書作成者
(情報提供者)が予め決められたフォーマットでHTM
Lを作成していなくても、複数の施設の住所や電話番号
から閲覧者(利用者)側に例えばデジタル地図表示アプ
リケーションと連動するボタンを、ブラウザ内に自動作
成し、より使いやすいインターフェースを提供可能とす
る。
【0053】次に、第2の実施の形態について説明す
る。この第2の実施の形態も、HTML文書を、表示画
面部に表示するHTML情報処理装置である。構成は図
1に示したものと同様である。この第2の実施の形態と
なるHTML情報処理装置は、既存のHTML文書の漢
字や動物などの文字列を絵や音のでるボタンへと表示を
切り替えさせることにより、視覚的聴覚的にも情報を伝
達可能になるので、学習教材や障害者にも利用できるイ
ンターフェースを提供できる。
【0054】図11にその具体例を示す。HTMLブラ
ウザ201により表示された図11の(a)に示すHT
ML文書からHTML解析器212が漢字や動物などの
文字列を抽出し、グループ解析器213が文字列をグル
ープ化する。制御器211はグループ化された文字列に
基づいた朝、うさぎ、かめ、山などの表示候補を編集す
る。HTML再構成器214は、前記表示候補から選択
された項目のオブジェクトボタンを作成し、オリジナル
のHTML文書内に埋め込む。そして、HTMLブラウ
ザ201には、オブジェクトボタンの埋め込まれたHT
ML文章が表示される。ここで、ユーザがオブジェクト
ボタンをクリックしアクションを制御器211に要求す
ると、制御器211は他のアプリケーション202を起
動し、図11の(b)に示すように朝の象徴的な絵27
1、うさぎの絵272、かめの絵273、山の絵274
を表示画面に表示させる。また、前記オブジェクトボタ
ンのクリックに対応して前記朝の象徴的な絵271、う
さぎの絵272、かめの絵273、山の絵274の表示
と同時に音声を出させても良い。
【0055】次に、第3の実施の形態について説明す
る。この第3の実施の形態も、HTML文書を、表示画
面部に表示するHTML情報処理装置である。構成は図
1に示したものとほぼ同様であるが、制御器211が起
動するのはデータベース作成アプリケーションである。
【0056】この第3の実施の形態のHTML情報処理
装置によれば、検索サイトの結果を解析することによっ
てデータベースを容易に作成できる。またユーザの望む
テンプレートで検索結果を一覧表示する、データの並べ
替えといったボタンを埋め込むなどユーザがより使いや
すいインターフェースを提供できる。
【0057】図12にその具体例を示す。HTMLブラ
ウザ201により表示された図12の(a)に示す、英
会話スクールの検索結果(HTML文書)281、28
2、283からHTML解析器212が施設情報文字列
を抽出し、グループ解析器213が施設情報文字列をグ
ループ化する。制御器211はグループ化された施設情
報文字列に基づいてデータベース用の候補を編集する。
HTML再構成器214は、前記編集に基づいて前記候
補をデータベースに収納するか否かを選択させるオブジ
ェクトを作成し、オリジナルのHTML文書内に埋め込
む。そして、HTMLブラウザ201には、オブジェク
トの埋め込まれたHTML文章が表示される。ここで、
ユーザがオブジェクトをクリックしアクションを制御器
211に要求すると、制御器211は他のアプリケーシ
ョン202としてデータベース作成アプリケーションを
起動し、前記候補をデータベースに収納する。また、検
索結果を一覧表示するというオブジェクトボタンや、デ
ータの並べ替えを行うといったオブジェクトボタンをオ
リジナルのHTML文書内に埋め込んでもよい。例えば
検索結果を一覧表示するというオブジェクトが埋め込ま
れたHTML文書においてユーザがそれをクリックした
ときには、図12の(b)に示すような、ユーザの望む
テンプレート284で検索結果を一覧表示させることが
できる。
【0058】次に、第4の実施の形態について説明す
る。この第4の実施の形態も、HTML文書を、表示画
面部に表示するHTML情報処理装置である。構成は図
1に示したものと同様である。
【0059】この第4の実施の形態となるHTML情報
処理装置は、HTML文書中に決められたカテゴリーの
キーワードを抽出解析することにより、そのカテゴリー
に関連するWebページへリンクされたボタンを自動作成
し、そのボタンがクリックされたときにはリンク先のWe
bページを表示する。
【0060】図13にその具体例を示す。HTMLブラ
ウザ201により表示されたサッカーの試合結果を示す
HTML文書からHTML解析器212がサッカーなど
の文字列抽出し、グループ解析器213が文字列をグル
ープ化する。制御器211はグループ化された文字列に
基づいたサッカーなどの表示候補を編集する。HTML
再構成器214は、編集に応じて前記表示候補のオブジ
ェクトボタン(サッカーボタン)を作成し、オリジナル
のHTML文書内に埋め込む。そして、HTMLブラウ
ザ201には、オブジェクトボタンの埋め込まれたHT
ML文章が図13の(a)のように表示される。ここ
で、ユーザがオブジェクトボタン(サッカーボタン28
5)をクリックしアクションを制御器211に要求する
と、制御器211は図13の(b)に示すように「世界
のサッカーリーグ」というリンク先のWebページを表示
させる。
【0061】また、他の実施の形態のHTML情報処理
装置としては、ブラウザで表示された音楽の曲名リスト
をユーザが持っている曲名リストデータベースと比較解
析することにより、音楽ソフトを起動させ、ユーザが所
有している曲名のファイルを再生するトリガーボタンを
曲名リストへ自動的に埋め込ませるものがある。これに
よりHTML作成者の意図と無関係に音楽再生が可能な
音楽リストを生成することができる。
【0062】次に、本発明のさらに他の実施の形態につ
いて説明する。この他の実施の形態は、前記HTML情
報処理装置210が行った処理を、ハードウェアとして
ではなく、ソフトウェアにしたがって処理する、クライ
アント端末(以下、単にクライアントという)である。
【0063】このクライアントは、図14に示すHTM
L情報処理システムに組み込まれる。HTML情報処理
システムは、インターネットサービスプロバイダ(以
下、これを単にプロバイダと呼ぶ)101が所有する情
報提供装置としてのWWWサーバ102と情報処理装置
としてのクライアント103とをインターネット104
を介して接続している。そして、WWWサーバ102か
ら提供されるHTMLファイルをクライアント103に
受信させ、WWWブラウザによって解析させることによ
りWebページを画面上に表示させるようになされてい
る。
【0064】WWWサーバ102は、図15に示すよう
に、ルータを介してインターネット104と接続されて
おり、クライアント103からのWebページの転送要
求をインターフェース105及びバス110を介してC
PU(Central Processing Unit) 106が受ける。
【0065】CPU106は、転送要求に基づいてハー
ドディスクドライブ(HDD)107に格納されている
HTMLファイル作成プログラムを読み出してRAM1
08上で立ち上げ、当該HTMLファイル作成プログラ
ムに従ってデータベース109から特定のファイルを検
索して読み出した後、当該ファイルを基にHTMLファ
イルを作成し、これをインターフェース105及びルー
タを介してクライアント103へ送信するようになされ
ている。
【0066】すなわちWWWサーバ102は、クライア
ント103からの転送要求を受けると、データベース1
09から特定のファイルを読み出し、HTMLファイル
をダイナミックに作成している。なお、予め特定のHT
MLファイルを作成してデータベース109に記憶して
おいてもよい。
【0067】次に、HTML情報処理システム100に
おけるクライアント103の構成について説明する。図
16に示すようにクライアント103は、B5サイズ以
下の持ち運び易い携帯型パーソナルコンピュータ装置で
なり、本体2と当該本体2に対して開閉自在に取り付け
られた表示部3とによって構成されている。
【0068】本体2には、上面に各種文字や記号及び数
字等を入力する複数の操作キー4、表示部3に入力表示
されるカーソルを移動するときに操作するスティック式
ポインティングデバイス5、内蔵スピーカ6、表示部3
に設けられたCCD(ChargeCoupled Device) カメラ2
3によって画像を撮像するときに操作するシャッタボタ
ン7が設けられている。
【0069】表示部3の正面には、LCD(Liquid Crys
tal Display)でなる液晶ディスプレイ21が設けられて
おり、正面の中央上端部にCCDカメラ23を備えた撮
像部22が表示部3に対して回動自在に取り付けられて
いる。
【0070】すなわち撮像部22は、表示部3の正面方
向及び背面方向との間の180度の角度範囲内で回動し
て任意の位置に位置決めし得るようになされている。ま
た撮像部22には、図17に示すようにCCDカメラ2
3のフォーカス調整を行う調整リング25が設けられて
いる。
【0071】また表示部3(図16)の正面には、撮像
部22の左隣にマイクロフォン24が設けられており、
当該マイクロフォン24を介して表示部3の背面側から
も集音し得るようになされている。
【0072】また表示部3における正面の中央下端部に
は、LED(Light Emitting Diode)でなる電源ランプP
L、電池ランプBL、メッセージランプML及びその他
の種々の用途に対応したランプが設けられている。
【0073】さらに表示部3の正面上端部には、マイク
ロフォン24の左隣にツメ13が設けられると共に、当
該ツメ13と対応する本体2の所定位置に孔部8が設け
られており、表示部3を本体2に閉塞した状態でツメ1
3が孔部8に嵌合されてロックするようになされてい
る。
【0074】本体2の正面には、図16に示すようにス
ライドレバー9が設けられており、当該スライドレバー
9を正面に沿って矢印方向にスライドすることにより、
孔部8に嵌合されたツメ13のロックを解除して表示部
3を本体2に対して展開し得るようになされている。
【0075】また本体2の正面には、1回のボタン操作
で電源オンから所定のアプリケーションソフトウェア
(以下、これを単にアプリケーションと呼ぶ)を立ち上
げて予め設定しておいた一連の動作を自動的に実行する
ためのプログラマブルパワーキー(PPKキー)10が
左端部に設けられると共に、右端部に複数の吸気孔11
が設けられている。
【0076】本体2の左側面には、図18に示すように
スライド式の電源スイッチ40、4ピン対応のIEEE
(Institute of Electrical and Electronics Engineer
s) 1394端子41、USB(Universal Serial Bus)
端子42、マイクロフォン用入力端子43、ヘッドフォ
ン端子44及びIrDA(Infrared Data Association)
準拠の赤外線ポート45が設けられている。
【0077】本体2の右側面には、図19に示すように
排気孔12が設けられており、当該排気孔12の右隣に
はPCMCIA(Personal Computer Memory Card Inter
national Association) カード(以下、これをPCカー
ドと呼ぶ)を挿入するためのPCカードスロット13が
設けられている。
【0078】次に、クライアントの回路構成について説
明する。図20に示すようにクライアント103の本体
2においては、起動シーケンス制御部83のPCI(Per
ipheral Component Interconnect) バス51に、CPU
(Central Processing Unit) 52、PC(Personal Comp
uter) カードスロット13、RAM(Random Access Mem
ory)54、表示部3の液晶ディスプレイ21に表示する
画像を生成するためのグラフィックス処理回路55及び
他のコンピュータ装置や外部機器と接続してディジタル
データを取り込むためのIEEE1394端子41に直
結されたIEEEインターフェース56が接続されてい
る。
【0079】CPU52は、本体2における各種機能を
統括的に制御するコントローラであり、RAM54にロ
ードされた各種プログラムを実行することにより各種機
能を実行し得るようになされている。
【0080】PCIバス51は、ISA(Industrial St
andard Architecture)バス59に接続されており、当該
ISAバス59にはハードディスクドライブ60、I/
O(In/Out)コントローラ61、キーボードコントローラ
62、ポインティングデバイスコントローラ63、サウ
ンドチップ64、LCDコントローラ65、モデム66
及びUSBインターフェース67が接続されている。
【0081】ここでキーボードコントローラ62は、操
作キー4(図16)の押下に応じた制御信号の入力をコ
ントロールし、ポインティングデバイスコントローラ6
3はスティック式ポインティングデバイス5(図16)
による制御信号の入力をコントロールする。
【0082】またサウンドチップ64は、マイクロフォ
ン24(図16)からの音声入力を取り込み又は内蔵ス
ピーカ6(図16)に対して音声信号を供給し、モデム
66は公衆電話回線90及びインターネット104を介
してプロバイダ101のWWWサーバ102に接続す
る。なおUSBインターフェース67は、USB端子4
2に接続されており、USBマウスやフレキシブルディ
スクドライブ等の周辺機器を接続するようになされてい
る。
【0083】ハードディスクドライブ60には、Window
s98(登録商標) でなるOS(Operating System)60A、
前記HTMLブラウザ60B、本発明の情報処理方法に
基づいてHTML情報処理を行うHTML情報処理プロ
グラム60Cや、各種アプリケーションソフトウェア
(図示せず)が格納されており、必要に応じてCPU5
2によって読み出されてRAM54にロードされる。
【0084】I/Oコントローラ61は、I/Oインタ
ーフェース69、CPU70、EEPROM(Electrica
lly Erasable and Programmable Read Only Memory) で
なるROM(Read Only Memory)71及びRAM72が相
互に接続されて構成されており、RTC(Real-Time Clo
ck) 81によって現在時刻が常時供給されている。
【0085】I/Oコントローラ61のROM71に
は、BIOS(Basic Input/Output Sustem) 73、ウェ
イクアッププログラム74、キー入力監視プログラム7
5及びLED制御プログラム76が格納されると共に、
RAM72にはキー入力ステイタスレジスタ77、設定
時刻レジスタ78、LED制御レジスタ79及びキー対
応アプリケーションレジスタ80が設けられている。
【0086】RAM72に格納されているキー入力ステ
イタスレジスタ77は、操作キーフラグを格納し得るよ
うになされており、CPU70はキー入力監視プログラ
ム75に基づいてワンタッチ操作用のPPKキー10
(図17)が押下されたか否かを監視し、当該PPKキ
ー10が押下されるとキー入力ステイタスレジスタ77
に操作キーフラグを格納する。
【0087】また設定時刻レジスタ78は、ユーザが予
め任意に設定した開始時刻等の時刻情報を格納し得るよ
うになされており、CPU70はウェイクアッププログ
ラム74に基づいてRTC81から与えられる現在時刻
が任意に設定した開始時刻になったか否かを検出し、開
始時刻になると所定の処理を実行する。
【0088】さらにキー対応アプリケーションレジスタ
80は、PPKキー10や予め設定された操作キー4の
組み合わせに対応して、PPKキー10や複数の組み合
わせでなる操作キー4と起動すべきアプリケーションと
の対応関係を記憶しており、CPU70はPPKキー1
0や予め設定された組み合わせの操作キー4が押下され
たときに、対応するアプリケーションを立ち上げるため
の制御データをISAバス59及びPCIバス51を順
次介してCPU52に送出し、当該CPU52によって
制御データに応じたアプリケーションソフトウェアを立
ち上げる。
【0089】またLED制御レジスタ79は、キー対応
アプリケーションレジスタ80に記憶したアプリケーシ
ョンソフトウェアが立ち上げられて動作が終了すると終
了フラグを格納し、CPU70はLED制御プログラム
76に基づいてLED制御レジスタ79に終了フラグが
格納されていることを検出すると、メッセージランプM
Lを点灯する。
【0090】なおLED制御レジスタ79は、電源スイ
ッチ40が押下されると電源フラグを格納し、バッテリ
から供給される電源電圧で本体2が動作するときには電
池フラグを格納する。従ってCPU70は、LED制御
プログラム76に基づいて電源フラグ又は電池フラグが
格納されていることを検出すると、電源ランプPL及び
電池ランプBLを点灯する。
【0091】ここでI/Oコントローラ61には、バッ
クアップ用のバッテリ82が接続されていることによ
り、本体2の電源スイッチ40がオフで図示しない電源
から電力の供給がなされていない状態でもRAM72の
キー入力ステイタスレジスタ77、設定時刻レジスタ7
8、LED制御レジスタ79及びキー対応アプリケーシ
ョンレジスタ80の各データを保持するようになされて
いる。
【0092】またI/Oコントローラ61に接続された
反転スイッチ88は、撮像部22(図16)が表示部3
の液晶ディスプレイ21の反対側を撮像する方向に18
0度回転されたときオンされ、その状態をCPU70に
通知する。またPPKキー10も、反転スイッチ88が
押下されたときと同様に、その状態をCPU70に通知
する。
【0093】さらに半押しスイッチ86は、本体2の上
面に設けられたシャッタボタン7が半押し状態にされた
ときオンしてその状態をI/Oコントローラ61のCP
U70に通知し、全押しスイッチ87はシャッタボタン
7が全押し状態にされたときオンしてその状態をI/O
コントローラ61のCPU70に通知するようになされ
ている。
【0094】すなわちI/Oコントローラ61のCPU
70は、ハードディスクドライブ60の各種アプリケー
ションのうちの、キャプチャーソフトウェアを立ち上げ
た状態で、ユーザによってシャッタボタン7が半押し状
態にされると静止画像モードに入り、CCDカメラ23
を制御して静止画像のフリーズを実行し、全押し状態に
されるとフリーズされた静止画像データを取り込み、デ
ータ処理部85に送出する。
【0095】これに対してI/Oコントローラ61のC
PU70は、キャプチャーソフトウェア60Aを立ち上
げない状態で動画像モードに入ると、最大60秒程度ま
での動画像を取り込み、データ処理部85に送出する。
【0096】またI/Oコントローラ61は、PCIバ
ス51に接続されているグラフィックス処理回路55を
制御するようになされており、CCDカメラ23によっ
て取り込まれた静止画又は動画でなる画像データをデー
タ処理部85によって所定のデータ処理を施した後にグ
ラフィックス処理回路55に入力する。
【0097】グラフィックス処理回路55は、供給され
た画像データを内蔵のVRAM(Video Random Access M
emory)55Aに格納して適宜読み出した後LCDコント
ローラ65に送出し、必要に応じてハードディスクドラ
イブ60に格納する。
【0098】LCDコントローラ65は、表示部3のバ
ックライト84を制御して液晶ディスプレイ21の後方
から照明すると共に、グラフィックス処理回路55から
供給された画像データを液晶ディスプレイ21に出力し
て表示させるようになされている。
【0099】一方、CPU52はハードディスクドライ
ブ60から読み出したHTMLブラウザ60BをRAM
54上に立ち上げた場合、当該HTMLブラウザ60B
によるHTMLデータをグラフィックス処理回路55に
送出する。
【0100】また、CPU52はハードディスクドライ
ブ60から読み出したHTML情報処理プログラム60
CをRAM54上に立ち上げた場合、当該HTML処理
プログラム60Cにリンクされているディジタル地図ソ
フトウェアなども起動し、前記施設情報文字列に応じて
作成された施設の地図画像等をグラフィックス処理回路
55に送出する。
【0101】このときグラフィックス処理回路55は、
供給されたHTMLデータに基づいて液晶ディスプレイ
21に表示する画像データ等を生成してVRAM55A
に格納し、適宜読み出してLCDコントローラ65に送
出する。
【0102】これによりLCDコントローラ65は、グ
ラフィックス処理回路55から供給された画像データに
基づいて表示部3の液晶ディスプレイ21に、オブジェ
クトボタンや地図画像等が埋め込まれたHTML文章を
表示させるようになされている。
【0103】またPCIバス51に接続されているPC
カードスロット13は、オプション機能を追加するとき
にPCカード(図示せず)を介して適宜装着され、当該
PCカードを介してCPU52とデータを授受するよう
になされている。例えばPCカードスロット13にPC
MCIA型のGPS(Global Positioning System) カー
ド57が装着された場合、当該GPSカード57に接続
されたGPSアンテナ58によりGPS衛星からの電波
を受信して現在位置データを得るようになされている。
【0104】これによりGPSカード57は、GPSア
ンテナ58を介して受信した現在位置データ(緯度デー
タ、経度データ及び高度データ)をPCIバス51を介
してCPU52へ送出する。
【0105】この場合CPU52は、現在位置データを
グラフィックス処理回路55に送出し、当該グラフィッ
クス処理回路55により現在位置データに基づく現在位
置を示す矢印アイコンを生成した後、LCDコントロー
ラ65を介して液晶ディスプレイ21の地図画像に矢印
アイコンを重ねた状態で表示するようになされている。
【0106】かくして液晶ディスプレイ21は、GPS
カード57によって検出した現在位置から前記施設情報
文字列に基づいた地点までの経路を表示するようになさ
れている。また、位置データを基に矢印アイコンを地図
画像上で移動させながら表示し得るようにしてもよい。
【0107】次に、このクライアント103が前記第1
の実施の形態と同様に動作するためのHTML情報処理
プログラム60C1について前記図3のフローチャート
を参照して説明する。このフローチャートは、HTML
情報処理プログラム60C1がCPU52により実行さ
れた結果行われている処理の流れを示すものである。こ
のHTML情報処理プログラム60C1は、前述したよ
うにHDD60に格納されている。また、このHTML
情報処理プログラム60C1は、同じくHDD60に格
納されているHTMLブラウザ60Bの起動にリンクし
ている。
【0108】先ず、ユーザの操作の結果、HTMLブラ
ウザ60Bにて表示されるHTML文書の読み込みが完
了した時点で、HTMLブラウザ60BはHTML文書
更新完了をCPU52に通知する。
【0109】するとCPU52は、HTML文書中の施
設情報文字列の解析のため、HTMLブラウザ60Bに
HTML文書の取得を要求し、更新されて閲覧中のHT
ML文書を取得する(ステップS1)。
【0110】そして、CPU52は、閲覧中のHTML
文書の解析ループを開始する(ステップS2)。この解
析ループはHTML文書中のすべての文字列について繰
り返され、後述のステップS5にて終了する。
【0111】この解析ループの中で、先ず、ステップS
3ではHTML文書から、施設名称、住所、電話番号、
URLであると思われる文字列、すなわち施設情報文字
列を抽出する。この施設情報文字列の抽出処理は、前述
した特開2000−339309にて開示されている技
術に基づく。
【0112】次に、CPU52は、ステップS4にて該
施設情報文字列の項目出現パターンにより複数の施設情
報を施設情報毎にグループ化する。ステップS4のグル
ープ判断の次に、CPU52はステップS5にてHTM
L解析ループを終了する。この後、CPU52はステッ
プS6にて、HTML解析・グループ解析によって得ら
れた文字列と関連あるアプリケーションと連携するため
のオブジェクトボタンを作成し、オリジナルのHTML
文書内に埋め込む(ステップS6)。そして、ステップ
S7にてオリジナルのHTML文書をHTMLブラウザ
60C1に表示させる。
【0113】このHTML情報処理プログラム60C1
をCPU52が実行することにより、クライアント10
3は、例えば、ユーザがレストランのホームページをH
TMLブラウザ上でURLの入力により指定したときの
処理を図7及び図9に示したように行うことができる。
【0114】すなわち、ユーザがHTMLブラウザ上で
「http://restaurant○×.co.jp/011.html」というUR
Lを入力すると、所定の認証接続処理の後に、指定され
たWebサーバから、HTMLで記述されたレストラン
の、メニューや店のデータや、料理の写真がHTML文
書で送られ、ブラウザに転送されて、画面上に表示され
る。
【0115】HTMLブラウザ60Bにより表示される
HTML文書の読み込みが完了した時点で、HTMLブ
ラウザ60BがHTML文書更新完了をCPU52に通
知すると、CPU52は、HTML文書中の施設情報文
字列を解析するために、HTMLブラウザ60BにHT
ML文書の取得を要求し、更新されて閲覧中の図6に示
すHTML文書を取得する。
【0116】次に、CPU52は、閲覧中のHTML文
書の解析ループを開始し、HTML文書から、住所また
は電話番号であると思われる施設情報文字列を抽出す
る。ここでは、図6に示すように、「お店データ」の欄
に、「住所 渋谷区△○○4−××−5 ○○△ビル3
F」、「電話 03-9999-0000」の文字列があるので、C
PU52はこれら施設情報文字列を抽出する。
【0117】次ぎに、CPU52は、抽出した施設情報
文字列から前記図4のフローチャートにしたがって、前
記施設情報文字列をグループ化する。
【0118】また、CPU52は、グループ化された文
字列から蓄積したい文字列を精度良く蓄積可能にするた
めに、項目毎に情報をセレクトボックスへ表示し、セレ
クトボックスには優先順位を持たせた蓄積文字列(また
は画像)候補を表示する。
【0119】そして、CPU52は、HTML解析・グ
ループ解析によって得られた文字列と関連あるアプリケ
ーションと連携するためのオブジェクトボタンを作成し
てオリジナルのHTML文書内に埋め込む。具体的に
は、図7の破線部251に示すようなオブジェクトボタ
ン252やオブジェクトボタン253を作成する。
【0120】以上に説明したように、クライアント10
3は、HTML情報処理プログラム60C1を実行する
ことにより、HTML文書作成者(情報提供者)があら
かじめ決められたフォーマットでHTMLを作成してい
なくても、複数の施設の住所や電話番号から閲覧者(利
用者)側に例えばデジタル地図表示アプリケーションと
連動するボタンを、ブラウザ内に自動作成し、より使い
やすいインターフェースを提供可能とする。
【0121】なお、本発明は前記実施の形態にて実施す
るのみではなく、例えばHTMLブラウザが動作してい
る機器で動かさずに、一種のプロキシ(Proxy)サーバ
ーとして動作させることにより、クライアント側に特別
なHTMLブラウザや装置なしで対応させてもよい。
【0122】また、上記情報処理プログラム60C1
は、携帯情報処理端末(PDA)において、HTMLブ
ラウザの起動に伴って内蔵のROMから取り出された
り、あるいは取り外し可能な半導体メモリ装置から取り
出されて、内蔵のCPUにより実行され、ディジタル画
像処理プログラムとリンクして、前述した図3、図4の
フローチャートにしたがって、図6から図7のようなH
TML文書をHTMLブラウザに表示させてもよい。
【0123】また、前記各実施の形態では、HTMLを
用いたが、XML(Extensible Markup Language)や、
バイナリデータ形式、ASCII文字形式、WAP(Wireless Ap
pllication Protocol)形式、PostScript(米Adobe社によ
って開発されたページ記述言語)、JAVAスクリット(米Su
n Microsystems社が開発したプログラム開発用の言語)
を使用してもよい。
【0124】
【発明の効果】本発明に係る情報処理装置は、抽出され
た文字列をグループ化した文字列に基づいて所定形式の
テキスト文書中の表示を修正するので、ユーザに手間を
かけさせずに施設情報に関連したアプリケーションや、
データベースを起動させることができる使いやすいイン
ターフェースを提供することができる。
【0125】本発明に係る情報処理方法は、抽出された
文字列をグループ化した文字列に基づいて所定形式のテ
キスト文書中の表示を修正するので、ユーザに手間をか
けさせずに施設情報に関連したアプリケーションや、デ
ータベースを起動させることができる使いやすいインタ
ーフェースを提供することができる。
【0126】本発明に係る情報処理プログラムは、抽出
された文字列をグループ化した文字列に基づいて所定形
式のテキスト文書中の表示を修正するので、ユーザに手
間をかけさせずに施設情報に関連したアプリケーション
や、データベースを起動させることができる使いやすい
インターフェースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態となる、HTML情報処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】前記HTML情報処理装置の要部であるHTM
L解析器の詳細な構成を示す図である。
【図3】前記HTML情報処理装置を構成する各部が行
う処理のフローチャートである。
【図4】グループ判断処理のフローチャートである。
【図5】施設情報文字列のグループ化を説明するための
図である。
【図6】前記HTML情報処理装置の具体的な表示例を
示す図である。
【図7】前記HTML情報処理装置の具体的な表示例を
示す図である。
【図8】前記HTML情報処理装置の具体的な表示例の
拡大図である。
【図9】ブラウザ内の編集・表示画面を示す図である。
【図10】画像の選択部の各ボタンを説明するための図
である。
【図11】本発明の第2の実施の形態となる、HTML
情報処理装置の動作を説明するための図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態となる、HTML
情報処理装置の動作を説明するための図である。
【図13】本発明の第4の実施の形態となる、HTML
情報処理装置の動作を説明するための図である。
【図14】HTML情報処理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図15】WWWサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図16】クライアントの外観斜視図である。
【図17】クライアントの本体正面構成図である。
【図18】本体に対して表示部を閉じた情報を示す側面
図である。
【図19】本体に対して表示部を180度開いた状態を
示す右側面図である。
【図20】クライアントの回路構成図である。
【符号の説明】
201 HTMLブラウザ、202 アプリケーショ
ン、210 HTML情報処理装置、211 制御器、
212 HTML解析器、213 グループ解析器、2
14 HTML再構成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑山 高史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND36 NK31 PP03 PQ02 PQ13 PQ46

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワールドワイドウェブのホームページ作
    成用の記述言語により作成された所定形式のテキスト文
    書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取り出させ
    る情報処理装置において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書を解析
    し、特定の文字列を自動的に抽出する文字列抽出手段
    と、 前記文字列抽出手段により抽出された文字列をグループ
    化するグループ解析手段と、 前記グループ解析手段によりグループ化された文字列に
    基づいて所定形式のテキスト文書中の表示を修正するテ
    キスト文書修正手段と、 前記テキスト文書修正手段により修正された所定形式の
    テキスト文書が前記画面上に新たに表示された後に要求
    されるアクションに応える制御手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記テキスト文書修正手段は、前記グル
    ープ解析手段によりグループ化された文字列に基づいて
    所定形式のテキスト文書中に他のアプリケーションと連
    携可能なオブジェクトボタンを埋め込むために前記テキ
    スト文書を修正することを特徴とする請求項1記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記オブジェクトボタ
    ンが操作されて要求されたアクションに応えて他のアプ
    リケーションを連携して起動することを特徴とする請求
    項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記テキスト文書修正手段は、前記グル
    ープ解析手段によりグループ化された文字列に基づいて
    所定形式のテキスト文書中にデータベースを作成するた
    めのオブジェクトボタンを埋め込むために前記テキスト
    文書を修正することを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記オブジェクトボタ
    ンが操作されて要求されたアクションに応えてデータベ
    ースを作成するためのアプリケーションを連携して起動
    することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記述言語により作成された所定形式
    のテキスト文書は、情報提供装置からネットワークを介
    して送られてくることを特徴とする請求項1記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 ブラウザを起動することにより、前記所
    定形式の文書を操作者の所望に応じて上記情報提供装置
    から上記ネットワークを介して取り寄せることを特徴と
    する請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記述言語はHTML(HyperText Ma
    rkup Language)であり、前記所定形式のテキスト文書
    はHTML文書であることを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  9. 【請求項9】 ワールドワイドウェブのホームページ作
    成用の記述言語により作成された所定形式のテキスト文
    書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取り出させ
    る情報処理装置に適用される情報処理方法において、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の特
    定の文字列を自動的に抽出する文字列抽出工程と、 前記文字列抽出工程により抽出された文字列をグループ
    化するグループ解析工程と、 前記グループ解析工程によりグループ化された文字列に
    基づいて所定形式のテキスト文書中の表示を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書が前記画面上に新たに表示された後に要求
    されるアクションに応えた処理を実行する処理実行工程
    とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記テキスト文書修正工程は、前記グ
    ループ解析工程によりグループ化された文字列に基づい
    て所定形式のテキスト文書中に他のアプリケーションと
    連携可能なオブジェクトボタンを埋め込むために前記テ
    キスト文書を修正することを特徴とする請求項9記載の
    情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記処理実行工程は、前記オブジェク
    トボタンが操作されて要求されたアクションに応えて他
    のアプリケーションを連携して起動することを特徴とす
    る請求項9記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記テキスト文書修正工程は、前記グ
    ループ解析工程によりグループ化された文字列に基づい
    て所定形式のテキスト文書中にデータベースを作成する
    ためのオブジェクトボタンを埋め込むために前記テキス
    ト文書を修正することを特徴とする請求項9記載の情報
    処理方法。
  13. 【請求項13】 前記処理実行工程は、前記オブジェク
    トボタンが操作されて要求されたアクションに応えてデ
    ータベースを作成するためのアプリケーションを連携し
    て起動することを特徴とする請求項12記載の情報処理
    方法。
  14. 【請求項14】 ワールドワイドウェブのホームページ
    作成用の記述言語により作成された所定形式のテキスト
    文書を画面上に表示して操作者に所望の情報を取り出さ
    せる情報処理装置によって実行される情報処理プログラ
    ムにおいて、 前記画面上に表示された所定形式のテキスト文書中の特
    定の文字列を自動的に抽出する文字列抽出工程と、 前記文字列抽出工程により抽出された文字列をグループ
    化するグループ解析工程と、 前記グループ解析工程によりグループ化された文字列に
    基づいて所定形式のテキスト文書中の表示を修正するテ
    キスト文書修正工程と、 前記テキスト文書修正工程により修正された所定形式の
    テキスト文書が前記画面上に新たに表示された後に要求
    されるアクションに応えた処理を実行する処理実行工程
    とを備えることを特徴とする情報処理プログラム。
  15. 【請求項15】 前記テキスト文書修正工程は、前記グ
    ループ解析工程によりグループ化された文字列に基づい
    て所定形式のテキスト文書中に他のアプリケーションと
    連携可能なオブジェクトボタンを埋め込むために前記テ
    キスト文書を修正することを特徴とする請求項14記載
    の情報処理プログラム。
  16. 【請求項16】 前記処理実行工程は、前記オブジェク
    トボタンが操作されて要求されたアクションに応えて他
    のアプリケーションを連携して起動することを特徴とす
    る請求項14記載の情報処理プログラム。
  17. 【請求項17】 前記テキスト文書修正工程は、前記グ
    ループ解析工程によりグループ化された文字列に基づい
    て所定形式のテキスト文書中にデータベースを作成する
    ためのオブジェクトボタンを埋め込むために前記テキス
    ト文書を修正することを特徴とする請求項14記載の情
    報処理プログラム。
  18. 【請求項18】 前記処理実行工程は、前記オブジェク
    トボタンが操作されて要求されたアクションに応えてデ
    ータベースを作成するためのアプリケーションを連携し
    て起動することを特徴とする請求項17記載の情報処理
    プログラム。
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