JP2002108768A - 情報端末装置、それとサーバ装置とを接続した電子メールシステム、電子メール作成方法および電子メール作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報端末装置、それとサーバ装置とを接続した電子メールシステム、電子メール作成方法および電子メール作成プログラムを記録した記録媒体

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JP2002108768A
JP2002108768A JP2000298685A JP2000298685A JP2002108768A JP 2002108768 A JP2002108768 A JP 2002108768A JP 2000298685 A JP2000298685 A JP 2000298685A JP 2000298685 A JP2000298685 A JP 2000298685A JP 2002108768 A JP2002108768 A JP 2002108768A
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Daisuke Matsunaga
大介 松永
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等のように表示能力、入力機能が乏
しい場合であっても、容易にメールの本文を作成するこ
とが可能な情報端末装置を提供すること。 【解決手段】 メール文書解析部31は、電子メールの
文書を解析して単語に分解し、分解された単語と単語の
読みとを単語データベース32に登録する。文字列検索
部35は、単語データベース32に登録された単語の読
みを検索し、文字列入力部33に入力された文字列と前
方一致する単語を抽出する。そして、単語挿入部36
は、文字列検索部35によって抽出された単語を電子メ
ールに挿入する。したがって、簡単な操作で所望の単語
を入力することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール本文を
作成する技術に関し、特に、少ない入力操作によって電
子メール本文の作成を可能にした情報端末装置、それと
サーバ装置とを接続した電子メールシステム、電子メー
ル作成方法および電子メール作成プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットに代表されるネッ
トワーク技術の発達によって、電子文書を相互に交換す
る電子メールシステムが広く普及している。電子メール
システムは、文書、音声、映像等のデジタル情報をネッ
トワークを介して複数のユーザ間で送受信するシステム
である。たとえば、インターネットを介して電子メール
を送受信するインターネットメールがこれに相当する。
【0003】一般に、電子メールの本文は、テキストベ
ースの電子的な文書(文字コード列)によって作成され
る。パーソナルコンピュータ等の情報処理装置において
は、電子メール用プログラムを実行させることによっ
て、メール内容の作成編集、メールの送受信、送信先ア
ドレス管理(アドレス帳)、送受信済みの電子メールの
保存等が行なわれる。
【0004】また、電子メール用プログラムには、受信
した電子メールに対する返信用の電子メールを、簡単に
送信元に返信するための機能が設けられている。この機
能を用いることによって、電子メールの返信が指示され
ると、アドレスを指定しなくても返信先に作成した返信
メールを送信することができる。
【0005】ここで、受信メールの内容を単に表示する
だけであれば、マウスやペン等のポインティングデバイ
スによる簡単な操作で行なうことができる。しかし、返
信メールを作成するためには、受信メールの中から返事
が必要な部分を見つけ出し、その部分に返事の文書を書
込む作業が必要となる。この返信用の文章を作成するた
めに、キーボード入力、手書き入力、仮名漢字変換、誤
変換の修正等の操作を行なわなければならない。したが
って、電子メールを受信してその内容を読むだけであれ
ば、簡単な操作方法を覚えるだけで可能であるが、返信
メールを文章で作成するためには、送信メールを作成す
る場合と同様に情報処理装置の操作方法の多くを覚える
必要がある。しかも、返信メールを作成するための文章
入力に、より多くの時間を費やさなければならない。
【0006】一方、ハードウェアとソフトウェアとの技
術の進歩によって、個人用のデスクトップコンピュータ
やノートブックコンピュータにおいてもウィンドウシス
テムがほぼ標準的に搭載されるようになってきている。
このウィンドウシステムにおいては、複数のアプリケー
ション画面を表示画面内に同時に表示し、ポインティン
グデバイスを操作することによって、ユーザはより便利
な操作環境を享受することが可能となっている。
【0007】電子メールを扱うアプリケーションソフト
ウェアにおいても、このウィンドウシステムが有する機
能を有効に活用すれば、上述したメール作成の煩雑さを
軽減することができる。たとえば、その1つとして、受
信メールに対する返信メールを作成する際、受信メール
の内容を同時に画面に表示させておき、これを参照しな
がら返信メールの文章を作成することが挙げられる。ま
た、キーボードを用いて文章の一部や単語を逐次入力し
なくても、受信メールに出現している表現であれば、ウ
ィンドウシステムが有するカットアンドペーストの機能
を用いて簡単に入力することができる。
【0008】図18は、ウィンドウシステムが有するカ
ットアンドペーストの機能を利用した返信メールの作成
を説明するための図である。図18(a)に示すよう
に、スクリーン101の左側には返信メール作成ウィン
ドウ102が配置され、スクリーン101の右側には受
信メール表示ウィンドウ103が配置されている。返信
メール作成ウィンドウ102内で文章を作成する過程に
おいて、受信メール表示ウィンドウ103に出現する
「グループミーティング」という単語を入力する場合、
図18(b)に示すように、まず、受信メール表示ウィ
ンドウ103内に表示されている部分104を選択して
コピーする。そして、返信メール作成画面102内に表
示されている箇所105にペースト操作を行なえば、図
18(c)に示すように「グループミーティング」とい
う単語を入力することができる。
【0009】たとえば、ウィンドウシステムの1つであ
るX−Windowの場合、“文字列を選択してコピー
する”という手順は、マウスポインタを受信メール表示
ウィンドウ103内に表示されている部分104の左端
に合わせ、マウスの左ボタンを押しながら文字列終端ま
でマウスポインタを移動させて反転表示させる(ドラッ
グ)という操作によって行なわれる。また、“コピーし
た文字列をペーストする”という手順は、マウスポイン
タを返信メール作成ウィンドウ102内の箇所105に
合わせ、マウスの中ボタンを押すという操作によって行
なわれる。
【0010】仮に、「グループミーティング」という文
字列を逐一キーボードを用いて入力する場合、たとえば
ローマ字入力で行なう場合には“guru-pumi-texinngu”
と打鍵する必要があり、その総打鍵数が18打となる。
一方、上述したウィンドウシステムを利用したマウスに
よるカットアンドペーストの操作によれば、マウスポイ
ンタの移動およびマウスのボタン操作2回という手順で
行なうことができる。すなわち、カットアンドペースト
によって、非常に簡単な操作でメールの文字列の一部を
引用して入力することが可能となる。
【0011】また、近年の無線通信のインフラストラク
チャの発展に伴って、ハードウェア資源の制約でウィン
ドウシステムを塔載できない携帯情報端末や携帯電話等
の通信機器であっても、メールの送受信を行なう機能を
有するものが増加しつつある。たとえば、図19に示す
ような形態を有する携帯電話においては、受信した電子
メールが表示装置201に表示され、送信するメールの
作成時にも作成中の文章が表示装置201に表示され
る。ユーザは、表示装置201の表示を参照しながら、
入力装置202を用いて文章の入力を行なう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図19に示す
ような携帯電話等の通信機器の場合には、画面の面積に
よる制限から受信メールの内容と返信メールの内容とを
同時に表示装置201に表示することができない。した
がって、図20(a)に示す受信メールの表示画面か
ら、図20(b)に示す返信メールの作成画面に完全に
切替えなければならず、返信メールの作成が容易に行な
えないという問題点があった。
【0013】また、文書の作成を支援する技術として、
特開平9−223129号公報に開示された発明があ
る。図21は、この特開平9−223129号公報に開
示された支援装置の概略構成を示すブロック図である。
この支援装置は、入力部301と、制御部302と、入
力文書解析部303と、表現情報保持部304と、表現
比較選別部305と、共通表現情報保持部306と、表
示文字列情報生成部307と、出力部308とを含む。
たとえば、往信文書に対する返信文書や、返信文書など
の元になる文書(源文書)が入力部301を介して入力
されると、入力文書解析部303がその文書を解析し、
キーワードの検索、要件の抽出、質問箇所の抽出、丁寧
度の判定などを行ない、その解析結果が表現情報保持部
304に保持される。
【0014】表現比較選別部305は、表現情報保持部
304に保持された情報のうち、文書間で共通する表現
を選別する。すなわち、固有名詞や日付、曜日、場所と
いった状況に応じて変化する要素と、その他の要素を選
別して文書間で共通する表現を選別し、その表現情報を
共通表現情報保持部306に保持する。表示文字列情報
生成部307は、共通表現情報保持部306に保持され
た表現情報に基づいて文書のテンプレートを生成して出
力部308に出力する。なお、制御部302は、この支
援装置の全体的な制御を行なう。
【0015】しかし、この特開平9−223129号公
報に開示された支援装置は、文書作成用のテンプレート
を自動的に選択または作成することができるが、携帯電
話等の画面の面積に制限のある機器を考慮して開発され
たものではない。したがって、ウィンドウシステムを搭
載していない携帯電話等の通信機器であっても、容易に
返信メールを作成することが可能な装置の開発が期待さ
れている。
【0016】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、携帯電話等のように
表示能力、入力機能が乏しい場合であっても、容易にメ
ールの本文を作成することが可能な情報端末装置、電子
メール作成方法および電子メール作成プログラムを記録
した記録媒体を提供することである。
【0017】第2の目的は、より高い確率で所望の単語
を入力することが可能な情報端末装置、電子メール作成
方法および電子メール作成プログラムを記録した記録媒
体を提供することである。
【0018】第3の目的は、情報端末装置の処理量を削
減して処理速度を向上させるとともに、情報端末装置の
ハードウェア構成を削減することが可能な電子メールシ
ステムを提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従え
ば、情報端末装置は、電子メールの文書を解析して単語
に分解し、分解された単語と単語の読みとを単語データ
ベースに登録するためのメール文書解析手段と、単語の
部分的な文字列を入力するための文字列入力手段と、単
語データベースに登録された単語の読みを検索し、文字
列入力手段によって入力された文字列を含む単語を抽出
するための文字列検索手段と、文字列検索手段によって
抽出された単語を電子メールに挿入するための単語挿入
手段とを含む。
【0020】電子メールを作成する際に、ある話題に沿
って文章が綴られる場合が多いため、必然的に出現する
文字列、単語、文章等が重複することがしばしばある。
したがって、文字列検索手段が、電子メールの文書を解
析して作成された単語データベースを検索し、文字列入
力手段によって入力された文字列を含む単語を抽出する
ことによって、簡単な操作で所望の単語を入力すること
が可能となる。
【0021】好ましくは、文字列検索手段は、単語デー
タベースに登録された単語の読みを検索し、文字列入力
手段によって入力された文字列と前方一致する単語を抽
出する。
【0022】したがって、単語の検索がより的確に行な
え、操作性がさらに向上する。好ましくは、メール文書
解析手段は、受信メールの文書を解析して単語に分解
し、分解された単語と単語の読みとを単語データベース
に登録する。
【0023】受信メールの文書を解析して単語データベ
ースを作成するので、返信メールを作成する際により高
い確率で所望の単語を入力することが可能となる。
【0024】好ましくは、メール文書解析手段は、過去
に作成されたメールの文書を解析して単語に分解し、分
解された単語と単語の読みとを単語データベースに登録
する。
【0025】過去に作成されたメールの文書を解析して
単語データベースを作成するので、文字列の補完候補と
してより多くの適切な語彙を準備することが可能とな
る。
【0026】好ましくは、情報端末装置はさらに、文字
列入力手段に最後に文字列が入力されてから、現在まで
の時間を計時するための入力計時手段を含み、文字列検
索手段は、入力計時手段によって計時された時間が所定
時間を超える場合には、単語データベースに登録された
単語の読みを検索し、文字列入力手段によって入力され
た文字列を含む単語を抽出する。
【0027】入力計時手段によって計時された時間が所
定時間を超える場合には、文字列検索手段が自動的に単
語を検索するので、操作性がさらに向上する。
【0028】好ましくは、情報端末装置はさらに、文字
列入力手段に入力された文字列の補完を指示するトリガ
を出力するための補完トリガ手段を含み、文字列検索手
段は、単語データベースに登録された単語の読みを検索
し、文字列入力手段によって入力された文字列を含む単
語を複数抽出し、補完トリガ手段からトリガが出力され
る毎に抽出された複数の単語を単語挿入手段へ順次出力
する。
【0029】したがって、文字列の補完候補が複数ある
場合に、その中から適切な単語を選択できるようにな
る。
【0030】好ましくは、情報端末装置はさらに、送受
信されたメールを記憶するための記憶手段と、記憶手段
に記憶されたメールを順次取込むためのメール取込手段
と、メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
期間内のものであるか否かを判定するためのメール判定
手段とを含み、メール文書解析手段は、メール判定手段
によって所定期間内であると判定されたメールの文書を
解析して単語に分解し、分解された単語と単語の読みと
を単語データベースに登録する。
【0031】所定期間内のメールから単語データベース
を作成するので、補完候補としてより多くの語彙を準備
することができ、呼出して使える単語数を増加させてよ
り操作性を向上させることが可能となる。
【0032】好ましくは、情報端末装置はさらに、送受
信されたメールを記憶するための記憶手段と、記憶手段
に記憶されたメールを順次取込むためのメール取込手段
と、メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
期間内の受信メールであり、かつ当該受信メールの送信
者が作成中のメールの宛先と一致するかを判定するため
のメール判定手段とを含み、メール文書解析手段は、メ
ール判定手段によって所定期間内の受信メールであり、
かつ当該受信メールの送信者が作成中のメールの宛先と
一致すると判定されたメールの文書を解析して単語に分
解し、分解された単語と単語の読みとを前記単語データ
ベースに登録する。
【0033】所定期間内の受信メールであり、かつ当該
受信メールの送信者が作成中のメールの宛先と一致する
受信メールから単語データベースを作成するので、より
高い確率で所望の単語を入力することができ、さらに操
作性が向上する。
【0034】好ましくは、情報端末装置はさらに、送受
信されたメールを記憶するための記憶手段と、記憶手段
に記憶されたメールを順次取込むためのメール取込手段
と、メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
期間内の送信メールであり、かつ当該送信メールの受信
者が作成中のメールの宛先と一致するかを判定するため
のメール判定手段とを含み、メール文書解析手段は、メ
ール判定手段によって所定期間内の送信メールであり、
かつ当該送信メールの受信者が作成中のメールの宛先と
一致すると判定されたメールの文書を解析して単語に分
解し、分解された単語と単語の読みとを前記単語データ
ベースに登録する。
【0035】所定期間内の送信メールであり、かつ当該
送信メールの受信者が作成中のメールの宛先と一致する
送信メールから単語データベースを作成するので、より
高い確率で所望の単語を入力することができ、さらに操
作性が向上する。
【0036】好ましくは、情報端末装置はさらに、送受
信されたメールを記憶するための記憶手段と、記憶手段
に記憶されたメールを順次取込むためのメール取込手段
と、メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
期間内のメールであり、かつ当該メールの題名と作成中
のメールの題名とが部分一致するかを判定するためのメ
ール判定手段とを含み、メール文書解析手段は、メール
判定手段によって所定期間内のメールであり、かつ当該
メールの題名が作成中のメールの題名と部分一致すると
判定されたメールの文書を解析して単語に分解し、分解
された単語と単語の読みとを前記単語データベースに登
録する。
【0037】所定期間内のメールであり、かつ当該メー
ルの題名と作成中のメールの題名とが部分一致するメー
ルから単語データベースを作成するので、より高い確率
で所望の単語を入力することができ、さらに操作性が向
上する。
【0038】好ましくは、情報端末装置はさらに、文字
列入力手段に入力された文字列を強調表示するための強
調表示手段を含み、文字列検索手段は、文字列入力手段
に文字列が入力されると、先行して単語データベースに
登録された単語の読みを検索し、文字列入力手段によっ
て入力された文字列を含む単語がある場合には、強調表
示手段に文字列入力手段に入力された文字列を強調表示
させる。
【0039】したがって、ユーザは入力した文字列に対
応する単語が存在するか否かを容易に把握することがで
き、操作性がさらに向上する。
【0040】本発明の別の局面に従えば、情報端末装置
とサーバ装置とを接続した電子メールシステムであっ
て、情報端末装置は、単語データベースの生成要求をサ
ーバ装置へ送信するためのデータベース生成要求手段
と、単語の部分的な文字列を入力するための文字列入力
手段と、文字列入力手段によって入力された文字列の検
索要求をサーバ装置へ送信し、サーバ装置から検索結果
を受信するための文字列検索要求手段と、文字列検索要
求手段によって受信された検索結果を電子メールに挿入
するための単語挿入手段とを含み、サーバ装置は、情報
端末装置から受信した単語データベースの生成要求に応
じて、単語データベースを生成するための単語データベ
ース生成手段と、情報端末装置から受信した文字列の検
索要求に応じて、単語データベースに登録された単語の
読みを検索し、情報端末装置から受信した文字列を含む
単語を抽出して、情報端末装置へ送信するための文字列
検索手段と含む。
【0041】サーバ装置に単語データベースの生成と文
字列の検索とを行なわせるので、情報端末装置とサーバ
装置との分散処理が可能となり、情報端末装置の処理量
を削減して処理速度を向上させることができ、ハードウ
ェア構成を削減することが可能となる。
【0042】本発明のさらに別の局面に従えば、電子メ
ール作成方法は、電子メールの文書を解析して単語に分
解し、分解された単語と単語の読みとを単語データベー
スに登録するステップと、単語の部分的な文字列を入力
するステップと、単語データベースに登録された単語の
読みを検索し、入力された文字列を含む単語を抽出する
ステップと、抽出された単語を電子メールに挿入するス
テップとを含む。
【0043】電子メールの文書を解析して作成された単
語データベースを検索し、入力された文字列を含む単語
を抽出することによって、簡単な操作で所望の単語を入
力することが可能となる。
【0044】本発明のさらに別の局面に従えば、電子メ
ール作成方法をコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体であ
って、電子メール作成方法は、電子メールの文書を解析
して単語に分解し、分解された単語と単語の読みとを単
語データベースに登録するステップと、単語の部分的な
文字列を入力するステップと、単語データベースに登録
された単語の読みを検索し、入力された文字列を含む単
語を抽出するステップと、抽出された単語を電子メール
に挿入するステップとを含む。
【0045】電子メールの文書を解析して作成された単
語データベースを検索し、入力された文字列を含む単語
を抽出することによって、簡単な操作で所望の単語を入
力することが可能となる。
【0046】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1における電子メールシステムの概略構成
を示すブロック図である。この電子メールシステムは、
サーバ装置1と、ネットワーク4を介してサーバ1装置
に接続される情報端末装置2とを含む。サーバ装置1
は、ネットワーク4を介して通信を行なう通信部11
と、サーバ装置1の全体的な制御を行なう制御部12
と、各種情報を記憶する記憶部13とを含む。サーバ装
置1は、後述するように、情報端末装置2の制御プログ
ラムの一部を、情報端末装置2と並列に実行して分散処
理を行なうものである。
【0047】情報端末装置2は、ネットワーク4を介し
て通信を行なう通信部21と、情報端末装置2の全体的
な制御を行なう制御部22と、情報端末装置2を制御す
るための制御プログラムや各種情報が記憶される記憶部
23と、受信メールの内容や作成する返信メールの内容
などを表示する表示部24と、操作の指示や文字の入力
を行なう入力部25と、ある時点からの経過時間を測定
する計時部26と、記録媒体3が装着される外部記憶部
27とを含む。
【0048】外部記憶部27には、FD(Floppy Dis
k)、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memor
y)、フラッシュメモリカード等の記録媒体3が装着さ
れる。記録媒体3には、ソースプログラム、中間コード
プログラム、実行形式プログラムなどの形式の制御プロ
グラム(電子メール作成プログラム)が記録されてお
り、外部記憶部27を介して記憶部23にインストール
される。制御部22は、記憶部23にインストールされ
た制御プログラムを実行することによって、情報端末装
置2の全体的な制御を行なう。
【0049】通信部21は、ネットワーク4を介して電
子メールの送受信を行なうが、携帯電話のように無線通
信であっても良いし、通信モデムのように有線による通
信であっても良い。また、制御プログラムは、ネットワ
ーク4(インターネット、LAN(Local Area Networ
k)など)および通信部21を介して他の機器(管理プ
ログラムサーバ)から供給され、記憶部23にインスト
ールされても良い。
【0050】なお、情報端末装置2の外観例として、図
19に示す携帯電話を挙げることができる。上記表示部
24および入力部25は、それぞれ図19に示す表示装
置201および入力装置202に対応している。
【0051】図2は、本発明の実施の形態1における情
報端末装置2の機能的構成を説明するためのブロック図
である。情報端末装置2は、受信メールの内容を解析す
るメール文書解析部31と、メール文書解析部31によ
る解析によって分解された単語と単語の読みとが対にな
って格納される単語データベース32と、検索すべき文
字列が入力される文字列入力部33と、文字列入力部3
3によって入力された文字列に基づいて文字列の補完処
理を指示する補完トリガ部34と、文字列入力部33に
よって入力された文字列を検索して単語を抽出する文字
列検索部35と、文字列検索部35によって抽出された
単語を返信メールに挿入する単語挿入部36とを含む。
なお、メール文書解析部31、文字列入力部33、補完
トリガ部34、文字列検索部35および単語挿入部36
の各機能は、上述した制御プログラムによって実現され
る。
【0052】図3は、本発明の実施の形態1における情
報端末装置2の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザによって入力部25から返信メ
ールの作成指示があれば(S11)、メール文書解析部
31は、通信部21を介して既に受信している受信メー
ルの内容の解析を行なう(S12)。この解析には、一
般的な形態素解析が用いられる。そして、メール文書解
析部31は、受信メールを解析して受信メールの内容を
単語に分解し(S13)、分解された単語と単語の読み
とを対にして単語データベース32に登録する(S1
4)。
【0053】次に、ユーザが文字列入力部33によって
文字列を部分的に入力し(S15)、文字列の補完指示
を行なうと、補完トリガ部34は文字列検索部35に対
して補完トリガを出力する(S16)。この補完トリガ
は、たとえばユーザが入力部25の所定のキーを押すこ
とによって出力される。文字列検索部35は、補完トリ
ガを受けると、単語データベース32に登録された単語
の読みを検索し、文字列入力部33に入力された文字列
と前方一致する単語を抽出して出力する(S17)。最
後に、単語挿入部36は、文字列検索部35によって抽
出された単語を返信メールに挿入する(S18)。
【0054】図4は、本発明の実施の形態1における情
報端末装置2による返信メールの作成を具体的に説明す
るための図である。図4(a)に示す電子メールが受信
されると、メール文書解析部31によって受信メールが
解析され、単語データベース32に図4(b)に示す単
語とその読みとが登録される。図4(c)に示す返信メ
ール作成画面において、ユーザによって文字列「き」が
文字列入力部33を介して入力され、補完トリガ部34
から補完トリガが出力されると、文字列検索部35が単
語データベース32に登録された単語の読みを検索し、
「き」と前方一致する単語を抽出することによって、
「近鉄奈良」が抽出される。
【0055】単語挿入部36は、図4(d)に示すよう
に、文字列「き」が入力された位置に単語「近鉄奈良」
を挿入して処理を終了する。このように、ユーザは文字
列「き」を入力するだけで単語「近鉄奈良」を入力する
ことができ、残りの文字列「んてつなら」を入力する必
要がなくなる。したがって、この処理を繰返すことによ
って、ユーザは返信メールを容易に作成することが可能
となる。
【0056】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置2によれば、受信メールを解析して単語
データベース32を作成し、文字列の一部に基づいて単
語データベース32を検索して単語を抽出し、抽出され
た単語を返信メールに挿入するようにしたので、携帯電
話等のように表示画面の面積が小さい通信機器であって
も簡単な操作で単語を入力することができ、返信メール
作成の手間を軽減することが可能となった。
【0057】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。また、本発明の実施の形態2における情報端末装
置の機能的構成は、図2に示す実施の形態1における情
報端末装置の機能的構成と比較して、メール文書解析部
の機能が異なる点のみが異なる。したがって、重複する
構成および機能の詳細な説明は繰返さない。なお、本実
施の形態におけるメール文書解析部の参照符号を31b
として説明する。
【0058】メール文書解析部31bは、ユーザが過去
に作成した返信メールの内容を解析し、返信メールにお
いて出現する単語と単語の読みとを対にして単語データ
ベース32に登録する。したがって、単語データベース
32には、ユーザが過去に作成した返信メール内で使用
されている単語が全て登録されている。
【0059】図5は、本発明の実施の形態2における情
報端末装置2の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザによって入力部25からメール
の作成指示があれば、メールの作成が開始される(S2
1)。ユーザが文字列入力部33によって文字列を部分
的に入力した後(S22)、補完トリガ部34から文字
列の補完トリガが出力されたか否かが判定される(S2
3)。
【0060】補完トリガ部34から補完トリガが出力さ
れていない場合には(S23,No)、ステップS26
へ進んで以降の処理を行なう。また、補完トリガ部34
から補完トリガが出力されている場合には(S23,Y
es)、文字列検索部35は、単語データベース32に
登録された単語の読みを検索し、文字列入力部33に入
力された文字列と前方一致する単語を抽出して出力する
(S24)。そして、単語挿入部36は、文字列検索部
35によって抽出された単語をメールに挿入する(S2
5)。
【0061】ステップS26において、メールの本文が
確定したか否かが判定される。メール本文が確定してい
なければ(S26,No)、ステップS22へ戻って以
降の処理を繰返す。また、メール本文が確定していれば
(S26,Yes)、メール文書解析部31bはこの確
定したメール本文を解析し(S27)、メールにおいて
出現する単語と単語の読みとを対にして単語データベー
ス32に登録する(S28)。
【0062】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、過去に送信した返信メールか
ら単語データベース32を作成して登録しておき、文字
列の一部に基づいて単語データベース32を検索して単
語を抽出し、抽出された単語をメールに挿入するように
したので、携帯電話等のように表示画面の面積が小さい
通信機器であっても簡単な操作で単語を入力することが
でき、メール作成の手間を軽減することが可能となっ
た。
【0063】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。また、図6に示すように、本発明の実施の形態3
における情報端末装置の機能的構成は、図2に示す実施
の形態1における情報端末装置の機能的構成と比較し
て、補完トリガ部34が入力計時部37に置換されてい
る点のみが異なる。したがって、重複する構成および機
能の詳細な説明は繰返さない。
【0064】入力計時部37は、文字列入力部33に最
後に文字列が入力されてから現在までの時間を計時部2
6によって計時する。そして、その時間が予め定められ
た所定時間を超えている場合には、入力計時部37が文
字列入力部33に入力された文字列の検索を文字列検索
部35に要求する。
【0065】図7は、本発明の実施の形態3における情
報端末装置の処理手順を説明するためのフローチャート
である。本実施の形態における情報端末装置は、図3に
示す実施の形態1における情報端末装置のステップS1
5〜S18の処理、または図5に示す実施の形態2にお
ける情報端末装置のステップS22〜S25の処理を、
図7に示すステップS31〜S35の処理に置換する形
で実現される。したがって、重複する処理手順の詳細な
説明は繰返さない。
【0066】分解された単語と単語の読みとを対にして
単語データベース32に登録した後(図3のステップS
14)、またはメールの作成が開始された後(図5のS
21)、ユーザが文字列入力部33によって文字列を部
分的に入力すると(S31)、入力計時部37は文字列
入力部33に最後に文字列が入力されてから現在までの
時間を計時部26によって計時する。
【0067】次に、入力計時部37は、計時した時間が
予め定められた所定時間を超えている否かを判定する
(S32)。所定時間を超えていなければ(S32,N
o)、ステップS31へ戻って文字列の入力処理を繰返
す。また、所定時間を超えている場合には(S32,Y
es)、文字列検索部35に対して文字列入力部33に
入力された文字列の検索を指示する。
【0068】文字列検索部35は、入力計時部37から
文字列の検索指示を受けると、単語データベース32に
登録された単語の読みを検索し、文字列入力部33に入
力された文字列と前方一致する単語を抽出して出力する
(S33)。そして、単語挿入部36は、文字列検索部
35によって抽出された単語をメールに挿入する(S3
5)。
【0069】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、入力計時部37が、文字列入
力部33に最後に文字列が入力されてから現在までの時
間を計時部26によって計時し、その時間が予め定めら
れた所定時間を超えている場合には、入力計時部37が
文字列入力部33に入力された文字列の検索を文字列検
索部35に要求するようにしたので、実施の形態1また
は実施の形態2における情報端末装置のようにユーザが
文字列の補完指示を行なう必要がなくなり、さらに操作
性を向上させることが可能となった。
【0070】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。また、本発明の実施の形態4における情報端末装
置の機能的構成は、図2に示す実施の形態1における情
報端末装置の機能的構成と比較して、文字列検索部の機
能が異なる点のみが異なる。したがって、重複する構成
および機能の詳細な説明は繰返さない。なお、本実施の
形態における文字列検索部の参照符号を35dとして説
明する。
【0071】文字列検索部35dは、単語データベース
32を検索して、文字列入力部33に入力された文字列
と前方一致する複数の単語を抽出する。そして、補完ト
リガ部34から補完トリガが出力されるたびに、文字列
検索部35dは抽出した単語を順次出力する。
【0072】図8は、本発明の実施の形態4における情
報端末装置の処理手順を説明するためのフローチャート
である。本実施の形態における情報端末装置は、図3に
示す実施の形態1における情報端末装置のステップS1
5〜S18の処理、または図5に示す実施の形態2にお
ける情報端末装置のステップS22〜S25の処理を、
図8に示すステップS41〜S49の処理に置換する形
で実現される。したがって、重複する処理手順の詳細な
説明は繰返さない。
【0073】分解された単語と単語の読みとを対にして
単語データベース32に登録した後(図3のステップS
14)、または返信メールの作成が開始された後(図5
のS21)、ユーザが文字列入力部33によって文字列
を部分的に入力すると(S41)、補完トリガ部34か
ら文字列の補完トリガが出力されたか否かが判定される
(S42)。
【0074】補完トリガ部34から補完トリガが出力さ
れていない場合には(S42,No)、ステップS41
へ戻って以降の処理を繰返す。また、補完トリガ部34
から補完トリガが出力されている場合には(S42,Y
es)、文字列検索部35dは、単語データベース32
に登録された単語の読みを検索し、文字列入力部33に
入力された文字列と前方一致する単語(照合単語)を抽
出する(S43)。そして、照合単語があったか否かが
判定される(S44)。
【0075】照合単語がなければ(S44,No)、ス
テップS41へ戻って以降の処理を繰返す。また、照合
単語があれば(S44,Yes)、カウンタnを初期化
し(S45)、ユーザによって入力された文字列を、文
字列検索部35dによって抽出された照合単語の中のn
番目の単語に置換する(S46)。そして、補完トリガ
部34から続けて補完トリガが出力されたか否かが判定
される(S47)。
【0076】補完トリガ部34から補完トリガが続けて
出力されれば(S47,Yes)、カウンタnの値をイ
ンクリメントし(S48)、ステップS46へ戻って次
の照合単語に置換する処理を行なう。また、補完トリガ
部34から補完トリガが続けて出力されない場合、たと
えば補完トリガ以外の操作が行なわれた場合には(S4
7,No)、単語挿入部36は照合単語の中のn番目の
単語をメールに挿入する(S49)。
【0077】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、文字列検索部35dが、単語
データベース32を検索して、文字列入力部33に入力
された文字列と前方一致する複数の照合単語を抽出し、
補完トリガ部34から補完トリガが出力されるたびに照
合単語を順次出力するようにしたので、複数ある候補の
中から所望の単語を選択することができ、さらに操作性
を向上させることが可能となった。
【0078】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。したがって、重複する構成および機能の詳細な説
明は繰返さない。
【0079】図9は、本発明の実施の形態5における情
報端末装置の機能的構成を説明するためのブロック図で
ある。情報端末装置は、記憶部23に蓄えられた送受信
メールを取込むメール取込部41と、メール取込部41
によって取込まれたメールが所定期間以内のものである
か否かを判定するメール判定部42と、メールの内容を
解析するメール文書解析部31と、メール文書解析部3
1による解析によって分解された単語と単語の読みとが
対になって格納される単語データベース32とを含む。
なお、メール文書解析部31、メール取込部41および
メール判定部42の各機能は、上述した制御プログラム
によって実現される。
【0080】図10は、本発明の実施の形態5における
情報端末装置の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザによって入力部25から処理開
始の指示があれば(S51)、メール取込部41は記憶
部23に蓄えられたメールを1つずつ取込む(S5
2)。メール判定部42は、メール取込部41によって
取込まれたメールが所定期間内のものであるか否かを判
定する(S53)。
【0081】メールが所定期間内のものでなければ(S
53,No)、ステップS52へ戻って以降の処理を繰
返す。また、メールが所定期間内のものであれば(S5
3,Yes)、メール文書解析部31は、そのメールの
内容の解析を行なう(S54)。そして、メール文書解
析部31は、メールを解析してメールの内容を単語に分
解し(S55)、分解された単語と単語の読みとを対に
して単語データベース32に追加登録する(S56)。
【0082】次に、記憶部23に蓄えられたメール全件
の処理が終了したか否かが判定される(S57)。未処
理のメールがある場合には(S57,No)、ステップ
S52へ戻って以降の処理を繰返す。また、未処理のメ
ールがなければ(S57,Yes)、処理を終了する
(S58)。
【0083】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、記憶部23に蓄えられた所定
期間内のメールを解析してメールの内容を単語に分解
し、分解された単語と単語の読みとを対にして単語デー
タベース32に追加登録するようにして、最近送受信し
たメール内で出現する単語を使用してメールを作成する
ことができるようにしたので、携帯電話等のように表示
画面の面積が小さい通信機器であっても簡単な操作で単
語を入力することができ、メール作成の手間を軽減する
ことが可能となった。
【0084】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。また、本発明の実施の形態6における情報端末装
置の機能的構成は、図9に示す実施の形態5における情
報端末装置の機能的構成と比較して、メール判定部の機
能が異なる点のみが異なる。したがって、重複する構成
および機能の詳細な説明は繰返さない。なお、本実施の
形態におけるメール判定部の参照符号を42fとして説
明する。
【0085】メール判定部42fは、メール取込部41
によって取込まれたメールの中から所定期間以内の受信
メールを選別した後に、その受信メールの送信者(Fr
om)が作成中のメールの宛先と一致するか否かを判定
する。したがって、メール判定部42fは、返信メール
を送ろうとしている相手から最近受信したメールを抽出
することになる。
【0086】図11は、本発明の実施の形態6における
情報端末装置の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザによって入力部25から処理開
始の指示があれば(S61)、メール取込部41は記憶
部23に蓄えられたメールを1つずつ取込む(S6
2)。メール判定部42fは、メール取込部41によっ
て取込まれたメールが所定期間内のものであるか否かを
判定する(S63)。
【0087】メールが所定期間内のものでなければ(S
63,No)、ステップS62へ戻って以降の処理を繰
返す。また、メールが所定期間内のものであれば(S6
3,Yes)、メール判定部42fは、取込まれたメー
ルが受信メールであるか否かを判定する(S64)。取
込まれたメールが受信メールでなければ(S64,N
o)、ステップS62へ戻って以降の処理を繰返す。ま
た、取込まれたメールが受信メールであれば(S64,
Yes)、メール判定部42fは受信メールの送信者が
作成中のメールの宛先と一致するか否かを判定する(S
65)。
【0088】受信メールの送信者が宛先と一致しない場
合には(S65,No)、ステップS62へ戻って以降
の処理を繰返す。また、受信メールの送信者が宛先と一
致する場合には(S65,Yes)、メール文書解析部
31がその受信メールの内容の解析を行なう(S6
6)。そして、メール文書解析部31は、受信メールを
解析してメールの内容を単語に分解し(S67)、分解
された単語と単語の読みとを対にして単語データベース
32に追加登録する(S68)。
【0089】次に、記憶部23に蓄えられたメール全件
の処理が終了したか否かが判定される(S69)。未処
理のメールがある場合には(S69,No)、ステップ
S62へ戻って以降の処理を繰返す。また、未処理のメ
ールがなければ(S69,Yes)、処理を終了する
(S70)。
【0090】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、記憶部23に蓄えられた所定
期間内の受信メールで、送信者と作成中のメールの宛先
とが一致する受信メールを解析してメールの内容を単語
に分解し、分解された単語と単語の読みとを対にして単
語データベース32に追加登録するようにして、メール
を送ろうとしている相手から最近受信したメール内で出
現する単語を使用してメールを作成することができるよ
うにしたので、携帯電話等のように表示画面の面積が小
さい通信機器であっても簡単な操作で単語を入力するこ
とができ、メール作成の手間を軽減することが可能とな
った。
【0091】(実施の形態7)本発明の実施の形態7に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。また、本発明の実施の形態7における情報端末装
置の機能的構成は、図9に示す実施の形態5における情
報端末装置の機能的構成と比較して、メール判定部の機
能が異なる点のみが異なる。したがって、重複する構成
および機能の詳細な説明は繰返さない。なお、本実施の
形態におけるメール判定部の参照符号を42gとして説
明する。
【0092】メール判定部42gは、メール取込部41
によって取込まれたメールの中から所定期間以内の送信
メールを選別した後に、その送信メールの受信者(T
o)が作成中のメールの宛先と一致するか否かを判定す
る。したがって、メール判定部42gは、返信メールを
送ろうとしている相手に最近送信したメールを抽出する
ことになる。
【0093】図12は、本発明の実施の形態7における
情報端末装置の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザによって入力部25から処理開
始の指示があれば(S71)、メール取込部41は記憶
部23に蓄えられたメールを1つずつ取込む(S7
2)。メール判定部42gは、メール取込部41によっ
て取込まれたメールが所定期間内のものであるか否かを
判定する(S73)。
【0094】メールが所定期間内のものでなければ(S
73,No)、ステップS72へ戻って以降の処理を繰
返す。また、メールが所定期間内のものであれば(S7
3,Yes)、メール判定部42gは、取込まれたメー
ルが送信メールであるか否かを判定する(S74)。取
込まれたメールが送信メールでなければ(S74,N
o)、ステップS72へ戻って以降の処理を繰返す。ま
た、取込まれたメールが送信メールであれば(S74,
Yes)、メール判定部42gは送信メールの受信者が
作成中のメールの宛先と一致するか否かを判定する(S
75)。
【0095】送信メールの受信者が宛先と一致しない場
合には(S75,No)、ステップS72へ戻って以降
の処理を繰返す。また、送信メールの受信者が宛先と一
致する場合には(S75,Yes)、メール文書解析部
31がその送信メールの内容の解析を行なう(S7
6)。そして、メール文書解析部31は、送信メールを
解析してメールの内容を単語に分解し(S77)、分解
された単語と単語の読みとを対にして単語データベース
32に追加登録する(S78)。
【0096】次に、記憶部23に蓄えられたメール全件
の処理が終了したか否かが判定される(S79)。未処
理のメールがある場合には(S79,No)、ステップ
S72へ戻って以降の処理を繰返す。また、未処理のメ
ールがなければ(S79,Yes)、処理を終了する
(S80)。
【0097】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、記憶部23に蓄えられた所定
期間内の送信メールで、受信者と作成中のメールの宛先
とが一致する送信メールを解析してメールの内容を単語
に分解し、分解された単語と単語の読みとを対にして単
語データベース32に追加登録するようにして、メール
を送ろうとしている相手に最近送信したメール内で出現
する単語を使用してメールを作成することができるよう
にしたので、携帯電話等のように表示画面の面積が小さ
い通信機器であっても簡単な操作で単語を入力すること
ができ、返信メール作成の手間を軽減することが可能と
なった。
【0098】(実施の形態8)本発明の実施の形態8に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。また、本発明の実施の形態8における情報端末装
置の機能的構成は、図9に示す実施の形態5における情
報端末装置の機能的構成と比較して、メール判定部の機
能が異なる点のみが異なる。したがって、重複する構成
および機能の詳細な説明は繰返さない。なお、本実施の
形態におけるメール判定部の参照符号を42hとして説
明する。
【0099】メール判定部42hは、メール取込部41
によって取込まれたメールの中から所定期間以内に送受
信されたメールを選別した後に、そのメールの題名(S
ubject)が作成中のメールの題名と部分一致する
か否かを判定する。したがって、メール判定部42h
は、返信メールに関連のあるメールを抽出することにな
る。
【0100】図13は、本発明の実施の形態8における
情報端末装置の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザによって入力部25から処理開
始の指示があれば(S81)、メール取込部41は記憶
部23に蓄えられたメールを1つずつ取込む(S8
2)。メール判定部42hは、メール取込部41によっ
て取込まれたメールが所定期間内のものであるか否かを
判定する(S83)。
【0101】メールが所定期間内のものでなければ(S
83,No)、ステップS82へ戻って以降の処理を繰
返す。また、メールが所定期間内のものであれば(S8
3,Yes)、メール判定部42hは、取込まれたメー
ルの題名が作成中のメールの題名と部分一致するか否か
を判定する(S84)。取込まれたメールの題名が作成
中のメールの題名と部分一致しない場合には(S84,
No)、ステップS82へ戻って以降の処理を繰返す。
【0102】また、取込まれたメールの題名が作成中の
メールの題名と部分一致する場合には(S84,Ye
s)、メール文書解析部31がそのメールの内容の解析
を行なう(S85)。そして、メール文書解析部31
は、メールを解析してメールの内容を単語に分解し(S
86)、分解された単語と単語の読みとを対にして単語
データベース32に追加登録する(S87)。
【0103】次に、記憶部23に蓄えられたメール全件
の処理が終了したか否かが判定される(S88)。未処
理のメールがある場合には(S88,No)、ステップ
S82へ戻って以降の処理を繰返す。また、未処理のメ
ールがなければ(S88,Yes)、処理を終了する
(S89)。
【0104】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、記憶部23に蓄えられた所定
期間内のメールで、そのメールの題名と作成中のメール
の題名とが部分一致するメールを解析してメールの内容
を単語に分解し、分解された単語と単語の読みとを対に
して単語データベース32に追加登録するようにして、
返信メールに関連があるメール内で出現する単語を使用
してメールを作成することができるようにしたので、携
帯電話等のように表示画面の面積が小さい通信機器であ
っても簡単な操作で単語を入力することができ、メール
作成の手間を軽減することが可能となった。
【0105】(実施の形態9)本発明の実施の形態9に
おける情報端末装置の概略構成は、図1に示す本発明の
実施の形態1における情報端末装置の概略構成と同じで
ある。したがって、重複する構成および機能の詳細な説
明は繰返さない。
【0106】図14は、本発明の実施の形態9における
情報端末装置の機能的構成を説明するためのブロック図
である。情報端末装置は、単語と単語の読みとが対にな
って格納される単語データベース32と、検索すべき文
字列が入力される文字列入力部33と、文字列入力部3
3によって入力された文字列を検索して該当する単語の
有無を判定する文字列検索部35と、文字列検索部35
による判定に基づいて文字列入力部33に入力された文
字列を強調表示する強調表示部51とを含む。なお、文
字列入力部33、文字列検索部35および強調表示部5
1の各機能は、上述した制御プログラムによって実現さ
れる。
【0107】図15は、本発明の実施の形態9における
情報端末装置の処理手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザによって入力部25からメール
本文の作成指示があれば(S91)、文字列入力部33
はユーザによる打鍵があったか否か、すなわちユーザが
文字列を部分的に入力したか否かを判定する(S9
2)。打鍵がない場合には(S92,No)、ステップ
S92に戻って同じ処理を繰返す。また、打鍵があった
場合には(S92,Yes)、文字列検索部35は先行
して単語データベース32に登録された単語の読みを検
索し(S93)、文字列入力部33に入力された文字列
と前方一致する単語の有無を判定する(S94)。
【0108】単語データベース32に前方一致する単語
がなければ(S94,No)、ステップS92に戻って
以降の処理を繰返す。また、単語データベース32に前
方一致する単語がある場合、すなわち補完が可能である
場合(S94,Yes)、強調表示部51は表示部24
を制御して、文字列入力部33に入力された文字列をハ
イライト表示等することによって、文字列の強調表示を
行なう(S95)。そして、ステップS92に戻って以
降の処理を繰返す。
【0109】以上説明したように、本実施の形態におけ
る情報端末装置によれば、文字列検索部35が先行して
文字列入力部33に入力された文字列と前方一致する単
語の有無を判定し、前方一致する単語がある場合には強
調表示部51が当該文字列を強調表示するようにしたの
で、ユーザはどこまで文字列の補完が可能であるかを知
ることができるとともに、文字列が強調表示されなくな
った場合にはユーザが入力ミス等をリアルタイムに知る
ことができ、打ち間違いの修正を即座に行なうことが可
能となった。
【0110】(実施の形態10)本発明の実施の形態1
0におけるサーバ装置および情報端末装置の概略構成
は、図1に示す本発明の実施の形態1におけるサーバ装
置および情報端末装置の概略構成と同じである。したが
って、重複する構成および機能の詳細な説明は繰返さな
い。
【0111】図16は、本発明の実施の形態10におけ
る情報端末装置の機能的構成を説明するためのブロック
図である。情報端末装置は、サーバ装置1に対してデー
タベースの生成要求を送信し、サーバ装置1から生成完
了の通知を受信するデータベース生成要求部61と、検
索すべき文字列が入力される文字列入力部33と、文字
列入力部33によって入力された文字列に基づいて文字
列の補完処理を指示する補完トリガ部34と、サーバ装
置1に対して文字列入力部33によって入力された文字
列の検索要求を送信し、サーバ装置1から文字列の検索
結果を受信する文字列検索要求部62と、文字列検索要
求部62によって受信された単語をメールに挿入する単
語挿入部36とを含む。なお、文字列入力部33、補完
トリガ部34、単語挿入部36、データベース生成要求
部61および文字列検索要求部62の各機能は、上述し
た制御プログラムによって実現される。
【0112】図17は、本発明の実施の形態10におけ
るサーバ装置1および情報端末装置2の処理手順を説明
するためのフローチャートである。本実施の形態におい
ては、実施の形態1における情報端末装置が行なってい
たデータベースの生成処理および検索処理を、サーバ装
置1に実行させて分散処理を行なわせるようにしたもの
である。なお、ステップS101〜S110の処理が情
報端末装置2による処理を示しており、ステップS11
1〜S114の処理がサーバ装置1による処理を示して
いる。
【0113】まず、ユーザによって入力部25からメー
ルの作成指示があれば(S101)、データベース生成
要求部61は通信部21を介してサーバ装置1に対して
データベースの生成要求を送信する(S102)。
【0114】サーバ装置1において、通信部11を介し
てデータベースの生成要求を受信すると、制御部12が
単語と単語の読みとを対にして単語データベースを生成
して記憶部13に登録する(S111)。そして、単語
データベースの生成を完了すると、通信部11を介して
情報端末装置2に対してデータベースの生成完了の通知
を送信する(S112)。
【0115】情報端末装置2において、データベース生
成要求部61が通信部21を介してデータベース生成の
完了通知を受信した後(S103)、ユーザが文字列入
力部33によって文字列を部分的に入力する(S10
4)。そして、ユーザが文字列の補完指示を行なうと、
補完トリガ部34は文字列検索要求部62に対して補完
トリガを出力する(S105)。この補完トリガは、た
とえばユーザが入力部25の所定のキーを押すことによ
って出力される。文字列検索要求部62は、補完トリガ
を受けると、サーバ装置1に対して文字列入力部33に
入力された文字列およびデータベース検索要求を送信す
る(S106)。
【0116】サーバ装置1において、通信部11を介し
てデータベース検索要求を受信すると(S113)、制
御部12は記憶部13に登録された単語データベースを
検索し、受信した文字列と前方一致する単語を抽出す
る。そして、制御部12はその検索結果を通信部11を
介して情報端末装置2に送信する(S114)。
【0117】情報端末装置2において、文字列検索要求
部62が通信部21を介して検索結果を受信すると(S
107)、単語挿入部36は文字列検索要求部62によ
って受信された単語をメールに挿入する(S108)。
そして、メール本文の作成が完了したか否かが判定され
る(S109)。メール本文の作成が完了していなけれ
ば(S109,No)、ステップS104へ戻って以降
の処理を繰返す。また、メール本文の作成が完了してい
れば(S109,Yes)、通信部21を介して作成し
たメールを送信する(S110)。
【0118】以上説明したように、本実施の形態におけ
るサーバ装置1および情報端末装置2によれば、情報端
末装置2がサーバ装置1に対してデータベースの生成要
求および検索要求を送信するようにしたので、サーバ装
置1および情報端末装置2において分散処理を行なうこ
とができ、情報端末装置2にかかる負担を軽減すること
が可能となった。また、単語データベースを記憶する必
要がなく、検索処理を行なうプログラムが不要となるの
で、情報端末装置2の記憶部23の記憶容量を削減する
ことが可能となった。
【0119】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における電子メールシ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における情報端末装置
の機能的構成を説明するためのブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における情報端末装置
の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1における情報端末装置
による返信メールの作成を具体的に説明するための図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態2における情報端末装置
の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態3における情報端末装置
の機能的構成を説明するためのブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態3における情報端末装置
の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態4における情報端末装置
の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態5における情報端末装置
の機能的構成を説明するためのブロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態5における情報端末装
置の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態6における情報端末装
置の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の形態7における情報端末装
置の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態8における情報端末装
置の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図14】 本発明の実施の形態9における情報端末装
置の機能的構成を説明するためのブロック図である。
【図15】 本発明の実施の形態9における情報端末装
置の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図16】 本発明の実施の形態10における情報端末
装置の機能的構成を説明するためのブロック図である。
【図17】 本発明の実施の形態10におけるサーバ装
置および情報端末装置の処理手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図18】 ウィンドウシステムが有するカットアンド
ペーストの機能を利用した返信メールの作成を説明する
ための図である。
【図19】 通信機器の一例である携帯電話の外観を示
す図である。
【図20】 図19に示す携帯電話における返信メール
の作成を説明するための図である。
【図21】 従来の文書作成における支援装置の概略構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 サーバ装置、2 情報端末装置、3 記録媒体、4
ネットワーク、11,21 通信部、12,22 制
御部、13,23 記憶部、24 表示部、25 入力
部、26 計時部、27 外部記憶部、31 メール文
書解析部、32単語データベース、33 文字列入力
部、34 補完トリガ部、35 文字列検索部、36
単語挿入部、37 入力計時部、41 メール取込部、
42 メール判定部、51 強調表示部、61 データ
ベース生成要求部、62 文字列検索要求部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 H04L 11/00 310B

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールの文書を解析して単語に分解
    し、分解された単語と単語の読みとを単語データベース
    に登録するためのメール文書解析手段と、 単語の部分的な文字列を入力するための文字列入力手段
    と、 前記単語データベースに登録された単語の読みを検索
    し、前記文字列入力手段によって入力された文字列を含
    む単語を抽出するための文字列検索手段と、 前記文字列検索手段によって抽出された単語を電子メー
    ルに挿入するための単語挿入手段とを含む情報端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記文字列検索手段は、前記単語データ
    ベースに登録された単語の読みを検索し、前記文字列入
    力手段によって入力された文字列と前方一致する単語を
    抽出する、請求項1記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記メール文書解析手段は、受信メール
    の文書を解析して単語に分解し、分解された単語と単語
    の読みとを前記単語データベースに登録する、請求項1
    または2記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記メール文書解析手段は、過去に作成
    されたメールの文書を解析して単語に分解し、分解され
    た単語と単語の読みとを前記単語データベースに登録す
    る、請求項1または2記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記情報端末装置はさらに、前記文字列
    入力手段に最後に文字列が入力されてから、現在までの
    時間を計時するための入力計時手段を含み、 前記文字列検索手段は、前記入力計時手段によって計時
    された時間が所定時間を超える場合には、前記単語デー
    タベースに登録された単語の読みを検索し、前記文字列
    入力手段によって入力された文字列を含む単語を抽出す
    る、請求項1〜4のいずれかに記載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記情報端末装置はさらに、前記文字列
    入力手段に入力された文字列の補完を指示するトリガを
    出力するための補完トリガ手段を含み、 前記文字列検索手段は、前記単語データベースに登録さ
    れた単語の読みを検索し、前記文字列入力手段によって
    入力された文字列を含む単語を複数抽出し、前記補完ト
    リガ手段からトリガが出力される毎に前記抽出された複
    数の単語を前記単語挿入手段へ順次出力する、請求項1
    〜4のいずれかに記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記情報端末装置はさらに、送受信され
    たメールを記憶するための記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたメールを順次取込むためのメ
    ール取込手段と、 前記メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
    期間内のものであるか否かを判定するためのメール判定
    手段とを含み、 前記メール文書解析手段は、前記メール判定手段によっ
    て所定期間内であると判定されたメールの文書を解析し
    て単語に分解し、分解された単語と単語の読みとを前記
    単語データベースに登録する、請求項1または2記載の
    情報端末装置。
  8. 【請求項8】 前記情報端末装置はさらに、送受信され
    たメールを記憶するための記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたメールを順次取込むためのメ
    ール取込手段と、 前記メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
    期間内の受信メールであり、かつ当該受信メールの送信
    者が作成中のメールの宛先と一致するかを判定するため
    のメール判定手段とを含み、 前記メール文書解析手段は、前記メール判定手段によっ
    て所定期間内の受信メールであり、かつ当該受信メール
    の送信者が作成中のメールの宛先と一致すると判定され
    たメールの文書を解析して単語に分解し、分解された単
    語と単語の読みとを前記単語データベースに登録する、
    請求項1または2記載の情報端末装置。
  9. 【請求項9】 前記情報端末装置はさらに、送受信され
    たメールを記憶するための記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたメールを順次取込むためのメ
    ール取込手段と、 前記メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
    期間内の送信メールであり、かつ当該送信メールの受信
    者が作成中のメールの宛先と一致するかを判定するため
    のメール判定手段とを含み、 前記メール文書解析手段は、前記メール判定手段によっ
    て所定期間内の送信メールであり、かつ当該送信メール
    の受信者が作成中のメールの宛先と一致すると判定され
    たメールの文書を解析して単語に分解し、分解された単
    語と単語の読みとを前記単語データベースに登録する、
    請求項1または2記載の情報端末装置。
  10. 【請求項10】 前記情報端末装置はさらに、送受信さ
    れたメールを記憶するための記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたメールを順次取込むためのメ
    ール取込手段と、 前記メール取込手段によって取込まれたメールが、所定
    期間内のメールであり、かつ当該メールの題名と作成中
    のメールの題名とが部分一致するかを判定するためのメ
    ール判定手段とを含み、 前記メール文書解析手段は、前記メール判定手段によっ
    て所定期間内のメールであり、かつ当該メールの題名が
    作成中のメールの題名と部分一致すると判定されたメー
    ルの文書を解析して単語に分解し、分解された単語と単
    語の読みとを前記単語データベースに登録する、請求項
    1または2記載の情報端末装置。
  11. 【請求項11】 前記情報端末装置はさらに、前記文字
    列入力手段に入力された文字列を強調表示するための強
    調表示手段を含み、 前記文字列検索手段は、前記文字列入力手段に文字列が
    入力されると、先行して前記単語データベースに登録さ
    れた単語の読みを検索し、前記文字列入力手段によって
    入力された文字列を含む単語がある場合には、前記強調
    表示手段に前記文字列入力手段に入力された文字列を強
    調表示させる、請求項1または2記載の情報端末装置。
  12. 【請求項12】 情報端末装置とサーバ装置とを接続し
    た電子メールシステムであって、 前記情報端末装置は、単語データベースの生成要求を前
    記サーバ装置へ送信するためのデータベース生成要求手
    段と、 単語の部分的な文字列を入力するための文字列入力手段
    と、 前記文字列入力手段によって入力された文字列の検索要
    求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から検索
    結果を受信するための文字列検索要求手段と、 前記文字列検索要求手段によって受信された検索結果を
    電子メールに挿入するための単語挿入手段とを含み、 前記サーバ装置は、前記情報端末装置から受信した単語
    データベースの生成要求に応じて、前記単語データベー
    スを生成するための単語データベース生成手段と、 前記情報端末装置から受信した文字列の検索要求に応じ
    て、前記単語データベースに登録された単語の読みを検
    索し、前記情報端末装置から受信した文字列を含む単語
    を抽出して、前記情報端末装置へ送信するための文字列
    検索手段と含む、電子メールシステム。
  13. 【請求項13】 電子メールの文書を解析して単語に分
    解し、分解された単語と単語の読みとを単語データベー
    スに登録するステップと、 単語の部分的な文字列を入力するステップと、 前記単語データベースに登録された単語の読みを検索
    し、前記入力された文字列を含む単語を抽出するステッ
    プと、 前記抽出された単語を電子メールに挿入するステップと
    を含む電子メール作成方法。
  14. 【請求項14】 電子メール作成方法をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで
    読取可能な記録媒体であって、 前記電子メール作成方法は、電子メールの文書を解析し
    て単語に分解し、分解された単語と単語の読みとを単語
    データベースに登録するステップと、 単語の部分的な文字列を入力するステップと、 前記単語データベースに登録された単語の読みを検索
    し、前記入力された文字列を含む単語を抽出するステッ
    プと、 前記抽出された単語を電子メールに挿入するステップと
    を含む、コンピュータで読取可能な記録媒体。
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