JP4404436B2 - 文字入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字入力装置に関するものであり、特に、受信した電子メールに対して返信メールを作成する際に使用する文字入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、文字列の一部を入力して入力しようとする文字列(以下「入力希望文字列」とする)を予測する文字列予測入力装置が存在する。例えば、特開平7−192095号における文字列入力装置は、手書き入力された文字を認識して、入力された文字に続く文字列を予測して、選択候補を表示するものである。
【0003】
また、電子メールにおいては、自分宛のメールを受信した場合に、いわゆる返信メールを作成して返信する場合がある。その場合には、自分で入力編集を行うのが一般的であり、場合によっては、文字列の一部を入力する等して予測を行うこともあり得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の予測は、文字列の一部を入力することにより行うものであり、その場合でも、少なくとも文字列の一部を入力しなければならず、さらに、文字入力の負担を軽減することが要望されていた。
【0005】
また、上記のいわゆる返信メールの作成は、メールを受信した際の回線を接続したまま行うことがあり、返信メールの作成に際して文字入力に手間が掛かると、それだけ接続時間が長くなり、通信コストが高くなるという問題がある。
【0006】
そこで、電子メールにおける返信メール等の返信文書の作成において、文字入力の負担を軽減することができる文字入力装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、1又は複数の文からなる第1文章に含まれる文字列である1又は複数の自立語である予測キー文字列における各予測キー文字列と、該第1文章の返信用に作成された文章で、1又は複数の文からなる第2文章に含まれる文字列である1又は複数の予測候補文字列とを対応づけて記憶した文字列対応記憶手段と、上記第1文章とは異なる他の文章である第3文章で、1又は複数の文からなる第3文章に対する返信用の1又は複数の文からなる第4文章を作成する際に、該文字列対応記憶手段において、該第3文章に含まれる文字列と同一の前記予測キー文字列を検索するとともに、該検索された前記予測キー文字列に対応する予測候補文字列を検索して予測を行う予測手段と、上記予測手段により予測された予測候補文字列を選択候補として表示する選択候補表示手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
この第1の構成の文字入力装置においては、上記文字列対応記憶手段に、ある第1文章に含まれる文字列である1又は複数の予測キー文字列における各予測キー文字列と、該第1文章の返信用に作成された文章である第2文章に含まれる文字列である1又は複数の予測候補文字列とが対応づけて記憶されており、上記予測手段が、上記文章とは異なる他の文章である第3文書に対する返信用の文章としての第4文章を作成する際に、該文字列対応記憶手段において、該第3文章に含まれる文字列と同一の予測キー文字列を検索するとともに、該検索された予測キー文字列に対応する予測候補文字列を検索して予測を行う。そして、上記選択候補表示手段が、上記予測手段により予測された予測候補文字列を選択候補として表示する。
【0009】
よって、返信用の文章を作成する場合に、受信文章中の文字列に対してよく使用する文字列を容易に検索することができ、返信文書の作成に際して、文字入力の負担を軽減させることが可能となる。
【0010】
また、第2には、上記第1の構成において、上記文字列対応記憶手段が、前記予測キー文字列を格納する予測キーデータテーブルと、予測候補文字列を格納する予測候補データテーブルとを有し、該予測キーデータテーブルには、前記の各予測キー文字列が識別データとともに格納され、また、上記予測候補データテーブルには、各予測候補文字列が識別データとともに格納され、上記識別データにおいては、ある第1文章についての前記予測キー文字列と該第1文章についての返信用の文章である第2文章についての予測候補文字列とについては、同じ識別データが付されており、他の第1文章と、該他の第1文章に対応する第2文章については、該識別データとは異なる識別データが付されていることを特徴とする。
【0011】
よって、予測キーデータテーブル中の予測キー文字列と予測候補データテーブル中の予測候補文字列とを関連づけて記憶しておくことができる。
【0012】
また、第3には、上記第1又は第2の構成において、上記文字列対応記憶手段が、さらに、上記第3文章における文字列と、該文字列に対応する予測候補文字列とが、該予測候補文字列が検索された頻度とともに格納された候補生成テーブルを有することを特徴とする。これにより、検索された予測候補文字列を頻度順に出力することが可能となる。
【0013】
また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、上記文字入力装置が、さらに、上記第4文章を作成するための返信文章作成画面を表示するとともに、該第4文章の作成時に、上記第3文章を該返信文章作成画面に引用して表示する表示手段と、上記返信文章作成画面に表示された文字列について、引用された第3文章における文字列と、ユーザが入力した文字列とのいずれであるかを判定する判定手段と、を有し、上記予測手段が、引用された第3文章における文字列について、予測キー文字列の検索を行うことを特徴とする。これにより、受信文書としての第3文章の内容に基づいて、文字列の予測を行うことが可能となる。
【0014】
また、第5には、上記第4の構成において、上記文字入力装置が、さらに、引用された第3文章における文字列について自立語か付属語かの解析を行う解析手段を有し、上記予測手段が、解析手段により自立語と解析された文字列について予測キー文字列の検索を行うことを特徴とする。
【0015】
また、第6には、上記第4又は第5の構成において、上記文字列入力装置が、さらに、上記第4文章の作成を完了した後に、該第4文章における文字列について、引用された第3文章における文字列と、ユーザが入力した文字列とのいずれであるかを判定する判定手段と、上記第4文章の作成を完了した後に、該第4文章における文字列について、自立語か付属語かの解析を行う解析手段と、を有し、上記第3文章における自立語の文字列を予測キー文字列とし、上記第4文章における文字列を予測候補文字列として、上記文字列対応記憶手段に格納する格納手段と、を有することを特徴とする。これにより、文字列対応記憶手段にデータを蓄積させていくことができ、予測精度を高めることが可能となる。
【0016】
また、第7には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、選択候補表示手段により選択された選択候補のうち、1つの選択候補が選択された場合に、その選択された選択候補に基づいてさらに文字列の予測を行う第2予測手段を有することを特徴とする。よって、文字列対応記憶手段には自立語についての対応のみを記憶させている場合等には、選択された自立語としての選択候補に続く付属語等を予測することが可能となる。
【0017】
また、第8には、上記第1から第7までのいずれかの構成において、上記第1文章及び第3文章が受信手紙文の文書に含まれる文章であり、一方、上記第2文章及び第4文章が返信手紙文の文書に含まれる文章であることを特徴とする。
【0018】
また、第9には、上記第1から第8までのいずれかの構成において、上記第1文章及び第3文章が電子メールにおける受信メールの文書に含まれる文章であり、一方、上記第2文書及び第4文章が電子メールにおける返信メールの文書に含まれる文章であることを特徴とする。よって、電子メールにおいて、受信メールの返信メールを作成する際にも文字列を予測して、文字入力の負担を軽減させることが可能となる。
【0019】
また、第10には、文字入力装置であって、ある受信手紙文と、この受信手紙文に対する返信手紙文とにおいて、該受信手紙文に含まれる文字列と、該返信手紙文に含まれる文字列とを対応させて保持する保持手段と、ある受信手紙文に対する返信手紙文を作成する際に、上記保持手段に保持された文字列のデータを用いて文字列を予測する予測手段と、を有することを特徴とする。よって、返信手紙文を作成する際に、上記保持手段に保持されたデータに基づき文字列を予測することにより、文字入力の負担を軽減させることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本発明に基づく文字入力装置Aは、図1に示されるように、入力部10と、出力部12と、通信部14と、制御部16と、編集処理部18と、VRAM20と、メール処理部22と、表示処理部24と、文書解析処理部(解析手段)26と、判定部(判定手段)28と、予測データ保持部30と、予測制御部(予測手段)40とを有している。
【0021】
ここで、上記入力部10は、文字等を入力するための装置であり、キーボードやデジタイザ等により構成される。また、出力部12は、入力された文字等を表示して出力するものであり、モニタ等の表示装置により構成される。
【0022】
また、上記通信部14は、電話回線等の通信回線を介して外部との通信制御を行うためのものであり、モデム、TA等の送受信装置等が該当する。
【0023】
また、上記制御部16は、文字入力装置Aの各部の動作を制御するものであり、CPU等が該当する。
【0024】
また、編集処理部18は、電子メール等における文書作成に際して入力編集処理を行うためのもので、かな漢字変換プログラムや、作成されたメール文書を保持するためのメモリ等から構成されている。また、VRAM(ビデオRAM)20は、出力部12に表示するデータを記録するためのRAMである。
【0025】
また、上記メール処理部22は、メール文書の保存や管理をするためのもので、メール文書保存メモリ等を有している。また、表示処理部24は、出力部12に表示を行うための処理を行うものであり、表示すべき電子メールのデータをVRAM20に書き込む処理を行う。
【0026】
また、上記文書解析処理部26は、メール文書の内容に対して形態素解析を行い、解析結果を出力するものであり、文書解析を行うためのプログラムや該プログラムを実行する処理装置等により構成される。また、判定部28は、メール文書において、引用部分か自作部分かの判定を行うものであり、該判定を行うためのプログラムや該プログラムを実行する処理装置等により構成される。
【0027】
また、予測データ保持部30は、予測のためのデータを保持するものであり、予測入力メモリ(文字列対応記憶手段、保持手段)32と、候補生成テーブル34と、候補テーブル36等を保持する。
【0028】
ここで、該予測入力メモリ32は、図2に示すように、予測候補データテーブル32aと、予測キーデータテーブル32bとを有している。
【0029】
この予測候補データテーブル32aは、選択候補となりうる予測候補のデータを格納したテーブルであり、図2(a)に示すように、該予測候補の文字列と、該文字列の属性と、該文字列の品詞と、該文字列のidコードとが対応づけて各文字列について格納されている。ここで、該属性とは、自立語か付属語かを示すものであり、「1」は自立語を示し、「0」は付属語を示している。また、該idコードは、ある返信メールにおける文字列には、予測候補データテーブルと予測キーテーブルともに同じidコードが付与される。また、異なる返信メールでは、異なるidコードが付与される。この予測候補データテーブル32aにおける文字列については、作成して送信が行われた返信メールにおける自作文字列が格納されていく。詳しくは後述する。
【0030】
予測キーデータテーブル32bは、予測を行う際のキーとなる文字列を格納したテーブルであり、該文字列と該文字列のidコードとが対応づけて各文字列について格納されている。この予測キーデータテーブル32bにおける文字列については、作成して送信が行われた返信メールにおける引用文字列が格納されていく。
【0031】
なお、上記予測候補データテーブル32aと、予測キーデータテーブル32bの作成の方法については、後述する。
【0032】
次に、候補生成テーブル34は、文字列の予測を行う際に選択候補となりうる予測候補を抽出するためのテーブルであり、図3に示すように、引用キーと該引用キーについての候補データとが対応づけて格納されている。この引用キーとは、返信メールのメール文書を作成しようとしている該返信メールに対応する受信メールから抽出されたものであり、後述するように、引用文字列を解析することにより得られる。また、候補データは、各引用キーについて、予測入力メモリ32内のデータに基づいて検出されたものであり、該引用キーと同じ文字列が予測キーデータテーブル32bに格納されている場合に、該予測キーデータテーブル32bに格納された該文字列に対応した予測候補データテーブル32a内の文字列を検索することにより得られる。
【0033】
また、候補テーブル36は、候補生成テーブル34において得られた候補データを格納したテーブルであり、図4に示すように、各候補データが頻度情報とともに格納されている。
【0034】
また、上記予測制御部40は、予測に関する各種制御を行うものであり、候補生成テーブルの作成や、予測入力メモリ内のデータ更新等の処理を行うためのもので、そのような処理を行うためのプログラムや、該プログラムを実行するための処理装置等により構成されている。
【0035】
上記構成における文字入力装置Aの動作について、図5〜図9等を利用して説明する。まず、図5に示すように、返信メールの指定を行う(S10)。これは、返信メールを作成する受信メールを指定することにより行う。
【0036】
すると、返信メール作成画面(返信文章作成画面)が表示されるので、この返信メール作成画面において、文字の入力や編集を行う(S11)。この文字の入力は入力部10により行い、文書の編集は上記編集処理部18により行われる。
【0037】
例えば、図8(a)に示す受信メールに対して返信メールを作成しようとする場合には、該受信メールを指定すると、図8(b)に示すような返信メール作成画面が表示され、この返信メール作成画面では、受信メール文書の内容が引用されて表示され、さらに、返信メール文書を入力できるようになっている。なお、この受信メール文書の内容は、「>」の記号により受信メール文書の引用であることが容易に分かるようになっている。
【0038】
このステップS11は、図6に示すサブルーチンで構成され、キー入力や、かな漢字変換を行う等して文字を入力したり、編集処理を行い(S20)、予測を行う場合には、ステップS22以下の予測処理が行われる。この予測を行う場合としては、予測指示の操作を行った場合等がある。
【0039】
なお、この段階では、予測は行わず、ユーザが文字列を入力して返信メール文書を作成するものとする。従って、ステップS22以降には遷移しないものとする。
【0040】
返信メール文書の作成が完了したら、メールアドレスを入力する(S12)。なお、返信を行う受信メールを指定した際に返信先のメールアドレスを設定する場合には、このステップS12は省略してもよい。
【0041】
次に、返信先に送信処理を行う(S13)。つまり、作成された返信メール文書は編集処理部18から通信部14に送られ、この通信部14等により送信処理が行われる。
【0042】
そして、送信された返信メール文書は、メール処理部22におけるメール文書保存メモリに格納される(S14)。
【0043】
そして、予測入力メモリ32内のデータ更新が行われる(S15)。このステップS15は、図7に示すサブルーチンで構成され、まず、この返信メール文書の引用・自作判定処理が行われる(S40)。つまり、返信メール文書において、引用文字列と自作文字列の判定が行われる。この判定は上記判定部28により行われる。すなわち、図8(b)に示すように、返信メール文書における引用部分は「>」の記号が行頭に付されて表示されるので、この記号が付されている行の文章における各文字列は引用文字列であると判定され、一方、この記号が付されていない行の文章における各文字列は自作文字列であると判定される。
【0044】
具体的には、図8(b)において、「本日の会議は都合により延期になりました。」の部分における各文字列は引用文字列であると判定され、一方、「了解しました。いつになったのでしょうか?」の部分における各文字列は自作文字列であると判定される。
【0045】
そして、引用文字列と自作文字列の各文字列について解析が行われる(S41)。この解析は形態素解析であり、所定の文字列ごとに分解するとともに、各文字列が自立語であるか付属語であるかの判定が行われる。また、自作文字列については、品詞についても解析される。
【0046】
そして、引用文字列の解析結果を予測キーデータテーブル32bに格納する(S42)。つまり、引用文字列において、自立語の文字列のデータを予測キーデータテーブル32bに格納する。この格納は、上記格納手段としての制御部16等により行われる。図8(b)の返信メール文書の例では、引用文字列の中から「本日」、「会議」、「都合」、「延期」、「な(る)」が自立語として判定されて、予測キーデータテーブル32bに格納されることになる。
【0047】
さらに、自作文字列の解析結果を予測候補データテーブル32aに格納する(S43)。つまり、自作文字列において、文字列のデータを予測候補データテーブル32aに格納する。その際、自立語か付属語かの属性の情報や、品詞についての情報も格納される。この格納は、上記格納手段としての制御部16等により行われる。図8(b)の返信メール文書の例では、自作文字列の中から「了解」、「しました」、「。」、「いつ」、「に」、「な(る)」、「ったのでしょうか」等の各文字列について、属性の情報と品詞の情報とが格納される。予測キーデータテーブル32bと、予測候補データテーブル32aにデータを格納する際に、ある返信メールにおいては、各文字列について全て同じidコードを付す。つまり、図8(b)に示す返信メール文書の例では、図2の予測候補データテーブルと予測キーデータテーブルとにおける各文字列には、全て同一のidコードが付与される。
【0048】
このように、ある受信メールに対して返信メールを作成して送信することにより、予測入力メモリ32内のデータが更新される。なお、上記の例では、図8(a)の受信メール文書が上記第1文章に当たり、図8(b)の返信メール文書が上記第2文章に当たる。なお、本実施例において、「文章」とは1又は複数の文からなるものをいう。
【0049】
次に、予測入力メモリ32にデータが蓄積されている状態で、新たな他の受信メールに対して、返信メールを作成して送信する場合の動作について説明する。
【0050】
この場合にも、図5に示すように、返信メールの指定を行い(S10)、文字入力や編集処理を行う(S11)。なお、上記ステップS10において返信メールの指定を行うと、返信メール作成画面が表示され、そこに受信メールが引用される。そして、編集処理を行う際に、予測指示を行ったものとする(図6 S21)。
【0051】
すると、返信メール文書において、引用・自作判定処理が行われる(S22)。つまり、返信メール文書において、引用文字列と自作文字列の判定が行われる。この判定は上記判定部28により行われる。すなわち、上記のように、返信メール文書における引用部分は「>」の記号が行頭に付されて表示されるので、この記号が付されている行の文章における各文字列は引用文字列であると判定され、一方、この記号が付されていない行の文章における各文字列は自作文字列であると判定される。
【0052】
例えば、図9(a)に示すような受信メールを受信した場合に、この受信メールを指定すると、返信メール作成画面が表示されるが、この返信メール作成画面には、図9(b)に示すように、受信メールの内容が引用されて表示される。返信メール文書の作成に着手していない段階では、返信メール文書には、引用部分しかないので、各文字列は、引用文字列と判定される。なお、図9(a)に示す受信メール文書が上記第3文章に当たる。
【0053】
そして、該引用文字列の解析を行う(S23)。この解析は形態素解析であり、所定の文字列ごとに分解するとともに、各文字列が自立語であるか付属語であるかの判定を行い、自立語のみを抽出する。
【0054】
そして、上記解析による解析結果を候補生成テーブル34に格納する(S24)。つまり、候補生成テーブル34の引用キーの欄に上記ステップS23で抽出された自立語を格納する。図3は、図9に示す受信メールについて自立語を格納した場合の例である。
【0055】
次に、候補生成テーブル34における引用キーに基づいて予測入力メモリ32を検索する(S25)。これは、各引用キーと同じ文字列が予測キーデータテーブル32bの文字列、すなわち、予測キー文字列に存在するか否かを検索するとともに、引用キーと同じ予測キー文字列が存在する場合には、予測キー文字列に対応する予測候補文字列を検索する。つまり、予測候補データテーブルにおける文字列、すなわち、予測候補文字列から予測キー文字列に対応するものを検索する。これは、予測キー文字列に付されているidコードと同じコードが付されている予測候補文字列を検索すればよい。
【0056】
例えば、予測入力メモリ32には図2に示す内容のデータが格納されているとして、図9に示す受信メールを受信した場合には、「都合」、「延期」、「なる」の引用キーについては、同じ予測キー文字列が予測キーデータテーブルに存在し、これらに対応する予測候補文字列を検索すると、「了解」、「いつ」、「なる」の各文字列が検索されることになる。つまり、「都合」のみについても、上記「了解」、「いつ」、「なる」の各文字列が検索され、また、「延期」のみについても、上記「了解」、「いつ」、「なる」の各文字列が検索され、また、「なる」のみについても、上記「了解」、「いつ」、「なる」の各文字列が検索される。
【0057】
検索を行ったら、検索結果を候補生成テーブル34に格納する(S26)。つまり、候補生成テーブル34における各引用キーについて、予測候補文字列が検索された場合には、この予測候補文字列を頻度情報とともに格納する。
【0058】
例えば、上記の例では、「都合」については、「了解」、「いつ」、「なる」の各文字列が検索されるので、「了解(1)」、「いつ(1)」、「なる(1)」とデータが格納される。「延期」、「なる」についても同様である。ここで、括弧内の1は、頻度を示すデータであり、「都合」に対応する予測候補文字列が1つ検索されたことから1のデータが格納されている。例えば、この「都合」に対応する予測候補文字列として複数の「了解」が検索された場合には、その数が頻度情報として格納されることになる。
【0059】
次に、検索された予測候補文字列が頻度順に候補テーブル36に格納される(S27)。ここで、頻度については、候補生成テーブル34における各予測候補文字列の数を合計して算出される。つまり、上記の例では、図3に示す候補生成テーブルによれば、「了解」、「いつ」、「なる」がともに計3つあるので、図4に示すように格納される。
【0060】
次に、この候補テーブル36に格納された予測候補を選択候補として表示する(S28)。つまり、表示処理部24が候補テーブル36に格納されている予測候補をVRAM20に書き込み、書き込まれた内容を出力部12に表示する。つまり、表示画面には、「了解」、「いつ」、「なる」の各選択候補が表示されることになる。なお、予測候補について頻度が異なる場合には、当然頻度順に表示されることになる。上記表示処理部24、VRAM20、出力部12等が上記選択候補表示手段として機能することになる。
【0061】
次に、表示された選択候補の中からユーザが選択を行ったか否かが判定されて(S29)、選択された場合には、その選択候補を入力する(S30)。例えば、ワープロソフトウエア等のアプリケーションの表示画面に選択された選択候補を入力する。一方、上記ステップS29において、ユーザが表示された選択候補の中に入力希望文字列がない場合等のように、ユーザが選択を行わなかった場合には、ステップS20に戻ることになる。
【0062】
次に、次の予測を行うか否かが判定される(S31)。これは入力された選択候補に基づいた予測を行うか否かがユーザにより判断され、次の予測を行う場合には、所定の操作を行うものとし、該所定の操作が行われたか否かにより判定される。例えば、上記の例で、「了解」の文字列が入力されたとすると、この自立語に続く付属語を予測したい場合には、そのような操作を行えばよい。
【0063】
そして、次の予測を行う場合には、予測制御部40は、その選択候補に基づいて文字列の予測を行う(S32)。この場合の予測は、その選択候補に基づく予測であり、その選択候補に続く文字列を頻度情報や品詞等に基づいて行うもので、予測された選択候補を確信度順に保持する。この場合、予測制御部40は上記第2予測手段として機能する。そして、この予測により抽出された選択候補を候補テーブル36に格納して、予測候補を表示する(S28)。以後の処理は、上記と同様である。
【0064】
以上のような操作を繰り返しながら返信メール文書の作成が完了したら、メールアドレスを入力して(S12)、送信処理を行う(S13)。そして、送信した返信メール文書をメール処理部22におけるメール文書保存メモリに格納する。なお、図9(b)の返信文書作成画面において作成された返信メール文書が、上記第4文章に当たる。
【0065】
そして、予測入力メモリ内のデータを更新する(S15)。つまり、図7に示すように、返信メール文書について引用・自作判定処理を行い(S40)、文字列解析を行い(S41)、引用文字列の解析結果を格納し(S42)、自作文字列の解析結果を格納する(S43)。なお、図9に示す受信メールに対して返信を行った場合には、予測候補データテーブル32aと予測キーデータテーブル32bに格納されるデータは、図8に示す返信メールとは異なる返信メールであるので、他のidコードが付されることになる。なお、予測候補データテーブル32aと予測キーデータテーブル32bに格納された際の段階では、図9(a)の受信メール文書が上記第1文章となり、これに対する返信メール文書が上記第2文章となる。
【0066】
以上のように、本実施例の文字入力装置においては、受信メールに対して返信メールを作成した場合に、返信メールにおいて使用した文字列を受信メール中の文字列と関連させて格納しておくので、受信メールの内容に応じて容易に文字列を予測することができ、予測精度を向上させることが可能となる。
【0067】
なお、上記の例では、ある受信メール文書に対して一括して返信文書を作成し、予測入力メモリ32においても、ある受信メールと、その受信メールに対する返信メールにおいては、同じidコードを付すものとして説明したが、ある文書において、受信内容が複数に分割され、返信内容がそれらに個別に対応する場合には、異なるidコードを付すようにしてもよい。
【0068】
例えば、図10(a)に示すように、受信メール文書において、「会議は延期となりました。」に対して、「了解しました。」を返信内容とし、さらに、「貴殿のご都合をお聞かせ下さい。」に対して、「来週の月曜日にして下さい。」を返信内容とする場合を例に取って説明する。なお、「会議は延期となりました。」と「了解しました。」とを第1送受信対、「貴殿のご都合をお聞かせ下さい。」と「来週の月曜日にして下さい。」とを第2送受信対とする。すると、図7のステップS42、S43において、上記第1送受信対と第2送受信対とでは、異なるidコードを付しておく。つまり、「会議は延期となりました。」と「貴殿のご都合をお聞かせ下さい。」とは同じ受信メール文書における文章であるものの、異なる第1文章として異なるidコードが付され、また、「了解しました。」と「来週の月曜日にして下さい。」も同じ送信メール文書における文章であるものの、異なる第2文章として異なるidコードが付されることになる。これにより、より極めの細かい予測が可能となる。
【0069】
また、予測入力メモリにおける予測候補データテーブルと予測キーデータテーブルには、作成した返信メール中の文字列に基づき格納していくものとして説明したが、これには限られず、予め使用する頻度の高い文字列を関連させて格納しておいてもよい。つまり、受信メールで使用する頻度の高い文字列と、その文字列に対応して受信メールで使用する頻度の高い文字列を予め格納しておくようにしてもよい。
【0070】
また、上記の説明では、電子メールにおいて、返信メールの作成に際しての文字列の予測を例に取って説明したが、これには限られず、例えば、ある手紙文の文書に対して返信の手紙文の文書を作成する場合であってもよい。
【0071】
【発明の効果】
本発明に基づく文字入力装置によれば、返信用の文書を作成する場合に、受信文書中の文字列に対してよく使用する文字列を容易に検索することができ、返信文書の作成に際して、文字入力の負担を軽減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく文字入力装置の構成を示すブロック図である。
【図2】予測入力メモリの構成を示す図であり、(a)は予測候補データテーブルの構成を示す説明図であり、(b)は予測キーデータテーブルの構成を示す説明図である。
【図3】候補生成テーブルの構成を示す説明図である。
【図4】候補テーブルの構成を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を説明するための説明図である。
【図9】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を説明するための説明図である。
【図10】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
A 文字入力装置
10 入力部
12 出力部
14 通信部
16 制御部
18 編集処理部
20 VRAM
22 メール処理部
24 表示処理部
26 文書解析処理部
28 判定部
30 予測データ保持部
32 予測入力メモリ
32a 予測候補データテーブル
32b 予測キーデータテーブル
34 候補生成テーブル
36 候補テーブル
40 予測制御部

Claims (9)

  1. 1又は複数の文からなる第1文章に含まれる文字列である1又は複数の自立語である予測キー文字列における各予測キー文字列と、該第1文章の返信用に作成された文章で、1又は複数の文からなる第2文章に含まれる文字列である1又は複数の予測候補文字列とを対応づけて記憶した文字列対応記憶手段と、
    上記第1文章とは異なる他の文章である第3文章で、1又は複数の文からなる第3文章に対する返信用の1又は複数の文からなる第4文章を作成する際に、該文字列対応記憶手段において、該第3文章に含まれる文字列と同一の前記予測キー文字列を検索するとともに、該検索された前記予測キー文字列に対応する予測候補文字列を検索して予測を行う予測手段と、
    上記予測手段により予測された予測候補文字列を選択候補として表示する選択候補表示手段と、
    を有することを特徴とする文字入力装置。
  2. 上記文字列対応記憶手段が、前記予測キー文字列を格納する予測キーデータテーブルと、予測候補文字列を格納する予測候補データテーブルとを有し、
    該予測キーデータテーブルには、前記の各予測キー文字列が識別データとともに格納され、また、上記予測候補データテーブルには、各予測候補文字列が識別データとともに格納され、
    上記識別データにおいては、ある第1文章についての前記予測キー文字列と該第1文章についての返信用の文章である第2文章についての予測候補文字列とについては、同じ識別データが付されており、他の第1文章と、該他の第1文章に対応する第2文章については、該識別データとは異なる識別データが付されていることを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 上記文字列対応記憶手段が、さらに、上記第3文章における文字列と、該文字列に対応する予測候補文字列とが、該予測候補文字列が検索された頻度とともに格納された候補生成テーブルを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の文字入力装置。
  4. 上記文字入力装置が、さらに、
    上記第4文章を作成するための返信文章作成画面を表示するとともに、該第4文章の作成時に、上記第3文章を該返信文章作成画面に引用して表示する表示手段と、
    上記返信文章作成画面に表示された文字列について、引用された第3文章における文字列と、ユーザが入力した文字列とのいずれであるかを判定する判定手段と、を有し、
    上記予測手段が、引用された第3文章における文字列について、予測キー文字列の検索を行うことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の文字入力装置。
  5. 上記文字入力装置が、さらに、引用された第3文章における文字列について自立語か付属語かの解析を行う解析手段を有し、
    上記予測手段が、解析手段により自立語と解析された文字列について予測キー文字列の検索を行うことを特徴とする請求項4に記載の文字入力装置。
  6. 上記文字列入力装置が、さらに、
    上記第4文章の作成を完了した後に、該第4文章における文字列について、引用された第3文章における文字列と、ユーザが入力した文字列とのいずれであるかを判定する判定手段と、
    上記第4文章の作成を完了した後に、該第4文章における文字列について、自立語か付属語かの解析を行う解析手段と、を有し、
    上記第3文章における自立語の文字列を予測キー文字列とし、上記第4文章における文字列を予測候補文字列として、上記文字列対応記憶手段に格納する格納手段と、
    を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の文字入力装置。
  7. 選択候補表示手段により選択された選択候補のうち、1つの選択候補が選択された場合に、その選択された選択候補に基づいてさらに文字列の予測を行う第2予測手段を有することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の文字入力装置。
  8. 上記第1文章及び第3文章が受信手紙文の文書に含まれる文章であり、一方、上記第2文章及び第4文章が返信手紙文の文書に含まれる文章であることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の文字入力装置。
  9. 上記第1文章及び第3文章が電子メールにおける受信メールの文書に含まれる文章であり、一方、上記第2文書及び第4文章が電子メールにおける返信メールの文書に含まれる文章であることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8に記載の文字入力装置。
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