JP2001273290A - 文字入力装置、文字入力方法及びコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents
文字入力装置、文字入力方法及びコンピュータ読取り可能な記録媒体Info
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- JP2001273290A JP2001273290A JP2000087172A JP2000087172A JP2001273290A JP 2001273290 A JP2001273290 A JP 2001273290A JP 2000087172 A JP2000087172 A JP 2000087172A JP 2000087172 A JP2000087172 A JP 2000087172A JP 2001273290 A JP2001273290 A JP 2001273290A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示された選択候補の文字列を幅広く利用し
て、入力希望文字列を容易に入力することができる文字
入力装置や文字入力方法を提供する。 【解決手段】 選択候補として表示されたある文字列の
一部である部分領域を指示すると、この指示された部分
領域の文字列を再予測する。つまり、「情報」と入力す
ることにより、「情報処理技術」が選択候補として出力
され、このうち「処理」の部分が入力希望文字列と異な
る場合には、この「処理」の部分を指示して再予測す
る。
て、入力希望文字列を容易に入力することができる文字
入力装置や文字入力方法を提供する。 【解決手段】 選択候補として表示されたある文字列の
一部である部分領域を指示すると、この指示された部分
領域の文字列を再予測する。つまり、「情報」と入力す
ることにより、「情報処理技術」が選択候補として出力
され、このうち「処理」の部分が入力希望文字列と異な
る場合には、この「処理」の部分を指示して再予測す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字入力装置、文
字入力方法に関するものであり、特に、文字列を予測し
て入力する文字列予測入力装置や文字列予測入力方法に
関するものである。
字入力方法に関するものであり、特に、文字列を予測し
て入力する文字列予測入力装置や文字列予測入力方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、文字列の一部を入力して入力
しようとする文字列(以下「入力希望文字列」とする)
を予測する文字列予測入力装置が存在する。例えば、特
開平7−192095号における文字列入力装置は、手
書き入力された文字を認識して、入力された文字に続く
文字列を予測して、選択候補を表示するものである。ま
た、特開平7−334499号における文字列予測装置
は、文章の入力中に途中まで文字列を入力した段階でそ
の直後に続く文字列を予測して表示することにより、ユ
ーザの操作数を減少させるものである。また、特開平8
−292944号における文字入力装置は、選択候補と
して表示された文字列の途中以降が入力しようとしてい
る文字列と異なる場合でも、先頭から一致している文字
列を指定することにより再度予測を行うことにより、途
中までの文字列を切り出して利用するものである。
しようとする文字列(以下「入力希望文字列」とする)
を予測する文字列予測入力装置が存在する。例えば、特
開平7−192095号における文字列入力装置は、手
書き入力された文字を認識して、入力された文字に続く
文字列を予測して、選択候補を表示するものである。ま
た、特開平7−334499号における文字列予測装置
は、文章の入力中に途中まで文字列を入力した段階でそ
の直後に続く文字列を予測して表示することにより、ユ
ーザの操作数を減少させるものである。また、特開平8
−292944号における文字入力装置は、選択候補と
して表示された文字列の途中以降が入力しようとしてい
る文字列と異なる場合でも、先頭から一致している文字
列を指定することにより再度予測を行うことにより、途
中までの文字列を切り出して利用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力希望文字
列が表示された選択候補にない場合には、ユーザ自身が
さらに文字を入力する必要がある。また、ユーザ自身に
よる入力の必要をなくすためには、膨大な数の選択候補
を表示する必要があり、入力希望文字列を見出すまでに
時間を要し、効率的な入力を行うことができない。ま
た、上記特開平8−292944号の文字入力装置で
は、選択候補の文字列の先頭から一致する部分を切り出
して利用することから、選択候補の文字列と入力希望文
字列とで、先頭部分の文字が一致しない場合には、その
選択候補を利用できないという問題がある。
列が表示された選択候補にない場合には、ユーザ自身が
さらに文字を入力する必要がある。また、ユーザ自身に
よる入力の必要をなくすためには、膨大な数の選択候補
を表示する必要があり、入力希望文字列を見出すまでに
時間を要し、効率的な入力を行うことができない。ま
た、上記特開平8−292944号の文字入力装置で
は、選択候補の文字列の先頭から一致する部分を切り出
して利用することから、選択候補の文字列と入力希望文
字列とで、先頭部分の文字が一致しない場合には、その
選択候補を利用できないという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、表示された選択候補の
文字列を幅広く利用して、入力希望文字列を容易に入力
することができる文字入力装置や文字入力方法を提供し
ようとするものである。
文字列を幅広く利用して、入力希望文字列を容易に入力
することができる文字入力装置や文字入力方法を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、文字
を入力する文字入力装置であって、1又は複数の文字列
を選択候補として抽出して表示する選択候補抽出・表示
手段と、選択候補として表示されたある文字列の一部で
ある部分領域を指示する指示手段と、該指示手段により
指示された部分領域の文字列を予測する予測手段と、を
有することを特徴とする。
決するために創作されたものであって、第1には、文字
を入力する文字入力装置であって、1又は複数の文字列
を選択候補として抽出して表示する選択候補抽出・表示
手段と、選択候補として表示されたある文字列の一部で
ある部分領域を指示する指示手段と、該指示手段により
指示された部分領域の文字列を予測する予測手段と、を
有することを特徴とする。
【0006】この第1の構成の文字入力装置において
は、上記選択候補抽出・表示手段が、1又は複数の文字
列を選択候補として抽出して表示する。そして、上記指
示手段により、選択候補として表示されたある文字列の
一部である部分領域を指示する。すると、上記予測手段
が、該指示手段により指示された部分領域の文字列を予
測する。よって、予測により表示された選択候補が、入
力希望文字列と完全に一致していなくても、一致してい
ない部分をさらに予測することにより、少ない労力で入
力希望文字列を入力することができる。特に、最初に予
測した選択候補を膨大に表示する必要がなくなるので、
効率的に文字列の入力を行うことが可能となる。また、
ある選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指定した
場合には、後に続く文字列も予測に用いることができる
ので、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率的に予
測することが可能となる。
は、上記選択候補抽出・表示手段が、1又は複数の文字
列を選択候補として抽出して表示する。そして、上記指
示手段により、選択候補として表示されたある文字列の
一部である部分領域を指示する。すると、上記予測手段
が、該指示手段により指示された部分領域の文字列を予
測する。よって、予測により表示された選択候補が、入
力希望文字列と完全に一致していなくても、一致してい
ない部分をさらに予測することにより、少ない労力で入
力希望文字列を入力することができる。特に、最初に予
測した選択候補を膨大に表示する必要がなくなるので、
効率的に文字列の入力を行うことが可能となる。また、
ある選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指定した
場合には、後に続く文字列も予測に用いることができる
ので、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率的に予
測することが可能となる。
【0007】また、第2には、文字を入力する文字入力
装置であって、ユーザが文字の入力操作を行うための文
字入力手段と、該文字入力手段により入力された文字に
基づき、文字列を予測する予測手段と、予測された文字
列を選択候補として表示する選択候補表示手段と、選択
候補として表示されたある文字列の一部である部分領域
を指示する指示手段と、該指示手段により指示された部
分領域の文字列を予測する第2の予測手段と、を有する
ことを特徴とする。
装置であって、ユーザが文字の入力操作を行うための文
字入力手段と、該文字入力手段により入力された文字に
基づき、文字列を予測する予測手段と、予測された文字
列を選択候補として表示する選択候補表示手段と、選択
候補として表示されたある文字列の一部である部分領域
を指示する指示手段と、該指示手段により指示された部
分領域の文字列を予測する第2の予測手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0008】この第2の構成の文字入力装置において
は、ユーザが上記文字入力手段により文字の入力を行う
と、上記予測手段が、入力された文字に基づき、文字列
を予測し、上記選択候補表示手段は、予測された文字列
を選択候補として表示する。そして、上記指示手段によ
り、選択候補として表示されたある文字列の一部である
部分領域を指示する。すると、上記第2の予測手段が、
該指示手段により指示された部分領域の文字列を予測す
る。よって、予測により表示された選択候補が、入力希
望文字列と完全に一致していなくても、一致していない
部分をさらに予測することにより、少ない労力で入力希
望文字列を入力することができる。特に、最初に予測し
た選択候補を膨大に表示する必要がなくなるので、効率
的に文字列の入力を行うことが可能となる。また、ある
選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合
には、後に続く文字列も予測に用いることができるの
で、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率的に予測
することが可能となる。
は、ユーザが上記文字入力手段により文字の入力を行う
と、上記予測手段が、入力された文字に基づき、文字列
を予測し、上記選択候補表示手段は、予測された文字列
を選択候補として表示する。そして、上記指示手段によ
り、選択候補として表示されたある文字列の一部である
部分領域を指示する。すると、上記第2の予測手段が、
該指示手段により指示された部分領域の文字列を予測す
る。よって、予測により表示された選択候補が、入力希
望文字列と完全に一致していなくても、一致していない
部分をさらに予測することにより、少ない労力で入力希
望文字列を入力することができる。特に、最初に予測し
た選択候補を膨大に表示する必要がなくなるので、効率
的に文字列の入力を行うことが可能となる。また、ある
選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合
には、後に続く文字列も予測に用いることができるの
で、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率的に予測
することが可能となる。
【0009】また、第3には、上記第2の構成におい
て、上記指示手段が、上記部分領域の一部の領域につい
ても指示可能であり、上記再予測手段が、該部分領域の
一部の領域の文字列を予測することを特徴とする。よっ
て、予測により表示された選択候補において、入力希望
文字列と完全に一致していない部分をより細分化して抜
き出して予測を行うことができ、より予測精度を高める
ことができる。
て、上記指示手段が、上記部分領域の一部の領域につい
ても指示可能であり、上記再予測手段が、該部分領域の
一部の領域の文字列を予測することを特徴とする。よっ
て、予測により表示された選択候補において、入力希望
文字列と完全に一致していない部分をより細分化して抜
き出して予測を行うことができ、より予測精度を高める
ことができる。
【0010】また、第4には、上記第1から第3までの
いずれかの構成において、上記部分領域は、文字列にお
ける任意の領域であることを特徴とする。
いずれかの構成において、上記部分領域は、文字列にお
ける任意の領域であることを特徴とする。
【0011】また、第5には、上記第1から第4までの
いずれかの構成において、上記部分領域の文字列を予測
する予測手段は、少なくとも、選択候補としての文字列
における上記部分領域以外の領域の文字を予測に用いる
ことを特徴とする。
いずれかの構成において、上記部分領域の文字列を予測
する予測手段は、少なくとも、選択候補としての文字列
における上記部分領域以外の領域の文字を予測に用いる
ことを特徴とする。
【0012】また、第6には、ユーザにより入力された
文字に基づき文字列を予測して入力する文字入力方法で
あって、1又は複数の文字列を選択候補として抽出して
表示する選択候補抽出・表示工程と、選択候補として表
示された文字列の一部である部分領域がユーザにより指
示された場合に、該部分領域を検出する検出工程と、該
検出手段により検出された部分領域の文字列を予測する
予測工程と、を有することを特徴とする。
文字に基づき文字列を予測して入力する文字入力方法で
あって、1又は複数の文字列を選択候補として抽出して
表示する選択候補抽出・表示工程と、選択候補として表
示された文字列の一部である部分領域がユーザにより指
示された場合に、該部分領域を検出する検出工程と、該
検出手段により検出された部分領域の文字列を予測する
予測工程と、を有することを特徴とする。
【0013】この第6の構成の文字入力方法によれば、
予測により表示された選択候補が、入力希望文字列と完
全に一致していなくても、一致していない部分をさらに
予測することにより、少ない労力で入力希望文字列を入
力することができる。特に、最初に予測した選択候補を
膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に文字列の
入力を行うことが可能となる。また、ある選択候補の中
の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合には、後に続
く文字列も予測に用いることができるので、予測精度が
向上し、入力希望文字列を効率的に予測することが可能
となる。
予測により表示された選択候補が、入力希望文字列と完
全に一致していなくても、一致していない部分をさらに
予測することにより、少ない労力で入力希望文字列を入
力することができる。特に、最初に予測した選択候補を
膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に文字列の
入力を行うことが可能となる。また、ある選択候補の中
の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合には、後に続
く文字列も予測に用いることができるので、予測精度が
向上し、入力希望文字列を効率的に予測することが可能
となる。
【0014】また、第7には、ユーザにより入力された
文字に基づき文字列を予測して入力する文字入力方法で
あって、ユーザにより入力された文字に基づき、文字列
を予測する予測工程と、予測された文字列を選択候補と
して表示する選択候補表示工程と、選択候補として表示
された文字列の一部である部分領域がユーザにより指示
された場合に、該部分領域を検出する検出工程と、該検
出手段により検出された部分領域の文字列を予測する第
2の予測工程と、を有することを特徴とする。
文字に基づき文字列を予測して入力する文字入力方法で
あって、ユーザにより入力された文字に基づき、文字列
を予測する予測工程と、予測された文字列を選択候補と
して表示する選択候補表示工程と、選択候補として表示
された文字列の一部である部分領域がユーザにより指示
された場合に、該部分領域を検出する検出工程と、該検
出手段により検出された部分領域の文字列を予測する第
2の予測工程と、を有することを特徴とする。
【0015】この第7の構成の文字入力方法によれば、
予測により表示された選択候補が、入力希望文字列と完
全に一致していなくても、一致していない部分をさらに
予測することにより、少ない労力で入力希望文字列を入
力することができる。特に、最初に予測した選択候補を
膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に文字列の
入力を行うことが可能となる。また、ある選択候補の中
の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合には、後に続
く文字列も予測に用いることができるので、予測精度が
向上し、入力希望文字列を効率的に予測することが可能
となる。
予測により表示された選択候補が、入力希望文字列と完
全に一致していなくても、一致していない部分をさらに
予測することにより、少ない労力で入力希望文字列を入
力することができる。特に、最初に予測した選択候補を
膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に文字列の
入力を行うことが可能となる。また、ある選択候補の中
の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合には、後に続
く文字列も予測に用いることができるので、予測精度が
向上し、入力希望文字列を効率的に予測することが可能
となる。
【0016】また、第8には、上記第7の構成におい
て、ユーザにより、上記部分領域の一部の領域について
指示された場合に、上記再予測工程において、該部分領
域の一部の領域の文字列を予測することを特徴とする。
よって、予測により表示された選択候補において、入力
希望文字列と完全に一致していない部分をより細分化し
て抜き出して予測を行うことができ、より予測精度を高
めることができる。
て、ユーザにより、上記部分領域の一部の領域について
指示された場合に、上記再予測工程において、該部分領
域の一部の領域の文字列を予測することを特徴とする。
よって、予測により表示された選択候補において、入力
希望文字列と完全に一致していない部分をより細分化し
て抜き出して予測を行うことができ、より予測精度を高
めることができる。
【0017】また、第9には、上記第6から第8までの
いずれかの構成において、上記部分領域は、文字列にお
ける任意の領域であることを特徴とする。
いずれかの構成において、上記部分領域は、文字列にお
ける任意の領域であることを特徴とする。
【0018】また、第10には、上記第6から第9まで
のいずれかの構成において、上記部分領域の文字列を予
測する予測工程は、少なくとも、選択候補としての文字
列における上記部分領域以外の領域の文字を予測に用い
ることを特徴とする。
のいずれかの構成において、上記部分領域の文字列を予
測する予測工程は、少なくとも、選択候補としての文字
列における上記部分領域以外の領域の文字を予測に用い
ることを特徴とする。
【0019】また、第11には、文字入力用のプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であっ
て、1又は複数の文字列を選択候補として抽出して表示
する選択候補抽出・表示処理と、選択候補として表示さ
れた文字列の一部である部分領域がユーザにより指示さ
れた場合に、該部分領域を検出する検出処理と、該検出
処理において検出された部分領域の文字列を予測する予
測処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であっ
て、1又は複数の文字列を選択候補として抽出して表示
する選択候補抽出・表示処理と、選択候補として表示さ
れた文字列の一部である部分領域がユーザにより指示さ
れた場合に、該部分領域を検出する検出処理と、該検出
処理において検出された部分領域の文字列を予測する予
測処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0020】この第11の構成のコンピュータ読取り可
能な記録媒体によれば、予測により表示された選択候補
が、入力希望文字列と完全に一致していなくても、一致
していない部分をさらに予測することにより、少ない労
力で入力希望文字列を入力することができる。特に、最
初に予測した選択候補を膨大に表示する必要がなくなる
ので、効率的に文字列の入力を行うことが可能となる。
また、ある選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指
定した場合には、後に続く文字列も予測に用いることが
できるので、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率
的に予測することが可能となる。
能な記録媒体によれば、予測により表示された選択候補
が、入力希望文字列と完全に一致していなくても、一致
していない部分をさらに予測することにより、少ない労
力で入力希望文字列を入力することができる。特に、最
初に予測した選択候補を膨大に表示する必要がなくなる
ので、効率的に文字列の入力を行うことが可能となる。
また、ある選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指
定した場合には、後に続く文字列も予測に用いることが
できるので、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率
的に予測することが可能となる。
【0021】また、第12には、文字入力用のプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であっ
て、ユーザにより入力された文字に基づき、文字列を予
測する予測処理と、予測された文字列を選択候補として
表示する選択候補表示処理と、選択候補として表示され
た文字列の一部である部分領域がユーザにより指示され
た場合に、該部分領域を検出する検出処理と、該検出処
理において検出された部分領域の文字列を予測する第2
の予測処理と、をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したことを特徴とする。
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であっ
て、ユーザにより入力された文字に基づき、文字列を予
測する予測処理と、予測された文字列を選択候補として
表示する選択候補表示処理と、選択候補として表示され
た文字列の一部である部分領域がユーザにより指示され
た場合に、該部分領域を検出する検出処理と、該検出処
理において検出された部分領域の文字列を予測する第2
の予測処理と、をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したことを特徴とする。
【0022】この第12の構成のコンピュータ読取り可
能な記録媒体によれば、予測により表示された選択候補
が、入力希望文字列と完全に一致していなくても、一致
していない部分をさらに予測することにより、少ない労
力で入力希望文字列を入力することができる。特に、最
初に予測した選択候補を膨大に表示する必要がなくなる
ので、効率的に文字列の入力を行うことが可能となる。
また、ある選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指
定した場合には、後に続く文字列も予測に用いることが
できるので、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率
的に予測することが可能となる。
能な記録媒体によれば、予測により表示された選択候補
が、入力希望文字列と完全に一致していなくても、一致
していない部分をさらに予測することにより、少ない労
力で入力希望文字列を入力することができる。特に、最
初に予測した選択候補を膨大に表示する必要がなくなる
ので、効率的に文字列の入力を行うことが可能となる。
また、ある選択候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指
定した場合には、後に続く文字列も予測に用いることが
できるので、予測精度が向上し、入力希望文字列を効率
的に予測することが可能となる。
【0023】また、第13には、上記第12の構成にお
いて、ユーザにより、上記部分領域の一部の領域につい
て指示された場合に、上記再予測処理において、該部分
領域の一部の領域の文字列を予測することを特徴とす
る。よって、予測により表示された選択候補において、
入力希望文字列と完全に一致していない部分をより細分
化して抜き出して予測を行うことができ、より予測精度
を高めることができる。
いて、ユーザにより、上記部分領域の一部の領域につい
て指示された場合に、上記再予測処理において、該部分
領域の一部の領域の文字列を予測することを特徴とす
る。よって、予測により表示された選択候補において、
入力希望文字列と完全に一致していない部分をより細分
化して抜き出して予測を行うことができ、より予測精度
を高めることができる。
【0024】また、第14には、上記第11から第13
までのいずれかの構成において、上記部分領域は、文字
列における任意の領域であることを特徴とする。
までのいずれかの構成において、上記部分領域は、文字
列における任意の領域であることを特徴とする。
【0025】また、第15には、上記第11から第14
までのいずれかの構成において、上記部分領域の文字列
を予測する予測処理は、少なくとも、選択候補としての
文字列における上記部分領域以外の領域の文字を予測に
用いることを特徴とする。
までのいずれかの構成において、上記部分領域の文字列
を予測する予測処理は、少なくとも、選択候補としての
文字列における上記部分領域以外の領域の文字を予測に
用いることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく実施例に
おける文字入力装置Aは、図1に示されるように、文字
入力手段10と、文字列予測手段12と、予測辞書14
と、候補文字列表示手段16と、選択指示入力手段18
と、文字列制御手段20と、文字列バッファ22と、出
力手段24と、表示手段26とを有している。
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく実施例に
おける文字入力装置Aは、図1に示されるように、文字
入力手段10と、文字列予測手段12と、予測辞書14
と、候補文字列表示手段16と、選択指示入力手段18
と、文字列制御手段20と、文字列バッファ22と、出
力手段24と、表示手段26とを有している。
【0027】ここで、上記文字入力手段10は、文字を
手書き入力するためのものであり、デジタイザにより構
成される座標入力部と、手書きにより該デジタイザに入
力された座標を検出する座標検出部と、検出された座標
から文字認識を行う文字認識部とを有している。なお、
この文字入力手段10は、キーボードと、該キーボード
から入力された情報に基づきかな漢字変換を行うかな漢
字変換部とを有する構成としてもよい。
手書き入力するためのものであり、デジタイザにより構
成される座標入力部と、手書きにより該デジタイザに入
力された座標を検出する座標検出部と、検出された座標
から文字認識を行う文字認識部とを有している。なお、
この文字入力手段10は、キーボードと、該キーボード
から入力された情報に基づきかな漢字変換を行うかな漢
字変換部とを有する構成としてもよい。
【0028】また、上記文字列予測手段12は、入力さ
れた文字や文字列(以下単に「文字列」といった場合に
は、複数の文字からなる文字群のみならず1つの文字も
含むものとする)に続く文字列を予測して選択候補を出
力するものであり、過去の使用頻度や、前後に位置する
文字等から予測を行うものである。また、この文字列予
測手段12は、後述する再予測が指示された場合にも、
指示範囲の文字列を予測する機能をも有する。
れた文字や文字列(以下単に「文字列」といった場合に
は、複数の文字からなる文字群のみならず1つの文字も
含むものとする)に続く文字列を予測して選択候補を出
力するものであり、過去の使用頻度や、前後に位置する
文字等から予測を行うものである。また、この文字列予
測手段12は、後述する再予測が指示された場合にも、
指示範囲の文字列を予測する機能をも有する。
【0029】また、上記予測辞書14は、上記文字列予
測手段12が予測を行う際に用いる辞書であり、単語辞
書、類語辞書、単語遷移テーブル、品詞接続テーブル等
から構成されている。ここで、該単語辞書とは、単語の
情報を格納するものであり、また、上記類語辞書とは、
ある単語の類語についての情報を格納する。また、単語
遷移テーブルとは、ある単語の次につながりやすい単語
の情報を格納したものであり、また、上記品詞接続テー
ブルとは、ある単語の次につながりやすい品詞について
の情報を格納したものである。
測手段12が予測を行う際に用いる辞書であり、単語辞
書、類語辞書、単語遷移テーブル、品詞接続テーブル等
から構成されている。ここで、該単語辞書とは、単語の
情報を格納するものであり、また、上記類語辞書とは、
ある単語の類語についての情報を格納する。また、単語
遷移テーブルとは、ある単語の次につながりやすい単語
の情報を格納したものであり、また、上記品詞接続テー
ブルとは、ある単語の次につながりやすい品詞について
の情報を格納したものである。
【0030】また、上記候補文字列表示手段16は、上
記文字列予測手段12が予測した文字列を表示手段26
に表示するためのものであり、予測された文字列を選択
候補として表示手段26に表示する機能を有している。
その際、例えば、最大所定数(例えば、5つ)の予測文
字列分ごとに表示を行う。なお、この候補文字列表示手
段16は、再予測が行われた場合にも、該当位置に予測
文字列を表示するようにする。
記文字列予測手段12が予測した文字列を表示手段26
に表示するためのものであり、予測された文字列を選択
候補として表示手段26に表示する機能を有している。
その際、例えば、最大所定数(例えば、5つ)の予測文
字列分ごとに表示を行う。なお、この候補文字列表示手
段16は、再予測が行われた場合にも、該当位置に予測
文字列を表示するようにする。
【0031】また、上記選択指示入力手段18は、表示
された選択候補の中から所望の選択候補を選択するため
のものであり、上記座標入力部と上記座標検出部とは、
この選択指示入力手段18の一部を構成し、さらに、ユ
ーザにより選択された選択候補を検出する機能を有して
いる。また、この選択指示入力手段18は、表示された
選択候補の文字列のうち、一部を範囲指定する範囲指定
手段としての機能をも有し、また、範囲指定された部分
について、再予測を行うことを文字列予測手段に指示す
る再予測指示手段としての機能をも有している。
された選択候補の中から所望の選択候補を選択するため
のものであり、上記座標入力部と上記座標検出部とは、
この選択指示入力手段18の一部を構成し、さらに、ユ
ーザにより選択された選択候補を検出する機能を有して
いる。また、この選択指示入力手段18は、表示された
選択候補の文字列のうち、一部を範囲指定する範囲指定
手段としての機能をも有し、また、範囲指定された部分
について、再予測を行うことを文字列予測手段に指示す
る再予測指示手段としての機能をも有している。
【0032】また、上記文字列制御手段20は、選択指
示入力手段18により選択された選択候補の文字列のデ
ータを文字列バッファ22に格納する機能を有し、特
に、再予測後に表示された選択候補の中からある選択候
補が選択された場合には、再予測範囲、すなわち、範囲
指定された範囲を該選択された選択候補に置き換える機
能を有している。
示入力手段18により選択された選択候補の文字列のデ
ータを文字列バッファ22に格納する機能を有し、特
に、再予測後に表示された選択候補の中からある選択候
補が選択された場合には、再予測範囲、すなわち、範囲
指定された範囲を該選択された選択候補に置き換える機
能を有している。
【0033】また、文字列バッファ22は、選択された
文字列のデータを格納するためのものである。
文字列のデータを格納するためのものである。
【0034】また、出力手段24は、入力確定時に文字
列バッファ22内の文字列データを使用されているアプ
リケーションに出力する機能を有する。また、表示手段
26は、出力モニタ等から構成され、文字入力手段10
により入力された文字列や予測された選択候補や、入力
確定された選択候補等を表示する。
列バッファ22内の文字列データを使用されているアプ
リケーションに出力する機能を有する。また、表示手段
26は、出力モニタ等から構成され、文字入力手段10
により入力された文字列や予測された選択候補や、入力
確定された選択候補等を表示する。
【0035】上記図1に示す構成をハードウエア構成と
して示すと図2に示すようになる。つまり、文字入力装
置Aは、入力部100と、メモリ110と、表示部13
0と、CPU150とを有している。
して示すと図2に示すようになる。つまり、文字入力装
置Aは、入力部100と、メモリ110と、表示部13
0と、CPU150とを有している。
【0036】ここで、上記入力部100は、各種入力を
行うための入力装置であり、具体的には、デジタイザ等
により構成される。この入力部100は、文字を手書き
入力したり、表示された選択候補の中から所望の選択候
補を選択するため等に用いられる。つまり、この入力部
100は、文字入力手段10の一部と、選択指示入力手
段18の一部に対応していることになる。なお、この入
力部100は、キーボード等により構成してもよい。
行うための入力装置であり、具体的には、デジタイザ等
により構成される。この入力部100は、文字を手書き
入力したり、表示された選択候補の中から所望の選択候
補を選択するため等に用いられる。つまり、この入力部
100は、文字入力手段10の一部と、選択指示入力手
段18の一部に対応していることになる。なお、この入
力部100は、キーボード等により構成してもよい。
【0037】また、上記メモリ110は、図2に示すよ
うに、入力座標検出プログラム112、文字認識プログ
ラム114と、文字列予測プログラム116と、予測辞
書118と、候補文字列表示プログラム120と、選択
指示検出プログラム122と、文字列制御プログラム1
24とを有している。
うに、入力座標検出プログラム112、文字認識プログ
ラム114と、文字列予測プログラム116と、予測辞
書118と、候補文字列表示プログラム120と、選択
指示検出プログラム122と、文字列制御プログラム1
24とを有している。
【0038】ここで、上記入力座標検出プログラム11
2は、上記入力部100により入力された座標を検出す
るためのプログラムである。また、上記文字認識プログ
ラム114は、検出された入力座標に基づき、入力され
た文字を認識するためのプログラムである。この入力座
標検出プログラム112と文字認識プログラム114と
は、上記文字入力手段10の一部と選択指示入力手段1
8の一部に対応する。
2は、上記入力部100により入力された座標を検出す
るためのプログラムである。また、上記文字認識プログ
ラム114は、検出された入力座標に基づき、入力され
た文字を認識するためのプログラムである。この入力座
標検出プログラム112と文字認識プログラム114と
は、上記文字入力手段10の一部と選択指示入力手段1
8の一部に対応する。
【0039】また、文字列予測プログラム116は、入
力された文字列に続く文字列を予測して選択候補を出力
するためのプログラムであり、過去の使用頻度や、前後
に位置する文字等から予測を行う。また、この文字列予
測プログラム116は、再予測が指示された場合にも、
指示範囲の文字列を予測する機能をも有する。この文字
列予測プログラム116は、上記文字列予測手段12に
対応している。
力された文字列に続く文字列を予測して選択候補を出力
するためのプログラムであり、過去の使用頻度や、前後
に位置する文字等から予測を行う。また、この文字列予
測プログラム116は、再予測が指示された場合にも、
指示範囲の文字列を予測する機能をも有する。この文字
列予測プログラム116は、上記文字列予測手段12に
対応している。
【0040】また、上記予測辞書118は、上記予測辞
書14と同様の構成であり、上記文字列予測プログラム
116が予測を行う際に用いる辞書であり、単語辞書、
類語辞書、単語遷移テーブル、品詞接続テーブル等から
構成されている。
書14と同様の構成であり、上記文字列予測プログラム
116が予測を行う際に用いる辞書であり、単語辞書、
類語辞書、単語遷移テーブル、品詞接続テーブル等から
構成されている。
【0041】また、上記候補文字列表示プログラム12
0は、上記文字列予測プログラムにより予測された文字
列を表示部130に表示するためのプログラムであり、
予測された文字列を選択候補として表示部130に表示
する機能を有している。また、再予測が行われた場合に
も、該当位置に予測文字列を表示する機能をも有してい
る。この候補文字列表示プログラム120は、上記候補
文字列表示手段16に対応している。
0は、上記文字列予測プログラムにより予測された文字
列を表示部130に表示するためのプログラムであり、
予測された文字列を選択候補として表示部130に表示
する機能を有している。また、再予測が行われた場合に
も、該当位置に予測文字列を表示する機能をも有してい
る。この候補文字列表示プログラム120は、上記候補
文字列表示手段16に対応している。
【0042】また、上記選択指示検出プログラム122
は、表示された選択候補の中から選択された選択候補を
検出するためのプログラムであり、上記入力座標検出プ
ログラム112により検出された入力座標に基づき、選
択された選択候補を検出する。また、この選択指示検出
プログラム122は、表示された選択候補の文字列のう
ちの一部が範囲指定された場合には、その範囲指定され
た文字列を検出する機能と、範囲指定された部分につい
て、再予測を行うことを文字列予測プログラム116に
指示する機能をも有している。この選択指示検出プログ
ラム122は、選択指示入力手段18の一部に対応して
いる。
は、表示された選択候補の中から選択された選択候補を
検出するためのプログラムであり、上記入力座標検出プ
ログラム112により検出された入力座標に基づき、選
択された選択候補を検出する。また、この選択指示検出
プログラム122は、表示された選択候補の文字列のう
ちの一部が範囲指定された場合には、その範囲指定され
た文字列を検出する機能と、範囲指定された部分につい
て、再予測を行うことを文字列予測プログラム116に
指示する機能をも有している。この選択指示検出プログ
ラム122は、選択指示入力手段18の一部に対応して
いる。
【0043】また、上記文字列制御プログラム124
は、選択された選択候補の文字列のデータを文字列バッ
ファ152に格納するためのプログラムであり、特に、
再予測後に表示された選択候補の中からある選択候補が
選択された場合には、再予測範囲、すなわち、範囲指定
された範囲を該選択された選択候補に置き換える機能を
有している。この文字列制御プログラム124は、上記
文字列制御手段20に対応している。
は、選択された選択候補の文字列のデータを文字列バッ
ファ152に格納するためのプログラムであり、特に、
再予測後に表示された選択候補の中からある選択候補が
選択された場合には、再予測範囲、すなわち、範囲指定
された範囲を該選択された選択候補に置き換える機能を
有している。この文字列制御プログラム124は、上記
文字列制御手段20に対応している。
【0044】また、上記表示部130は、画像データを
表示するための表示装置であり、LCDにより構成され
る。つまり、入力部100と表示部130とはLCD一
体型のデジタイザとして構成される。なお、この表示部
130は、CRTモニタ等により構成してもよい。この
表示部130は、上記表示手段26に対応している。
表示するための表示装置であり、LCDにより構成され
る。つまり、入力部100と表示部130とはLCD一
体型のデジタイザとして構成される。なお、この表示部
130は、CRTモニタ等により構成してもよい。この
表示部130は、上記表示手段26に対応している。
【0045】なお、この表示部130に表示される文字
入力エリア134の表示画像は、通常の入力モードで
は、図3に示すように構成される。つまり、文字記入枠
136と、文字列編集エリア138と、選択候補表示エ
リア140と、予測指示キー142と、確定指示キー1
44とを有している。この文字入力エリア134は、表
示部130の表示画面132の一部に表示され、ワープ
ロのアプリケーションソフトウエアを使用する際等にア
プリケーションソフトウエアの表示画像に重ねて表示さ
れる。
入力エリア134の表示画像は、通常の入力モードで
は、図3に示すように構成される。つまり、文字記入枠
136と、文字列編集エリア138と、選択候補表示エ
リア140と、予測指示キー142と、確定指示キー1
44とを有している。この文字入力エリア134は、表
示部130の表示画面132の一部に表示され、ワープ
ロのアプリケーションソフトウエアを使用する際等にア
プリケーションソフトウエアの表示画像に重ねて表示さ
れる。
【0046】上記文字記入枠136は、文字を手書きに
より入力するための記入枠であり、各記入枠に一文字ず
つ書き込んでいく。また、上記文字列編集エリア138
は、確定入力された文字列を順次表示していくための表
示エリアである。また、選択候補表示エリア140は、
予測等により抽出された選択候補を所定数ずつ表示する
ための表示エリアである。複数の選択候補のうち1つの
選択候補を選択するには、その選択候補の領域を押圧操
作すればよく、また、ある選択候補の中の一部を範囲指
定するには、その範囲をドラッグ操作すればよい。ま
た、予測指示キー142は、文字列の予測を行う場合に
使用するものであり、押圧操作することにより予測処理
が行われる。また、確定指示キー144は、選択候補を
確定入力する場合に使用するものであり、押圧操作する
ことにより確定入力処理が行われる。
より入力するための記入枠であり、各記入枠に一文字ず
つ書き込んでいく。また、上記文字列編集エリア138
は、確定入力された文字列を順次表示していくための表
示エリアである。また、選択候補表示エリア140は、
予測等により抽出された選択候補を所定数ずつ表示する
ための表示エリアである。複数の選択候補のうち1つの
選択候補を選択するには、その選択候補の領域を押圧操
作すればよく、また、ある選択候補の中の一部を範囲指
定するには、その範囲をドラッグ操作すればよい。ま
た、予測指示キー142は、文字列の予測を行う場合に
使用するものであり、押圧操作することにより予測処理
が行われる。また、確定指示キー144は、選択候補を
確定入力する場合に使用するものであり、押圧操作する
ことにより確定入力処理が行われる。
【0047】また、CPU150は、文字入力装置Aに
おける各部の動作を制御するための中央制御装置であ
る。このCPU150は、文字列バッファ152を有し
ている。
おける各部の動作を制御するための中央制御装置であ
る。このCPU150は、文字列バッファ152を有し
ている。
【0048】上記構成の文字入力装置Aの動作について
図4等を使用して説明する。まず、文字入力手段10に
より1つの文字を入力する(S10)。すると、文字入
力手段10において文字認識が行われ(S11)、文字
認識結果が文字列制御手段20により表示手段26に表
示される。つまり、文字記入枠136にある文字を手書
きで入力すると、認識された文字が活字の状態に変換さ
れて表示される。
図4等を使用して説明する。まず、文字入力手段10に
より1つの文字を入力する(S10)。すると、文字入
力手段10において文字認識が行われ(S11)、文字
認識結果が文字列制御手段20により表示手段26に表
示される。つまり、文字記入枠136にある文字を手書
きで入力すると、認識された文字が活字の状態に変換さ
れて表示される。
【0049】そして、予測指示キー142により予測指
示が行われた場合には、文字列予測手段12が、入力文
字列から始まる文字列を予測する(S13)。このステ
ップS13の処理が、上記予測工程や予測処理に該当す
る。一方、予測を行わずに、さらに文字を入力する場合
には、ステップS10に戻ることになる。
示が行われた場合には、文字列予測手段12が、入力文
字列から始まる文字列を予測する(S13)。このステ
ップS13の処理が、上記予測工程や予測処理に該当す
る。一方、予測を行わずに、さらに文字を入力する場合
には、ステップS10に戻ることになる。
【0050】そして、文字列が予測された場合には、該
文字列を選択候補として表示する(S15)。つまり、
候補文字列表示手段16が、文字列予測手段12から予
測された文字列の情報を受け取り、表示手段26に表示
させる。ここで、該文字入力手段10と文字列予測手段
12と候補文字列表示手段16等が上記選択候補抽出・
表示手段として機能する。また、該候補文字列表示手段
16は、上記選択候補表示手段として機能する。また、
このステップS15は、上記選択候補抽出・表示工程
や、上記選択候補抽出・表示処理や、上記選択候補表示
工程や、上記選択候補表示処理に該当する。
文字列を選択候補として表示する(S15)。つまり、
候補文字列表示手段16が、文字列予測手段12から予
測された文字列の情報を受け取り、表示手段26に表示
させる。ここで、該文字入力手段10と文字列予測手段
12と候補文字列表示手段16等が上記選択候補抽出・
表示手段として機能する。また、該候補文字列表示手段
16は、上記選択候補表示手段として機能する。また、
このステップS15は、上記選択候補抽出・表示工程
や、上記選択候補抽出・表示処理や、上記選択候補表示
工程や、上記選択候補表示処理に該当する。
【0051】例えば、図5に示すように、「情報」の文
字が手書き入力されて(図5(a))文字認識され、予
測指示を行った場合を例に取ると、ステップS15で
は、例えば、図5(b)に示すように、「情報」、「情
報社会」、「情報処理技術」、「情報工学」の各文字列
が表示される。
字が手書き入力されて(図5(a))文字認識され、予
測指示を行った場合を例に取ると、ステップS15で
は、例えば、図5(b)に示すように、「情報」、「情
報社会」、「情報処理技術」、「情報工学」の各文字列
が表示される。
【0052】次に、文字列選択のみか否かが判定されて
(S16)、文字列選択のみである場合には、選択され
た選択候補の文字列のデータが文字列バッファ22に格
納される。一方、文字列選択のみでない場合には、文字
列選択があり、かつ、再予測のための範囲指定があった
か否かが判定される(S18)。つまり、具体的な操作
としては、例えば、表示された選択候補の中からある選
択候補の文字列の表示部分を押圧してその選択候補を選
択し、その選択候補の中において範囲指定の操作を行わ
ない場合には、つまり、選択指示入力手段18により、
選択候補の選択のみが行われた場合には、ステップS1
6からステップS17に移行し、一方、表示された選択
候補の中からある選択候補の文字列の一部をドラッグ操
作する等して範囲指定した場合、つまり、選択指示入力
手段18により、選択候補の選択とともに範囲指定が行
われた場合には、ステップS16からステップS18を
経てステップS19に移行することになる。この選択指
示入力手段18は、上記指示手段として機能する。この
範囲指定が行われたことは、上記選択指示検出プログラ
ム122等により検出される。この検出は、上記検出工
程や、上記検出処理に該当する。
(S16)、文字列選択のみである場合には、選択され
た選択候補の文字列のデータが文字列バッファ22に格
納される。一方、文字列選択のみでない場合には、文字
列選択があり、かつ、再予測のための範囲指定があった
か否かが判定される(S18)。つまり、具体的な操作
としては、例えば、表示された選択候補の中からある選
択候補の文字列の表示部分を押圧してその選択候補を選
択し、その選択候補の中において範囲指定の操作を行わ
ない場合には、つまり、選択指示入力手段18により、
選択候補の選択のみが行われた場合には、ステップS1
6からステップS17に移行し、一方、表示された選択
候補の中からある選択候補の文字列の一部をドラッグ操
作する等して範囲指定した場合、つまり、選択指示入力
手段18により、選択候補の選択とともに範囲指定が行
われた場合には、ステップS16からステップS18を
経てステップS19に移行することになる。この選択指
示入力手段18は、上記指示手段として機能する。この
範囲指定が行われたことは、上記選択指示検出プログラ
ム122等により検出される。この検出は、上記検出工
程や、上記検出処理に該当する。
【0053】そして、ステップS19では、範囲指定に
より指定された範囲について、さらに、文字列を予測す
る。この再予測については、文字列制御手段20から範
囲指定された文字列の情報が文字列予測手段12に送ら
れ、該文字列予測手段12が文字列の予測を行う。つま
り、この場合には、文字列予測手段12は、上記部分領
域の文字列を予測する予測手段や、第2の予測手段とし
て機能し、このステップS19の処理は、上記部分領域
の文字列を予測する予測工程や、上記第2の予測工程
や、上記部分領域の文字列を予測する予測処理や、第2
の予測処理に該当する。
より指定された範囲について、さらに、文字列を予測す
る。この再予測については、文字列制御手段20から範
囲指定された文字列の情報が文字列予測手段12に送ら
れ、該文字列予測手段12が文字列の予測を行う。つま
り、この場合には、文字列予測手段12は、上記部分領
域の文字列を予測する予測手段や、第2の予測手段とし
て機能し、このステップS19の処理は、上記部分領域
の文字列を予測する予測工程や、上記第2の予測工程
や、上記部分領域の文字列を予測する予測処理や、第2
の予測処理に該当する。
【0054】例えば、図5に示す例では、図5(c)に
示すように、「情報処理技術」についての選択候補にお
いて、「処理」の部分を範囲指定した場合には、この
「処理」の部分について予測が行われる。つまり、「処
理」の前後に位置する「情報」、「技術」の文字列や、
処理の類語等から予測が行われる。
示すように、「情報処理技術」についての選択候補にお
いて、「処理」の部分を範囲指定した場合には、この
「処理」の部分について予測が行われる。つまり、「処
理」の前後に位置する「情報」、「技術」の文字列や、
処理の類語等から予測が行われる。
【0055】文字列の予測が行われたら、選択候補の文
字列を表示する(S20)。この場合には、選択候補表
示エリア140には、範囲指定が行われた選択候補のみ
の表示に切り替わるとともに、範囲指定された文字列に
ついて予測した文字列が1又は複数表示される。つま
り、図5の例では、図5(d)に示すように、選択候補
表示エリア140において、「情報処理技術」と表示さ
れるとともに、「処理」の部分については、予測候補の
文字列が並べて表示される。
字列を表示する(S20)。この場合には、選択候補表
示エリア140には、範囲指定が行われた選択候補のみ
の表示に切り替わるとともに、範囲指定された文字列に
ついて予測した文字列が1又は複数表示される。つま
り、図5の例では、図5(d)に示すように、選択候補
表示エリア140において、「情報処理技術」と表示さ
れるとともに、「処理」の部分については、予測候補の
文字列が並べて表示される。
【0056】そして、選択候補から1つの文字列が選択
されたら、再予測範囲、つまり、範囲指定した文字列を
選択された選択候補で置き換える処理を行う(S2
2)。つまり、選択候補表示エリア140には、範囲指
定された領域が置き換えられた形で表示される。図5の
例において、「処理」の代わりに「通信」が選択された
場合には、選択候補表示エリア140には、「情報通信
処理」と表示される。
されたら、再予測範囲、つまり、範囲指定した文字列を
選択された選択候補で置き換える処理を行う(S2
2)。つまり、選択候補表示エリア140には、範囲指
定された領域が置き換えられた形で表示される。図5の
例において、「処理」の代わりに「通信」が選択された
場合には、選択候補表示エリア140には、「情報通信
処理」と表示される。
【0057】その後、文字列制御手段20は、文字列バ
ッファ22において、置き換えられた文字列の情報に置
き換える処理を行う(S17)。
ッファ22において、置き換えられた文字列の情報に置
き換える処理を行う(S17)。
【0058】その後、確定指示キーにより確定操作が行
われる(S23)と、確定された選択候補、つまり、選
択候補表示エリア140に表示されている文字列で選択
された文字列が文字列編集エリア138に追加されると
ともに、上記文字列バッファ22はクリアされる(S2
4)。
われる(S23)と、確定された選択候補、つまり、選
択候補表示エリア140に表示されている文字列で選択
された文字列が文字列編集エリア138に追加されると
ともに、上記文字列バッファ22はクリアされる(S2
4)。
【0059】なお、図5に示す例では、文字列における
途中の文字列を範囲指定した場合について説明したが、
これには限られず、先頭の文字を含む文字列を範囲指定
した場合や、最後の文字を含む文字列を範囲指定した場
合でも、同様である。
途中の文字列を範囲指定した場合について説明したが、
これには限られず、先頭の文字を含む文字列を範囲指定
した場合や、最後の文字を含む文字列を範囲指定した場
合でも、同様である。
【0060】また、再予測を行って表示された選択候補
の一部をさらに範囲指定して、再々予測を行う等再予測
を階層的に複数回行うようにしてもよい。その場合の例
としては、図6に示すようになり、「情報」と入力する
ことにより(図6(a))表示された選択候補(図6
(b))の中から「情報処理技術」を選択するととも
に、「処理技術」を範囲指定し(図6(c))、再予測
の結果、表示された選択候補(図6(d))の中から
「通信技術」を選択し、さらに、「技術」を範囲指定し
(図6(e))、再々予測の結果「手法」を選択する
(図6(f))ことにより、「情報通信手法」の選択候
補を得ることができる。
の一部をさらに範囲指定して、再々予測を行う等再予測
を階層的に複数回行うようにしてもよい。その場合の例
としては、図6に示すようになり、「情報」と入力する
ことにより(図6(a))表示された選択候補(図6
(b))の中から「情報処理技術」を選択するととも
に、「処理技術」を範囲指定し(図6(c))、再予測
の結果、表示された選択候補(図6(d))の中から
「通信技術」を選択し、さらに、「技術」を範囲指定し
(図6(e))、再々予測の結果「手法」を選択する
(図6(f))ことにより、「情報通信手法」の選択候
補を得ることができる。
【0061】以上のように本実施例の文字入力装置Aに
よれば、予測により表示された選択候補が、入力希望文
字列と完全に一致していなくても、一致していない部分
をさらに予測することにより、少ない労力で入力希望文
字列を入力することができる。特に、最初に予測した選
択候補を膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に
文字列の入力を行うことが可能となる。また、ある選択
候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合に
は、後に続く文字列も予測に用いることができるので、
予測精度が向上し、入力希望文字列を効率的に予測する
ことが可能となる。
よれば、予測により表示された選択候補が、入力希望文
字列と完全に一致していなくても、一致していない部分
をさらに予測することにより、少ない労力で入力希望文
字列を入力することができる。特に、最初に予測した選
択候補を膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に
文字列の入力を行うことが可能となる。また、ある選択
候補の中の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合に
は、後に続く文字列も予測に用いることができるので、
予測精度が向上し、入力希望文字列を効率的に予測する
ことが可能となる。
【0062】また、上記の説明では、文字入力装置とし
て説明したが、上記の文字入力装置の動作を行うための
プログラムを記録媒体に格納して、装置に読み込むよう
にしてもよい。つまり、上記メモリ110に格納された
プログラム、特に、文字列予測プログラム116と、予
測辞書118と、候補文字列表示プログラム120と、
選択指示検出プログラム122と、文字列制御プログラ
ム124とを記録媒体に格納して、必要な場合に、コン
ピュータにインストールして使用してもよい。
て説明したが、上記の文字入力装置の動作を行うための
プログラムを記録媒体に格納して、装置に読み込むよう
にしてもよい。つまり、上記メモリ110に格納された
プログラム、特に、文字列予測プログラム116と、予
測辞書118と、候補文字列表示プログラム120と、
選択指示検出プログラム122と、文字列制御プログラ
ム124とを記録媒体に格納して、必要な場合に、コン
ピュータにインストールして使用してもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明に基づく文字入力装置、文字入力
方法及びコンピュータ読取り可能な記録媒体によれば、
予測により表示された選択候補が、入力希望文字列と完
全に一致していなくても、一致していない部分をさらに
予測することにより、少ない労力で入力希望文字列を入
力することができる。特に、最初に予測した選択候補を
膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に文字列の
入力を行うことが可能となる。また、ある選択候補の中
の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合には、後に続
く文字列も予測に用いることができるので、予測精度が
向上し、入力希望文字列を効率的に予測することが可能
となる。
方法及びコンピュータ読取り可能な記録媒体によれば、
予測により表示された選択候補が、入力希望文字列と完
全に一致していなくても、一致していない部分をさらに
予測することにより、少ない労力で入力希望文字列を入
力することができる。特に、最初に予測した選択候補を
膨大に表示する必要がなくなるので、効率的に文字列の
入力を行うことが可能となる。また、ある選択候補の中
の先頭や途中の文字列を範囲指定した場合には、後に続
く文字列も予測に用いることができるので、予測精度が
向上し、入力希望文字列を効率的に予測することが可能
となる。
【図1】本発明の実施例に基づく文字入力装置の構成を
機能的に示すブロック図である。
機能的に示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づく文字入力装置の構成を
ハード的に示すブロック図である。
ハード的に示すブロック図である。
【図3】表示部への表示状態の例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】本発明の実施例に基づく文字入力装置の動作を
示す説明図である。
示す説明図である。
A 文字入力装置 10 文字入力手段 12 文字列予測手段 14 予測辞書 16 候補文字列表示手段 18 選択指示入力手段 20 文字列制御手段 22 文字列バッファ 24 出力手段 26 表示手段 100 入力部 116 文字列予測プログラム 122 選択指示検出プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 ME17 ME22 MG00 5E501 AA02 AC33 BA05 CA03 CB02 DA15 EA12 EB19 FA13 FA23 FA43
Claims (15)
- 【請求項1】 文字を入力する文字入力装置であって、 1又は複数の文字列を選択候補として抽出して表示する
選択候補抽出・表示手段と、 選択候補として表示されたある文字列の一部である部分
領域を指示する指示手段と、 該指示手段により指示された部分領域の文字列を予測す
る予測手段と、を有することを特徴とする文字入力装
置。 - 【請求項2】 文字を入力する文字入力装置であって、 ユーザが文字の入力操作を行うための文字入力手段と、 該文字入力手段により入力された文字に基づき、文字列
を予測する予測手段と、 予測された文字列を選択候補として表示する選択候補表
示手段と、 選択候補として表示されたある文字列の一部である部分
領域を指示する指示手段と、 該指示手段により指示された部分領域の文字列を予測す
る第2の予測手段と、を有することを特徴とする文字入
力装置。 - 【請求項3】 上記指示手段が、上記部分領域の一部の
領域についても指示可能であり、上記再予測手段が、該
部分領域の一部の領域の文字列を予測することを特徴と
する請求項2に記載の文字入力装置。 - 【請求項4】 上記部分領域は、文字列における任意の
領域であることを特徴とする請求項1又は2又は3に記
載の文字入力装置。 - 【請求項5】 上記部分領域の文字列を予測する予測手
段は、少なくとも、選択候補としての文字列における上
記部分領域以外の領域の文字を予測に用いることを特徴
とする請求項1又は2又は3又は4に記載の文字入力装
置。 - 【請求項6】 ユーザにより入力された文字に基づき文
字列を予測して入力する文字入力方法であって、 1又は複数の文字列を選択候補として抽出して表示する
選択候補抽出・表示工程と、 選択候補として表示された文字列の一部である部分領域
がユーザにより指示された場合に、該部分領域を検出す
る検出工程と、 該検出手段により検出された部分領域の文字列を予測す
る予測工程と、を有することを特徴とする文字入力方
法。 - 【請求項7】 ユーザにより入力された文字に基づき文
字列を予測して入力する文字入力方法であって、 ユーザにより入力された文字に基づき、文字列を予測す
る予測工程と、 予測された文字列を選択候補として表示する選択候補表
示工程と、 選択候補として表示された文字列の一部である部分領域
がユーザにより指示された場合に、該部分領域を検出す
る検出工程と、 該検出手段により検出された部分領域の文字列を予測す
る第2の予測工程と、を有することを特徴とする文字入
力方法。 - 【請求項8】 ユーザにより、上記部分領域の一部の領
域について指示された場合に、上記再予測工程におい
て、該部分領域の一部の領域の文字列を予測することを
特徴とする請求項7に記載の文字入力方法。 - 【請求項9】 上記部分領域は、文字列における任意の
領域であることを特徴とする請求項6又は7又は8に記
載の文字入力方法。 - 【請求項10】 上記部分領域の文字列を予測する予測
工程は、少なくとも、選択候補としての文字列における
上記部分領域以外の領域の文字を予測に用いることを特
徴とする請求項6又は7又は8又は9に記載の文字入力
方法。 - 【請求項11】 文字入力用のプログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体であって、 1又は複数の文字列を選択候補として抽出して表示する
選択候補抽出・表示処理と、 選択候補として表示された文字列の一部である部分領域
がユーザにより指示された場合に、該部分領域を検出す
る検出処理と、 該検出処理において検出された部分領域の文字列を予測
する予測処理と、をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
体。 - 【請求項12】 文字入力用のプログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体であって、 ユーザにより入力された文字に基づき、文字列を予測す
る予測処理と、 予測された文字列を選択候補として表示する選択候補表
示処理と、 選択候補として表示された文字列の一部である部分領域
がユーザにより指示された場合に、該部分領域を検出す
る検出処理と、 該検出処理において検出された部分領域の文字列を予測
する第2の予測処理と、をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体。 - 【請求項13】 ユーザにより、上記部分領域の一部の
領域について指示された場合に、上記再予測処理におい
て、該部分領域の一部の領域の文字列を予測することを
特徴とする請求項12に記載のコンピュータ読取り可能
な記録媒体。 - 【請求項14】 上記部分領域は、文字列における任意
の領域であることを特徴とする請求項11又は12又は
13に記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項15】 上記部分領域の文字列を予測する予測
処理は、少なくとも、選択候補としての文字列における
上記部分領域以外の領域の文字を予測に用いることを特
徴とする請求項11又は12又は13又は14に記載の
コンピュータ読取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087172A JP2001273290A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 文字入力装置、文字入力方法及びコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087172A JP2001273290A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 文字入力装置、文字入力方法及びコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001273290A true JP2001273290A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18603222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000087172A Pending JP2001273290A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 文字入力装置、文字入力方法及びコンピュータ読取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001273290A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257431A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Pioneer Electronic Corp | 操作入力処理装置、ナビゲーション装置、及び操作入力処理方法 |
JP2009505175A (ja) * | 2005-08-12 | 2009-02-05 | カンヌウ ピーティーワイ エルティーディー | データベースからデータベース項目を選択するための改良した方法及び装置 |
JP2010518534A (ja) * | 2007-02-12 | 2010-05-27 | グーグル・インコーポレーテッド | 文脈上の入力方法 |
-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000087172A patent/JP2001273290A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI475406B (zh) * | 2007-02-12 | 2015-03-01 | Google Inc | 取決於上下文之輸入方法 |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050614 |