JP2002215279A - 電柱情報入力方法、及び電柱情報入力装置 - Google Patents

電柱情報入力方法、及び電柱情報入力装置

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JP2002215279A
JP2002215279A JP2000398508A JP2000398508A JP2002215279A JP 2002215279 A JP2002215279 A JP 2002215279A JP 2000398508 A JP2000398508 A JP 2000398508A JP 2000398508 A JP2000398508 A JP 2000398508A JP 2002215279 A JP2002215279 A JP 2002215279A
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Masahiro Tanoue
眞廣 田之上
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Kyudenko Corp
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Kyudenko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ディスプレイ16上に地図データデータ
ベース15に記憶されている地図情報を表示するステッ
プと、電池ペン4によりディスプレイ16上の所定位置
を指定するステップと、該所定位置の位置情報を認識す
るステップと、ディスプレイ16上に電柱情報編集ウイ
ンドウを表示するステップと、電子ペン4により上記編
集ウインドウから電柱に関連する情報を入力するステッ
プと、入力された電柱に関する情報に基づいて電柱に関
する記号をシンボルデータファイル24bから読み出し
てディスプレイ16の指定された所定位置に表示するス
テップと、入力された電柱に関する情報をデータベース
14に記憶するステップと、からなる電柱情報入力方
法。 【効果】 ディスプレイ16上に表示された現在位置の
地図情報上の位置を指定することにより電柱に関する各
種情報を容易に入力することができ、電柱情報入力作業
を極めて効率的に行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATV等のケー
ブルの架設等に関連する各種電柱情報を入力するための
電柱情報入力装置及び電柱情報入力方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】各種ケーブルの架設等に際して、当該ケ
ーブルを架設する地域において、事前に電柱の位置、径
間長、周辺の電線引きこみ住宅等の各種情報を調査する
必要がある。
【0003】このような調査は、従来、現場にて調査用
紙に手書きで電柱に関する情報を書き込むことにより行
っていた。また、コンピュータ画面上に表示される各種
入力項目に従って、各種情報を入力し得るコンピュータ
を利用した電柱情報入力装置も考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
手作業での調査は、極めて煩雑な作業を要求されるもの
であり、より効率的な作業が求められていた。また、コ
ンピュータを利用した従来の電柱情報入力装置は、例え
ば電柱の位置情報を住所等で入力するものであり、その
電柱が地図上のどの位置に存在するか等は、別途地図等
を開いて、手作業で確認する必要があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、表示手段に表示される地図画面上に電
柱情報を入力することができ、効率的にデータの入力作
業が行えると共に、入力された電柱に関する情報を地図
画面上に表示することのできる電柱情報入力装置及び電
柱情報入力方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、地図情報を表示し得る表示手段、地図情報
を記憶している地図情報記憶手段、各種情報を入力する
ための入力手段、該入力手段から入力された各種情報を
記憶するための電柱情報記憶手段、上記入力手段による
入力操作に基づいて各種制御を行う制御手段とを有する
コンピュータを利用した電柱情報入力方法であって、上
記制御手段が、上記表示手段に上記地図情報記憶手段に
記憶されている地図情報を地図画面として表示するステ
ップと、上記入力手段による上記地図画面上の所定位置
の指定を検出し、当該位置の位置情報を認識するステッ
プと、上記表示手段に入力情報編集ウインドウを表示す
るステップと、上記入力手段による上記ウインドウから
の電柱に関する情報の入力を検出するステップと、入力
された電柱に関する情報に基づいて電柱に関する記号を
上記地図情報記憶手段から読み出して上記地図画面上の
指定された上記所定位置に表示するステップと、入力さ
れた電柱に関する情報を上記電柱情報記憶手段に記憶す
るステップと、を実行することを特徴とする電柱情報入
力方法により構成されるものである。
【0007】上記表示手段は例えば液晶ディスプレイ
(16)等により構成することが好ましい。上記地図情
報記憶手段は、例えば汎用の地図データベース(15)
及びシンボルデータファイル(24a)等により構成す
ることが好ましい。上記入力手段は、例えば電子ペン
(7)やタッチパネル(17)等により構成することが
好ましいが、その他キーボード、マウス等により構成す
ることができる。上記電柱情報記憶手段は、例えばハー
ドディスク等に設けられたデータベース(14)等によ
り構成することが好ましい。上記制御手段は、CPU
(11)、及び電柱情報入力操作の制御を行うメインプ
ログラムとしての操作部ソフトウエア(23)、地図デ
ータベース(15)に基づいて地図データの表示制御等
を行う地図制御ソフトウエア(24)、及び支援ソフト
ウエア(24a)等により構成することが好ましい。上
記地図画面は例えば電柱情報入力画面(120)等によ
り構成することが好ましい。上記所定位置の位置情報は
例えば方位角(緯度、経度)等により認識することがで
きる。上記入力情報編集ウインドウは例えば図21の電
柱情報編集ウインドウ(300)等のように電子ペン
(4)でプロット等することで各種情報を入力可能に構
成することが好ましいが、これに限定されない。上記電
柱に関する情報は、例えば、電柱番号、電柱種類、電柱
材質、光ケーブルの種類等の各種情報を入力可能に構成
することができる。上記電柱に関する記号は、各種の電
柱の種類を示す記号、ハウスカウント記号等により構成
することが好ましい。
【0008】また、地図情報を表示し得る表示手段、地
図情報を記憶している地図情報記憶手段、各種情報を入
力するための入力手段、該入力手段から入力された各種
情報を記憶するための電柱情報記憶手段、上記入力手段
による入力操作に基づいて各種制御を行う制御手段とを
有するコンピュータを利用した電柱情報入力方法であっ
て、上記制御手段が、上記表示手段に電柱情報入力のた
めの情報入力ボタン及び地図情報記憶手段に記憶されて
いる地図情報を地図画面として表示するステップと、上
記入力手段による所定の上記情報入力ボタンの指定を検
出するステップと、上記入力手段による地図画面上の電
柱に関する記号及び情報入力位置の指定を検出し、該情
報入力位置の位置情報及び指定された電柱に関する記号
を認識するステップと、指定された上記情報入力ボタン
に関連した情報記号を上記地図情報記憶手段から読み出
して上記地図画面上の指定された上記情報入力位置に表
示するステップと、上記情報記号に関する情報を電柱情
報記憶手段に記憶するステップと、を実行することを特
徴とする電柱情報入力方法により構成されるものであ
る。
【0009】上記電柱情報入力のための情報入力ボタン
は、例えば地図情報と共に表示され、支線登録ボタン
(129)等が表示されたツールバー(122)等によ
り構成することが好ましい。尚、上記電柱情報とは、例
えば電柱に関する支線、トランス等の情報を含むもので
ある。上記情報入力ボタンは、例えば、支線登録ボタン
(129)、トランス登録ボタン(130)等により構
成することが好ましい。上記電柱に関する記号は、例え
ば既に登録されている電柱記号等であることが好まし
い。上記情報入力位置は、例えば支線登録であれば支線
の位置、方向等であり、径間長登録であれば径間長を算
出したい2つの電柱に関する記号の位置等が情報入力位
置となる。上記情報入力ボタンに関連した情報記号は、
支線登録であれば例えば支線の方向を示す矢印状の記
号、トランス登録であれば例えば「T」の記号、等で構
成することが好ましい。上記情報記号に関する情報と
は、支線登録であれば支線の数、方向等により構成する
ことが好ましい。
【0010】また、地図情報を記憶した地図情報記憶手
段と、上記地図情報記憶手段に記憶されている地図を地
図画面として表示し得る表示手段と、該表示手段から各
種情報を入力し得る入力手段と、該入力手段の入力操作
に基づいて各種情報処理を行う制御手段と、上記入力操
作に基づいて入力された各種情報を記憶し得る電柱情報
記憶手段とを有し、上記制御手段は、上記入力手段が上
記地図画面上の所定位置を指定するとその位置情報を認
識する位置情報認識手段、該認識手段の認識に基づいて
上記表示手段に入力情報編集ウインドウを表示する編集
ウインドウ表示手段、上記ウインドウから上記入力手段
により電柱に関連する情報の入力があると、入力された
電柱に関する情報に基づいて上記電柱に関する記号を上
記地図情報記憶手段から読み出して上記地図画面上の上
記所定位置に表示する表示制御手段、上記入力された電
柱に関する情報を上記電柱情報記憶手段に記憶する記憶
制御手段、とを具備するものであることを特徴とする電
柱情報入力装置により構成されるものである。
【0011】上記位置情報認識手段は、例えば電子ペン
(4)等により地図画面上をプロットすると当該プロッ
ト位置の緯度・経度情報等を認識するものである(例え
ば、図35の位置情報検出手段(59)、部品情報・位
置情報認識手段(60)等)。上記編集ウインドウ表示
手段は、例えば電柱情報編集ウインドウ(300)等を
表示手段に表示するものである(例えば、図35の編集
ウインドウ表示手段(63)等)。上記表示制御手段
は、上記表示手段の地図画面上に例えば電柱記号等の各
種記号等を表示するものである(例えば、図35の描画
要求手段(56)、地図表示制御手段(58)等)。上
記記憶制御手段は、上記データベース(14)等の地図
情報記憶手段内に各種電柱情報等を記憶する機能を有す
るものである(例えば、図35の記憶制御手段(64)
等)。
【0012】また、地図情報を記憶した地図情報記憶手
段と、電柱情報入力のための情報入力ボタン及び上記地
図情報記憶手段に記憶されている地図を地図画面として
表示し得る表示手段と、該表示手段から各種情報を入力
し得る入力手段と、該入力手段の入力操作に基づいて各
種情報処理を行う制御手段と、上記入力操作に基づいて
入力された各種情報を記憶し得る電柱情報記憶手段とを
有し、上記制御手段は、上記入力手段が上記情報入力ボ
タン、上記地図画面上の電柱に関する記号及び情報入力
位置を指定すると、指定された上記記号及び情報入力位
置を認識する部品位置情報認識手段、上記指定された情
報入力ボタンに関連した情報記号を上記地図情報記憶手
段から読み出して、該情報記号を上記地図画面上の上記
情報入力位置に表示する表示制御手段、上記情報記号に
関する情報を上記電柱情報記憶手段に記憶する記憶制御
手段、とを具備するものであることを特徴とする電柱情
報入力装置により構成されるものである。
【0013】上記部品位置情報認識手段は、例えば電子
ペン(4)等により地図画面上で指定された部品及び情
報入力位置を認識するものである(例えば図35の部品
取得手段(68)、位置情報検出手段(59)、部品情
報・位置情報認識手段(60)等)。
【0014】尚、本欄において、各構成要件に対応して
実施形態における各部の符号をかっこ書で示したが、こ
れは対応関係を明確にするために便宜上付したもので、
これに限定されるものではない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明にかかる電柱情報入力装置の
全体構成を示す図であり、いいわゆる携帯用パソコン等
により構成された複数の経路情報入力端末1と、当該入
力端末1と携帯電話2を介して通信可能に形成された基
地局サーバ3により構成されている。上記入力端末1に
おいて、4は各種情報を画面1a上から入力するための
電子ペン、5は各種電柱の写真を撮影して該端末1に取
り込むためのデジタルカメラ、6は上記入力端末1の現
在位置情報を検出して現在位置の地図情報を上記画面1
a上に表示するためのGPSアンテナである。尚、上記
基地局サーバ3には、サーバパソコン7、上記携帯電話
2と通信をするためのモデム9及びターミナルアダプタ
10、各種報告書等を印刷するためのプリンタ8が接続
されている。
【0017】図2は上記情報入力端末1の構成図であ
り、11は制御手段としてのCPU、12は各種アプリ
ケーションプログラムが記憶され、RAMから構成され
た主記憶装置、13はハードディスク等から構成された
補助記憶装置であり、該補助記憶装置13には、各種電
柱情報を記憶するための電柱情報記憶手段としてのデー
タベース14、地図データが記憶された市販の汎用地図
データベース(地図データ記憶手段)15が格納されて
いる。
【0018】16は上記CPU11に接続され、液晶に
より構成されたディスプレイ、17は上記ディスプレイ
16後方に配置されたタッチパネルであり、上記電子ペ
ン4により上記ディスプレイ16上をタッチすること
で、上記タッチパネル17を介して各種情報の入力が行
えるように構成されている。
【0019】18はPCMCIA規格のカードインター
フェースであり、当該インターフェイス18には、PH
S通信カード19、携帯電話通信カード20が接続され
ており、各々のカード19,20にPHS電話2’、携
帯電話2を接続して、上記基地サーバ3と通信可能に構
成されている。21は上記インターフェース18に接続
されたCOMカードであり、該カード21には上記GP
Sアンテナ6が接続されており、上記CPU11は該ア
ンテナ6で検出した位置情報に基づいて上記地図データ
ベース15の地図データを検索し、上記ディスプレイ1
6上に現在位置の地図を表示できるように構成されてい
る。
【0020】22は上記CPU11に接続されたUSB
インターフェースであり、上記デジタルカメラ5が接続
されている。
【0021】上記主記憶装置12には、上記データベー
ス14の各種情報に基づいて後述の電柱情報入力等の各
種制御を行うメインプログラムとしての操作部ソフトウ
エア23(以下、操作部ソフトという)、上記地図デー
タベース15内の地図データに基づいて、ディスプレイ
16上に地図を表示するための既存の地図制御用ソフト
ウエア(以下、地図ソフトという)24、上記操作部ソ
フト23と上記地図ソフト24との間でDDE通信等に
より各種のデータの交換を行う地図ソフト支援プログラ
ム24a(以下支援ソフトという)、地図上に表示され
る各種シンボル(電柱に関する情報)が格納されたシン
ボル記憶手段としてのシンボルデータファイル24bが
格納されている。上記地図ソフト24は上記地図データ
ベース15と共に、市販の地図表示ソフトを使用するこ
とができる。尚、当該地図ソフト24には図36に示す
ようにディスプレイ16上で特定される地図上の地点を
後述のローカル座標として認識し、当該地点のローカル
座標を緯度・経度に変換するためのライブラリーを具備
している。
【0022】このシンボルは、図3に示すように、電柱
部品(同図(a))、ハウスカウント部品(同図
(c))により構成されており、上記電柱部品には、電
柱記号25、該電柱に載置されているトランスとその設
置方向を示すトランス記号T、電柱の支持部材の方向を
示す矢印状の支線記号26により構成されている。尚、
上記電柱記号25は図3(b)に示すように電柱の種類
によって、各種の記号が選択できるように構成されてい
る。上記ハウスカウント部品(c)は、円形の住宅記号
29及び三角形のオフィス記号30により構成されてい
る。また、図3(a)に示す電柱番号(図中「232タ
102」で示すもの)、及び図3(c)に示すハウスカ
ウント部品中の引込み線の数を表す数字(「3」、
「5」等の世帯情報)、径間長(電柱と電柱との間の距
離)を示す数字(図30(c)における「38」等)は
文字情報としてデータベース14に登録され、径間長を
示すライン(例えば図30におけるライン213)は線
分データ(線種)としてデータベース14に登録する
(図6〜図8参照)。
【0023】上記データベース14には、図4に示す後
述のマスタデータ(a)乃至(e)及び後述の装柱図の
部品の位置情報等を格納している部品情報テーブル(図
5)、電柱情報テーブル(図6)、ハウスカウントテー
ブル(図7、電柱からの引き込み線の建物の種別、引き
込み線の数(世帯数)等)、径間長テーブル(図8、主
に電柱と電柱との距離を示す)、が格納されるものであ
る。これらの各種情報テーブルには、入力端末1毎に予
め設定されている番号であって、各端末を区別するため
の端末番号(本入力端末は端末番号「1」とする)、及
びデータIDが各種情報の1セット毎に付与されるよう
になっている。例えば、電柱情報テーブル(図6)であ
れば、電柱に関する「電柱番号」(「232タ44
5」)から「トランス記号のアイテム番号」までが1つ
の電柱に関する入力データの1セットであり、この1セ
ットのデータに対応してデータID「20」が付与され
るものである。他の電柱情報(電柱番号「232タ25
5」等)については別のデータID(例えば「21」)
が付与されることで各電柱情報を区別し得るように構成
されている(図6参照)。他のテーブルについても、同
様に、ハウスカウントテーブル(図7)であれば「端末
番号+電柱情報データID」から「ハウスカウント記号
の方位角」までが1セットのデータ(データID「3
0」)、径間長テーブル(図8)であれば「電柱1:端
末番号+電柱情報データID」から「線分データ」まで
が1セットのデータ(データID「40」)となってい
る。
【0024】上記地図データベース15は、地図データ
の他、地図上に描画される全ての部品に対するアイテム
番号及び位置情報が付与されるものであり、後述の電柱
情報入力時等において、部品が指定されると、その部品
に対して連続的にアイテム番号が付与されていくもので
ある(図9)。従って、地図データベース15上では入
力される全ての部品に対して異なるアイテム番号が付与
されることになる。また、当該地図データベース15上
では全ての部品に対して例えば方位角(緯度、経度デー
タ)、或いはX−Y座標系等として、それらの位置情報
を記憶している(図9参照)。尚、本実施形態では、上
記地図ソフト24は後述のローカル座標系(図36参
照)として各部品の位置情報を記憶しているものとす
る。
【0025】次に、上記経路情報入力端末1のCPU1
1が上記操作部ソフト23等に従って行う動作について
説明する。まず、上記入力端末1を起動すると(図10
S1)、CPU11は主記憶装置12の地図ソフト24
を起動し(図10S2)、ソフト24の起動を確認すると
(図10S3,S4)、当該ソフトの地図アプリケーシ
ョンウインドウを隠して(図10S5)、操作部ソフト2
3に基づいてディスプレイ16上に図11に示すメニュ
ー画面100を表示する(図10S6)。尚、起動に失
敗した場合は、終了する(図10S7、S8)。このメ
ニュー画面100においては、電柱情報を入力するため
の電柱情報入力ボタン101、電柱情報一覧ボタン10
2、マスタ登録ボタン103、データバックアップボタ
ン104、終了ボタン105が各々表示されており、各
ボタンを電子ペン4でプロットすることにより、各ボタ
ンに対応する処理に移行する。
【0026】ここで、後述の各種電柱情報の入力の説明
の前に、電柱情報の入力のマスタデータとなるマスタ登
録について説明する。マスタ登録を行う場合は、上記メ
ニュー画面100においてマスタ登録ボタン103を電
子ペン4でプロットする(図12S6)。すると、CP
U11はタッチパネル17を介してこれを検出し、操作
部ソフト23に基づいて、ディスプレイ16上に図13
(a)に示すマスタ登録画面110を表示する(図12
S7、図14S1、S2)。このマスタ登録画面110
では、ケーブル種類、柱長−強度、装柱図の各タブを有
しており、各タブをプロットすることにより、各マスタ
データを予め登録できるように構成されている。ケーブ
ル種類を入力する場合は「ケーブル種類」のタブを電子
ペン4でプロットし、「光ケーブル」、「CPEV」の
各入力画面111から、図13(a)に示すように光ケ
ーブルの種類、CPEVの種類を入力する(図14S
3)。CPU11は操作部ソフト23に基づいてこれら
のデータをデータベース14内のマスターデータの光ケ
ーブルテーブル(図4(b))、CPEVケーブルのテ
ーブル(図4(a))に書き込む(図14S4)。
【0027】また、柱長、強度についても「柱長―強
度」のタブを電子ペン4でプロットし、図13(b)の
入力画面112から柱長及び強度を入力し、装柱図につ
いても「装柱図」タブを同様にプロットし、図13
(b)の装柱図入力画面113から装柱図部品を入力す
る。CPU11は、操作部ソフト23に基づいてこれら
のデータをデータベース14のマスターデータの柱長テ
ーブル(図4(d))、強度テーブル(図4(c))、
装柱図部品マスタテーブル(図4(e))に書き込む。
【0028】その後、操作者はマスタ登録画面110の
メニューボタン114を電子ペン4でプロットすると、
上記メニュー画面100に移行する(図14S5,S
6)。
【0029】上記データベース14上のマスタデータ
(図4(a)〜(e))は、後述の電柱情報編集ウイン
ドウ300(図21)において、CPU11が該電柱情
報編集ウインドウ300に関連する所定のコンボボック
スに登録することでプルダウンメニューとして表示され
るものであり、操作者は各種データを電子ペン4でプロ
ットして選択するだけで入力できるので、現場において
入力作業を簡略化することができる。尚、上記各マスタ
ーデータのテキスト入力は、周知のペン入力OSの動作
に基づいて、ディスプレイ16上に表示される文字入力
欄より手書き入力等により行われる。
【0030】次に、上述マスタ登録が終了した上で、現
場においての電柱情報入力動作について説明する。ま
ず、現場において、操作者はディスプレイ16の上記メ
ニュー画面100(図11)の電柱情報入力ボタン10
1を電子ペン4でプロットする(図12S2)。上記C
PU11はタッチパネル17を通じてかかるボタンの押
圧を検出し、図15に示す電柱情報入力画面120に移
行する(図12S2、S3)。即ち、上記CPU11
(操作部ソフト23)は上記地図ソフト24に基づいて
地図データベース15から所定位置の地図を読み出して
当該地図121をディスプレイ16上に表示すると共に
画面左側にツールバー122を表示して、図15に示す
入力画面120を表示する。尚、上記地図データベース
15には予め福岡市の地図データがインストールされて
おり、上記画面120には福岡市の地図が表示されてい
るとする。
【0031】上記地図ソフト24は図36に示すよう
に、予めタッチパネル17のX,Y座標に対応して、上
記ディスプレイ16の地図121上にローカル座標系を
設定している。このローカル座標系は、上記地図121
を複数の小区画(例えば図36の12区分)に区分し
て、プロットされた位置(例えばプロット位置N)の各
小区画を示す「図番号(X,Y)座標」と、小区画内の
原点Pを(0,0)とする「図内(x,y)座標」によ
り構成されている。従って、プロットされた位置が上記
プロット位置Nであれば、上記地図ソフト24は、ロー
カル座標により「図番号(2,3)」、「図内(x,
y)」として上記地図121上のプロット位置Nを認識
することができる。
【0032】また、上記地図ソフト24は、図36に示
すように当該ローカル座標を経度・緯度情報に変換する
ライブラリーを持っており、上記地図ソフト24におい
て上記プロット位置Nの地図121上のローカル座標が
決定すると、上記支援ソフト24aは当該ライブラリー
を参照して上記プロット位置Nのローカル座標を緯度・
経度からなる方位角情報(例えば、「130.24.5
3.652,033.34.21.380」のように緯
度、経度の順でミリ秒までのテキストデータ)に変換す
る。
【0033】次に、電子ペン4でディスプレイ16の地
図121上をプロットした後、当該プロット位置に部品
記号等を描画するまでの手順について説明する。電子ペ
ン4でのプロット方法は、ツールバー122の所定の
ボタンを押した後、地図121上の所定位置(例えば部
品入力位置としての図36の位置N)をプロットして当
該位置に電柱記号を表示する場合(電柱登録処理、図3
7)、ツールバー122の所定のボタンを押した後、
地図121に表示されている記号(例えば図36の電柱
記号M)をプロットし、その後、当該記号に関連する部
品の表示位置として当該記号近傍(図36の位置N)を
プロットする場合(ハウスカウント登録処理等、図3
8)、ツールバー122の所定のボタンを押した後、
地図121上に表示されている2つの電柱記号(例えば
図30の211と212)をプロットし、当該2つの記
号間の距離等を地図上に表示する場合(径間長登録処
理、図39)がある。
【0034】そこで、先ずの場合は(図37参照)、
ディスプレイ16のツールバー122内の電柱登録ボタ
ン127を電子ペン4でプロットし(図37S1)、そ
の後地図121上の所定位置(図36の位置Nとする)
をプロットすると(図37S2)、地図ソフト24がタ
ッチパネル17のX,Y座標位置に基づいて当該位置を
認識し、その座標を上記ローカル座標として認識する
(図37S3)。その後、支援ソフト24aが上記地図
ソフト24の上記ライブラリーを参照して、当該ローカ
ル座標を緯度・経度からなる方位角情報に変換し(図3
7S4)、当該方位角情報を操作部ソフト23に送信す
る(図37S5)。これにより操作部ソフト23は上記
プロット位置の方位角を認識することができる(図37
S6)。その後は、画面上に情報編集ウインドウ等を表
示して各種情報入力処理が行われる(図37S7)。操
作部ソフト23は入力された情報をデーターベース14
に登録し、上記方位角情報及び入力された各種部品情報
を支援ソフト24aに送信し(図37S8)、当該支援
ソフト24aは上記方位角情報を上述とは逆にローカル
座標に変換し(図37S9)、入力された部品情報を当
該ローカル座標の位置に描画するよう地図ソフト24に
要求する(図37S10)。上記地図ソフト24は上記
描画要求に基づいて上記ローカル座標の位置(プロット
位置N)に入力された記号(例えば電柱記号等)を描画
する(図37S11)。
【0035】次に、の場合は(図38参照)、ディス
プレイ16のツールバー122の所定のボタン(ハウス
カウント登録ボタン128等)を電子ペン4でプロット
し(図38S1)、その後地図121上の電柱記号Mと
当該電柱記号に関連して登録する部品の表示位置N(電
柱記号Mの近傍位置)の2ヶ所をプロットすると(図3
6、図38S2参照)、地図ソフト24がタッチパネル
17のX,Y座標位置に基づいて当該表示位置Nを認識
し、その表示位置Nの座標を上記ローカル座標として認
識する(図38S3)。その後、支援ソフト24aが地
図ソフト24に対して、上記表示位置Nのローカル座標
を特定して、当該ローカル座標に最も近い登録部品のア
イテム番号の取得を要求する(図38S4)。上記地図
ソフト24は、上記地図データベース15に登録されて
いる位置情報(ローカル座標)に基づいて、上記表示位
置Nのローカル座標に最も近いローカル座標に登録され
ているの部品のアイテム番号を検索して当該アイテム番
号を支援ソフト24aに送信する(図38S5)。上記
表示位置Nは上記電柱記号Mの近傍位置をプロットして
いるため、当該アイテム番号は最初にプロットした電柱
記号Mのアイテム番号となる。支援ソフト24aは、上
記表示位置Nのローカル座標を地図ソフトの上記ライブ
ラリーを参照することで方位角情報に変換し(図38S
6)、当該方位角情報と上記電柱記号Mのアイテム番号
を操作部ソフト23に送信する(図38S7)。これに
より、操作部ソフト23は表示位置Nの方位角情報と電
柱記号Mのアイテム番号を認識することができる(図3
8S8)。その後は、図37のS7以降と同様に、操作
部ソフト23は、画面上に情報編集ウインドウ等を表示
して各種情報入力処理が行われ(図38S9)、該操作
部ソフト23は入力された情報をデーターベース14に
登録する。また、上記操作部ソフト23は、上記表示位
置Nの方位角情報及び入力された各種部品情報を支援ソ
フト24aに送信し(図38S10)、当該支援ソフト
24aは上記方位角情報を逆にローカル座標に変換し
(図38S11)、入力された部品情報を当該ローカル
座標の位置Nに描画するよう地図ソフト24に要求する
(図38S12)。上記地図ソフト24は上記描画要求
に基づいて上記ローカル座標の位置(プロット位置N)
に入力された記号(例えばハウスカウント記号等)を描
画する(図38S13)。
【0036】次に、の場合は(図39参照)、ディス
プレイ16の径間長登録ボタン131を電子ペン4でプ
ロットし(図39S1)、その後地図121上の2つの
電柱記号(例えば図30の211と212)の2ヶ所を
プロットすると(図39S2参照)、地図ソフト24が
タッチパネル17のX,Y座標位置に基づいて当該2つ
のプロット位置を認識し、それらの位置を上記ローカル
座標として認識する(図39S3)。その後、支援ソフ
ト24aが地図ソフト24に対して、上記ローカル座標
を特定して、これらローカル座標に最も近い登録部品の
アイテム番号の取得を要求する(図39S4)。上記地
図ソフト24は、上記地図データベース15に登録され
ている位置情報(ローカル座標)に基づいて、上記各ロ
ーカル座標に最も近いローカル座標に登録されているの
部品のアイテム番号を検索して各ローカル座標に対応す
る2つの部品のアイテム番号(即ち、上記プロットした
2つの電柱記号の各アイテム番号)を支援ソフト24a
に送信する(図39S5)。支援ソフト24aは、各ア
イテム番号を操作部ソフト23に送信する(図39S
6)。これにより、操作部ソフト23はプロットされた
上記電柱記号の各アイテム番号を認識することができる
(図39S7)。その後は、図38のS8以降と同様
に、操作部ソフト23は、画面上に情報編集ウインドウ
等を表示して各種情報入力処理が行われ(図38S
8)、該操作部ソフト23は入力された情報をデーター
ベース14に登録する。また、上記操作部ソフト23
は、上記データベース14を検索して上記アイテム番号
に対応する電柱記号の方位角情報を読み出し、上記各電
柱記号の方位角情報及び入力された各種部品情報を支援
ソフト24aに送信し(図39S9)、当該支援ソフト
24aは2つの電柱部品の方位角情報を逆にローカル座
標に変換し(図39S10)、当該ローカル座標で特定
される2つの電柱記号間に径間長に関する情報を描画す
るよう地図ソフト24に要求する(図39S11)。上
記地図ソフト24は上記描画要求に基づいて上記ローカ
ル座標の2つの電柱記号間に径間長等の情報を描画する
(図39S12)。
【0037】尚、上記図37〜図39の部品等の描画手
順は、以下の各種電柱情報入力処理において共通に行わ
れる処理であるため、同様の説明となる部分は図37〜
39のステップ番号を引用して説明する。
【0038】次に、操作者は、電子ペン4でツールバー
122の地図縮小ボタン123、地図拡大ボタン124
を押すと(図16S1)、CPU11は支援ソフト24
aに対して地図画面の拡大、縮小を要求し(図16S
2)、その結果、支援ソフト24aの地図ソフト24に
対する拡大縮小要求に基づいて(図16S3)、地図ソ
フト24がディスプレイ16上の地図の拡大、縮小を行
う(図16S4)。また、操作者がディスプレイ16上
の指定位置拡大ボタン125を電子ペン4でプロット
し、かつ地図121上で中心とする位置をプロットする
と(図17S1,S2)、地図ソフト24がプロット位
置のディスプレイ16上のX,Y座標に基づいて当該プ
ロット位置の上記ローカル座標を認識し、支援ソフト2
4aが上記ローカル座標を方位角情報(緯度、経度の情
報)に変換して操作部ソフト23に送信する(図17S
3、S4)。操作部ソフト23は、当該方位角情報を中
心とする地図拡大を支援ソフト24aに要求し(図17
S5)、その結果、支援ソフト24aが当該方位角情報
をローカル座標に変換した上で、地図ソフト24に対す
る拡大要求を行い(図17S6)、地図ソフト24が上
記ローカル座標に基づいて上記中心位置の方向に地図を
拡大する(図17S7)。また、操作者がディスプレイ
16上の地図移動ボタン126を電子ペン4でプロット
し、かつ地図上で中心とする位置をプロットすると(図
18S1,S2)、地図ソフト24がプロット位置のデ
ィスプレイ16上のX,Y座標に基づいて当該プロット
位置の上記ローカル座標を認識し、支援ソフト24aが
上記ローカル座標を方位角情報に変換して操作部ソフト
23に送信する(図18S3、S4)。操作部ソフト2
3は、当該方位角情報を中心とする地図移動を支援ソフ
ト24aに要求し(図18S5)、その結果、支援ソフ
ト24aが当該方位角情報をローカル座標に変換した上
で、地図ソフト24に対する移動要求を行い(図18S
6)、地図ソフト24が上記ローカル座標に基づいて上
記中心位置の方向に地図を移動する(図18S7)。
【0039】上述のように、操作者は画面120上に表
示される地図の拡大、移動等を行い、現在の調査現場の
地図をディスプレイ16上に表示することができる。ま
た、上記GPSアンテナ6により現在位置情報を取得す
る場合は、上記ツールバー122のGPS位置電柱登録
ボタン132を押すと、上記CPU11はCOMカード
21、カードインターフェース18を介してGPSアン
テナ6からの信号に基づいて現在位置情報を取得できる
か否かを判断し、位置情報を取得できる場合は、上記デ
ィスプレイ16上に現在位置の地図を表示する。その
後、操作者は上記と同様に地図の拡大、縮小等を行うこ
とで、調査現場の地図をディスプレイ16の画面120
上に表示することができる。
【0040】次に、電柱情報を入力する場合は、上記デ
ィスプレイ16の入力画面120上のツールバー122
の電柱登録ボタン127を電子ペン4でプロットする
と、電柱登録処理に移行する(図19S1)。まず、操作
者は、電柱位置を調査した後、図20(a)に示すよう
に、ディスプレイ16において、調査した電柱の存在す
る地図121上の位置200を入力画面120上で電子
ペン4にてプロットする(図19S2)。すると、地図
ソフト24がプロット位置200のディスプレイ16上
のX,Y座標をタッチパネル17を介して検出し、該
X,Y座標を上記地図ソフト24のローカル座標系とし
て認識し、支援ソフト24aが当該ローカル座標を上記
ライブラリーに基づいて方位角情報(緯度・経度情報)
に変換し(図19S3、図37S3,S4)、該方位角
情報を操作部ソフト23に送信する(図19S4、図3
7S5)。CPU11は支援ソフト24aからのプロッ
ト位置200の位置情報(方位角情報)を認識し(図1
9S5)、その後、データベース14から図4(a)乃
至(e)に示す電柱入力に関するマスタデータ、即ち、
柱長、強度、光ケーブル、CPEVケーブル、装柱図部
品マスタの各データを読み出し、これらのデータを電柱
情報編集ウインドウ300(図21)に関連するコンボ
ボックスに登録し(図19S6)、図21(a)の電柱
情報編集ウインドウ300をディスプレイ16上に表示
する(図19S7)。
【0041】ここで、上記電柱情報ウインドウ300
は、左側には、電柱を描画し得る装柱図入力欄301、
ケーブルタブ又は腕金タブにより選択可能な装柱図部品
欄302が設けられており、右側には、現状タブ、ケー
ブルタブ、現況写真タブにより選択可能な現状入力画面
(図21(a))、ケーブル入力画面(同図(b))、
現況写真入力画面(同図(c))が設けられている。上
記CPU11は、図22(a)(b)に示すように、装
柱図部品欄302の腕金部品欄302a,ケーブル部品
欄302bには所定のコンボボックスからデータベース
14内の装柱図部品マスタテーブル(図4(e))に予
め登録されている腕金部品、ケーブル部品を表示する。
装柱図を描画する場合は、図22に示すように、操作者
は、ケーブルタブを電子ペン4でプロットしてケーブル
部品欄302bを表示させ、該欄に表示されている部品
を電子ペン4にてプロットして装柱図入力欄301にド
ラッグし、また腕金タブを電子ペン4でプロットして腕
金部品欄302aを表示させ、該欄に表示されている部
品をプロットして装柱図入力欄301にドラッグするこ
とで、調査対象の電柱の装柱図を装柱図入力欄301に
描画することができる(図21(a)参照)。
【0042】上記現状入力画面では、電柱番号入力欄3
03から電柱番号(ここでは、「232タ445」とす
る)を入力し、電柱種類欄307には該当する電柱種類
(例えば「K社柱」)をラジオボタンで指定し、電柱材
質欄308において電柱材質(例えば「コンクリート
柱」)をラジオボタンで指定する。さらに、柱長―強度
指定欄309で柱長(例えば「12」)、及び強度(例
えば「1000」)を入力し、管理者入力欄310に管
理者(例えば「民地」)を入力する。
【0043】上記ケーブル入力欄(図21(b))で
は、光ケーブル入力欄311から光ケーブルの種類(例
えば「光ケーブル 200C」)、CPEV入力欄31
2からCPEVの種類(例えば「CPEV 0.65
50P」)を入力する。
【0044】上記現況写真入力欄(図21(C))で
は、「ファイルからの登録ボタン」313を押して予め
写真データが登録してある写真ファイルのフォルダを開
き、所定の写真ファイルを指定して、上記写真データを
所定のディレクトリにコピーし、表示欄314に表示す
ることができる。尚、電柱の写真はデジタルカメラ5で
予め写しておき、補助記憶装置13の所定のファイルに
登録しておく。
【0045】上記現状入力画面における柱長―強度入力
欄309、ケーブル入力画面における光ケーブル入力欄
311、CPEV入力欄312の各矢印を電子ペン4で
プロットすると、上記CPU11は各入力欄に対応する
データベース14のマスタデータテーブル(図4)内の
情報をコンボボックスから読み出してプルダウンメニュ
ーとして表示する。従って、操作者は、プルダウンメニ
ュー中の該当するものを電子ペン4でプロットするだけ
で容易に入力を行うことができる。尚、上記電柱番号入
力欄303からの電柱番号の入力は、上記周知のペン入
力OS等で手書き入力等により入力する。
【0046】上記各電柱情報の入力が終了すると、操作
者は上記編集ウインドウ300の登録ボタン315を電
子ペン4で押すと(図19S8)、上記CPU11はタ
ッチパネル17を介してこれを検出し、方位角情報及び
部品情報をデータベース14に登録する。即ち、入力さ
れた電柱情報に対応するデータID(この場合「2
0」)を付与し、電柱の方位角情報(経度・緯度デー
タ)、当該データID(「20」)、及び部品情報とし
て、電柱番号(「232タ445」)、電柱種類(「K
社柱」)、電柱材料(「コンクリート柱」)、柱長―強
度(「12−1000」)、管理者(「民地」)、光ケ
ーブルの種類(「光ケーブル 200C」)、CPEV
の種類(「CPEV 0.65 50P」)をデータベ
ース14内の電柱情報テーブル(図6)にテキスト或いは
数値で登録する(図19S9)。さらに、上記CPU1
1は、上記電柱番号に対応するデータID(この場合
「10」)を付与し、当該データID、電柱番号(「2
32タ445」)、及び上記装柱図入力欄301に描画
した各部品のX,Y座標データをデータベース14の部
品情報テーブル(図5)に登録する(図19S9)。
尚、上記X,Y座標データは、各部品の装柱図入力欄3
01内の表示位置を示すものである。
【0047】上記CPU11は上記登録が終了すると、
上記電柱情報編集ウインドウ300をディスプレイ16
の画面120上から消して(図19S10)、上記方位
角情報及び部品情報(電柱番号(「232タ44
5」)、電柱記号の種類(K社柱(電力柱))を支援ソ
フト24aに送信する(図19S11)。上記支援ソフ
ト24aは上記方位角情報を上記ローカル座標に変換す
ると共に、当該ローカル座標の位置にこれらの部品を描
画することを地図ソフト24に要求し(図19S12、
図37S9、S10)、その結果、上記地図ソフト24
は、当該部品(電柱記号)に対応するシンボル(K社柱
(電力柱))をシンボルデータファイル24bから読み
出して、上記CPU11の指令に基づいてプロットされ
た画面上の位置200(上記方位角情報の位置)に電柱
記号201を表示し、さらに電柱番号202(「232
タ445」)を表示する(図19S13、図37S1
1、図20(b))。また、地図ソフト24は、上記電
柱番号及び電柱記号に各々アイテム番号(「Z001」
と「Z002」)を付与して、各アイテム番号を支援ソ
フト24aに送信すると共に、これらの部品、アイテム
番号及び位置情報(例えば、経度・緯度情報等、本実施
形態では上記ローカル座標)を地図データベース15に
登録する(図9)。
【0048】その後、上記支援ソフト24aは、地図ソ
フト24により付与された電柱番号と電柱記号のアイテ
ム番号を操作部ソフト23に送信し(図19S14)、
上記CPU11は、上記戻り値として返信された地図ソ
フトの電柱番号、電柱記号のアイテム番号(各々「Z0
01」、「Z002」)をデータベース14の上記デー
タID「20」の電柱情報テーブル(図6)に登録する
(図19S15)。この電柱アイテム番号は上記地図ソ
フト24の上記データベース15に登録されたアイテム
番号と同一のものであり、上記データベース14上の各
種記号と地図データベース15上の各種記号とを関連付
けするためのデータである。以上で、電柱の登録が終了
する。
【0049】次に、ハウスカウント登録を行う際は、デ
ィスプレイ16上の画面120(図15)の上記ツール
バー122のハウスカウントボタン128を電子ペン4
でプロットすると(図23S1)、上記CPU11はタ
ッチパネル17を介してこれを検出し、図23に示すハ
ウスカウント登録処理を行う。操作者は、ディスプレイ
16上で図24(a)に示すように、ハウスカウント登
録を行う電柱記号203(電柱番号「232タ44
5」)とハウスカウント記号の表示を行う地図上の表示
位置204をプロットする(図23S2)。すると、地
図ソフト24が各プロット位置のディスプレイ16上の
X,Y座標を地図ソフト24のローカル座標系として認
識し(図38S3)、支援ソフト24aが当該ローカル
座標に基づいて地図ソフト24に対してプロット位置の
部品、この場合は電柱記号のアイテム番号の取得を要求
する(図23S3)。即ち、支援ソフト24aは上記プ
ロット位置204の上記ローカル座標を特定し、当該ロ
ーカル座標に最も近い部品のアイテム番号の取得を地図
ソフト24に要求する(図23S3、図38S4)。或
は、支援ソフト24aはプロットされた電柱記号及びそ
の位置情報(経度・緯度情報)を認識し、当該電柱記号
及びその位置情報を特定することにより上記地図ソフト
24の地図データベース15に登録されている上記位置
の電柱部品のアイテム番号の取得要求(ポーリング)を
行う(図23S3)。かかる要求に基づいて上記地図ソ
フト24から、上記要求のあった電柱記号のアイテム番
号(「Z002」)が地図データベース15から読み出
されて上記支援ソフト24aに返信され(図25S4、
図38S5)、該支援ソフト24aは、上記表示位置2
04のローカル座標を方位角情報に変換し、当該電柱部
品のアイテム番号(「Z002」)と上記ローカル座標
に基づく表示位置204の方位角情報(ミリ秒までの経
度・緯度情報のテキストデータ)を操作部ソフト23に
送信する(図23S5、図38S6、S7)。
【0050】上記操作部ソフト23は上記操作に基づい
て、上記プロットした電柱のアイテム番号(「Z00
2」)と表示位置204の方位角情報を認識し(図23
S6)、ディスプレイ16上の画面120上に図24
(b)に示すハウスカウント情報編集ウインドウ400
を表示する(図23S7)。このとき、上記CPU11
は、プロットされた上記電柱記号に対応する電柱記号の
アイテム番号(「Z002」)に基づいて上記データベ
ース14内の電柱情報テーブル(図6)から電柱番号
(「232タ445」)を読み出し、上記ウインドウ4
00にその電柱番号(401)を表示する(図23S
7)。
【0051】上記ハウスカウント情報編集ウインドウ4
00では、住宅について現在の世帯数を403欄、オフ
ィスについて現在の世帯数を404欄、住宅について空
き家を含む世帯数を405欄から電子ペン4で入力し、
登録ボタン406を押す(図23S8)。
【0052】すると、CPU11は登録ボタン406の
押圧をタッチパネル17を介して検出し、入力されたハ
ウスカウント情報に対応するデータID(この場合「3
0」)を付与し、ハウスカウント記号の方位角情報(経
度・緯度情報)、即ち表示位置204の方位角情報、当
該データID(「30」)、及び部品情報として、端末
番号と当該電柱記号のデータID(「1+20」)、住
宅種別(オフィス)、世帯数(引き込み線の数)(この
場合「2」)をデータベース14内のハウスカウントテ
ーブル(図7)にテキスト、或いは数値で登録する(図
23S9)。これにより、当該ハウスカウント記号が、
端末番号「1」、データID「20」の電柱番号「23
2タ445」のものであることを識別することができ
る。
【0053】上記CPU11は上記登録が終了すると、
上記ディスプレイ16から編集ウインドウ400を消去
して(図23S10)、その後、支援ソフト24aに上
記ハウスカウント記号の上記方位角情報及び部品情報と
して住宅種別がオフィスである旨、及び世帯数(引き込
み線の数)(「2」)の情報を送信する(図23S1
1)。上記支援ソフト24aは上記プロットされた表示
位置204(上記方位角の位置)を方位角情報から逆に
ローカル座標に変換し、当該ローカル座標の位置(表示
位置204)にハウスカウント記号及び世帯数を描画す
るように地図ソフト24に要求する(図23S12、図
38S11、S12)。これにより、上記地図ソフト2
4は上記CPU11の指令に基づいて、シンボルデータ
ファイル24bから対応するシンボルを読み出し、上記
画面上の上記プロットした表示位置204にオフィス用
ハウスカウント記号205を表示すると共に、世帯数
(「2」)を記号中に描画する(図23S13、図38
S13、図24(c))。このマークは、住宅用は丸、
オフィス用は三角のマークであり、各々そのマーク内に
世帯数が数字で表示されている。尚、世帯数の描画は、
地図ソフト24の文字列描画機能に基づいて行われる。
また、上記地図ソフト24は、上記ハウスカウント記号
及び世帯数に各々アイテム番号(「Z005」と「Z0
07」)を付与し、支援ソフト24aに送信すると共
に、上記ハウスカウントアイテム番号(「Z00
5」)、その世帯数のアイテム番号(「Z007」)及
びハウスカウント記号の位置情報(ローカル座標)を地
図データベース15に登録する(図23S13、図9参
照)。上記支援ソフト24aは上記各アイテム番号を操
作部ソフト23に送信し(図23S14)、上記CPU
11は、上記電柱番号(232タ445)に対応するハ
ウスカウントアイテム番号(「Z005」)及び世帯数
のアイテム番号(「Z007」)をデータベース14の
データID「30」のハウスカウントテーブル(図7)
に登録する(図23S15)。このハウスカウント記号
及び世帯数のアイテム番号は上記地図ソフト24上のハ
ウスカウント記号及び世帯数と上記データベース14上
のハウスカウント記号及び世帯数とを関連付けするため
のデータである。以上で、ハウスカウントの登録が終了
したことになる。
【0054】次に、支線登録を行う際は、上記ディスプ
レイ16の上記画面120(図15)においてツールバ
ー122の支線登録ボタン129を電子ペン4でプロッ
トする(図25S1)。すると上記CPU11はタッチ
パネル17を介してこれを検出し、図25の支線登録処
理に移行する。上記操作者は、図26(a)に示すよう
に、支線登録を行う電柱記号206(「232タ44
5」)と支線の表示位置207を電子ペン4でプロット
する(図25S2)。すると、地図ソフト24がタッチ
パネル17を介してプロット位置207のディスプレイ
16上のX,Y座標を検出し、該X,Y座標を地図ソフ
トの上記ローカル座標系として認識する(図38S
3)。支援ソフト24aは当該ローカル座標に基づいて
地図ソフト24に対してプロット位置の部品、この場合
は電柱記号のアイテム番号の取得を要求する(図25S
3)。即ち、支援ソフト24aは上記プロット位置20
7の上記ローカル座標を特定し、当該ローカル座標に最
も近い部品のアイテム番号の取得を地図ソフト24に要
求する(図25S3、図38S4)。或は、支援ソフト
24aはプロットされた電柱記号及びその位置情報(経
度・緯度情報)を認識し、当該電柱記号及びその位置情
報を特定することにより上記地図ソフト24に対して地
図データベース15に登録されている上記位置の電柱部
品のアイテム番号の取得要求(ポーリング)を行う。か
かる要求に基づいて上記地図ソフト24から、上記要求
のあった電柱記号のアイテム番号(「Z002」)が地
図データベース15から読み出されて上記支援ソフト2
4aに返信され(図25S4、図38S5)、該支援ソ
フト24aは、上記表示位置207のローカル座標を方
位角情報に変換し、当該電柱記号のアイテム番号(「Z
002」)と上記ローカル座標系に基づく表示位置20
7の方位角情報(ミリ秒までの経度・緯度のテキストデ
ータ)を操作部ソフト23に送信する(図25S5、図
38S6、S7)。
【0055】上記操作部ソフト23は、上記プロットし
た電柱記号のアイテム番号(「Z002」)とプロット
した支線の表示位置207方向の方位角情報を認識し
(図25S6)、データベース14の電柱情報テーブル
(図6)を検索し、上記電柱記号のアイテム番号(「Z
002」)に関連して既に登録されている支線個数を調
べる(図25S7)。ここで、既に登録されている支線
個数が4個未満の場合は、上記方位角情報から支線方向
を算出する(図25S8,S9)。本実施形態の場合
は、CPU11は上記アイテム番号(「Z002」)に
基づいて、図6のデータID20の電柱情報を検索し、
この場合支線個数は「1」なので、上記支線方向の算出
を行う。ここで、支線方向の算出は、図34に示すよう
に、電柱記号を中心として東西南北の座標を設定し、上
記プロット位置の方位角情報に基づいて該プロット位置
の角度(0°≦θ<360°)により算出する。
【0056】上記支援ソフト24aは、上記電柱記号の
アイテム番号(「Z002」)に基づいて、当該電柱記
号が登録されているデータベース14の電柱情報テーブ
ルを検索し、当該電柱記号が登録されているデータID
(この場合「20」)の電柱情報テーブル内に算出した
支線方向(θ°)を登録する(図25S10、図6参
照)。
【0057】さらに、上記操作部ソフト23は、上記支
線の方位角情報及び部品情報、この場合は支線記号であ
る旨の情報を支援ソフト24aに送信し(図25S1
1)、上記支援ソフト24aは上記方位角情報を逆に上
記ローカル座標に変換し、地図ソフト24に当該ローカ
ル座標(表示位置207)の情報を送信すると共に支線
記号の描画要求を行い(図25S12、図38S11、
S12)、その結果、地図ソフト24は、シンボルデー
タファイル24bから対応する部品(この場合は支線記
号)を読み出し、ディスプレイ16の画面120の地図
121上に支線方向に向いた矢印として支線記号214
が表示される(図25S13、図38S13、図26
(b))。また、上記地図ソフト24は、上記支線記号
にアイテム番号(この場合「Z003」とする)を付与
して支援ソフト24aに送信すると共に、当該支線アイ
テム番号及びその位置情報(ローカル座標)を地図デー
タベース15に登録し(図25S13、図9参照)、上
記支援ソフト24aは上記支線アイテム番号(「Z00
3」)を操作部ソフト23に送信する(図25S1
4)。
【0058】その後、上記操作部ソフト23は、上記電
柱情報テーブル(この場合、データID「20」の電柱
情報テーブル(図6))に、上記支線記号のアイテム番
号(「Z003」)及び支線の方位角(上記表示位置2
07の方位角)を登録する(図25S15)。尚、上記
ステップS8で上記支線の数が4個未満でなければ、エ
ラーダイアログを表示して戻る(図25S16)。以上
で、支線の登録が終了したことになる。
【0059】次に、トランス登録を行う際は、上記ディ
スプレイ16の画面120(図15)において上記ツール
バー122のトランス登録ボタン130を電子ペン4で
プロットする(図27S1)。すると、上記CPU11
は上記タッチパネル17を介してこれを検出し、図27
のトランス登録処理を行う。操作者は、図28(a)に
示すように、トランス登録を行う電柱記号209(電柱
番号「232タ445」)とトランスの設置されている
方向位置210をディスプレイ16上で電子ペン4にて
プロットする(図27S2)。すると、地図ソフト24
がタッチパネル17を介してプロット位置210のディ
スプレイ16上のX,Y座標を検出し、該X,Y座標を
地図ソフトの上記ローカル座標系として認識する(図3
8S3)。支援ソフト24aは当該ローカル座標に基づ
いて地図ソフト24に対してプロット位置の部品、この
場合は電柱記号のアイテム番号の取得を要求する(図2
7S3)。即ち、支援ソフト24aは上記プロット位置
210の上記ローカル座標を特定し、当該ローカル座標
に最も近い部品のアイテム番号の取得を地図ソフト24
に要求する(図27S3、図38S4)。或は、支援ソ
フト24aはプロットされた電柱記号及びその位置情報
(経度・緯度情報)を認識し、当該電柱記号及びその位
置情報を特定することにより上記地図ソフト24に対し
て地図データベース15に登録されている電柱部品のア
イテム番号の取得要求(ポーリング)を行う。かかる要
求に基づいて上記地図ソフト24から、上記要求のあっ
た電柱記号のアイテム番号(「Z002」)が地図デー
タベース15から読み出されて上記支援ソフト24aに
返信され(図27S4、図38S5)、該支援ソフト2
4aは、上記方向位置210のローカル座標を方位角情
報に変換し、当該電柱記号のアイテム番号(「Z00
2」)と、上記座標系に基づくプロットされたトランス
方向位置210の方位角情報(ミリ秒までの経度・緯度
のテキストデータ)を操作部ソフト23に送信する(図
27S5、図38S6、S7)。
【0060】上記操作部ソフト23は、上記プロットし
た電柱のアイテム番号(「Z002」)とプロットした
トランス方向位置210の方位角情報を認識し(図27
S6)、該方位角情報からトランス方向を算出する(図
27S7)。トランス方向の算出方法は、上記支線方向
の算出と同様に、図34に示すように電柱記号を中心と
したプロット位置の角度(θ°)により算出する。上記
操作部ソフト23は、上記電柱記号のアイテム番号
(「Z002」)に基づいて、当該電柱記号が登録され
ているデータベース14の電柱情報テーブルを検索し、
当該電柱記号が登録されているデータID(この場合
「20」)の電柱情報テーブル内に算出したトランス方
向(θ°)を登録する(図27S8、図6参照)。
【0061】さらに、上記操作部ソフト23は、上記ト
ランスの方向位置210の方位角情報及び部品情報、こ
の場合はトランス記号である旨の情報を支援ソフト24
aに送信し(図27S9)、上記支援ソフト24aは上
記方向位置210の方位角情報を逆に上記ローカル座標
に変換し、地図ソフト24に該ローカル座標の位置情報
を送信すると共にトランス記号の描画要求を行い(図2
7S10、図38S11、S12)、その結果、地図ソ
フト24は、シンボルデータファイル24bから対応す
る部品(この場合はトランス記号)を読み出し、ディス
プレイ16の画面120の地図上の位置210(上記方
位角の位置)にトランス方向に向いたトランス記号
(「T」)としてトランス記号208を表示する(図2
7S11、図38S13、図28(b))。また、上記
地図ソフト24は、上記トランス記号にアイテム番号
(「Z004」とする)を付与して支援ソフト24aに
送信すると共に、当該トランスアイテム番号及びトラン
ス記号の位置情報(ローカル座標)を地図データベース
15に登録する(図27S11、図9参照)。上記支援
ソフト24aは上記地図ソフト24から送られてきたト
ランスアイテム番号を操作部ソフト23に送信する(図
27S12)。
【0062】その後、上記操作部ソフト23は、上記ト
ランス記号のアイテム番号(「Z004」)及びトラン
スの方位角を上記電柱番号の記憶されたデータID(こ
の場合「20」)の電柱情報テーブル(図6)に登録す
る(図27S13,図6参照)。以上で、トランスの登
録が終了したことになる。
【0063】次に、径間長登録処理を行う場合は、ディ
スプレイ16の画面120(図15)のツールバー12
2において、径間長登録ボタン131を電子ペン4でプ
ロットする(図29S1)。すると上記CPU11はタ
ッチパネル17を介してこれを検出し、図29の径間長
登録処理に移行する。上記操作者は、図30(a)に示
すように、ディスプレイ16の地図121上で径間長の
登録を行う2つの電柱記号211(電柱番号「232タ
445」)、212(電柱番号「242タ255」)を
電子ペン4でプロットする(図29S2)。すると、地
図ソフト24がプロット位置のディスプレイ16上の
X,Y座標をタッチパネル17を介して検出し、これら
のX,Y座標を地図ソフト24のローカル座標系として
認識する(図39S3)。支援ソフト24aは当該ロー
カル座標に基づいて地図ソフト24に対してプロット位
置の部品、この場合は2つの電柱記号のアイテム番号の
取得を要求する(図29S3)。即ち、支援ソフト24
aは上記2つのプロット位置(211、212)の上記
ローカル座標を特定し、当該ローカル座標に最も近い部
品のアイテム番号の取得を地図ソフト24aに要求する
(図29S3、図39S4)。或は、支援ソフト24a
はプロットされた2つの電柱記号の位置情報(経度・緯
度情報)を認識し、これら電柱記号の位置情報を特定す
ることにより上記地図ソフト24に対して地図データベ
ース15に登録されているこれら2つの電柱部品のアイ
テム番号の取得要求(ポーリング)を行う。かかる要求
に基づいて上記地図ソフト24から、上記要求のあった
電柱記号のアイテム番号(「Z002」と「Z01
2」)が地図データベース15から読み出されて上記支
援ソフト24aに返信され(図25S4、図39S
5)、該支援ソフト24aは、当該2つの電柱記号のア
イテム番号(「Z002」と「Z012」)を操作部ソ
フト23に送信する(図29S5)。
【0064】上記操作部ソフト23は、上記プロットし
た2つの電柱のアイテム番号を認識し(図29S6)、
また、上記アイテム番号に基づいて上記データベース1
4内の電柱情報テーブル(図6)から上記2つの電柱番
号の方位角情報(経度・緯度情報)を読み出し(図6の
データID「20」とデータID「21」の電柱の方位
角情報)、該情報に基づいて2点間の距離(径間長)を
算出し(図29S7)、当該径間長(「38」)を表示
した図30(b)の径間長情報編集ウインドウ500を
ディスプレイ16上に表示する(図29S8)。
【0065】操作者は上記距離に変更がなければ登録ボ
タン501を電子ペン4でプロットする(図29S
9)。変更ある場合は入力欄502により入力する。C
PU11は上記登録ボタン501が押されたことをタッ
チパネル17を介して検出すると(図29S9)、入力
された径間長情報に対応するデータID(この場合「4
0」)を付与し、プロットされた2つの電柱記号のアイ
テム番号(「Z002」と「Z012」)に基づいてデ
ータベース14の電柱情報テーブル(図6)の端末番号
と電柱記号のデータIDを検索し、部品情報として、各
々の端末番号(この場合、何れも「1」)、電柱記号の
データID(この場合、「20」と「21」)、及び径
間長(この場合「38」)をデータID「40」の径間
長テーブル(図8)に登録する(図29S10、図8参
照)。尚、上記電柱は、端末番号及びデータID「1+
20」を電柱1、端末番号及びデータID「1+21」
を電柱2として登録する。
【0066】上記CPU11は上記登録が終了すると、
ディスプレイ16の上記編集ウインドウ500を消去し
て(図29S11)、その後、上記2つの電柱記号の上
記方位角情報と部品情報、即ち径間長ラインである旨の
情報及び径間長データ「38」を支援ソフト24aに送
信し(図29S12)、該支援ソフト24aは、上記2
つの電柱記号の上記方位角情報をローカル座標に変換
し、地図ソフト24に当該ローカル座標の電柱記号間に
径間長ライン及び径間長(数値)を描画するように要求
する(図29S13、図39S10、S11)。その結
果、地図ソフト24が、地図上に当該径間長ライン21
3を描画すると共にその距離(「38」)を表示する
(図29S14、図39S12、図30(c))。尚、
上記径間長ライン213及びその距離は、各々地図ソフ
ト24の線分描画機能、文字描画機能を使用して行われ
る。また、上記ライン213の線種は予め設定が可能で
あり、本実施形態では線分データとして「実線」が径間
長デーブル(図8)に登録されている。
【0067】また、地図ソフト24は上記径間長ライン
及び径間長(「38」)に各々アイテム番号(この場合
「Z006」と「Z008」とする)を付与して、地図
データベース15に該径間長ライン及び径間長の各アイ
テム番号及び各々の位置情報(ローカル座標)を登録す
ると共に(図9参照)、支援ソフト24aに対して各ア
イテム番号を送信する(図29S14)。上記支援ソフ
ト24aは上記径間長ライン及び径間長のアイテム番号
を操作部ソフト23に送信し(図29S15)、該操作
部ソフト23はこれらのアイテム番号(「Z006」と
「Z008」)をデータベース14におけるデータID
「40」の径間長テーブルに登録する(図29S16、
図8参照)。以上で、径間長の登録が終了したことにな
る。
【0068】上述のように、本発明に係る電柱情報入力
装置によると、ディスプレイ16の電柱入力画面120
上で、電子ペン4により電柱に関する各種情報を容易に
入力することができる。
【0069】次に、図11のメニュー画面100におい
て、電柱情報一覧ボタン102を電子ペン4でプロット
すると(図12S4)、CPU11はタッチパネル17を
介してこれを検出し、図31の電柱情報一覧画面600
をディスプレイ16の画面上に表示する(図12S
5)。上記CPU11は、電柱種類、柱長、強度、管理
者等の上記データベース14の各情報テーブル(図5〜
図8)に記憶されている各データを、各電柱番号毎に表
示する。
【0070】ここで、データを基地局サーバ3に送信す
る場合は、上記電柱情報一覧画面600において、デー
タ送信したい電柱の行601を電子ペン4でプロットし
て選択し、データ送信ボタン602をプロットする(図
32S1)。上記CPU11は、上記送信ボタン602
の押圧をタッチパネル17を介して検出すると、選択さ
れた電柱があるいか否かを検出し(図32S2)、選択
した電柱がある場合は、通信用データの雛型作成処理を
行う(図32S3)。尚、選択電柱がない場合は、前回
送信した後に更新された電柱を選択電柱とする(図32
S14)。次に、上記CPU11は、ディスプレイ16
上に図33に示す通信ウインドウ700を表示する(図
32S4)。ここでは、上記電柱情報一覧画面600で
選択された電柱の各項目を集計し、集計結果が表示され
る。その後、操作者は、電子ペン4にて送信すべきデー
タをチェックボックスにより選択し(図32S5)、通
信開始ボタン701をプロットする(図32S6)。
【0071】すると、CPU11は通信用雛型から選択
されていないデータを削除して、データに端末番号
「1」を付加して、出力データを圧縮し、圧縮したデー
タをパケットサイズに分割し、RASアクセス又はモデ
ムにより、該データをPCMCIAカードインターフェ
ース18を介して携帯電話2より基地局サーバ3に向け
て送信する(図32S7〜S13)。これにより、上記
携帯電話2により上記選択した電柱データを基地局サー
バ3に送信することができる。送信データには、端末番
号「1」が付加されており、基地局サーバ3において、
複数の径路情報入力端末1からのデータが送信されて
も、当該他の端末1のデータには他の端末番号が付加さ
れているので、各端末毎にデータを管理することができ
る。
【0072】尚、図11のメニュー画面100におい
て、データバックアップボタン104を電子ペン4でプ
ロットすると、データバックアップ処理が行われ(図1
2S8、S9)、終了ボタン105を同様にプロットす
ると、終了処理が行われる(図12S10、S11)。
【0073】図35は、本発明に係る電柱情報入力装置
の上記CPU11の機能をブロック化した機能ブロック
図の一例であり、以下、主に電柱情報登録処理、及びト
ランス登録処理について、同ブロック図の動作を説明す
る。
【0074】電子ペン4等からなる入力手段50により
液晶ディスプレイ16等の表示手段51上の所定位置を
指定すると、タッチパネル17等の指定位置検出手段5
2を介してCPU11等の制御手段53の登録情報検出
手段54が、指定操作を検出する。当該指定操作が地図
拡大,縮小ボタン124,123等による地図拡大縮小
操作等であれば、上記登録情報検出手段54が支援ソフ
ト24a等からなる制御手段55の描画要求手段56を
通じて地図ソフト24等の制御手段57の地図表示制御
手段58に地図の拡大縮小等の描画要求を行い、その結
果、上記地図表示制御手段58により上記表示手段51
に表示されている地図の拡大縮小が行われる。
【0075】上記指定操作が電柱登録ボタン127の押
圧及び電柱位置の指定による電柱情報登録操作であれ
ば、制御手段55の位置情報検出手段59が上記登録情
報検出手段54からの指定位置情報の入力を受け、又は
指定位置検出手段52を介して地図表示制御手段58が
認識した指定位置のローカル座標を上記位置情報検出手
段59が認識し、該検出手段59が当該座標を方位角情
報に変換し、該方位角情報を制御手段53の部品情報・
位置情報認識手段60に送信する(図19S1〜S
4)。その後、マスタデータ登録手段61がマスタデー
タを電柱情報記憶手段62から読み出し、所定のコンボ
ボックスに登録し、編集ウインドウ表示手段63が電柱
情報編集ウインドウ300を表示手段51に表示する
(図19S5〜S7)。上記入力手段50による上記ウ
インドウからの情報入力があると、指定位置検出手段5
2、登録情報検出手段54を介して部品情報・位置情報
認識手段60が方位角情報及び入力された各種部品情報
を認識し、これらの各情報を記憶制御手段64に送信
し、上記記憶制御手段64がこれらの情報を電柱情報記
憶手段62に登録する(図19S9,S10)。また、
上記編集ウインドウ表示手段63は上記ウインドウを消
去し、上記部品情報・位置情報認識手段60は上記制御
手段55の描画要求手段56に描画を指示し、該要求手
段56が上記方位角情報をローカル座標に変換し、制御
手段57の地図表示制御手段58に対して上記ローカル
座標の位置に電柱記号の描画を要求する(図19S10
〜S12)。上記地図表示制御手段58はシンボル記憶
手段65から電柱記号を読み出して、当該電柱記号を表
示手段51の指定位置に表示する。また、部品情報制御
手段67は、上記電柱記号にアイテム番号を付与して当
該アイテム番号と上記ローカル座標を地図データ記憶手
段66に記憶すると共に、部品取得手段68にアイテム
番号を送信し、さらに該部品取得手段68は該アイテム
番号を部品情報・位置情報認識手段60に送信する。記
憶制御手段64は上記部品情報・位置情報認識手段60
を介して受けたアイテム番号を電柱情報記憶手段62に
記憶する(図19S14、S15)。以上により、電柱
記号等の情報を登録することができる。
【0076】また、上記指定操作が、トランス登録ボタ
ン130、電柱記号及びトランス表示位置の指定操作で
あれば、登録情報検出手段54を介して部品取得手段6
8、位置情報検出手段59が当該操作を検出し、又は指
定位置検出手段52を介して地図表示制御手段58が認
識した上記表示位置のローカル座標を上記位置情報検出
手段59が認識し、部品取得手段68が部品情報制御手
段67に対して指定位置(ローカル座標)の部品の取得
要求を行い、上記部品情報制御手段67は地図データ記
憶手段66から当該電柱記号のアイテム番号を読み出し
て部品取得手段68に送信する(図27S1〜S4)。
位置情報検出手段59は上記ローカル座標を方位角情報
に変換し、また上記部品取得手段68から上記アイテム
番号を受け、該番号を上記表示位置の方位角情報と共に
部品情報・位置情報認識手段60に送信する(図27S
5)。上記部品情報・位置情報認識手段60が上記部品
のアイテム番号と方位角情報を認識すると、方向算出手
段69が上記方位角情報からトランス方向を算出し(図
27S6,S7)、当該トランス方向を記憶制御手段6
4を介して電柱情報記憶手段62に登録する(図27S
8)。次に、上記部品情報・位置情報認識手段60は、
上記方位角情報及び部品情報を描画要求手段56に送信
し、該描画要求手段56は上記方位角情報をローカル座
標に変換して、地図表示制御手段58に対して当該ロー
カル座標の位置にトランス記号の描画要求を行い、その
結果、上記表示制御手段58はシンボル記憶手段65か
らトランス記号を読み出して当該トランス記号を表示手
段51の上記表示位置に表示する(図27S9〜S1
1)。また、上記部品情報制御手段67は上記トランス
記号にアイテム番号を付与し、該番号とその方位角情報
或はローカル座標を地図データ記憶手段66に記憶し、
上記アイテム番号を部品取得手段68に送信する(図2
7S11)。上記部品取得手段68は上記アイテム番号
を上記部品情報・位置情報認識手段60に送信し、上記
記憶制御手段64は上記認識手段60を介して受けた上
記アイテム番号を電柱情報記憶手段62に登録する(図
27S12,S13)。以上でトランス記号を登録する
ことができる。
【0077】尚、図中、70は、径間長登録処理におい
て、指定された2つの電柱記号の方位角情報から径間長
を算出する径間長算出手段である。
【0078】本発明は以上のように、ディスプレイ16
上に表示された現在位置の地図画面上の位置を電子ペン
4で指定することにより、電柱に関する各種情報を入力
することができるため、調査現場における入力作業が極
めて容易であり、また入力された各種情報を地図上に表
示することができるので、電柱に関する情報を地図画面
上で一目で確認することができ、極めて操作性の高い電
柱情報入力装置を提供することができる。
【0079】また、地図データベース15と地図制御用
ソフトウエア24は、市販の汎用ソフトを使用すること
ができるため、全国各地の地図データを使用することが
でき、汎用性に富む電柱情報入力装置を構成することが
できる。
【0080】また、地図として市販の汎用ソフトを使用
しても、地図ソフトウエア24で使用する各種部品のア
イテム番号をデータベース14にも登録する構成である
ため、当該アイテム番号を指定することにより、地図ソ
フトウエア24上の各種部品の指定、移動、変更、削除
を容易に行うことができる。
【0081】また、データベース14に登録される各種
データには径路情報入力端末1毎に異なる端末番号が付
与されるので、複数の入力端末1を使用しても各端末毎
のデータを区別することができ、例えば複数の入力端末
1から上記データを1つの基地局サーバ3に対して送信
しても、該基地局サーバ3において各端末毎のデータを
容易に管理することができ、複数の入力端末1を使用し
て効率的に電柱情報の調査を行うことができる。
【0082】本発明に関して、さらに以下の事項を開示
する。 1.請求項1又は2の制御手段が、請求項1又は2の各
ステップを実行することを特徴とする電柱情報入力装置
の動作方法。 2.地図情報を表示し得る表示手段、地図情報を記憶し
ている地図情報記憶手段、各種情報を入力するための入
力手段、該入力手段から入力された各種情報を記憶する
ための電柱情報記憶手段、上記入力手段による入力操作
に基づいて各種制御を行う制御手段とを有するコンピュ
ータを利用した電柱情報入力方法であって、上記表示手
段が上記地図情報記憶手段に記憶されている地図情報を
地図画面として表示するステップと、上記制御手段が上
記入力手段による上記地図画面上の所定位置の指定を検
出し、当該位置の位置情報を認識するステップと、上記
表示手段が入力情報編集ウインドウを表示するステップ
と、上記制御手段が上記入力手段による上記ウインドウ
からの電柱に関する情報の入力を検出するステップと、
上記制御手段が入力された電柱に関する情報に基づいて
電柱に関する記号を上記地図情報記憶手段から読み出し
て上記地図画面上の指定された上記所定位置に表示する
ステップと、上記電柱情報記憶手段が入力された電柱に
関する情報を記憶するステップと、からなることを特徴
とする電柱情報入力方法。 3.地図情報を表示し得る表示手段、地図情報を記憶し
ている地図情報記憶手段、各種情報を入力するための入
力手段、該入力手段から入力された各種情報を記憶する
ための電柱情報記憶手段、上記入力手段による入力操作
に基づいて各種制御を行う制御手段とを有するコンピュ
ータを利用した電柱情報入力方法であって、上記表示手
段が電柱情報入力のための情報入力ボタン及び地図情報
記憶手段に記憶されている地図情報を地図画面として表
示するステップと、上記制御手段が上記入力手段による
所定の上記情報入力ボタンの指定を検出するステップ
と、上記制御手段が上記入力手段による地図画面上の電
柱に関する記号及び情報入力位置の指定を検出し、該情
報入力位置の位置情報及び指定された電柱に関する記号
を認識するステップと、上記制御手段が指定された上記
情報入力ボタンに関連した情報記号を上記地図情報記憶
手段から読み出して上記地図画面上の指定された上記情
報入力位置に表示するステップと、上記電柱情報記憶手
段が上記情報記号に関する情報を記憶するステップと、
からなることを特徴とする電柱情報入力方法。
【0083】
【発明の効果】本発明は以上のように、ディスプレイ上
に表示された現在位置の地図画面上の位置を指定するこ
とにより電柱に関する各種情報を入力することができる
ため、調査現場における入力作業が極めて容易であり、
また入力された各種情報を地図画面上に表示することが
できるので、電柱に関する情報を地図上で一目で確認す
ることができ、極めて操作性の高い電柱情報入力方法、
及び装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電柱情報入力装置、及び基地局サ
ーバを示す全体構成図である。
【図2】同上電柱情報入力装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】(a)〜(c)は、同上装置のシンボルデータ
ファイルに記憶されているシンボルを示す図である。
【図4】(a)〜(e)は同上装置のデータベースに記
憶されているマスタテーブルの内容を示す図である。
【図5】同上装置のデータベースに記憶されている部品
情報テーブルの内容を示す図である。
【図6】同上装置のデータベースに記憶されている電柱
情報テーブルの内容を示す図である。
【図7】同上装置のデータベースに記憶されているハウ
スカウントテーブルの内容を示す図である。
【図8】同上装置のデータベースに記憶されている径間
長テーブルの内容を示す図である。
【図9】同上装置の地図データベースに記憶される各種
部品のアイテム番号,及び位置情報を示す図である。
【図10】同上装置の操作部ソフトにおけるシステム起
動処理を示すフローチャートである。
【図11】同上装置のメニュー画面を示す図である。
【図12】同上装置の操作部ソフトにおけるメニュー画
面処理を示すフローチャートである。
【図13】(a)(b)は、同上装置のマスタ登録画面
を示す図である。
【図14】同上装置の操作部ソフトにおけるマスタ登録
処理を示すフローチャートである。
【図15】同上装置の電柱情報入力画面を示す図であ
る。
【図16】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトの地図拡大縮小処理を示すフローチャー
トである。
【図17】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトの指定位置拡大処理を示すフローチャー
トである。
【図18】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトの地図移動処理を示すフローチャートで
ある。
【図19】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトの電柱登録処理を示すフローチャートで
ある。
【図20】(a)(b)は、地図画面から電柱登録を行
う場合の操作を説明するための地図画面を示す図であ
る。
【図21】(a)は同上装置における電柱情報編集ウイ
ンドウを示す図、(b)(c)は各々ケーブル入力画
面、現況写真入力画面を示す図である。
【図22】(a)(b)は、装柱図作成手順を示す電柱
情報編集ウインドウの装柱図入力欄を示す図である。
【図23】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトのハウスカウント登録処理を示すフロー
チャートである。
【図24】(a)〜(c)は、ハウスカウント登録処理
手順を示すものであり、(a)(c)は地図画面、
(b)はハウスカウント情報編集ウインドウを示す図で
ある。
【図25】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトの支線登録処理を示すフローチャートで
ある。
【図26】(a),(b)は、地図画面から支線登録処
理手順を説明するための地図画面を示す図である。
【図27】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトのトランス登録処理を示すフローチャー
トである。
【図28】(a)(b)は、地図画面からトランス登録
処理手順を説明するための地図画面を示す図である。
【図29】同上装置における操作部ソフト、支援ソフ
ト、地図ソフトの径間長登録処理を示すフローチャート
である。
【図30】(a)〜(c)は、径間長登録処理手順を示
すものであり、(a)(c)は地図画面、(b)は径間
長情報編集ウインドウを示す図である。
【図31】同上装置における電柱情報一覧画面を示す図
である。
【図32】同上装置の操作部ソフトにおけるデータ送信
処理を示すフローチャートである。
【図33】同上装置における通信ウインドウを示す図で
ある。
【図34】支線方向又はトランス方向を算出する方法の
説明図である。
【図35】本発明に係る電柱情報入力装置のCPUの機
能を示すブロック図である。
【図36】ローカル座標と方位角情報の変換動作を説明
するためのディスプレイ及びライブラリーの概念図であ
る。
【図37】操作部ソフト、支援ソフト、地図ソフトの電
柱登録処理のプロット位置の認識手順の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図38】操作部ソフト、支援ソフト、地図ソフトのハ
ウスカウント登録処理、支線登録処理、トランス登録処
理のプロット位置の認識手順の詳細を示すフローチャー
トである。
【図39】操作部ソフト、支援ソフト、地図ソフトの径
間長登録処理のプロット位置の認識手順の詳細を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
4 電子ペン 12 主記憶装置 14 データベース 15 地図データベース 16 ディスプレイ 17 タッチパネル 120 電柱情報入力画面 122 ツールバー 127 電柱登録ボタン 128 ハウスカウント登録ボタン 129 支線登録ボタン 130 トランス登録ボタン 131 径間長登録ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報を表示し得る表示手段、地図情
    報を記憶している地図情報記憶手段、各種情報を入力す
    るための入力手段、該入力手段から入力された各種情報
    を記憶するための電柱情報記憶手段、上記入力手段によ
    る入力操作に基づいて各種制御を行う制御手段とを有す
    るコンピュータを利用した電柱情報入力方法であって、 上記制御手段が、 上記表示手段に上記地図情報記憶手段に記憶されている
    地図情報を地図画面として表示するステップと、 上記入力手段による上記地図画面上の所定位置の指定を
    検出し、当該位置の位置情報を認識するステップと、 上記表示手段に入力情報編集ウインドウを表示するステ
    ップと、 上記入力手段による上記ウインドウからの電柱に関する
    情報の入力を検出するステップと、 入力された電柱に関する情報に基づいて電柱に関する記
    号を上記地図情報記憶手段から読み出して上記地図画面
    上の指定された上記所定位置に表示するステップと、 入力された電柱に関する情報を上記電柱情報記憶手段に
    記憶するステップと、を実行することを特徴とする電柱
    情報入力方法。
  2. 【請求項2】 地図情報を表示し得る表示手段、地図情
    報を記憶している地図情報記憶手段、各種情報を入力す
    るための入力手段、該入力手段から入力された各種情報
    を記憶するための電柱情報記憶手段、上記入力手段によ
    る入力操作に基づいて各種制御を行う制御手段とを有す
    るコンピュータを利用した電柱情報入力方法であって、 上記制御手段が、 上記表示手段に電柱情報入力のための情報入力ボタン及
    び地図情報記憶手段に記憶されている地図情報を地図画
    面として表示するステップと、 上記入力手段による所定の上記情報入力ボタンの指定を
    検出するステップと、 上記入力手段による地図画面上の電柱に関する記号及び
    情報入力位置の指定を検出し、該情報入力位置の位置情
    報及び指定された電柱に関する記号を認識するステップ
    と、 指定された上記情報入力ボタンに関連した情報記号を上
    記地図情報記憶手段から読み出して上記地図画面上の指
    定された上記情報入力位置に表示するステップと、 上記情報記号に関する情報を電柱情報記憶手段に記憶す
    るステップと、を実行することを特徴とする電柱情報入
    力方法。
  3. 【請求項3】 地図情報を記憶した地図情報記憶手段
    と、上記地図情報記憶手段に記憶されている地図を地図
    画面として表示し得る表示手段と、該表示手段から各種
    情報を入力し得る入力手段と、該入力手段の入力操作に
    基づいて各種情報処理を行う制御手段と、上記入力操作
    に基づいて入力された各種情報を記憶し得る電柱情報記
    憶手段とを有し、 上記制御手段は、上記入力手段が上記地図画面上の所定
    位置を指定するとその位置情報を認識する位置情報認識
    手段、 該認識手段の認識に基づいて上記表示手段に入力情報編
    集ウインドウを表示する編集ウインドウ表示手段、 上記ウインドウから上記入力手段により電柱に関連する
    情報の入力があると、入力された電柱に関する情報に基
    づいて上記電柱に関する記号を上記地図情報記憶手段か
    ら読み出して上記地図画面上の上記所定位置に表示する
    表示制御手段、 上記入力された電柱に関する情報を上記電柱情報記憶手
    段に記憶する記憶制御手段、 とを具備するものであることを特徴とする電柱情報入力
    装置。
  4. 【請求項4】 地図情報を記憶した地図情報記憶手段
    と、電柱情報入力のための情報入力ボタン及び上記地図
    情報記憶手段に記憶されている地図を地図画面として表
    示し得る表示手段と、該表示手段から各種情報を入力し
    得る入力手段と、該入力手段の入力操作に基づいて各種
    情報処理を行う制御手段と、上記入力操作に基づいて入
    力された各種情報を記憶し得る電柱情報記憶手段とを有
    し、 上記制御手段は、上記入力手段が上記情報入力ボタン、
    上記地図画面上の電柱に関する記号及び情報入力位置を
    指定すると、指定された上記記号及び情報入力位置を認
    識する部品位置情報認識手段、 上記指定された情報入力ボタンに関連した情報記号を上
    記地図情報記憶手段から読み出して、該情報記号を上記
    地図画面上の上記情報入力位置に表示する表示制御手
    段、 上記情報記号に関する情報を上記電柱情報記憶手段に記
    憶する記憶制御手段、 とを具備するものであることを特徴とする電柱情報入力
    装置。
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