JP6172618B2 - 投影システム及びポインタ - Google Patents

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Description

本発明は、投影システム及びこの投影システムに用いられるポインタに関する。
従来、プロジェクタとパソコンとを無線接続した投影システムが提案されるに至っている(例えば下記特許文献1参照。)。このシステムを用いることにより、パソコンの液晶画面に表示されている画像をプロジェクタによりスクリーン上に投影することが可能となる。したがって、説明者はパソコンでの操作により、スクリーン上の投影画像を切り換え変化させながら、プレゼンテーションを行うことができる。
また、レーザーポインタを用い、レーザーのスポット光からなるレーザーカーソルを前記スクリーン上に表示させてプレゼンテーションを行うことも行われている(例えば下記特許文献2参照)。したがって、説明者はパソコンでの操作によりスクリーン上の投影画像を切り換え変化させつつ、投影画像の要部をレーザーカーソルで指し示しながら、円滑に説明を行うことができる。
特開2000−222163号公報 特開2001−125738号公報
しかしながら、パソコンの液晶画面には通常マウスカーソルが表示されていることから、この液晶画面に表示されている画像をプロジェクタにより投影すると、投影画像はマウスカーソルが表示されている状態となる。したがって、この状態でレーザーポインタを用いて説明を行うと、投影画面上にはパソコンからのマウスカーソルとレーザーポインタのスポット光からなるレーザーカーソルとが併存して表示されてしまう。このため、説明者が説明に際して混乱したり、説明を受ける視聴者が誤解してしまう不都合が生じてしまう。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、投影画像上に複数のカーソルが表示されることに起因する不都合を解消する投影システム及びポインタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明に係る投影システムにあっては、端末装置から画像を取得して所定の投影面上に投影する投影装置と、第1のカーソルを前記投影面に表示させる第1のモードと、発光源を有しこの発光源からの光を照射し第2のカーソルを外部の任意の位置に表示させる第2のモードとを設定可能な照射装置と、を含む投影システムであって、前記照射装置は、前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルの表示を制御する制御手段とを備え、前記判断手段は、前記投影装置の投影に伴うフリッカーを前記投影面上にて検出する検出手段を含み、前記検出手段が前記フリッカーを検出した場合に前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断することを特徴とする。
また、本発明に係る照射装置にあっては、末装置と、この端末装置から画像を取得して所定の投影面上に投影する投影装置とを含む投影システムに用いられる照射装置であって、発光源と、第1のカーソルを前記投影面に表示させる第1のモードと、前記発光源からの光を照射し第2のカーソルを外部の任意の位置に表示させる第2のモードとを設定する設定手段と、前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルの表示を制御する制御手段とを備え、前記判断手段は、前記投影装置の投影に伴うフリッカーを前記投影面上にて検出する検出手段を含み、前記検出手段が前記フリッカーを検出した場合に前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断することを特徴とする。
本発明によれば、投影画像上に複数のカーソルが表示されることを防止することができ、その結果、説明者が説明に際して混乱したり、説明を受ける視聴者が誤解する不都合を解消することができる。
本発明の一実施の形態に係るプレゼンテーションシステムを示す斜視図である。 プロジェクタの回路構成を示すブロック図である。 パソコンの回路構成を示すブロック図である。 ポインタの外観構成を示すブロック図である。 ポインタの回路構成を示すブロック図である。 ポインタの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るプレゼンテーションシステムの構成を示すブロック図である。このプレゼンテーションシステムは、プレゼンテーション会場内に配置されたプロジェクタ1と、このプロジェクタ1に無線接続されたパソコン5、及びパソコン5に無線接続されたポインタ8で構成されている。また、このプレゼンテーション会場内には、プロジェクタ1により画像が投影されるスクリーン100と、プレゼンテーションに関連する事項が書き込まれたホワイトボード200が配置されている。
なお、これらプロジェクタ1、パソコン5、ポインタ8を接続する近接無線通信手段として、例えばブルーツゥース(Bluetooth:登録商標)を用いることができる。
図2は、前記プロジェクタ1の回路構成を示すブロック図である。このプロジェクタ1は、制御部11、入出力インターフェイス12、画像変換部13、表示エンコーダ14、表示駆動部15等を有するものである。入出力コネクタ部16から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェイス12、システムバス17を介して、画像変換部13で表示に適した所定フォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ14に送られる。また、無線通信部28により受信されたパソコン5からの所定規格の画像信号も、無線通信処理部29、システムバス17を介して、画像変換部13で表示に適した所定フォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ14に送られる。
表示エンコーダ14は、送られてきた画像信号をビデオRAM18に展開記憶させた上で、このビデオRAM18の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部15に出力するものである。
表示エンコーダ14からビデオ信号が入力される表示駆動部15は、送られてきた画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子19を駆動する。そして、光源装置20から射出された光線束を光源側光学系を介して表示素子19に入射することにより、表示素子19の反射光で光像を形成し、投影側光学系とする可動レンズ群21を介してスクリーン100に画像を投影表示する。この投影側光学系の可動レンズ群21は、レンズモータ22によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
画像圧縮/伸張部23は、画像信号における輝度信号及び色差信号をADTC及びハフマン符号化等の処理により、データ圧縮して着脱自在な記録媒体であるメモリカード24に書き込む記録処理や、メモリカード24に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸張して画像変換部13を介して表示エンコーダ14に送り、メモリカード24に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能にするものである。
制御部11は、プロジェクタ1内における各回路の動作を制御するものであって、CPU(Central Processing Unit)及びその周辺回路、ROM(Read Only Memory)111、RAM( Random Access Memory )112等で構成されている。ROM111には、CPUや各種セッティング等のプログラムやデータ等が予め記憶されており、RAM112は、ワークメモリ等として使用される。キー/インジケータ部25は、本体ケース等に設けられているメインキー及びインジケータ等により構成され、その操作信号は制御部11に送出される。
なお、制御部11には、システムバス17を介して音声処理部30が接続されており、音声処理部30はPCM音源等の音源回路を備え、投影モード及び再生モード時には、音声データをアナログ化し、スピーカ31を駆動して拡声放音させることができる。また、制御部11は、光源制御回路32を制御することにより、画像信号に応じて赤色光源、緑色光源、青色光源を時分割制御している。
図3は、前記パソコン5の構成を示すブロック図である。図示のように、このパソコン5は、バス51を介して互いに接続された制御部52、HDD(Hard Disk)53、RAM54、サウンド処理部55、グラフィック処理部56、DVD/CD−ROMドライブ57、無線通信処理部58、及びインターフェイス部59を備えている。
制御部52は、CPU、ROM等で構成され、ROMに記憶されているブートプログラムやOS(Operating System)等の基本プログラムに基づき、RAM54に記憶されたプログラムを順次実行して、各種処理等を行うとともに、パソコン5本体内の各部の動作を制御する。
RAM54は、メインメモリとして使用されるもので、DVD/CD−ROMから転送された、プログラムやデータを記憶する。RAM54は、また、プログラム実行時におけるワークエリアとしても使用される。サウンド処理部55は、制御部52からの指示に従って、サウンドデータを再生するための処理を行い、音声信号として出力するとともに、この音声信号を再生するスピーカを含む。
グラフィック処理部56は、制御部52からの指示に従って各種画像データを生成し、また、生成した画像データに所定の同期信号を付加して、ビデオ信号として表示部61に出力する。DVD/CD−ROMドライブ57は、制御部52からの指示に従って、パソコン5にセットされたDVD/CD−ROMを駆動し、DVD/CD−ROMに格納されているプログラムやデータを、バス51を介してRAM54に転送する。
無線通信処理部58には、無線通信部64が接続されている。そして、前記ポインタ8からの無線信号は無線通信部64で受信され、無線通信処理部58で復調されて制御部52に送られる。また、プロジェクタ1への無線画像信号は、制御部52から無線通信処理部58に送られて変調された後、無線通信部64から送信される。
インターフェイス部59には、キーボード62が接続される。このインターフェイス部59では、キーボード62と制御部52やRAM54との間のデータの授受を制御する。HDD53は、各種プログラムや各種データを格納している。表示部61は、グラフィック処理部56からのビデオ信号に対応する画像を表示する液晶パネル等からなる表示画面を備えている。
したがって、制御部52は、表示部61に表示させたグラフィック処理部56からのビデオ信号を処理し、無線通信処理部58及び無線通信部64を介してプロジェクタ1に画像信号を送信することができる。よって、プロジェクタ1が、パソコン5から送信される画像信号を無線通信部28により受信して、前述のように各部により処理を行うことにより、パソコン5の表示部61に表示されている画像と同一の画像をスクリーン100に投影することができる。
図4は、ポインタ8の外部形状を示す斜視図である。このポインタ8は、マウスに近似する形状からなるハウジング81を有している。ハウジング81の上面にはホイール82の上端部が突出しており、先端面95にはAF機能を備えた撮像レンズ83とレーザーダイオード84とが併設されている。したがって、これら撮像レンズ83により撮像される方向である撮像方向とレーザーダイオード84から照射されるレーザーの方向である照射方向とは同一である。
図5は、ポインタ8の回路構成を示すブロック図である。図示のようにポインタ8は、制御部85、操作情報入力部86、撮像部87、切替部88等を有する。操作情報入力部86からは、当該ポインタ8の操作に関連する全て情報、例えば電源のオン・オフ、ホイール82の操作情報、ポインタ8をマウスと同様に机上で移動させた場合の移動情報、左右クリックやドラッグを行った場合のクリック、ドラッグ情報等入力され、これら操作情報はバスライン89を介して制御部85に供給される。撮像部87は、前記撮像レンズ83の光軸上に配置されて被写体像が結像されるCCD、CCDから出力された信号を処理するA/DコンバータやDSP等を有し、撮像信号(画像信号)を処理して制御部85に供給する。
なお、撮像部87が有するCCDは、プロジェクタ1の光源装置20から射出される光線束により投影される画像をフリッカーとして検出できるフレームレート(サンプリング周波数)で動作するものである。
切替部88は、ポインタ機能部90とマウス機能部91とを切り替える回路で構成されている。ポインタ機能部90は、前記レーザーダイオード84を駆動する回路である。マウス機能部91は、前記操作情報入力部から入力された操作情報に基づき、ポインタ8をマウスとして機能させた場合のカーソル表示、スクロール、クリック等のパソコン5に対するコマンドを生成する。これら、マウス機能部91で生成されたコマンドは、無線通信処理部82及び無線通信部93を介して、パソコン5に送信される。
制御部85は、ポインタ8内における各回路の動作を制御するものであって、CPU及びその周辺回路、ROM851、RAM852等で構成されている。ROM851には後述するフローチャートにより示すプログラムやデータ等が予め記憶されており、RAM852は、ワークメモリ等として使用される。
以上の構成に係る本実施の形態において、説明者は例えば投影する複数の画面で使用する説明事項をホワイトボード200に書き込んでおく。プレゼンテーションに際しては、パソコン5のHDD53に予め記憶させてある資料を表示部61に表示させる。すると、このパソコン5の表示部61に資料を表示させた画像データが無線通信部64を介してプロジェクタ1に送信される。プロジェクタ1は無線通信部28によりこのデータを受信し、無線通信処理部29、システムバス17を介して、画像変換部13で表示に適した所定フォーマットの画像信号に統一するように変換される。表示エンコーダ14は、送られてきた画像信号をビデオRAM18に展開記憶させた上で、このビデオRAM18の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部15に出力し、表示駆動部15、表示素子19が前述のように動作する。これにより、スクリーン100にはパソコン5の表示部61に表示されている画像と同一の画像が表示される。
また、このときポインタ8の切替部88によりマウス機能部91がONの状態にあると、パソコン5の表示部61には、第1のカーソルが表示される。したがって、この第1のカーソルを含む画像データがパソコン5からプロジェクタ1に送信されて、投影されることにより、図1に示すようにスクリーン100には第1のカーソルC1が表示されることとなる。
一方、ポインタ8の制御部85は、ROM851に記憶されているプログラムに従って、図6のフローチャートに示すように処理を実行する。電源が投入されたならば(ステップS1;YES)、各部を起動する(ステップS2)。したがって、このステップS2での処理により、撮像部87も起動することとなり、ポインタ8はプロジェクタ1の投影画像上におけるフリッカーを検出することが可能な状態となる。
そこで、ポインタ8の制御部85は、撮像部87により撮像され画像に基づき、フリッカーが検出できたか否かを判断する(ステップS3)。このステップS3での判断の結果、フリッカーが検出できない場合は、制御部85は切替部88を制御してポインタ機能部90をONにし、かつ、マウス機能部91をOFFにする(ステップS4)。
つまり、フリッカーが検出できないことにより、ポインタ8の先端面95は、少なくともスクリーン100の方向に向いてないと断定することができる。また、現在プレゼンテーション中であることを考慮すると、説明者はホワイトボード200方向にポインタ8を向けて、ホワイトボード200の記載事項の説明を行う状況が想定される。よって、この場合には、ポインタ機能部90をON状態に維持する(ステップS4)。
これにより、レーザーダイオード84が動作状態に維持され、図1に示すように、発生したレーザー光により第2のカーソルC2がホワイトボード200に投影される。したがって、説明者はポインタ8を持って先端面95の向きを変化させることにより、ホワイトボード200上における第2のカーソルC2の位置を自在に変化させつつ、プレゼンテーションを進行させることができる。
また、このとき制御部85は、マウス機能部91をオフにする(ステップS4)。したがって、パソコン5の表示部61及びスクリーン100からは第1のカーソルC1が消去された状態となる。よって、説明を受ける視聴者において、ホワイトボード200の記載事項を説明しているのにも拘わらず、スクリーン100上の画面での説明が行われていると誤解する不都合を未然に防止することができる。
しかる後に、電源がOFFにされたか否かを判断し、電源がOFFにされるまで、ステップS3からの処理を繰り返す。
このようにして、プレゼンテーションを進行させている状態において、説明者が持っているポインタ8の先端面95をスクリーン100方向に向けると、撮像レンズ83も同方向を指向する。したがって、撮像部87によりフリッカーが検出され、ステップS3の判断がYESとなる。よって、制御部85はステップS3からステップS5に処理を進め、ポインタ機能部90をOFFにし、かつマウス機能部91をONにする。
このとき、スクリーン100には、パソコン5の表示部に表示されている第1のカーソルC1がプロジェクタ1により投影されて表示される。しかし、ポインタ機能部90がOFFにされていることから、ポインタ8の先端面95がスクリーン100方向に向いていても、第2のカーソルC2がスクリーン100上に表示されることはない。
よって、スクリーン100上に第1のカーソルC1と第2のカーソルC2とが併存して表示されてしまう状態を回避することができる。このため、スクリーン100上に第1のカーソルC1と第2のカーソルC2とが表示され説明者が説明に際して混乱したり、説明を受ける視聴者が誤解する不都合を解消することができる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本実施形態の変形例を下記に示す。
(1)実施の形態においては、第2のカーソルC2を不表示とすることにより、第1及び第2のカーソルC1、C2がスクリーン100上に表示されることを防止するようにしたが、フリッカーが検出された場合には第2のカーソルC2をそれ以前に表示されていたサイズよりも小さいサイズで表示させるようにしてもよい。このようにすれば、第2のカーソルC2が目立たないものとなり、説明を受ける視聴者の誤解を低減することができる。
(2)フリッカーが検出された場合には、第2のカーソルC2をスクリーン100上に投影されている画像と異なる色で表示させるようにしてもよい。このようにすれば、第2のカーソルC2により妨げられることなく当該第2のカーソルC2と画像とを明確に見分けることができる。
(3)フリッカーが検出された場合には、第2のカーソルC2を消去することなくスクリーン100上に表示されている文字、図やグラフと重ならない位置に表示するようにしてもよい。このようにすれば、説明を受ける視聴者は第2のカーソルC2により妨げられることなく、文字、図やグラフを見ることができる。
(4)本実施の形態のステップS4においては、マウス機能部91をOFFにすることにより、マウス機能全体を停止させるようにしたが、第1のカーソルC1の表示機能のみをOFFにし、スクロール、クリック等の他の機能はON状態を維持するようにしてもよい。このようにすれば、スクリーン100上での両カーソルC1、C2の併存表示を回避しつつ、マウスの機能を発生させることができる。
(5)本実施の形態のステップS4においては、ポインタ機能部90を単にONにするようにしたが、操作情報入力部86にボタンを設け、ボタン操作を行っている間においてよみポインタ機能部90をONにするよういしてもよい。このようにすれば、誤って視聴者の目にレーザー光が照射される事態を未然に防止することがきる。
(6)実施の形態においては、フリッカーが検出できるか否かにより、第2のカーソルC2の表示される位置がスクリーン100上であるか否かを判断するようにした。しかしこれに限らず、例えば角度センサを用いてポインタ8がスクリーン100方向を向いているか否かにより、第2のカーソルC2の表示される位置がスクリーン100上であるか否かを判断する等、他の手段、方法により第2のカーソルC2の表示される位置がスクリーン100上であるか否かを判断するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。
以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
画像を表示する画面を備えた端末装置と、
この端末装置から前記画面に表示される画像を取得して所定の投影面上に投影する投影装置と、
第1のカーソルを前記画面に表示させる第1のモードと、発光源を有しこの発光源からの光を照射し第2のカーソルを外部の任意の位置に表示させる第2のモードとを設定可能な照射装置と、を含む投影システムであって、
前記照射装置は、
前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第1のカーソルを表示するように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする投影システム。
[請求項2]
前記判断手段は、前記投影装置の投影に伴うフリッカを前記投影面上にて検出する検出手段を備え、
前記検出手段が前記フリッカを検出した場合に前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断することを特徴とする請求項1記載の投影システム。
[請求項3]
前記制御手段は、前記判断手段により前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断された場合、前記第2のモードを解除することを特徴とする請求項1又は2記載の投影システム。
[請求項4]
前記制御手段は、前記第2のモードを解除し且つ前記第1のモードを設定することを特徴とする請求項3記載の投影システム。
[請求項5]
前記制御手段は、前記検出手段が前記部位におけるフリッカを検出しない場合、前記第2のモードを解除して、前記第1のモードを設定することを特徴とする請求項3又は4記載の投影システム。
[請求項6]
前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、投影面上でないと判断された場合よりも小さいサイズで前記第2のカーソルを表示させることを特徴とする請求項1記載の投影システム。
[請求項7]
前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、前記投影面に投影されている画像の色に応じた異なる色で前記第1のカーソルを表示させることを特徴とする請求項1記載の投影システム。
[請求項8]
前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、前記投影面に投影されている画像を回避した位置に前記第1のカーソルを表示させることを特徴とする請求項1記載の投影システム。
[請求項9]
画像を表示する画面を備えた端末装置と、この端末装置から前記画面に表示される画像を取得して所定の投影面上に投影する投影装置とを含む投影システムに用いられる照射装置であって、
発光源と、
第1のカーソルを前記画面に表示させる第1のモードと、前記発光源からの光を照射し第2のカーソルを外部の任意の位置に表示させる第2のモードとを設定する設定手段と、
前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であるか否かを判断する判断手段と、
この判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第1のカーソルを表示するように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする照射装置。
[請求項10]
前記判断手段は、前記投影装置の投影に伴うフリッカを前記投影面上にて検出する検出手段を備え、
前記検出手段が前記フリッカを検出した場合に前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断することを特徴とする請求項9記載の照射装置。
1 プロジェクタ
5 パソコン
8 ポインタ
81 ハウジング
82 ホイール
82 無線通信処理部
83 撮像レンズ
84 レーザーダイオード
85 制御部
86 操作情報入力部
87 撮像部
88 切替部
89 バスライン
90 ポインタ機能部
91 マウス機能部
93 無線通信部
95 先端面
100 スクリーン
111 ROM
112 RAM
200 ホワイトボード

Claims (18)

  1. 端末装置から画像を取得して所定の投影面上に投影する投影装置と、
    第1のカーソルを前記投影面に表示させる第1のモードと、発光源を有しこの発光源からの光を照射し第2のカーソルを外部の任意の位置に表示させる第2のモードとを設定可能な照射装置と、を含む投影システムであって、
    前記照射装置は、
    前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルの表示を制御する制御手段と
    を備え
    前記判断手段は、前記投影装置の投影に伴うフリッカーを前記投影面上にて検出する検出手段を含み、
    前記検出手段が前記フリッカーを検出した場合に前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断する
    ことを特徴とする投影システム。
  2. 前記制御手段は、前記判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルの表示態様を異なるものにすることを特徴とする請求項1記載の投影システム。
  3. 前記制御手段は、前記判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルを非表示にすることを特徴とする請求項1又は2記載の投影システム。
  4. 前記制御手段は、前記判断手段により前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断された場合、前記第2のモードを解除することを特徴とする請求項1〜3の何れか記載の投影システム。
  5. 前記制御手段は、前記第2のモードを解除し且つ前記第1のモードを設定することを特徴とする請求項記載の投影システム。
  6. 前記制御手段は、前記検出手段が前記フリッカーを検出しない場合、前記第1のモードを解除して、前記第2のモードを設定することを特徴とする請求項1又は2記載の投影システム。
  7. 前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、投影面上でないと判断された場合よりも小さいサイズで前記第2のカーソルを表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の投影システム。
  8. 前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、前記投影面上に投影されている画像の色に応じた異なる色で前記第2のカーソルを表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の投影システム。
  9. 前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、前記投影面上に投影されている画像を回避した位置に前記第2のカーソルを表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の投影システム。
  10. 末装置と、この端末装置から画像を取得して所定の投影面上に投影する投影装置とを含む投影システムに用いられる照射装置であって、
    発光源と、
    第1のカーソルを前記投影面に表示させる第1のモードと、前記発光源からの光を照射し第2のカーソルを外部の任意の位置に表示させる第2のモードとを設定する設定手段と、
    前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルの表示を制御する制御手段と
    を備え
    前記判断手段は、前記投影装置の投影に伴うフリッカーを前記投影面上にて検出する検出手段を含み、
    前記検出手段が前記フリッカーを検出した場合に前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断する
    ことを特徴とする照射装置。
  11. 前記制御手段は、前記判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルの表示態様を異なるものにすることを特徴とする請求項10記載の照射装置。
  12. 前記制御手段は、前記判断手段により前記投影面上であると判断された場合、前記第2のカーソルを非表示にすることを特徴とする請求項10又は11記載の照射装置
  13. 前記制御手段は、前記判断手段により前記第2のカーソルが表示される位置が前記投影面上であると判断された場合、前記設定手段を制御して前記第2のモードを解除することを特徴とする請求項10〜12の何れか記載の照射装置。
  14. 前記制御手段は、前記第2のモードを解除し且つ前記第1のモードを設定することを特徴とする請求項13記載の照射装置。
  15. 前記制御手段は、前記検出手段が前記フリッカーを検出しない場合、前記第1のモードを解除して、前記第2のモードを設定することを特徴とする請求項10又は11記載の照射装置。
  16. 前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、投影面上でないと判断された場合よりも小さいサイズで前記第2のカーソルを表示させることを特徴とする請求項10又は11記載の照射装置。
  17. 前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、前記投影面上に投影されている画像の色に応じた異なる色で前記第2のカーソルを表示させることを特徴とする請求項10又は11記載の照射装置。
  18. 前記制御手段は、前記判断手段により前記位置が投影面上であると判断された場合、前記投影面上に投影されている画像を回避した位置に前記第2のカーソルを表示させることを特徴とする請求項10又は11記載の照射装置。
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