JP2009276507A - 投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御プログラム - Google Patents

投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御プログラム Download PDF

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Nobuhisa Takabayashi
信久 高林
Junichi Kawashima
淳市 川島
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Abstract

【課題】プレゼンテータが効果的にビデオプロジェクタ等の投写型表示装置を操作できる
とともに、プレゼンテーション内容に注力することができるような操作方法を提供する。
【解決手段】プロジェクタにおいて、入力された画像信号に対応する画像とカメラ装置3
10より撮像された画像との差である差分画像を生成し、差分画像に含まれる制御指示画
像を抽出し、抽出された制御指示画像に基づく制御動作を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御プログラムに係り、
特にプレゼンテーションに最適な投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御
プログラムに関する。
従来、アイディアや各種の情報を複数の人間に対して同時に伝達することを目的として
、プレゼンテーションを行うことが知られている。
ここで、プレゼンテーションとは、情報の送り手(例えば、企画立案者、報告者)が情
報の受け手(例えば、クライアントや社内上司)に対して、情報や企画を正確かつ効果的
に伝達し、その結果として送り手の意図した方向へ受け手の判断や意思決定を行ってもら
えるよう説得するためのものである。
近年においては、このようなプレゼンテーションを行う場合に、図表や画像(映像)な
どの資料を大勢の受け手に対して容易に把握してもらうため、情報の送り手は、提供する
資料をディジタルデータとして予め用意し、ビデオプロジェクタ等の投写型表示装置を用
いて、大きな画面で説明する様式が一般的となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−22551号公報
ところで、プレゼンテーションを行う場合に、投写型表示装置の操作を実際にプレゼン
テーションを行うプレゼンテータとは別の操作担当者にまかせる場合には、連携がうまく
いかず、プレゼンテータの意図するタイミングで所望の操作ができない場合が生じるとい
う不具合があった。
また、一人でプレゼンテーションを行う場合、説明は、視聴者あるいは投射している画
面を向いて行っているにもかかわらず、説明の途中で、パーソナルコンピュータのキーボ
ードや、画面上の位置を指し示す、レーザポインタとは別個のリモートコントローラなど
によって行う必要があり、説明に集中できず、操作も煩わしいという不具合があった。
そこで、本発明の目的は、プレゼンテータが効果的にビデオプロジェクタ等の投写型表
示装置を操作できるとともに、プレゼンテーション内容に注力することが可能な投写型表
示装置、投写表示方法、及び、投写表示制御プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、入力された画像信号に対応する画像
を投射して表示する投写型表示装置において、前記投射された画像を撮像する撮像部と、
入力された画像信号に対応する画像と前記撮像部により撮像された画像との差である差分
画像を生成する差分画像生成部と、前記差分画像に含まれる制御指示画像を抽出する制御
指示画像抽出部と、前記制御指示画像抽出部により抽出された前記制御指示画像に基づく
制御動作を実行する制御部と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、撮像部は、投射された画像を撮像する。
これにより、差分画像生成部は、入力された画像信号に対応する画像と撮像部により撮
像された画像との差である差分画像を生成する。
制御指示画像抽出部は、差分画像に含まれる制御指示画像を抽出する。
制御部は、制御指示画像抽出部により抽出された制御指示画像に基づく制御動作を実行
する。
したがって、投射して表示された画像に制御指示画像を含める操作を投写型表示装置の
操作者(=プレゼンテータ)が行うことにより、所望の動作を投写型表示装置に行わせる
ことができる。すなわち、プレゼンテータは、効果的にビデオプロジェクタ等の投写型表
示装置を操作できるとともに、直接的に投写型表示装置を操作する必要がないのでプレゼ
ンテーション内容に注力することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記制御部は、前記制御指示画像と、前
記投射された画像を複数の領域に分割した場合にいずれの前記領域に前記制御指示画像が
含まれているかを表す画像位置情報とに基づいて前記制御動作を実行することを特徴とし
ている。
上記構成によれば、差分画像に制御指示画像が含まれているのに加えて、その検出され
た位置に対応する画像位置情報に基づいて制御動作を実行するので、さまざまなバリエー
ションで制御を行うことが可能となる。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様において、前記制御指示画像は、
前記投射された画像上の位置を示すために当該画像上に外部の位置指示装置により形成さ
れた位置指示画像であることを特徴としている。
上記構成によれば、容易に差分画像に制御指示画像を含めることができ、制御が容易か
つ臨機応変に行える。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記位置指示装置は、前記位置指示画像
の形状あるいは色を変更可能であり、前記制御部は、前記位置指示画像の形状あるいは色
に基づいて前記制御動作を実行することを特徴としている。
したがって、位置指示画像の形状あるいは色を変更するだけで、さまざまな態様の制御
が行える。
本発明の第5の態様は、第1ないし第4の態様のいずれかにおいて、前記制御部は、前
記制御指示画像を前記制御動作に対応づけて記憶する制御動作記憶部を備え、前記制御動
作記憶部を参照して、前記制御動作を実行する、ことを特徴としている。
したがって、あらかじめ所望の制御動作を制御動作記憶部上で割り当てておくことで、
容易かつ確実に制御動作を実行させることができる。
本発明の第6の態様は、入力された画像信号に対応する画像を投射して表示するととも
に、前記投射された画像を撮像する撮像部を備えた投写型表示装置の制御方法であって、
入力された画像信号に対応する画像と前記撮像部により撮像された画像との差である差分
画像を生成する差分画像生成過程と、前記差分画像に含まれる制御指示画像を抽出する制
御指示画像抽出過程と、前記制御指示画像抽出過程において抽出された前記制御指示画像
に基づく制御動作を実行する制御過程と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、投射して表示された画像に制御指示画像を含める操作を投写型表示
装置の操作者(=プレゼンテータ)が行うことにより、所望の動作を投写型表示装置に行
わせることができる。すなわち、プレゼンテータが、効果的にビデオプロジェクタ等の投
写型表示装置を操作できるとともに、直接的に投写型表示装置を操作する必要がないので
プレゼンテーション内容に注力することができる。
本発明の第7の態様は、入力された画像信号に対応する画像を投射して表示するととも
に、前記投射された画像を撮像する撮像部を備えた投写型表示装置を制御するための制御
プログラムであって、入力された画像信号に対応する画像と前記撮像部により撮像された
画像との差である差分画像を生成させ、前記差分画像に含まれる制御指示画像を抽出させ
、前記抽出された前記制御指示画像に基づく制御動作を実行させる、ことを特徴としてい
る。
上記構成によれば、投射して表示された画像に制御指示画像を含める操作を投写型表示
装置の操作者(=プレゼンテータ)が行うことにより、所望の動作を投写型表示装置に行
わせることができる。すなわち、プレゼンテータが、効果的にビデオプロジェクタ等の投
写型表示装置を操作できるとともに、直接的に投写型表示装置を操作する必要がないので
プレゼンテーション内容に注力することができる。
本発明によれば、プレゼンテータが、効果的にビデオプロジェクタ等の投写型表示装置
を操作できるとともに、プレゼンテーション内容に注力することができる。
次に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
以下の説明においては、本発明が適用されたフロント投写型の投写型表示装置(以下、
単に「プロジェクタ」と言う)を用いた投写型表示システムを例として説明する。
図1は、本実施形態に係る投写型表示システムの構成の説明図である。
投写型表示システム10は、プロジェクタ1と、プロジェクタ1に表示させるべき画像
データを出力するノート型のパーソナルコンピュータ2と、スクリーン3と、スクリーン
3上でポイントマーク4Aによりを指し示すためのレーザポインタ4と、を備えている。
プロジェクタ1は、投写光学部の一部として投写ズームレンズ1Aと、メモリカードM
Cが挿入され、当該メモリカードMCに対するデータの読み書きをおこなうメモリカード
リーダライタ1Bと、DVDなどの光学ディスクDKが挿入され、当該光学ディスクDK
に対するデータの読み書きを行うディスクドライブ1Cと、を備えている。
また、プロジェクタ1には、外部入出力端子110にパーソナルコンピュータ2が接続
され、パーソナルコンピュータ2から映像信号が入力され、あるいは、プロジェクタ1か
らパーソナルコンピュータ2に各種制御を行うためのコマンドが出力される。
上記構成により、プロジェクタ1は、メモリカードMCまたは光学ディスクDKに記録
された画像データに基づく画像、若しくは、パーソナルコンピュータ2から入力された映
像信号に基づく画像をスクリーン3に拡大投写して表示する。
この場合に、プロジェクタ1は、投写ズームレンズ1Aのズーム倍率を可変させること
で、スクリーン3に投写する映像の投写表示サイズを最大表示サイズから最小表示サイズ
までの間で調整ができるようになっている。
さらにプロジェクタ1は、カメラ装置310を内蔵しており、後に詳述するが、カメラ
装置310により撮影した画像に対応するレーザポインタ4により指し示されたポイント
マーク4Aの種別、色などに基づいてプロジェクタ1あるいはパーソナルコンピュータ2
の操作を行うこととなる。
図2は、プロジェクタの概要構成ブロック図である。
プロジェクタ1は、光源102と、液晶ライトバルブ101と、投写ズームレンズ1A
とを備え、光源102が放射した光を、メモリカードMCに記録された画像データGMC
または光学ディスクDKに記録された画像データGDKに基づく画像、若しくは、パーソ
ナルコンピュータ2から入力された映像信号に対応する画像データが書き込まれた液晶ラ
イトバルブ101を透過させ、投写ズームレンズ1Aにより倍率調整してスクリーン3に
画像を拡大投写する。この場合において、プロジェクタ1全体の制御は、コントローラ3
00により行われている。
また、プロジェクタ1は、スクリーン3に拡大投射した画像31(=スクリーンなどそ
の周辺領域を含む画像)を撮影するカメラ装置310を備えている。
より具体的には、プロジェクタ1は、外部入出力端子110から入力された映像信号が
インタフェース(I/F)回路111を介してI/P変換回路112に入力される。
I/P変換回路112は、インターレース方式の映像信号が入力された場合に、液晶ラ
イトバルブ101の駆動に合わせてプログレッシブ方式の映像データに変換しスケーリン
グ回路113に出力する。スケーリング回路113は、映像信号の画素数(解像度)を上
記液晶ライトバルブ101の画素数に応じて変換し画質調整回路114に出力する。
画質調整回路114は、映像の明るさ、コントラスト、シャープネス、色の濃さ、色相
などの画質調整項目を調整しガンマ補正回路115に出力する。画質調整回路114には
、画質調整項目の各調整項目の調整値が適宜セットされた複数のプリセットがあらかじめ
保持されており、ユーザ(視聴者)は所望のプリセットを選択し、或いは、各調整項目の
調整値を個別に調整して画質調整を行う。
上記ガンマ補正回路115は、液晶ライトバルブ101のガンマ特性に基づいて映像デ
ータを補正し駆動回路116に出力し、駆動回路116が映像データを液晶ライトバルブ
101に書き込み、書き込まれた映像データに対応した映像がスクリーン3に拡大投写さ
れる。
なお、図2では図示を省略したが、プロジェクタ1には、上記液晶ライトバルブ101
及び液晶ライトバルブ101に映像信号を書き込む回路系がRGBの各色ごとに設けられ
ている。光源102の放射光は、ダイクロイックミラーなどでRGBの3色に分離され、
各色の光が、対応する色の液晶ライトバルブ101を照明し、各液晶ライトバルブ101
を透過した透過光がダイクロイックプリズムなどで合成され、1つの投写ズームレンズ1
Aを通って拡大投写され、これにより、スクリーン3にはカラー映像が投写されるように
なっている。
投写ズームレンズ1Aには、ズーム倍率可変用のモータ104と、ズーム設定信号20
1に基づいてモータ104を駆動するモータ駆動回路105と、投写ズームレンズ1Aの
ズーム状態を検出しモータ駆動回路105に出力する検出回路106とが設けられており
、ズーム設定信号201によりズーム倍率が指定されると、モータ駆動回路105が検出
回路106からの検出値(現在のズーム状態)が、指定されたズーム倍率になるようにフ
ィードバック制御する。
ズーム設定信号201は、ズーム手動設定回路109から出力され、いずれかのズーム
設定信号201がモータ駆動回路105に入力される。ズーム手動設定回路109は、視
聴者が手動で投写ズームレンズ1Aのズーム倍率を可変させる場合、及び、表示サイズご
とのズーム倍率をあらかじめ手動設定する場合に使用されるものである。コンテンツ判定
回路108は、投写する映像のジャンル(種別)を映像信号に基づいて判定し、当該判定
結果に基づいて表示サイズを変更すべくズーム倍率を可変制御するものである。
ズーム手動設定回路109は、図示せぬアップダウンカウンタとDAコンバータとを有
し、アップボタンまたはダウンボタンが操作されるごとにアップダウンカウンタのカウン
タ値をアップまたはダウンし、その出力値をDAコンバータを通してアナログ値のズーム
設定信号201として出力する。スイッチ107がズーム手動設定回路109側に切り替
えられている場合には、このズーム手動設定回路109から出力されたズーム設定信号2
01がモータ駆動回路105に入力され、アップボタンまたはダウンボタンの操作に応じ
てズーム倍率が可変される。
コントローラ300は、演算処理装置としてのCPU301と、CPU301が実行す
る各種動作制御プログラムを格納するROM302と、CPU301のワークエリアとし
て機能するRAM303と、入力信号が入力される信号の入出力インタフェース304と
、を備え、これらがバス305を介して互いに接続されている。
カメラ装置310は、ディジタルビデオカメラとして構成されており、コントローラ3
00の入出力インタフェース304に接続されており、カメラ画像データGCをコントロ
ーラ300に出力する。なお、カメラ装置301のカメラレンズ調整は、上記の投写ズー
ムレンズの調整に同期して行われる機構となっていることが望ましい。これにより後述の
キャリブレーションを自動的に行うことができる。
以下においては、プレゼンテータが動作制御として、画像表示制御を行う場合を例とし
て説明する。
この場合に、ROM302の記憶している動作制御プログラムには、画像表示制御を行
うための動作制御プログラムが含まれている。
これにより、CPU301は、画像表示制御を行う場合には、動作制御プログラムを実
行し、入出力インタフェース304を介して入力されるカメラ画像データGCと、入力信
号122、メモリカードMCから読み出した画像データGMCあるいは光学ディスクDK
から読み出した画像データGDKに基づく画像と、を所定周期でサンプリングし、サンプ
リングされたカメラ画像データGCに対応する画像を比較画像とし、入力信号122、メ
モリカードMCから読み出した画像データGMCあるいは光学ディスクDKから読み出し
た画像データGDKに基づく画像を基準画像とする。そして、比較画像と基準画像との差
分画像を生成し、さらに差分画像中の制御指示画像の有無を判別し、差分画像中に制御指
示画像が含まれている場合には、制御指示画像の種別を判別する。
この制御指示画像の種別の判別のために、コントローラ300は、ROM302上にプ
ロジェクタのユーザであるプレゼンテータにより登録を指示された制御指示画像テーブル
を予め記憶している。この記憶にあたっては、例えば、制御指示画像テーブルがいったん
RAM303に記憶され、その後、書き換え可能なROM302に記憶される。
図3は、制御指示画像テーブルの一例の説明図である。
制御指示画像テーブル400は、制御指示画像の画像種別を表す画像種別データ401
と、制御指示画像の検出位置を表す検出位置データ402と、サンプリングにより連続し
て制御指示画像が検出された回数を表す検出回数データ403と、制御指示画像の画像種
別に対応する制御動作を表す制御動作データ404と、を備えている。
まず、制御指示画像の画像種別を表す画像種別データ401について説明する。
レーザポインタ4により指し示されたポイントマーク4Aの形状としては、例えば、円
形状、直線形状、クロス(×)形状などのさまざまな形状があり得る(図3においては、
ポインタA=円形状、ポインタB=直線形状、…として示す)。また、ポイントマーク4
Aの色としては、赤、緑などが用いられている。
図3においては、理解の容易のため、画像種別データ401を文字で表しているが、実
際には、パターンマッチング用のパターンあるいはポイントマーク4Aの実際の画像など
を格納しておいても良い。
したがって、画像種別データ401としては、ポイントマーク4Aの形状、色により制
御動作を対応づけることとなる。
次に制御指示画像の検出位置を表す検出位置データ402について説明する。
スクリーン3上におけるプロジェクタ1の画像投影可能範囲は、図1に符号31で示し
たように矩形形状を有しており、本実施形態では、この矩形形状を9つの領域に分けて制
御指示画像の検出位置としている。なお、誤って操作がなされるのを防止するため、プレ
ゼンテーション用の画像が主として表示される領域を避けて(例えば、画像周囲の背景領
域)に検出領域を設定するように構成することも可能である。
具体的には、全領域を検出領域として設定する場合、縦方向を上(Upper)、中(
Middle)、下(Lower)に分け、横方向を左(Left)、中(Middle
)、右(Right)に分けることができる。この場合、検出位置データ402としては
、図3において、例えば、左上の領域を頭文字で「LU」で表し、右下領域を頭文字で「
RL」で表し、中央領域を頭文字で「MM」で表している。
次にサンプリングにより連続して制御指示画像が検出された回数を表す検出回数データ
403について説明する。
検出回数データ403は、プレゼンテータ(ユーザ)が意識的にポイントマーク4Aを
所定の領域に留めているのかを判別するために用いられ、例えば、図3の場合、検出回数
が5回以上の場合に、対応する制御動作を行うようになっている。
続いて制御指示画像の画像種別に対応する制御動作を表す制御動作データ404につい
て説明する。
図3は、スライドショー表示を行う場合の制御指示画像テーブルにおける制御動作の例
であり、例えば、次ページあるいは前ページへ画像を切り替えたり、次ページ方向あるい
は前ページ方向へ早送り表示を行ったり、次のスライドショーファイルあるいは前のスラ
イドショーファイルに表示対象を切り替えたりすることが可能である。
この場合において、パーソナルコンピュータ2からの入力信号122に基づく画像表示
を行っている場合には、外部入出力端子110を介して、パーソナルコンピュータ2に対
して、対応するコマンドを送出することとなる。また、メモリカードMCから読み出した
画像データGMCあるいは光学ディスクDKから読み出した画像データGDKに基づく画
像を表示している場合には、コントローラ300自身が制御を行うこととなる。
次に実施形態の動作について説明する。
図4は、実施形態の処理フローチャートである。
また、図5は、実施形態の動作説明図である。
以下の説明においては、メモリカードMCから読み出した画像データGMCに基づいた
画像をスライドSL1としてスクリーン3上に投射しているものとして説明する。また、
プロジェクタ1は、スイッチ操作によって、投写ズームレンズ1Aからの投写画像とカメ
ラ装置310により撮影された撮像画像との初期同期が実施されているものとする。この
初期同期動作としては、カメラ装置310により撮像されている撮像画像の中で、スクリ
ーン3の画像31から画像の位置やサイズを認識し、カメラレンズの角度や焦点距離を調
整する方法である。その他、特定のカラーチャートをスクリーン3に一時的に表示し、投
写画像と撮像画像との画像データの色差を検出して同期をとる方法がある。
まず、CPU301は、入出力インタフェース304を介して、カメラ装置310を制
御し、スクリーン3に拡大投射した画像(スクリーンなどその周辺領域を含む画像)を撮
影する撮像処理を行う(ステップS11)。
これによりカメラ装置310は、所定時間毎に撮像を行い、カメラ画像データGCを入
出力インタフェース304介して、CPU301に出力する。
これにより、CPU301は、入力されたカメラ画像データGCをサンプリングし、サ
ンプリングしたカメラ画像データGCに対応する画像を比較画像とし、メモリカードMC
から読み出した画像データGMCに基づく画像を基準画像とし、比較画像と基準画像との
差分画像を生成する(ステップS12)。
具体的には、図5(a)に示すように、メモリカードMCから読み出した画像データG
MCに基づく画像がスライドSL1であり、サンプリングしたカメラ画像データGCに対
応する画像が図5(b)に示すように、スライドSL1の右下にポイントマーク4Aが含
まれている画像であったものとすると、生成される差分画像は、理想的には、図5(c)
に示すように、ポイントマーク4Aのみとなる。なお、実際には、スクリーン3の色の影
響、カメラ装置310の色特性の影響あるいは周囲光の影響などから、生成される差分画
像は、理想的には、ポイントマーク4Aのみとはならないが、事前に上記影響を除去すべ
くキャリブレーションを行っておくことにより、より影響を低減することが可能となる。
続いて、CPU301は、生成された差分画像から制御指示画像を抽出する(ステップ
S13)。
具体的には、例えば、CPU301は、差分画像に対して抽出対象の制御指示画像に対
応する画像抽出用枠を適用して画像サンプリングを行い、パターンマッチングを行って対
応する制御指示画像を抽出する。
次にCPU301は、生成した差分画像に制御指示画像が含まれていたか否かを判別す
る(ステップS14)。
ステップS14の判別において、生成した差分画像に制御指示画像が含まれていない場
合には(ステップS14;No)、CPU301は、処理を通常処理に移行し、再び撮像
処理(ステップS11)を行うタイミングまで、プロジェクタ1のコントローラ300と
して通常処理を実行することととなる。
ステップS14の判別において、生成した差分画像に制御指示画像が含まれている場合
には(ステップS14;Yes)、CPU301は、含まれていた制御指示画像の種別、
色、検出位置、検出回数を判別する(ステップS15)。
次にCPU301は、ステップS15で判別した制御指示画像の種別、色、検出位置、
検出回数などの判別結果を図3に示した制御指示画像テーブル400を参照して、実行す
べき制御動作を判別することとなる。
具体的には、CPU301は、図5(b)に示したレーザポインタ4により指し示され
たポイントマーク4Aの画像種別がポインタA=円形状、色=赤であり、検出位置が右下
領域(=RL)であり、今回の検出で検出回数が5回となったとすると、この場合に実行
すべき制御動作は、次ページのスライドの表示であると判別することとなる。
次にCPU301は、判別された制御動作を実行する(ステップS17)。
具体的には、メモリカードMCから次ページに相当するスライドのデータの読み出しを
行って、対応する画像をスクリーン上に投射することとなる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、あらかじめプロジェクタのユーザであるプ
レゼンテータは、プロジェクタに行わせたい制御動作に対応する画像種別データ401、
検出位置データ402、検出回数データ403および制御動作データ404を制御指示画
像テーブル400として登録しておくだけで、あとは実際のプレゼンテーションにおいて
、レーザポインタ4のポイントマーク4Aの画像種別(形状、色)を適宜選択し、ポイン
トマーク4Aを所定の領域内に保持するだけで、プロジェクタに所望の動作を行わせるこ
とができ、プレゼンテーションをスムーズに行えるとともに、プレゼンテーションの内容
に注力しつつ、効果的にプロジェクタの制御が行える。
以上の説明においては、静止画像を用いるスライドショーの場合について説明したが、
プロジェクタ本体内にカメラ装置310のサンプリングタイミングを合わせて、動画像を
キャプチャし、キャプチャした動画像(基準画像)とカメラ装置310の出力したカメラ
画像データGCに対応する画像(比較画像)に基づいて同様に処理するように構成するこ
とも可能である。
また、以上の説明は、投射すべき画像(あるいは映像)を制御するものであるが、プロ
ジェクタ1自身を制御するように構成することも可能である。例えば、動作制御画像とし
て、ズームイン、ズームアウトなどのズーム動作(含むズームに要する時間設定動作)や
、光源102のオン/オフ動作(含むタイマ動作)、表示解像度などの変更動作を指示す
るように設定する等も可能である。
また以上の説明は、制御指示画像の生成にレーザポインタ4を用いていたが、スクリー
ン3の側でプレゼンテータがプレゼンテーションを行うような場合には、プレゼンテータ
の腕や手、あるいは、それらの影で制御を行うように構成することも可能である。
本実施形態に係る投写型表示システムの構成の説明図である。 プロジェクタの概要構成ブロック図である。 制御指示画像テーブルの一例の説明図である。 実施形態の処理フローチャートである。 実施形態の動作説明図である。
符号の説明
1…プロジェクタ、1B…メモリカードリーダライタ、1C…ディスクドライブ、2…
パーソナルコンピュータ、3…スクリーン、4…レーザポインタ(位置指示装置)、4A
…ポイントマーク(位置指示画像)、10…投写型表示システム、101…液晶ライトバ
ルブ、102…光源、109…ズーム手動設定回路、300…コントローラ(差分画像生
成部、制御指示画像抽出部、制御部)、301…CPU、301A…タイマ回路、302
…ROM、303…RAM、304…入出力インタフェース、310…カメラ装置(撮像
部)MC…メモリカード、DK…光学ディスク。

Claims (7)

  1. 入力された画像信号に対応する画像を投射して表示する投写型表示装置において、
    前記投射された画像を撮像する撮像部と、
    入力された画像信号に対応する画像と前記撮像部により撮像された画像との差である差
    分画像を生成する差分画像生成部と、
    前記差分画像に含まれる制御指示画像を抽出する制御指示画像抽出部と、
    前記制御指示画像抽出部により抽出された前記制御指示画像に基づく制御動作を実行す
    る制御部と、
    を備えたことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 請求項1記載の投写型表示装置において、
    前記制御部は、前記制御指示画像と、前記投射された画像を複数の領域に分割した場合
    にいずれの前記領域に前記制御指示画像が含まれているかを表す画像位置情報とに基づい
    て前記制御動作を実行することを特徴とする投写型表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の投写型表示装置において、
    前記制御指示画像は、前記投射された画像上の位置を示すために当該画像上に外部の位
    置指示装置により形成された位置指示画像であることを特徴とする投写型表示装置。
  4. 請求項3記載の投写型表示装置において、
    前記位置指示装置は、前記位置指示画像の形状あるいは色を変更可能であり、
    前記制御部は、前記位置指示画像の形状あるいは色に基づいて前記制御動作を実行する
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の投写型表示装置において、
    前記制御部は、前記制御指示画像を前記制御動作に対応づけて記憶する制御動作記憶部
    を備え、
    前記制御動作記憶部を参照して、前記制御動作を実行する、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  6. 入力された画像信号に対応する画像を投射して表示するとともに、前記投射された画像
    を撮像する撮像部を備えた投写型表示装置の制御方法であって、
    入力された画像信号に対応する画像と前記撮像部により撮像された画像との差である差
    分画像を生成する差分画像生成過程と、
    前記差分画像に含まれる制御指示画像を抽出する制御指示画像抽出過程と、
    前記制御指示画像抽出過程おいて抽出された前記制御指示画像に基づく制御動作を実行
    する制御過程と、
    を備えたことを特徴とする投写型表示装置の制御方法。
  7. 入力された画像信号に対応する画像を投射して表示するとともに、前記投射された画像
    を撮像する撮像部を備えた投写型表示装置を制御するための制御プログラムであって、
    入力された画像信号に対応する画像と前記撮像部により撮像された画像との差である差
    分画像を生成させ、
    前記差分画像に含まれる制御指示画像を抽出させ、
    前記抽出された前記制御指示画像に基づく制御動作を実行させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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