JP6323035B2 - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置および表示方法に関する。
ユーザーが投写面上で電子的に描画を行うことができるプロジェクターが知られている。特許文献1には、描画機能を備えたプロジェクターにおいて、指示体の姿勢を検出することにより、ユーザーの意図しない描画が行われることを防止する技術が記載されている。特許文献2には、複数の端末機器における表示画面を投写面上に並べて表示する技術が記載されている。
特開2013−222280号公報 特開2004−054134号公報
特許文献1に記載の技術では、スクリーン上の異なる領域で同時に複数のホワイトボードモードを実行することはできなかった。特許文献2に記載の技術では、並べて表示された表示画面の各々に対して描画を行うことはできなかった。
本発明は、映像信号に応じて表示された複数の画像のそれぞれに対して描画を行えるようにすることを目的の一つとする。
上述の課題を解決するため、本発明は、映像ソースから映像信号の入力を受け付ける受付手段と、前記映像信号に応じた第1の画像を第1の表示領域に表示させ、当該映像信号に応じた第2の画像を第2の表示領域に表示させる表示手段と、前記第1の表示領域上での指示体の軌跡を検知する第1検知手段と、前記第2の表示領域上での指示体の軌跡を検知する第2検知手段と、前記第1検知手段により検知された軌跡と前記第2検知手段により検知された軌跡とを統合する統合手段と、前記統合手段により統合された軌跡の画像が前記第1の画像に重ねて前記第1の表示領域に表示され、且つ、当該軌跡の画像が前記第2の画像に重ねて前記第2の表示領域に表示されるように前記表示手段を制御する表示制御手段とを有する表示装置を提供する。この表示装置によれば、受け付けた映像信号に応じて表示された複数の画像のそれぞれに対して描画を行うことができる。
別の好ましい態様において、前記第1の表示領域に表示されている画像または前記第2の表示領域に表示されている画像のうち、選択された一方の画像を示す画像データを電子機器に出力する出力手段を有する。この表示装置によれば、第1の表示領域に表示されている画像と第2の表示領域に表示されている画像の両方を示す画像データが電子機器に出力されることが防止される。
別の好ましい態様において、前記第1の表示領域または前記第2の表示領域のうち、選択された一方の表示領域に表示されている第1の画像または第2の画像と、当該表示領域において検知された軌跡とを示す画像データを電子機器に出力する出力手段を有する。この表示装置によれば、選択されていない表示領域において検知された軌跡を示す画像データが電子機器に出力されることが防止される。
別の好ましい態様において、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域は、互いに重ならない領域であることを特徴とする。この表示装置によれば、表示領域の一部が欠けることが防止される。
別の好ましい態様において、前記第1の表示領域または前記第2の表示領域のうちいずれか一方の表示領域は、他方の表示領域の中に含まれていることを特徴とする。この表示装置によれば、複数の表示領域のうちの一の表示領域のサイズを縮小することなく、複数の表示領域を設けることができる。
別の好ましい態様において、前記第1検知手段は第1指示体の軌跡を検知し、前記第2検知手段は第2指示体の軌跡を検知し、前記第1検知手段における前記第1指示体の軌跡の検知と前記第2検知手段における前記第2指示体の軌跡の検知が同時に行われることを特徴とする。この表示装置によれば、受け付けた映像信号に応じて表示された複数の画像のそれぞれに対して同時に描画を行うことができる。
また、本発明は、映像ソースから映像信号の入力を受け付けるステップと、前記映像ソースからの映像信号に応じた第1の画像を第1の表示領域に表示させ、当該映像信号に応じた第2の画像を第2の表示領域に表示させるステップと、前記第1の表示領域上での指示体の軌跡を検知するステップと、前記第2の表示領域上での指示体の軌跡を検知するステップと、前記第1の表示領域上で検知された軌跡と前記第2の表示領域上で検知された軌跡とを統合するステップと、統合された軌跡の画像を前記第1の画像に重ねて前記第1の表示領域に表示させ、且つ、当該軌跡の画像を前記第2の画像に重ねて前記第2の表示領域に表示させるステップとを有する表示方法を提供する。この表示方法によれば、受け付けた映像信号に応じて表示された複数の画像のそれぞれに対して描画を行うことができる。
投写システムの全体構成を示す図。 投写システムの機能的構成を示すブロック図。 プロジェクターのハードウェア構成を示すブロック図。 PCのハードウェア構成を示すブロック図。 指示体のハードウェア構成を示すブロック図。 プロジェクターにおける処理を示すフローチャート。 並列投写指示の入力例を示す図。 投写画像を例示する図。 フレームメモリーを示すイメージ図。 投写画像を例示する図。 投写画像を例示する図。 プロジェクターにおける処理を示すフローチャート。 投写画像を例示する図。 投写画像を例示する図。 変形例1に係る投写システムを示す図。 変形例7における投写画像を例示する図。 変形例8に係る投写画像を例示する図。 変形例9に係る投写画像を例示する図。
1.構成
図1は、本発明の一実施形態に係る投写システムPSの全体構成を示す図である。投写システムPSは、プロジェクター1が、映像ソースから入力された映像信号により示される複数の入力画像を並べて投写するシステムである。投写システムPSは、プロジェクター1、パーソナルコンピューター2、指示体3、コントローラーR、およびスクリーンSCを有する。プロジェクター1は、映像ソースである電子機器から入力された映像信号により示される画像(以下、「入力画像」という)をスクリーンSCに投写する表示装置である。プロジェクター1は、フロントプロジェクション型の短焦点のプロジェクターであり、スクリーンSCに比較的近い位置に配置される。図1の例では、プロジェクター1は、スクリーンSCの上部に配置されている。パーソナルコンピューター2(以下、「PC2」という)は、映像信号をプロジェクター1に出力する電子機器である。PC2は、画像信号ケーブルおよびUSB(Universal Serial Bus)ケーブルによりプロジェクター1と有線接続されている。指示体3は、プロジェクター1から投写される画像(以下、「投写画像」という)に対してユーザーUTが電子的に手書きの文字や図形を書き込む(以下、単に「描画」という)際に筆記具として用いられるペン型または棒形状の操作デバイスである。指示体3は、また、プロジェクター1に対する指示を投写面上で入力するために用いられる。なお、指示体3は、レーザーポインターおよびリモートコントローラーなどであってもよい。また、指示体3は、必ずしも操作デバイスでなくてもよく、例えば、ユーザーUTの体の一部(例えば指)であってもよい。プロジェクター1は、スクリーンSC上における指示体3の位置を継続的に特定する機能を備える。コントローラーRは、赤外線通信等の無線でプロジェクター1を制御するための装置、いわゆるリモートコントローラーである。スクリーンSCは、投写画像を映し出す平面である。
図1の例では、プロジェクター1は、PC2から映像信号の入力を受け付けて、入力画像IL1と入力画像IR1とを含む投写画像を投写している。入力画像IL1および入力画像IR1には、それぞれ独立して、表示倍率の変更およびスクロール(画像内に表示されていない部分を表示すること)などの各種指示を、指示体3を介して入力することができる。図1では、PC2においてプレゼンテーション用のソフトウェアが起動されており、かけ算の演習問題に関するファイルが開かれている。入力画像IL1はPC2に表示されている演習問題の画像と等倍の画像であり、入力画像IR1はPC2に表示されている演習問題の画像の一部を拡大した画像である。ユーザーUTは、入力画像IL1と入力画像IR1のいずれに対しても、指示体3を介して描画することができる。入力画像IL1と入力画像IR1のいずれか一方に対する描画は、他方の入力画像にも反映される。図1の例では、ユーザーUTは、入力画像IR1において、「1×1」という問題に対して「1」と描画しており、その内容が入力画像IL1にも反映されている。投写システムPSにおいて、スクリーンSCに投写されるスライドのページを切り替えるための指示の入力は、指示体3を介して行われる。
図2は、投写システムPSの機能的構成を示すブロック図である。図2は、投写システムPSで用いられる各種デバイスのうちプロジェクター1とPC2との機能的構成を示す。プロジェクター1は、受付手段101と、表示手段102と、第1検知手段103と、第2検知手段104と、統合手段105と、表示制御手段106と、出力手段107とを有する。受付手段101は、PC2から映像信号の入力を受け付ける。表示手段102は、PC2からの映像信号に応じた第1の画像を第1の表示領域に表示させ、当該映像信号に応じた第2の画像を第2の表示領域に表示させる。第1検知手段103は、第1の表示領域上での指示体3の軌跡を検知する。第2検知手段104は、第2の表示領域上での指示体の軌跡を検知する。統合手段105は、第1検知手段103により検知された軌跡と第2検知手段104により検知された軌跡とを統合する。表示制御手段106は、統合手段105により統合された軌跡の画像が第1の画像に重ねて第1の表示領域に表示されるように表示手段102を制御する。表示制御手段106は、また、統合手段105により統合された軌跡の画像が第2の画像に重ねて第2の表示領域に表示されるように表示手段102を制御する。出力手段107は、第1の表示領域に表示されている画像または第2の表示領域に表示されている画像のうち、選択された一方の画像を示す画像データを電子機器に出力する。PC2は、映像信号をプロジェクター1に出力する出力手段201を有する。
図3は、プロジェクター1のハードウェア構成を示すブロック図である。プロジェクター1は、MCU(Micro Control Unit)10と、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12と、記憶部13と、IF(インターフェース)部14と、画像処理回路15と、投写ユニット16と、イメージセンサー17と、受光部18と、入力処理部19とを有する。MCU10は、プログラムを実行することによりプロジェクター1の各部を制御する制御装置である。ROM11は、各種プログラムおよびデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。ROM11は、MCU10が実行するプログラムを記憶する。RAM12は、データを記憶する揮発性の記憶装置である。RAM12は、画像をフレーム毎に記憶するフレームメモリーを有する。この例で、RAM12は、以下のフレームメモリーを有する。
(1)入力画像を記憶する(すなわち、表示可能な最大限の画像を記憶する)フレームメモリー(以下、「入力画像フレームメモリー」という)
(2)スクリーンを2つに分割してそれぞれ別の画像を投写する際に、入力画像のうち左側に投写される部分を記憶するフレームメモリー(以下、「左画像フレームメモリー」という)
(3)上記の際に、入力画像のうち右側に投写される部分を記憶するフレームメモリー(以下、「右画像フレームメモリー」という)
(4)スクリーンの左半分に対して描画された画像を記憶するフレームメモリー(以下、「第1手書きフレームメモリー」という)
(5)スクリーンの右半分に対して描画された画像を記憶するフレームメモリー(以下、「第2手書きフレームメモリー」という)
(6)第1手書きフレームメモリーに記憶された画像と第2手書きフレームメモリーに記憶された画像とを合成した画像を記憶するフレームメモリー(以下、「合成描画フレームメモリー」という)
(7)左画像フレームメモリーに記憶された画像および右画像フレームメモリーに記憶された画像と合成描画フレームメモリーに記憶された画像とを合成した画像(すなわち、後述する液晶パネル162に書き込まれる画像)を記憶するフレームメモリー(以下、「投写画像フレームメモリー」という)
なお、左画像フレームメモリーと右画像フレームメモリーは、一の画像を記憶するフレームメモリーが分割されたものである。同様に、第1手書きフレームメモリーと第2手書きフレームメモリーも、一の画像を記憶するフレームメモリーが分割されたものである。
記憶部13は、データおよびプログラムを記憶する記憶装置である。IF部14は、PC2などの外部装置と通信を行なう。IF部14は、外部装置と接続するための各種端子(例えば、VGA端子、USB端子、有線または無線LANインターフェース、S端子、RCA端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)端子など)を備える。本実施形態において、IF部14は、USB端子を介してPC2と通信を行う。IF部14は、また、VGA端子を介してPC2から映像信号の入力を受け付ける。画像処理回路15は、入力画像に対して所定の画像処理を行い、画像処理後の入力画像を入力画像フレームメモリーに記憶する。画像処理回路15は、また、入力画像フレームメモリーに記憶された入力画像の少なくとも一部を複製し、複製された画像を左画像フレームメモリーおよび右画像フレームメモリーに記憶する。
投写ユニット16は、光源161と、液晶パネル162と、光学系163と、光源駆動回路164と、パネル駆動回路165と、光学系駆動回路166とを有する。光源161は、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、若しくはメタルハライドランプなどのランプ、又はLED(Light Emitting Diode)若しくはレーザーダイオードなどの固体光源を有し、液晶パネル162に光を照射する。液晶パネル162は、光源161から照射された光を画像データに応じて変調する光変調器である。この例で、液晶パネル162は透過型の液晶パネルであり、各画素の透過率が画像データに応じて制御される。プロジェクター1は、RGBの三原色に対応した3枚の液晶パネル162を有する。光源161からの光はRGBの3色の色光に分離され、各色光は対応する液晶パネル162に入射する。各液晶パネルを通過して変調された色光はクロスダイクロイックプリズム等によって合成され、光学系163に射出される。光学系163は、液晶パネル162により画像光へと変調された光を拡大してスクリーンSCに投写するレンズと、投写する画像の拡大・縮小及び焦点の調整を行うズームレンズとを有する。光源駆動回路164は、MCU10の制御に従って光源161を駆動する。パネル駆動回路165は、画像処理回路15から出力された画像データに応じて液晶パネル162を駆動する。光学系駆動回路166は、MCU10の制御に従って光学系163を駆動し、ズームの度合いの調整およびフォーカスの調整を行う。
イメージセンサー17は、スクリーンSC上における指示体3の位置を特定するために、スクリーンSCを撮像し画像データを生成する固体撮像素子群である。イメージセンサー17は、例えば、CMOSイメージセンサーまたはCCDイメージセンサーなどにより構成される。プロジェクター1は、複数のイメージセンサー17(イメージセンサー群)を有しており、これらのイメージセンサー17は、投写ユニット16が投写画像を投写可能な最大範囲を含む画角でスクリーンSCを撮像する。MCU10は、イメージセンサー17により撮像された画像データから指示体3の軌跡を、指示体3から出力される光により特定し、特定された軌跡に応じて手書きフレームメモリー(第1手書きフレームメモリーおよび第2手書きフレームメモリー)を書き換える。画像処理回路15は、第1手書きフレームメモリーに記憶された画像と、第2手書きフレームメモリーに記憶された画像とを合成し、合成後の画像を合成描画フレームメモリーに記憶する。画像処理回路15は、また、左画像フレームメモリーに記憶された画像および右画像フレームメモリーに記憶された画像と、合成描画フレームメモリーに記憶された画像とを合成し、合成後の画像を投写画像フレームメモリーに記憶する。画像処理回路15は、射画像フレームメモリーに記憶された画像を示す画像データをパネル駆動回路165に出力する。
受光部18は、コントローラーRから送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして入力処理部19に出力する。入力処理部19は、コントローラーRによる操作内容を示す情報を生成し、MCU10に出力する。
プロジェクター1において、プログラムを実行しているMCU10により制御されているIF部14は、受付手段101および出力手段107の一例である。プログラムを実行しているMCU10により制御されているパネル駆動回路165は、表示手段102の一例である。プログラムを実行しているMCU10により制御されているイメージセンサー17は、第1検知手段103および第2検知手段104の一例である。プログラムを実行しているMCU10は、統合手段105の一例である。プログラムを実行しているMCU10により制御されている画像処理回路15は、表示制御手段106の一例である。
図4は、PC2のハードウェア構成を示すブロック図である。PC2は、CPU20と、ROM21と、RAM22と、記憶部23、IF部24と、表示部25と、入力部26とを有する。CPU20は、プログラムを実行することによりPC2の各部を制御する制御装置である。ROM21は、各種のプログラム及びデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。RAM22は、データを記憶する揮発性の記憶装置である。記憶部23は、データおよびプログラムを記憶する記憶装置、例えばHDD(Hard Disk Drive)である。IF部24は、プロジェクター1などの外部装置と通信を行なう。IF部24は、外部装置と接続するための各種端子を備える。表示部25は、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置を有する。入力部26は、ユーザーによる入力を受け付ける入力デバイスであり、キーボード、マウス、タッチパッド、および各種ボタン等を備える。プロジェクター1において、プログラムを実行しているCPU20により制御されているIF部24は、出力手段201の一例である。
図5は、指示体3のハードウェア構成を示すブロック図である。指示体3は、制御部30と、圧力センサー31と、LED(Light Emitting Diode)32とを有する。制御部30は、指示体3の各部の動作を制御する制御装置である。圧力センサー31は、指示体3の先端に設けられ、指示体3の先端への圧力を検出する。LED32は、指示体3に固有の波長の光を出力する。制御部30は、指示体3の先端への圧力が検出されると、光が出力されるようにLED32を制御する。
2.動作
図6は、プロジェクター1における、単一の映像信号により示される複数の入力画像をスクリーンSCに並べて投写する処理(以下、「並列投写処理」という)を示すフローチャートである。以下の処理は、PC2がプロジェクター1に映像信号を出力している状態で開始される。この状態において、プロジェクター1は、PC2からの映像信号に応じた単一の入力画像をスクリーンSCに投写している。
ステップSA1において、MCU10は、単一の映像信号により示される複数の入力画像をスクリーンSCに並べて投写させるための指示(以下、「並列投写指示」という)が入力されたか否かを判断する。プロジェクター1は、プロジェクター1に対する各種指示の入力を受け付けるための複数のアイコンを有するグラフィカルユーザーインタフェース(以下、「ツールパレット」という)をスクリーンSCに投写する。並列投写指示は、ユーザーUTが、指示体3を用いてツールパレットを操作することにより入力される。並列投写指示が入力されたと判断された場合(SA1:YES)、MCU10は、処理をステップSA2に移行する。並列投写指示が入力されていないと判断された場合(SA1:NO)、MCU10は、処理を待機する。
図7は、並列投写指示の入力例を示す図である。この例で、ツールパレットTPは、投写画像の右側の領域に含まれている。ツールパレットTPには、並列投写指示を入力するためのアイコンPAが含まれている。ユーザーUTは、ツールパレットTP上のアイコンPAを選択することにより、並列投写指示を入力している。アイコンは、そのアイコンを指示体3を用いて軽く叩く(以下、この動作を「タップする」という)ことにより選択される。
再び図6を参照する。ステップSA2において、MCU10は、単一の映像信号に応じた複数の入力画像をスクリーンSCに並べて投写する。具体的には、MCU10は、入力画像を複製し、複製された画像を左画像フレームメモリーおよび右画像フレームメモリーに記憶する。
図8は、ステップSA2における投写画像を例示する図である。図8において、投写画像IPは、表示領域L1(第1の表示領域の一例)と表示領域R1(第2の表示領域の一例)とを有する。図8の例で、表示領域L1と表示領域R1は互いに重ならない領域である。表示領域L1と表示領域R1には、入力画像がそれぞれ表示される。以下では、表示領域L1に表示された入力画像を「入力画像IL」と表現し、表示領域R1に表示された入力画像を「入力画像IR」と表現する。図8の例では、入力画像ILと入力画像IRとは、画像内に表示されている部分(以下、「表示部分」という)および表示倍率が同じ画像である。表示領域L1と表示領域R1には、固有のツールパレットTP(TPLおよびTPR)がそれぞれ投写される。入力画像ILに関する各種指示の入力は、表示領域L1内のツールパレットTPLを操作することにより行われる。入力画像IRに関する各種指示の入力は、表示領域R1内のツールパレットTPRを操作することにより行われる。したがって、入力画像ILおよび入力画像IRに対しては、表示倍率の変更およびスクロールなどの各種指示の入力が各画像で独立して行われる。表示倍率の変更およびスクロールの指示が入力されたときの処理については後述する。
再び図6を参照する。ステップSA3において、MCU10は、表示領域L1と表示領域R1のいずれかにおいて、指示体3の軌跡が検知されたか否かを判断する。具体的には、MCU10は、描画を行うためのモード(以下、「描画モード」という)が実行されている状態で、指示体3の軌跡が検知されたか否かを判断する。描画モードは、図8に示したツールパレットTP上の決められたアイコンをタップすることにより実行される。指示体3の軌跡が検知されたと判断された場合(SA3:YES)、MCU10は、処理をステップSA4に移行する。指示体3の軌跡が検知されていないと判断された場合(SA3:NO)、MCU10は、処理をステップSA7に移行する。
ステップSA4において、MCU10は、検知された軌跡をRAM12に記憶する。具体的には、MCU10は、表示領域L1において軌跡が検知された場合には、当該軌跡を第1手書きフレームメモリーに記憶する。MCU10は、表示領域R1において軌跡が検知された場合には、当該軌跡を第2手書きフレームメモリーに記憶する。
図9は、フレームメモリーを示すイメージ図である。図9は、第1手書きフレームメモリーML、第2手書きフレームメモリーMR、および合成描画フレームメモリーMIを示す。図9では、説明の便宜上、各フレームメモリーに記憶されている軌跡をビットマップ形式の画像で示す。第1手書きフレームメモリーML、第2手書きフレームメモリーMR、および合成描画フレームメモリーMIは、入力画像フレームメモリーに記憶された入力画像以下、「原画像」という)のサイズに対応している。MCU10は、入力画像ILまたは入力画像IR上の軌跡の座標を原画像上の座標に変換し、変換後の座標が示す画像を第1手書きフレームメモリーMLまたは第2手書きフレームメモリーMRに記憶する。図9の例では、ユーザーUTは、表示領域L1において、図8に示した「1×1」に対して「1」と描画しており、「1×2」に対して「2」と描画している。また、ユーザーUTは、表示領域R1において、「1×1」に対してアンダーラインを描画している。
再び図6を参照する。ステップSA5において、MCU10は、表示領域L1において検知された軌跡と、表示領域R1において検知された軌跡とを統合する。具体的には、MCU10は、第1手書きフレームメモリーMLに記憶された画像と、第2手書きフレームメモリーMRに記憶された画像とを合成し、合成後の画像を合成描画フレームメモリーMIに記憶する。ステップSA6において、MCU10は、統合後の軌跡を入力画像上に重ねて投写する。具体的には、MCU10は、合成描画フレームメモリーMIに記憶された画像を入力画像ILの表示倍率に応じて拡大(または縮小)し、第1手書きフレームメモリーに記憶された画像と合成する。MCU10は、また、合成描画フレームメモリーMIに記憶された軌跡を入力画像IRの表示倍率に応じて拡大(または縮小)し、第2手書きフレームメモリーに記憶された画像と合成する。MCU10は、合成後の2つの画像を投写画像フレームメモリーに記憶する。
図10は、ステップSA6における投写画像IPを例示する図である。図10は、図8に示した入力画像ILおよび入力画像IR上に図9に示した統合後の軌跡が重ねて投写された場合の投写画像IPを示す。図10に示す通り、入力画像ILおよび入力画像IRのいずれか一方に対して行った描画は、他方の入力画像上にも反映される。
再び図6を参照する。ステップSA7において、MCU10は、並列投写処理を終了せせるための指示(以下、「終了指示」という)が入力されたか否かを判断する。終了指示は、例えば、ユーザーUTが指示体3を用いてツールパレットTP(TPLまたはTPR)上のアイコンPAを再びタップすることにより入力される。終了指示が入力されたと判断された場合(SA7:YES)、MCU10は、処理をステップSA8に移行する。終了指示が入力されていないと判断された場合(SA7:NO)、MCU10は、処理をステップSA2に移行する。
ステップSA8において、MCU10は、単一の入力画像を投写する。具体的には、MCU10は、表示領域L1および表示領域R1のいずれか一方に表示されている画像をスクリーンSCに投写する。例えば、MCU10は、ツールパレットTPL上のアイコンPAがタップされた場合には、表示領域L1に表示されている画像をスクリーンSCに投写し、ツールパレットTPR上のアイコンPAがタップされた場合には、表示領域R1に表示されている画像をスクリーンSCに投写する。
図11は、ステップSA8における投写画像IPを例示する図である。図11は、図10に示した投写画像IPにおいて終了指示が入力された場合の投写画像IPを示す。
図12は、プロジェクター1における、表示倍率の変更処理およびスクロール処理を示すフローチャートである。以下の処理は、入力画像ILおよび入力画像IRが投写されている間(すなわち、図6において、並列投写指示が入力されてから終了指示が入力されるまでの間)実行される。ステップSB1において、MCU10は、表示倍率を変更するための指示(以下、「倍率変更指示」という)が入力されたか否かを判断する。倍率変更指示は、例えば、ユーザーUTが指示体3を用いてツールパレットTP(TPLまたはTPR)を操作することにより入力される。倍率変更指示が入力されたと判断された場合(SB1:YES)、MCU10は、処理をステップSB2に移行する。倍率変更指示が入力されていないと判断された場合(SB1:NO)、MCU10は、処理をステップSB3に移行する。
ステップSB2において、MCU10は、入力画像ILまたは入力画像IRの表示倍率を変更する。具体的には、倍率変更指示がツールパレットTPL上で入力された場合には、入力画像ILの表示倍率を変更する。倍率変更指示がツールパレットTPR上で入力された場合には、入力画像IRの表示倍率を変更する。MCU10は、倍率変更指示に応じて原画像を拡大(または縮小)し、拡大後(縮小後)の入力画像を左画像フレームメモリーまたは右画像フレームメモリーに書き込む。
図13は、表示倍率が変更されたときの投写画像IPを例示する図である。図13は、図10に示した投写画像IPにおいて、入力画像IRに対して倍率変更指示が入力された場合の投写画像IPを示す。図13において、入力画像IRは、倍率変更指示に応じて拡大されている。
ステップSB3において、MCU10は、入力画像ILまたは入力画像IRをスクロールさせるための指示(以下、「スクロール指示」という)が入力されたか否かを判断する。スクロール指示は、例えば、ユーザーUTが指示体3を用いてツールパレットTP(TPLまたはTPR)を操作することにより入力される。スクロール指示が入力されたと判断された場合(SB3:YES)、MCU10は、処理をステップSB4に移行する。スクロール指示が入力されていないと判断された場合(SB3:NO)、MCU10は、処理をステップSB1に移行する。
ステップSB4において、MCU10は、入力画像ILまたは入力画像IRをスクロールさせる。具体的には、スクロール指示がツールパレットTPL上で入力された場合には、入力画像ILをスクロールし、スクロール指示がツールパレットTPR上で入力された場合には、入力画像IRをスクロールする。MCU10は、スクロール指示に応じた表示部分を原画像の中から特定し、特定された表示部分を左画像フレームメモリーまたは右画像フレームメモリーに書き込む。
図14は、入力画像がスクロールされたときの投写画像を例示する図である。図14は、図13に示した投写画像において、入力画像IRに対してスクロール指示が入力された場合の投写画像を示す。図14において、入力画像IRは、スクロール指示に応じて下方向にスクロールされている。
図6および図12に示した処理により、単一の映像信号により示される複数の入力画像がスクリーンSCに並べて投写され、ユーザーUTは各入力画像に対して独立して指示を入力することができる。したがって、ユーザーUTは、例えば、入力画像ILを等倍で表示させ、また、入力画像IRを拡大して表示させることにより、表示領域L1で入力画像全体を確認しながら表示領域L2でより細かい描画を行うことができる。また、別の例で、ユーザーUTは、比較対象となる2つのオブジェクトを表示領域L1および表示領域R1に表示させることにより、単一の入力画像を表示させた場合に比べて、2つのオブジェクトの相違点を視覚的に把握しやすくすることができる。
<変形例>
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち、2つ以上のものが組み合わされて用いられてもよい。
(1)変形例1
プロジェクター1は、投写画像を示す画像データを外部装置である電子機器に出力してもよい。例えば、プロジェクター1は、表示領域L1に表示されている画像または表示領域R1に表示されている画像のうち、いずれか一方の画像を示す画像データをタブレット端末または他のプロジェクターなどの外部装置に出力してもよい。この場合、画像データの出力がされる表示領域は、例えば、ユーザーUTがツールパレットTPを操作することにより選択される。なお、外部装置である電子機器は、画像を扱える電子機器であればなんでもよく、例えば、パーソナルコンピューター、スマートフォン、デジタルカメラ、画像記憶装置などでもよい。
図15は、変形例1に係る投写システムPS1を示す図である。投写システムPS1は、上述した投写システムPSの構成に加えて、複数台のタブレット端末4(4T1〜4Tn)を有する。タブレット端末4は、プロジェクター1から入力された画像データが示す画像を表示する電子機器である。図15は、投写システムPS1が学校の教室で利用された場合の例を示している。この例で、ユーザーUTは教師であり、複数台のタブレット端末4のユーザーUs(Us1からUsn)は生徒である。複数台のタブレット端末4は、それぞれプロジェクター1と無線接続されている。図15では、表示領域R1に表示されている画像を示す画像データがタブレット端末4に出力されている。この例で、教師は、表示領域R1を操作することにより、タブレット端末4に表示される画像を調節する。なお、図15に示す例で、ユーザーUs1からUsnは、タブレット端末4のタッチパネルに電子的に手書きの文字や図形を書き込んでもよい。この場合、ユーザーUTにより選択された一のユーザーUsの書き込みの内容が、スクリーンSCに表示されてもよい。
別の例で、プロジェクター1は、表示領域L1または表示領域R1のうち選択された一方の表示領域(以下、「選択表示領域」という)に表示されている入力画像と、選択表示領域において検知された軌跡とを示す画像データをタブレット端末4に出力してもよい。この場合、MCU10は、左画像フレームメモリーまたは右画像フレームメモリーに記憶された画像のうち選択表示領域に表示される一方の画像と、第1手書きフレームメモリーまたは第2手書きフレームメモリーに記憶された画像のうち選択表示領域に対応する一方の画像とを合成し、合成後の画像を示す画像データをタブレット端末4に出力する。
(2)変形例2
表示領域L1および表示領域R1の位置および大きさは、実施形態に記載されたものに限らない。例えば、表示領域L1または表示領域R1のうち、いずれか一方の表示領域は、他方の表示領域の中に含まれていてもよい。この場合、一方の表示領域には、他方の表示領域に表示された入力画像の一部を拡大した画像が表示されてもよい。また、表示領域L1および表示領域R1は、例えば、指示体3の操作に応じて移動してもよい。
(3)変形例3
表示領域L1において指示体3の軌跡が検知されるタイミングと、表示領域R1において指示体3の軌跡が検知されるタイミングとは同時であってもよい。ここでいう「同時」とは、ユーザーにとって同じタイミングで軌跡が検知されることを意味し、例えば、ユーザーUTが指示体3を用いて表示領域L1に描画を行っている最中に、他のユーザーが他の指示体3を用いて表示領域R1に描画を行うことができるという意味である。
(4)変形例4
映像ソースは、PC2などの外部装置に限らない。プロジェクター1は、映像ソースの機能を内蔵していてもよい。例えば、プロジェクター1は、内蔵する映像ソースからの映像信号に応じて白一色の複数の画像をスクリーンSCに並べて投写してもよい。
(5)変形例5
入力画像ILおよび入力画像IRのいずれか一方に対して行った描画は、他方の入力画像上に反映されなくてもよい。この場合、MCU10は、ステップSA5における統合を行わずに、左画像フレームメモリーに記憶された画像と第1手書きフレームメモリーに記憶された画像とを合成し、また、右画像フレームメモリーに記憶された画像と第2手書きフレームメモリーに記憶された画像とを合成し、合成後の画像を投写画像フレームメモリーに記憶する。
(6)変形例6
入力画像ILまたは入力画像IRに対する各種指示は、倍率変更指示およびスクロール指示に限らない。入力画像ILまたは入力画像IRに対しては、例えば、画像を印刷するための指示、または、画像を外部装置に送信するための指示を入力する操作がされてもよい。
(7)変形例7
映像ソースは単一である場合に限らない。プロジェクター1は、複数の映像ソースから映像信号の入力を受け付けて、複数の入力画像をスクリーンSCに並べて投写してもよい。例えば、プロジェクター1は、複数台のPCから映像信号の入力を受け付けて、各映像信号により示される複数の入力画像を投写してもよい。この場合において、各映像ソースの画面は、スクリーンSCにサムネイルとして投写されてもよい。
図16は、変形例7における投写画像IPを例示する図である。この例で、プロジェクター1は、4台のPCに接続されており、投写画像IPには各PCに表示されている画像のサムネイルTNが含まれている。ユーザーUTは、サムネイルTNをタップすることにより、一の入力画像を拡大してスクリーンSCに投写させる。なお、サムネイルTNに対して描画が行われてもよい。
(8)変形例8
プロジェクター1は、複数の映像ソースから映像信号の入力を受け付ける場合、複数の入力画像の差分をスクリーンSCに表示してもよい。この場合、MCU10は、例えば、排他的論理和(XOR)演算を行うことにより複数の入力画像の差分を抽出し、複数の入力画像を重ね合わせた画像の上に当該差分を強調して表示してもよい。
図17は、変形例8に係る投写画像IPを例示する図である。この例で、一方のPCからの入力画像IAには六芒星が含まれており、他方のPCからの入力画像IBには五芒星と六芒星が含まれている。したがって、MCU10は、XOR演算を行うことにより五芒星を差分として抽出し、入力画像IAと入力画像IBとを重ね合わせた画像において、五芒星を強調して表示する。差分の強調は、例えば、差分の箇所の色を変えることにより行われる。
(9)変形例9
投写画像IPに含まれる表示領域の数は2つに限らない。投写画像IPは、3つ以上の表示領域を有していてもよい。
図18は、変形例9に係る投写画像IPを例示する図である。この例で、プロジェクター1は、2台のPCに接続されており、一方のPCからの入力画像は表示領域L1に、他方のPCからの入力画像は表示領域R1に表示されている。図18において、投写画像IPは、表示領域L1および表示領域R1に加えて、表示領域C1を有する。表示領域C1は、入力画像ILと入力画像IRとの差分を表示するための領域である。MCU10は、例えば、排他的論理和(XOR)演算を行うことにより入力画像ILと入力画像IRとの差分を抽出し、表示領域C1に表示する。図18に示す例では、六芒星が差分として抽出され、表示領域C1に六芒星が表示されている。
(10)変形例10
プロジェクター1は、単一の、または、複数の映像ソースから異なる映像信号の入力を受け付け、当該映像信号により示される複数の入力画像をスクリーンSCに投写してもよい。この場合、変形例5、変形例8または変形例9に示した処理と同様の処理が、複数の入力画像に対して行われてもよい。例えば、医療の分野で、手術前と手術後のレントゲン写真の差分が表示領域C1に表示されてもよい。
(11)変形例11
映像信号が示す画像は、実施形態に示した画像に限らない。映像信号は、例えば、テレビ会議またはWeb会議における画像を示してもよい。
(12)変形例12
プロジェクター1により行われる処理は、図6および図12に示した処理に限らない。例えば、ステップSA1において並列投写指示が入力された場合に、表示領域L1および表示領域R1の位置および大きさをユーザーに指定させるための画面が投写されてもよい。別の例で、入力画像ILおよび入力画像IRのいずれか一方に対して行った描画を、他方の入力画像上に反映させるか否かをユーザーに選択させるための画面が投写されてもよい。
(13)変形例13
投写システムPSにおいて用いられる各種装置のハードウェア構成は、図3から図5に示した構成に限らない。図6および図12に示した処理が実行されれば、各種装置はどのようなハードウェア構成を有していてもよい。例えば、液晶パネル162は、反射型の液晶パネルであってもよい。また、液晶パネル162に代えて、有機EL(ElectroLuminescence)素子、デジタルミラーデバイス(DMD)等の電気光学素子が用いられてもよい。また、液晶パネル162は色成分毎に設けられていなくてもよく、プロジェクター1は単一の液晶パネル162を有していてもよい。この場合、各色成分の画像は時分割で表示されてもよい。さらに、プロジェクター1のメモリーの構成は、実施形態に示した構成に限らない。例えば、RAM12は、手書きフレームメモリーに代えて、指示体3の軌跡をオブジェクト単位で記憶するメモリーを有してもよい。
(14)変形例14
投写システムPSの構成は、図1に示した構成に限らない。例えば、プロジェクター1とPC2を接続する方法は、画像信号ケーブルやUSBケーブルに限られず、無線/有線LANや近距離無線通信などでもよい。
(15)変形例15
本発明が適用される表示装置は、プロジェクターに限らない。タブレット端末およびスマートフォンなどのタッチパネルを備えた機器に本発明が適用されてもよい。
1…プロジェクター、101…受付手段、102…表示手段、103…第1検知手段、104…第2検知手段、105…統合手段、106…表示制御手段、107…出力手段、10…MCU、11…ROM、12…RAM、13…記憶部、14…IF部、15…画像処理回路、16…投写ユニット、161…光源、162…液晶パネル、163…光学系、164…光源駆動回路、165…パネル駆動回路、166…光学系駆動回路、17…イメージセンサー、18…受光部、19…入力処理部、2…パーソナルコンピューター、201…出力手段、20…CPU、21…ROM、22…RAM、23…記憶部、24…IF部、25…表示部、26…入力部、3…指示体、30…制御部、31…圧力センサー、32…LED、4…タブレット端末

Claims (9)

  1. 映像ソースから映像信号の入力を受け付ける受付手段と、
    前記映像信号に応じて1つの画像を表示している状態で並列投写指示が入力されると、前記映像信号に応じた第1の画像を第1の表示領域に表示させ、当該映像信号に応じた第2の画像を第2の表示領域に表示させる表示手段と、
    前記第1の表示領域上での指示体の軌跡を検知する第1検知手段と、
    前記第2の表示領域上での指示体の軌跡を検知する第2検知手段と、
    前記第1検知手段により検知された軌跡と前記第2検知手段により検知された軌跡とを統合する統合手段と、
    前記統合手段により統合された軌跡の画像が前記第1の画像に重ねて前記第1の表示領域に表示され、且つ、当該軌跡の画像が前記第2の画像に重ねて前記第2の表示領域に表示されるように前記表示手段を制御する表示制御手段と
    を有する表示装置。
  2. 前記第1の表示領域に表示されている前記第1の画像または前記第2の表示領域に表示されている前記第2の画像のうち、選択された一方の画像を示す画像データを電子機器に出力する出力手段
    を有する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の表示領域または前記第2の表示領域のうち、選択された一方の表示領域に表示されている第1の画像または第2の画像と、当該表示領域において検知された軌跡とを示す画像データを電子機器に出力する出力手段
    を有する請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記第1の表示領域と前記第2の表示領域は、互いに重ならない領域である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第1の表示領域または前記第2の表示領域のうちいずれか一方の表示領域は、他方の表示領域の中に含まれている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記第1検知手段は第1指示体の軌跡を検知し、
    前記第2検知手段は第2指示体の軌跡を検知し、
    前記第1検知手段における前記第1指示体の軌跡の検知と前記第2検知手段における前記第2指示体の軌跡の検知が同時に行われる
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第1の表示領域に表示されている前記第1の画像の倍率変更指示が入力されると、前記第1の表示領域に表示されている前記第1の画像の表示倍率を変更し、前記第2の表示領域に表示されている前記第2の画像の倍率変更指示が入力されると、前記第2の表示領域に表示されている前記第2の画像の表示倍率を変更する
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記第1の表示領域に表示されている前記第1の画像のスクロール指示が入力されると、前記第1の表示領域に表示されている前記第1の画像をスクロールし、前記第2の表示領域に表示されている前記第2の画像のスクロール指示が入力されると、前記第2の表示領域に表示されている前記第2の画像をスクロールする
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 映像ソースから映像信号の入力を受け付けるステップと、
    前記映像信号に応じて1つの画像を表示している状態で並列投写指示が入力されると、前記映像ソースからの映像信号に応じた第1の画像を第1の表示領域に表示させ、当該映像信号に応じた第2の画像を第2の表示領域に表示させるステップと、
    前記第1の表示領域上での指示体の軌跡を検知するステップと、
    前記第2の表示領域上での指示体の軌跡を検知するステップと、
    前記第1の表示領域上で検知された軌跡と前記第2の表示領域上で検知された軌跡とを統合するステップと、
    統合された軌跡の画像を前記第1の画像に重ねて前記第1の表示領域に表示させ、且つ、当該軌跡の画像を前記第2の画像に重ねて前記第2の表示領域に表示させるステップと
    を有する表示方法。
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