JP2009276364A - 投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御プログラム - Google Patents

投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プレゼンテータがプレゼンテーション内容に注力するのを妨げることなく、時間情報の把握や、効果的な操作を行う。
【解決手段】プロジェクタにおいて、あらかじめ制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶しておき、投射する画像に含まれた制御用画像を抽出し、抽出された制御用画像に対応する制御動作を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御プログラムに係り、特にプレゼンテーションに最適な投写型表示装置、投写型表示装置の制御方法および制御プログラムに関する。
従来、アイディアや各種の情報を複数の人間に対して同時に伝達することを目的として、プレゼンテーションを行うことが知られている。
ここで、プレゼンテーションとは、情報の送り手(例えば、企画立案者、報告者)が情報の受け手(例えば、クライアントや社内上司)に対して、情報や企画を正確かつ効果的に伝達し、その結果として送り手の意図した方向へ受け手の判断や意思決定を行ってもらえるよう説得するためのものである。
近年においては、このようなプレゼンテーションを行う場合に、図表や画像(映像)などの資料を大勢の受け手に対して容易に把握してもらうため、情報の送り手は、提供する資料をディジタルデータとして予め用意し、ビデオプロジェクタ等の投写型表示装置を用いて、大きな画面で説明する様式が一般的となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−22551号公報
ところで、プレゼンテーションを行う場合、あらかじめ利用可能な時間が定められていることが多い。
したがって、情報の送り手であるプレゼンテータにとって、所定の時間内に予定通りの説明を行うための時間管理や、効果的にビデオプロジェクタ等の投写型表示装置を操作する必は非常に重要であるが、プレゼンテーション内容に注力することにより時間経過の把握や効果的な操作を行うことは、困難な場合が多い。
そこで、本発明の目的は、プレゼンテータがプレゼンテーション内容に注力するのを妨げることなく、時間情報の把握や、効果的な操作を行うことが可能な投写型表示装置、投写表示方法、及び、投写表示制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、入力された画像信号に対応する画像を投射して表示する投写型表示装置において、前記画像に含まれた制御用画像を抽出する制御用画像抽出部と、前記制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶する制御動作記憶部と、前記制御動作記憶部を参照して前記制御用画像抽出部により抽出された前記制御用画像に対応する制御動作を実行する制御部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、制御動作記憶部は、制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶する。
一方、制御用画像抽出部は、前記画像に含まれた制御用画像を抽出し、制御部は、制御動作記憶部を参照して制御用画像抽出部により抽出された制御用画像に対応する制御動作を実行する。
したがって、あらかじめプレゼンテータは、投写型表示装置に行わせたい制御動作に対応する制御用画像を画像信号に対応する画像に含めておくだけで、プレゼンテーションをスムーズに行えるとともに、効果的に投写型表示装置の制御が行える。
本発明の第2の態様は、第1の態様の投写型表示装置において、前記制御部の前記制御動作に基づいて、所定の情報を自動的に前記画像に重畳して表示させる表示動作部を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、表示動作部は、制御部の前記制御動作に基づいて、所定の情報を自動的に画像に重畳して表示させるので、プレゼンテータは、プレゼンテーション中に必要な情報を確実に取得することができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様の投写型表示装置において、前記表示動作部は、前記所定の情報として、時間情報を前記画像に重畳して表示させることを特徴としている。
上記構成によれば、表示動作部は、所定の情報として、時間情報を前記画像に重畳して表示させるので、プレゼンテータは、プレゼンテーション中に必要な時間情報を確実に取得することができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様の投写型表示装置において、タイマ動作を行うタイマ部を備え、前記制御部は、前記時間情報としてのタイマのカウント値を前記表示動作部により表示させるとともに、前記制御用画像に基づいて、前記カウント値のリセット動作、停止動作あるいはカウント動作を前記タイマ部に行わせる、ことを特徴としている。
上記構成によれば、制御部は、抽出した制御用画像に基づいてタイマ部の制御を行い、カウント値のリセット動作、停止動作あるいはカウント動作を行わせるので、プレゼンテータは、プレゼンテーション中にタイマ動作を行うことなく、プレゼンテーションの残り時間などの時間情報を容易かつ確実に取得して効率的なプレゼンテーションが行える。
本発明の第5の態様は、入力された画像信号に対応する画像に含まれる制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶する制御動作記憶部を有し、前記画像を投射して表示する投写型表示装置の制御方法であって、制御用画像を抽出する制御用画像抽出過程と、前記制御動作記憶部を参照して抽出した前記制御用画像に対応する制御動作を実行する制御過程と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、あらかじめプレゼンテータは、投写型表示装置に行わせたい制御動作に対応する制御用画像を画像信号に対応する画像に含めておくだけで、プレゼンテーションをスムーズに行えるとともに、効果的に投写型表示装置の制御が行える。
本発明の第6の態様は、入力された画像信号に対応する画像に含まれる制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶する制御動作記憶部を有し、前記画像を投射して表示する投写型表示装置を制御するための制御プログラムであって、制御用画像を抽出させ、前記制御動作記憶部を参照して抽出した前記制御用画像に対応する制御動作を実行させる、ことを特徴としている。
上記構成によれば、あらかじめプレゼンテータは、投写型表示装置に行わせたい制御動作に対応する制御用画像を画像信号に対応する画像に含めておくだけで、プレゼンテーションをスムーズに行えるとともに、効果的に投写型表示装置の制御が行える。
本発明によれば、プレゼンテータがプレゼンテーションの内容に注力するのを妨げることなく、時間情報の把握や、効果的な操作を行わせることができる。
次に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
以下の説明においては、本発明が適用されたフロント投写型の投写型表示装置(以下、単に「プロジェクタ」と言う)を用いた投写型表示システムを例として説明する。
図1は、本実施形態に係る投写型表示システムの構成の説明図である。
投写型表示システム10は、プロジェクタ1と、プロジェクタ1に表示させるべき画像データを出力するノート型のパーソナルコンピュータ2と、スクリーン3と、を備えている。
プロジェクタ1には、パーソナルコンピュータ2から映像信号が入力され、当該プロジェクタ1が映像信号に基づく画像をスクリーン3に拡大投写して表示する。さらに、プロジェクタ1は、投写光学部の一部として投写ズームレンズ1Aを有し、投写ズームレンズ1Aのズーム倍率を可変させることで、スクリーン3に投写する映像の投写表示サイズを最大表示サイズから最小表示サイズまでの間で調整ができるようになっている。
図2は、プロジェクタの概要構成ブロック図である。
プロジェクタ1は、光源102と、液晶ライトバルブ101と、投写ズームレンズ1Aとを備え、光源102が放射した光を、映像信号に対応する映像データが書き込まれた液晶ライトバルブ101を透過させ、投写ズームレンズ1Aにより倍率調整してスクリーン3に画像を拡大投写する。この場合において、プロジェクタ1全体の制御は、コントローラ300により行われている。
より具体的には、プロジェクタ1は、映像信号の入力端子110を有し、この入力端子110から入力された映像信号がインターフェース(I/F)回路111を介してI/P変換回路112に入力される。
I/P変換回路112は、インターレース方式の映像信号が入力された場合に、液晶ライトバルブ101の駆動に合わせてプログレッシブ方式の映像データに変換しスケーリング回路113に出力する。スケーリング回路113は、映像信号の画素数(解像度)を上記液晶ライトバルブ101の画素数に応じて変換し画質調整回路114に出力する。
画質調整回路114は、映像の明るさ、コントラスト、シャープネス、色の濃さ、色相などの画質調整項目を調整しガンマ補正回路115に出力する。画質調整回路114には、画質調整項目の各調整項目の調整値が適宜セットされた複数のプリセットが予め保持されており、ユーザ(視聴者)は所望のプリセットを選択し、或いは、各調整項目の調整値を個別に調整して画質調整を行う。
上記ガンマ補正回路115は、液晶ライトバルブ101のガンマ特性に基づいて映像データを補正し駆動回路116に出力し、駆動回路116が映像データを液晶ライトバルブ101に書き込み、書き込まれた映像データに対応した映像がスクリーン3に拡大投写される。
なお、図2では図示を省略したが、プロジェクタ1には、上記液晶ライトバルブ101及び液晶ライトバルブ101に映像信号を書き込む回路系がRGBの各色ごとに設けられている。光源102の放射光は、ダイクロイックミラーなどでRGBの3色に分離され、各色の光が、対応する色の液晶ライトバルブ101を照明し、各液晶ライトバルブ101を透過した透過光がダイクロイックプリズムなどで合成され、1つの投写ズームレンズ1Aを通って拡大投写され、これにより、スクリーン3にはカラー映像が投写されるようになっている。
投写ズームレンズ1Aには、ズーム倍率可変用のモータ104と、ズーム設定信号201に基づいてモータ104を駆動するモータ駆動回路105と、投写ズームレンズ1Aのズーム状態を検出しモータ駆動回路105に出力する検出回路106とが設けられており、ズーム設定信号201によりズーム倍率が指定されると、モータ駆動回路105が検出回路106からの検出値(現在のズーム状態)が、指定されたズーム倍率になるようにフィードバック制御する。
上記ズーム設定信号201は、ズーム手動設定回路109から出力され、いずれかのズーム設定信号201がモータ駆動回路105に入力される。ズーム手動設定回路109は、視聴者が手動で投写ズームレンズ1Aのズーム倍率を可変させる場合、及び、表示サイズごとのズーム倍率をあらかじめ手動設定する場合に使用されるものである。コンテンツ判定回路108は、投写する映像のジャンル(種別)を映像信号に基づいて判定し、当該判定結果に基づいて表示サイズを変更すべくズーム倍率を可変制御するものである。
ズーム手動設定回路109は、図示せぬアップダウンカウンタとDAコンバータとを有し、アップボタンまたはダウンボタンが操作されるごとにアップダウンカウンタのカウンタ値をアップまたはダウンし、その出力値をDAコンバータを通してアナログ値のズーム設定信号201として出力する。スイッチ107がズーム手動設定回路109側に切換えられている場合には、このズーム手動設定回路109から出力されたズーム設定信号201がモータ駆動回路105に入力され、アップボタンまたはダウンボタンの操作に応じてズーム倍率が可変される。
コントローラ300は、演算処理装置としてのCPU301と、CPU301が実行する各種動作制御プログラムを格納するROM302と、CPU301のワークエリアとして機能するRAM303と、入力信号が入力される信号の入出力インターフェース304と、を備え、これらがバス305を介して互いに接続されている。
ここで、CPU301は、タイマ回路301Aを内蔵しており、タイマ動作を行うことができるようにされている。
以下においては、プレゼンテータが残り時間を容易に把握するための時間情報をプレゼンテーション用の画像に重畳して表示する場合を例として説明する。
ROM302の記憶している動作制御プログラムには、タイマ表示制御を行うための動作制御プログラムが含まれている。
これにより、CPU301は、タイマ表示制御を行う場合には、動作制御プログラムを実行し、入出力インターフェース304から入力される入力信号121を所定周期でサンプリングし、各サンプリング画像中に含まれる動作制御画像の有無および動作制御画像の種別を判別する。
ここで、タイマ表示制御に用いられる動作制御画像の種別について説明する。
タイマ表示制御に用いられる動作制御画像としては、タイマリセット/カウントポーズ画像、タイマリセット画像、カウントポーズ画像、カウントスタート画像、タイマ表示種別設定画像などが挙げられる。この場合において、各動作制御画像は、プレゼンテーション用画像に含まれていてもプレゼンテーションの視聴者が違和感を覚えないような画像とされている。具体的には、違和感を覚えないような画像としては、会社のロゴマークなどの画像の色を動作制御画像毎に互いに異ならせた複数種類の画像や、デザインを微妙に動作制御画像毎に異ならせた複数種類の画像電子透かしのように画像に埋め込まれた画像などが挙げられる。
タイマリセット/カウントポーズ画像は、タイマをリセットし、リセット状態を維持(カウント停止状態を維持)する制御動作をCPU301に行わせるための画像である。
タイマリセット画像は、タイマをリセットする制御動作をCPU301に行わせるための画像である。
カウントポーズ画像は、タイマカウント動作を停止した状態カウント停止状態)を維持する制御動作をCPU301に行わせるための画像である。
カウントスタート画像は、タイマカウント動作を開始(あるいは再開)する制御動作をCPU301に行わせるための画像である。
タイマ表示種別設定画像は、表示画面上にオーバーレイ表示するタイマ画像の種別を設定するための制御動作をCPU301に行わせるための画像である。
次に実施形態の動作について説明する。
図3は、実施形態の処理フローチャートである。
まずCPU301は、動作制御画像の抽出処理を行う(ステップS11)。
具体的には、例えば、CPU301は、入力された映像信号に対応する画像に対して抽出対象の動作制御画像に対応する画像抽出用枠を適用して画像サンプリングを行い、パターンマッチングを行って対応する動作制御画像を抽出する。
次にCPU301は、入力された映像信号に対応する画像に動作制御画像が含まれていたか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12の判別において、入力された映像信号に対応する画像に動作制御画像が含まれていない場合には(ステップS12;No)、処理を再びステップS11に移行し、以下、同様の処理を行う。
ステップS12の判別において、入力された映像信号に対応する画像に動作制御画像が含まれている場合には(ステップS12;Yes)、含まれていた動作制御画像がタイマリセット/カウントポーズ画像であるか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS13の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマリセット/カウントポーズ画像である場合には(ステップS13;Yes)、CPU301は、タイマをリセットし(ステップS14)、カウント動作を停止し(ステップS15)、待機状態となる。
図4は、表示画面の説明図である。
具体的には、図4にスライドSL1として示すように、タイマを初期値(図4では、5分)に設定し、カウント動作を停止した状態で、待機状態となる。すなわち、スクリーンには、スライドSL1が表示され、その表示画像内には、タイマ画面TM1および動作制御画像G1(=タイマリセット/カウントポーズ画像)が表示された状態となる。
ステップS13の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマリセット/カウントポーズ画像ではない場合には、含まれていた動作制御画像がタイマリセット画像であるか否かを判別する(ステップS16)。
ステップS16の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマリセット画像である場合には(ステップS16;Yes)、CPU301は、タイマをリセットし(ステップS17)、処理を通常処理に移行する。したがって、タイマが元々カウント動作を停止している場合には、初期値のまま保持され、カウント動作を行っている場合には、初期値にリセット後、カウント動作を継続することとなる。
ステップS16の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマリセット画像ではない場合には(ステップS16;No)、含まれていた動作制御画像がタイマカウントポーズ画像であるか否かを判別する(ステップS18)。
ステップS18の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマカウントポーズ画像である場合には(ステップS18;Yes)、CPU301は、タイマのカウント動作を停止し(ステップS17)、カウント値を維持したまま処理を通常処理に移行する。したがって、タイマが元々カウント動作を停止している場合には、初期値のまま保持され、カウント動作を行っている場合には、カウントしていた値でカウント動作を停止することとなる。
具体的には、図4にスライドSL3として示すように、タイマをカウントしていた値(図4では、2分13秒)に保持し、カウント動作を停止した状態で、待機状態となる。すなわち、スクリーンには、スライドSL3が表示され、その表示画像内には、カウントを停止したタイマ画面TM3および動作制御画像G3(=タイマカウントポーズ画像)が表示された状態となる。
ステップS18の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマカウントポーズ画像ではない場合には(ステップS18;No)、含まれていた動作制御画像がタイマ表示種別設定画像であるか否かを判別する(ステップS20)。
ステップS20の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマ表示種別設定画像である場合には(ステップS20;Yes)、CPU301は、画面に表示しているタイマ画像を抽出したタイマ表示種別設定画像に対応するタイマ画像に設定し、オーバーレイ表示しているタイマ画像の表示種別を変更する(ステップS21)。
図5は、タイマ画像の表示種別の説明図である。
具体的には、図5は、全て残り時間が4分30秒の場合のタイマ画像の表示例である。
図5(a)に示すように、ディジタル時計形式のタイマ画像から、例えば、図5(b)に示すロゴマーク(図5(b)では、TIME)の色が徐々に変化していく画像や、図5(c)に示すようなアナログ的に時刻変化を示す画像をタイマ画像としてオーバーレイ表示する
ステップS20の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマ表示種別設定画像ではない場合には(ステップS20;No)、含まれていた動作制御画像がタイマカウントスタート画像であるか否かを判別する(ステップS22)。
ステップS22の判別において、含まれていた動作制御画像がタイマカウントスタート画像である場合には(ステップS18;Yes)、CPU301は、タイマのカウント動作を再開し(ステップS23)、カウントが終了するまで通常処理に移行する。
具体的には、図4にスライドSL2として示すようにタイマのカウント動作を行い(図4では、4分42秒の時点を表示している)、その後、動作制御画像が抽出されなければ、カウントアップするまでカウント動作を行うこととなる。すなわち、スクリーンには、スライドSL3が表示され、その表示画像内には、カウント中のタイマ画面TM2および動作制御画像G2(=タイマカウントスタート画像)が表示された状態となり、その後、動作制御画像が抽出されない場合には、最終的にはスライドSL4で示すように、カウントアップしたタイマ画面TM4が表示される。なお、スライドSL2が最終のスライドである場合には、カウントアップしたタイマ画面および動作制御画像G2が表示されて処理を終了することとなる。
そして、その後、プレゼンテータが代わり、新たなスライド画像SL11が表示された場合には、再び処理をステップS11に移行して、以下同様の処理を行うこととなる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、あらかじめプロジェクタのユーザであるプレゼンテータは、プロジェクタに行わせたい制御動作に対応する制御用画像を画像データに含めておくだけで、プロジェクタに所望の動作を行わせることができ、プレゼンテーションをスムーズに行えるとともに、効果的にプロジェクタの制御が行える。
以上の説明においては、タイマのカウントスタートのために、タイマスタート画像を制御用画像として表示対象の画像に含めるように構成していたが、タイマスタート画像に変えて動作制御画像が含まれていない画像を表示した場合には、タイマカウント動作を開始するように構成することも可能である。
また、以上の説明は、タイマ表示制御についてのものであったが、プロジェクタ1自身で制御可能なものであれば、同様に適用可能である。
例えば、動作制御画像として、ズームイン、ズームアウトなどのズーム動作(含むズームに要する時間設定動作)や、光源102のオン/オフ動作(含むタイマ動作)、表示解像度などの変更動作を指示するように設定することも可能である。
また、以上の説明は、タイマ画面のカウントアップ例として0:00を表示して終了としたが、マイナス時間を表示してプレゼンテータに早期終了を促すことも可能である。
また、以上の説明は、動作制御画像とタイマ画面を別位置に表示したが、投写型表示装置内において、動作制御画像が表示される部分にタイマ画面を重ねて表示することも可能である。
また、図5の説明で示した例の他に、ロゴ全体の色が徐々に変化する表示方法も可能である。例えば、タイマカウント開始時には背景色と同系色であったロゴ文字が、時間と共に背景色と反位相に変化することでカウントアップ時間が迫っていることを表示する方式が好ましい。この方式によれば、タイマ画像が徐々に変化することで、画像閲覧者に対して違和感を与えることなく、プレゼンテータが時間を把握することが可能となる。
また、以上の説明は、プレゼンテーション全体の時間管理を意図した事例としたが、スライド毎にタイマ画面の表示を変えることも可能である。この際に、スライドの文字部と背景部の色の変化を、プレゼンテーション全体またはスライド毎に行わせることにより、1つのタイマ画面の表示で複数の時間管理を実現することができる。
本実施形態に係る投写型表示システムの構成の説明図である。 プロジェクタの概要構成ブロック図である。 実施形態の処理フローチャートである。 表示画面の説明図である。 タイマ画像の表示種別の説明図である。
符号の説明
1…プロジェクタ、2…パーソナルコンピュータ、3…スクリーン、101…液晶ライトバルブ、102…光源、109…ズーム手動設定回路、300…コントローラ、301…CPU、301A…タイマ回路、302…ROM、303…RAM、304…入出力インターフェース。

Claims (6)

  1. 入力された画像信号に対応する画像を投射して表示する投写型表示装置において、
    前記画像に含まれた制御用画像を抽出する制御用画像抽出部と、
    前記制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶する制御動作記憶部と、
    前記制御動作記憶部を参照して前記制御用画像抽出部により抽出された前記制御用画像に対応する制御動作を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 請求項1記載の投写型表示装置において、
    前記制御部の前記制御動作に基づいて、所定の情報を自動的に前記画像に重畳して表示させる表示動作部を備えたことを特徴とする投写型表示装置。
  3. 請求項2記載の投写型表示装置において、
    前記表示動作部は、前記所定の情報として、時間情報を前記画像に重畳して表示させることを特徴とする投写型表示装置。
  4. 請求項3記載の投写型表示装置において、
    タイマ動作を行うタイマ部を備え、
    前記制御部は、前記時間情報としてのタイマのカウント値を前記表示動作部により表示させるとともに、前記制御用画像に基づいて、前記カウント値のリセット動作、停止動作あるいはカウント動作を前記タイマ部に行わせる、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  5. 入力された画像信号に対応する画像に含まれる制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶する制御動作記憶部を有し、前記画像を投射して表示する投写型表示装置の制御方法であって、
    制御用画像を抽出する制御用画像抽出過程と、
    前記制御動作記憶部を参照して抽出した前記制御用画像に対応する制御動作を実行する制御過程と、
    を備えたことを特徴とする投写型表示装置の制御方法。
  6. 入力された画像信号に対応する画像に含まれる制御用画像と制御動作とを対応づけて記憶する制御動作記憶部を有し、前記画像を投射して表示する投写型表示装置を制御するための制御プログラムであって、
    制御用画像を抽出させ、
    前記制御動作記憶部を参照して抽出した前記制御用画像に対応する制御動作を実行させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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