JP2008112035A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクタを移動した場合でも、コストを掛けることなく、各種補正量の設定操作に係る手間を軽減することができるプロジェクタを得る。
【解決手段】少なくとも操作信号に応じた補正量の情報が供給され、当該補正量の情報に基いて入力映像信号を補正して投写映像用の映像信号を生成する映像信号処理部32と、記憶部45と、第1の操作信号が入力したとき、その時の補正量の情報を記憶部45に記憶させ、第2の操作信号の入力に基いて、記憶部45に記憶された補正量の情報を、操作信号に応じた補正量の情報に代えて、映像信号入力部32に供給する制御部20とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタに関し、特に、映像信号の補正に関する。
従来のプロジェクタとしては、例えば、「あおり投写した画像の台形歪み補正を行うプロジェクタであって、画像を投写するために必要となるユーザ操作を検出する操作検出部と、前記プロジェクタの設置角度を検出する角度検出部と、前記ユーザ操作を検出した場合に、前記設置角度に応じて前記台形歪み補正を行う画像補正部と、を備える」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−283963号公報(請求項1)
プロジェクタには、可搬性を有し、様々な場所へ移動可能なものもある。このような移動可能なプロジェクタの場合、様々な場所で用いられるが、プロジェクタの設置環境は、その場所毎に異なることになる。例えば、プロジェクタを設置する部屋毎に、スクリーンの位置、照明の明るさ、設置可能な場所などが異なる。このようにプロジェクタを様々な場所で用いる場合、その使用場所毎に、台形補正量、フォーカス量、色合い、又はコントラストなどの補正量を、その設置環境に合うように設定する必要がある。
しかしながら、従来のプロジェクタは、ユーザの操作によってスクリーン上にメニュー画面を表示させ、ユーザはそれを見ながらリモコン等を操作して、各種補正量の設定パラメータなどを入力し、各種補正量の設定操作を行うため、プロジェクタを様々な使用場所に移動して用いる場合、使用場所毎にユーザが手作業で設定パラメータなどを入力する必要があるため、非常に手間と時間がかかり、ユーザに多大な負担を与える、という問題点があった。
また近年では、プロジェクタの設置角度を検出して自動的に台形歪を補正するものや、投写された映像を撮像して、自動的にフォーカス量を調整するものなどが提案されているが、設定角度を検出するセンサや、投写映像を撮像するCCDなどが必要になり、コストアップになる、という問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、プロジェクタを移動した場合でも、コストアップを避けつつ、各種補正量の設定操作に係る手間を軽減することができるプロジェクタを得ることを目的とする。
本発明に係るプロジェクタは、少なくとも操作信号に応じた補正量の情報が供給され、当該補正量の情報に基いて入力映像信号を補正して投写映像用の映像信号を生成する映像信号処理部と、記憶部と、第1の操作信号が入力したとき、その時の前記補正量の情報を前記記憶部に記憶させ、第2の操作信号の入力に基いて、前記記憶部に記憶された前記補正量の情報を、前記操作信号に応じた補正量の情報に代えて、前記映像信号入力部に供給する制御部とを備えたものである。
本発明においては、記憶部に記憶された補正量の情報を、操作信号に応じた補正量の情報に代えて映像信号入力部に供給しており、このため、ユーザによる各種補正量の設定操作に係る手間を軽減することができる。また、従来のプロジェクタのように、設定操作に係る手間を軽減するために角度を検出するセンサなどを必要としないので、コストアップを避けることができる。
本発明に係るプロジェクタにおいては、前記記憶部は、使用場所に対する前記補正量の情報が複数組み記憶される。
本発明においては、プロジェクタを使用する使用場所に対する所定の補正量が複数組み記憶される。このため、プロジェクタを移動した場合に、複数の使用場所における補正量を記憶させることができる。
本発明に係るプロジェクタは、前記使用場所に応じた情報を表示する表示手段を備え、前記制御部は、前記第2の操作信号の入力に基いて、使用場所を選択させるための情報を前記表示手段に表示させ、使用場所選択操作の操作信号が入力したとき、前記記憶部に記憶された当該使用場所に対する前記補正量の情報を、前記操作信号に応じた補正量の情報に代えて、前記映像信号処理部に供給する。
本発明においては、第2の操作信号の入力に基いて、使用場所を選択させるための情報を表示させ、使用場所選択操作により選択された使用場所に対する補正量の情報が入力したとき、記憶部に記憶された補正量の情報を、操作信号に応じた補正量の情報に代えて映像信号入力部に供給しており、このため、プロジェクタを移動した場合でも、ユーザによる各種補正量の設定操作に係る手間を軽減することができる。
本発明に係るプロジェクタにおいては、前記制御部は、前記第1の操作信号が入力したとき、その時の前記操作信号に応じた補正量の情報を、選択された前記使用場所に対応する前記補正量の情報として前記記憶部に記憶させる。本発明においては、第1の操作信号が入力したとき、その時の前記操作信号に応じた補正量の情報を、選択された使用場所に対する補正量の情報として記憶部に記憶させており、このため、ユーザのキー操作に応じて補正した補正量の情報を選択された使用場所に対応させて記憶することができる。
本発明に係るプロジェクタにおいては、キー操作に応じた操作信号を前記制御部に入力する操作信号処理部を備え、前記制御部は、前記第1の操作信号を、前記操作信号処理部から入力された補正量記憶操作又は電源オフ操作の操作信号とする。
本発明においては、補正量記憶操作又は電源オフ操作がされたとき、その時の前記操作信号に応じた補正量の情報を、補正量の情報として記憶部に記憶させており、このため、ユーザのキー操作に応じて補正した補正量の情報を、補正量記憶操作又は電源オフ操作がされたときに記憶することができる。
本発明に係るプロジェクタにおいては、キー操作に応じた操作信号を前記制御部に入力する操作信号処理部を備え、前記制御部は、前記第2の操作信号を、前記操作信号処理部から入力された補正量読み出し操作の操作信号とする。
本発明においては、補正量読み出し操作の制御信号が入力されたとき、記憶部に記憶された補正量の情報を、操作信号に応じた補正量の情報に代えて映像信号入力部に供給しており、このため、ユーザによる各種補正量の設定操作に係る手間を軽減することができる。
本発明に係るプロジェクタにおいては、前記制御部は、台形歪補正量、ズーム量、フォーカス量、色の濃さ、色合い、輝度、シャープネス、コントラスト、カラーモード、のうち少なくとも1以上の補正量を前記補正量の情報として前記記憶部に記憶させ又は映像信号処理部に供給する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図、図2は実施の形態1に係る操作パネルの構成を示す図である。図に示すように、プロジェクタ1は、光源11と、液晶ライトバルブ12R,12G,12B(以下、区別しない場合は単に「液晶ライトバルブ12」という)と、投写光学系13と、液晶ライトバルブ駆動部14と、制御部20と、映像信号処理部32と、フレームメモリ33と、フォーカス制御部41と、ズーム制御部42と、操作信号処理部43と、操作パネル44と、記憶部45とを備えている。また、映像信号処理部32には、OSD(オンスクリーンディスプレイ)処理部320と、台形歪補正部321とを有し、制御部20には、演算部21を有している。さらに、操作パネル44には、電源キー441、台形補正キー442、フォーカスキー443、ズームキー444、メニューキー445、選択キー446、補正記憶キー447を有している。このプロジェクタ1は、可搬性を有し、外部の映像供給装置PCから供給される入力映像信号に応じた映像光を投射して、スクリーン、白壁又はホワイトボード等の被投写体(以下、これらをスクリーンSCと称する)に拡大投写するものである。
制御部20は、映像信号処理部32、フォーカス制御部41、ズーム制御部42、操作信号処理部43及び記憶部45と接続され、この制御部20は、マイクロプロセッサ等により構成し、記憶部45に記憶された制御プログラム等を実行して、プロジェクタ1の動作を統括制御し、制御部20に接続された各部から入力される各種データを演算部21により演算するとともに、演算結果を前記各部に出力する。また、操作信号処理部43からのキー操作に応じた操作信号(後述)に基づき、入力映像信号による映像を補正する補正量の情報を、映像信号処理部32、フォーカス制御部41又はズーム制御部42へ出力する。さらに、制御部20は、後述する動作により、補正量読み出し処理及び補正量記憶処理を行う。
映像入力部31は、外部の映像供給装置PCからの入力映像信号を取り込んで、それが例えばアナログ映像信号の場合にはデジタルの映像信号に変換する等の処理をし、映像信号処理部32に出力する。
映像信号処理部32には、フレームメモリ33が接続されており、この映像信号処理部32は、マイクロプロセッサ等により構成し当該映像信号処理部32に格納したプログラムを実行することにより、映像入力部31からの映像信号を1フレーム(1画面)毎にフレームメモリ33に記憶させると共に、フレームメモリ33に記憶された映像(以下、フレーム映像ともいう)を読み出す機能を有し、映像信号の解像度を液晶ライトバルブ12の解像度に合わせる解像度変換や、制御部20から入力された操作信号(後述)に応じた補正量の情報に基づいて、色の濃さ、色合い、輝度、シャープネス、コントラスト、カラーモードなどの各種映像処理を施してデジタルの映像データを生成することにより、入力された映像信号を変換して投写映像用の映像信号である映像データを生成する。尚、供給される映像信号としては、例えば、パーソナルコンピュータから出力されたコンピュータ映像を表すRGB信号や、ビデオレコーダやテレビジョン受信機から出力された動画を表すコンポジット映像信号などの映像信号が供給される。
また、映像信号処理部32のOSD処理部320は、制御部20からの命令に従って、プロジェクタ1の各種状態を表す文字や記号、画質調整等を行う際のメニュー映像、台形歪補正量の表示や、後述する使用場所を選択させるための情報である使用場所選択画面などのOSD映像信号と、入力された映像信号とを合成して映像データを生成する。尚、OSD映像を表示しない場合には、上記合成処理を行わず、フレームメモリ33から読み出したフレーム映像が、そのまま映像データとして液晶ライトバルブ駆動部14に供給される。
また、映像信号処理部32の台形歪補正部321は、スクリーンSCの投写面に対してプロジェクタ1から射出される投写光を傾けた状態で投写(あおり投写)した場合に生じる台形歪を是正するために、制御部20から与えられた補正量に応じて、入力された映像データの補正を行い、補正した映像データを液晶ライトバルブ駆動部14に出力する。尚、台形歪が生じていない場合には、前記補正を行わず、映像信号処理部32から出力された映像データがそのまま液晶ライトバルブ駆動部14に供給される。
液晶ライトバルブ駆動部14は、入力された映像データに応じて、液晶ライトバルブ12を駆動する。液晶ライトバルブ12は、3枚の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bから構成され、それぞれ、複数の画素(図示せず)がマトリクス状に形成されており、液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、光源11から射出され、色光分離光学系(図示せず)によって各色光に分離された、R(赤)、G(緑),B(青)の各色光を対応する液晶ライトバルブ12R,12G,12Bによって変調する。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bから射出される映像光は、クロスダイクロイックプリズム(図示せず)などの合成光学系により合成され投写光学系13によってスクリーンSC上に拡大投写される。また、投写光学系13には、投写光の焦点を変更可能なフォーカス機構と、投写光の拡大率を変更可能なズーム機構とが備えられている。
フォーカス制御部41は、制御部20から入力された補正量の情報であるフォーカス量の情報に従って、投写光学系13のフォーカス機構を構成するフォーカスレンズを光軸方向に移動させることにより、フォーカス状態を調整することが可能になっている。また、フォーカス制御部41は、フォーカスの調整量、即ちフォーカスレンズの移動量(フォーカス量)を検知することも可能になっており、検知したフォーカス量を制御部20に出力することができる。
ズーム制御部42は、制御部20から入力された補正量の情報であるズーム量の情報に従って、投写光学系13のズーム機構を構成するズームレンズを光軸方向に移動させて焦点距離を変更することにより、スクリーンSC上に表示される映像の拡大率を変更することが可能になっている。また、ズーム制御部42は、焦点距離、即ちズームレンズの移動量(ズーム量)を検知するズーム量検知部としても機能し、検知したズーム量を制御部20に出力することができる。
操作パネル44は、図2に示すように、プロジェクタ1の電源オン/オフ操作を行う電源キー441、台形歪の補正方向に応じた操作を行う台形補正キー442、フォーカス調整の操作を行うフォーカスキー443、ズーム調整の操作を行うズームキー444、画質調整等の操作を行うメニュー映像を表示させるメニューキー445、メニュー映像での項目選択や、後述する使用場所の選択操作、補正量記憶操作を行う選択キー446、後述する補正量記憶処理を行う補正記憶キー447、及びプロジェクタ1の状態変更等を行うための各種スイッチ類を有し、ユーザによるキー操作に応じた操作信号を操作信号処理部43に出力する。また、リモートコントローラ(以下、単に「リモコン」と呼ぶ)RCは、プロジェクタ1の状態変更等を行うための各種スイッチ類を有し、ユーザによるキー操作に応じた操作信号を操作信号処理部43に出力する。
操作信号処理部43は、操作パネル44又はリモコンRCからのキー操作に応じた操作信号を受信し、これを制御部20に出力する。
記憶部45は、例えばEEPROMなどの不揮発性メモリにより構成され、制御部20が実行する制御プログラム、OSD映像を生成するためのOSD映像データが記憶されている。また、記憶部45は、プロジェクタ1の各種設定値等の情報、後述する使用場所に対する補正量の情報が複数組み記憶される。
尚、映像信号処理部32、OSD処理部320及び台形歪補正部321は本発明における映像信号処理部に相当し、制御部20及び演算部21は本発明における制御部に相当し、液晶ライトバルブ駆動部14、液晶ライトバルブ12及び投写光学系13は本発明における表示手段に相当する。
このような構成による、本実施の形態1における動作を、使用場所に応じた補正量を読み出す(1)補正量読み出し動作と、使用場所に対する補正量を記憶させる(2)補正量記憶動作とに分けて次に説明する。
(1)補正量読み出し動作
図3は実施の形態1に係る補正量読み出し動作を示すフローチャート、図4は実施の形態1に係る使用場所の選択表示を示す図である。補正量読み出し動作を図3に基づき、図4を参照しながら以下に説明する。
ユーザにより電源キー441がオン操作されると、操作信号処理部43は、電源オンの操作信号と共に、第2の操作信号である補正量読み出し操作の操作信号を制御部20へ出力する。制御部20は、電源ON処理を行うと共に、補正量読み出し動作を開始し(S101)、記憶部45に記録された使用場所選択画面に関するOSD映像データを読み出し、映像信号処理部32へ入力する。映像信号処理部32は、図4に示すように、使用場所を選択させるための情報を表示する使用場所選択画面のOSD映像信号と入力映像信号とを合成した映像データを生成して液晶ライトバルブ駆動部14へ出力する。この映像データによる映像は、液晶ライトバルブ12、投写光学系13を介してスクリーンSCに投写される(S102)。ここで、使用場所とは、プロジェクタを移動させて様々な場所で用いる場合に、その設置場所における各種補正量を記憶又は読み出しを行うための識別情報である。
制御部20は、選択キー446による使用場所選択操作がされるまで待機し(S103)、ユーザにより、補正量読み出しを行う使用場所に応じた選択キー446が操作されると、操作信号処理部43は、使用場所選択操作に応じた操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力された操作信号により、選択された使用場所を識別すると共に、この選択された使用場所の情報を記憶部45に記憶させる(S104)。
次に、制御部20は、選択された使用場所に対する補正量が記憶部45に記憶されているか否かを判断し(S105)、選択された使用場所に対する補正量が記憶されていない場合は、補正量読み出し動作を終了する(S107)。
一方、選択された使用場所に対する補正量が記憶されている場合は、当該使用場所に対する補正量の情報を読み出し、この補正量の情報を、操作信号に応じた補正量の情報に代えて、映像信号処理部32に供給して当該補正量に応じた補正処理を実行させ(S106)、補正量読み出し動作を終了する(S107)。映像信号処理部32は、入力された補正量の情報に基いて、色の濃さ、色合い、輝度、シャープネス、コントラスト、カラーモードなどの各種映像処理、又は台形歪補正部321より台形歪を是正するための補正を行い、補正した映像データを液晶ライトバルブ駆動部14へ出力する。
このような動作により、記憶部45に記憶された補正量に基づき補正された映像データは、液晶ライトバルブ駆動部14へ入力され、液晶ライトバルブ駆動部14は、入力された映像データに応じて、液晶ライトバルブ12を駆動する。液晶ライトバルブ12は、液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、光源11の光を変調して映像光を射出する。この映像光は、投写光学系13を介してスクリーンSCに投射され、投写映像が拡大投写される。
(2)補正量記憶動作
図5は実施の形態1に係る補正量記憶動作を示すフローチャートである。補正量記憶動作を図5に基づき、以下に説明する。
制御部20は、ユーザにより電源キー441がオフ操作されると第1の操作信号である電源オフ操作の操作信号が入力され、補正量記憶操作を開始する(S201)。制御部20は、操作信号に応じた補正量の情報を映像信号処理部32に供給したか否かを判断する(S202)。補正量の情報を供給していない場合は、入力映像信号による映像が補正されていないとして補正量記憶動作を終了して電源オフ処理へ移行する(S205)。
一方、補正量の情報を供給している場合、入力映像信号による映像が補正されていると判断して、当該補正量が、上記ステップS104で記憶部45に記憶した使用場所に対する補正量と同一か否かを判断する(S203)。同一の場合は、当該補正量は記憶されているとして補正量記憶動作を終了し(S205)、同一でない場合は、電源キー441がオフ操作された時の当該補正量を現在の使用場所に対する補正量として記憶部45に記憶させ(S204)、補正量記憶動作を終了して電源オフ処理へ移行する(S205)。
以上のように本実施の形態1においては、電源オフ操作がされたとき、映像信号処理部へ出力した入力映像信号による映像を補正する補正量の情報を、当該使用場所に対する補正量として記憶し、電源オン操作がされたとき、選択された使用場所に対する補正量の情報を読み出して、この補正量の情報に基づき入力映像信号による映像を補正することにより、プロジェクタを移動した場合であっても、使用場所に応じた補正量の情報を読み出して補正量を設定することができ、ユーザによる各種補正量の設定操作に係る手間を軽減することができる。
尚、上記説明では、電源キー441のオン操作により(1)補正量読み出し動作を開始させ、電源キー441のオフ操作により(2)補正量記憶動作を開始させたが、これに限らず、メニューキー444及び選択キー446の操作によるメニュー映像の項目選択により動作を開始させても良く、また、操作パネル44の任意のキー操作がされたときに動作を開始させても良い。
実施の形態2.
本実施の形態2においては、上記実施の形態1の動作に加え、第1の操作信号として補正記憶キー447の補正量記憶操作により補正量記憶動作を行う。尚、その他の動作及び構成は実施の形態1と同様である。
図6は実施の形態2に係る補正量記憶動作を示すフローチャート、図7は実施の形態2に係る使用場所の選択表示を示す図である。本実施の形態2における補正量記憶動作を図6に基づき、図7を参照しながら以下に説明する。
ユーザにより補正記憶キー447が操作されると、操作信号処理部43は、第1の操作信号である補正量記憶操作の操作信号を制御部20へ出力する。制御部20は、補正量記憶操作の操作信号が入力されると補正量記憶動作を開始し(S301)、記憶部45に記録された使用場所選択画面に関するOSD映像データを読み出し、映像信号処理部32へ入力する。映像信号処理部32は、図7に示すように、使用場所を選択させるための情報を表示する使用場所選択画面のOSD映像信号と入力映像信号とを合成した映像データを生成して液晶ライトバルブ駆動部14へ出力する。この映像データによる映像は、液晶ライトバルブ12、投写光学系13を介してスクリーンSCに投写される(S302)。制御部20は、選択キー446による使用場所選択操作がされるまで待機し(S303)、ユーザにより、補正量を記憶させる使用場所に応じた選択キー446が操作されると、操作信号処理部43は、使用場所選択操作に応じた操作信号を受信し、この操作信号を制御部20へ入力する。制御部20は、入力された操作信号により、選択された使用場所を識別する。
次に、制御部20は、操作信号に応じた補正量の情報を映像信号処理部32に供給したか否かを判断する(S304)。補正量の情報を供給していない場合は、入力映像信号による映像が補正されていないとして補正量記憶動作を終了する(S307)。
一方、補正量の情報を供給している場合、入力映像信号による映像が補正されていると判断して、当該補正量が、選択された使用場所に対する補正量と同一か否かを判断する(S306)。同一の場合は、当該補正量は記憶されているとして補正量記憶動作を終了し(S307)、同一でない場合は、補正記憶キー447が操作された時の当該補正量を現在の使用場所に対する補正量として記憶部45に記憶させ(S306)、補正量記憶動作を終了する(S307)。
以上のように本実施の形態2においては、上記実施の形態1の効果に加え、補正記憶キー447の操作により補正量記憶動作を開始させることにより、電源オン状態においても任意のタイミングで補正量記憶動作を開始させることができる。
また、補正量記憶動作において、選択キー446の操作により選択された使用場所に補正量を記憶させることにより、電源オン時の補正量読み出し動作で選択した使用場所とは異なる任意の使用場所に、当該補正量を記憶させることができる。
尚、上記実施の形態1及び2では、使用場所に応じた情報を表示する表示手段として、OSD映像を用いてスクリーンSCに使用場所の選択表示をさせたが、これに限らず、使用場所に応じた情報を表示するもので良く、例えばプロジェクタ1本体に、使用場所に対応するLEDを設けて、使用場所の選択及び識別を行っても良い。
また、上記実施の形態1及び2では、操作パネル44のキー操作による動作について説明したが、本発明はこれに限らず、リモコンRCに同様の操作キーを設けて操作信号を操作信号処理部43に送信しても良い。
また、上記実施の形態1及び2では、液晶ライトバルブ12を用いて、光源11から射出された光を変調したが、本発明はこれに限らず、他の空間光変調器を用いても良く、例えば、半導体基板の上に敷き詰められた微小面積のミラーの傾きを映像データに基いて制御することによって映像を投写するDMD(Digital Micro Mirror Device :登録商標)を用いても良い。
実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る操作パネルの構成を示す図である。 実施の形態1に係る補正量読み出し動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る使用場所の選択表示を示す図である。 実施の形態1に係る補正量記憶動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る補正量記憶動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る使用場所の選択表示を示す図である。
符号の説明
1 プロジェクタ、11 光源、12R 液晶ライトバルブ、12G 液晶ライトバルブ、12B 液晶ライトバルブ、13 投写光学系、14 液晶ライトバルブ駆動部、20 制御部、21 演算部、31 映像入力部、32 映像信号処理部、33 フレームメモリ、41 フォーカス制御部、42 ズーム制御部、43 操作信号処理部、44 操作パネル、45 記憶部、320 OSD処理部、321 台形歪補正部、441 電源キー、442 台形補正キー、443 フォーカスキー、444 ズームキー、445 メニューキー、446 選択キー、447 補正記憶キー、SC スクリーン、PC 映像供給装置、RC リモコン。

Claims (7)

  1. 少なくとも操作信号に応じた補正量の情報が供給され、当該補正量の情報に基いて入力映像信号を補正して投写映像用の映像信号を生成する映像信号処理部と、
    記憶部と、
    第1の操作信号が入力したとき、その時の前記補正量の情報を前記記憶部に記憶させ、
    第2の操作信号の入力に基いて、前記記憶部に記憶された前記補正量の情報を、前記操作信号に応じた補正量の情報に代えて、前記映像信号入力部に供給する制御部と
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記記憶部は、使用場所に対する前記補正量の情報が複数組み記憶されることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記使用場所に応じた情報を表示する表示手段を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の操作信号の入力に基いて、使用場所を選択させるための情報を前記表示手段に表示させ、使用場所選択操作の操作信号が入力したとき、前記記憶部に記憶された当該使用場所に対する前記補正量の情報を、前記操作信号に応じた補正量の情報に代えて、前記映像信号処理部に供給することを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ。
  4. 前記制御部は、
    前記第1の操作信号が入力したとき、その時の前記操作信号に応じた補正量の情報を、選択された前記使用場所に対応する前記補正量の情報として前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ。
  5. キー操作に応じた操作信号を前記制御部に入力する操作信号処理部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の操作信号を、前記操作信号処理部から入力された補正量記憶操作又は電源オフ操作の操作信号とすることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のプロジェクタ。
  6. キー操作に応じた操作信号を前記制御部に入力する操作信号処理部を備え、
    前記制御部は、
    前記第2の操作信号を、前記操作信号処理部から入力された補正量読み出し操作の操作信号とすることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のプロジェクタ。
  7. 前記制御部は、台形歪補正量、ズーム量、フォーカス量、色の濃さ、色合い、輝度、シャープネス、コントラスト、カラーモード、のうち少なくとも1以上の補正量を前記補正量の情報として前記記憶部に記憶させ又は前記映像信号処理部に供給することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のプロジェクタ。
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