JP5556150B2 - プロジェクター及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクター及びその制御方法に関する。
近年、ホワイトボードを投写用のスクリーンとして使用し、ホワイトボード上に投写画像をプロジェクターによって投写しながら、プレゼンテーションを行なう形態が知られている。このようなプロジェクターの使用形態では、マーカーによってホワイトボード上へコメントやアンダーラインを直接記載できるようにしたり、途中で、例えば議論を整理するためにホワイトボードに表を作ったりすることができる。
特許文献1には、装置内蔵又は着脱自在なメモリーに、複数の罫線により構成されるテンプレート画像を記憶させておき、使用時には、所定の操作に応じて記憶してあるテンプレート画像をスクリーンに投影させる投影装置が開示されている。特許文献1の投影装置によれば、複数の罫線により構成されるテンプレート画像をスクリーンに投影させることができるので、ユーザーがマーカーでスクリーン上に表を直接記載する必要がなく、作業性を向上させることができる。
特開2004−198858号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクターの場合、罫線によるテンプレート画像は、通常投写領域全体に投写される。このため、ホワイトボードのほぼ全面にテンプレート画面が拡大されて投写されるので、テンプレート画像を投写している間は、ホワイトボードにメモや議事録等の書込みを行なうことができない。すなわち、投写領域に占めるテンプレート画像の割合をユーザーが自由に設定することができなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、投写領域に占めるテンプレート画像の割合をユーザーが自由に設定することができるプロジェクター及びプロジェクターの制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、光源から射出された光を、映像信号に応じて変調して光学像を形成する画像形成部と、前記光学像を拡大して投写する投写部と、を備えたプロジェクターにおいて、前記光学像を形成する画像形成領域のうち、テンプレート画像が描画される描画領域を設定する描画領域設定部と、前記描画領域に描画される前記テンプレート画像を生成するテンプレート画像生成部と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、テンプレート画像が描画される描画領域を設定することができるので、描画領域以外の他の領域には、テンプレート画像は描画されない。つまり、テンプレート画像は投写面の一部に投写されるだけなので、罫線や方眼などのテンプレート画像を投写している間であっても、その他の部分において他の書込みや他の利用が可能となる。
また、本発明のプロジェクターは、前記投写部によって投写された投写画像を撮像する撮像部を更に有し、前記描画領域設定部は、前記撮像部によって撮像された撮像画像に含まれる描画領域指定情報に基づいて前記描画領域を設定することが好ましい。
上記構成によれば、例えばユーザーがマーカーなどで、投写画像上にテンプレート画像が投写される領域を指定するためのマークを印せば、プロジェクターは撮像画像に含まれるそのマークを描画領域指定情報として取得することができる。したがって、メニュー画面等に切り替えることなく、描画領域を指定することができる。
また、本発明のプロジェクターにおいて、前記描画領域設定部は、前記描画領域を指定する描画領域指定操作の入力に応じて、前記描画領域を設定することが好ましい。
上記構成によれば、例えば、ユーザーがメニュー画面等から描画領域を指定する操作を行うことで、プロジェクターは描画領域指定情報を取得することができる。このため、撮像部を備えていないプロジェクターにも適用することができる。
また、本発明のプロジェクターにおいて、前記描画領域設定部は、前記描画領域の形状を指定する形状指定情報の入力に応じて、前記描画領域の形状を設定することが好ましい。
上記構成によれば、描画領域の形状を設定することができるので、投写面を更に有効活用することができる。
また、本発明のプロジェクターにおいて、前記テンプレート画像生成部は、前記描画領域の大きさに応じたテンプレート画像を生成することが好ましい。
上記構成によれば、指定した描画領域の大きさに応じたテンプレート画像を描画するので、例えば、罫線や方眼が描画される描画領域が画像形成領域に対して小さすぎたり、大きすぎたりすることを防止し、バランスの良いテンプレート画像を投写することができる。
また、本発明のプロジェクターにおいて、前記テンプレート画像生成部は、前記テンプレート画像の種類を指定する種類指定情報の入力に応じて、前記テンプレート画像を生成することが好ましい。
上記構成によれば、テンプレート画像の種類を指定することができるので、ユーザーの用途に応じたテンプレート画像へ適宜変更することもでき、効果的なプレゼンテーションを行なうことが可能となる。
また、上記課題を解決することのできる本発明は、光源から射出された光を、映像信号に応じて変調して光学像を形成する画像形成部と、前記光学像を拡大して投写する投写部と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、前記光学像を形成する画像形成領域のうち、テンプレート画像が描画される描画領域を設定するステップと、前記描画領域に描画される前記テンプレート画像を生成するステップと、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、テンプレート画像が描画される描画領域を設定することができるので、描画領域以外の他の領域には、テンプレート画像は描画されない。したがって、一部分に罫線や方眼などのテンプレート画像を投写している間であっても、その他の部分において他の書込みや他の利用が可能となる。
本実施形態のプロジェクターの外観斜視図である。 本実施形態のプロジェクターの内部構成を示すブロック図である。 実施例1の描画領域を設定する処理を説明するためのフローチャートである。 本実施形態のプロジェクターが備える撮像部によって撮像された撮像データの一例を示した図である。 描画領域にテンプレート画像が描画された画像データの一例を示した図である。 撮像部によって撮像された撮像データの他の例を示した図である。 描画領域にテンプレート画像が描画された画像データの他の例を示した図である。 撮像部によって撮像された撮像データの他の例を示した図である。 描画領域にテンプレート画像が描画された画像データの他の例を示した図である。 実施例2の描画領域を設定する処理を説明するためのフローチャートである。 ホワイトボードに投写される描画モード設定メニューの一例を示した図である。
以下、本発明に係るプロジェクター及びその制御方法の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、筐体3に覆われたプロジェクター1は、前面2に投写レンズ5が装備され、前面2寄りの上面6には、プロジェクター1の動作状態を示す状態インジケーター8が装備されている。また、筐体3の上面6と対向する下面7の前面側には、後述のリモートコントローラーRC(以下、「リモコンRC」という。)の出力信号を受信する受信部9が設けられている。
<プロジェクターの内部構成について>
次に、本実施形態のプロジェクターの内部構成について図2を参照して説明する。
図2に示すように、プロジェクター1は、光源であるランプ11と、光変調手段である液晶ライトバルブ12R,12G,12B(以下、「液晶ライトバルブ12R,G,B」という。)と、投写光学系13と、液晶ライトバルブ駆動部14と、制御部20と、映像音声処理部32と、フレームメモリー33と、映像処理部34と、音声処理部35と、スピーカー36と、OSD(On Screen Display)処理部38と、ランプ駆動部40と、操作信号処理部43と、操作パネル44と、撮像部45と、入力端子61と、撮像画像記憶部62と、描画領域設定部63と、テンプレート画像生成部64と、を備えている。
投写光学系13(投写部)は投写レンズ5を有している。プロジェクター1は、入力端子61から供給される映像信号に応じた光学像を投写し、投写レンズ5を介して、スクリーン、白壁又はホワイトボード等の被投写体(以下、本実施形態では「ホワイトボードWB」という。)に拡大して投写する。
なお、本実施形態のランプ11には、例えば放電式ランプが用いられるが、本発明はこれに限らず、LED光源やレーザー光源など任意の光源を用いても良い。
制御部20は、映像信号処理部32、OSD処理部38、ランプ駆動部40、操作信号処理部43、撮像部45、描画領域設定部63及びテンプレート画像生成部64と接続されている。この制御部20は、マイクロプロセッサと、書き換え可能な不揮発性の記憶部と、マイクロプロセッサが直接アクセスすることができる主記憶部と、を備えている。不揮発性の記憶部には、プロジェクター1の各種動作を制御するための制御プログラム、描画領域を設定するための描画モード設定メニュー映像、台形歪補正量の表示などのOSD映像を生成するためのOSD情報を記憶するとともに、プロジェクター1の各種設定値等が記憶されている。
マイクロプロセッサは、不揮発性の記憶部に記憶された制御プログラム等を実行して、プロジェクター1の動作を統括制御し、制御部20に接続された各部から入力される各種データを演算するとともに、演算結果を各部に出力する。
映像音声処理部32は、入力端子61から受信した映像信号をデコードして圧縮符号化前の映像データに変換し、これらをたとえばRGB信号に変換して順次映像処理部34に出力する。また、音声入力端子から入力される音声信号についても同様にデコードを行い、D/A変換により音声データに変換し、順次音声処理部35に出力する。映像音声処理部32にはフレームメモリー33が接続されており、映像データを1フレーム毎にフレームメモリー33に記憶させるとともに、フレームメモリー33に記憶された映像データを読み出す。
映像処理部34は、映像音声処理部32より受信したRGB信号に対してγ補正処理、台形補正処理、解像度変換処理などを行い、液晶ライトバルブ駆動部14に出力する。
液晶ライトバルブ駆動部14は、入力されたRGB信号に応じて、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動する。各液晶ライトバルブ12R,G,B(画像形成部)は、マトリクス状の複数の画素を備えている。液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、ランプ11から射出され、色光分離光学系によって各色光に分離された、R(赤)、G(緑),B(青)の各色光を対応する液晶ライトバルブ12R,G,Bによって変調して光学像を射出する。液晶ライトバルブ12R,G,Bから射出される光学像は、クロスダイクロイックプリズムなどの合成光学系により合成され、投写光学系13の投写レンズ5によってホワイトボードWB上に拡大投写される。また、投写光学系13には、投写光の焦点を変更可能なフォーカス機構と、投写光の拡大率を変更可能なズーム機構とが備えられている。
音声処理部35は、映像音声処理部32より受信した音声データをスピーカー36に出力する。なお、音声処理部35は、音量増幅部を有しており、音量の増幅を行ってスピーカー36に出力する。これにより、スピーカー36は、増幅されて入力するアナログ音声信号を出力する。
OSD処理部38は、メニュー映像や映像入力端子を検出する際の映像等のOSD情報を制御部20から受信して、OSD映像を生成する。また、生成したOSD映像と映像処理部34から受信した映像データを合成し、液晶ライトバルブ駆動部14へ送信する。
ランプ駆動部40は、制御部20からの指示に従って、ランプ11を点灯又は消灯させる点灯手段であり、例えばランプ11が高圧放電灯の場合には、始動電圧を印加する点灯回路や、適正なランプ電流を供給する安定器などにより構成される。
操作信号処理部43は、操作パネル44又はリモコンRCから入力された操作信号を受信し、これを制御部20に出力する。
撮像部45は、プロジェクター1の投写光学系13から射出された映像光が投写された投写面、ここではホワイトボードWBを撮像するものであり、CCD(Charge Coupled Device)センサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等の撮像素子を備えている。撮像部45は、制御部20の指示に基づいて、ホワイトボードWBの少なくとも投写画像を含む範囲を撮像する。撮像された撮像データ(撮像画像)は、撮像画像記憶部62に記憶される。
描画領域設定部63は、制御部20からの指示に応じて、各液晶ライトバルブ12R,G,Bの各画素によって構成される画像形成領域のうち、テンプレート画像が描画される描画領域を設定する。なお、描画領域設定部63は、撮像部45によって撮像された撮像データに含まれる描画領域指定情報に基づいて描画領域を設定する。また、描画領域を指定する描画領域指定操作の入力に応じて、描画領域を設定することもできる。さらに、描画領域設定部63は、描画領域の形状を指定する形状指定情報の入力に応じて、描画領域の形状を設定する。
テンプレート画像生成部64は、テンプレート画像を生成する。生成したテンプレート画像を含む画像データをRGB信号に変換して映像処理部34に出力する。本実施形態においてテンプレート画像は、例えば罫線や方眼のような定型的な画像である。このようにプロジェクター1にテンプレート画像生成部64を備えることによって、パソコン等に接続することなくプロジェクター1単体で罫線や方眼を投写することができる。
また、テンプレート画像生成部64は、描画領域設定部63によって設定された描画領域の大きさに応じたテンプレート画像を生成する。例えば、画像形成領域に対する描画領域の割合に応じて罫線の幅や本数を変更したり、方眼の眼の大きさを変更することができる。さらに、テンプレート画像生成部64は、テンプレート画像の種類を指定する種類指定情報の入力に応じて、テンプレート画像を生成する。種類指定情報としては、罫線の線の種類や太さ、テンプレート画像の色などの情報がある。
<描画領域を設定する処理について>
(実施例1)
次に、本実施形態のプロジェクターが実行する描画領域を設定する処理について説明する。実施例1として、ユーザーが描画領域設定情報として、ホワイトボードWBにマーカー等で印した領域指定マークに基づいて描画領域を設定する処理について図3〜図5を参照して説明する。
まずユーザーは、会議などの議事録をホワイトボードWB上の一部分に記載するにあたって、文字を記載する際の目安となる罫線を投写させたいと考え、ホワイトボードWBの所望の位置にマーカーで印を付ける。例えば、矩形の領域を指定したい場合は、4点の印「+」を付ける。次に、罫線を投写させるための描画モードを実行するため、リモコンRCや操作パネル44の操作ボタンを使って描画モードの実行開始を指示する。
制御部20は、操作信号処理部43から操作信号を受けると、描画モードを開始し(ステップS11:Yes)、撮像部45に対してホワイトボードWBを撮像するよう指示する。撮像部45は、制御部20からの指示にしたがってホワイトボードWBを撮像し(ステップS13)、撮像データを取得する。図4は撮像データの一例を示している。図4に示すように、撮像データ70Aにはユーザーが印した4つのマーク71,72,73,74が含まれている。
次に、描画領域設定部63は、制御部20からの指示に応じて撮像画像記憶部62に記憶された撮像データ70Aを、液晶ライトバルブ12R,G,Bに描画することが可能な画素数に応じた大きさのデータに変換し、4点のマーク71,72,73,74の座標を取得する。
描画領域設定部63は、マーク71,72,73,74の座標が取得できた場合は、描画領域が指定されていると判定し(ステップS15:Yes)、この4点を結んだ領域を描画領域75Aとして設定する(ステップS19)。描画領域75Aが設定されると、制御部20はテンプレート画像生成部64に対して、描画領域75Aに描画するテンプレート画像を生成するよう指示する。テンプレート画像生成部65は、制御部20からの指示に応じて、図5に示すように描画領域75Aにテンプレート画像77Aが描画された画像データ80Aを生成し、RGB信号に変換して映像処理部34に出力する。
映像処理部34は、テンプレート画像生成部64から受信した画像データ80のRGB信号に対してγ補正処理、台形補正処理、解像度変換処理などを行い、液晶ライトバルブ駆動部14に出力する。液晶ライトバルブ駆動部14は、入力されたRGB信号に応じて、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域に画像を描画させて光学像を形成し、投写光学系13によって光学像が投写される。つまり、液晶ライトバルブ駆動部14が、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域のうち、描画領域75Aに対応する画素にテンプレート画像75Aを描画することによって、ホワイトボードWBの一部に罫線が投写される(ステップS19)。
一方、ステップS15において、描画領域設定部63が、4点のマーク71,72,73,74の座標が取得できず、描画領域が指定されていないと判定した場合は(ステップS15:No)、制御部20はテンプレート画像生成部64に対して、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域全体に描画するテンプレート画像を生成するよう指示する。つまり、テンプレート画像生成部64は、制御部20からの指示に応じて、画像形成領域全体に描画するテンプレート画像を生成し、RGB信号に変換して映像処理部34に出力する。
映像処理部34は、テンプレート画像生成部64から受信したテンプレート画像のRGB信号に対してγ補正処理、台形補正処理、解像度変換処理などを行い、液晶ライトバルブ駆動部14に出力する。液晶ライトバルブ駆動部14は、入力されたRGB信号に応じて、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域に対応する画素にテンプレート画像を描画することによって、ホワイトボードWBのほぼ全面に罫線が投写される(ステップS21)。
なお、上記実施例では、描画領域を4点で指定したが、矩形の対角線を構成する2点のみを指定してもよい。また、描画領域は矩形に限らず、図6に示した撮像データ70Bのように、画像形成領域を2分割する線78によって指定してもよい。2分割した場合は、図7に示すように画像データ80Bの何れかの領域が描画領域75Bとして設定され、描画領域75Bに罫線のテンプレート画像77Bが描画される。
また、図8に示す撮像データ70Cのように、画像形成領域を楕円79によって指定してもよい。楕円79で指定した場合は、図9に示すように画像データ80Cの楕円内部が描画領域75Cとして設定され、描画領域75Cに罫線のテンプレート画像77Cが描画される。
(実施例2)
次に、実施例2について図10及び図11を参照して説明する。実施例2では、設定メニューから描画領域を指定する処理について説明する。
ユーザーは、会議などの議事録をホワイトボードWB上の一部分に記載するにあたって、文字を記載する際の目安となる罫線を投写させるため、リモコンRCや操作パネル44の操作ボタンを使って描画モードの実行を指示する。制御部20は、操作信号処理部43から操作信号を受けると描画モードを開始し(ステップS31:Yes)、OSD処理部38に対して描画モード設定メニューに関するOSD映像を生成するよう指示する。
投写光学系13は、OSD映像の映像光を投写すると、ホワイトボードWBには、図11に示す描画モード設定メニュー90が投写される(ステップS33)。ユーザーは、描画モード設定メニュー90に表示された各設定項目について操作パネル44やリモコンRCの選択ボタン等で設定値を選択する。ここでは、描画領域の形状、テンプレート画像の種類や線種が設定可能である。例えば、ユーザーは、描画領域の形状を「矩形」、テンプレート画像の種類を「罫線」、線種を「実線」として設定し、最後に決定ボタン91を選択する(ステップS35)。
制御部20は、決定ボタン91の操作信号を操作信号処理部43から受信すると、OSD処理部38に描画領域の指定操作の入力を受け付ける映像を生成し、投写させる。例えば、カーソル「+」を表示して「始点を指定してください」と操作案内文を表示したり、決定ボタンで始点を指定した後に、「終点を指定してください」と操作案内文を表示する。矩形の場合は、始点と終点を決定することで始点と終点で対角線を構成する矩形の描画領域を指定することができる。また、楕円の場合は、始点と終点を決定することで、2つの焦点を有する楕円の描画領域を指定することができる。
制御部20は、上述したような描画領域の指定操作の入力を検出すると(ステップS37:Yes)、描画領域設定部63は、指定操作によって指定された領域を描画領域として設定する(ステップS39)。描画領域が設定されると、制御部20はテンプレート画像生成部64に対して、描画領域に描画するテンプレート画像を生成するよう指示する。テンプレート画像生成部65は、制御部20からの指示に応じて、描画領域にテンプレート画像を含む画像データを生成し、RGB信号に変換して映像処理部34に出力する。
映像処理部34は、テンプレート画像生成部64から受信した画像データのRGB信号に対してγ補正処理、台形補正処理、解像度変換処理などを行い、液晶ライトバルブ駆動部14に出力する。液晶ライトバルブ駆動部14は、入力されたRGB信号に応じて、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域によって光学像が形成され、投写光学系13によって投写される。つまり、液晶ライトバルブ駆動部14が、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域のうち、描画領域に対応する画素にテンプレート画像を描画することによって、ホワイトボードWBの一部に罫線が投写される(ステップS41)。
一方、ステップS37において、制御部20は、描画領域の指定操作の入力を検出できなかった場合は(ステップS37:No)、テンプレート画像生成部64に対して、ステップS35において入力された設定値に基づいて、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域全体に描画するテンプレート画像を生成するよう指示する。テンプレート画像生成部65は、制御部20からの指示に応じて、画像形成領域全体に描画するテンプレート画像を生成し、RGB信号に変換して映像処理部34に出力する。
映像処理部34は、テンプレート画像生成部64から受信したテンプレート画像のRGB信号に対してγ補正処理、台形補正処理、解像度変換処理などを行い、液晶ライトバルブ駆動部14に出力する。液晶ライトバルブ駆動部14は、入力されたRGB信号に応じて、液晶ライトバルブ12R,G,Bの画像形成領域に対応する画素にテンプレート画像を描画することによって、ホワイトボードWBのほぼ全面に実線の罫線が投写される(ステップS43)。
なお、上述した実施例1及び実施例2によって設定された描画領域の座標や設定情報は、制御部20が備える、書き換え可能な不揮発性の記憶部に記憶してもよい。不揮発性の記憶部に記憶しておくことによって、電源OFF後においても設定値を読み出して、同じ位置に同じテンプレート画像を表示することができる。
このように、本実施形態のプロジェクターによれば、テンプレート画像77Aが描画される描画領域75Aを設定することができるので、描画領域以外の他の領域には、テンプレート画像77Aは描画されない。つまり、テンプレート画像77AはホワイトボードWBの一部に投写されるだけなので、罫線や方眼などのテンプレート画像を投写している間であっても、その他の部分において他の書込みや他の利用が可能となる。
なお、上記実施形態では、光源からの光を光変調部である液晶ライトバルブ12R,G,Bによって変調し投写する液晶ライトバルブ方式のプロジェクターを例示したが、本発明はその他の方式を採用するプロジェクターにも適用することもできる。具体的には、DMD(Digital Micro mirror Device)を用いた投写方式、所謂、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式である。すなわち、DLP方式は白色に光るランプの光をレンズで集光してDMDに当て、DMDの個々のミラーがオン状態に傾いているときの光を他のレンズで拡大し、スクリーンに投影する方式であり、本発明はこのような方式のプロジェクターにも適用することができる。
1:プロジェクター、11:ランプ、12R,G,B:液晶ライトバルブ、13:投写光学系、14:液晶ライトバルブ駆動部、20:制御部、32:映像音声処理部、33:フレームメモリー、34:映像処理部、40:ランプ駆動部、43:操作信号処理部、44:操作パネル、61:入力端子、62:撮像画像記憶部、63:描画領域設定部、RC:リモコン、SC:スクリーン。

Claims (7)

  1. 光源から射出された光を、映像信号に応じて変調して光学像を形成する画像形成部と、前記光学像を拡大して投射面に投写する投写部と、を備えたプロジェクターにおいて、
    前記光学像を形成する画像形成領域のうち、テンプレート画像が描画される描画領域を設定する描画領域設定部と、
    前記描画領域に描画される前記テンプレート画像を生成するテンプレート画像生成部と、
    前記投写部によって前記投射面に投写された投写画像を撮像する撮像部と、
    前記テンプレート画像を投写させるための描画モードの実行開始の指示入力を受けて、前記描画モードを開始する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記描画モードの開始に応じて、前記撮像部を制御して前記投射面を撮像し、撮像された撮像画像に前記描画領域の指定情報が含まれる場合、前記描画領域設定部を制御して、前記指定情報に基づいて前記描画領域を設定させ、前記投写部を制御して、設定された前記描画領域に前記テンプレート画像を投写させることを特徴とするプロジェクター。
  2. 光源から射出された光を、映像信号に応じて変調して光学像を形成する画像形成部と、前記光学像を拡大して投射面に投写する投写部と、を備えたプロジェクターにおいて、
    前記光学像を形成する画像形成領域のうち、テンプレート画像が描画される描画領域を設定する描画領域設定部と、
    前記描画領域に描画される前記テンプレート画像を生成するテンプレート画像生成部と、
    前記テンプレート画像を投写させるための描画モードの実行開始の指示入力を受けて、前記描画モードを開始する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記描画モードの開始に応じて、前記テンプレート画像が描画される描画領域の指定操作を受け付ける映像を生成し、前記投写部を制御して前記映像を投射面に投写させ、前記描画領域を指定する操作の入力情報を検出した場合、前記描画領域設定部を制御して、前記入力情報に基づいて前記描画領域を設定させ、前記投写部を制御して、設定された前記描画領域に前記テンプレート画像を投写させることを特徴とするプロジェクター。
  3. 前記描画領域設定部は、前記描画領域の形状を指定する形状指定情報の入力に応じて、前記描画領域の形状を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクター。
  4. 前記テンプレート画像生成部は、前記描画領域の大きさに応じたテンプレート画像を生成することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプロジェクター。
  5. 前記テンプレート画像生成部は、前記テンプレート画像の種類を指定する種類指定情報の入力に応じて、前記テンプレート画像を生成することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のプロジェクター。
  6. 光源から射出された光を、映像信号に応じて変調して光学像を形成する画像形成部と、前記光学像を拡大して投射面に投写する投写部と、前記投写部によって投写された投写画像を撮像する撮像部と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、
    ンプレート画像を投写させるための描画モードの実行開始の指示入力を受けて、前記描画モードを開始するステップと、
    前記描画モードの開始に応じて、前記投射面を撮像するステップと、
    撮像された撮像画像に前記テンプレート画像が描画される描画領域の指定情報が含まれる場合、前記指定情報に基づいて前記描画領域を設定するステップと、
    前記描画領域に描画される前記テンプレート画像を生成するステップと、
    設定された前記描画領域に前記テンプレート画像を投写するステップと、
    を有することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  7. 光源から射出された光を、映像信号に応じて変調して光学像を形成する画像形成部と、前記光学像を拡大して投射面に投写する投写部と、を備えたプロジェクターの制御方法であって、
    ンプレート画像を投写させるための描画モードの実行開始の指示入力を受けて、前記描画モードを開始するステップと、
    前記描画モードの開始に応じて、前記テンプレート画像が描画される描画領域の指定操作を受け付ける映像を生成し、前記映像を前記投射面に投写するステップと、
    前記描画領域を指定する操作の入力情報を検出した場合、前記入力情報に基づいて前記描画領域を設定するステップと、
    前記描画領域に描画される前記テンプレート画像を生成するステップと、
    設定された前記描画領域に前記テンプレート画像を投写するステップと、
    を有することを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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